このページのまとめ
- 部活動のキャプテン経験から学んだことは、就活の自己PRに使える
- 内容を1つに絞るのが、部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際のコツ
- 部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際は、結果だけをアピールしない

就活生のなかには、「部活動のキャプテン経験から学んだことの伝え方が分からない」と悩んでいる人もいるでしょう。高評価につながる自己PRを作成するためには、肩書きだけでなく、経験から得た学びをアピールすることが大切です。
この記事では、部活動のキャプテン経験から学んだことの自己PR例文や伝え方のポイントを解説します。強み・役割別の例文を参考にして、選考通過につながる自己PRを完成させましょう。
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- 部活のキャプテンで学んだことは自己PRに使える
- 部活のキャプテンで学んだことから伝えられる強み5選
- 1.リーダーシップ
- 2.協調性
- 3.コミュニケーション能力
- 4.粘り強さ
- 5.実行力
- 部活のキャプテン経験から学んだことを伝える際の構成
- 1.アピールしたい強みを伝える
- 2.強みの根拠になるエピソードを伝える
- 3.強みの業務への活かし方を伝える
- 部活のキャプテンで学んだことを伝える際のポイント
- 分かりやすく簡潔にまとめる
- 伝えるエピソードは1つに絞る
- 部活動で学んだことも1つに絞る
- 企業が求める人物像に合うアピールをする
- 部活のキャプテン経験で学んだことを伝える際の注意点
- 専門用語は使わない
- 結果のアピールだけにならないようにする
- キャプテンとして苦労したことばかりを伝えない
- 競技でしか活かせない学びはアピールしない
- ありきたりな内容は避ける
- 部活のキャプテン経験から学んだことを伝える例文5選
- 1.リーダーシップをアピールする例文
- 2.協調性をアピールする例文
- 3.コミュニケーション能力をアピールする例文
- 4.粘り強さをアピールする例文
- 5.実行力をアピールする例文
- 部活で学んだことをアピールする役割別の例文3選
- 1.副キャプテン・副部長の場合の例文
- 2.部員の場合の例文
- 3.マネージャーの場合の例文
- 部活のキャプテンで学んだことを自己PRしたい人へ
部活のキャプテンで学んだことは自己PRに使える
部活動のキャプテン経験で学んだことは、就活でのアピールに使えます。キャプテン経験を通して得た強みやスキル、努力してきた過程をアピールしましょう。
たとえば、部活動のキャプテンであればリーダーシップや部員との協調性などをアピールできます。また、試合での勝利や大会に向けて努力してきた経験を伝えるのも効果的です。
キャプテン経験だけではなく、部員やマネージャー経験もアピールにつながります。部活動で自分がどのような役割を果たしてきたか具体的に伝えましょう。
たとえば、マネージャーであれば部員をサポートするために、どのように取り組んできたかをアピールできます。サポートする役割を通して得たスキルや強みも話せるでしょう。
選考で自分をアピールする方法は、「自己PRとは?企業が求める理由や回答のポイント・例文を紹介」の記事もあわせて参考にしてください。
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部活のキャプテンで学んだことから伝えられる強み5選
部活動のキャプテン経験からは、リーダーシップや協調性などの強みがアピールできます。ここでは、キャプテン経験からアピールできる5つの強みについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
1.リーダーシップ
キャプテンはチームをまとめてきた経験から、リーダーシップをアピールポイントにできるでしょう。仕事でもリーダーを任されるケースは多いため、選考で評価されやすい強みの一つです。
リーダーシップをアピールする際は、どのようなタイプのリーダーなのか具体的に伝えましょう。自分が先頭になって引っ張るタイプのリーダーもいれば、部員を支えることでチームをまとめるタイプのリーダーもいます。
また、企業が求めるリーダー像は社風や雰囲気によって異なるため、志望企業にマッチしたアピールを意識することが大切です。
2.協調性
キャプテン経験がある就活生は、協調性もアピールできる強みになるでしょう。なぜなら、どのような仕事も1人だけで行うのではなく、周囲と協力して進めていくからです。
