このページのまとめ
- 就活をくだらないと感じてしまうのは、就活の意図が分からないから
- 就活をくだらないと感じたら、一度休んで冷静に考えるのが大事
- 就活がくだらないと思うときは、就活経験者に感想を聞くのもおすすめ
「就活はくだらないからやりたくない」「くだらないけど生活のために働くしかない」などと考える就活生もいるでしょう。くだらないとは思いつつ、新卒で働くためには就活が必要です。
くだらないと感じたまま就活を続けていてもモチベーションは上がらず、成果も出ません。モヤモヤを解消し、前向きに取り組むのが大切です。
この記事では、就活をくだらないと感じてしまう理由や悩みから抜け出す方法を解説します。
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- 就活をくだらないと感じてしまう理由
- 全員がスーツで就活をするから
- マナーで採用が決まってしまう噂を聞くから
- 話を盛ったり嘘をついたりする就活生がいるから
- 思っていないことを言わないと評価されないから
- 企業側も嘘をついている場合があるから
- 評価される回答がある程度決まっているから
- 意図がよくわからない質問がされるから
- 給料などの条件を聞くと印象が悪くなるから
- 実力ではなく雰囲気で採用される場合があるから
- 就活解禁前に内定を持っている学生もいるから
- 時間をかけて履歴書を作ってもあっさり落とされるから
- 圧迫面接を行う企業があるから
- 「くだらない」と思うような就活を企業が行う理由
- 個性や人間性をわかりやすくするため
- 決められたルールに適応できるかを見るため
- ルールに合わせるほうが得意な学生が多いから
- ポテンシャルで採用できるから
- 就活をくだらないと思ってしまう就活生の特徴
- 自分なりの考えを持っている人
- 言い訳しやすい人
- 落ち込みやすい人
- くだらないと思いながらも就活を行うメリット
- 将来について考えられる
- 自分の理想とする企業が見つかる場合がある
- 新卒を選択肢の一つとして選べる
- 社会人としてのマナーや考え方が身につく
- 就活がくだらないと感じたときのキャリアアドバイザーのアドバイス
- 就活がくだらないと感じたときに実施したいこと
- 休んで心に余裕を持つ
- 「なぜ就活をするか」を考える
- 周囲に相談する
- 就職以外の選択肢を考える
- どうしようもないと割り切る
- 就活の「くだらない」から抜け出す方法
- くだらないと感じる原因を考えてみる
- 先輩や家族に意見を聞いてみる
- 企業が就活を行う意図を考える
- 就活に取り組むメリットを考える
- 就活を成功させるために大切なこと
- 真剣に取り組む
- 書類選考対策や面接対策を行う
- 就活エージェントに相談する
- 就活なんてくだらないと思ってしまっているあなたへ
就活をくだらないと感じてしまう理由
就活をくだらないと感じてしまう背景には、「全員がスーツで個性がないから」「話を盛ってアピールする就活生がいるから」などの理由があります。人によって理由は違い、複数の理由でモチベーションが下がっている就活生もいるでしょう。
ここでは、なぜ就活をくだらないと感じてしまうのか、よくある理由を解説します。
全員がスーツで就活をするから
就活をくだらないと感じてしまう理由の一つが、全員がスーツという同じ服装で就活を行うからです。スーツの色についても、黒や紺がマナーと決められており、自由がありません。
私服で面接に参加すれば、マナー違反と言われます。また、服装自由と言いつつオフィスカジュアルが求められるなど、みんなが同じ服装で就活を行わなければならない状況を「個性がなくてくだらない」と思う就活生がいるようです。
マナーで採用が決まってしまう噂を聞くから
マナーができているかどうかで、採用が決まってしまうという噂を聞く点も、就活はくだらないと感じる理由の一つに挙げられます。「面接で部屋に入るときはノックを3回する」「お辞儀の角度で合否が決まる」などのマナーが一例です。
就活生からすると、志望動機や自己PRではなく、マナーで合否が決まればガッカリします。企業への熱意や優れた能力などが評価に関係ないと知れば、くだらないと思ってしまうでしょう。
話を盛ったり嘘をついたりする就活生がいるから
