このページのまとめ
- インターンシップの申し込み時期は6月、7月、1月に多い
- 大学1年や2年の早い段階にインターンシップを経験すれば、自分の適性や得意な分野を発見できる可能性がある
- 企業によって、インターンシップから内定に繋がる可能性もある
- インターンシップに参加するにあたっては学業と両立できるかが一番重要
- インターンシップ以外にもゼミやサークル活動、アルバイトなど学生時代のアピールポイントを多く経験しておくこと
インターンシップに参加する目的として、業界・企業分析や社会体験など就活をする前に企業の雰囲気を確かめたいという方が多いと思います。
このコラムでは、インターンシップの申し込み時期や期間、学年別のメリットやデメリットについて記載しています。
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インターンシップの申し込み時期
インターンシップとは、実際に企業で働くことで、その企業の雰囲気や仕事内容、社会への理解を深めるきっかけとして設けられている制度です。社会人になる前に、就業経験をし、雰囲気を味わうことで、より自分にあった納得のいく企業選択に繋がっていくことが期待できます。
また、インターンシップの開催時期は企業によって異なりますが、学生が夏休みや春休みに入る「7月・8月・2月・3月」ころに開催されているケースが多く見受けられます。
そのため、インターンシップが開催される1ヶ月~2ヶ月前の「6月・7月・1月」が申し込みのピークとなっているケースが多いです。
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学年別のインターンシップ参加のメリット・デメリット
学生のうちにしか経験できないインターンシップは、いつから経験しておくと良いのでしょうか。
大学生の場合、学年によってインターンシップに参加するメリットとデメリットが異なります。
1年生のメリット
1年生のうちからインターンシップに参加するメリットはなんといっても、周りの学生ができないようなことを早い段階から経験できることです。
通常2、3年生がインターンシップに参加することが多いですが、それよりも1~2年多くその企業で働くことができ、その分仕事の知識や経験をより深く理解し、習得することができます。
そのため、時間的な余裕ややる気があり、既に将来自分がやりたいことが決まっている方は、早い時期からインターンシップに申し込むことをおすすめします。
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1年生のデメリット
デメリットとしては、自己管理が大変な点です。大学に入ってすぐは、サークル活動やアルバイト、新しい友達との交流など楽しいことや誘惑が沢山あります。そんな中、インターンシップをして、自分だけが仕事に打ち込んでいる状態だと、周囲の友達を羨ましく感じることでしょう。友達と遊んだり、サークル活動に励んだりすることが難しくなるため、その誘惑に打ち勝ち、インターンシップを続けられるかが試されます。
こんな方におすすめ
・将来就活する際、周囲と圧倒的に差をつけたい方
・早い段階で複数の業界や企業を経験したい方
・ビジネスの世界に興味がある方
2年生のメリット
早期にインターンシップに打ち込むことで、就活前に実績や経験を積めることがメリットとして挙げられます。
例えば、実際に参加した企業が早い段階で自分には合わないと感じれば、辞めることができ、次は違う分野の企業に挑戦することも可能です。早期にインターンシップに取り組むことで、自分の適性や企業の選択肢の幅を広めることができます。
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2年生のデメリット
2年生のうちは、まだ授業数が沢山あるため、学業との両立を考えなければいけないというデメリットが考えられます。インターンシップに打ち込みすぎて、学業が疎かになってしまえば元も子もありません。
学業が本業である学生のうちは、きちんと勉学に励みながらインターンシップもやり遂げられる方法を考える必要があります。
こんな方におすすめ
・自分の適性を早い段階に見極めたい方
・就活時のアピール材料をより多く習得しておきたい方
・アルバイトやサークル活動などの生活に飽きて、毎日の生活に刺激を感じない方
3年生のメリット
メリットとして挙げられるのは、就活前にインターンシップで培った経験や実績を面接の場で話すことができるという点です。学生時代に頑張ってきたことや自己PRなどの場面で、インターンシップ経験を履歴書に書いたり、面接時で伝えたりすることができます。
3年生のデメリット
