大学4年からの就活は遅くない!何もしてない状態から成功させるコツを解説

このページのまとめ

  • 大学4年からの就活は遅いものの、秋採用や通年採用を活用するとこで内定を獲得できる
  • 大学4年から就活を始める場合は、優先順位を決めて効率的に対策を進めることが大切
  • 大学4年の就活では周囲と比較せず、スピーディーな対策と広い視野で企業を探そう

大学4年からの就活は遅くない!何もしてない状態から成功させるコツを解説のイメージ

「大学4年から就活を始めるのは遅い?」「何もしていない大学4年は就職できない?」と不安を感じる人もいるでしょう。一般的に、就活は大学3年の3月に本格化しますが、大学4年から始めても内定は獲得できます。

この記事では、大学4年から就活を始めても内定獲得が可能な理由を解説。また、スケジュールや成功させるポイントも紹介します。大学4年から就活を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次

大学4年で就活を何もしていないのは遅い?現状を解説

大学4年生のこの時期に「まだ何も就活をしていない」という状況だと、「もう手遅れではないか」と不安を感じている人もいるでしょう。就活を始める時期としては遅いものの、決して内定獲得できないわけではありません。

まずは現状を正しく把握し、なぜ「遅い」と言われるのか確認してみましょう。

就活は大学3年生から準備を始めるのが一般的

日本の新卒採用市場では、大学3年生の春頃からインターンシップに参加するのが一般的です。冬から自己分析や企業研究を本格化させるのが標準的なスケジュールですが、就活の早期化が進んでいるため、3年の冬には内定を獲得する人もいます。

そのため、多くの学生は、4年生に進級する頃にはすでに選考を数社受けている可能性があるでしょう。しかし、就活のゴールは「早く決めること」ではなく「自分らしく働ける場所を見つけること」です。

周囲のペースに惑わされすぎず、今の自分にできることから一歩ずつ始めていきましょう。就活のピークを過ぎても募集を継続している企業やこれから選考が始まる優良企業は数多く存在します。

大学4年から就活を始める際のスケジュールや成功させるポイントは、記事の後半で紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

なお、一般的な就活スケジュールは、「就活はいつから?28卒向けのスケジュールと今からできる準備を紹介」の記事で解説しているので、まずは全体の流れを把握したいという方は、あわせて参考にしてみてください。

大学4年の就活進捗状況

内閣府の資料「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」をもとに、大学4年次の就活進捗状況を確認してみましょう。

エントリーシートの提出時期

就活生がエントリーシートを最も多く提出する時期は、「卒業・修了前年度(大学3年)の3月」であることが分かります。

令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(2) エントリーシートの提出状況の引用画像

引用元:内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(2) エントリーシートの提出状況(p.62)

一方で、最初にエントリーシートを提出した時期に関する調査では、「卒業・修了前年度(大学3年)の9月以前」と回答した学生が最も多いという結果でした。

令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(2) エントリーシートの提出状況の引用画像

引用元:内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(2) エントリーシートの提出状況(p.62)

したがって、学生の多くが卒業・修了前年度(大学3年)の3月以前から準備・対策を進め、企業にエントリーしているのが現状です。

内々定を受けた時期

企業から内々定を受けた時期に関する調査によると、就活生の約7割近くが卒業・修了前年度(大学4年)の4月時点で1社以上の内々定を獲得しています。

令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書 ②内々定を受けた時期(最初の内々定)の引用画像

引用元:内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書 ②内々定を受けた時期(最初の内々定)(p.74)

上記のデータが示すとおり、大学4年で就活をしていない場合、ほかの学生に遅れをとっている状況といえます。遅れを取り戻し、納得のいく形で就活を終えるためには、効率的に準備・対策を進める必要があるでしょう。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

25卒の10月時点における内定率は98%

内定式は大学4年生の10月に行われます。文部科学省の「令和7年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査結果を公表します(10月1日現在)(p.4)」によると、2025年卒業予定者の10月時点での内定率は約98%に達しています。

