このページのまとめ
- リクルーター面談の主な目的は、優秀な人材を早期に確保すること
- リクルーター面談を受けることで、その後の選考が有利になる可能性がある
- リクルーター面談では、逆質問して志望度の高さをアピールすることが大切
リクルーター面談について「聞いたことはあるけど面接との違いが分からない」など疑問を抱いている就活生も多いのではないでしょうか。
リクルーター面談は、選考が有利になる可能性がある一方で、場合によってはマイナスの印象を与える可能性もあります。
この記事では、リクルーター面談の目的や面接との違い、よくある質問例を解説します。面談後のお礼メールを書くポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
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- リクルーター面談とは?選考プロセスの重要な一部
- リクルーター面談の主な4つの目的
- 1.優秀な人材を早期に確保する
- 2.学生の志望度を高める
- 3.企業と学生のミスマッチを防ぐ
- 4.選考フローを効率化する
- リクルーター面談の特徴
- 面談者:主に優秀な若手社員が担当する
- 実施時期:大学3年次の冬ごろが多い
- 場所:オフィスに限らずカジュアルな環境
- 所要時間:30分から1時間ほど
- 服装:指定がなければスーツでの参加が基本
- 結果通知:次の面談や選考の案内があればOK
- リクルーター面談の主な5つのタイプ
- 1.個別説明会形式
- 2.雑談形式
- 3.逆質問形式
- 4.面接形式
- 5.面接対策形式
- リクルーター面談の3つのメリット
- 1.応募先企業の理解を深められる
- 2.志望度の高さをアピールできる
- 3.選考が有利になる可能性がある
- リクルーター面談の2つのデメリット
- 1.精神的な負担がかかる
- 2.評価が下がる可能性もある
- リクルーター面談での逆質問例25選
- リクルーター面談での質問例10選
- リクルーター面談後に送るお礼メールの5つのマナー
- 1.メールはできるだけ当日中に送る
- 2.お礼は簡潔に伝える
- 3.宛名はすべて正式名称で入力する
- 4.誤字脱字に気をつける
- 5.署名を入れる
- リクルーター面談後に送るお礼メールの例文
- リクルーター面談について悩んでいるあなたへ
リクルーター面談とは?選考プロセスの重要な一部
リクルーター面談とは、「リクルーター」と呼ばれる社員が、カジュアルな雰囲気で就活生と面談することです。面接と比べて堅苦しくない場合がほとんどですが、選考の一部としてリクルーター面談を実施している企業も珍しくありません。
実際に、リクルーター面談で十分な評価を得られなければ、本選考に呼ばれないケースもあるので注意が必要です。
一般的に、選考が解禁されるまで企業は選考プロセスや採用を進められないことになっています。そのため、正式な面接ではなくリクルーター面談という形で、就活生とコンタクトを図る企業が増えているといえるでしょう。
リクルーター面談と面接の違いについては「面談と面接の違いは?就活における面談の種類や目的・ポイントをご紹介」も参考にしてください。
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リクルーター面談の主な4つの目的
企業にとって、リクルーター面談はどのような意味を持つのでしょうか。ここでは、企業がリクルーター面談を実施する主な目的を解説します。
1.優秀な人材を早期に確保する
企業がリクルーター面談をするのは、優秀な人材を確保するためです。能力が高く優れた学生ほど、早期に就職先が決まる可能性が高いといえるでしょう。そのため、企業は早い段階から就活生にアプローチすることで、自社への入社を促そうとしています。
リクルーター面談は、すべての就活生に対して実施されるわけではありません。リクルーター面談を実施している企業は、他社に先行して優秀な人材を確保しようと、自ら積極的にアプローチを図っていると考えられます。
そのため、リクルーター面談に誘われる学生は、応募先企業から一定の評価を得ているといえるでしょう。
2.学生の志望度を高める
学生の志望度を高めることも、リクルーター面談を実施する目的の一つです。就活生にとってリクルーター面談は、応募先企業の社員からリアルな情報を得られるメリットがあります。一方で、企業にとっても、優秀な人材に自社をアピールする絶好の場です。
一般的に、接触回数が増えるほど、相手への好感度や関心度は高まる傾向にあります。リクルーターが企業のPRを会話に盛り込むことで、自然な形で学生の志望度が高まるケースも珍しくありません。
3.企業と学生のミスマッチを防ぐ
