自己PRを200字でまとめる方法を解説!強み・経験別の例文17選を紹介

このページのまとめ

  • 企業は200字の自己PRを通じ、的確な回答力や情報の取捨選択の能力などをみている
  • 文字数を削る際は、だ・である調への変更やカタカナを熟語へ言い換える方法が有効
  • 強み・経験別の例文を参考に「結論・根拠・貢献」の構成で自己PRを作成しよう

自己PRを200字でまとめる方法を解説!強み・経験別の例文17選を紹介のイメージ

「自己PRが200字に収まらない」「内容が薄くなりそうで不安」と悩む就活生もいるでしょう。自己PRに文字数の制限がある場合、情報を絞り込み的確に伝える要約力が評価されます。

この記事では、自己PRを200字にまとめるコツや文字数を削減するコツを解説。また、強み・経験別の例文17選も紹介しますので、書類選考を勝ち抜く効果的な自己PRの参考にしてください。

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目 次

企業が自己PRに200字の制限を設ける理由

企業が自己PRに200字という短い制限を設けるのは、単に手間を省くだけでなく、応募者のビジネススキルを見極めるという意図があります。限られた文字数で自分をアピールする難しさを理解したうえで、その背景にある企業の狙いを正しく把握しましょう。

ここでは、企業が自己PRに200字の制限を設ける理由を解説します。

採用活動を効率化するため

人気企業や大手企業には、数千から数万件の応募が殺到します。一人ひとりの自己PRを詳細に読み込むには膨大な時間がかかることも。そのため、短文で提出させることで選考のスピードを上げ、より多くの学生に目を通せるようにしています。

また、企業側は限られた採用期間内に合否を判断しなければなりません。そのため、採用担当者が短時間で内容を把握でき、自社に合うかどうかを瞬時に判断できる視認性の高い文章が評価されるでしょう。

的確に回答できるか確認するため

ビジネスの場では、相手の質問に対して的を射た回答を返す能力が求められるでしょう。200字の自己PRでは、質問に対する答えを最小限の言葉で提示できるかを見られています。

実際の業務では、結論から話し、相手の時間を奪わずに要点を伝える結論ファーストの構成が不可欠です。文字数が少ないからといって、エピソードの背景説明に終始してしまい、肝心の強みがぼやけてしまうのは、質問の意図を正しく汲み取れているとはいえません。

余計な前置きを省き、企業側が求めている「あなたの強み」と「それが自社でどう活きるか」を200字の中で提示できる能力を、企業は見ています。

情報を取捨選択する能力を確認するため

伝えたいことが多過ぎて200字に収まらないのは、情報の優先順位がつけられていないとも考えられるでしょう。企業は、限られた枠組みの中で「何を伝え、何を捨てるか」という判断力、つまり情報を構造化して伝える要約力をみています

決められたルールの中で最大のパフォーマンスを発揮できる能力は、入社後の資料作成や報告業務においても高く評価されるスキルです。効果的な自己PRを作成するには、自分の強みを把握しておく必要があります。

強みの分析方法について知りたい方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」をご覧ください。

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200字の自己PRから企業が知りたいこと

評価される自己PRを作成するには、企業側がどこをチェックしているのかを正しく知ることが重要です。ここでは、企業が選考時に注目している3つのポイントを解説します。

評価の基準を理解して、採用担当者の目に留まる文章を目指しましょう。

文章を簡潔にまとめられるか

200字の自己PRでは、情報を整理して分かりやすく伝える要約力が見られています。ビジネスの現場では、チャットツールや報告書などで、要点を短時間で伝えるスキルが欠かせません。

状況説明に終始せず、結論から論理的に構成できているかを通して、あなたの日本語力や物事を整理して捉える知性がチェックされています。

どのような人柄や考え方をしているか

自己PRからは、就活生の考え方や人柄も見られているでしょう。評価されるポイントは、能力だけではありません。面接官は人柄や考え方が合う就活生であれば、入社後もトラブルなく活躍できそうだと考えます。

一方で、企業と合わない就活生は、仕事へのモチベーションが落ち早期退職につながるかもしれません。自己PRで評価されるには、企業に合うかどうかも重要です。あなたの人柄や考え方が伝わるエピソードを入れるなどして、企業との相性が伝わる内容で作成してみてください。