つまり、「ほとんどの学生がすでにどこかしらの企業から内定をもらっている」のがこの時期の実情です。

また、キャリアチケットが25卒を対象に実施した「2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)」によると、内定獲得後も就活を続けている人は49.7%と約半数いることが分かっています。

25卒の10月時点における内定率は98%のイメージ

「周りはみんな終わっている」という事実に落ち込むのではなく、「まだ募集を継続している優良企業を見つける」ことに意識を切り替えることが大切です。

参照元
文部科学省
令和7年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(10月1日現在)
キャリアチケット
2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)

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大学4年から就活を始めても内定獲得が可能な3つの理由

「もう4年生なのに内定がない」「今から動いても手遅れではないか」と不安に感じる必要はありません。近年の就職活動は早期化が進む一方で、通年採用を取り入れる企業が増加しており、4年生の秋冬からスタートしても内定獲得は十分に可能だからです。

実際に、夏以降も内定辞退者の欠員補充や優秀な層を確保するために採用を継続する企業は少なくありません。秋以降の市場環境を正しく理解し、ターゲットを絞って効率良く動くことが、スピード内定への近道となります。

以下で、大学4年から就活を始めても内定獲得が可能な理由を解説するのでチェックしてみてください。

1.秋・冬採用や通年採用を行う優良企業があるから

大学4年生からでも内定が狙える主な理由は、秋・冬以降も採用活動を継続している優良企業が数多く存在するからです。すべての企業が春夏に採用を終えるわけではありません。

特に、認知度が低くとも高いシェアをもつBtoB企業や隠れた優良中小企業、事業拡大に伴い増員が必要な急成長中のベンチャー企業などは、秋以降も意欲的に学生を募集している傾向があります。

最近では、時期を問わずに通年採用を導入する企業も増えてきました。たとえば、外資系企業やIT業界のWeb関連職種などは、柔軟な採用スケジュールを敷いているため、秋からスタートしても不利になることはありません。

こうした企業は「時期」よりも「個人の資質」を重視するため、自身の強みを適切にアピールできれば秋からでもスピード内定につながる可能性があるでしょう。

隠れ優良企業を探したい方は、「隠れ優良企業を見つけるにはどうする?探し方や注目ポイントを解説!」の記事を参考にしてみてください。

2.内定辞退による「追加募集」が発生するから

内定辞退による「追加募集」が発生するのも、大学4年生から就活を始めても内定獲得を目指せる理由の一つです。追加募集は、大手企業や人気の優良企業でも発生することがあります。

秋以降に求人が増える大きな要因の一つに、他社への入社を決めた学生による「内定辞退」があります。春から夏にかけて内定を出していた企業も、辞退者が出て採用予定人数に欠員が生じると、その穴を埋めるために急遽「追加募集」を開始するのが一般的です。

企業側は「4月までに必ず人数を確保したい」という切実な状況にあるため、選考プロセスが通常よりもスピーディーに進むでしょう。

ただし、追加募集の枠はそれほど多くありません。志望企業の採用ページや就活サイトなどをこまめにチェックし、最新の情報をいち早くキャッチすることが成功のカギとなります。チャンスを逃さないよう、アンテナを高く張っておきましょう。

3.就活後半戦はライバルが減ってマッチング重視になるから

就活後半戦はライバルが減ってマッチング重視になるため、大学4年から就活を始めても内定を獲得できる可能性があるでしょう。多くの就活生が夏までに内定を獲得して活動を終えるため、就活後半戦は春のピーク時に比べてライバルとなる学生の数が圧倒的に少なくなります。

そのため、必然的に倍率が下がり、学生一人ひとりが採用担当者に自分の魅力をじっくり見てもらえる機会が増えるでしょう。

また、この時期の採用は「学歴」や「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」などの実績だけでなく、企業との「マッチング」がより重視される傾向にあります。企業側も残り少ない採用枠を埋めるにあたり、「自社の社風に馴染み、長く定着してくれる人」を慎重に判断したいと考えるためです。

