このページのまとめ
- 「受かればどこでも良い」という思考では企業に見抜かれる可能性が高い
- 内定が欲しいなら、就活の軸を明確にして企業研究や面接の練習をしよう
- 早期に内定が欲しい場合は、就活エージェントやスカウト型求人サイトの利用がおすすめ
「早期に内定が欲しい」「いくつも面接を受けているのに、なぜ内定がもらえないのか」と悩んでいる就活生も多いでしょう。内定獲得には、とるべき対策やすべき準備があります。
この記事では、内定がもらえない主な理由と対策方法、就活生が持つべき心がまえについて解説。この記事を読んで就活に役立て、内定獲得につなげましょう。
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- どこでも良いから内定が欲しいと思うのはNG
- 内定が欲しいのにもらえないよくある12の理由
- 1.就活の軸が定まっていない
- 2.業界・企業研究が不十分
- 3.面接に慣れていない
- 4.自己PRに具体性がない
- 5.他責思考になりがち
- 6.第一印象が良くない
- 7.行動量が足りない
- 8.大手企業にばかり目を向けている
- 9.客観的視点が足りない
- 10.自己分析ができていない
- 11.エントリーシートの書き方が分かっていない
- 12.企業にアピールできる実績やスキルがない
- 内定が欲しい就活生がやるべき対策12選
- 1.自己分析で就活の軸を明確にする
- 2.業界・企業研究に力を入れる
- 3.繰り返し練習して面接慣れしておく
- 4.振り返りをする
- 5.適切な数の企業にエントリーする
- 6.適性検査の対策をする
- 7.秋採用している企業を探す
- 8.優良な中小企業にも目を向ける
- 9.第三者に客観的な意見をもらう
- 10.エントリーシートに力を入れる
- 11.選考回数の少ない企業を狙う
- 12.募集人数が多い企業を狙う
- 内定が欲しい就活生が大切にすべき心構え8選
- 1.志望動機や自己PRは都度見直していく
- 2.第一印象にこだわる
- 3.自信が持てるまで努力する
- 4.趣味などリラックスできる時間をとる
- 5.就職以外の選択肢を知る
- 6.相手の視点に立って考える習慣を持つ
- 7.自分に適性がある企業かを大切にする
- 8.周囲と自分を比べ過ぎない
- 内定が欲しい就活生に必要な面接対策5選
- 1.結論から話し始める
- 2.大きな声でゆっくりと話す
- 3.質問の意図を理解して答える
- 4.履歴書などの内容を丸暗記して答えない
- 5.面接マナーを学んでおく
- 内定が欲しい方へキャリアアドバイザーのアドバイス
- 早く内定が欲しい学生におすすめの就活方法9選
- 1.就活エージェントを利用する
- 2.学内のキャリアセンターに相談する
- 3.スカウト型求人サイトを活用する
- 4.選考直結型イベントに参加する
- 5.インターンシップに参加する
- 6.OB・OG訪問をする
- 7.推薦応募を利用する
- 8.大学や親族の人脈を活用する
- 9.リクルーターを通して選考に参加する
- 内定が欲しいのになかなかもらえずお悩みのあなたへ
どこでも良いから内定が欲しいと思うのはNG
就活がうまくいかなくても、「どこでも良いから内定が欲しいと思うのは辞めましょう。内定獲得を目標にしてしまうと、就活の軸がぶれ、選考でも焦って失敗しやすくなるためです。
たとえば、内定欲しさにとりあえずエントリーしてしまうと、業界研究や企業研究が甘くなる恐れがあります。志望動機の内容が薄くなったり、強みのアピールの方向性がズレたりするでしょう。
また、どこでも良いと思って就活をしていると、採用担当者に見破られやすいという問題も。多くの就活生の面接を行った経験のある採用担当者であれば、志望度の低さを見破るのは容易です。
さらに、仮に内定を獲得したとしても、企業とのミスマッチを起こす可能性も高まります。自分には合わない企業であると入社後に気づき、結果として早期退職を選ぶ人もいるでしょう。
就活では内定をゴールにするのではなく、入社後に充実した人生を送れるかどうかがポイントです。「どこでもよいから内定が欲しい」と考える危険性については、「就活で「どこでもいい」が良くない理由とは?企業の選び方と抜け出すヒント」の記事で解説しているので、こちらも参考にしてください。
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内定が欲しいのにもらえないよくある12の理由
