このページのまとめ
- 部活動のキャプテン経験から学んだことはアピールにつながる
- 部活動のキャプテン経験から学んだことは1つに絞って伝える
- 部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際は結果だけのアピールをしない
「部活動のキャプテン経験から学んだことってどう伝えればいい?」「自己PRやガクチカで評価される?」と悩む就活生も多いでしょう。部活動のキャプテン経験から学んだことは、就活でも評価される内容です。積極的にアピールしてみましょう。
この記事では、部活動のキャプテン経験から学んだことを伝えるポイントや注意点を解説しています。アピールする際の例文も紹介しているので、伝え方の参考にしてください。
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- 部活動のキャプテンで学んだことはアピールに使える
- 部員やマネージャー経験もアピールにつながる
- 部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の構成
- 1.アピールしたい強みを伝える
- 2.強みの根拠になるエピソードを伝える
- 3.強みの業務への活かし方を伝える
- 部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際のポイント
- わかりやすく簡潔にまとめる
- 伝えるエピソードは1つに絞る
- 部活動で学んだことも1つに絞る
- 企業が求める人物像にあうアピールをする
- 部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の注意点
- 専門用語は避ける
- 結果のアピールだけにならないようにする
- 競技でしか活かせない学びはアピールしない
- 部活動のキャプテン経験から学んだことをアピールする際の例文
- 【役割別】部活動で学んだことをアピールする際の例文
- 副キャプテン・副部長の場合の例文
- 部員の場合の例文
- マネージャーの場合の例文
- 部活動のキャプテン経験から学んだことをアピールしたいあなたへ
部活動のキャプテンで学んだことはアピールに使える
部活動のキャプテン経験で学んだことは、アピールに使えます。部活動を通して努力してきた過程や、得た成果をアピールしましょう。
部活動のキャプテンの場合、部員との協調性や、リーダーシップなどもアピール可能です。部活動をとおしてどのような強みを得たか考え、アピールにつなげてください。
強みを探す方法は、「「強み」ってどうやって見つければ良いの?簡単にできる「強み」の発見法」で解説しています。
部員やマネージャー経験もアピールにつながる
部員やマネージャー経験もアピールにつながるので、安心してください。部のなかで、自分がどのような役割を果たしてきたか伝えましょう。
たとえば、マネージャーであれば部員をサポートするポジションです。部がよい成績を残すために、どのようにサポートしたかでアピールできます。
キャプテンだけがアピールにつながるわけではないので、自分の努力を振り返り、自己PRを考えてみてください。
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部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の構成
部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の構成は「強み」「エピソード」「業務への活かし方」の順番です。
伝える際の構成について詳しく解説するので、参考にしてください。
1.アピールしたい強みを伝える
まずは、アピールしたい強みを伝えましょう。結論から伝えると、内容が伝わりやすいのでおすすめです。
たとえば、「私の強みは部活動で培ったリーダーシップです」「私は部活動で培ったコミュニケーション能力に自信があります」のように伝えましょう。
2.強みの根拠になるエピソードを伝える
次に、強みの根拠になるエピソードを伝えましょう。具体的なエピソードがあれば、強みに対する説得力が増すからです。
エピソードを伝える際には、「どのような努力をしたか」「なぜその行動を起こそうと思ったのか」などのように、過程を重視して伝えましょう。採用担当者は、自己PRのエピソードから、就活生の人柄や考え方を見ているからです。
「キャプテン経験があります」「部活動を3年間頑張りました」だけでは、努力の内容が伝わりません。「チームをまとめるために全員と面談を行った」「自分が率先して練習に取り組み、部員を引っ張った」などのように、工夫を伝えるようにしてください。
3.強みの業務への活かし方を伝える
最後に、アピールした強みを業務にどのように活かすかを伝えましょう。採用担当者に、自分が活躍する姿をイメージしてもらうためです。