焦って手当たり次第に応募するのではなく、自己分析を通じて自分の価値観を整理し、企業が求める人物像といかに合致しているかを丁寧に伝えることが重要です。一社一社と真摯に向き合う姿勢こそが、結果として内定獲得の確率を格段に高める近道となるでしょう。

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大学4年生になってから就活をスタートさせる理由

就活を始めていない人の主な背景には、時間の不足や心理的な迷いなどさまざまな事情があります。周囲が内定を獲得し始めるなかで焦りを感じるかもしれませんが、「なぜ動けていないのか」という現状を正しく把握することが大切です。

ここでは、大学4年生が就活を始めていない人にみられる特徴を解説します。

学業やサークル活動が忙しい

学業やサークル活動が忙しく、大学4年まで就活を始められなかった人もいるでしょう。卒業に向けて目の前の学業や活動に注力するケースは少なくありません。

たとえば、理系の学生であれば卒業研究や実験に追われ、文系の学生でもゼミの論文執筆やサークル活動の幹部業務などで物理的に時間が確保できない場合があります。こうした状況では「落ち着いてから始めよう」と考えていると、「気づいたら就活のピーク時期を逃していた」といった状況に陥ることがあるでしょう。

卒業後の進路に迷いがある

進路への迷いから、大学4年になるまで就活に着手できていない人もいるようです。大学卒業後の選択肢は企業への就職だけでなく、大学院への進学や海外留学、起業やフリーランスなど多岐にわたります。

選択肢が豊富だからこそ、「本当にこのまま就職していいのか」という根本的な迷いから、決断を下せずに立ち止まってしまうことがあるでしょう。迷いを抱えたまま無理に選考へ臨んでも、志望動機に厚みが生まれず、結果として内定から遠ざかってしまうという悪循環を招きかねません。

就活の進め方が分からない

大学4年になっても就活を始めていない人のなかには、就活の進め方が分からない人もいるでしょう。応募書類の書き方や面接での適切な受け答えなど、就活で対策すべき項目は多岐にわたります。

多くの人にとって初めての経験であるため、何から手をつければ良いか分からず、つい行動が止まってしまいがちです。手順の不透明さが心理的なハードルとなり、意欲があっても足踏みしてしまう傾向が強く見られます。

働く目的が見つかっていない

「なぜ働かなければならないのか」という根本的な動機が見つからないことも、就活が滞る主な原因の一つです。「お金のため」「社会貢献のため」など、人によって働く理由はさまざまですが、自分なりの目的がないと就活のモチベーションを維持するのは困難でしょう。

結果として、就活を「自分事」として捉えられず、社会に出る意義を見失ったまま立ち止まるケースが目立ちます。

就活する意味を見つけられていない方は、「働く意味がわからない…お金以外で仕事をする理由を見つける方法」の記事をチェックしてみてください。

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大学4年の就活はいつからいつまでに何をすべき?流れを解説

就活を成功させるためには、各ステップの期限を意識しながら効率的に準備を進めて遅れを取り戻すことが大切です。大学4年から就活を始めるときの流れを確認して、自分なりのアクションプランを立てていきましょう。

大学4年生から就活を始める際のスケジュール

大学4年生からの就活では、短期間で就活対策と選考参加を行う必要があるためスピード感をもって取り組むことが大切。特に、周囲の状況に惑わされず、着実にタスクをこなすことが求められるでしょう。

大学4年から就活を始める際のスケジュールを以下の表にまとめました。自分の現状と照らし合わせて確認してみてください。

時期 主なアクション内容
3~4月 採用情報解禁・エントリー・ES提出・適性検査
5~6月 面接選考の本格化・内定(内々定)の獲得
7~9月 夏採用・秋採用への応募・内定辞退枠の補充選考
10月 内定式・内定承諾・入社準備

大学4年生になる3月:就活情報解禁・エントリー開始

3月は、多くの企業が公式に採用情報を公開し、エントリーの受付を一斉に開始するタイミングです。就活生は志望企業のWebサイトや求人ナビサイトをチェックし、プレエントリーを済ませる必要があります。

