自己PRで無遅刻無欠席を伝える際のポイントは?アピール方法や例文を解説

このページのまとめ

  • 自己PRで無遅刻無欠席を伝えれば「責任感」や「自己管理能力」が伝わる
  • 自己PRで無遅刻無欠席を伝える場合は別の強みと合わせてアピールするのがコツ
  • 自己PRで無遅刻無欠席を伝える際は「体調不良でも出席した」はNG

自己PRで無遅刻無欠席を伝える際のポイントは?アピール方法や例文を解説のイメージ

「自己PRで無遅刻無欠席を伝える場合はどうすればいい?」「アピールする場合の注意点はある?」などと気になる就活生もいるでしょう。無遅刻無欠席をアピールする場合は、別の強みと組み合わせて伝えるのがポイントです。

この記事では、自己PRで無遅刻無欠席を伝える際のポイントや、注意点を解説しています。自己PRの例文も紹介しているので、作成に困った際は参考にしてください。

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目 次

自己PRで無遅刻無欠席が評価される理由

自己PRで無遅刻無欠席が評価される理由は、自己管理能力や責任感が評価されるからです。ここでは、無遅刻無欠席が評価される理由について詳しく解説します。

継続性や責任感が伝わる

自己PRで無遅刻無欠席が評価されるのは、継続性や責任感が伝わるからです。毎日休まずに、しっかりと通い続ける姿勢は社会人でも評価されます。

また、「部活動のキャプテンを任されていたので休まなかった」「アルバイトも仕事なので責任を持って出勤した」などであれば、責任感を伝えることも可能です。

自己管理能力の高さが評価される

無遅刻無欠席をアピールすれば、体調管理や時間管理などの自己管理能力が評価されます。無遅刻無欠席を継続するためには、健康的な生活や、スケジュールを守る意識が欠かせません。

仕事で成果を出すためにも、体調管理を意識し、スケジュールを守って計画的に進める能力が必要です。自己管理能力は評価されやすいので、アピールするといいでしょう。

問題解決能力が評価される

トラブルが起きても遅刻を回避したエピソードがあれば、問題解決能力が評価されます。

たとえば、時間どおりに出発しても、電車が遅延してしまい遅刻しそうになる場合もあるでしょう。その際、別の電車に乗り換える、目的地の前で電車を降りて向かうなどのように対応すれば、問題解決能力を評価してもらえるケースもあります。

問題解決能力は、就活でアピールしやすい能力です。「自己PRで問題解決能力を伝えるポイントは?参考になる例文もあわせて解説」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

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自己PRで無遅刻無欠席を伝える際の構成

自己PRで無遅刻無欠席を伝える際は、「アピールしたい強み」「エピソード」「強みの業務への活かし方」の順番で伝えるのがポイントです。ここでは、自己PRで無遅刻無欠席を伝える際の基本的な構成を解説します。

1.自分がアピールしたい強み

自己PRでは、まず自分がアピールしたい強みを伝えましょう。「自分の強みは、無遅刻無欠席を達成した自己管理能力です」のようにアピールします。

強みからアピールするのは、結論から伝えれば聞き手が内容を理解しやすくなるからです。これから伝えるエピソードの内容を理解してもらうためにも、結論である強みから伝えてください。

2.具体的なエピソード

次に、自分の強みを発揮したエピソードを伝えましょう。エピソードを伝えれば、強みの根拠が生まれ、説得力が高まります。

エピソードを伝える際は、結果だけではなく、過程も伝えるのがポイントです。「どのようにして無遅刻無欠席を達成したか」「なぜ無遅刻無欠席を目指そうと思ったか」のように、自分の考えや行動を伝えてください。

しかし、どのようなエピソードを伝えていいかわからない場合もあるでしょう。その場合は、「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」を参考に探してみてください。

3.強みの業務への活かし方

最後に、自分の強みを業務にどのようにして活かすかを伝えましょう。採用担当者に、入社後のイメージを持ってもらうために必要です。

たとえば、無遅刻無欠席でまじめさや責任感を伝えて、任された仕事を最後までやり遂げる人物だとアピールできます。自己管理能力を強みとして時間を守って仕事をやり遂げると伝えるのもいいでしょう。

