就職できる気がしないときの不安の解決策9選!悩む理由・共通する特徴も解説

このページのまとめ

  • 就職できる気がしない、と悩んだり焦ったりする就活生のほうが多い
  • 就職できる気がしないと感じた際は、現状を振り返って不安の原因を言語化させる
  • 入念な自己分析や企業・業界研究などをして行動量を増やせば、就活の不安は解決できる

就職できる気がしないときの不安の解決策9選!悩む理由・共通する特徴も解説のイメージ

「このままでは就職できる気がしない」「今の就活の進め方で本当によいのだろうか」などと悩む就活生も多いでしょう。「就職できる気がしない」という不安を解消するには、悩みのタネに向き合い、自己分析や企業研究といった適切な対策が欠かせません。

この記事では、就職できる気がしなくて不安な就活生に向けて、悩んでしまう理由や解決策などをまとめました。理想とする企業から内定を獲得したい人はぜひ参考にしてください。

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目 次

「就職できる気がしない」は新卒によくある悩み

初めて就職活動をする学生にとって、「就職できる気がしない」「このまま就活を続けて内定を獲得できるのだろうか」などと不安を抱くのは自然なことです。

新卒の就活は誰もが初めての経験であり、仕事に対する知識も少なくわからない部分も多いでしょう。就活が思うように進まず選考も突破できない状況が続くと、「就職できないのではないか」「自分には無理かもしれない」などと感じるかもしれません。

しかし、焦っても空回りするだけなので、まずは落ち着くように心がけてください。

1年を通して採用活動していたり、春・夏採用だけではなく、秋採用をメインにしたりする企業もあります。諦めなければ就職のチャンスは必ず来るので、目の前の出来事に真剣に取り組んでいきましょう。

ほとんどの学生は内定を獲得できている

内閣府が発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」によると、大学4年生の9割が、6月までに内々定を獲得しているようです。

内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(5p)」のイメージ

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(5p)

「就職できる気がしない」と考えてしまう気持ちも理解できますが、全員が同じような悩みを抱えながら努力していることを踏まえてコツコツと就活を続ければ、結果はついてくるでしょう。

なお、就職できる気がしなくて精神的に追い詰められた際は気分転換も大切です。就活での気持ちの切り替え方は「就活でくじけそうになったら?内定のために気持ちを切り替える4つの思考法」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

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就職できる気がしない方へのキャリアアドバイザーのアドバイス

大学選びや大学受験などは、入学したあとにどのようなことをするのか、同じ学生なので想像しやすかったかもしれません。

しかし、就職活動は、企業の就業経験がないにもかかわらずその企業で働きたいという気持ちをアピールしないといけないため、不安な気持ちになるのは当たり前といえます。

1人で進めるとより不安が増大してしまうため、友人と一緒に進めたり、就職エージェントなどの相談できるサービスを活用するのがおすすめです。

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新卒が「就職できる気がしない」と感じる5つの理由

ここでは、「就職できる気がしない」と考えてしまう理由を5つ紹介します。以下で紹介する理由をもとに、自分の悩みのタネを明らかにしていきましょう。

1.就活がわからず不安になっている

そもそも就職活動の進め方がわからなくて漠然とした不安を抱き、「就職できる気がしない」と悩んでしまう人が多いようです。

・周りの友人は選考がスムーズに進んでいる
・SNSで既に数社から内定を獲得した人がいるのを見かけた
・先輩の就活話を聞いて、同じ失敗をするかもしれないと不安になった

上記のように、就活に対して不安を抱く原因には、周りとの比較によるものが大きい傾向にあります。

自分にマッチする企業から内定を獲得することが一つのゴールですが、そもそも就職活動には正解がありません。正解がないからこそ周りと比較しても意味がなく、自分の理想とする未来に近づく就職先が見つかるまでは誰もが苦労するものです。

初めての経験に不安はつきもので、このままでよいか自信がなくなるかもしれませんが、深く考えすぎずに行動を続けるようにしましょう。

就活がわからないと悩んでいる人は、「就活がわからなくなってきたのはなぜ?対処法と大切にしたい考え方を解説」の記事で理由を紹介しているので、参考にしてみてください。

