就活セミナーが開催される時間帯はいつ?基本的な開催時期も確認しよう

このページのまとめ

  • 就活セミナーの時間帯は、午前と午後どちらもある
  • 就活セミナーでは、業界研究や自己分析などのやり方を学べる
  • 就活セミナーにかかる時間は1時間半から2時間ほど

就活セミナーが開催される時間帯はいつ?基本的な開催時期も確認しようのイメージ

就活セミナーにかかる時間や、開催される時間帯に傾向はあるのでしょうか。このコラムでは、就活セミナーの開催時期や就活生が参加しやすい時間帯、セミナーを有意義なものにするためのポイントなどを解説。就活セミナーの具体的な内容にも触れています。

この記事を参考に、就活中の時間やスケジュールを上手に管理し、就職活動を効率的に進めましょう。

目 次

就活セミナーの主な開催時間

就活セミナーは、基本的に午前・午後どちらの時間帯も開催されます。就活セミナーには「合同説明会の中で開催されるもの」「大学の就職課が開催するもの」といった種類がありますが、どのようなケースも日中に実施することが大半です。

午前は、9時台や10時台など、昼食時間にかからない場合が多いでしょう。午後は、2時台から5時台ぐらいまでと、開催時間に幅があります。セミナーによっては午後6時以降など、夜間帯に開催するケースもあるでしょう。

どのような時間帯が参加しやすいか

基本的に、学生は午前中は授業があることが多く、午後から始まるセミナーのほうが参加しやすいでしょう。大学内で開催されるセミナーであれば、授業の空き時間に参加することも可能です。

合同説明会の就活セミナーは、土日に開催されることが多く、平日に参加しにくい方も行きやすいでしょう。大半のセミナーは予約が必要なので、忘れずに行いましょう。自身の就職活動の進み具合と学校の状況などを把握し、参加するセミナーを選んでみてください。

夕方や夜間開催のメリットと注意点

夕方や夜間に開催される会社説明会は、就活生にとって多くのメリットがあります。授業やアルバイトが終わったあとの時間を有効に活用でき、日中の忙しいスケジュールと重ならず、無理なく参加できるのが大きなポイントです。遠方から参加する場合でも移動時間を考慮しやすく、落ち着いて説明会に臨めるという利点があります。

ただし、午後7時以降の説明会には注意が必要です。この時間帯に説明会が設定されていると、企業に対して「働く環境が厳しそう」と感じるかもしれません。

就職活動では、企業の働き方やワークライフバランスを重視することが大切です。そのため、夜遅くまで説明会を行う企業に対しては、慎重に見極める必要があります。夕方の説明会は、効率的に情報収集を行いながら、自分の生活リズムを崩さずに就職活動を進められる良い機会です。

ただし、夜遅くの説明会に参加する場合は、その企業の労働環境についてよく調べ、無理のない範囲で参加するように心掛けましょう。

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就活セミナーで学べる5つの内容

就活セミナーとは、就職活動に役立つ知識やノウハウを得られるものです。下記に、具体的な内容をご紹介します。

1.業界研究

業界研究では、業界ごとの動向や強みといった特徴を理解できます。業界選びに悩んでいる方にはぴったりのセミナーです。志望する業界が絞れている場合も、その業界を深く知ることで働きたい企業を見つけるきっかけになります。複数の業界と比較すれば、新しい発見もあるでしょう。

2.自己分析

自身のやりたい仕事や長所などを見つけるために重要な、自己分析の方法を学べます。自己分析を正しく行うことで、具体性と説得力のある志望動機や自己PRが作れるでしょう。

自己分析については「自己分析とは?就活成功の第一歩は自分を知るところから始めよう!」も参考にしてください。まだ行っていない方は、こちらも読んでみてください。

3.面接対策

個別相談や模擬面接などで、採用面接の対策を行うものです。セミナーでは面接の種類や流れ、回答のコツなどを習得できます。模擬面接では個別面接やグループ面接など、多様なケースを想定してシミュレーションを実施。

本番の面接に活かせるよう、模擬面接後は自身の問題点を洗い出し、改善策を立てます。模擬面接を繰り返すことで、実際の面接の雰囲気に慣れることができるでしょう。

4.筆記試験対策

SPIや玉手箱といった、採用選考でよく出題される筆記試験の対策を行うもの。各試験の特徴や問題の解き方のコツ、企業が重視するポイントなどを学べます。

5.エントリーシート添削

新卒の選考で重要なエントリーシートですが、ポイントを押さえて書くことが必要です。セミナーでは、採用担当者に評価されやすいエントリーシートの書き方や、マナーなどを学べます。

会社説明会と就職セミナーの違いについては「説明会と就活セミナーどっちに参加する?それぞれの違いやメリットを解説」も参考にしてください。

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就活セミナーの開催時期

就活セミナーは、企業のエントリーが始まる時期に合わせて開催されるのが一般的です。具体的には、新卒採用の求人情報が出る大学3年次の3月から4年次の4月ごろです。同じ時期には会社説明会や合同企業説明会が開催され始め、本格的に就職活動をスタートする学生が多いでしょう。

就活セミナーが開催される時期はある程度決まっていますが、自己分析や筆記試験対策、業界研究などは本やインターネットなどを利用して自身でいつでも行えるもの。早い段階で就活対策を行っても良いでしょう。

また、企業のインターンは基本的に大学3年次の夏に実施されるのが大半です。自身の就職活動の進め方をある程度決めておき、スケジュール管理を行うことが重要です。

学生にとって参加しやすい時期

会社説明会に参加するには、授業やアルバイトと重ならない時期が理想的です。試験期間を避けた時期や、授業が少ない曜日・時間帯に説明会があると、気持ちに余裕を持って参加できます。