部活動では目標達成に向けて、部員や顧問と協力するケースも多いでしょう。目標に向けて周囲とどのように協力し、努力してきたのかを具体的にアピールすると効果的です。
協調性をアピールするコツについては、「協調性を自己PRで伝えるコツは?アピールにつながる書き方や例文を解説」の記事で詳しく解説しています。
3.コミュニケーション能力
部活動でキャプテン経験がある場合、部員とのかかわりで培ったコミュニケーション能力も強みになります。コミュニケーション能力がある人材はどの企業でもニーズが高いため、評価につながりやすいアピールポイントです。
選考でコミュニケーション能力をアピールする際は、どのような形のコミュニケーションが得意なのかを具体的に伝えましょう。
たとえば、「部員の意見に耳を傾けて練習メニューを組むのが得意」「部員に積極的な声掛けをしてモチベーションアップにつなげていた」など、コミュニケーションの方法はさまざまです。これまでの部活動でどのように部員とコミュニケーションをとってきたのかアピールしましょう。
4.粘り強さ
あきらめずに物事を最後までやりきる粘り強さも、部活動でのキャプテン経験を通してアピールできる強みです。仕事でも目標に向けて最後までやり通す粘り強さは、評価される傾向があります。
粘り強さをアピールする際は、目標に対してどのように取り組んできたのか具体的に伝えるのがポイントです。苦戦した経験や困難を乗り越えた経験を交えると効果的でしょう。
5.実行力
部活動のキャプテン経験でアピールする強みとしては、実行力もおすすめです。「キャプテンとして試合に勝った」「大会で優勝した」などのエピソードを交えると評価されやすいでしょう。
実行力は、社会人になってからも仕事で成果を出すために欠かせない要素の一つです。キャプテンとして率先して行動し、チームを引っ張ってきた経験をアピールすると、「自社の利益に貢献してくれそう」といったポジティブな評価が期待できるでしょう。
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部活のキャプテン経験から学んだことを伝える際の構成
部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の構成は「強み」「エピソード」「業務への活かし方」の順番です。ここからは、自己PRを伝える際の構成について詳しく解説するので参考にしてください。
1.アピールしたい強みを伝える
まずは、アピールしたい強みを伝えましょう。結論から伝えると、自己PR全体の内容が伝わりやすくなります。
たとえば、「私の強みは部活動で培ったリーダーシップです」「私は部活動で培ったコミュニケーション能力に自信があります」のように簡潔に伝えるのがポイントです。
2.強みの根拠になるエピソードを伝える
次に、強みの根拠になるエピソードを伝えましょう。なぜなら、具体的なエピソードがあれば、強みに対する説得力が増すからです。
エピソードを伝える際には、「どのような努力をしたか」「なぜその行動を起こそうと思ったのか」などのように、過程を重視して伝えましょう。採用担当者は、自己PRのエピソードから、就活生の人柄や考え方を見ています。
「キャプテン経験があります」「部活動を3年間頑張りました」だけでは、努力の内容が伝わりません。「チームをまとめるために全員と面談を行った」「自分が率先して練習に取り組み、部員を引っ張った」のように、目標達成に向けて実施した取り組みや工夫を伝えます。
3.強みの業務への活かし方を伝える
最後に、アピールした強みを業務にどのように活かすかを伝えましょう。採用担当者に、自分が活躍する姿をイメージしてもらうためです。
業務への活かし方を考えるためには、企業研究が必要です。また、職種ごとに求められる強みや能力も知っておきましょう。
学生生活の経験をアピールするコツについては、「学生生活で得たことの答え方はどうする?構成の作り方や例文を紹介」も参考にしてください。
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部活のキャプテンで学んだことを伝える際のポイント
部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際には、企業が求める人物像に沿って、簡潔に伝えるのが重要です。ここでは、部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際のポイントを詳しく解説します。
分かりやすく簡潔にまとめる
部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際は、分かりやすく簡潔にまとめましょう。文章が長かったり、複雑だったりすると、採用担当者に内容が伝わらず評価につながりません。