内定が欲しいのにもらえない背景には、就活への準備不足が挙げられます。ここでは、内定がもらえないときによくある12の理由を紹介するので、自分が当てはまっていないか考えてみましょう。
1.就活の軸が定まっていない
内定がもらえない理由の一つとして、就活の軸が定まっていない可能性があげられます。就活の軸とは、志望業界や会社を選ぶうえで判断の基準になるものです。
就活の軸を定めれば、自分が入社するべき企業や自分に合った企業が見つかります。就活の軸に沿って選んだ企業には、自分の明確なビジョンやその会社への熱意を伝えられるので、面接もうまくいく可能性が高いでしょう。
一方で、就活の軸が定まっていないと、どのような基準で選考を受ける会社を選べば良いか分からず、熱意をもてない会社の選考を受けることにつながってしまいます。面接でも、自分の思いをアピールできずに不採用になってしまうかもしれません。
就活の軸が定まっていない点は、内定がもらえない就活生によくある傾向です。就活の軸については、「就活の軸の回答例文12選!企業の質問に対する答え方のコツや注意点を解説」の記事を参考にしてください。
2.業界・企業研究が不十分
内定が欲しくてもなかなか得られない場合は、業界・企業研究を十分にできていない可能性があります。内定が欲しいからといって、情報をよく知らない企業にエントリーしても、「自社についてよく調べていないのでは」とマイナスイメージにつながりかねません。
選考には、就活生が「自社の仕事に適性があるか」を判断する目的があります。企業が求める人物像をしっかりと理解していなければ、内定にはつながりにくいでしょう。
3.面接に慣れていない
書類選考を突破しても、面接に慣れていないために内定をもらえないケースもあります。面接で自分を効果的にアピールするには、十分な面接対策が必要です。
面接に慣れていないと、その場で答えを考えながら話さなくてはいけません。そうすると、伝えたい内容がまとまらなかったり、緊張してうまく言葉が出てこなかったりする可能性があります。
また、面接では内容だけでなく、声のボリュームや話し方への配慮も必要です。うつむき加減でぼそぼそと喋っているようでは、声が聞き取りづらく自信がないと思われてしまうでしょう。
しっかり準備をして慣れていると、過度に緊張せず気を付けるべきポイントを意識しながら面接を受けられます。
4.自己PRに具体性がない
自己PRに具体性がないと、説得力に欠けるとみなされて内定につながらない可能性が高まります。企業にとって、自己PRは学生が入社後に活躍できる人材かどうかを判断するための材料です。
たとえば、「コミュニケーション能力がある」のように抽象的な言葉では、具体性に欠けていて入社後の活躍ぶりをイメージできません。「初対面の人とも話せるコミュニケーション能力がある」「相手の話をじっくりと聞ける傾聴力がある」のように、どのようなコミュニケーション能力なのか具体的にすると評価につながりやすくなるでしょう。
また、ありきたりな内容の場合「自己PRを使い回しているのでは」と、採用担当者にマイナスな印象を与えかねません。定型文や例文をそのまま使うのは控えましょう。
5.他責思考になりがち
他責思考の方は、同じ失敗を繰り返して、内定が欲しいのに結果がついてこない悪循環に陥ってしまいがちです。
他責思考とは、「うまくいかない原因は自分以外にある」と考える傾向を指します。たとえば、面接で落ちた際に、「面接官の見る目がない」「面接官が緊張させるからうまく話せなかった」のような考え方が、他責思考です。
他責思考のままだと自分の行動を反省できず、改善しないまま次の選考に臨むことになります。そのため、いつまでたっても成長がなく、内定獲得につながりません。
6.第一印象が良くない
髪の毛が長く清潔感がなかったり、表情や声が暗くネガティブな印象を与えたりするなど第一印象が良くないと、内定をもらうのが難しくなります。面接の限られた時間で評価を得るためには、第一印象が重要です。
第一印象が良くない場合、面接中に挽回するには時間が足りず、何を話してもなかなか評価につながらない事態も考えられます。
面接では、短い時間で人柄や考え方を判断されます。そのため、自分の話し方や身だしなみが相手にどういった印象を与えるのか、十分意識しておく姿勢が大切です。
7.行動量が足りない
就活準備やエントリー数などの行動量が足りない就活生は、内定が欲しくても獲得にはつながりにくいでしょう。行動しなければチャンスは狭まり、内定獲得の可能性を減らしてしまいます。
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」によると、エントリーシートの提出数は10社から19社が約26.9%で最も多い数値でした。