業務への活かし方を考えるためには、企業研究が必要です。また、職種ごとに求められる強みや能力も知っておきましょう。
職種についてあまり知らない場合は、「自分に適した職種を知ることが就活成功へのセオリー」も参考にしてください。
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部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際のポイント
部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際には、企業が求める人物像に沿って、簡潔に伝えるのが重要です。
ここでは、部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際のポイントを詳しく解説します。
わかりやすく簡潔にまとめる
部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際は、わかりやすく簡潔にまとめましょう。文章が長かったり、複雑だったりすると、内容が伝わらず評価されません。
わかりやすくまとめるためには、「5W1H」を意識するのがおすすめです。次の6つを意識して内容を考えましょう。
・WHO:誰が
・WHERE:どこで
・WHAT:何を
・WHYなぜ
・HOW:どのように
自己PRの場合、文字数が決まっていたり、面接で伝える時間が決められたりします。指定された条件に対応できるように、まとめる練習もしておきましょう。
伝えるエピソードは1つに絞る
伝えるエピソードは、1つに絞りましょう。複数のエピソードを伝えてしまうと、内容がわからなくなります。
たとえば、「部活動のキャプテンではリーダーシップを発揮し、サークルではまとめ役を務めて、ボランティア活動にも積極的に参加しています」とアピールしても、結局何を伝えたいのかがわかりません。
部活動で学んだことも1つに絞る
部活動で学んだことも1つに絞りましょう。「部活動のキャプテンをとおして、リーダーシップと協調性と忍耐力を学びました」とアピールしてしまうと、1番伝えたい内容がわかりません。
複数の学んだことを伝えるのではなく、1つに絞って内容を詳しく伝えましょう。量を増やしてもアピールにつながるわけではないので、気を付けてください。
企業が求める人物像にあうアピールをする
いくら部活動で素晴らしい経験をしていても、仕事と関係なければ高い評価は得にくいです。
たとえば、部活動をとおして「苦しい状況でも耐える忍耐力」を学んだとします。しかし、事務職で忍耐力をアピールしても、発揮できる場面は少ないでしょう。忍耐力をアピールするのであれば、営業職のような職種が適切です。
企業が求める人物像を調べておき、アピール内容をあわせるようにしましょう。
企業が求める人物像を調べるためには、企業研究が重要です。「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」も参考に、実施してください。
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部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の注意点
部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際は、専門用語を避けたり、競技でしか行かせないアピールは避けたりするなどが必要です。
ここでは、部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の注意点を解説するので参考にしてください。
専門用語は避ける
専門用語がわからないと内容が伝わらないアピールは、評価が難しくなります。
また、伝え方がうまくないと思われてしまう可能性もあります。専門用語を避け、部活動について知らない人でも内容を理解できるように伝えてください。
結果のアピールだけにならないようにする
結果だけをアピールされても、就活生の能力や特徴がわからず、「ぜひ採用したい」と思われにくいです。
たとえば、「野球部に所属し、県大会で優勝しました」と伝えたとします。このアピールでは、「部活動で何を学んだのか」「どのような役割だったのか」がわかりません。もし、試合に出ていなかったとしても、優勝したとアピールできてしまいます。
県大会で優勝するためにした努力が、評価されるポイントです。結果のアピールは自分のアピールにはつながっていないので注意しましょう。
アピールする場合のコツについては、「面接で何をアピールする?自己PRのコツ」も参考にしてください。
競技でしか活かせない学びはアピールしない
競技でしか活かせない学びはアピールしないようにしましょう。就活では、「部活動で得た経験をどのように業務に活かすか」のアピールが重要です。
たとえば、「サッカーのシュート練習を3年間続けた結果、大会で得点王になりました」とアピールしても、業務には活かせません。シュート練習を3年間続けて、「何を学んだか」が求められています。