2.自己PRや志望動機が考えられていない

就活でのアピールに苦戦している就活生は、就職できる気がしないと感じやすくなります。企業にアピールできることがないと、書類選考や面接を突破できないと思い込んでしまうからです。

アピールポイントを見つけるためには、入念な自己分析が欠かせません。自分の強みや長所を発見し、魅力的な自己PRや志望動機を作成することが大切です。

自己分析の方法をおさらいしたい人は「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」を参考にしてください。

3.面接に苦手意識がある

面接を苦手に感じてしまい、就職が難しいと考えるケースもあります。苦手意識があると、面接対策も億劫に感じてしまい、準備ができないまま面接に臨んで落ちてしまう、という悪循環に陥ってしまうでしょう。

苦手意識をなくすためには、繰り返し面接練習を行うことが大切です。一人で練習するのが難しい場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用して模擬面接練習をしてもらうのがおすすめです。また、模擬面接を実施する就活セミナーもあるので、積極的に参加すると良いでしょう。

面接対策セミナーについては、「面接対策セミナーとは?学べる内容や申し込みできる場所を解説!」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

4.選考が突破できない

書類選考や面接で不採用が続くと、「就職できる気がしない」と落ち込んでしまうでしょう。選考に突破できないと、「努力してもどうせうまくいかない」「どうすればよいかわからない」などと悩んでしまいがちです。

選考が突破できないときは、選考の反省をして次に活かしましょう。できていなかった部分の練習や対策を行うことで、同じ失敗を防ぐことが大切です。

5.内定が獲得できない

内定が一つももらえない状況が続くと、就職できる気がしないと焦ったり不安に思ったりします。特に、周囲の人が内定を獲得している姿を見ると、現状に対して悲観的に考えてしまうでしょう。

また、就活の軸が定まっていないと、内定から遠ざかってしまう原因になりえます。就活の軸の
見つけ方については、「就活の軸は決まってる?作り方や面接での答え方を例文とともに紹介!」の記事を参考にしてみてください。

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就職できる気がしなくて悩む人にキャリアアドバイザーのアドバイス

大学選びや大学受験などは、入学したあとにどのようなことをするのか、同じ学生なので想像しやすかったかもしれません。

しかし、就職活動は、企業の就業経験がないにもかかわらず「その企業で働きたい」という気持ちをアピールしないといけないため、不安な気持ちになるのは当たり前といえます。

1人で進めると不安が増大してしまうため、信頼できる先輩や先生に相談したり、就活仲間と励まし合ったりすることもおすすめです。

また、大学のキャリアセンタースタッフや就活エージェントなど、就活のプロの力を積極的に借りるのも良いでしょう。就活の相談先については、「就活相談先のおすすめ15選!相手を見極めるポイントや注意点も解説」でも詳しく紹介しています。

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就職できる気がしないと感じがちな学生の8つの特徴

ここでは、就職がなかなか決まらない人に共通する特徴を8つ紹介します。就職活動が思うように進んでいない人は、以下で紹介している特徴に当てはまっていないか確認してみてください。

1.就活の準備ができていない

就職がなかなか決まらない人は、総じて就活の準備ができていない傾向にあります。内定獲得に向けた準備を進められているか、もう一度下記の項目を確認してみましょう。

・自己分析
・業界研究
・企業研究
・就活の軸探し
・ESや履歴書対策
・Web試験対策
・面接対策

就活を思い通り進めるには事前準備が鍵を握るので、不足している項目があれば重点的に対策しておきましょう。就活の準備に関しては「要チェック!就活が本格化する前に準備すべきこと」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

2.就活のマナーを守れていない

内定獲得までなかなか辿り着けない人は、就活のマナーについて一度振り返ってみましょう。身だしなみやビジネスマナーに欠けていると、不採用になってしまうケースもあります。

社会人としての基本的なマナーとともに、就活では面接時のマナーも見られているので、しっかり学んでおきましょう。

社会人に必要なマナーについては、「社会人としての心構えとは?必要なマナーや面接での答え方」の記事を、面接時のマナーについては、「面接の流れとマナーを解説!事前に対策をして面接官に好印象を与えよう」の記事を参考にしながら確認してみてください。