引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(66p)」
平均よりもエントリーシートの提出数が少なく、かつ内定が獲得できていない場合は、まだ行動量が足りていない可能性があります。
多くの企業の選考を受けるのは負担が大きいかもしれませんが、内定のためにできる限り提出量を増やす工夫をしてみましょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
8.大手企業にばかり目を向けている
内定が欲しいのに獲得できない理由としては、「大手病」も挙げられます。大手病とは、大手企業への就職に執着している状態を示す造語です。
一般的に、人気の大手企業は倍率が高く、応募する就活生のレベルも高い傾向があります。そのため、大手企業だけにエントリーしていると内定獲得の確率は必然的に低くなるでしょう。
大手病になる原因の一つは、自己分析や業界研究が不十分である点です。「どのような仕事をしたいのか」「どのような職種が向いているのか」が不明確だと、「とりあえず大手企業なら良いだろう」と考えてネームバリューのある大手企業を選んでしまいます。
9.客観的視点が足りない
就活は、企業に勤めた経験がない学生にとって初めてのケースが多く、やり方が分からなくても当然です。1人で就活を続けていてもなかなか内定がもらえず、限界を感じてしまうこともあるでしょう。
選考対策を十分にするためには、適切な知識が必要です。書類選考や面接において、自分では問題ないと思っていても、第三者に確認してもらうと思わぬアドバイスを得られる可能性もあります。
1人で頑張り過ぎてしまうと、努力の方向性を見誤ってしまう恐れも。そうすると、努力してもなかなか内定がもらえない悪循環に陥りやすいので注意が必要です。
10.自己分析ができていない
自己分析ができていない場合も、内定を獲得しにくくなります。自分の強みや考え方について整理ができておらず、アピール不足になりやすいためです。
たとえば、強みの理解が足りていないと、自己PRでアピールできません。また、自分の考えが整理できていないと志望動機をうまく伝えられないでしょう。
さらに、面接で深掘りされた際に、考えがまとまっていないので明確な答えが出てきません。書類選考でも面接でもアピール不足になりやすく、内定獲得につながりにくくなります。
11.エントリーシートの書き方が分かっていない
エントリーシートの基本的な書き方を理解できていなければ、内定獲得にはなかなか繋がりません。エントリーシートの提出は、大半の企業で求められるためです。エントリーシートにおける志望動機や自己PRには、基本となる以下のような構成があります。
・結論(Point)
・理由(Reoson)
・具体例(Example)
・結論(Point)
上記は「PREP法」と呼ばれる、相手に伝わりやすい文章の基本です。効果的な文章の書き方を理解しないまま作成を続けても、採用担当者に刺さる内容にはならないでしょう。
エントリーシートの基本については「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事でも紹介しているため、ぜひご参考にしてください。
12.企業にアピールできる実績やスキルがない
企業にアピールできる実績やスキルがない点も、内定獲得がなかなかできない人の特徴に挙げられます。企業は選考を通じて、就活生が入社後に活躍できるか確認しようとしているためです。これまでに何もしてこなかったと思われれば、内定獲得は困難でしょう。
ただし、企業の担当者が納得するような実績やスキルを持っている就活生は少数です。新卒採用では就活生にポテンシャルを中心に評価しているため、自分が今後成長する可能性を示せれば内定に近づけます。
選考で自信を持って伝えられる経験の見つけ方については、「就活の面接で誇れる成功体験が思いつかない…見つけ方や大学生向けの例文を紹介」の記事で紹介しています。就活で語れるエピソードを探している方は、こちらもご活用ください。
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内定が欲しい就活生がやるべき対策12選
内定をもらうためには、ポイントを押さえて対策することが大切です。ここでは、内定が欲しい就活生が実践すべき対策と準備について解説します。
1.自己分析で就活の軸を明確にする
就活でまず大切なのが、自己分析を念入りに行う姿勢です。自己分析を徹底して行えば、自ずと就活の軸が明確になります。就活の軸を基準に企業選びをすれば、自分の価値観に合う企業を見つけやすくなるでしょう。企業と就活生の価値観が合えば、内定につながる可能性も高まります。
