面接で長所・短所はこう答える!押さえたいポイントや評価される例文を紹介

このページのまとめ

  • 面接で長所と短所を聞かれる理由は、自己分析の精度と企業との相性をチェックするため
  • 面接で長所と短所を伝える際は、「結論」「根拠」「今後の方針」の順で伝えるのがコツ
  • 面接で長所と短所を見つけるには、自己分析や他己分析をするのがおすすめ

面接で長所・短所はこう答える!押さえたいポイントや評価される例文を紹介のイメージ

就活生のなかには、自分の長所と短所の伝え方で悩む方もいるでしょう。長所や短所の質問は人となりを伝えられるチャンスである一方、伝え方次第ではマイナスの印象をもたれかねません。長所や短所は面接でよく聞かれる質問の一つなので対策しておくことが大切です。

この記事では、例文を交えながら面接で長所と短所を伝えるときのポイントを解説。また、伝えるときの注意点や見つけ方も紹介しているので、ぜひご覧ください。

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目 次

面接で長所と短所を聞かれる理由

就活で長所と短所を聞く質問は、単に自分の強みや弱みを知るためだけでなく、採用するべきかどうかを判断する目的もあります。企業側の意図を理解することで、より評価につながる回答ができるようになるでしょう。

以下で、企業が採用面接で長所と短所を聞く意図を解説するのでチェックしてみてください。

自己分析ができているか

面接官は、学生が自分自身の長所と短所を的確に答えられるかどうか、自己分析の精度をチェックしています。仕事において自分の能力を最大限に発揮し、かつ失敗を未然に防ぐためには、自身の特性を客観的に把握する能力が不可欠だからです。

もし自分の短所を答えられない場合、「自分を省みることができない」とみなされ、「客観性に欠ける」「プライドが高く成長しにくい」といったネガティブな印象を与えかねません。逆に、たとえば短所を認めたうえでどう向き合っているかを話せれば、自己管理能力が高いと評価される可能性があるでしょう。

自己分析が正しく行えているか不安な方は、「自己分析のやり方は?おすすめの方法12選と就活における注意点を紹介」の記事を参考にしてみてください。

企業が求める人物像にマッチするか

企業が面接で長所や短所を聞くのは、学生のもつ長所が入社後にその企業の業務で活かせるものかを確認する意図があるからです。企業ごとに社風や仕事内容は異なります。
そのため、どれほど優れた長所があっても企業がその素質を求めていなければ、入社後に活躍するイメージが湧かず、不採用になる可能性もあるでしょう。

また、自分の長所を活かして、あるいは短所を補いながら働いていくイメージができているかも判断されています。応募者自身が「この会社なら自分が活躍できる」とイメージできているかは、採用において重要なポイントです。

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面接で長所・短所などの答え方に悩む就活生は多い

面接に臨むにあたり、「対策したほうが良いの?」と悩む方もいるかもしれません。キャリアチケットが2021年卒を対象に実施したアンケートによると、学生が就活中に一番困ったことは、「面接の受け答えがうまくできないこと」が26.1%と最も多いことが分かりました。

多くの就活生が、対策せずに本番に臨むと、自分の考えを伝えきれず、苦戦している現状が伺えます。

就職活動中に一番困ったことのイメージ

面接は限られた時間のなかで、企業側が求める情報を論理的に提示しなければなりません。不慣れな環境では緊張から本来の実力を発揮しにくいため、準備不足のまま臨むと「もっと対策しておけば良かった」と後悔につながる恐れがあります。

そのため、面接には万全の対策をして臨みましょう。事前に自己分析や企業研究を通じて頭の中を整理し、模擬面接などのアウトプットを繰り返すことで、本番でも落ち着いて「企業の意図に沿った」回答ができるようになります。

