就活を辞めるとどうなる?就職以外の進路と迷ったときの対処法を紹介

このページのまとめ

  • 就活は衝動的に辞めると後悔する可能性があるため、慎重に考える必要がある
  • 就活を辞めたくなったら、自分を責めずに一度立ち止まってみる
  • 就職以外の選択肢も知ったうえで、自分に合った道を考えることが大事

就活を辞めるとどうなる?就職以外の進路と迷ったときの対処法を紹介のイメージ

「就活を辞めるとどうなるのか」「なかなか内定がもらえないため就活を辞めたい」と悩んでいる就活生もいるでしょう。就活を辞めると新卒としての採用枠を活用できなくなるため、慎重に考えなければなりません。

この記事では、就活を辞めたいときの対処法に加え、心を立て直すマインドセットや辞めたあとの進路もまとめています。もう少し就活を頑張りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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目 次

就活を辞めると後悔する?一度しっかりと考えよう

就活を勢いで辞めると、後悔する可能性があります。本当に今辞めても良いのか、しっかりと考えましょう。

衝動的に就活を辞めると後悔する

衝動的に就活を辞めると、辞めたあとにどうすれば良いのか分からず、不安や恐怖を感じて辛い思いをするかもしれません。

厚生労働省の「令和7年3月大学等卒業者の離職状況(4月1日現在)を公表します」によると、2025年3月に大学を卒業した学生の就職率は98%でした。

 就活を辞めるとどうなる?就職以外の進路と迷ったときの対処法を紹介のイメージ

引用:厚生労働省「令和7年3月大学等卒業者の離職状況(4月1日現在)を公表します(5p)

この数値からも、多くの学生が就活を最後まで続け、内定を獲得していることが分かります。途中でつらくなっても、もう一度立て直して内定を掴んだ人も少なくないでしょう。

衝動的に就活を辞める前に、自分のなかに明確な理由があるのか、本当に辞めるべきなのか立ち止まって考えることが大切です

参照元
厚生労働省
令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します

辞める前提で入社するのは危険

内定を獲得していても、辞める前提で入社するのは危険といえます。入社後に、「こんなはずではなかった」と後悔する可能性があるためです。自分に合わない企業に入社しても、日々の仕事でストレスを感じやすくなります。毎日、「会社に行くのが嫌だ」と感じながら働き続けるのは苦しいでしょう。

また、転職を目指すなら、求人を探したり面接を受けたりするなど、再度就活のような準備が必要です。仕事をしながらの転職活動は学生時代よりも負担が大きく、精神的にもきつく感じる人も少なくありません。

しっかり考えたうえで道を決めよう

就活を辞めるかどうかは、しっかりと考えたうえで決めるようにしましょう。自分の選択を後悔しないように、辞める理由と辞めないほうが良い理由を明確にし、どちらを選ぶか決める必要があります。

もし、就活と向き合う気力がない場合は、立ち止まって考えてみることもおすすめです。今後のビジョンについて時間を取って考えてみましょう。

就活のよくある悩みについては、「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事を参考にしてください。悩んだり失敗したりするのはみんな同じなので、あまり考え過ぎないようにしましょう。

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就活を辞めるか悩む方へのアドバイス

進学や留学など、明確な理由があるなら就活を辞めるのも一つの選択です。その経験が今しかできないものか、本気で挑みたいことなのかを考えてみましょう。

「就活がうまくいかないから」といった理由で就活を辞めようか悩んでいるなら、休憩を挟むのがおすすめです。就活がうまくいかないからといって能力や性格に問題があるというわけではありません。あなたに合う場所が、きっとどこかにあります。自分の好きなことや趣味に没頭し、リフレッシュしてから改めて就活に挑みましょう

就活がうまくいかないのには理由があります。たとえば、自分の強みに合っていない企業にばかりエントリーしていたり、就活の軸が定まっていない状態で選考に進んでしまったりしている可能性があるでしょう。

まずは、自分の強みや就活の軸を理解し、選考でアピールするようにしてください。強みや軸を明確にしないと、根本的な原因が解消されず、いつまでも就活がうまくいかなくなる可能性があります。