また、自己分析のやり方で行き詰まったときは、診断ツールやアプリを活用したり、就活仲間と他己分析をしたりするのもおすすめです。
2.業界・企業研究に力を入れる
内定が欲しい場合は、これまで以上に業界・企業研究に力を入れる必要があります。企業研究を通して、自分でも思っていなかった企業や職種と出会えるケースもあるでしょう。
企業分析にあたって効果的なのが、OB・OG訪問やIRなどを活用した、企業における最新ニュースの把握です。OB・OG訪問では、表向きに発信されていないリアルの声を聞けます。また、企業が出す投資家や株主向けの企業情報であるIR(インベスター・リレーションズ)に目を通せば、詳細な企業情報を把握可能です。
しっかりとした業界・企業研究は、就職の選択肢を広げるだけでなく、内定への近道になるでしょう。業界・企業研究のやり方は、「業界研究のやり方は?効率的に進めるコツや行う目的を解説」も参考にしてください。
3.繰り返し練習して面接慣れしておく
面接は、内定をもらうための重要なポイントです。面接の練習を何度も繰り返しておくと、本番での緊張が和らぎスムーズな受け答えができるようになります。
面接対策においては、就活のノウハウを参考に1人で鏡に向かって話をするのも一つの方法です。しかし、できれば相手がいる状態で練習するほうが効果的な対策ができるでしょう。
たとえば、友達同士で面接練習したあとにフィードバックを伝え合ったり、面接に特化した就活セミナーで模擬面接を受けたりするのも効果的です。第三者に自分では気づけなかった改善点を指摘してもらえれば、次の面接に活かせます。
4.振り返りをする
長期化する就活で内定をもらうためには、選考後の振り返りが大切です。「エントリーシートを完璧に仕上げた」「面接で受け答えができた」と思っていても、内定につながらないケースはあります。
たとえば、面接の後には以下のような点に注目し、相手に伝わったかどうかを振り返ると良いでしょう。
・どのような点が良かったか
・どういった質問に答えづらさを感じたか
・相手の反応はどうだったか
うまく相手に伝えられなかったと感じる部分があれば、文章の構成や言葉選び、エピソードなど、アプローチの方法を変えてブラッシュアップしてみてください。
5.適切な数の企業にエントリーする
内定が欲しい場合は、適切な数の企業にエントリーする必要があります。やみくもにエントリーしても自己分析や業界・企業研究が不十分になりがちな一方で、多くの企業にエントリーすると内定の確率を高められます。
公益社団法人全国求人情報協会の「2024年卒の大学生の就職活動の実態に関する調査(16p)」によると、23年卒の大学生1人あたりの平均プレエントリー社数は16.8社でした。その内、本エントリーしたのは10.1社で、最終面接を受けたのは4.3社です。
また、内定(内々定)取得数は2.3社である点から、プレエントリーした約8社に1社の割合で内定を獲得している学生が多いことが分かります。
自己分析と業界・企業研究をしっかり行い、就活の軸に沿った企業に絞ったうえで、一定数の企業にアプローチすると内定につながりやすいといえるでしょう。
参照元
公益社団法人全国求人情報協会
2024年卒学生の就職活動の実態に関する調査
6.適性検査の対策をする
選考に通過するためには、適性検査の対策もしておきましょう。最近では、選考プロセスの一環として適性検査を実施する企業も非常に増えてきました。適性検査では、応募者の能力や性格特性の客観的な評価を主な目的としています。
適性検査の内容は、企業によって多種多様です。まずは、応募先企業がどのような種類の適性検査を実施しているか確認しましょう。一般的には、言語能力や論理思考力を評価する能力検査と、性格特性を分析する性格検査などがあります。
対策方法としては、参考書や問題集を活用して問題を繰り返し解くのがおすすめです。また、模擬テストを定期的に行ったり、苦手な分野に集中して取り組んだりすると効果的に対策できます。
適性検査の対策のやり方については、「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」の記事も参考にしてください。
7.秋採用している企業を探す
夏になっても内定がもらえない場合は、秋採用を実施している企業にも目を向けてみましょう。