その結果、「自社が求める人物像に合致している」「入社後に活躍してくれそうだ」という確信を面接官に与えられれば、内定獲得に大きく近づくでしょう。

面接対策の方法は、「就活の面接対策はどうする?方法やよく聞かれる質問54選と回答例を解説」の記事を参考にしてみてください。

参照元
キャリアチケット
就職動向に関する調査

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面接で長所と短所を伝えるときの5つのポイント

面接で長所と短所を答えるときは、ポイントを押さえることで自己分析の深さをアピールし、採用担当者から高評価を得られるでしょう。

以下で、面接で長所と短所を伝えるときのポイントを5つ紹介します。ポイントを意識して、説得力のある回答を準備しましょう。

1.結論→具体的な根拠の順番で伝える

面接での回答は、まず「私の長所は△△です」と結論から話し始めることが重要です。最初に結論を述べることで、話の着地点が明確になり、聞き手である面接官が内容を理解しやすくなります。

結論を述べたら、その長所を裏付ける具体的なエピソードを続けましょう。たとえば、アルバイトやサークル活動でその長所がどのように発揮されたのかを数字や周囲の反応を交えて伝えると、説得力が増して好印象を与えられます。

2.長所と自己PRの内容に一貫性をもたせる

長所と自己PRの内容に一貫性をもたせることも、面接で答えるときの押さえたいポイントの一つです。長所で伝えている強みと自己PRでアピールしている内容がバラバラだと、面接官は「本当の強みはどこにあるのだろう」と困惑し、正当な評価につながりません。

履歴書やWebエントリーシート全体を通して、自分という人物像に一本の筋が通っていることが重要です。もし長所が「継続力」であれば、自己PRでも「3年間欠かさず続けた活動」をエピソードとして選ぶのが自然でしょう。

一貫性をもたせることで、自分の強みがより強調され、面接官の記憶に残りやすい魅力的な人材として映ります。

長所と自己PRの違い

就活生のなかには、「長所と自己PRって何が違うの?」と疑問をもつ方もいるかもしれません。長所と自己PRをそれぞれで効果的にアピールするために、混同されやすい「長所」と「自己PR」の違いを整理しておきましょう。

・長所:自分の人間性や性格的な「強み」そのもの
・自己PR:その強みを活かして、企業にどう貢献できるかを伝える項目

つまり、長所は自分の「特徴」を指すのに対し、自己PRはその特徴を使って「私は貴社で活躍できます」と売り込む行為を指します。この違いを理解しておくと、回答のズレを防げるでしょう。

3.短所は改善に向けた向き合い方とセットで伝える

短所を伝える際は、改善に向けた向き合い方とセットで伝えましょう。 単に欠点を述べるのではなく、弱点をどう自覚し、克服するためにどのような努力をしているかというプロセスを示すことが重要です。

たとえば、「心配性」という短所があるなら、それを補うために「事前の準備や確認を徹底している」という前向きな行動につなげて話しましょう。弱点を放置せず、コントロールしようとする姿勢は、自己管理能力の高さとして評価されます。

4.仕事への活かし方を具体的に示す

長所を話す最後には、その強みを志望企業での業務にどう活かせるか具体的に添えてください。どれほど素晴らしい長所であっても、仕事に役立つイメージが湧かなければ、採用の決め手にはなりにくいからです。

Web業界のディレクター職を志望する場合、長所が「几帳面さ」であれば、「プロジェクトの進捗管理において、細かなタスク漏れを防ぐことでチームに貢献したい」といった伝え方が効果的です。自分の強みが企業の利益につながることを強調しましょう。

5.「求める人物像」に合わせて伝える内容を選ぶ

面接で伝える長所・短所を考えるときは、「求める人物像」に合わせて伝える内容を選びましょう。企業によって、評価される長所はさまざまです。そのため、企業のWebサイトや採用情報に記載されている「求める人物像」を事前にリサーチし、それに合致するエピソードを選ぶことで高評価を得られるでしょう。

たとえば、スピード感を重視するベンチャー企業なら「行動力」が評価されやすく、正確性が求められる事務職なら「忍耐強さ」が求められる傾向があります。

企業が求める人物像を見極めるには、企業研究でできる限りの情報を集めるのがおすすめです。企業研究の方法は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。

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【例文】面接で好印象を与える長所の答え方

面接で長所を伝える際は、単に自分の得意なことを述べるだけでなく、それが企業の利益にどう貢献できるかをセットで伝えることが重要です。企業は長所を通じて、自社の社風に合うか、あるいは入社後に活躍できる人材かどうかを判断しています。

長所を回答する際は、客観的な説得力を出すために「結論→具体的なエピソード→仕事での活かし方」という構成を意識しましょう。以下に、主な長所ごとの例文をまとめました。