この時期は企業説明会も数多く開催されるため、積極的に参加して社風や業務内容を確認しましょう。出遅れると応募の選択肢が狭まってしまうため、行動力とスピード感が重要となります。

4月~:ES(エントリーシート)・履歴書の提出

4月に入ると、エントリーした企業からESの提出やWebテストの受検を求められるようになります。この時期は、自己分析や企業研究で深めた内容を言語化し、説得力のある書類へと落とし込む作業が不可欠です。

企業が定めるESの提出期限は重なりやすいため、計画的に作成を進めることが重要。早期に着手することで、十分に見直して修正する時間を確保でき、結果として書類の質を向上させられるでしょう。

5~6月:大手企業の選考解禁・内定ラッシュ

5~6月にかけては、いよいよ面接選考がピークを迎えます。政府の指針では「6月選考解禁」とされていますが、実態としては3~5月のうちに選考を進め、6月1日の解禁と同時に内定(内々定)を出す企業が多いのが特徴です。

こうした状況のなか、就活生には自分自身の強みを面接官に最大限アピールすることが求められます。たとえ不採用の通知を受けたとしても、落ち込みすぎずに「縁がなかった」と割り切り、次のチャンスへつなげる切り替えの早さが大切です。

7~9月:夏採用・秋採用に向けた再アプローチ

6月までに納得のいく結果が出なかった場合は、7月以降の「夏採用・秋採用」へ切り替えましょう。この時期は、内定辞退による欠員補充や、あえて時期をずらして選考を行う企業が募集を継続しているためです。

募集数自体は春に比べると減少しますが、優良企業に出会えるチャンスはまだ十分にあります。これまでの選考で見えた改善点を修正しつつ、こだわりにとらわれず柔軟に志望業界を広げてみるのが就活を成功させるポイントです。

秋採用と春・夏採用との違いは、「秋採用とは?春・夏との違いや実施企業の探し方・内定獲得のポイント6選」の記事をチェックしてみてください。

10月:内定式・内定承諾

10月1日は多くの企業で内定式が執り行われ、正式に内定者としての契約を交わすことになります。内定式に参加することで、同期となる仲間や社員と対面し、社会人になる実感が湧いてくるでしょう。

複数の内定をもっている場合は、この時期までに入社先を一つに絞り、早めに辞退する企業へ連絡を済ませておく必要があります。マナーを守った対応を心がけることで、スムーズに就活を終えられるでしょう。

内定辞退の方法は、「新卒の内定辞退の伝え方!メール・電話の例文や気を付けたいマナーを解説」の記事で解説しています。

企業別選考時期の目安

就活は大学3年の3月から始まるのが一般的ですが、企業によって選考の時期は異なります。日系企業・ベンチャー・外資系企業それぞれの選考時期を確認しておきましょう。

日系企業の場合

日系企業の場合、前述のとおり大学4年の6月から選考が始まるのが一般的なスケジュールです。

しかし、なかには、3月の情報解禁後すぐに実質的な選考を開始し、6月の選考解禁と同時に内定を出す企業もあります。こうした早期選考の波に乗り遅れないよう、解禁に合わせてすぐに動けるように事前準備をしておくのがおすすめです。

ベンチャー・外資系企業の場合

ベンチャー企業や外資系企業の多くは、一律の採用スケジュールというルールが存在しません。多くの企業が大学3年生の夏にインターンシップを開催し、そこで優秀と判断された就活生には、そのまま早期選考を経て年内に内定(内々定)を出す傾向があります。

内定を出す時期は大学3年の8~12月頃が一般的で、日系企業と比べて大幅に早いのが特徴です。これらの企業を志望する場合は、大学3年の春(4〜5月)など、かなり早い段階から就活を始める必要があります。

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大学4年から始める就活の進め方

大学4年生から就活を始める場合でも、基礎を固めることが早期内定への近道となります。効率的に活動を進めるためには、自己分析や企業研究といった準備を疎かにしないことが重要です。