自己PRを分かりやすくまとめるために、「5W1H」を意識するのがおすすめです。次の6つのポイントを意識して内容を考えましょう。
・WHEN:いつ
・WHO:誰が
・WHERE:どこで
・WHAT:何を
・WHY:なぜ
・HOW:どのように
また、自己PRを伝えるにあたってES(エントリーシート)の記入欄に文字数が設けられていたり、面接で話せる時間が決められていたりするケースもあります。指定された条件に対応できるように、内容をまとめる練習もしておきましょう。
伝えるエピソードは1つに絞る
伝えるエピソードは、1つに絞りましょう。複数のエピソードを伝えてしまうと、内容が分かりづらくなります。
たとえば、「部活動のキャプテンではリーダーシップを発揮し、サークルではまとめ役を務めて、ボランティア活動にも積極的に参加しています」とアピールしても、結局何を伝えたいのかが分かりません。
アピールポイントを強調するためにも、自己PRで紹介するエピソードは1つに絞るのがおすすめです。
なお、伝えるエピソードを選定する際は、自己分析を行いましょう。自己分析については、「部活動のキャプテン経験で学んだことを伝えるには?例文やポイントを解説!」の記事をご覧ください。
部活動で学んだことも1つに絞る
部活動で学んだことも1つに絞りましょう。「部活動のキャプテンを経験して、リーダーシップと協調性と忍耐力を学びました」と複数アピールしてしまうと、1番伝えたい内容が分かりません。
学んだことを複数伝えるのではなく、1つに絞って内容を詳しく伝えましょう。量を増やしてもアピールにつながるわけではないので、気をつけてください。
企業が求める人物像に合うアピールをする
部活動でのキャプテン経験をアピールする際は、企業の求める人物像に合うように工夫しましょう。優れた強みや経験も、企業で活かせなければ評価を得にくいためです。
たとえば、キャプテン経験を通して「苦しい状況でも耐える忍耐力」を学んだ場合、目標達成に向けて努力が必要な職種だと評価されやすいでしょう。一方で、忍耐力が必要な場面が少ない職種の場合は、ミスマッチになる可能性があります。
企業が求めている人物像を意識し、適切に強みをアピールすることが大切です。
企業がどのような人物を求めているか知るためには、企業研究を行いましょう。企業研究の進め方は「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しているので参考にしてください。
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部活のキャプテン経験で学んだことを伝える際の注意点
部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際、専門用語や競技でしか活かせないアピールは避けましょう。
ここでは、部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の注意点を解説するので、自己PRを考える際の参考にしてください。
専門用語は使わない
キャプテン経験を伝える際は、専門用語の使用は避けましょう。専門用語が分からないと内容が伝わらないエピソードでは、評価が難しいからです。
専門用語を多用すると「相手に分かりやすく伝える能力がない」と判断されてしまう恐れがあるので、誰にでも伝わるような言葉を使うことを心掛けましょう。
結果のアピールだけにならないようにする
結果だけでなく、過程を伝えることも意識してください。結果だけでは就活生の強みや考え方が分からず、どのような人物なのか判断しづらいからです。
たとえば、「野球部でキャプテンを務め、県大会で優勝しました」と伝えたとします。しかし、これだけでは「部活動で何を学んだのか」「どのような役割だったのか」が分からず、入社後どのように活躍するかイメージしにくいでしょう。
就活ではどのような物事を経験し、何を学んだかといった内容をアピールすることが大切です。
キャプテンとして苦労したことばかりを伝えない
自己PRにおいて、キャプテンとして苦労したことばかりを伝えるのは避けましょう。
ネガティブな内容がメインになってしまうと、採用担当者に与える印象が悪くなる可能性があります。伝え方次第では、「リーダーのポジションに向いていない」と判断されるケースもあるでしょう。
キャプテンとして大変だった経験を自己PRに絡める場合は、必ず課題を克服した過程と結果をセットで伝えるのがポイントです。ただの苦労話にならないよう、キャプテン経験をとおして仕事で活かせる学びがあった旨を伝えるように意識しましょう。
競技でしか活かせない学びはアピールしない
競技でしか活かせない学びは、就活における自己PRの内容としてふさわしくありません。就活では、「部活動で得た経験をどのように業務に活かすか」のアピールが重要です。