リクルーター面談には、企業と学生のミスマッチを防ぐ目的があります。リクルーター面談の特徴は現役社員とフランクに会話できる点。そのため、学生の本音を聞きやすく、普段の表情や立ち振る舞いがチェックできると考えられます。
通常の面接では、事前にしっかりと面接対策している就活生が多く、企業にとって学生の本音や普段の様子をうかがうのは難しいケースがほとんどです。
リクルーター面談を通して、より本来の姿に近い人となりを知ることで、入社後のミスマッチ防止につながります。
4.選考フローを効率化する
選考フローの効率化も、リクルーター面談の目的の一つです。採用活動は、書類選考から最終面接まで、自社のニーズに合った人材を見つけるため長期化するのが一般的。
リクルーター面談で早めに就活生と接触し、優秀な人材に目星をつけることで、効率よく採用活動を進める狙いがあります。
リクルーターがつくためのポイントについては「就活生なら知っておきたい!リクルーター面談の対策とは」も参考にしてください。
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リクルーター面談の特徴
リクルーター面談は誰でも受けられるものではありません。リクルーター面談が実施されるかどうかは、企業からの連絡で決まります。企業からは、メールか電話で直接連絡が来るケースがほとんどです。
面談の日時は企業側が日時を指定することもあれば、就活生から希望日を伝えなければならない場合もあるでしょう。希望日を伝えるときは、複数日の候補を挙げるのがポイントです。
また、面談当日は10分前には到着できるように早めの行動を心がけてください。オンラインで面談する場合は、事前に通信環境をチェックしておく必要があります。面談終了後は、当日中または遅くても翌日中にお礼メールを送りましょう。
面談者:主に優秀な若手社員が担当する
リクルーターは、主に対象となる就活生のOB・OGや社内の優秀な若手社員が担当します。年齢層は20〜30代で、企業によってはリクルーターに採用権限を与えているケースも珍しくありません。
中には、選考フェーズが進むにつれて、中堅社員やベテラン社員をリクルーターとする企業もあります。
実施時期:大学3年次の冬ごろが多い
リクルーター面談が実施される時期は、主に大学3年次の冬ごろです。早い企業では、大学2年次から実施されるケースもあります。
リクルーター面談を実施する時期は企業によってさまざまですが、優秀な人材を早期に確保するという目的はどの企業も同じだといえるでしょう。そのため、リクルーター面談は、一般的な就活開始時期よりも早い段階で行われる場合がほとんどです。
場所:オフィスに限らずカジュアルな環境
リクルーター面談は、オフィスに限らずカフェやレストランなどさまざまな場所で行われます。場合によっては、周囲に他のリクルーターと学生がいるなど、フレンドリーな雰囲気が特徴です。
新型コロナウィルス感染拡大以降、最近ではオンラインでリクルーター面談を行うケースも増えています。
所要時間:30分から1時間ほど
リクルーター面談は、30分から1時間ほどで行うのが一般的です。主体的に会話を進めてくれるリクルーターが多い一方で、「何か質問はありますか」と聞かれるケースも珍しくありません。
面談だからといって、質問や回答を準備せずに当日を迎えるのは避けましょう。事前に質問を用意しておけば、会話が弾んで熱意も伝わります。
服装:指定がなければスーツでの参加が基本
リクルーター面談の服装は、指定がなければスーツを選びましょう。企業によっては、一次選考と同じ扱いでリクルーター面談を実施している場合もあります。そのため、ビジネスの場にそぐわないカジュアルな服装は、マナー違反とされる可能性があるので注意が必要です。
また、スーツを着用していても、汚れやしわが目立つとだらしない印象を与えてしまいます。面談前には、スーツの状態をしっかりと確認して身だしなみを整えておきましょう。
結果通知:次の面談や選考の案内があればOK
リクルーター面談は、あくまでも「面談」で「面接」とは異なります。そのため、基本的に合格・不合格などの結果で評価されるものではありません。面談終了後、次回の面談日程を決めたい旨の連絡を受けた場合は、次の選考ステップに進める可能性が高まります。
一方で、面談終了後に連絡が途絶えてしまうケースも少なくありません。リクルーターからも企業からも連絡がなければ、場合によっては、選考終了を意味すると考えられます。
リクルーター面談後に連絡がないときの対策については「就活生を悩ます「サイレントお祈り」の防止策や振り回されない極意とは?」も参考にしてください。
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リクルーター面談の主な5つのタイプ
リクルーター面談には、以下のようなタイプがあります。それぞれのタイプに合わせて対策しておくと、リクルーターからの高評価にもつながりやすいでしょう。