どのように伝えれば良いか悩んでいる方は、参考にしてみてください。

長所1:リーダーシップがある

私は、周囲を巻き込み、共通の目標に向かってチームを動かすリーダーシップが長所です。所属していたテニスサークルでは、練習の参加率が低下し、活気が失われていることが課題でした。分析の結果、一部の幹部のみが運営を担い、多くのメンバーが運営を他人事のように捉えている受動的な状態が原因だと考えました。

そこで、全員が「役割」を持つことで当事者意識を高める仕組み作りを行いました。具体的には、従来の幹部主導を改め、下級生にもイベント企画や練習メニューの考案を一任するチーム制を導入しました。私は各リーダーの自走を支える役割に徹し、密なコミュニケーションを通じて進捗の把握や個別の相談対応に尽力しました。

その結果、参加率は以前の1.5倍に向上し、合宿の満足度アンケートでも過去最高評価を得ることができました。御社においても、チームの力を最大化できるよう周囲に働きかけ、目標達成に貢献したいと考えています。

単に「指示を出した」ことではなく、周囲が自発的に動くための「仕組み作り」に触れている点が評価されます。自分一人で頑張るのではなく、組織全体の士気を高める姿勢を見せることで、将来のマネジメント候補としての期待感を高められるでしょう。

長所2:コミュニケーション能力が高い

私の長所は、相手の意図を汲み取り、信頼関係を築くコミュニケーション能力です。個別指導塾のアルバイトでは、当初、勉強に対して消極的な生徒となかなか打ち解けられず指導が停滞した時期がありました。生徒が「なぜやる気が出ないのか」という本音を言えずにいることを察し、まずは信頼を得ることが不可欠だと考えました。

そこで、一方的な解説ではなく「聞き役に徹する」ことを意識しました。授業の冒頭5分を雑談の時間とし、生徒の趣味や学校での出来事を否定せずに聞くことで、心の距離を縮めるよう努めました。また、理解度を把握するために「どこが分からないか」ではなく「自分の言葉で説明してもらう」アウトプット型のアプローチを徹底しました。

その結果、生徒からの信頼を得て学習意欲が向上し、最終的には志望校合格まで並走することができました。御社においても、顧客やチームメンバーとの対話を大切にし、円滑な業務遂行を支えていきたいと考えています。

「話す力」以上に、相手の真意を汲み取る「聴く力」を強調しているため、信頼関係を築くスキルの高さが伝わります。具体的な課題解決のプロセスを示すことで、ビジネスの現場でも円滑に業務を推進できるイメージを抱かせれば内定獲得につながるでしょう。

長所3:協調性がある

私の長所は、立場や主張が異なる人とも共通のゴールを見据えて協力できる点です。大学3年次のインターンシップでは、新規事業立案のプレゼンにおいて、チーム内でA案とB案の2つに意見が分かれました。私は、多数決で強引に決めるのではなく、全員が心から納得できる結論を出すことがチームの結束に不可欠だと考えました。

そこで、議論を感情論にしないため、両案に類似した企画の成功・失敗事例を独自に収集し、客観的な比較検討を提案しました。集めたデータを元に「リスクと実現可能性」という共通の尺度で議論を再開した結果、反対意見を持っていたメンバーも「これなら納得できる」とB案に合意し、チーム一丸となってプレゼンに臨むことができました。

この長所を御社でも活かし、異なる視点を持つ方々と建設的な議論を重ね、最善の成果を追求していきたいと考えています。

ただ周りに合わせるのではなく、客観的なデータを用いて「納得感のある合意形成」を主導した点が大きなアピールポイントです。異なる意見を排除せず、チームの結束に変えられる力は、多様な部署と連携する仕事において重宝されるでしょう。

長所4:責任感がある

私は、仕事に対して自ら役割を見つけ、完遂する責任感が長所だと考えています。大学生から続けているコンビニエンスストアでのアルバイトでは、当初、商品の場所を即座に答えられず、役割を十分に果たせていないことに不甲斐なさを感じました。