たとえば、「サッカーのシュート練習を3年間続けた結果、大会で得点王になりました」とアピールしても、業務には活かしにくく、評価されにくいでしょう。シュート練習を3年間続けて、「何を学んだか」「その学びをどのように業務に活かすか」が求められています。
採用担当者が知りたいのは、就活生の強みや努力の過程です。アピールの内容がずれないように気をつけましょう。
キャプテンとして何をしてきたか考えるためには、自分史を作って出来事を整理するのもおすすめです。自分史の作り方については、「自分史の書き方はどうすればいい?テンプレートの例やまとめ方を解説」の記事で解説しているので、こちらも参考にしてください。
ありきたりな内容は避ける
部活動のキャプテン経験をアピールする際は、ありきたりな内容にならないように注意が必要です。
キャプテンを任される学生の数は少ないものの、誰にでもできる経験ではないことから就活の自己PRやガクチカで使われやすいテーマといえます。特に、キャプテン経験からリーダーシップをアピールする自己PRは、採用担当者によくある印象を与えてしまう可能性もあるでしょう。
リーダーシップをアピールするのは構いませんが、ほかの就活生との差別化を意識することが大切です。個人的な体験に基づくエピソードや、自身の感想などを盛り込み、採用担当者の印象に残りやすい自己PRに仕上げましょう。
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部活のキャプテン経験から学んだことを伝える例文5選
ここでは、部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の例文を紹介します。アピールポイント別に5つの例文を紹介するので、自己PRを考える際の参考にしてください。
1.リーダーシップをアピールする例文
私の強みは、自ら先頭に立ち行動で仲間を導くリーダーシップです。
大学時代、サッカー部のキャプテンとして全国大会を目指しましたが、就任当初は練習に取り組む姿勢に温度差があり、部全体の士気が低下していました。
私は雰囲気を変えるため、誰よりも率先して走り込みや基礎練習に取り組み、最後までやり抜く姿勢を示しました。その結果、次第に部員も自主的に残って練習するようになり、チーム全体の意識が向上しました。最終的には部員全員が一丸となり、リーグ戦で創部以来初の準優勝を達成しました。
この経験から、リーダーは背中で仲間を引っ張る存在であると学びました。入社後も自ら行動で示し、組織を鼓舞するリーダーとして貢献していきたいと考えています。
2.協調性をアピールする例文
私の強みは、協調性を活かして周囲と信頼関係を築き、目標達成につなげる力です。
大学時代、合唱部の部長を務めた際、コンクール前に練習方針をめぐり意見が対立し、部員40名の間に不協和音が生じました。
私は全員での話し合いの場を設けて互いの意見を整理し、最終的に「音質重視」と「表現力重視」を組み合わせた新たな練習計画を提案しました。意見が尊重される雰囲気が生まれ、部員の参加意欲も高まりました。
その結果、出場した全国大会では初めて銀賞を獲得できました。入社後も協調性を武器に、周囲と協力しながら成果を生み出していきたいと考えています。
3.コミュニケーション能力をアピールする例文
私の強みは、一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションを通じて組織の力を高められることです。
大学時代、バスケットボール部のキャプテンを務めた際、部員30名の間で練習への温度差があり、チームとしての一体感を欠いていました。
私はその原因を把握するため、毎日の練習後に個別面談を行い、悩みや意見を丁寧に聞き取りました。そのうえで、全体ミーティングで共有し改善策を話し合う場を設けた結果、練習
参加率は70%から90%に上がり、チームはリーグ戦で創部以来初のベスト4を達成しました。
この経験を活かし、入社後も周囲との信頼関係を築きながら、組織全体の成果向上に貢献していきたいと考えています。
4.粘り強さをアピールする例文
私の強みは、困難に直面しても粘り強く努力を継続できることです。
大学ではテニス部のキャプテンを務め、団体戦で上位進出を目指しました。しかし、就任当初は部員の実力差が大きく、公式戦では2大会連続で初戦敗退を喫しました。私はあきらめず、毎朝1時間の自主練習を継続し、自ら率先して参加する姿勢を示しました。
さらに部員ごとの課題に合わせた練習メニューを提案し、全員で取り組む環境を整えました。その結果、部員の平均勝率が向上し、4年時の大会では創部以来初のベスト8進出を果たしました。
この経験から、継続力が組織を変える原動力になると学びました。入社後も困難に粘り強く挑み、成果へと結びつけたいと考えています。