1.個別説明会形式
個別説明会形式タイプの面談では、主にリクルーターからの説明を中心に進められます。
個別説明会形式は、名前の通りリクルーターと就活生が一対一で会って企業や業務内容について話をする説明会のような位置付けです。このタイプは、就活生の企業理解を深める狙いで行われます。
2.雑談形式
雑談形式は、リクルーター面談のタイプの中でも、くだけた雰囲気で行われるのが特徴です。リクルーターと就活生はお互いにリラックスした心理状態で、それぞれ興味のあるトピックや趣味、パーソナルな話題について話します。
雑談を通じて、企業は就活生の個性やコミュニケーション能力、人となりに問題がないかを評価しているといえるでしょう。
3.逆質問形式
逆質問形式タイプでは、就活生がリクルーターに質問する機会が設けられています。逆質問形式では、応募先企業の風土や業務内容など、リクルーターに対して就活生からさまざまな質問を投げかけられるのが特徴です。
就活生にとって、逆質問形式は疑問や不安を解消できるメリットがあります。同時に、逆質問の内容から、企業は就活生の熱意や志望度を評価しているともいえるでしょう。
4.面接形式
面接形式タイプは、リクルーター面談の中でも本番に近い雰囲気で行われます。面談の場所はカフェやレストランなどカジュアルな場合もありますが、本選考の面接と同様に、自己PRや志望動機をしっかりと伝えることが大切です。
内容によっては、次のリクルーター面談や選考についての案内が来なくなるケースも考えられるため注意してください。
5.面接対策形式
面接対策形式は、リクルーターが就活生と一緒に面接対策をする目的で行われます。そのため、面接対策形式のリクルーター面談は、選考プロセスの後半や最終面接前に実施されるケースが多いといえるでしょう。
応募先企業のリクルーターは、よく聞かれる質問内容や回答のポイントを就活生に説明するなどして、面接対策をサポートしています。
就活の面接でよく聞かれる質問については「面接対策に役立つ20の質問集!答え方のポイントを紹介」も参考にしてください。
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リクルーター面談の3つのメリット
企業からリクルーター面談の誘いがあれば、前向きに参加を検討するのがおすすめです。ここでは、リクルーター面談に参加するメリットを解説します。
1.応募先企業の理解を深められる
リクルーター面談に参加するメリットの一つが、応募先企業に対する理解を深められる点です。就職活動においては、企業のWebサイトを見たり、説明会へ参加したりして企業研究を進めるのが一般的だといえるでしょう。
しかし、それらの行動だけでは、表面的な情報しか得られないケースも珍しくありません。一方で、リクルーター面談では、実際に企業で働いている社員と直接話ができる貴重な機会です。
そのため、大衆に向けられた情報だけでは分からない、企業の裏側を知れる可能性もあります。ほかの就活生が知らない情報を得られる可能性がある点で、リクルーター面談に参加する大きなメリットになるでしょう。
2.志望度の高さをアピールできる
リクルーター面談は、対策と工夫次第で好印象を与えられる可能性があります。その中でもおすすめなのが、リクルーターへの逆質問です。企業からの質問に答えるだけでなく、自ら積極的に質問することで、志望度の高さをアピールできます。
実際に、興味や関心が低い企業に対して積極的に質問しようとはしないはずです。そのため、就活生がいろいろ質問を投げかけてくるのは、関心度が高いと判断されて好評価にもつながります。
3.選考が有利になる可能性がある
リクルーター面談を通じて企業に好印象を与えられれば、結果として選考を有利に進められるでしょう。リクルーター面談は、誰もが受けられるとは限りません。そのため、リクルーター面談の案内が届いた時点で、ほかの就活生よりも評価されていると考えられます。
また、リクルーター面談を1次面接と同様に扱う企業も少なくありません。リクルーター面談で高評価を得られれば、通常の1次面接を受けずに2次面接を受けられるケースもあるそうです。
通常よりも有利な条件で選考を進められる可能性がある点も、リクルーター面談のメリットといえるでしょう。
リクルーター面談で効果的に逆質問するためには、「企業説明会では何を質問すればいい?好印象を与える例やマナーもご紹介」も参考にしてください。
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リクルーター面談の2つのデメリット
リクルーター面談への参加は、メリットだけでなくデメリットも考えられるでしょう。ここでは、リクルーター面談のデメリットを解説します。
1.精神的な負担がかかる