面接で話を誇張したり、実際には経験していないエピソードを話したりする就活生がいる点も、くだらないと思ってしまう理由です。採用担当者からの評価を上げるためだけに噓をついてしまう人もいます。
就活生のなかには、嘘をついてまで内定は必要ないと思う人もいるでしょう。また、嘘を見抜けない企業に対してガッカリし、就活なんてくだらないと感じるケースもあります。
思っていないことを言わないと評価されないから
正直な意見を伝えるだけでは評価されないケースが多い点も、就活に呆れてしまうポイントです。たとえ本心でなくても、企業の求めている答えを教科書通りに伝えなければ選考を通過できない場合もあります。
たとえば、第一志望ではないのに「第一志望です」と答えるのはよくある話です。また、思ってもいない志望動機を伝えたことがある就活生もいるでしょう。内定のために嘘をつかないといけない場面が出てくることも、就活がくだらないと感じてしまう理由です。
企業側も嘘をついている場合があるから
就活では、企業側が噓をついているケースもあります。自社のよいところばかりを伝え、不利になる点はごまかそうとするからです。
たとえば、「残業はほとんどありません」と聞いて入社したにもかかわらず、毎日残業が続くケースもあります。嘘をついている企業ばかりではありませんが、なかには本当のことを言わずにごまかす企業があるのも事実です。
就活で気をつけてほしいのは、ブラック企業に入社しないかどうかです。「ブラック企業の特徴をつかんで徹底回避!」の記事を参考にして、ブラック企業を回避しましょう。
評価される回答がある程度決まっているから
評価される回答が決まっており、どの就活生も同じような内容をアピールする点も、就活のくだらなさを感じる要因です。先輩に聞いたり、インターネットで調べたりした結果、教科書に載っているような同じような内容であふれていることがあります。
たとえば、自己PRで「部長経験があり、リーダーシップを発揮した」といったアピールをする学生はよくいます。また、「チームワークを発揮して、大会で優勝した」のような話もよく聞くでしょう。
オリジナリティが大切とはいわれますが、珍しいエピソードを伝えると不審に思われ、逆に評価が下がるケースもあります。結局は無難な回答が評価される点にガッカリする就活生もいるようです。
意図がよくわからない質問がされるから
「あなたを動物に例えるとなんですか?」のように、意図の分からない質問がされる点にくだらなさを感じる就活生もいます。動物に例えたところで、仕事に活かせるわけではありません。
意図のわからない質問からは、「対応力を見られている」「自己分析ができているか試されている」などと言われることがよくあります。しかし、回りくどい質問をせず、「強みは何ですか?」とストレートに聞けばよいのにと思う就活生もいるでしょう。
意図がわからない質問で自分の合否が決まってしまう状況に、くだらなさを感じてしまいます。
給料などの条件を聞くと印象が悪くなるから
給料や休みなど、条件面について聞くと印象が悪くなるのも、就活へのくだらなさを感じる理由の一つです。
キャリアチケットの調査によると、企業を選ぶポイントに「給料」を挙げている就活生は16%で、全体で2番目に多い数値でした。
引用:キャリアチケット「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」
これから生活していくために、給料や休みなどは重要な条件です。それなのに、条件面について尋ねたり、条件を理由に志望したと伝えたりすることで評価が下がるのはおかしいと思う就活生もいます。
参照元
キャリアチケット
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実力ではなく雰囲気で採用される場合があるから
持っているスキルや能力ではなく、人柄のような雰囲気で採用される傾向にあるのも、就活にくだらなさを感じる要因です。「実力があるか」ではなく、「上手にアピールできるか」がポイントになっています。
アピールが苦手な就活生からすると、雰囲気ではなく能力を見てほしいと思うでしょう。実際に能力があるかではなく、「能力がありそうだ」で合否が決まることがあり、くだらないと感じるのです。
就活解禁前に内定を持っている学生もいるから
就活の一斉解禁が始まる前に、内定を持っている学生も多くいます。経団連非加盟の企業であれば、一斉解禁が関係なく、内定を出せてしまうからです。