自己PRの評価基準や自己PRを面接で伝えるときのコツについて知りたい方は、「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」を参考にしてください。

入社後に活躍できそうか

企業は自己PRを通して、あなたが自社で成果を出せる人材かどうかを見ています。単に過去の実績を語るのではなく、その強みが「入社後のどの業務で活きるのか」を具体的にイメージさせることが重要です。

そのため、企業の理念や求める人物像から外れたアピールは控えましょう。的外れなアピールは企業研究が不足しているという評価につながりかねません。志望先の仕事内容を深く理解したうえで、現場で活躍する姿を面接官に想起させる構成を意識しましょう。

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自己PRを200字でまとめるためのポイント

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200字という限られた文字数の中で自分の魅力を最大限に伝えるには、まとめ方のポイントを抑えておくことが大切です。情報を詰め込みすぎると、結局何が言いたいのか伝わらない中途半端な文章になってしまいます。

大切なのは、最も伝えたいエピソードを一つに絞り込み、論理的な型に当てはめることです。ここでは、短い文章でも説得力を損なわずに、採用担当者の記憶に残る自己PRを完成させるための3つのポイントを解説します。

伝える強みは1つに絞る

アピールする強みは必ず1つに絞り、その純度を高めましょう。複数の強みを盛り込もうとすると、一つひとつの根拠が薄くなり、200字では到底収まりません。

「私の強みは〇〇です」と冒頭で言い切ると、読み手は迷うことなく内容を理解できます。最も自信のある強みを一つだけ選び、その魅力を深く掘り下げるのが、短文選考を突破する鉄則です。

PREP法を使う

200字でも分かりやすく伝えるには、PREP法がおすすめです。PREP法は、以下の4つで文章を構成します。

・Point(結論)
・Reason(理由)
・Example(具体的なエピソード)
・Point(結論、最初の繰り返し)

200字の自己PRでは、最後のPoint(結論、最初の繰り返し)を入社後の貢献に置き換えると効果的です。理由と具体例をセットで捉えることで、説得力を維持したまま文字数内に収めやすくなります。

PREP法は自己PRはもちろん、志望動機やガクチカなどでも使えるので、覚えておくのがおすすめです。自己PRの構成については、「自己PRで新卒選考を突破!内定につながる書き方・伝え方と例文20選」の記事でも解説しています。文字数に制限があるからこそ、分かりやすくまとまる構成を意識しましょう。

まずは文字数を気にせずにあとで削る

最初から200字ぴったりに収めようとすると簡潔になりがちで、本来の魅力が伝わりにくくなります。そのため、文字数を気にせず、「伝えたいこと」をすべて書き出し、そこから優先順位の低い言葉を削ぎ落としていく手法がおすすめです

一度完成した文章から余計な接続詞や重複表現を削る方が、あとから要素を付け足すよりも、論理の一貫性を保ちながら情報の密度を高めることができます。結果として、熱意と簡潔さを両立した評価されやすい自己PRを作成できるでしょう。

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自己PRを200字で書く際の構成

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200字という限られた文字数で評価を得るためには、伝わりやすい基本の構成に当てはめることが不可欠です。限られたスペースの中で、結論・根拠・貢献を正しく構成することで、短文でも説得力のある文章に仕上がるでしょう。

ここでは、PREP法をベースに、200字の自己PRの基本の構成について解説します。

【結論】私の強みは〇〇です

文章の冒頭では、自分の強みが何かを端的に伝えましょう。200字という短い制限の中で、「私は大学時代、〇〇に注力してきました。その中で培ったのが…」といった丁寧な前置きは不要です。

最初の一文で「私の強みは、困難な状況でも周囲を巻き込み解決に導く〇〇力です」と、結論から述べましょう。このように冒頭で結論を言い切ると、面接官は「この学生は〇〇の能力に長けているのだ」という明確な前提を持って読み進めることができます。

結論を先延ばしにせず、最初にインパクトを与えることが、忙しい採用担当者の関心を惹きつけ、その後のエピソードの説得力を高める鍵となるでしょう。

【根拠】具体的なエピソードと実績を示す

自分の強みを結論として述べたあとは、強みを発揮した具体的なエピソードを盛り込み、説得力を高めましょう。 すべてを詳しく書く文字数の余裕はないため、以下に絞って記述します。