そこで、「お客さまをお待たせしない」ことを目標に、商品配置の完全習得に取り組みました。 具体的には、ルーチンワークである清掃や陳列の際、ただ作業をこなすだけでなく、商品の棚割りを頭の中で地図化し、関連商品との位置関係を意識して記憶するよう工夫しました。

その結果、現在はどんな質問にも即答できるようになり、混雑時でもスムーズな案内を実現しています。 御社においても、現状に甘んじることなく、自分の役割を果たすために必要な努力を惜しまず貢献したいと考えています。

当たり前の業務に対して自分なりの高い目標を設定し、泥臭く努力できる姿勢は、誠実な仕事ぶりを強く印象づけられます。目立つ実績がなくても、役割を全うするための工夫を具体的に語ることで、入社後の定着性や貢献意欲をアピールできるでしょう。

長所5:柔軟性がある

私は、予期せぬ状況の変化に対しても、冷静に優先順位を判断して対応できる柔軟性が長所です。カフェでのアルバイト中、近隣イベントの影響で想定の3倍を超えるお客様が来店され、店内が混雑を極めたことがありました。

私はまず、混乱の根本原因が「注文待ちの列による導線の塞がり」にあると判断し、オペレーションを即座に再編成しました。具体的には、通常の役割分担に固執せず、入り口の混雑解消を最優先に設定。ドリンク作成担当の一部を「注文受け」や「列整理」のサポートに回し、まずは店内の流れを作ることに注力しました。

一見、作成のマンパワーは減りますが、導線が確保されたことでスタッフ間の連携がスムーズになり、結果として提供スピードを落とさずに対応することができました。併せて、待ち時間の目安を事前にお伝えすることで、お客さまの不安解消にも努めました。

その結果、混雑をコントロールしながら、大きなクレームを出すことなく過去最高の時間あたり売上を記録できました。変化の激しいビジネスの現場においても、状況を俯瞰して最善策を考え、柔軟に行動することで貢献したいと考えています。

マニュアル通りに動くだけでなく、状況を俯瞰して優先順位を自ら判断できたエピソードが、即戦力としての判断力を示しています。トラブルをチャンスに変えて結果につなげた実績をアピールすることで、説得力のある内容になるでしょう。

面接で伝える長所の例文は、「長所の例文25選!面接で効果的に伝えるポイントや注意点も解説」の記事でも解説しているので参考にしてみてください。

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【例文】面接で評価される短所の答え方

短所を答える目的は、自分を卑下することではなく「自分を客観的に分析できているか」と「課題に対してどう向き合っているか」を示すことにあります。短所を伝える際は、必ずそれをどう補っているかという前向きな姿勢を付け加えましょう。

短所と長所は表裏一体であることが多いため、伝え方次第でポジティブな印象に変えることが可能です。以下で、面接で評価される短所の答え方を紹介するので参考にしてみてください。

短所1:頑固

私の短所は、自分の考えに固執するところです。演劇部で脚本と演出を担当した際、自分の理想を追求するあまり、役者のアイデアを軽視して部員の反発を招くことがありました。しかし、ある本番で役者が咄嗟に入れたアドリブが、客席の大きな笑いを誘うのを目の当たりにしました。

自分一人の想像力には限界があると思い知らされた経験です。それ以来、自分の正解を押し付けるのではなく、周囲に意見を仰ぐことを徹底しました。仲間の面白いアイデアを積極的に取り入れるよう努めた結果、作品の質が向上しただけでなく、現場に活気が生まれました。

この経験を通じて、現在は個人のこだわりよりチームワークで目標に向かう楽しさを実感しています。柔軟な思考で周囲の力を引き出し、最大の結果を出せるよう心がけています。

自分の非を認めた具体的な失敗談を交えることで、客観的な自己分析ができていることを示せています。単に「丸くなった」とするのではなく、周囲の意見を取り入れるメリットを理解し、行動変容につなげることで説得力が上がるでしょう。

短所2:世話焼き

私の短所は、つい他人の仕事にまで首を突っ込み、お節介を焼いてしまう点です。学園祭の実行委員会では、担当外の係の遅れが気になり、頼まれてもいないのに手助けをして回ったことがありました。その結果、本来の自分の業務が後回しになり、周囲にも「任されていないようで居心地が悪い」と指摘を受けてしまいました。