就活の軸の探し方については「就活の軸とは?探し方のコツや具体的な方法を例文付きで解説」の記事をご覧ください。

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就活を辞める判断をしないほうが良い理由

就活を辞める判断をしないほうが良い理由の一つに、既卒よりも新卒ほうが就職しやすい点が挙げられます。ここでは、就活を続けるメリットについて解説するので、参考にしてください。

既卒より新卒のほうが求められるスキルが少ないから

就活を辞めないほうが良い理由は、新卒は既卒と比べて、高度なスキルや経験が求められにくいためです。新卒採用ではポテンシャルが重視されるため、実務経験がなくても評価されやすい傾向があります。

一方で、既卒で就活をすると実務経験や実績、スキルが求められるケースが多いでしょう。社会人経験がない状態では自己PRの材料が限られ、再び就活を始めても評価されにくい場合があります。

新卒のほうが自己PRできる材料が多いため、就活を辞めるかは慎重に判断しましょう。

新卒でしか入社できない企業があるから

新卒でしか入れない企業が多い点も、就活を辞めないほうが良い理由の一つです。多くの企業は新卒採用と中途採用を明確に分けているため、応募自体できなくなるケースがあります。

特に、大手企業や有名企業では、新卒枠しか用意されていないケースも多く、卒業後に就活を始めても面接さえ受けられない可能性も少なくありません

大学生は「新卒カード」とも呼ばれる立場を活かして、幅広い企業にチャレンジできる貴重な時期です。就活を辞める決断によって、チャンスを逃す可能性があるのはデメリットといえるでしょう。

新卒カードが就活やキャリアにもたらす効果については、「新卒カードとは?使用するメリット・デメリットと就活成功のポイントを解説」の記事を参考にしてください。

新卒のほうが研修・教育制度が整っているから

新卒で入社すると充実した研修制度がある場合が多いでしょう。新卒は社会人経験がない前提で採用されるため、基礎から丁寧に教えてもらえる環境が整っています。

ビジネスマナーや業界知識、仕事内容など、企業によって研修内容は異なるものの、新卒限定で制度が設けられているケースも少なくありません。一方で、中途採用ではある程度の社会人経験が求められるため、基本的に手厚い研修制度は実施されない傾向にあります。

手厚い研修や教育制度を活用できるのは新卒という限られたタイミングだけです。将来のキャリアのためにも、就活を途中で辞めるかどうかは慎重に判断しましょう。

既卒はライバルが厳しくなるから

既卒は社会人が選考のライバルになるため、面接に合格するのが困難になります。中途採用では、実務経験やスキルが重視されるため、経験者のほうが評価されるケースが一般的です。

そのため、新卒時のようにポテンシャルだけで判断してもらえるとは限りません。中途採用では、新卒のときよりも経験豊富な求職者との競争になることを意識しておきましょう。

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就活を辞めるか悩んでしまう理由

就活を辞めたいと考える背景には、難しさや精神的なつらさが影響していると考えられます。まずは、なぜ自分が就活を辞めたいと感じているのかを整理し、本音と向き合うことが大切です。

内定が獲得できないから

内定を獲得できないと、否定されたような気持ちになり就活を辞めたくなるでしょう。努力しても報われず、無力さを感じるときもあります。

就活には明確な正解がないうえに、書類選考や面接対策などの準備が必要になるため、精神的な負担が掛かりやすいものです。時間をかけて作成した履歴書やエントリーシート(ES)が評価されず、選考に落ち続けるとつらくなるでしょう。

選考は企業との相性を確かめるものであり、あなたの人格や能力を否定するものではありません。自分に合わない企業もあると割り切って、前に進むことが大切です

周りの友達が内定を獲得していくから

周りの友達の内定が決まっていくのを見て、就活を辞めるか悩む人もいるでしょう。周囲と比べて自分だけが取り残されたように感じ、就活そのものに対する意欲が下がるためです。自分のペースで行える就活ですが、つい周りと比較してしまうケースは珍しくありません。