3.アピール不足で印象に残りにくい

就職がなかなかできない人に共通する特徴として、書類選考や面接でうまくアピールできていない点が挙げられます。

企業は数百人単位で学生を見ているため、ほかの就活生と同じようなアピールをしていては差別化につながらず、面接で詳しく話を聞いてみようとは思ってもらえません。

たとえば、「私の強みはコミュニケーション能力の高さです」とアピールしても具体性に欠け、どのようなコミュニケーション能力かがわかりません。また、コミュニケーション能力をアピールする就活生は多く、差別化にもつながらないでしょう。

印象に残るアピールをするためには、「私の強みは、誰とでも1分で打ち解けられる雑談力の高さです」のように表現を変えたり、具体的なエピソードで経験を伝えたりするなどの工夫が大切です。

4.企業の求める人材と合っていない

アピール不足に関連して、アピールポイントが企業の求める人物像とずれている場合も、内定獲得が難しくなりがちです。

企業は新規採用に相当のコストをかけており、早期離職を防ぐためにも、自社にマッチする人材を確保したいと考えています。自分がアピールしたいポイントではなく、企業研究を踏まえて、どのような人材が求められているか理解したうえで魅力的に見える点をアピールすることが大切です。

また、企業の求める人物像に応じて、自己PRや志望動機の内容も工夫しましょう。行動力が求められる企業なら主体性や積極性、グループでの活動が求められる企業であれば協調性やコミュニケーション能力のアピールが適しています。

企業目線でアピールポイントを考えられると、内定獲得も徐々に近づくでしょう。

5.大手企業や有名企業ばかりエントリーしている

就職がなかなか決まらない就活生に共通するのが、大手企業や有名企業ばかりにエントリーしている点です。大手や有名企業は人気があり、全国から優秀な学生がエントリーするため、就職難易度が高くなります。

会社を選ぶ際は知名度や規模ではなく、業務内容や理念などが自分の理想と合っているかという点を重視し、中小企業やベンチャー企業も視野に入れて選びましょう。

中小企業やベンチャー企業については「中小企業にはどんなメリットがある?大手企業との違いと合わせて解説」の記事や、「ベンチャー企業に就職するメリット・デメリットを紹介!」も参考にしてください。

6.コミュニケーションに自信がない

就活が思うように進んでいない人の特徴として、コミュニケーションに自信がないことも挙げられます。

特に、面接においては、面接官の質問の意図を理解しながら適切な回答をし、自分の価値や適性をアピールしなければなりません。コミュニケーションに自信がないと、会話のキャッチボールができなかったり、自分の言いたいことをうまく伝えられなかったりして、選考に落ちてしまいます。

コミュニケーション力に自信のない人は、面接の頻出質問の回答を丸暗記するのではなく、重要なポイントだけを覚えておくようにしましょう。また、模擬面接では明るく大きな声で話すことを意識して練習するのがおすすめです。

面接でうまく話せないことに悩んでいる人は、「就活でうまくしゃべれない原因と面接下手の克服方法」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

7.行動量が足りていない

就職がなかなか決まらない人は、自分の行動量が不足している可能性も疑ってみてください。

手当たり次第にエントリーするのは避けたほうがよいですが、就活が本格化しているにもかかわらず、エントリー数が片手で数えられる程度の場合は内定獲得も難しいでしょう。

就職活動をうまく進めるにはある程度の失敗を前提に、経験を積むことが大切です。内定獲得のチャンスを物理的に増やすためにも、自身の行動量・取り組みを見直してみてください。

8.周りからアドバイスをもらっていない

就活生のなかには、周りからアドバイスをもらわず、我流で就職活動を進めていることが原因で内定獲得に至らないケースもあります。

就活は企業と学生がマッチングする機会で、会社が求める人物像に基づき、魅力的に映るように自己PRすることが大切です。自己分析や企業研究といった優先順位の高い対策をおろそかにしたり、Web試験や面接対策ばかりに時間をかけたりしてしまうと、価値観の合う企業と出会うのも難しくなるでしょう。

就活は自己理解と企業理解が重要であることを踏まえて、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどから効果的にアピールするコツを聞いたり、応募書類の添削を受けたりするなどしてみてください。第三者からの意見は積極的に取り入れるようにして、効率よく選考対策を進めましょう。