採用担当者が知りたいのは、就活生の強みや努力の過程です。アピール内容がずれないように、気をつけてください。
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部活動のキャプテン経験から学んだことをアピールする際の例文
ここでは、部活動のキャプテン経験から学んだことを伝える際の例文を紹介します。
私は大学時代に吹奏楽部で部長を務めていました。私が部長に就任してから、念願だった全国規模の吹奏楽コンクールへの出場が決まりました。しかし、私の学年の部員が、焦りから過度に完璧を求めるようになり、後輩にプレッシャーをかけてしまうこともありました。
このままではいけないと思い、私は一度親睦会を兼ねた話し合いの場を設けることにしました。お茶菓子を用意したり、ミニゲームを取り入れたりして、和やかな雰囲気で話ができるよう工夫もしました。その結果、部員同士が学年問わず打ち解け合い、楽しみながら練習ができるようになりました。
コンクールでも金賞という結果を得ることができ、環境づくりを行うことで成功につながりました。
この経験を活かし、貴社でも皆様が楽しく働ける工夫をしていけたらと考えています。
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【役割別】部活動で学んだことをアピールする際の例文
ここでは、役割別に部活動の経験から学んだことを伝える際の例文を紹介します。
副キャプテン・副部長の場合の例文
大学時代は野球部の副部長として、部長の補佐をしていました。野球部は県大会で準決勝まで進むものの、いつも同じチームに敗れていました。
今度こそ優勝まで進みたいと思い、私は部長と一緒にそのチームの試合中の傾向を徹底的に研究し、戦略や練習メニューを練り直しました。その結果、その年の大会では優勝を果たすことができました。
部長や部員からは「△△さんが相手チームを的確に分析してくれたおかげで勝つことができた」と感謝の言葉もいただきました。
貴社の営業職でもこの分析力を活かし、お客さまのニーズにマッチした提案をしていきたいと思っています。
部員の場合の例文
大学では水泳部に4年間所属していました。私は水泳の種目の中で平泳ぎが苦手で、思うように記録が伸びませんでした。競泳大会に進んだ際にほかの部員の足を引っ張りたくなかったので、平泳ぎを克服することを決めました。
苦手を克服するために、顧問や平泳ぎが得意な先輩からアドバイスを貰い、練習メニューの見直しを行いました。最初はなかなか上達せず、心が折れそうになることもありましたが、自分の可能性を信じて練習を継続しました。
練習を重ねていくうちに少しずつ平泳ぎの記録が伸びるようになり、競泳大会では自己最高記録を更新することができました。
この経験を活かし、貴社でも根気よくお客さまと向き合い、心から満足していただけるサービスを提供していきたいと考えています。
マネージャーの場合の例文
大学時代は、サッカー部でマネージャーを務めていました。マネージャーの基本的な業務は部員の体調管理や部室の掃除、ユニフォームの洗濯などです。
また、サッカー部の部員は毎日朝練や放課後の活動に励んでいたため、私は基本的な業務のほかに、差し入れの調達や親睦会の企画も行っていました。少しでも毎日練習を頑張っている部員の励みになればと考えてのことです。
その成果が実り、部員たちは忙しいながらも活動を楽しむようになり、大会で準優勝も果たしました。部員からは「マネージャーのおかげで練習が楽しくなった」という言葉もかけてもらいました。
この経験を貴社でも活かし、アドバイザーとしてお客さまが楽しく働けるようサポートしていきたいと考えています。
部活動の経験は、キャプテンだけではなく部員やマネージャーもアピールできます。「どうするのが効果的?自己PRで部活経験をアピールする方法」でも部活経験をアピールする方法を解説しているので、参考にしてください。
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部活動のキャプテン経験から学んだことをアピールしたいあなたへ
部活動のキャプテン経験からは学べることが多く、アピールにつなげたいと考えている方も多いでしょう。しかし、キャプテン経験をアピールする就活生は多く、差別化を図るのが重要です。
もし、アピールの仕方に迷っているのであれば、キャリアチケットに相談してみませんか。
キャリアチケットでは、自己PRの作り方や、アピールする内容など、就活生一人ひとりにあわせたアドバイスを実施しています。自己PRの作り方がまったくわからない場合も、一から教えるので安心してください。
自己PRだけではなく、志望動機やガクチカなど書類選考に必要なアドバイスを実施。アピール方法に悩んでいるのであれば、ぜひ相談してください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。