周囲と比べて落ち込んでも、就活の進み具合は人によって異なります。周りの状況に振り回されずに、自分のペースで進めていくことが大切です。

やることが多過ぎて疲れたから

やるべきタスクが多過ぎて、就活を辞めるか悩む場合もあるでしょう。履歴書やESといった書類作成や面接対策など、多岐にわたる準備が必要になるためです。

企業ごとに異なるESを準備したり、面接のたびに志望動機や自己PRを考えたりするなど、一つひとつの作業には時間が掛かります。

作業量が多く気づかないうちに心身の疲れが蓄積されると、就活そのものを続ける意欲がなくなってしまうのです。

やりたい仕事がないから

就活において「やりたい仕事が見つからない」「自分に合う仕事が分からない」と感じ、就活自体に嫌気がさしてしまう人もいるでしょう。

やりたい仕事が分からない場合は、自己分析をすることが大切です。自分の考えや価値観を深く掘り下げると、理想のキャリアや実現したい未来が明確になります。

自己分析の実施方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」の記事をご覧ください。

社会人になる不安があるから

社会人として働くことへの不安から、就活を辞める選択をする場合もあるでしょう。学生と社会人の役割や責任には大きな違いがあり、戸惑いや恐れを感じるのは当然です。

たとえば、社会人として働くのと学生時代のアルバイトとでは、仕事の責任度合いも異なります。また、シフト制のように自分の都合に合わせて働く選択もできず、ときには残業や休日出勤が生じる可能性も。

学生のなかには、社会人は「大変でつらそう」と見えて、就活を辞めようと考えてしまう人もいるでしょう。

就活がつらくて悩んでいる人は、「就活がつらい・やめたい時の対処法は?失敗や不安を乗り越え成功に導くコツ」の記事をご覧ください。

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就活を辞めるか悩んだら試してほしいマインドセット法

就活が思うようにいかず、辞めるか悩んだときに試してほしいマインドセットの方法を4つ紹介します。悩んでいるときのヒントにしてください。

つらさを言葉にしてみる

就活を辞めたくなったときは、不安やつらい気持ちを言葉にしてみましょう。気持ちを言葉にすると、自分の感情と向き合って、溜まったストレスを少しずつ手放せます。

たとえば、「なぜつらいのか」「本当はどうしたいのか」などをノートに書きだしてみたり、信頼できる人に話してみたりすると効果的です。自分の感情をアウトプットする作業は、現状を整理し、次へ進むきっかけになるでしょう

心と体のリズムを整える

心と体のリズムを整えるのは、効果的なマインドセットの一つです。就活で疲れていると、心と体のリズムが乱れやすくなります。

ストレスから寝つきが悪くなったり、選考対策で夜更かししたりと、就活によって生活習慣が乱れることもあるでしょう。心身の健康を保つためにも、次の点を意識してみてください。

・毎朝同じ時間に起きる
・決まった時間に3食を摂る
・朝に軽いストレッチや散歩をする
・寝る前にスマホを見るのをやめる など

疲れや寝不足は、ネガティブな感情につながり、選考でも本来の力を発揮しにくくなります。
心と体が疲れてきたら、生活リズムを見直してみるのもおすすめです。

ストレスがつらいときには、「就活ストレスがやばいときはどうする?限界になる理由や対処法を解説」の記事も参考にしてください。

困難を経験した人の体験談を読む

就活を辞めたいと感じたとき、困難を乗り越えた人の体験談を読むと気持ちが楽になるでしょう。同じような体験をした人の言葉を通じて、自分の状況を客観視でき、気持ちを整理するきっかけになります。

就活情報サイトやSNSには、失敗やつらさを乗り越えて内定を獲得した体験談を載せている人も少なくありません。体験談を読むと、つらいのは自分だけじゃないと分かり、また前向きに就活に取り組める可能性が高まります。

ここまで頑張ってきた自分を褒める

就活に疲れたときは、うまくいかない部分にばかり目を向けずに、ここまで取り組んできた自分を褒めてあげましょう。努力してきたことを振り返り、自分を肯定してあげると自己否定や焦りの気持ちが和らぎます。