また、夕方や週末に開催されるセミナーであれば、授業やバイトのあとでも参加しやすく、忙しい中でも無理なく説明会に出席できます。

学校行事や他のイベントとの兼ね合い

文化祭やスポーツ大会、さらには就活関連の大型イベントと会社説明会が重なると、どちらを優先するか迷ってしまいます。

できるだけこれらのイベントと重ならないように説明会が設定されていると、どちらにも集中でき、ストレスなく就活を進められます。自分の予定を確認しつつ、効率的に説明会の日程を選びましょう。

長期連休期間の開催に注意

GWやお盆などの長期連休中は、家族と過ごす時間や旅行の予定を大切にしたいですよね。そのため、この期間中の会社説明会は避けたいところです。連休中は移動が大変だったり、予定が詰まっていたりするので、説明会への参加が難しくなることもあります。

長期連休を避けて開催される説明会を選ぶと、スムーズに就活を進められます。

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就活セミナーを有意義な時間にする3つの方法

就活セミナーは、90~120分ほどの時間を要するものが多いようです。就職活動中の貴重な時間を無駄にしないためにも、下記に挙げるポイントを押さえて参加しましょう。

1.目的を持って参加する

就活セミナーは就活に役立つ情報やスキルを身につけられる、貴重な経験ができるものです。「単純に多くのセミナーに参加する」「参加すること自体に満足してしまう」となってしまっては、得るものは少ないでしょう。

セミナーに参加する際は、自身に何が足りなくて、何を学びたいのかを明確にすることが重要です。目的意識を持つことで、セミナーはより有効なものになるでしょう。

2.複数の業界や企業を見て比較する

業界研究や企業研究を念入りに行い、複数の業種や職種なども比較しましょう。そうすることで、やりたい仕事や自身に合った企業が把握しやすくなります。

3.怪しいセミナーではないか見極める

就活セミナーには、まれに怪しいセミナーもあります。たとえば、根拠がなく「就職実績率○%」と掲げているものや、無料と提示しながら有料のセミナーに勧誘してくるものなどです。

このようなセミナーを回避するには、開催元の企業やセミナーの概要を十分に確認することが重要です。安心できる就活セミナーについては「就活セミナーは怪しい?安心できるセミナー探しのポイントをご紹介!」も参考にしてください。

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会社説明会の形式

就職活動を成功させるためには、いろいろな形式のセミナーや説明会に参加して、企業に関する情報を収集するのが重要です。セミナーには対面形式やWEB形式、合同企業説明会や個別説明会など、いくつかの形式があります。

それぞれの形式には異なる特徴やメリット・デメリットがあり、どの形式が自分にとって最適かを理解して、効率的に活用することがポイントです。ここでは、それぞれの形式について詳しく解説します。

対面形式のメリットとデメリット

対面形式のセミナーでは、企業の担当者と直接コミュニケーションが取れるため、企業の雰囲気や文化を肌で感じることができます。質疑応答の時間も充実しており、その場で自分の疑問を解消しやすいです。

また、ほかの参加者との交流も可能で、ネットワークを広げるチャンスにもなります。

一方で、対面形式は場所と時間が限られており、移動に時間がかかることがあります。また、遠方に住んでいる場合やスケジュールが合わない場合、参加が難しいという点がデメリットです。交通費や時間の負担が大きいことも考慮に入れる必要があります。

WEB形式のメリットとデメリット

WEB形式のセミナーは、インターネット環境さえあればどこからでも参加できるため、移動の手間や費用がかかりません。

録画されたセミナーなら、好きな時間に視聴できるオンデマンド形式もあり、忙しい学生には非常に便利です。また、場所を問わず全国各地の企業セミナーに気軽に参加できる点も魅力です。

しかし、WEB形式では画面越しのコミュニケーションになるため、企業の雰囲気や担当者の人柄を感じ取りにくいというデメリットがあります。また、ネットワークの状態に依存するため、接続トラブルが発生するリスクもあります。

質疑応答が限られている場合もあり、対面形式に比べると情報収集の効率が劣ることもあります。

合同企業説明会と個別説明会の違い

合同企業説明会と個別説明会は、どちらも企業の情報を得る重要な機会ですが、それぞれに違いがあります。

合同企業説明会は一度に多くの企業と接触できるため、幅広い業界や企業について効率よく情報収集ができるのが特徴です。まだ志望企業が絞り切れていない段階で、さまざまな選択肢を見つけるのに適しています。

合同説明会については「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」も参考にしてください。

一方、個別説明会は特定の企業に焦点を当てて開催されるため、その企業について深く知ることができます。企業の担当者と直接話す機会が多く、詳細な質問もでき、企業への理解を深めると同時に自分の志望度を高められる良い機会になります。

自分の就職活動の進捗や目的に応じて、どちらの形式が適しているかを選んで参加することが重要です。

企業説明会の最適な時間帯を選びたいあなたへ

企業説明会に参加する際、「どの時間帯に参加すれば、より有益な情報が得られるのか」と悩んでいる方も多いでしょう。時間帯によって、企業の説明内容や雰囲気が異なることもあります。

企業説明会の時間帯選びに迷っている方には、キャリアチケットがおすすめです。キャリアチケットでは、企業説明会の時間帯ごとの特徴や、効果的な参加方法について詳しくアドバイスを行っています。

自分にとって都合の良い時間帯を選ぶことで、企業の本音や雰囲気をより深く理解できるチャンスが広がります。自分一人で迷わずに、プロのアドバイスを受けて、最適な時間帯を見つけましょう。キャリアチケットでは無料で相談を受け付けているため、お気軽にご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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