3年生になると授業の方も落ち着いてきて、比較的時間に余裕が出てくる方が多くなることから、インターンシップの申し込みも急に多くなってきます。
そのため、1年生や2年生の時期に比べると格段に倍率が高くなることがデメリットとして挙げられます。
こんな方におすすめ
・就活前に、コミュニケーションスキルやビジネスマナーを身につけたい方
・インターンシップを利用して内定をもらいたい方
・履修単位の大半を取得し、時間的に余裕がでてきた方
4年生のメリット
1年生~3年生の間に授業の単位をほぼ取得し、あとはゼミだけという方は、比較的時間に余裕がでてくるので、インターンシップで長時間働けることがメリットとして考えられます。
インターンシップでは、ゼミや研究室で勉強してきた分野を実践的に経験することができます。また、早い段階で、専攻していた分野を体験できるので、就活材料としてはより効果的なものとなるでしょう。
4年生のデメリット
ゼミや研究、卒論などが忙しい方はインターンシップとの両立が難しくなることがデメリットとして考えられます。
理系の学生で研究に忙しい方やゼミの卒論の比重が重い文系の学生は、勤務条件が緩い企業や土日のみ働ける企業に挑戦することをおすすめします。
こんな方におすすめ
・履修単位をほぼ取得済みで時間に余裕がある方
・残りの学生生活の中で、何かに打ち込みたい方
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短期と長期インターンシップの特徴
インターンシップには短期と長期の2タイプがあります。
短期インターンシップ
短期のインターンシップは、1dayから2週間までと短いインターンシップのことを指します。
インターンシップの内容として多いものは、職業体験というよりも学生同士の交流を深める目的の方が大きく、グループワークが中心のケースが多いです。
また、1dayのインターンシップに関しては、講義やセミナーといった企業説明を受講するのみといった内容の企業も増えてきています。
短い間でその企業の仕事内容を理解するのは難しいかもしれませんが、他の学生との交流やその企業の雰囲気を確かめる機会として認識するのもいいかもしれません。
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長期インターンシップ
長期のインターンシップは、期間が1ヶ月以上のものを指します。ベンチャー企業や中小企業で開催している事が多く、内容としては、職業体験が中心となります。実務的なことを体験できるので、その企業の理念や仕事内容を深く理解することができます。
また、インターン生として高い評価を受けられると、書類選考や面接などの段階を踏むことなく、そのまま内定をもらえる可能性もあります。
そして、長期のインターンシップは、お給料が発生する場合があるので、アルバイト感覚で始めることもできます。
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インターンシップ参加以外に学生時代にしておくべきこと
インターンシップ以外にも、自分の希望する業界・企業の研究や志望動機の作成、自己分析などをしていくことが大切です。ほかにも、就活をスムーズにやり遂げるために、学生時期に体験し、取り組むべきことがあります。
勉学
まずは、学生の本業である「勉強」です。文系理系関わらず、専攻した分野を学び、就職に繋げられるような知識を習得していくことが大切です。4年生になると卒業論文を作成しなければならないので、事前に興味があるゼミを慎重に選択することが重要です。
サークル活動
大学生といえばサークル活動に参加するという考えの方もいるかもしれません。大学生活をより豊かにし、人脈を広げ、コミュニケーションスキルを高めるためにも、興味のあるサークルがあれば積極的に参加することをおすすめします。
アルバイト
高校生まではアルバイト経験がなかった方も、大学生になるといろいろなイベントや友達付き合いがあるためお金が必要になり、働こうと考える人が多くなってくるでしょう。
アルバイトは、ただ単にお金を稼ぐだけではなく、社会人としてのマナーや常識を身につけられる場でもあるので、興味のある職種があったら思い切って働き始めましょう。
各種資格の取得
就活時に取得しておくと有利に働く資格は、以下のようなものがあります。
・普通自動車免許
・TOEIC、TOEFL
・簿記
・MOS
・秘書検定
このような資格は、即戦力として見られやすいため、履歴書に書いたり、面接時に伝えたりすると有利に働く可能性があります。
また、自動車免許は、身分証明書にもなるので、学生の時間的に余裕があるときに取得しておくと良いでしょう。
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