たとえば、これまでに提出したESや受けた面接の数など、積み重ねてきた努力をノートに書きだしてみるのがおすすめです。思っていた以上に頑張ってきたと分かり、気持ちが楽になるでしょう。

就活がうまくいかないときほど、自分を責めず今までの頑張りを認めることが大切です。

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就活を辞めるか悩んだときの5つの対処法

就活を辞めるか悩んだときには、以下の5つの対処法を試してみてください。

1.自分を責めない

就活を辞めるか悩んだときは、自分を責めないことが大切です。企業との相性やタイミングによって結果が変わる場合もあり、うまくいかなかったのは単に合わなかっただけの可能性もあります

「辞めたいと思っている自分はだめだ」と責める必要はありません。就活は人生で初めて経験する大きな挑戦でもあり、疲れを感じるのは自然なことです。

自分を追い込み過ぎず、必要以上に落ち込まないようにしましょう。

2.ほかの就活生と比べない

ほかの就活生と比べないことも、就活を辞めるか悩んだときの対処法の一つといえます。就活は、人それぞれで志望する企業も異なるほか、選考状況もさまざまです。

周囲が内定を獲得しているのを見ると、自分だけ遅れていると焦ってしまうでしょう。しかし、業界や企業によって選考スケジュールは異なり、内定が出る時期にも差があります。

もし、友人の近況を聞くのが苦痛に感じるときは、ほど良く距離をとることも大切です。必要であれば、SNSも遠ざけましょう。

3.就活を一旦ストップする

就活がつらくなったら、一度離れてリフレッシュしてみてください。休息をとると、気持ちが前向きになり、就活の成功につながる可能性があります。

友人と食事に行ったり趣味に没頭したりと、自分の好きなことをしてみましょう。

4.誰かに相談する

就活で悩んだときは、不安や焦りを家族や友人などに相談してみるのもおすすめです。誰かに自分の気持ちを聞いてもらうだけで心が軽くなります。

就活に関する具体的なアドバイスが欲しい場合は、大学のキャリアセンターや就職エージェントを利用するのがおすすめです。専門的な視点から、あなたに合ったアドバイスが受けられます。

就活でおすすめの相談先については、「就活相談先のおすすめ15選!適切な相手選びのポイントや注意点も解説」の記事をご覧ください。

5.自己分析をやり直す

自己分析をやり直すのも、就活を辞めるか悩んだときには効果的です。就活を続けるにしても辞めるにしても、後悔のない選択につなげるためには、冷静に考えるプロセスが欠かせません。

自己分析すると、自分が大切にしている価値観や、仕事に求める要素が明確になります。強みや弱みも見えてきて、就活の軸が定まりやすくなるでしょう。

再度、自己分析をして、「自分はどうなりたいのか」を考えてみることが大切です。

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就活を早く終わらせる方法

就活を早く終わらせるためには、就職エージェントを利用したり、逆求人サイトに登録したりするなどさまざまな方法があります。辞めたいと感じる前に内定を決められれば、悩むことも少なくなるでしょう。

就職エージェントに相談してみる

就活を早く終わらせたいときは、就職エージェントを活用するのも効果的です。希望に合った業界や職種の求人を紹介してもらえるほか、履歴書やESの添削や面接対策などのサポートも受けられます。

ほとんどのサービスは無料で利用できるため、1人で悩まず相談してみましょう

キャリアチケットでは、就活生一人ひとりに合ったサポートを実施しています。就活の悩みや不安がある場合は、気軽に利用してください。

逆求人サイトに登録する

逆求人サイトに登録してみるのも、就活を早く終わらせるために有効な手段です。逆求人サイトとは、プロフィールや自己PRを登録しておくと、あなたに興味を持った企業からスカウトが届くサービスを指します。

今まで興味がなかった職種や知らない業界からスカウトが届く場合があり、新しい発見につながる可能性があるでしょう。

OB・OG訪問する

就活を効率良く進めたいなら、OB・OG訪問を活用するのも有効です。現場のリアルな話を聞くと、企業や職種への理解が深まり、自分に合う企業を見つけやすくなります。

なんとなく受けていた企業が、理解を深めることで第一志望に変わるケースも少なくありません。早く内定を獲得したいと考えている人ほど、OB・OG訪問を通して企業理解を深めることが近道になります。