・どのような課題に対し
・自分はどう動き
・どんな結果が出たか

状況や背景の説明は最小限に留め、自分の「行動」と「成果」に文字数を割くのがポイントです。「〇%向上」といった数字や第三者からの評価など、客観的な実績を盛り込むと、短文でも信頼性が増すでしょう。

【貢献】入社後に強みをどう活かせるか

最後は、その強みを入社後、どのように貢献できるかを伝えて締めくくりましょう。「この強みを活かし、貴社の〇〇部門において売上向上に貢献したい」など、応募先の職種や仕事内容に合った言葉を選びましょう。

単なる意気込みではなく入社後の貢献のイメージを提示することが、高評価につながります。

自己PRの基本の構成や面接で自己PRを伝える場合のポイントについて知りたい方は、「受かる自己PRの書き方とは?基本的な構成や評価されるポイントを解説」をご覧ください。

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強み別!自己PRを200字で伝える例文12選

200字の自己PRで大切なのは、エピソードの背景説明を最小限に抑え、自分の行動と得られた成果に文字数を割くことです。ここでは、強み別の自己PRを200字で伝える際の例文を紹介します。

200字という限られた文字数の中で強みを効果的に伝えるための参考にしてください。

1.リーダーシップ

リーダーシップを強みとする際は、「どう人を動かしたか」を重点的に伝えることが大切です。200字では、組織が抱えている課題と、それに対する自分のアプローチを端的に記述しましょう。

【例文】
私の強みは、周囲を巻き込み目標を達成するリーダーシップです。フットサルサークルの代表として、練習参加率の低下という課題に対し、部員一人ひとりと面談を実施しました。
個々の要望を反映した練習メニューの導入により、参加率は5割から9割へと向上しました。この他者に寄り添い組織を活性化させる力を活かし、貴社の営業部門においてもチームの成果最大化に貢献したいと考えています。

上記の例文のように、参加率の向上という具体的な成果に触れることで、リーダーシップを発揮した事実を伝えられるでしょう。文章の後半で仕事への再現性を示し、企業が採用するメリットを強調することも大切です。

自己PRでリーダーシップをアピールする際のコツについて詳しく知りたい方は、「自己PRでリーダーシップをアピールするには?コツや例文11選を紹介!」をご参照ください。

2.協調性

協調性を強みとする際は、単に周囲と仲良くできるかではなく「異なる意見を調整する力」を伝えるとビジネスでの評価につながります。対立をどう収めたか、またはどう調和を生んだかを重点的に伝えましょう。

【例文】
私は、周囲と協力して物事を進める協調性に自信があります。アルバイト先の飲食店で、ホールと厨房の連携ミスが多発した際、双方の意見をヒアリングし、共通の確認ルールを提案・導入しました。
結果、ミスは半減し、店舗全体の回転率も向上しました。貴社においても、異なる立場の人々と良好な関係を築きながら、円滑にプロジェクトを推進する役割を担いたいと考えています。

双方の意見のヒアリングとルールの提案という具体的な行動を示すことで、主体的な協調性をアピールできるでしょう。また、組織の潤滑油としてどのように貢献できるかという、入社後の具体的なイメージを伝えることが大切です。

協調性を自己PRで伝えるコツについては、「協調性を自己PRで伝えるコツは?アピールに効果的な作り方や例文を解説」を参考にしてください。

3.コミュニケーション能力

コミュニケーション能力を伝える際には、話すのが得意なことを伝えるのではなく、相手の意図を汲み取り、課題を解決したエピソードを記述しましょう。ビジネスの現場では、自分の意見を伝える力だけでなく、相手の本音を引き出す力とのバランスが重視されます。

【例文】
私の強みは、相手の潜在的なニーズを引き出すコミュニケーション能力です。家電量販店での接客中、単に機能を紹介するのではなく、生活環境を丁寧に伺うことで最適な提案を心掛けました。
その結果、成約率は前月比120%を達成し、多くの指名をいただけるようになりました。この力を活かし、貴社では顧客の課題に深く寄り添った提案を行い、信頼されるパートナーとして活躍したいです。

潜在的なニーズを引き出すといったひと言で、スキルの質を具体的に定義することが大切です。前月比120%という定量的な数字による実績が、コミュニケーション能力の説得力を高められるでしょう。