就活解禁を律儀に待っていた就活生からすると、不公平感があるでしょう。正直者に対して不利に働くケースがあるのも、就活をくだらないと感じる理由です。
時間をかけて履歴書を作ってもあっさり落とされるから
丁寧に時間をかけて履歴書を作っても、落とされてしまうのでくだらないと感じる人もいます。かけた時間と、得られる結果が見合わないからです。
どれだけ時間をかけた履歴書でも、書類選考で落とされ、面接にすら参加できないことはよくあります。努力が実らないことも多いので、真剣に取り組んでいる人ほど就活をくだらないと思ってしまうのです。
圧迫面接を行う企業があるから
お互いの相性を見極める面接で、圧迫面接を行う企業があることもくだらないと思われる理由の一つです。採用されるために「なんでこんな目にあわないといけないんだ」と思い、就活をくだらなく感じます。
圧迫面接を行う背景には、就活生の忍耐力を見たり、入社への熱意を見たりするためだと言われています。しかし、就活生からすると、面接のために準備したのに否定されてしまうことで、落ち込むこともあるでしょう。
圧迫面接をうけたうえに選考に落ちてしまうと、くだらない時間を過ごしたと思ってしまいます。圧迫面接に負けないためのアドバイスを「就活で圧迫面接が行われるのはなぜ?特徴と8つの対処法・質問回答例も解説」の記事で解説しているので参考にしてください。
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「くだらない」と思うような就活を企業が行う理由
企業が就活を行う背景には、「ルールに適応できるかを見る」「人間性を判断する」などの理由があります。学生からするとくだらないように見える就活も、実はきちんと意味があります。
ここでは、なぜ企業が就活を行うのかを解説するので、就活について考えるための参考にしてください。
個性や人間性をわかりやすくするため
就活ではマナーやルールを決めることで、あえて個性や人間性を判別しやすくしています。
たとえば、自己PRの伝え方では、分かりやすく伝えるためのテンプレートがあります。そのテンプレートを使いながらもほかの就活生よりも内容が伝わるのであれば、説得力や説明力のある学生だと評価できます。
くだらないルールやマナーが多いと思う就活生もいますが、実は個性や人間性を見極めるのに役立っているのです。
決められたルールに適応できるかを見るため
決められたルールを守れるかどうかも、就活で見られているポイントです。また、決められたルールでどのようにアピールできるかも同時に見られています。
入社すると、当然ですが企業ごとにルールがあります。組織としての決まりごとや業務の進め方などを守って仕事を行わなければなりません。
就活の時点でルールやマナーを守れない人は、入社してからもルールを守れないだろうと思われます。ルール違反によって重大なミスを引き起こしたり、マナー違反によって信頼を失ったりする可能性があるため、企業からするとリスクがあります。
企業は、社会人として必要なルールやマナーを守れるかどうかを、就活の振る舞いを通して判断しているのです。
社会人に求められるマナーや考え方については、「社会人としての心構えとは?必要なマナーや面接での答え方」の記事で解説しています。どのような内容が求められているのか、なぜ必要なのかを知っておきましょう。
ルールに合わせるほうが得意な学生が多いから
就活にルールがあるのは、日本の学生は決められたルールに従う方が得意な人が多い傾向があるからです。新しく何かを生みだすことが苦手で、テンプレートが決まっているほうが実力を発揮できる人もいるでしょう。
企業からすると、「自由にアピールしてください」と伝えてアピールできないより、ルールに沿って実力をアピールしてもらえるほうが優れた人材を採用できます。就活にルールやマナーがあるのは、決められた枠組みのほうが安心できる学生が多く、実力を発揮しやすい点も影響しているようです。
ポテンシャルで採用できるから
就活が今のような形式をしているのは、ポテンシャル採用に向いているからという理由もあります。書類選考や面接などを通してさまざまな角度から質問を行うことで、就活生の隠れた能力を見つけ出せるからです。
企業によっては、自社で長く働いてもらい、成長することで成果を出せる人材になればよいと考えていることもあります。今の実力ではなく将来性を見込んで採用できる点も、今の就活形式のメリットです。