選考直結型のイベントに参加してみる

就活を早く終わらせるために、選考直結型のイベントに参加してみるのも良いでしょう。選考直結型イベントとは、説明会のあとにそのまま面接や選考に進めるものです。複数の企業と一度に出会えるため、効率的に就活を進められます。

ただし、説明会後に選考が始まるため、十分に対策することが難しい点には注意が必要です。

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就活を辞める場合の6つの進路

就活を辞める選択をした場合の就職以外の道を6つ紹介します。よく考えたうえでの決断であれば、後悔なく次のステップへ進めるでしょう。

1.就職留年・就職浪人する

就職留年・就職浪人して、来年度に再び就活に取り組むのも選択肢の一つです。就職留年の場合は大学に在籍しているため、新卒として就活ができます。ただし、学費が掛かるため、事前に金銭面に余裕があるかを確認しておきましょう。

就職浪人は、大学卒業後に既卒として就活します。就活準備に十分な時間をかけられるメリットがある一方で、新卒枠での応募ができなくなる点はデメリットです。

留年が就活に与える影響については、「就活は留年すると厳しい?成功させるためのコツや内定後の対応も解説」の記事をご覧ください。

2.進学する

大学院に進学したり、ほかの大学や専門学校に入学したりする道もあります。勉強して専門性の高いスキルを身に付ければ、企業によっては選考に有利になることもあるでしょう。また、初任給が上がる可能性もあります。

ただし、費用や学業の負担も伴うため、進学を考える際は慎重に選ぶことが大切です。

3.海外留学する

就職をせずに、海外留学するのも選択肢の一つです。語学力が身に付くうえに、世界の文化に触れて、視野や価値観が広がる可能性もあります。

海外留学は自己成長やキャリア形成にもつながる貴重な経験です。費用は掛かりますが、得られるものも大きいでしょう。

4.非正規雇用として働く

就活を辞めると決めたら、派遣社員や契約社員、アルバイトといった非正規雇用として働く道もあります。収入を得ながら社会経験を積めるほか、比較的スケジュールに柔軟性があるため、自分のペースで働きたい人に向いています。

ただし、正社員と比べると雇用が不安定で、収入も低い傾向がある点には注意が必要です。将来的に正社員を目指す場合は、転職のタイミングや年齢の上限などをあらかじめ決めておくと良いでしょう。

5.独立して働く

就活を辞めて、フリーランスや起業の道を選ぶ選択肢もあります。時間や働き方を自分で決められるため、好きな仕事や得意な分野に取り組みやすく、成功すれば高収入も目指せます。

一方で、営業や仕事の管理、収支の把握などすべてを自分で担う必要があり、強い覚悟が必要になるでしょう。特に、起業はリスクも大きいため、十分な準備が欠かせません。

6.無職になる

どこにも就職せずに無職を選ぶ人もいるでしょう。無職のままでいると、生活費で貯金を切り崩し、将来的には家族の援助が必要になる可能性があります。。

また、働いていない状況が長引くと罪悪感を抱いたり、社会とのつながりが薄れて不安になったりすることも珍しくありません。無職でいる期間が長くなる前に、次の進路をしっかり考えて行動しましょう。

大学卒業後の選択肢については、「大卒後の進路はどうすべき?7つの選択肢と後悔しない進路選びのコツを解説」の記事を参考にしてください。

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就活を辞めるか迷っているあなたへ

就活をしていると、内定が獲得できずつらくて辞めたくなる人もいるでしょう。そんなときは、自分を責めたり周りと比べたりしないことが大切です。進学や留学など、就職以外の選択肢もあります。

少し立ち止まって考えたうえで、もう一度就活を始めようと思えたら、就職エージェントに相談してみましょう

キャリアチケットでは、就活の方針や不安、悩みなど一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。就活を辞めるか迷っている方は、ぜひ気軽にご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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