自己PRでコミュニケーション能力をアピールするコツについて知りたい方は、「自己PRでコミュニケーション能力を伝えるには?言い換え方やコツを解説」をご参照ください。

4.柔軟性

柔軟性を強みとする際には、予期せぬトラブルや急激な環境変化に対して、具体的にどう行動したかを示しましょう。変化の激しいビジネス環境において、自ら考え適応できる能力は大きなアピールポイントとなります。

【例文】
私の強みは、状況の変化に即座に対応できる柔軟性です。イベント運営のアルバイト中、悪天候で急遽内容の変更を余儀なくされましたが、即座に室内用の誘導ルートを考案し、スタッフへの周知を徹底しました。
混乱を最小限に抑え、予定どおりの集客を維持できました。この臨機応変な対応力を活かし、不測の事態においても最適な解を見つけ出し、着実に成果へ繋げたいと考えています。

悪天候という具体的なトラブルを提示することで、柔軟性が発揮された場面を面接官がイメージしやすくなるでしょう。単に、対応したことだけでなく、周知の徹底を実施した点まで含めた、周囲を巻き込む実行力も伝わる構成です。

自己PRで柔軟性をアピールする際の構成や注意点について知りたい方は、「『柔軟性』を自己PRでアピールするには?基本的な構成や注意点を解説」をご一読ください。

5.粘り強さ

粘り強さを自己PRで伝える際には、困難に直面したときにどれだけ継続して努力し続けられるかを示しましょう。さらに、いつまでに何を続けたかという期間や回数に触れると効果的です。

【例文】
私には、一度決めた目標を最後までやり遂げる粘り強さがあります。TOEICのスコアアップを目指し、1年間毎日欠かさず1時間の学習を継続しました。苦手なリスニングを強化した結果、スコアを500点から800点まで伸ばすことができました。
この泥臭く努力し続ける姿勢を活かし、貴社でも高い目標に対しても決して諦めず、愚直に成果を追求し続けたいと考えています。

粘り強さをアピールする際は、上記の例文のように「1年間」「300点アップ」といった具体的な数字を盛り込み、努力の量を可視化しましょう。また、単なる継続に留まらず、入社後も愚直に成果を追求すると結ぶことで、仕事に対する誠実な姿勢と再現性を面接官に印象付けられるようにします。

自己PRで粘り強さを伝えるポイントについて知りたい方は、「自己PRで『粘り強さ』を活かす!伝え方のポイントと例文14選を紹介」をご覧ください。

6.向上心

向上心を強みとする際は、現状に満足せず、より高いレベルを目指して自律的に行動できる姿勢を伝えます。自主的な学習やスキルの習得なども向上心として伝えられるでしょう。

【例文】
私は、常に自己成長を追求する向上心を持っています。長期インターンにて、未経験ながらWeb制作に挑戦しました。業務外でも独学でプログラミング言語を習得し、数ヶ月後には自力でLP制作を完遂できるレベルに到達しました。
常に最新の技術を学び、主体的にスキルをアップデートし続けることで、貴社の事業成長にスピード感を持って貢献していく所存です。

上記の例文のように、「未経験から独学で完遂した」という具体的な内容により、向上心の強さを客観的に証明できます。ビジネスの現場では、教えられるのを待つだけでなく、自ら課題を見つけて学習する自走力も重要です

業務外での努力やスキルの習得過程を具体的に示すと、入社後も自律的に成長し、組織に貢献できる人材であることを印象付けられるでしょう。自己PRで向上心をアピールする際に差別化する方法について知りたい方は、「向上心の言い換え表現20選!自己PRを差別化するコツを例文付きで解説」をご参照ください。

7.責任感

責任感をアピールする際は、単に任されたことを最後までやり抜くだけでなく、期待以上の成果を出すために、自らどう動いたかまで踏み込んで伝えましょう。そこまで深掘りすることで、ほかの学生と差別化できる説得力のある内容になります。

【例文】
私の強みは、一度引き受けた役割を全うする強い責任感です。ゼミの共同研究でリーダーを務めた際、期限直前にデータ不足が判明しましたが、追加調査を迅速に計画・実施し、質を落とすことなく提出を完了させました。
周囲からも「あなたなら任せられる」と信頼を得ています。この姿勢を崩さず、貴社においても一つひとつの業務に誠実に向き合い、確実に完遂することで貢献したい所存です。