自己PRでは、強みをどのように活かすかを伝えるのを忘れがちです。業務で活躍する方法もアピールの1つなので、必ず伝えるようにしてください。

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自己PRで無遅刻無欠席を伝える際のポイント

自己PRで無遅刻無欠席を伝える際は、プラスアルファのアピールを実施したり、実施した努力や工夫も伝えるようにしましょう。ここでは、自己PRで無遅刻無欠席を伝える際のポイントを解説します。

無遅刻無欠席にプラスアルファしてアピールする

自己PRで無遅刻無欠席を伝える際は、プラスアルファのアピールを心がけましょう。無遅刻無欠席だけでは、どのようなスキルや能力があるかが伝わりにくいからです。

たとえば、無遅刻無欠席を達成できる人には、「まじめ」「自己管理能力」「責任感」などの特徴があります。「無遅刻無欠席で仕事を頑張ります」よりも、「責任をもって仕事に取り組みます」の方が自分の能力をアピールできるでしょう。

無遅刻無欠席を「当たり前」と考える人も多いため、アピールとして弱くなってしまう場合もあります。プラスアルファで、能力をアピールするように心がけましょう。

無遅刻無欠席のためにどのような努力や工夫をしたか伝える

無遅刻無欠席を達成するために、どのような努力や工夫をしたかも伝えるのもポイントです。自己PRは結果よりも、過程が評価されます。

たとえば、無遅刻無欠席のために「毎日夜11時には寝て規則正しい生活を送っていた」「少しのトラブルでも間に合うように15分前行動を心がけていた」などの工夫を伝えられるでしょう。

努力や工夫も評価対象になるので、忘れずに伝えるようにしてください。

無遅刻無欠席でどのような成果を得たか伝える

無遅刻無欠席を行った結果、どのような成果が出たかも伝えましょう。無遅刻無欠席の達成で、どのような影響があったかを振り返ってください。

たとえば、「部活動に無遅刻無欠席で出席した結果、熱心さを評価されてレギュラーに抜擢された」とアピールできます。また、「無遅刻無欠席でまじめさを評価され、アルバイトでリーダーを任されるようになった」のようなアピールも可能です。

「無遅刻無欠席を達成した」だけではなく、達成によって得た成果がアピールになります。無遅刻無欠席は周囲からの信頼を獲得できるケースも多いので、プラスの影響があったかどうか振り返ってみてください。

無遅刻無欠席で周囲に与えた影響も伝える

無遅刻無欠席により、周囲に与えた影響があれば伝えてみましょう。自分の行動で影響を与えられれば、さらに評価が高まります。

たとえば、「アルバイトで無遅刻無欠席を続けてまじめに働いていたら、周囲のアルバイトもまじめに出勤するようになった」などでも問題ありません。

周囲によい影響を与えられる人材は、社会人でも評価されます。自分の行動で周りが変わったエピソードもあれば探してみましょう。

また、自己PRを伝える際は、話の内容を上手にまとめるのも大切です。「自己PRのまとめ方が分からない?説得力のある作成方法と伝え方を解説」を参考に、伝えたい内容をうまくまとめられるようにしてください。

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自己PRで無遅刻無欠席を伝える際の注意点

ここでは、自己PRで無遅刻無欠席を伝える際の注意点を解説します。

体調が悪くても出席したと伝えない

自己PRで無遅刻無欠席を伝える場合、「体調が悪くても無理して出席した」のようにアピールするのはやめましょう。体調不良でも出席してしまう人は、会社によっては評価が下がるかもしれません。

風邪や熱などの場合、ほかの人にうつしてしまう場合もあります。無理して出席した結果、風邪をうつして迷惑をかけてしまう場合も出てくるでしょう。

体調不良でも出席してしまう人は、周囲への影響を考えられない人だと思われてしまいます。体調不良での出席はアピールにつながらないので注意してください。

大学生になってからの実績もアピールする

大学生になってからの、無遅刻無欠席エピソードも伝えるようにしましょう。高校時代までのエピソードしかない場合、大学生になってからは無遅刻無欠席を達成できていないと思われてしまいます。