厚生労働省の「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します(5p)」によると、2024年10月時点で内定を獲得している2025卒学生の割合は72.9%です。その後、2025年4月時点では98%まで割合が高まっており、秋以降の採用でも内定獲得は可能であると判断できるでしょう。
大手企業のグループ会社やベンチャー企業、中小企業を中心に、近年では夏以降も採用活動を実施しています。大手企業のグループ会社であれば、待遇や福利厚生の面でも大手企業に近い水準が保たれているケースもあります。
待遇や福利厚生の面で大手企業に魅力を感じていた方は、秋採用を実施しているグループ企業も視野に入れてみてください。
参照元
厚生労働省
令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します
8.優良な中小企業にも目を向ける
これまで、有名企業や大手企業ばかり受けていた場合は、中小企業にも選択肢を広げると良いでしょう。人気の大手企業と比べて倍率が下がり、内定がもらいやすくなる可能性があるためです。
中小企業と聞いて、名前を知らない会社だからと敬遠してしまう方もいるかもしれません。しかし、実際に、日本経済の土台を担う中小企業の中には、世界でもトップのシェアを誇る優良な企業があります。
企業選びに悩んだときは、経済産業省が公表している「グローバルニッチトップ企業100選」を参考にするのもおすすめです。日本の優良企業が分野別にリスト化されていて、大手企業だけでなく中小企業も名を連ねています。就活生には馴染みのない企業も多くあるので、内定が欲しいとお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
参照元
経済産業省
2020年版グローバルニッチトップ企業100選
9.第三者に客観的な意見をもらう
内定をもらうためには、家族や友人、大学のキャリアセンターの職員など、第三者の客観的な意見にも耳を傾ける必要があります。これは、書類選考にも面接対策にも有効な方法です。
たとえば、自分が書いたエントリーシートを第三者に見てもらえば、誰が読んでも伝わりやすい内容にブラッシュアップできるでしょう。
内定が欲しいのにもらえず悩んでいる場合は、思い切って周りに意見を求めてみてください。内定がもらえない理由に気づけたり、就活を終えた友人から成功体験を聞けたりするので、内定をもらうための近道となるはずです。
10.エントリーシートに力を入れる
エントリーシートの作成も、力を入れて行うべき対策の一つです。エントリーシートは、就活生が企業に対して最初にアプローチするポイントだといえます。分かりやすく具体的な内容のエントリーシートに仕上げれば、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
また、エントリーシートを手書きで作成する場合は、誤字脱字はもちろん字の丁寧さにもこだわる姿勢が大切です。文字から第一印象を抱くケースは多く、内容をどれだけ磨き上げても丁寧さを感じられないと好印象につながりません。
11.選考回数の少ない企業を狙う
エントリー先を選ぶにあたっては、選考回数の少ない企業を狙うのも一つの方法です。選考回数が少なければ、内定までに超えるべきハードルが少ないといえます。
選考回数は多い場合で5回以上、少ない場合では2回で終了するケースがあるなど企業によってさまざまです。選考回数は企業の採用ページで確認できるケースが多いので、事前にチェックしてみましょう。
12.募集人数が多い企業を狙う
募集人数が多い企業を狙うのも、内定を早期に獲得するための方法の一つです。募集人数が多ければ、それだけ倍率は低くなります。ただし、募集人数が多い理由がネガティブである可能性に注意が必要です。
たとえば、従業員の離職率が高く、新たに多く採用しようとしているケースには、十分に気を付けなくてはいけません。一方で、業績が好調で事業拡大のために多くの人材を求めている場合は積極的に狙っていくと良いでしょう。
募集人数が多い企業については直近における事業展開や売上、利益などの情報を事前に確認してみてください。
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内定が欲しい就活生が大切にすべき心構え8選
就職活動を進めるうえでは、内定獲得につながりやすい考え方を身に付けると有利です。就活生が大切にすべき心構えを紹介するので、1つずつチェックしましょう。
1.志望動機や自己PRは都度見直していく
内定が欲しい就活生が常にこだわるべき点が、志望動機や自己PRの完成度向上です。