責任感をアピールする際は、上記の例文のように、予期せぬ事態への迅速な対応を示すことで、責任感の重みと実行力がより鮮明に伝わります。また、周囲からの信頼という客観的な評価を添えることで、自己満足ではない確かな強みとして説得力が増すため、周囲の反応もセットで盛り込むようにしましょう。

責任感を自己PRでアピールするときのコツについて知りたい方は、「責任感を自己PRで伝えるときのコツと注意点|OK例文とNG例文も」をご参照ください。

8.真面目さ

真面目さを強みとして伝える際は、当たり前のことを当たり前にできる点を伝えます。丁寧な仕事ぶりや正確性が求められる場面でのエピソードを選ぶと、実直な人柄がより効果的に伝わるでしょう。

【例文】
私は、何事も丁寧かつ正確に遂行する真面目さを持っています。図書館での事務アルバイトでは、数千冊の蔵書整理においてミスゼロを目標に掲げ、独自のチェックリストを作成して取り組みました。
結果、1年間一度も不備を出さず、作業効率も2割向上させることができました。貴社の業務においても、細部まで徹底してこだわる誠実な姿勢で、組織の信頼基盤を支えていきたいです。

上記の例文のように、チェックリスト作成という具体的な工夫を加えることで、単に指示を待つだけではない主体性のある真面目さを証明できています。また、ミスゼロの継続や効率向上といった実績を数字で示すことで、真面目さが生む実利を伝えられ、採用担当者の評価をより確実なものにできるでしょう。

自己PRで真面目さをアピールするコツについて知りたい方は、「自己PRで真面目さをアピールするコツは?評価される伝え方や例文を解説」をご一読ください。

9.ポジティブ

ポジティブさを強みとする際は、逆境においても前向きな解決策を提案し、周囲を勇気づけられる精神的なタフさや周囲を巻き込む力を強調しましょう。

【例文】
私の強みは、困難な状況下でも前向きな行動を起こせるポジティブさです。所属する野球部が連敗した際、沈んだ空気を変えるため、課題を成長のチャンスと捉え直す声掛けと、新たな練習法の提案を行いました。
結果、チームに活気が戻り、最終的に公式戦で初勝利を収められました。この前向きに道を切り拓く力を活かし、貴社でも困難を恐れず挑戦し、成果を追求します。

上記の例文のように、課題をどう捉え直したかという思考の深さを伝えることで、ビジネスに役立つ精神力として説得力が増すでしょう。また、自分の前向きさが周囲や結果にどう影響したかまで言及することで、組織に良い変化をもたらす人材であると印象付けられるでしょう。

自己PRでポジティブをアピールする際のコツについて知りたい方は、「自己PRでポジティブ思考を伝えるコツ!評価される例文10選と注意点」を参考にしてください。

10.課題解決力

課題解決力をアピールする際は、現状を分析し、根本的な原因を見極めて解決するプロセスを記述します。「なぜその行動をしたのか」という思考の深さを論理的に伝えることが、高評価を得るための鍵となるでしょう。

【例文】
私は、課題の原因を見極め、解決へと導く力に長けています。塾講師として、成績が伸び悩む生徒の学習記録を分析したところ、基礎の定着不足が原因だと判明しました。そこで、個別の復習プログラムを導入した結果、生徒の第一志望合格を実現できました。
貴社においても、複雑な課題に対して多角的にアプローチし、実効性の高い解決策を提示することで貢献したいです。

「分析→原因特定→解決」の流れを明確に記述することで、あなたの論理的思考力を効果的にアピールできています。200字という制限下では、あれこれ詰め込まずに、上記の例文のように「何がボトルネック(障害)だったのか」を一行で鋭く指摘しましょう

成果が合格という明確な形で示されているため、入社後の活躍も具体的にイメージさせることができます。課題解決力の例文をさらに知りたい方は、「問題解決能力の自己PR例文14選!効果的なアピールのポイントも紹介」をご覧ください。

11.分析力

分析力を強みにする際は、データを客観的に捉え、具体的な改善アクションにつなげる力を示しましょう。主観的な感想ではなく、数字や事実を根拠に周囲を動かしたエピソードを選ぶと、ビジネス現場での再現性を高く評価されます。

