このページのまとめ
- 就活に対して「何もしたくない」と感じる学生は多い
- 就活を何もしたくないと思う理由は「内定が決まらない」「多忙な就活に疲れた」など
- やる気がでないことで選考対策が不十分になり、より就活がうまく進みにくくなる
- 就活で何もしたくないと感じたら、休息をとりキャリアビジョンを考え直すと良い
就活をしようと思うのに何もしたくない…そのような経験をしたことはありませんか?
就活にやる気が出ないのは、「内定が出ない」「就活の進め方が分からない」などが影響しています。自分に合った就活の仕方を理解することで、解決していけるでしょう。
このコラムでは、就活のモチベーションが下がる理由や対処方法をご紹介しています。
就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。
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「就活で何もしたくない」と感じる人もいる
前向きに就活を進めていたものの、「就活したくないな…」と感じる学生もいるようです。入念に準備していたはずでも、思うようにいかないこともあるでしょう。そのような状況では、「何もしたくない」と思うのはおかしなことではありません。
就活にやる気が出ないことに、「就職に向いていないのでは?」「だらしない性格なのでは?」と悩みがちになりますが、自身を責める必要はないでしょう。就活の方法は一人ひとり異なるもの。焦らずに、できることを考えていくことが重要です。
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やる気は就活にどう影響する?
やる気が出ないことで、就職活動がスムーズに進まないことがあります。たとえば、企業研究や自己分析を怠ることで、「気になる企業が見つからない」「どのような仕事が合うのか分からない」といった状況に陥るリスクも。また、面接や筆記試験の対策が不十分だと、どんなに企業にエントリーだけしても、選考を通過するのは難しくなるでしょう。
就活中は業界研究や応募書類の準備など取り組むことが多いですが、モチベーションがないと「気づいたら書類提出の締め切り日を過ぎてしまう」といった、スケジュール調整が上手くいかないケースも考えられます。
さらに、やる気が出ないことで準備不足になってしまい、志望動機や自己PRでアピールをしきません。その結果、企業に対して入社意欲を上手く伝えられず、評価されにくくなるでしょう。
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就活にやる気が出なくなる4つの原因
就活に対して意欲的になれないのは、「就活のやり方が分かっていない」「なりたい職業がない」などが関係していることも。前向きになるには、原因を知ることが大切です。下記で解説しているので、チェックしましょう。
1.就活の始め方が分からない
具体的に何から始めれば良いのか分からず、就活そのものがスタートできていないことも。就活に必要な準備や対策が分からないと、行動する前にやる気が失せてしまいがちです。実際に選考を受けるイメージも湧かず、意欲的に進められないでしょう。
2.やりたい仕事がない
なりたい職種や興味のある企業などがないと、就活に対するやる気が出ないもの。明確なビジョンがない状態で就活をしていても、魅力的な志望動機や自己PRは作れないでしょう。そのため、選考も思うように進まず、就活にネガティブな気持ちを持ってしまいます。
3.内定が出ない
就活を頑張っていても、不採用が続いたり、志望度の高い企業に落ちてしまったりすると、「何もやる気が起きない」と感じてしまうことも。また、内定を受けている人と比較してしまい、さらに落ち込んでしまうこともあるでしょう。
4.ハードな就活に疲れている
就活中は合同セミナーや会社説明会、面接など多忙になりがちです。そのなかで授業やサークル活動、アルバイトなどもあり、心身ともに疲弊してしまうでしょう。ストレスが溜まることで、就活を続ける意欲も低くなりがちです。
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何もしたくない場合の3つの対策法
就活にやる気が出ないまま時間を消費してしまうと、内定が遠ざかってしまいます。
以下にやる気が出ないときの対処法についてをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.自己分析で適性を見極める
内定がなかなかでないときは、応募先が自分に合っていないという場合も。自分のスキルがどのような分野で発揮できるかを見つめ直してみるのも一つの手です。
何をしたら良いか分からないときは、念入りに自己分析をしてみましょう。自分の強みや自分に足りないものが発見できる可能性もあります。
2.休息をとってリフレッシュする
就活に疲れている場合は、一度休んで息抜きすることも大切です。心身に負担がかかっている状況で無理をしても、思うようにはいかないもの。読書や映画鑑賞、友人とお喋りするなど、リラックスできる時間を過ごすとポジティブな気持ちになれるでしょう。
3.キャリアビジョンを見つめ直す
自分が将来どうなっていたいか、どのような仕事に就いていたいかを考え直しましょう。仕事に求めることや価値観を明確にしておくことで、就活の方向性が見えてくることも。業界や企業も選びやすくなり、就活をスムーズに進められる可能性もあります。
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就活で何もしたくないあなたにキャリアアドバイザーからのアドバイス
「就活何もしたくない…」とネガティブになっていても大丈夫。何事においてもモチベーションを高くキープするのは簡単なことではありません。焦らず下記の3つを試してみてください。
まずは周囲の人に相談をして言葉にしながら頭の整理をする
ひとくちに「就活のやる気が出ない」「もう就活したくない」といっても、その原因は人それぞれ。自分がなぜそう思うのか、周囲に相談しながら状況を整理して原因を突き止めましょう。
たとえば、「書類が通らないから嫌になってしまった」が原因なら、書類の書き方や応募企業の選び方を見直す必要があると考えられるはず。
自己分析を進めてどんな時にモチベーションがあがるかを理解する
次に、自己分析を改めて行って、自分がどんな時にモチベーションが高まるのかを把握しましょう。
自分の気持ちに対して理解を深めれば、「いまはモチベーションが低いとき」「これの結果が出れば気持ちが上がる」など予測ができるので過度な心配を防げます。
適度な休息を挟む
就活に対してモチベーションが高まらないときは、無理をして続けてもいい結果にはつながりません。適度に休息を挟み、好きなことをしてストレス発散するのがおすすめ。
就活のことを忘れて好きなことに没頭すれば、気持ちが切り替わって意欲的になれるでしょう。
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就職しなかった場合の4つの選択肢
「新卒での就活を続けたくない」と就職しなかった場合、「既卒として就活をする」「フリーターになる」などの選択肢があります。この項目で具体的な内容を説明しているので、参考にしてみてください。
1.非正規として働く
卒業後にアルバイトや派遣社員など、非正規として働く選択肢もあります。自身の働きぶりや能力によっては、勤務先の職場で正社員雇用される可能性があるでしょう。また、就労しながら別の企業の正社員を目指して就活を行うことも可能です。しかし、既卒になるため新卒よりも応募先が限られるでしょう。
2.就職浪人
就職しないまま大学を卒業し、既卒として就活をするものです。就活を経験している分、知識や情報などを持っていることで余裕を持って取り組める特徴があります。しかし、新卒枠にならないため、企業選びの幅が狭まるリスクもあるのが現状です。
3.就職留年
大学を卒業せずに留年し、次年度に新卒として就活をするものです。新卒としてエントリーできるため、行きたい企業が新卒採用を行っている場合は、メリットを感じる方法といえるでしょう。しかし、「学費が余計にかかる」「就職留年しても必ずしも志望企業へ入社できるとは限らない」といったマイナスポイントもあります。
4.留学や大学院へ進学
卒業後に海外留学や大学院・専門学校への進学といった道もあります。大学で身につけた知識をさらに伸ばしたい方にとっては、良い選択肢といえるでしょう。また、新たに得たものを次の就活で活かせる可能性も。しかし、「進学先によっては数年間の学費がかかる」「いざ就活しようとしても企業によっては新卒枠にならない」といったリスクがあります。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。