就活では、一般的に1社だけでなく複数企業にエントリーします。そのため、就活を始めてから時間が経つにつれて、志望動機の内容が薄いものになったり他社と同じ内容を書いてしまったりするケースも多いでしょう。
志望動機や自己PRは、自己分析と業界・企業研究を繰り返しながら、エントリー数を重ねるごとに完成度を高めていけると理想的です。
企業が求める人物像を理解して、納得度の高い志望動機を伝えられるようにブラッシュアップしていってください。完成度が上がるにつれて採用担当者に熱意や意欲が伝わりやすくなり、内定につながる可能性が高まっていきます。
2.第一印象にこだわる
就活生であれば、第一印象に意識を向けることも大切です。面接の結果は、第一印象に大きく左右されます。内定が欲しいのであれば、面接の基本マナーを押さえたり清潔感を意識したりして、第一印象を良くする必要があるでしょう。
採用担当者は話す内容だけでなく、入室時の所作や面接中の姿勢、表情などもチェックしています。服装や身だしなみには常に気を配り、清潔感のある印象を与えられるようにしましょう。
3.自信が持てるまで努力する
内定を得るためには自信のある姿を見せるよう心掛けましょう。面接では、自信のない姿がマイナスイメージを与えます。
自信を持って選考に臨むためには、入念な準備が欠かせません。なかなか自信が持てない場合は、練習を何度も繰り返して選考に臨みましょう。自分にできる努力を続ければ、成長を感じ自信をもって面接に臨めるようになります。
4.趣味などリラックスできる時間をとる
就活を上手に進めるには、選考について考えずリラックスできる時間も必要です。「内定が欲しい」と思っている場合、寝ても覚めても就活について考えてしまうケースもあるでしょう。しかし、常に気持ちが張り詰めていると、精神的に持ちません。
一時的にでもリラックスできれば、また気持ちを切り替えて就活に臨めるようになります。就活を前向きな姿勢で進めるために、以下のような息抜きを取り入れてみてください。
・次の土日は休むと決めて旅行の予定を入れる
・友人と食事に行く約束をする
・好きな香りの入浴剤を買ってゆっくりと湯船に浸かる
・1日就活を頑張った日は帰りにコンビニでスイーツを買う
就活に追われているときは、意識的に時間を取らないとリラックスできません。心にも身体にも余裕をもって就活を進めるために、自分なりにリラックスできる時間を作り出しましょう。
5.就職以外の選択肢を知る
「内定が欲しい」と必死に思いながら就活を頑張っていると、「内定がもらえないと終わり」だと思い焦りや不安を感じてしまう可能性もあります。しかし、内定がもらえなくても就職以外の選択肢はあり、終わりなどでは決してありません。
就職以外の選択肢の一例は以下のとおりです。
・大学院に進学する
・卒業後既卒として就活する
・フリーターやフリーランスになる
・留学する
・起業する
上記の選択をするには、明確な理由や目的が必要です。しかし、今内定がもらえず不安な就活生も就職以外の選択肢を知れば、心に余裕をもって就活を進めていけるでしょう。
就職以外の選択肢については、「就活を辞めるとどうなる?就職以外の進路と迷ったときの対処法を紹介」の記事でも紹介しているのでご参考にしてください。
6.相手の視点に立って考える習慣を持つ
選考を突破するには、相手の視点に立って考える習慣作りも大切です。採用担当者が何を考えているのか分からなければ、効果的な対策を選択できません。どのような就活生を求めているのか、どのような返答が欲しいのかを常に考える姿勢を持ちましょう。
企業は採用にて自社の成長に貢献してくれる人材や長期間安定して働ける人材を求めています。志望動機や自己PRを作成する際には、自分がどのようにして貢献できるのかを意識しましょう。
7.自分に適性がある企業かを大切にする
内定が欲しい思いで頭の中がいっぱいになっている就活生には、応募先が自分に適性がある企業かどうか考える習慣も大切です。「とにかく内定が出れば良い」と企業を選んでしまえば、入社できたとしてもミスマッチが発生する恐れがあります。
また、自分が向いているとアピールできる企業のほうが、自信を持って選考に臨めるでしょう。企業が求める人物像を確認し、自分とのマッチ度合いを確認しながら選考を受けるかを決めます。
8.周囲と自分を比べ過ぎない
就活を進めるにあたっては、周囲と自分を比べ過ぎない姿勢も重要。周囲と自分を比較しても、状況が良くなる訳ではありません。特に、内定がなかなか出ない状態で周囲と自分を比べると、焦りにつながりやすいでしょう。
焦ったまま就活に臨めば、本来の実力を出し切れなくなります。精神的に追い詰められてしまえば、就活の続行自体が困難になるでしょう。