ここでは、大学4年から始める就活の進め方を解説するので、限られた時間のなかで最大限の成果を出すためのプロセスを確認してみましょう。

自己分析で自分の適性を明確にする

就活の第一歩として、まずはこれまでの経験を振り返り、自分の強みや価値観を言語化する「自己分析」に取り組みましょう。自己分析が不足したまま選考に進むと、面接で説得力のある回答ができなかったり、入社後に「社風が合わない」といったミスマッチを感じたりするリスクが高まるからです。

具体的な進め方として、まずは中学・高校・大学時代を遡り、自分が「夢中になったこと」や「壁を乗り越えた経験」を書き出してみてください。それらのエピソードから共通する行動パターンやモチベーションの源泉を探ることで、自分が能力を発揮しやすい環境や、働くうえで大切にしたい軸が明確に見えてくるでしょう。

業界・企業研究で応募先の理解を深める

自己分析と並行して、世の中にどのような仕事があるのかを知るための業界・企業研究を行いましょう。志望する業界の仕組みやビジネスモデルを理解することで、その企業が求める人物像を的確に把握できるようになります。

たとえば、以下の項目を整理して比較すると、企業の解像度がぐっと高まります。

項目 確認すべきポイント
主な事業内容 誰に対して、どのような価値(サービス・モノ)を提供しているか
収益モデル どこで利益を上げているのか
成長性 市場全体が拡大しているか、新しい取り組みに積極的か
社風・文化 チームプレー重視か、個人の裁量が大きいか

企業研究のやり方が不安な方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考にしてみてください。

就活の軸を明確にする

大学4年からの就職活動を効率的に進めるために、「どのような企業を目指すか」「どのような仕事に就きたいか」といった、就活の軸を明確にする必要があります。軸を定めることで、膨大な選択肢のなかからエントリーすべき企業を迷わずに選べるようになるからです。

また、就活の軸は入社後のミスマッチを防ぐためにも欠かせません。自分なりの明確な基準をもって選考に臨むことで、自身の価値観に合致し、意欲を持って働き続けられる企業を見つけ出せるでしょう。

就活の軸が見つかっていない方は、「就活の軸がない原因と見つけ方|自己分析から面接での伝え方まで解説」の記事をチェックしてみてください。

エントリーシートを作成する

大学4年から就活を始めるにあたって、最優先で取り組むべきなのが、エントリーシート(ES)の作成です。4年生の採用選考はスピードが非常に早いため、ESの準備が遅れると、応募締め切りに間に合わずチャンスを逃しかねません。

履歴書は一度作成すれば流用できる項目が多い一方、ESは企業ごとに独自の質問が設定されるため、一社ごとに作成の時間がかかります。

就活の第一関門といえる書類選考をスムーズに突破するためには、自分のポテンシャルが伝わるESを、一社一社丁寧に、かつ迅速に作成する必要があります。

書き方が分からない場合やうまく書けているか不安な場合は、一人で悩まずに大学のキャリアセンターや就活エージェントなどの第三者に添削を依頼して、完成度の高いエントリーシートに仕上げましょう。

エントリーシートの書き方を詳しく知りたい人は、「就活のエントリーシートの書き方を一から解説!落ちないための注意点」もあわせて参考にしてください。

筆記試験や面接など選考対策をする

大学4年からの就活を成功させるためには、筆記試験や面接対策など選考対策を徹底することが大切です。どれだけ魅力的なESを書いても、適性検査で基準点に届かなければ面接へ進めません。

多くの企業が「SPI」「玉手箱」などの適性検査を行っています。まずは問題集を1冊用意し、出題パターンに慣れるまで繰り返し解いておきましょう。

また、面接は内定への最終関門であり、どの企業でも必ず行われます。面接で質問される内容や入退室のマナーなどを調べ、評価されるように準備を進めましょう。

キャリアチケットが2021年卒を対象に実施した「就職動向に関する調査」によると、就活で困ったことや不安だったことは、「面接の受け答えがうまくできないこと」だと分かりました。