就活が思うように進まなくて悩んでいる人は、「就活がうまくいかない原因をまとめました!よくある問題と対処法を解説」も参考にしてください。

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企業は学生の何を評価しているのか

ここでは、企業が学生の何を評価しているのか、4つの観点で紹介します。以下の内容を押さえて、内定獲得に向けた対策を見直していきましょう。

自社の社風に合いそうか

会社の採用担当者が最も重視している事項の一つが、自社と就活生の相性です。

企業は、長期にわたって会社で活躍してくれる人材を欲しいと思っています。自社の社風と合ってしていない学生を採用し、入社してから「こんなはずじゃなかった」というミスマッチが起き、早期離職につながるケースを回避しようとしています。

したがって、企業が求める人物像や社風などを十分理解したうえで、長期間にわたって活躍できる人材であることをアピールする必要があります。

ポテンシャルがどの程度あるか

新卒採用では特に、企業の採用担当者は、就活生のポテンシャルを評価する傾向にあります。企業で働いた経験がない新卒生の場合、就職して即戦力として働ける人は少ないでしょう。

そのため、学生の伸び代やポテンシャルがどの程度あるか見極め、長期的に会社の利益になる人材を確保したいと考えています。

・アドバイスを素直に受け入れられる
・吸収力が高い
・要領がよい

ポテンシャルの高さを直接的にアピールするのは簡単ではありませんが、上記のような強みがある人は「仕事に対して意欲的」「学ぶ姿勢が強い」といった印象を与えやすいので、自己PRに盛り込んでみてもよいでしょう。

社会人としての基礎力があるか

社会人としての基礎力を備えているかどうかも、新卒の就職活動においては重視されます。

・円滑にコミュニケーションをとれるか
・最後まで責任をもって業務に取り組めるか
・論理的に考えられるか
・感謝や謝罪の言葉をしっかりと伝えられるか

社会人基礎力やヒューマンスキルなどと言われる上記のような項目が身についてれば、入社後の研修などを通じて人材育成しやすく、成長スピードの早さも期待できるでしょう。

基本的なヒューマンスキルは学生時代から伸ばせるものなので、自信のない項目は意識的に取り組んでおくことをおすすめします。

ビジネスマナーをわきまえているか

社会人基礎力の前提として、ビジネスマナーをわきまえているかも見られています。下記の事項を参考に確認してみてください。

・敬語を正しく使える
・社会人としての意識が芽生えている
・しっかりと挨拶できる

就職活動中は、大学生ではなく新卒社会人だという意識を常に持ち、各種選考では自分の意見をはっきりと伝えられるようにしましょう。

就活に難しさを感じる人は「就活が難しいと感じるのはなぜ?悩んだときに実施したい対処法を解説!」も参考にしてみてください。

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就職できる気がしないと悩んだときのおすすめ対策9選

ここでは、就職できる気がしないと悩んだときにおすすめな対策を9つ紹介します。取り組めるものから実践して、内定獲得に近づきましょう。

1.今までの就活を振り返る

「就職できる気がしない」という悩みが出てきた際は、まずは今までの就活を振り返ってみてください。

・選考に通った際の共通点
・選考に落ちた際の共通点
・選考に手応えがあったときの取り組み方
・今まで選考を受けた企業数や業界
・業界研究や企業研究にかけてきた時間

今まで行ってきた就職活動を一旦振り返ることで、「就職できる気がしない」と不安を抱く原因が明らかになるでしょう。

企業研究にかける時間の長さが選考を通過できるかどうか左右すると分かれば、各社の研究を熱心に行うべきです。まずは現状をしっかり整理することで、原因に対する対策を立てられるようになります。

2.自己分析を入念に行う

就職できる気がしないという不安を解消するには、自己分析が効果的な場合が多いです。

選考を突破するには企業に対する魅力的な自己PRが欠かせず、自分について理解が深まれば深まるほど、アピールできそうなポイントも見つけられます。

自己分析は就活の基本であるとともに、就活の軸やキャリア形成における指針を定めるためにも大切です。自己分析に苦戦している人は「自己分析が難しい・できないと思う人の特徴は?効率的な方法を紹介」の記事を読んでみてください。