良かれと思っての行動が、相手の成長機会を奪い、チームの効率を下げていることに気づかされた経験です。それ以来、まずは自分の役割を完遂することを最優先にし、他者への支援は「相手が何を求めているか」を確認してから行うよう徹底しました。

現在は、相手を信じて見守りつつ、本当に困っている時にだけ適切なサポートを行う「一歩引いた配慮」を心がけています。入社後も、周囲と適切な距離感を保ちながら、チーム全体が円滑に回るよう貢献したいと考えています。

「お節介」という一見ポジティブな要素を、組織の効率という観点から真摯に反省できている点が評価されるでしょう。相手の自立を促すという「一歩引いた配慮」への改善策は、チームでの役割分担を理解している証拠として好印象を与えます。

短所3:流されやすい

私の短所は、自分よりも相手の意見を尊重してしまう点です。大学の吹奏楽部でリーダーを務めた際、部員の意見を優先するあまり方針が定まらず、組織を混乱させてしまった経験があります。「全員に納得してほしい」という思いが、結果的にチームの迷走を招いていました。

この反省から、単に意見を聞くだけでなく、集約した意見を組織の目標に照らし合わせ、最終的な方向性を自分で決断することを意識しました。客観的な視点をもつ友人に助言を求め、多角的な視点から自分の考えを整理する訓練を重ねた結果、他者の意見を尊重しながらも、責任をもって自分の意志を伝えられるようになりました。

貴社においても、周囲の声を大切にしながら、目標達成のために必要な発信と決断を行い、着実に業務を推進したいと考えています。

「優しさ」と「決断力の欠如」を混同せず、リーダーとしての責任感という視点で課題を捉え直せているのが評価されるポイントです。他人の意見を尊重しつつも、最終的な軸を自分に置く努力をしている姿勢は、誠実さと成長性の両方を感じさせ、企業側に好印象を与えられるでしょう。

短所4:優柔不断

私の短所は、慎重になりすぎるあまり決断に時間を要してしまう点です。長期インターンシップの企画会議では、複数の案のメリット・デメリットを精査しすぎるあまり、制限時間内に結論を出せず、プロジェクトの進行を停滞させてしまった経験があります。

このとき、「最善の選択」に固執するあまり、ビジネスにおいて不可欠な「スピード」という価値を見失っていたと痛感しました。それ以来、意思決定の際には「判断基準の優先順位」と「検討のタイムリミット」をあらかじめ設定するよう努めています。不確実な状況でも、その時点での最善策を迅速に選び、実行しながら精度を高めていく重要性を学びました。

現在は、検討の質とスピードのバランスを常に意識して行動しています。御社においても、リスクを冷静に見極めつつ、機を逃さずに判断を下すことで、着実に業務を推進していきたいと考えています。

「慎重さ」という長所を認めつつ、ビジネスにおいて致命的な「スピード不足」を課題として明確に定義できています。判断基準や制限時間を設けるといった具体的な解決策を提示することで、実務においてもミスを未然に防ぎながら前進できる期待感をもたせられるでしょう。

短所5:心配性

私の短所は最悪の事態を想定するあまり、過度に不安に感じてしまう点です。ゼミの発表準備では、他者からの反論を恐れるあまり、1つのレポート作成に1ヶ月以上費やしました。批判を避けようと周囲の反応を気にしすぎた結果、独自の視点がない一般論になってしまい、評価を得ることができませんでした。

この経験から、不安に負けて自分の意見を押し殺すことは、結果的に誰の役にも立たない非生産的な行為だと痛感しました。

現在は、不安を「ただ怖がる」のではなく、徹底的な準備の原動力として捉え直しています。具体的には、想定される批判に対してあらかじめ複数の回答案を用意し、余裕を持って修正を繰り返す仕組みを作りました。

不安を放置せず、論理的な準備で一つひとつ潰していくことで、現在は「これだけ準備したから大丈夫」と自信を持って自分の意見を主張できるようになっています。

「不安」という感情を否定するのではなく、それを「徹底的な準備」という行動に昇華させている点が論理的です。弱みを強みの源泉として再定義できているため、高いリスク管理能力をもった人材としてポジティブな評価につながるでしょう。