筆記試験や面接など選考対策をするのイメージ

面接では緊張して本来のパフォーマンスを発揮できない就活生もいます。模擬面接で本番のイメージをもっておくと、落ち着いて面接に臨めるのでおすすめです。

就活でよくある悩みとその対策法は、「就活でよくある悩み20選!不安になる理由や解消法もご紹介」の記事にまとめているので参考にしてみてください。

参照元
キャリアチケット
就職動向に関する調査

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大学4年から就活を成功させる6つのポイント

大学4年から就活を始める際は、時間に余裕がないぶん、焦って失敗してしまうケースもあるため、ポイントを押さえて効率的に対策を進めることが重要です。

ここでは、大学4年から就活を成功させるためのポイントを6つ解説します。就活の遅れを取り戻し、理想的な企業から内定をもらうためにも、ぜひ参考にしてください。

1.できるだけ多くの企業へ応募する

大学4年から就活を始める際は、できるだけ多くの企業へ応募することが重要です。5〜6月の春選考終盤や秋採用を見据えた時期は、採用枠が埋まり募集を締め切る企業が増えます。この時期に選択肢を絞り込みすぎると、不採用が重なった際に「持ち駒」がゼロになるリスクが高まるからです。

興味のある業界に固執せず、周辺業界やBtoB企業などにも視野を広げてみましょう。多くの企業を見ることで、自分では気づかなかった適性が見つかるケースも珍しくありません。

まずは逆求人型サイトやスカウトサービスを活用し、自分に興味をもつ企業との接点を増やしましょう。並行して、志望動機の軸を横展開できる同業他社へも積極的にエントリーし、面接の場数を踏むことが内定への近道となります。

2.4月中にエントリーを開始する

大学4年から就活を始める場合、質よりスピードを優先し、まずは4月中のエントリー完了を目指しましょう。4月は、多くの企業がエントリー締め切りを設定するピーク時期です。

前述のとおり、周囲の就活生はすでに企業へのエントリーを始めているため、準備に時間をかけすぎると、志望企業の選考に間に合わない可能性があります。

最優先で行うべきは、エントリーシートの作成と筆記試験対策です。まずは一次選考を通過するための対策にリソースを集中させ、スタートラインに立つことを最優先してください。

たとえ対策が不十分でも、選考の場数は後の自信につながります。期限を逃してチャンスをゼロにするのではなく、常にエントリーの期限を意識したスピード感のある対応を心がけましょう。

3.優先順位を見極めて行動する

大学4年からの就活を成功させるためには、優先順位の見極めが必要です。

大学4年になってから就活を始める場合、スタートが遅れてしまったぶん、すべての対策を完璧に行うのは難しい傾向があります。そのため、ある程度取捨選択しながら、緊急性の高い対策を重点的に進めることが大切です。

たとえば、面接対策をする場合、基本的なビジネスマナーや頻出の質問を押さえておけば、ひとまず面接で求められる最低限の対応は身につくでしょう。時間に余裕があれば、イレギュラーな質問への答え方を考えたり、より高評価が期待できる回答にブラッシュアップしたりするのがおすすめです。

限られた時間で可能な限り良い結果を残すためにも、優先順位の設定と段階的な選考対策を徹底しましょう。

4.失敗の原因を分析して次の選考に活かす

就活を効率的に進めるためには、失敗を次に活かす意識が必要です。就活ではどれほど入念に準備や対策を進めても、選考に落ちてしまうケースはあります。大切なのは、選考に落ちた原因を分析し、同じ失敗をしないように対策することです。

不採用通知を受け取っても、「なぜ見送られたのか」を客観的に振り返り、改善策を言語化することで、一回一回の不採用を無駄にしない「効率的な成長」が可能になります。

失敗した経験から課題を抽出し、改善するといったサイクルを繰り返せば、確実に内定獲得に近づきます。結果に一喜一憂し過ぎず、「弱点を克服する機会を得た」とポジティブに捉えて前進し続けましょう。