就活では自分に合った1社を見つける姿勢が重要です。他人より早く・多く内定を獲得しても大きな意味はありません。周囲と自分を比べるのではなく、現状で自分にできる行動は何かを常に考える必要があります。
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内定が欲しい就活生に必要な面接対策5選
内定が欲しい就活生には、面接対策も欠かせません。ここでは、面接を突破して内定を獲得するために必要な5つの対策を紹介するので参考にしてください。
1.結論から話し始める
面接で質問をされたら、結論から伝える意識を持ちましょう。結論から伝えれば回答が明確になり、意図するとおりの内容を伝えられるようになります。
結論ファーストは、企業や質問の種類を問わず共通して意識したい姿勢です。変な前置きを入れてしまうと、何について話したいのか分からず、アピールに繋がりにくくなります。
2.大きな声でゆっくりと話す
面接での印象を良くするためには、大きな声でゆっくりと話すのもポイントです。堂々とした印象を与えやすく、自信のある話し方になります。
小さい声は自信がなく、準備不足の印象を与えるでしょう。面接場所によっては部屋が広い場合もあり、声が小さいと何を話しているか聞こえない恐れも。
また、面接では緊張してしまい、早口になる就活生も多くいます。普段よりも意識してゆっくりと話すようにすると効果的です。
面接での話し方については、「面接での話し方には重要マナーが!就活生なら知っておくべき好印象を与えるコツとは」で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。
3.質問の意図を理解して答える
面接を突破するには、質問の意図を理解するのも大切です。意図から外れた回答をしてしまうと、低評価につながるので気をつけましょう。
たとえば、「学生時代に力を入れた経験を教えてください」と聞かれたら、学生時代に力を入れたエピソードと、その経験から学んだポイントを伝えます。企業が知りたいのは「経験から何を得たか」であり、「どのような活動をしていたか」ではありません。
「学生時代はサークルに力を入れていました」も回答にはなっていますが、質問の意図を理解できているわけではありません。「なぜこのような質問をするのか」「企業は何を知ろうとしているのか」を考えるのが、面接対策でのコツです。
質問の意図を理解するために、面接でよく聞かれる質問をあらかじめ対策しておきましょう。
4.履歴書などの内容を丸暗記して答えない
面接でアピールするために、履歴書やエントリーシートを丸暗記するのはNGです。書類と同じ内容を伝えても、追加のアピールにはなりません。
また、丸暗記をして話してしまうと、内容を思い出そうとして棒読みになる恐れもあります。話し方が不自然になり、暗記した内容を話しているだけだとばれてしまうので注意しましょう。
ポイントは要点だけを押さえて、面接ごとに話す文章を変えることです。面接官の反応を見ながら話せるようになれば、評価も上がり選考を通過しやすくなります。
5.面接マナーを学んでおく
面接マナーを学んでおき、印象を良くする意識も大切です。受け答えの内容が良くても、マナーが悪ければ社会人としてふさわしくないと思われ、評価が下がってしまいます。
面接では入退室のマナーが大切です。また、敬語の使い方や言葉遣いも評価を左右します。
面接マナーを勉強している就活生は多く、マナーが守れていないと悪い意味で目立ってしまうので気をつけましょう。
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内定が欲しい方へキャリアアドバイザーのアドバイス
早く内定が欲しい人が特に優先してやるべきポイントは、以下のとおりです。
・適性がある職種、業界を受ける
・インターンや早期選考などに参加する
・適性検査の対策をする
・面接対策をする
・周囲の人に相談をする
「適性のある職種や業界が分からない」「面接対策を手伝ってほしい」といった就活生は、就活エージェントのキャリアチケットの利用がおすすめです。キャリアアドバイザーが、内定獲得までマンツーマンでサポートいたします。
就活の相談先については、「就活相談先のおすすめ15選!悩み別の聞くこと一覧や相手選びのコツも解説」の内容もご参考にしてみてください。
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早く内定が欲しい学生におすすめの就活方法9選
就活に決まった方法はありませんが、早めに内定をもらうために利用できる手段があります。ここでは、少しでも早く内定が欲しい方におすすめの就活方法を解説します。