【例文】
私の強みは、客観的なデータに基づき最適解を導き出す分析力です。カフェのアルバイトで、廃棄ロスを減らすために過去3年間の天候別売上データを分析しました。曜日や気温に合わせた発注量を算出し運用した結果、廃棄ロスを30%削減することに成功しました。
この事実に基づき戦略を立てる力を活かし、貴社のマーケティング業務においても、精度の高い施策立案に貢献します。

上記の例文のように、過去3年間のデータという具体的な内容を示すことで、分析の質と網羅性を証明できるでしょう。また、廃棄ロス30%削減というインパクトのある数字を提示できている点も高評価です。

このように、分析した結果どのような成果が出たかまでをセットで伝えることで、単なる計算能力ではない、実務に活きる分析力を印象付けられます。

12.チャレンジ精神

チャレンジ精神を強みとする際は、未知の領域や高い壁に対して、恐れず飛び込んでいく行動力を伝えましょう。単に挑戦したという意気込みだけでなく、挑戦した結果や、壁を乗り越えるまでのプロセスに触れることが重要です。

【例文】
私は、未経験の領域にも果敢に飛び込むチャレンジ精神を持っています。大学時代、未経験ながら学園祭の実行委員として、例年にはなかった外部企業との協賛金獲得に挑戦しました。
最初は断られ続けましたが、提案書を20回以上修正し粘り強く交渉した結果、過去最高の協賛額を達成しました。この限界を決めず挑戦し続ける姿勢を貴社でも発揮し、新たな価値を創造したいです。

上記の例文のように、提案書の修正回数といった具体的な数値を出すことで、挑戦のプロセスが可視化され、説得力が増します。200字という制限内では、失敗からどう立ち直ったかを簡潔に記すのがポイントです。

成功体験に基づいたポジティブさは、入社後も困難を恐れず新しい価値を生み出してくれるという期待感を高めることができます。自己PRでチャレンジ精神を伝える際のコツについて知りたい方は、「チャレンジ精神を自己PRで伝えるコツは?例文23選と言い換え表現も解説」を参考にしてください。

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経験別!自己PRを200字で伝える例文5選

200字という制限の中では、経験のすべてを網羅しようとすると、かえって印象が薄くなってしまいます。大切なのは、エピソードの中から最も自分の強みが発揮された瞬間を切り取り、そこから得た教訓やスキルをビジネスへの再現性として伝えることです。

ここでは、多くの学生が経験する5つの経験に絞り、短い文字数でも最大限に自分を売り込むための具体的な例文とポイントを解説します。

1.アルバイト

アルバイト経験では、単なる業務内容の紹介に留まらず、売上や顧客満足度の向上に向けた一歩踏み込んだ工夫を伝えましょう。主体的に動いたプロセスを示すことで、仕事に対する責任感や貢献意欲をアピールできます。

【例文】
私の強みは、現場の課題を自ら見つけ改善する力です。カフェのアルバイトで、昼時の提供の遅れが課題でした。原因が備品の配置にあると考え、動線を意識した再配置を店長に提案しました。
結果、提供時間が平均2分短縮され、回転数が1.2倍に向上しました。この現状に満足せず改善を繰り返す力を活かし、貴社でも業務効率化を推進し、成果に貢献したいと考えています。

上記の例文のように、「2分短縮」「1.2倍」といった具体的な数値を出すことで、改善した事実をより効果的に伝えられるでしょう。店舗での経験を業務効率化といったビジネス視点の言葉に読み替えて締めくくることで、採用後の活躍イメージをより強く印象付けられます。

自己PRでアルバイト経験をアピールする際のポイントについて知りたい方は、「アルバイト経験を自己PRする際のポイントとは?5つの例文つきで解説」をご一読ください。

2.部活

部活動での経験は、目標達成に向けた継続力や忍耐力が評価の対象となります。特に厳しい環境や挫折を味わった際に、どのようにモチベーションを維持して行動し続けたか、そのプロセスに重点を置きましょう。

