就活のはじめかたをご紹介!具体的な選考の流れと対策方法を解説

このページのまとめ

  • 就活のはじめかたの基本は、スケジュールを把握して予定を組むこと
  • 具体的な就活のはじめかたは、自己分析→企業研究→選考対策という流れが一般的
  • 就活イベントに参加することで、効率良く情報を得ることが可能
  • 就活のはじめかたが分からない場合は第三者にアドバイスをもらう

「就活の始め方が分からない…」という方は多いでしょう。就活に関する悩みは尽きないもの。何から始めたら良いか分からず、行動を起こせないケースもあるでしょう。このコラムでは、就活の始め方についてまとめました。具体的な選考の流れや、自己分析や企業研究などの始め方についても紹介しています。就職活動に失敗しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

 

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就活スケジュールを把握しよう

就活を始めるうえで大切なのは、全体の流れを把握することです。在学中に就職活動をスタートしなければいけませんが、学生の本業は学業。勉強に支障をきたさないように、まずは就活のスケジュールを立てましょう。
経団連では採用スケジュールの目安を長年にわたって設定していましたが、2021年度よりいわゆる「就活ルール」は廃止されます。廃止により企業ごとに就活スケジュールが異なる可能性は高まりますが、これまでのスケジュールを参考に、就活の予定を立ててみましょう。

これまでの一般的な新卒採用スケジュール

・大学3年生3月頃~:エントリー開始、説明会、セミナー、ES提出
・大学4年生6月頃~:選考スタート(面接、グループディスカッションなど)
・大学4年生10月頃:内定式

出遅れないようにスケジュールをしっかりと把握しておきましょう。

ベンチャー企業・外資系企業は開始が早い場合もある

ベンチャー企業・外資系企業では、早くから選考を開始するケースも。しかし、大まかな流れは一般的な新卒採用スケジュールと変わりません。ベンチャー企業・外資系企業への就職を考えている場合は、スケジュールを個別で確認しておきましょう。

ベンチャー企業の新卒採用スケジュール

大まかな流れは一般的な新卒採用とあまり変わりありませんが、一般企業より開始が早く、大学3年の夏頃からスタートするのが特徴です。また、ベンチャー企業は、インターンシップを通して採用する形が多く、学歴よりもスキルや実力を重視する傾向があります。インターンシップへは、大学1~2年の頃から参加すると良いでしょう。

外資系企業の新卒採用スケジュール

外資系企業も大学3年の夏頃から選考をスタートしますが、採用活動は短期間で終わるのが特徴。外資系企業への就職を目指す場合には、早急に行動を起こす必要があります。採用情報の公開も早いので、企業のWebサイトや、外資系企業に特化した就活サイトなどを随時チェックしましょう。いつでも面接を受けられるように、自己分析・企業研究も早めに開始してください。

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具体的な就活のはじめかた

基本的に就活は、自己分析→企業研究→選考対策といった流れで行われます。就活はやることが多く、大変ではありますが、どの項目も重要です。それぞれの始め方について知り、就活を始めましょう。

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自己分析の3つの方法

この項目では、自己分析をしたことがない方に向けて、その方法を解説します。自己分析を行うことで、自分の長所・短所が分かります。長所・短所を知ることで、自分の強みを洗い出せるので、有利に就活を進められるでしょう。
 

1.自分で分析を行う

まずは、過去の経験や取り組んできた物事を思い返してみましょう。そこから、自分の強みとなる要素を洗い出してみてください。過去の経験や興味を持っている物事などを書き出してみると良いでしょう。書き出す際には、エピソードや興味を持った理由も書いておくと、後に志望動機や自己PRを作成する際に役立ちます。

2.診断ツールを利用してみる

診断ツールを使用することによって、簡単に自己分析ができます。診断ツールはスマートフォンからも利用できるので、横になりながらリラックスした状態で行うことも可能。就職活動を始めたばかりの就活生にもおすすめの方法です。

3.第三者に見てもらう

第三者に見てもらうことで、客観的に見た自分の姿が分かります。あなたのことをよく知る家族や友人などに自己分析した際の結果を見せてみてください。自分自身では気付かなかった長所・短所を指摘してもらえることもあるでしょう。

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企業研究の3つのはじめかた

この項目では、企業研究の始め方についてご紹介。企業への理解を深めるためにも、企業研究は欠かせない項目となります。下記の方法を試し、効果的に企業研究を行ないましょう。

1.人の話を聞く

自分の志望する業界や企業に勤めている人、内定者の話を聞くことで、企業のことがよく分かります。その際に「何故その企業を選んだのか」について質問してみてください。企業を選んだ理由について聞くことで、志望動機を考えるときの参考となります。