1.就活エージェントを利用する
就活エージェントは利用の仕方次第で、内定をもらうための大きな味方になります。就活エージェントは、さまざまな観点から就活生をサポートしてくれるサービスです。履歴書やエントリーシートの書き方や添削、面接練習など就職に役立つ支援を受けられます。
就活エージェントの多くは完全無料で利用できるため、新卒の就活生にとって活用するハードルが低い点も大きな特徴です。就活のプロから的確なフィードバックをもらいながら選考を受ければ、早期に内定をもらえる可能性が高くなります。
2.学内のキャリアセンターに相談する
新卒の就活生は、学内のキャリアセンターに相談するのもおすすめです。大学によっては企業から学校側に直接求人がきている場合もあり、自分で探すよりスムーズに選考を進められるケースもあります。
地域を限定して大学へ求人票を送る企業や、活躍している社員の出身大学へ求人票を送る企業もあり、キャリアセンターでしか得られない求人情報があるでしょう。利用している就活サイトに加えて、在学している大学だからこそ得られる限定的な求人もぜひチェックするようにしてください。
3.スカウト型求人サイトを活用する
少しでも早く内定が欲しい場合は、スカウト型求人サイトの利用もおすすめです。スカウト型求人サイトとは、企業側から選考のオファーが来る仕組みのサイトで、自分のプロフィールを登録して利用できます。
企業側は就活生の経験や能力、価値観などを見てからオファーを出すため、自分と相性の良い企業に出会える確率が高まるでしょう。効率的に内定をもらいたい方は、ぜひ登録してみてください。
4.選考直結型イベントに参加する
選考直結型イベントとは、複数の企業が参加して説明会を行い、その場で面接を受けられるイベントを指します。説明会と選考がセットになった就活イベントで、効率良く就活を進められるでしょう。
また、一度に複数企業の面接を受けられるのもメリットの一つです。面接の結果によっては特別ルートでその先の選考に進めるケースもあり、内定までの期間が比較的短く済みます。
5.インターンシップに参加する
早く内定が欲しい方は、積極的にインターンシップに参加するのがおすすめです。企業によっては、インターンシップに参加した優秀な学生に対して、優先的に選考を案内するケースもあります。
志望する業界や企業がインターンシップを実施している場合、積極的に参加すれば就活を有利に進められる可能性があるでしょう。
6.OB・OG訪問をする
OB・OG訪問は、単なる情報収集の場ではなく、場合によっては早期内定につながる貴重な機会です。OB・OG訪問をきっかけに、リクルーターをつけてもらえたり特別な選考ルートに進めたりする可能性があります。
リクルーター制度や社員による推薦制度がない場合でも、OB・OG訪問は効果的です。OB・OGから直接聞ける経験談やアドバイスは、内定獲得に向けて有益な情報になるでしょう。
OB・OG訪問をするメリットについては、「OGとOBの違いは?OB・OG訪問をするメリットとマナーを解説!」の記事にて解説しているので、こちらもあわせてご参照ください。
7.推薦応募を利用する
推薦応募とは、学校や研究室側に推薦状を用意してもらいエントリーする応募方法を指します。理系学生の場合は、推薦応募を利用するのも一つの方法です。
推薦応募には、書類選考や一次面接が免除されるケースが多く、自分で企業選びをしてエントリーする方法と比べて合格率が高いといったメリットがあります。
理系学生が就活するときは、まず推薦枠の有無を確認してみてください。希望する業界や企業、職種に推薦枠があれば、積極的な利用をおすすめします。
8.大学や親族の人脈を活用する
大学や親族の人脈は、可能な範囲で活用しましょう。大学の教授や親族が人脈を持っている企業の場合、通常よりもスムーズに選考を進められる可能性があるためです。
人脈を作るのは簡単ではないため、誰にでも利用できる方法ではありませんが、検討してみる価値はあります。
9.リクルーターを通して選考に参加する
リクルーターとは、企業の窓口となる採用担当者以外の社員を指します。内定を早期に獲得する方法としては、リクルーターの利用も考えられるでしょう。リクルーターには基本的に就活の相談しかできません。しかし、目に留まれば採用担当者に高評価である旨を伝えてもらえる可能性があります。
リクルーターからもらえるアドバイスも有益であるため、積極的に利用してみましょう。
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