リクルーター面談のデメリットは、精神的な負担がかかる点です。リクルーター面談は、限られた人だけに与えられるチャンスだといえます。しかし、逆にそれをプレッシャーに感じてしまうケースも珍しくありません。
また、普段からあまり接する機会がない人と密接に関わる必要がある点も、精神的に負担がかかる要因になるでしょう。
2.評価が下がる可能性もある
リクルーター面談のデメリットとして、言動によっては評価が下がる点が挙げられます。リクルーター面談は、一般的な面接よりもカジュアルな雰囲気が特徴です。しかし、あくまでも選考の一過程であることを忘れないようにしましょう。
その場の雰囲気に流されて、リクルーターに対してあまりにフランクな態度で接すると、基本的なマナーがなっていないとみなされる可能性もあります。
場合によっては、次の選考に進めないこともあるので注意してください。リクルーター面談中は、礼儀をもって相手と接するよう心がけましょう。
就活で身につけておきたい基本的なビジネスマナーについては「社会人としての心構えとは?必要なマナーや面接での答え方」も参考にしてください。
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リクルーター面談での逆質問例25選
ここでは、リクルーター面談の逆質問例を紹介します。逆質問は、企業にとって就活生の企業研究の度合いや志望度の高さなどを測る指標となるケースがほとんどです。
リクルーター面談の逆質問では、以下のような点を質問しましょう。
・職場や部署の雰囲気
・入社した理由
・1番印象に残っている仕事
・やりがいを感じる仕事
・入社後のキャリア
・1日のスケジュール
具体的な質問は、以下の逆質問例を参考にしてください。
・△△さんはどのような人と働きたいと考えていますか
・△△さんの部署の雰囲気を教えてください
・どのようなタイプの社員の方が多いですか
・社員同士で交流するようなイベントはありますか
・上司と部下、先輩と後輩はどのような関係性ですか
・若手社員が活躍している事例があれば教えてください
・△△さんはなぜ入社を決意したのですか
・入社前と入社後でギャップを感じたことがあれば教えてください
・△△さんは入社してからどのような経験を積んできましたか
・仕事に取り組む上でどのようなことを大切にしていますか
・△△さんの今後の目標を教えてください
・貴社の事業が抱えている課題はありますか
・貴社の新規事業をどのように拡大していきたいですか
・業界において他社とどのような関わりがありますか
・今後の海外での事業展開を教えてください
・△△職の先輩社員は、入社後どのようなキャリアパスを歩んでいますか
・キャリアプランについて上司と相談する機会はありますか
・努力次第で希望する部署への配属は可能ですか
・評価制度や昇進制度について教えてください
・お子さんがいらっしゃる方はどのような働き方を実現していますか
・産休育休の取得実績はどれほどでしょうか
・1日の具体的なスケジュールを教えてください
・△△職にとって特に重要な業務はどのようなものですか
・△△職の繁忙期はいつ頃ですか
・△△業務において達成感を感じられるのはどのような場面ですか
リクルーター面談で逆質問するときのポイントは、企業全体のことよりも、リクルーター自身の考えを探ることです。リクルーター本人の思いを聞くことで、応募先企業のリアルな様子を知れるでしょう。
就活における逆質問の意義については「就活の逆質問例50選!一次面接から最終面接における考え方や注意点も解説」も参考にしてください。
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リクルーター面談での質問例10選
リクルーター面談でよく聞かれる質問は、以下の5項目です。
・志望動機
・学生時代に力を入れたこと
・入社後チャレンジしたいこと
・自分の強み
・入社後に自分の強みをどう活かすか
企業によって質問内容はさまざまですが、就活の基本項目ともいえる質問には、答えられるよう準備しておきましょう。リクルーター面談での質問例は、以下の通りです。
・就活の軸を教えてください
・企業選びの際に、優先度の高い条件を教えてください
・志望動機を教えてください
・学生時代に最も頑張ったことを教えてください
・学生時代に力を入れた経験を通してどのようなことを学びましたか
・入社後の希望部署と、そこで取り組みたい仕事を教えてください
・あなたの強みを具体的なエピソードとあわせて教えてください
・あなたの強みを弊社でどのように仕事に活かしていけると思いますか
・希望する部署と入社後にしたいことを教えてください
・5年後、10年後にあなたはどのような人材になっていたいですか
質問に対しては、形式的な回答ではなく、自分の思いを率直に伝えることを意識して話しましょう。リクルーターが、回答に関するアドバイスをくれた場合は、それを次の選考に活かすことも大切です。