短所をポジティブに言い換えしたい方は、「短所一覧70選!ポジティブな伝え方と長所への言い換えを例文つきで解説」の記事をチェックしてみてください。

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面接で長所や短所を伝えるときの注意点

面接で自分の長所や短所を伝える際、ただ事実を述べるだけでは不十分です。適切な伝え方を知らないと、せっかくの強みが伝わらなかったり、評価を下げてしまったりする恐れがあるでしょう。

以下で、面接で長所や短所を伝えるときの注意点を解説します。回答の内容を通じて、自己分析ができているか、自社の社風にマッチしているかことをアピールして内定獲得につなげましょう。

「長所・短所は特にありません」と答えない

面接の場で「特にありません」と回答するのは避けましょう。「長所・短所は特にありません」と答えると、自己分析が不足している印象を与えるだけでなく、成長意欲や仕事への熱意が低いと判断されるリスクがあるためです。

もし自分の強みが見つからない場合は、友人や家族に他己分析を依頼するのも良いでしょう。客観的な視点を取り入れることで、自分では当たり前だと思っていたことが、実は自分ならではの強みだったと気づくケースも少なくありません。

また、事前に想定される質問をリストアップし、入念な面接対策を行っておくことも不可欠です。

自己分析で自分の持ち味を理解していても、いざ本番で言葉に詰まってしまっては意味がありません。よく聞かれる質問に対して「自分ならどう答えるか」という準備をしっかりしておくことで、自信をもって自分をアピールできるでしょう。

面接でよく聞かれる質問は、「【面接質問集】就活でよく聞かれること40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事で解説しています。

社会人として不安視される短所を選ばない

短所を正直に伝えることは大切ですが、社会人としての適性を疑われるような内容は選ばないようにしましょう。たとえば、「時間にルーズ」「約束を守れない」「嘘をついてしまう」といった特徴は、ビジネスにおける信頼関係を損なう致命的な欠陥とみなされます。

短所を選ぶ際は、あくまで業務に支障をきたさない範囲に留めるのがポイントです。そのうえで、短所を克服しようとする前向きな姿勢を併せて伝えることで、自己分析ができているというポジティブな印象に変えられるでしょう。

短所をネガティブな表現のまま終わらせない

短所を話す際に、欠点を伝えるだけで終わらせてしまうのはもったいないといえます。企業が知りたいのは「自分の弱点とどう向き合い、克服しようとしているか」という前向きな姿勢だからです。

文章を構成する際は、短所を伝えたあとに必ず「現在どのような対策を講じているか」という改善策をセットで伝えてください。たとえば、「お節介」という短所であれば、「相手の主体性を奪わないよう、一歩引いて見守ることを意識している」と付け加えるだけで、印象は大きく変わるでしょう。

仕事に無関係過ぎる話をしない

エピソードを選ぶ際は、必ずビジネスシーンや仕事の成果につながる内容を意識しましょう。たとえば「長所は食べ物の好き嫌いがないことです」といったプライベートすぎる話は、個性的ではありますが、採用の判断材料にはなりにくいのが実情です。

大学生活でのゼミやサークル、アルバイト、インターンシップなどの経験から、仕事での再現性がイメージできる話題をピックアップしてください。企業研究を通じて、応募先企業が求めている人物像を把握し、それに合致するエピソードを選びましょう。

アピールポイントはひとつに絞る

自分の魅力をたくさん伝えたいという気持ちは分かりますが、アピールポイントはひとつに絞るのがおすすめです。複数の長所を盛り込みすぎると、一つひとつの印象が薄くなり、結局何が一番の強みなのかが面接官に伝わらなくなってしまいます。

もっとも自信のある長所に絞り、それを裏付ける具体的なエピソードを深掘りして伝えるほうが、説得力は格段に高まるでしょう。自分の魅力のなかから、その企業の職種で最も活かせるものは何かを検討し、一貫性のある回答を心がけてください。

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面接に向けて長所と短所を見つける4つの方法

就活生のなかには、「面接でアピールできる長所や短所が見つからない」と悩む方もいるでしょう。ここでは、面接に向けて長所と短所を見つける方法を4つ紹介するので、参考にしてみてください。