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就活をくだらないと思ってしまう就活生の特徴
落ち込みやすい人や言い訳しやすい人は、就活をくだらないと思ってしまう傾向にあります。自分があてはまるかどうか、確認してみましょう。
自分なりの考えを持っている人
自分なりの考えをはっきりと持つ人は、就活をくだらないと感じる場合があります。就活のルールや傾向に対して、「これはおかしい」と意見を持ちやすいからです。
たとえば、「就活生の評価に服装は関係ないから、全員スーツはおかしい」と考える人もいます。これは、自分なりの考えを持っているからこそ、従来の方法に「変だ」といえるのです。
自分の考えを持っていない場合、就活生のルールやマナーをあたりまえだと思い、ただ従うだけになるでしょう。自分の意見があるからこそ、「くだらない」と思えます。
自分なりの軸をもつことは、就活を行ううえでは欠かせません。就活の軸があることで、方向性が明確になり、志望企業や自分のアピール方法を明確にできます。就活の軸については、「就活の軸は決まってる?作り方や面接での答え方を例文とともに紹介!」の記事で解説しているので、参考にしてください。
言い訳しやすい人
言い訳が多い人も、就活がくだらないという傾向にあります。うまくいかなかったことや失敗したことを周りのせいにしてしまうからです。
たとえば、書類選考に受からないときに、「履歴書やエントリーシートだけで判断するのはくだらない」と考える人もいます。また、面接で失敗したときに、「マナーも評価されるのはおかしい」と文句を言う人もいるでしょう。
言い訳しやすい人は自分が悪いと思わず、就活そのものに問題があると思いがちです。そのため、自分が気に入らないことに対して、くだらないと思ってしまいます。
落ち込みやすい人
気分が落ち込みやすい人や打たれ弱い人も、就活をくだらないと思ってしまいがちです。失敗したり、努力が実らなかったりすると、就活が悪いと思ってしまいます。
就活は努力が必ず実るわけではなく、選考に落ちるのは当然のことです。ときにはなぜ選考に落ちたかわからず、つらくなることもあるでしょう。
自分の頑張りを認められないと気分が落ち込み、「就活なんてどうでもいい。くだらない」と思ってしまいがち。モチベーションがあがらず、投げやりになってしまいます。
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くだらないと思いながらも就活を行うメリット
就活がくだらないと思う学生も、就活のメリットを考えてみましょう。メリットが大きいと分かれば、就活へのモチベーションが上がる可能性もあります。ここでは、就活を行うメリットを4つまとめました。
将来について考えられる
就活を行うことで、将来について深く考えるよい機会になります。漠然とした将来のイメージから、「どのような仕事に就くのか」「どのような企業に入社したいのか」のように具体的に考えられるようになるでしょう。
将来の道筋が明確になれば、やるべきことが分かり、就活へのモチベーションも上がります。くだらないと思う気持ちも減り、就活に取り組めるようになるでしょう。
自分の理想とする企業が見つかる場合がある
就活に取り組むことで、自分の理想の企業が見つかる可能性もあります。これまで名前も聞いたことのない企業が、実はあなたの理想を叶えられる企業かもしれません。日本には、大手企業だけではなく中小企業やベンチャー企業など多くの企業があります。
統計局の「我が国の事業所・企業の経済活動の状況」によると、令和3年時点で日本の企業は368万社です。
就活を行い、業界や業種、業務内容などで絞っていくことで、自分の興味のある企業が見えてきます。また、そこから社風や理念、扱う商品やサービスなどを見ることで、さらに理想とする企業に近づいていくでしょう。
今まで知らなかった理想の企業に出会える可能性があるのも、就活のメリットです。
参照元
統計局
過去の統計Today
新卒を選択肢の一つとして選べる
就活を行うことで、自分の人生における選択肢が一つ増えます。新卒の就活は学生のうちにしか行えないものであり、このチャンスを逃すと次はありません。