5.就職エージェントに相談する

大学4年生から就活を始めるなら、就職エージェントに相談するのもおすすめです。ほかの就活生よりもスタートが遅れているからこそ、プロに相談することで遅れを取り戻し、効率的に就活を進められるでしょう。

就職エージェントであれば今のあなたの状況を判断し、これから何をすべきか具体的なアドバイスがもらえます。1人で一から調べるよりも、迷う時間を短縮でき、着実かつスピーディーに選考対策を進めやすくなるでしょう。

また、エージェントは希望に沿った企業の紹介も行っているため、企業研究の手間を大幅に軽減しながら、自分に合った職場を見つけやすくなるというメリットもあります。

6.焦り過ぎず適度に休息をとる

焦り過ぎず適度に休息をとることも、大学4年から始める就活を成功させるために必要な要素の一つです。大学4年から就活を始めた人は、周りの学生と比較して進捗が遅れている状況から、必要以上に焦ってしまう傾向があります。なかには、「なぜもっと早く取り組まなかったのか」と自分を責めてしまう人も少なくありません。

しかし、焦りや後悔といったネガティブなマインドで選考を受けると、採用担当者に「余裕がない」「自信がなさそう」といった印象を与えかねません。その結果、選考を通過できないといった負のループに陥ってしまう可能性もあります。

また、焦りから無理のあるスケジュールを組んでしまった結果、普段はしないようなミスを繰り返したり、体調を崩したりするリスクも考えられるでしょう。

大学4年からの就活ではスピード感が求められますが、過度な焦りは禁物です。時間に余裕がないからこそ、意識的に適度な休息をとり、冷静に一歩ずつ進めていくことが内定への近道となります。

就活で焦りを感じる原因と対処法については、「就活で焦る必要はない!対処法や不安を解消するためのコツを解説」の記事も参考にしてください。

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キャリアアドバイザーから大学4年の就活のアドバイス

就活を早く終わらせるには、選択肢が多くあるうちに1日でも早くエントリーを進めることが重要です。そのためには、選考対策とエントリー作業を同時進行する必要があるでしょう。

ただし、同時進行はタスク量が多く、闇雲に数を増やせば良いというわけではありません。応募が多過ぎると1社あたりの対策が疎かになり、少な過ぎると持ち駒がなくなって焦りが生じやすくなります。

常に選考中の企業が5社程度ある状態を維持すると、質を落とさず着実に内定へ近づけるためおすすめです。

また、スピード感を重視するなら「1day選考会」などのイベントも最大限活用しましょう。1day選考会は、1日で説明会から最終面接までを実施するイベントです。企業も採用意欲が高く、活用することで即日内定も期待できます。

選考会の詳細や参加メリットを知りたい人は、「選考会とは?即日内定までの流れと対策を解説」の記事もあわせて参考にしてください。

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大学4年からの就活で避けるべき5つのNG行動

大学4年生から就活を始める場合、限られた時間のなかで結果を出す必要があります。焦りからくる不用意な行動は、内定を遠ざける要因になりかねません。

ここでは、大学4年からの就活で避けるべきNG行動を5つ紹介します。自分が無意識にやってしまいがちな「NG行動」を把握して、効率的に内定獲得を目指しましょう。

1.自分を客観視せず根拠のない自信をもつ

就活を始める際は、自分を客観視せず根拠のない自信を持つのは避けましょう。自分を客観視せずに「何もしなくても受かる」と過信することは、採用担当者に「準備不足」や「自省ができない」といった印象を与え、正当な評価を遠ざける原因になるためです。

また、客観的な自己分析を怠ると、企業が求める人物像と自分のアピールポイントにズレが生じてしまいます。その結果、不採用が続いてしまうケースは少なくありません。

主観的な思い込みから脱却し、企業の視点に立った戦略的な対策をとりましょう。自分を客観視するのが難しい場合は、他己分析を通じて第三者からフィードバックをもらうのがおすすめです。