1.自己分析で「モチベーショングラフ」を作成する

長所と短所を過去の経験から導き出すには、モチベーショングラフの作成がおすすめです。このグラフを書くことで、自分がどのような時に力を発揮し、逆にどのような場面でつまずきやすいのかを可視化できます。

作成の手順は、以下のとおりです。

・横軸に時間、縦軸に心の充実度を引く
・過去の大きな出来事を振り返り、当時の感情を曲線で描く
・山の部分と谷の部分に具体的なエピソードを書き込む

たとえば、モチベーションが上がっている「山」の時期には、あなたの長所が隠れています。一方で、意欲が下がっている「谷」の時期の行動には、短所や課題が現れやすい傾向があるでしょう。

感情の起伏をたどることで、表面的な言葉ではない、根拠のある自己PRにつながります。こうしたモチベーショングラフを用いた自己分析は、就職活動において最も重要な「最初の一歩」です。土台となる自己理解が深まることで、その後の業界研究や面接対策もスムーズに進められるようになります。

自己分析の方法は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事で解説しています。就活全体の進め方が分からない方は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事を参考にしてみてください。

2.家族や友人など身近な人に聞く

自分の長所や短所が分からないときは、一人で考えるだけでなく、他者からの視点を取り入れることも大切です。自分では当たり前だと思っている行動が、他人から見れば素晴らしい長所であるケースは少なくありません。

客観的な意見をもらうために、以下の項目を身近な人に質問してみましょう。質問の仕方や聞き方のポイントは、以下のとおりです。

質問項目 聞き方のポイント
私の長所は何? 具体的なエピソードと一緒に教えてもらう
逆に直した方が良いところは? 短所として改善できるポイントを深掘りする
第一印象と今の印象の差は? 他者からどう見えているかのギャップを知る

他己分析によって得られた知見は、面接での「周囲からは△△と言われます」といった説得力のあるフレーズに活用できるメリットがあります。他己分析の聞き方は、「他己分析とは?有意義かつ効率的なやり方のポイントや質問例30選を紹介」の記事を参考にしてみてください。

3.長所と短所を言い換える

長所と短所を言い換えるのも、面接でアピールする自分の適性を見つける方法の一つです。自分では短所だと思っていたことが、見方を変えれば長所となることがあります。その反対に、長所を短所と捉えられることもあるでしょう。

たとえば、「心配性」という短所は「慎重に物事を進められる」「計画性がある」という長所に言い換えられます。一方で、「ポジティブ」という長所は、見方を変えれば「楽観的すぎて考えが甘い」「危機感に欠ける」といった短所とも捉えられるでしょう。長所か短所のどちらか一方しか思いつかない場合は、逆の視点から言い換えができないか考えてみてください。

強みや弱みの答え方は、「面接で強みと弱みを聞かれたら?回答のコツや言い換え例の一覧を紹介!」の記事を参考にしてみてください。

4.企業の「求める人物像」から逆算して抽出する

面接で伝える長所や短所が見つからないときは、企業の「求める人物像」から逆算して抽出するのもおすすめです。まずは企業のWebサイトや採用パンフレットを熟読し、どのようなスキルや素養が求められているかを分析してください。

ターゲット像を明確にしたうえで、自身の経験のなかから共通する要素を抽出することで、内定に直結する戦略的な自己分析が可能となります。たとえば、チームワークを重視する企業であれば、自身の強みのなかから「協調性」に関連するエピソードを優先的に選んでみましょう。
そうすることで、企業のニーズに合致した、説得力のある自己PRが完成します。

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面接で長所・短所をうまく伝えて好印象を与えたい方へ

面接で長所と短所を伝える際は、単に自分の性格を説明するのではなく、企業が求める人物像に合致していることを示すのが重要です。企業は「自社の社風に合うか」「自分の特性を客観的に理解し、改善しようとする意欲があるか」を評価しています。

自分一人では客観的な視点をもつのが難しい場合、就職エージェントに相談するのもおすすめです。
キャリアチケット就職エージェントでは、専属のキャリアアドバイザーが自己分析を一緒に考えます。

また、サービスの一環として、面接対策も実施。長所や短所の伝え方が分からない方も、自信をもって面接に臨めるでしょう。面接で評価される自分の長所・短所を知りたい方は、ぜひご相談ください。

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キャリアチケット就職について

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