【例文】
私は、高い目標を達成するために試行錯誤を繰り返す継続力があります。大学のサッカー部では、怪我でレギュラーを外れる苦境を経験しました。しかし諦めることなく、復帰に向けて毎日欠かさず対戦相手の分析と筋力トレーニングに励みました。
その結果、半年後にはレギュラーに復帰し、リーグ昇格に貢献できました。この逆境でも腐らず努力し続ける姿勢を、貴社での困難な業務にも活かしていきます。

上記の例文のように、怪我というマイナスな状況を、自らの行動でどうプラスに転じさせたかというリカバリー能力を伝えましょう。単なる感情論ではなく、具体的な分析や訓練といった事実ベースの行動を記述することで、粘り強さの説得力が増します

困難に直面しても自走できる人材であることを、実体験を通して証明しましょう。

3.サークル

サークル活動は部活に比べて組織の強制力が緩やかな分、自ら動く主体性や、多様な価値観を持つメンバーをまとめる調整力が評価の大きなポイントになるでしょう。

【例文】
私は、立場の異なる人々の意見を調整し、チームを動かす力があります。100名規模のダンスサークルで副代表を務めた際、公演の方向性を巡り意見が対立しました。私は全員の要望を個別に聞き出し、妥協点を探る話し合いの場を設けました。
最終的に全員が納得する演出を完成させ、公演を成功に導きました。貴社においても、関係各所と良好な連携を築き、円滑にプロジェクトを推進します。

サークルでの調整力をアピールする際は、対立の背景を説明し過ぎないことが重要です。200字という制限の中では、問題の内容よりも解決のために自分がどう動いたかというプロセスに文字数を割きましょう。

特に、強制力のない自由な集団をまとめるために「個別に話を聞く」「妥協点を探る」といった泥臭くも具体的な行動を記述することで、ビジネスシーンでも通用する実行力を伴う調整力として説得力が高まります。

4.ゼミ

学業やゼミの経験では、課題に対する論理的思考力や探究心をアピールするのが効果的です。また、難しい内容を相手に配慮して分かりやすく要約して伝える言語化能力も評価対象となります。

【例文】
私の強みは、複雑な事象を多角的に分析し、本質を捉える力です。経済学のゼミでは地域の消費動向をテーマに、現地でのアンケートと統計データを組み合わせて分析を行いました。仮説と異なる結果が出た際も再調査を徹底し、精度の高い論文を完成させ、学内表彰を受けました。
この事実に基づき粘り強く真実を追究する力を活かし、貴社では緻密な市場分析に基づいた戦略立案に貢献します。

上記の例文のようにアンケートと統計データの組み合わせといった手法を明記することで、分析の客観性と論理的な妥当性がひと目で伝わるでしょう。研究のプロセスを通じて事実に基づき動ける人材であることを示せば、企画や分析といった論理性が求められる職種において武器になります。

5.留学・海外経験

留学経験は語学力の習得だけに留まらず、異文化環境での適応力や発信力に焦点を当てます。未知の環境でどのように立ち回り、周囲と信頼を築いたかを伝えることで、変化の激しいビジネスシーンでの活躍を具体的にイメージさせやすくなるでしょう。

【例文】
私は、未知の環境に臆せず飛び込み、信頼関係を築く適応力を持っています。米国の大学への交換留学時、当初は議論に参加できず苦労しましたが、毎日現地の学生に自ら声をかけ、文化の違いを尊重した対話を重ねました。
結果、最後には共同プロジェクトのリーダーに選ばれるまでになりました。この壁を恐れず関係を構築する力を活かし、グローバルな環境下でも着実に成果を出していきます。

上記の例文のように、自ら声をかけるといった主体的な行動を一点に絞って記述することで、精神的なタフさと自走力を強力にアピールできるでしょう。海外展開を行う企業はもちろん、多様な価値観が混在する組織においても、即戦力として期待される内容になります。

200字という限られた文字数だからこそ、あなたの強みを象徴する具体的なエピソード選びが合否を分けることも。「自分の経験にはアピールできるような成功体験がない」と不安に感じる方は、まずはエピソードを探すことから始めましょう

特別な実績がなくても面接で高く評価される成功体験の見つけ方については、「就活の面接で誇れる成功体験が思いつかない…見つけ方や大学生向けの例文を紹介!」をご覧ください。

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自己PRが200字に収まらないときの対処法

200字で作成する自己PRでは、内容を薄くするのではなく表現を効率化して情報の密度を高めることが大切です。不要な言葉を削ぎ落とし、言い回しを工夫することで同じエピソードでもスッキリとまとまるでしょう。