3.業界研究を行い志望企業を考える

就職できる気がしないと思ったら、自己分析だけでなく業界研究も再度行って、自分がどのような企業を目指したいのか見直してみましょう。

志望業界は自分の興味関心を軸に決めがちですが、思いもよらない業界に適性があるかもしれません。現在の志望業界が実はミスマッチを起こしている可能性もゼロではないため、興味関心の輪を広げるつもりで業界研究を進めてみてください。

業界研究を行えば、「自分に向いている仕事は何か」「自分の経験を活かせる仕事があるか」などが考えられます。業界研究の進め方は、「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」の記事で紹介しているのでご覧ください。

4.興味を持った企業の研究を行う

就職できる気がしないという不安への対処法として、企業研究を入念に行うのも効果的です。業界研究で興味を持った企業があれば、詳しく調べてみましょう。

・基本情報
・主力サービス
・業界におけるシェア
・競合他社との違い
・これから伸ばしていきたい分野

企業研究をする際は、競合他社との違いに着目するのが重要です。面接で聞かれることも多いため、「その会社に入りたい理由」を言語化できるようにしましょう。

企業研究の方法には、「Webサイト」「企業説明会」「OB・OG訪問」などがあります。特に、気になる企業の説明会は、Webサイトではわからない内容も聞けるのでおすすめです。

企業説明会とOB・OG訪問については、「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」や「就活におけるOB・OG訪問の役割とは?しておくべき質問やマナーも解説」を参考にしてください。

5.志望企業の視野を広げる

就職できる気がしないと思った際は、見ている志望企業の範囲を意識的に広げるようにしましょう。

・志望業界を広げる、または変える
・希望する職種を広げる
・企業規模や知名度にとらわれない
・勤務地を広げる

自分のやりたい仕事は現在希望する業界でなくてもできる場合もあるでしょう。就職の可能性を高めるためにも、複数の視点で志望企業の視野を広げるようにしてみてください。

6.ビジネスマナーをおさらいする

書類選考は通過する一方、面接の通過率が極端に悪いなどの場合は、ビジネスマナーもおさらいしましょう。

丁寧な言葉遣いを文章にすることはできても、実際に口にすると不自然だったり間違った表現を使っていたりして、面接でマイナス評価を受けている可能性もゼロではありません。

自分のビジネスマナーがどの程度備わっているか確認したい場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどを活用して、模擬面接をしてもらうのがおすすめです。客観的な目線でアドバイスをもらうことで、印象アップのコツも見つけられるでしょう。

7.就活関連イベントに積極的に参加する

就職できる気がしないときは、行動量を増やす対策として、就活関連イベントへの積極的な参加をおすすめします。

就職活動を前進させるには行動あるのみで、エントリー企業の持ち駒がなくならないようにすることも大切です。イベントに参加することで、ほかの就活生の姿を見てモチベーションの維持につながるケースもあります。

就活イベントについては、「就活でうまくしゃべれない原因と面接下手の克服方法」思いもよらない会社と出会える可能性もあるため、自分の足で情報を稼いでいきましょう。

8.家族や友人に相談する

就職できる気がしなくてネガティブな感情が強い場合は第三者に相談して、アドバイスをもらうのもおすすめです。

自分では気づけなかった部分を指摘してもらえたり、新しい考えや向き合い方が思いついたりするでしょう。就活は一人で乗り越えようとせず、信頼できる人を頼りながら進めていきましょう。

9.就活関連サービスを利用する

「就職できる気がしない」という不安が募る場合は、就活関連サービスを利用して専門家に頼るのも一つの方法です。

人によっては、家族や友人に就活のことを相談しづらいケースもあるでしょう。自分の進路に関しては、客観的な立場の人に相談したほうが、適切なアドバイスをもらえる場合も多いです。

今ではインターネット上で利用できるさまざまな就活関連サービスがあるので、積極的に活用して就活を乗り越えましょう。

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就職できる気がしない学生が利用すべき就活サービス

ここでは、就職できる気がしなくて不安が消えない学生におすすめしたい就活関連サービスを紹介します。以下で紹介する就活関連サービスも使いこなして、納得いく形で就職活動を終えましょう。