どうしてもくだらないと思うのであれば、起業をしたり、フリーターとして働いたりと選択肢はあります。しかし、日本の就活の場合、新卒の多くはポテンシャルで評価されるので実績は必要ありません。一方で、既卒はスキルや能力で評価されるケースが多く、社会人経験のない人材は苦戦する可能性が高いでしょう。
自分の将来を考えるにあたって、就活は重要な選択肢の一つであることを知っておくのが大切です。
既卒で就活を行うケースについては、「新卒で就職できなかったらどうする?人生終了でない理由と選択肢を解説」の記事を参考にしてください。既卒と新卒を比べて、どの選択肢を選ぶのか慎重に考えてみましょう。
社会人としてのマナーや考え方が身につく
就活を行うことで、社会人に必要な考え方やマナーが身につくメリットがあります。社会人になる前に、社会で求められるスキルを身につけておくと有利に働くでしょう。
学生気分のまま社会に出てしまうと、「社会人としての意識が足りない」「常識がない」などと思われることもあります。就活を行えば、入社前から社会人としての常識を身につけられ、評価されるメリットがあるのです。
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就活がくだらないと感じたときのキャリアアドバイザーのアドバイス
就活終盤になると、疲れや慣れから「こんなことをして何になるのか」「内定をもらうことに価値なんてあるのか」など、「就活、くだらないな」と感じる方も多いかと思います。
そういった感情を持っている方は、是非「内定を獲得した先に何が待っているのか」を考えてみましょう。
就活の選考1つ1つに真剣に向き合っているからこそ、内定のその先をついつい忘れてしまいがちですが、あなたがその企業を選んだ理由は、少なからず「この企業に入ることでなりたい自分になれる」と感じたからではないでしょうか。
就活の選考や内定を獲得することは、あなたの理想をかなえていくための1つの手段にすぎません。就活の疲れでついそれを忘れてしまいそうなときは、是非叶えたい将来像をもう一度整理してみましょう。
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就活がくだらないと感じたときに実施したいこと
就活がくだらないと感じてしまったら、一度休むのが大切です。就活には、冷静な状況で向き合いましょう。ここでは、就活がくだらないと感じたときに実施したい行動を5つ紹介します。
休んで心に余裕を持つ
就活がくだらないと感じたら、まずはゆっくりと休みましょう。一度休んで心に余裕を持つのが大切です。
メンタルが弱っている状態だと、何事もマイナスに考えてしまいがち。ゆっくりと休み、時間が経ってから就活と向き合うことで、また違った見方ができるようになります。
「なぜ就活をするか」を考える
自分が「なぜ就活を行っているのか」「何のために就活を行っているのか」考えてみるのも大切です。就活なんてくだらないと投げやりになってしまいそうなときこそ、目標を設定し直しましょう。
就活がくだらないと思ってしまうと、徐々に面倒になり、適当になってしまいます。「選考対策なんていらない」「会社なんてどこでも同じ」などと考え、就活に失敗してしまうこともあるでしょう。
くだらないとネガティブになりそうなときこそ、冷静に考えて方向を修正することが大切です。就活を通して叶えたかったことを思い出すためにも、就活の目的について考えてみてください。
周囲に相談する
友達や家族などに相談し、話を聞いてもらうのもおすすめです。話を聞いてもらうだけでも気分が落ち着き、冷静に考えられるようになります。
また、アドバイスをもらうことで就活に対する考え方が変わるかもしれません。一人で抱えていてもモヤモヤしてしまうだけなので、周囲の人々に相談してみましょう。
就活について相談する場合は、「就活相談先のおすすめ15選!適切な相手選びのポイントや注意点も解説」を参考に相談先を探すのもおすすめです。キャリアチケットでも就活の悩みに対応していますので、ぜひご相談ください。
就職以外の選択肢を考える
「就活がくだらないので続けられない」と感じたら、別の選択肢を考える方法もあります。正社員だけではなく、起業やフリーランスなどでも仕事が行える時代です。
起業すれば自分が社長となるので、就活を行う必要はありません。フリーランスも同様に、就活を行わなくても仕事さえあれば収入を得られます。