2.企業のWebサイトを確認する

企業のWebサイトを確認することで、経営理念や事業内容が分かります。自分の志望する企業に対する理解を深めることは、就活を有利に進めることになります。選考の最終面接では、逆質問の場が設けられていることも多いでしょう。その際に、企業のWebサイトを見たら分かる内容の質問をしてしまうと、評価が下がってしまう可能性もあるので注意してください。

3.インターンシップに参加してみる

長期インターンシップに参加することにより、企業との相性が分かり、早期にミスマッチを防げるメリットがあります。また、長期インターンシップで成果を出せれば、面接での話せるエピソードにもなるでしょう。時間に余裕のある就活生には適した方法であるといえます。

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選考に向けた4つの対策

この項目では、選考対策について紹介します。

1.就活サイト

就活サイトには、大手企業だけではなくベンチャー企業も掲載されているので、幅広い業界の情報を探せます。より多くの情報を得るために、複数の就活サイトに登録しておくと良いでしょう。

2.エントリーシート・履歴書

エントリーシートや履歴書は、伝えたいことがしっかり伝わるか、読み手を意識した内容になっているかを第三者に見てもらいましょう。自分では、分かりやすく書けたと思っていても、第三者が読んだ際に意味が伝わらない場合もあります。企業へ提出する前に、先輩や就職課などの社会人に見てもらってください。

3.Webテスト

Webテストは8割の正答率を必要とする企業もあるので、就活の序盤で対策を始めましょう。就活生が受けるWebテストは、SPI、玉手箱、GAB、CAB、TG-WEB、テストセンターの6種類で、中でも頻出なのはSPIと玉手箱の2つです。Webテストの難易度は、どれも高校受験と同じくらいなので、参考書を用いて、何度か練習してみましょう。

4.面接

面接という緊張感のある場に慣れることが大事です。面接向けのガイダンスや模擬面接を行っているケースもあるので、そのような機会を活用し、練習するのも良いでしょう。回数をこなすことで、緊張がほぐれ、自分の言葉を伝えやすくなります。

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就活に必要なものを確認しよう

この項目では、就活に必要な服装や持ち物をご紹介します。種類が多いので、就活を始めてから慌てて準備するのではなく、余裕を持って早めに揃えておきましょう。

服装の場合

就活の服装で必要なものを以下にまとめました。

リクルートスーツ

色は濃紺または黒にし、無地のものを用意しましょう。

バッグ

A4サイズの書類が入り、床に置いたときに倒れない自立型のものを選びましょう。

革靴・パンプス

男性は、黒色でつま先が尖っていない、紐で結べる革靴が適しています。
女性は、ヒールが高すぎず、つま先が尖っていない革製のパンプスにしましょう。

白いワイシャツ

ワイシャツは汚れやすいため、3着ほど用意しておくと良いでしょう。

持ち物の場合

就活に必要な持ち物を以下にまとめました。

スケジュール帳

予定を書き込める欄が広く取られているものを選びましょう。

筆記用具

 「黒色のボールペン」「シャープペンシルまたは鉛筆」「消しゴム」「メモ帳」を用意しましょう。

証明写真のプリントまたはデータ

写真専門店で撮影してもらうのがおすすめです。証明写真をデータでくれる写真専門店もあります。

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就活を有利に進める4つの方法

この項目では、就活を有利に進めるための方法を紹介します。

1.就活エージェントを活用する

就活エージェントは、就活生の相談に乗ってくれたり、アドバイスをくれたりと、さまざまな面で就活生をサポートします。「自己分析の仕方が分からない」「自分に合っている企業が分からない」といった悩みを抱えている方にもおすすめです。就活エージェントは無料で利用できるケースが多いので、就活で悩むことがあれば、活用してみましょう。

2.就活イベントに参加する

就活イベントに参加することによって、就活の情報を効率良く得られるでしょう。合同説明会や就活対策セミナー、OB訪問など、さまざまなイベントがあります。参加することによって有益な情報を得られて、選考に有利に働く可能性もあるでしょう。

3.スカウトサービスを利用する

スカウトサービスを利用することで、多くの企業を知れて、早期内定を獲得できる可能性があります。「早く内定が欲しい」「効率的に就活を行いたい」と考えている方は、利用してみるのも良いでしょう。就活を始める際に登録しておくことをおすすめします。

4.就活やビジネスに関する本を読む

就活やビジネスに関する本を読むことは、選考対策として有効です。業界や企業を詳しく知れるので、志望動機や自己PRなどの場面で的確にアピールできるでしょう。また、面接で頻出の質問「最近読んだ本はなんですか?」の対策にもなります。

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