ここでは、文章の質を維持しながら文字数を大幅に削減するための対処法を解説します。

1文40文字以内を意識する

1文が長いと、主語と述語の関係が複雑になり、文字数もかさみます。200字の自己PRなら、全体を4〜5文で構成し、1文あたり平均40文字以内に抑えるのが理想です

一文を短く切ることで、接続詞を減らせるだけでなく、リズムが生まれて読みやすさも向上します。「〜ですが、〜なので、〜」と無理につなげず、句点(。)で区切れないか確認しましょう。

だ・である調(常体)を使う

「だ・である調」を使い、文章を短くしてみましょう。自己PRは丁寧な文章を意識して「ですます調」で書くことが基本だと思われがちです。しかし、「だ・である調」でも問題ありません。

ですます調を意識して伝えたい内容を削ったり、文字数をオーバーしたりすることの方が問題です。まずは「だ・である調」にしてみて、200字で収まるか確認してみましょう。以下の表の内容を参考に、文末をだ・である調(常体)に変えて文字数を確認してみましょう。

ですます調(敬体) だ・である調(常体)
~です ~だ
~ます ~である
~だと思います ~だ
~でしょう ~だろう
~という理由です ~だからだ

一文あたりの削減数はわずかですが、すべての文章を整えることで、具体的なエピソードを書き足すための余白が生まれます。常体を使うことで文章が引き締まり、自信に満ちた印象を与える効果も。

「ですます調」と「だ・である調」の使い分けについては、「ですます調?である調?履歴書の印象は語尾によって変わる!」の記事でも紹介しています。相手に与える印象も変わるので、チェックしておきましょう。

言い回しや表現を変える

同じ意味の言葉が重複している場合や、冗長な言い回しは積極的に削りましょう。特にカタカナ語を漢字の熟語に変換すると、文字数を節約しつつ知的な印象を与えられます。

・ミーティング→会議
・工夫して実施した→工夫した
・〜という経験を~→〜を経験

こうした言い換えを数箇所行うだけで、10〜20文字程度の余白が生まれるでしょう。生まれたスペースを活用して、強みの根拠となる具体的なエピソードや数字を書き足せば、より説得力の高い自己PRに仕上げることが可能です。

接続詞や二重表現を削る

「しかし」「また」「そのため」といった接続詞は、前後の文脈がスムーズであれば思い切って削りましょう。200字という短い構成では、論理の流れさえ明確なら、接続詞がなくても十分に意図は伝わります

また、「まず最初に」は「最初に」と言い換えるなど、重複した表現(二重表現)や冗長な語尾を整理するだけでも、貴重な数文字を確保できます。

添削してもらう

自分では文章が考えられない場合、添削してもらうのもおすすめ。第三者に確認してもらうことで、削っても伝わる文章や言い換えられる言葉が見つかるかもしれません。

自己PRが書き終わったら、先輩や友人、就活エージェントに一度添削を依頼してみましょう。

キャリアチケット就職エージェントでも自己PRの添削を受け付けています。就活のプロがマンツーマンでアドバイスを行うので、ぜひ利用してみてください。

添削の依頼先に悩む場合は、「自己PR添削はどうすればいい?依頼先やセルフチェックのコツも紹介」の記事で誰に相談するか考えてみましょう。

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200字の自己PRで好印象を与えたいあなたへ

200字の自己PRでは、あなたの要約力や論理的思考力を証明することが大切です。まずは文字数を気にせず想いを書き出し、本記事で紹介したPREP法や言い換えのテクニックを活用して、密度の高い文章へと磨き上げましょう。

「どうしても200字に収まらない」「自分の強みがこれで伝わるか不安」と感じるなら、客観的な視点を持つプロに相談するのも一つの手です。

もし、自分だけでは自己PRの作成が難しいと感じたら、就活エージェントへの相談がおすすめ。数多くの就活生の自己PR添削を行ったプロが、あなたに合うアピール方法をアドバイスします。

なかでもキャリアチケット就職エージェントは、自己PRはもちろん、エントリーシートや履歴書の添削も実施。初回のヒアリングから内定獲得までサポートするので、ぜひ相談してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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