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リクルーター面談後に送るお礼メールの5つのマナー
リクルーター面談後のお礼は必須ではありませんが、次に繋げるためにも、感謝の気持ちを込めてお礼メールを送りましょう。ここでは、リクルーター面談後に送るお礼メールのマナーについて解説します。
1.メールはできるだけ当日中に送る
リクルーター面談後のお礼メールは、できるだけ当日中に送りましょう。面談の印象が強く残っているうちにお礼メールを送ることで、自分をより印象づける効果が期待できます。
素早いお礼は、相手に丁寧な印象を与えることも可能です。当日にメールを送り忘れてしまっても、翌日の午前中までには送るようにしましょう。
2.お礼は簡潔に伝える
メールでのお礼は、要点を簡潔に伝えることが重要です。大事なポイントを絞って伝えるほうが、より強い思いが相手に伝わると考えられます。
面談のお礼を伝えたあとに、志望度の高さや今後の展望などを添えると、企業への熱意がより伝わるでしょう。
3.宛名はすべて正式名称で入力する
お礼メールで入力する宛名は、すべて正式名称で入力する必要があります。たとえば、株式会社を「(株)」と省略するのも失礼にあたるため、注意が必要です。敬称は、会社や部署宛の場合は「御中」、個人宛の場合は「様」を使用します。
4.誤字脱字に気をつける
お礼メールを入力するときは、誤字脱字に十分注意しましょう。お礼メールに誤字や脱字があると、いい加減な印象を与えてしまう可能性が高まります。
特に、応募先企業の会社名や氏名を間違えるのは失礼なので、気をつけましょう。誤字脱字を防ぐためには、送信前にメールの内容をもう一度読み直すのがおすすめです。
5.署名を入れる
お礼メールの最後には、署名を入力しましょう。署名には「学校名」「学部」「学科」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」などの項目を入れます。署名は、すべて正式名称で入力してください。
リクルーター面談後のお礼メールを作成については「覚えておこう!リクルーターへのメールマナー」も参考にしてください。
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リクルーター面談後に送るお礼メールの例文
リクルーター面談後にお礼メールを送る時は、以下の例文を参考にしてください。
件名:リクルーター面談の御礼/△△△△(氏名)
本文:
株式会社△△
△△部 △△様
お世話になっております。△△大学の△△△△です。
本日はご多忙にもかかわらず、面談の機会を頂き誠にありがとうございます。
△△様の仕事への向き合い方や、工夫している点を知り、△△や△△についての理解がより深まりました。
また、△△の魅力を新たに知ることで、貴社で働きたいという思いがより一層強くなりました。
今後は、△△様から頂いた貴重なお話を基に、更なる企業研究を進めていこうと考えております。
取り急ぎ面談のお礼を申し上げたく、メールを差し上げました。またご相談することもあるかと存じますが、その際は何卒よろしくお願い申し上げます。
お忙しい中、貴重なお時間を割いていただいたこと、重ねて御礼申し上げます。
△△大学△△学部△△学科
△△△△(氏名)
電話番号:××‐××××‐××
メールアドレス:×××××@××××.jp
就活におけるメール送付時の基本マナーについては「就活メールを送る時間は何時がベスト?マナーと例文まとめ」で詳しく解説しています。
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リクルーター面談について悩んでいるあなたへ
リクルーター面談は面接と混同しやすく「どのような対策が必要か分からない」と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。中には、企業からリクルーター面談の案内がなかなかもらえず、「応募先企業に興味を持ってもらえない」とつらい気持ちを抱えている就活生もいるでしょう。
リクルーター面談は、面接と違ってリラックスした雰囲気の中、応募先企業の社員から直接聞きたい情報が聞き出せる貴重な機会です。リクルーター面談について漠然とした不安を抱えている場合は、就活エージェントへの相談もおすすめです。
就活エージェントであるキャリアチケットでは、自己分析や企業研究から面接対策まで、新卒向けに一貫した就活サポートをしています。リクルーター面談に限らず有用なアドバイスが得られるため、ぜひ利用してみてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。