無遅刻無欠席が達成できるのは、大学の授業だけではありません。アルバイトやサークルなどでもアピールできます。

もし、高校時代のエピソードもアピールにつなげたい場合は、「高校時代は3年間無遅刻無欠席、大学のアルバイトも無遅刻無欠席で2年間続けています」のように、あわせてアピールするといいでしょう。

自己PRでの失敗を防ぐため、よくある失敗例も解説しています。「悪い例から考える!就活で失敗しない自己PRの書き方」を参考に、同じようなミスをしないよう気を付けてください。

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自己PRで無遅刻無欠席を伝える際の例文

ここでは、自己PRで無遅刻無欠席を伝える際の例文を紹介します。

私の強みは、自己管理を徹底し、成果を残せる点です。大学ではすべての授業を無遅刻無欠席で受講し、9割の講座でS評価を得ました。

私は入学当初から「建築の知識を極めたい」というモチベーションを持っており、授業は休まず出席したいと考えていました。そこで、規則正しい生活と健康管理を心がけ、予定がある日も夜の11時までには帰宅する、朝は3キロのジョギングをすることを習慣化しました。その結果、毎日万全の体調で授業に集中でき、多くの専門知識を得られました。

社会人になってからも、自己管理の徹底を心がけ、設計士として着実な成果を残したいと考えています。

無遅刻無欠席からは、まじめさや責任感もアピールできます。まじめさについては「真面目さの上手なアピール方法!面接で長所を聞かれたら」、責任感については「自己PRで責任感の強さをアピールするときのポイントを例文とともにご紹介」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

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自己PRで無遅刻無欠席をどのように伝えるか悩むあなたへ

自己PRで無遅刻無欠席を伝えるために、どうすればいいか悩んでいませんか。どのような内容にするか、どのように伝えるかまとまらずに苦戦している人も多いでしょう。自己PRの作成で苦戦している場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。

キャリアチケットでは、あなたの伝えたい内容がアピールできるように、マンツーマンで自己PR作成のアドバイスを行います。自己PR作成はもちろん、面接での伝え方など、就活全体のサポートを行うので安心してください。登録無料で就活生であれば誰でも利用できるので、内定獲得に向けて活用してみましょう。

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自己PRで無遅刻無欠席を伝える際によくある質問

ここでは、自己PRで無遅刻無欠席を伝える際によくある質問について回答します。

Q.無遅刻無欠席を別の言い方にするとどうなる?

A.無遅刻無欠席を別の言い方であらわすと、次のように表現できます。

・まじめに出席する
・遅刻しない自己管理能力がある
・約束を守る責任感がある

無遅刻無欠席からは、まじめさや自己管理能力などの特徴もアピール可能です。表現を工夫して、自分の強みを伝えましょう。

また、無遅刻無欠席から、健康もアピール可能です。「自己PRで「健康」を効果的にアピールする書き方と例文」も参考にしてみてください。

Q.自己PRで無遅刻無欠席を伝える際のポイントは?

A.自己PRで無遅刻無欠席を伝える際のポイントや、達成するための努力や工夫を伝える点です。「無遅刻無欠席でした」だけではアピールになりにくいので注意しましょう。

無遅刻無欠席のために、「どのように取り組んだか」「なぜ無遅刻無欠席を目指したか」などを伝えると、評価してもらいやすくなります。

Q.自己PRで無遅刻無欠席を伝える際の注意点は?

A.自己PRで無遅刻無欠席を伝える際は、「体調不良でも出席した」と伝えないようにしましょう。体調不良でも出勤してしまうと、風邪や熱を周りにうつしてしまうので、自分勝手な人と思われてしまいます。

現代は、「体調不良なら休んだ方がいい」と考える会社も増えている状況です。無理して出勤しても、評価されるとは限らないので注意してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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