そうすることで、独りよがりなアピールを防ぎ、企業が求める人物像に合致した的確な対策を立てられるようになります。

2.人の意見を聞かず独りよがりな就活をする

自分一人で情報を抱え込み、独りよがりな判断で進めてしまうことは、就活が停滞する要因の一つです。特に4年生からスタートする場合、周囲の多くがすでに内定を得ている状況も珍しくありません。

出遅れ感から周囲に相談しづらくなり、孤独な状態で就活を進める方もいますが、客観的な視点なしに自らの改善点に気づくのは困難です。

着実に内定へ近づくためには、キャリアセンターの職員や友人、OB・OGなど、他者の視点を積極的に取り入れましょう。たとえば、ESの添削や模擬面接を依頼することで、自分では気づけなかった「言葉の足りなさ」や「論理のズレ」を解消できます。

周囲の意見を柔軟に取り入れる姿勢こそが、結果として選考通過率を高めるカギとなるでしょう。

就活を相談する相手に悩んだら、「就活相談先はどこでする?おすすめの相談先と相談内容を紹介」の記事を読んで誰に相談するか検討してみてください。

3.過去の失敗に執着して自分を過度に責める

不採用通知が届いた際、過度に自分を過度に責める必要はありません。「あの時こう言えばよかった」という反省は必要ですが、執着しすぎると自信を喪失し、次の面接でのパフォーマンスが低下する可能性があるためです。

就活は企業との「マッチング」であり、自分自身の人間性すべてが否定されたわけではありません。失敗した原因を特定したら、すぐに「次はどう改善するか」に思考を切り替えましょう。ポジティブなマインドセットを維持することが、長丁場の就活を乗り切るコツです。

4.周囲の内定状況と比較してペースを乱す

大学4年から就活する際は、周囲の内定状況と比較してペースを乱さないよう注意しましょう。日常会話やSNSなどで友人の内定報告を知ると、自分だけが取り残されているような感覚に陥ることがあります。

しかし、他人と比較して焦るあまり、本来の目的を見失って闇雲にエントリーを増やすのは危険です。自分との相性を十分に検討せずに入社を決めてしまうと、ミスマッチが生じ、結果的に早期離職を招く恐れがあります。

焦りを感じるかもしれませんが、就活のゴールは内定の数ではなく、自分が納得できる企業に入社することです。自分の軸を大切にし、着実に一歩ずつ進めることが、最終的な成功への近道となるでしょう。

5.早期に就活留年や就活浪人になると決める

就活に出遅れても、早期に就活留年や就活浪人になると決めるのはおすすめしません。まだ採用活動を継続している企業があるにもかかわらず、早々に「今年は諦めて来年やり直そう」と決めるのは時期尚早です。

就活留年や浪人は、金銭的な負担だけでなく、翌年の選考で「なぜ留年したのか」を厳しく問われるというデメリットもあります。

秋採用や冬採用を行っている企業は存在するので、最後まで諦めずに活動を続けましょう。活動を続けることで、当初は想定していなかった企業に出会える可能性は十分にあります。

まずは今の環境で全力を尽くし、その上で今後の選択肢を検討するのが賢明な判断といえるでしょう。

就活留年のメリット・デメリットは、「就職留年はやめとけって本当?メリット・デメリットと後悔しないコツを解説」の記事をチェックしてみてください。

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大学4年から就活を成功させたいあなたへ

大学4年生からでも、効率的に就活を進めれば内定は獲得できます。今の自分に必要な就活対策は何かを考え、一つずつ着実に進めていきましょう。

しかし、初めての就活で何をすれば良いか分からない就活生もいるはずです。就活をどのように進めれば良いか悩んでいる場合は、就職エージェントに相談すると解決の糸口が見つかるでしょう。

キャリアチケット就職エージェントは自己分析から内定獲得まで、マンツーマンで就活生をサポートします。大学4年生からの就活も内定獲得に向けて一人ひとりの状況に合ったアドバイスをお伝えするので、スムーズに選考を進められるでしょう。

卒業まで時間がない大学4年生だからこそ、効率的に就活を進めることが大切です。1人で抱え込もうとせず、キャリアチケット就職エージェントと一緒に内定獲得を目指しましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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