ES添削サービス

就職活動のなかでも選考初期のエントリーシートでつまずいている場合は、ES添削サービスを利用してみてください。

・誤字脱字がないか
・文章の論理展開に飛躍はないか
・その企業に響く内容になっているか
・エピソードは具体的であるか
・だらだらと説明していないか

ESはチェックすべき項目も多いため、自分以外の目で内容をみてもらうことをおすすめします。添削を受けることで完成度は飛躍的に上がるので、書類選考に自信がない人は添削サービスを必ず利用しましょう。

ESの添削を誰にしてもらうか悩んでいる人は、「ES添削は誰にお願いする?おすすめの依頼先9選・選び方・注意点も解説」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

面接対策サービス

書類選考は通過できても面接が思うように通過できない人は、面接対策サービスの利用がおすすめです。面接も回数を重ねるほど受け答えが上手くなるため、客観的なフィードバックはできる限り複数回受けるようにしましょう。

面接対策は、後述する新卒応援ハローワークや就活エージェントを中心に受けられるだけでなく、大学のキャリアセンターでも受け付けている場合もあるので確認してみてください。

OB・OGとのマッチングサービス

企業研究のためOB・OG訪問をしたい場合は、マッチングサービスの利用もおすすめです。自分の人脈を頼りにしたり大学のOB・OGに依頼したりするのが一般的ですが、うまくつながれないケースもあるでしょう。

現在は、企業のOB・OGと就活生をつなぐプラットフォームも充実しているので、面識のない先輩とつながってOB・OG訪問できるようになりました。

企業のリアルな働きぶりや就職前後のイメージの変化など、Webサイトではわからない情報を集めたい場合は、OB・OGとのマッチングサービスも活用してみてください。

新卒応援ハローワーク

就活に関する網羅的なサポートを受けたい人は、「新卒応援ハローワーク」の利用もおすすめです。

「ハローワーク=転職者が求人情報を探す場所」というイメージかもしれませんが、新卒応援ハローワークでは、新卒の学生向けに、応募書類の添削や面接対策などを行っています。

地元の求人情報の紹介もしているので、就職先の視野を広げたい人にもおすすめです。

逆求人サイト

就職先の視野をなかなか広げられない人は、逆求人サイトも利用しましょう。

「逆求人サイト」とは、サイト利用時にプロフィールを登録すると、内容を閲覧した企業の採用担当者から連絡が届く仕組みのサービスです。一度登録しておけば、意識していなかった業界の企業からアプローチを受けることもあるでしょう。企業から連絡を受けていることもあり、選考も比較的通過しやすい傾向にあります。

見ていなかった業界を意識するきっかけにもなるため、就職先を見つける視野を広げたい人は逆求人サイトも利用してみましょう。

就活エージェント

就職できる気がしなくて不安な気持ちが高まっている人は、就活エージェントを活用して具体的なアドバイスをもらうのがおすすめです。

就活エージェントは新卒就活のプロであり、豊富な知識と経験をもとに、内定獲得に向けた的確なアドバイスがもらえます。

・自己分析のサポート
・エントリーシートや履歴書の添削
・面接対策
・就活に関する不安や悩みの個別相談

希望に合う求人情報も紹介してもらえるため、内定獲得に向けたトータルサポートを受けたい人は、就活エージェントを利用するとよいでしょう。

就活の不安が拭いきれない人は「就活がしんどいときの対処法10選!時期別の理由と内定獲得のコツも解説」もご覧ください。

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就職できる気がしないと感じて不安なあなたへ

「このまま就活を続けて内定を獲得できるのだろうか」「選考が思うように通らなくて就職できる気がしない」などと不安を抱える人は多いです。

就活は初めての経験で、進め方に悩んでしまう場合もあるでしょう。このまま就活を進めてよいか不安な人は、キャリアチケットの利用がおすすめです。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、新卒での就職を成功させるために、就職活動のあらゆるアドバイスを実施しています。

書類選考や面接対策、就活マナーのアドバイスなど、内定獲得に向けてサポートしているので、「就活をどうしたらよいかわからない」などと悩む場合は、ぜひキャリアチケットまでご相談ください。

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キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。