5.実行力をアピールする例文
私の強みは、新しい取り組みを企画し、形にする実行力です。
大学時代、バドミントン部のキャプテンとして、大会での結果が伸び悩んでいた際、従来の練習方法だけでは限界があると感じました。
そこで、外部コーチを招いた合同練習会を自ら提案し、日程調整や予算確保などの運営を一手に担いました。初の試みでしたが、多くの部員が新しい技術や戦術を吸収し、団体戦で前年ベスト16からベスト8へと躍進することができました。
この経験を通じて培った実行力を、入社後も課題解決や新しい価値創出に活かしていきたいと考えています。
部活経験をアピールするコツは、「自己PRで部活経験を伝える際のコツは?基本の構成や例文を紹介」でも解説しているので、あわせて参考にしてください。
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部活で学んだことをアピールする役割別の例文3選
ここでは、役割別に部活動の経験から学んだことを伝える際の例文を紹介します。
1.副キャプテン・副部長の場合の例文
私は分析力に自信があります。
大学時代は野球部の副部長として、部長の補佐をしていました。野球部は県大会で準決勝まで進むものの、いつも同じチームに敗れていました。
今度こそ優勝まで進みたいと思い、私は部長と一緒にそのチームの試合中の傾向を徹底的に研究し、戦略や練習メニューを練り直しました。その結果、その年の大会では優勝を果たすことができました。
部長や部員からは「△△さんが相手チームを的確に分析してくれたおかげで勝つことができた」と感謝の言葉も頂きました。
貴社の営業職でもこの分析力を活かし、お客さまのニーズにマッチした提案をしていきたいと思っています。
2.部員の場合の例文
私の長所は、最後まであきらめない粘り強さです。
大学では水泳部に4年間所属していました。私は水泳の種目のなかで平泳ぎが苦手で、思うように記録が伸びませんでした。競泳大会に進んだ際にほかの部員の足を引っ張りたくなかったので、平泳ぎを克服することを決めました。
苦手を克服するために、顧問や平泳ぎが得意な先輩からアドバイスを貰い、練習メニューの見直しを行いました。最初はなかなか上達せず、心が折れそうになることもありましたが、自分の可能性を信じて練習を継続しました。
練習を重ねていくうちに少しずつ平泳ぎの記録が伸びるようになり、競泳大会では自己最高記録を更新することができました。
この経験を活かし、貴社でも根気良くお客さまと向き合い、心から満足して頂けるサービスを提供していきたいと考えています。
3.マネージャーの場合の例文
私の強みは人への気遣いです。
大学時代は、サッカー部でマネージャーを務めていました。マネージャーの基本的な業務は部員の体調管理や部室の掃除、ユニフォームの洗濯などです。
また、サッカー部の部員は毎日朝練や放課後の活動に励んでいたため、私は基本的な業務のほかに、差し入れの調達や親睦会の企画も行っていました。少しでも毎日練習を頑張っている部員の励みになればと考えてのことです。
その成果が実り、部員たちは忙しいながらも活動を楽しむようになり、大会で準優勝も果たしました。部員からは「マネージャーのおかげで練習が楽しくなった」という言葉もかけてもらいました。
この経験を貴社でも活かし、アドバイザーとしてお客さまが楽しく働けるようサポートしていきたいと考えています。
部活動の経験は、キャプテンだけではなく部員やマネージャーもアピールできます。「部活動での役割には種類がある?効果的なアピール法と自己PRの例文12選」の記事では、部活経験をアピールする方法を解説しているので、参考にしてください。
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部活のキャプテンで学んだことを自己PRしたい人へ
部活動のキャプテン経験からは学べることが多く、アピールにつなげたいと考えている人も多いでしょう。しかし、同様にキャプテン経験をアピールする就活生は複数いるため、差別化を図ることが重要です。
アピールの仕方に迷っているのであれば、就職エージェントに相談してみませんか。
新卒向け就職エージェント「キャリアチケット」では、自己PRの作り方や、アピールする内容など、就活生一人ひとりに合わせたアドバイスを実施しています。自己PRの作り方が全く分からない場合も、一から教えるので安心してください。
自己PRだけではなく、志望動機やガクチカなど書類選考に必要なアドバイスも可能です。部活動やキャプテン経験のアピール方法に悩んでいる就活生は、ぜひ相談してください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。