就活だけを正解と考えず、別の選択肢を探すのはよいことです。ただし、起業やフリーランスは稼ぐためのスキルが必要であり、存続するのが大変になりやすい点には気をつけてください。
どうしようもないと割り切る
就活をくだらないと感じても、「そういうものだからしょうがない」と割り切るのも大事です。くだらないと思いながらも真剣に取り組めば、内定は獲得できます。
いくら就活がくだらないと思っても、面接はスーツで参加しなければならず、就活マナーを守らなければ内定は得られません。何も変わらないと割り切り、自分らしく就活を行うのも一つの方法でしょう。
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就活の「くだらない」から抜け出す方法
就活のくだらないから抜け出すには、なぜくだらないと思ってしまうのか考えたり、就活に取り組む意味を考えたりするのが大切です。
ここでは、くだらないと感じたときに行いたいことを4つ紹介します。
くだらないと感じる原因を考えてみる
まずは「なぜくだらないと感じるのか」を考えてみましょう。くだらないと感じる理由を整理し、納得できる理由が見つかれば、モヤモヤを解消できる可能性があります。
たとえば、「意図がよく分からない質問をされることが多い」と感じたのであれば、企業は何を知ろうとしているのか調べてみましょう。「あなたを色に例えるとなんですか?」のような質問の場合は、「対応力があるか」「論理的に説明できる能力があるか」などが見られています。
くだらないと思うことを放置するのではなく、自分なりに考えてみるのが大切です。納得できる答えが見つかれば、就活に対して前向きに行動できるようになるでしょう。
先輩や家族に意見を聞いてみる
就活を終えた先輩や家族に、就活についての意見を聞いてみましょう。「なぜ就活が必要なのか」「就活を終えてどう感じたのか」などを聞いてみるのがおすすめです。
就活を終えた人だからこその意見をもらえる場合もあるでしょう。やってみた結果、くだらないと感じる人もいれば、社会人として成長するために必要な機会だったと感じる人もいます。
ほかの人の意見をもらい、就活について改めて考えるきっかけにしてみてください。
企業が就活を行う意図を考える
企業がなぜ就活を行っているのか、意図を考えるのも大切です。企業目線に立ってみると、就活の必要性も見えてくるでしょう。
たとえば、マナーを重視するのは、お客さまに会っても失礼のない人材を採用するためです。コミュニケーション能力の高い人材でも、身だしなみがなっておらず失礼な言葉遣いをしていれば、印象は悪くなります。
企業が就活を行うのも、就活にマナーやルールがあるのも、それぞれ理由があります。就活がくだらないと感じたのであれば、なぜマナーやルールがあるのかを考えてみましょう。
就活に取り組むメリットを考える
就活に取り組むことで、どのようなメリットがあるのか考えるのも大切です。就活をくだらないと思ってしまうのは、「メリットがない」「意味がない」などと感じているからだといえます。
たとえば、就活を行うことで、自分を見つめ直すきっかけになります。強みや価値観、考え方など、普段の生活で深く考えることはないでしょう。
また、普段のコミュニティとは違う人々と会えるのもよい機会です。企業で働く社会人はもちろん、ほかの大学の学生などと話すことで、普段とは異なる考え方や意見に触れられることもあるでしょう。
就活を行うメリットに気づくと、就活を行う意味にも気づけるようになります。まずはどんなメリットがありそうか、自分なりに考えてみてください。
就活をする意味や目的に悩む就活生には、「就活する意味ってあるの?悩んでしまう理由や対処法について解説」の記事もおすすめです。
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就活を成功させるために大切なこと
就活をくだらないと感じながら、「でもやらなきゃいけない」と考えている人も多いはずです。就活を成功させるために何が必要かを知り、後悔せずに就活を終えられるように取り組みましょう。
ここでは、就活を成功させるために実施したい3つの行動を紹介します。
真剣に取り組む
まずは、就活に対して真剣に取り組みましょう。「くだらない」と考えたまま就活と向き合っても、気持ちが緩み、結果にはつながりません。書類選考や面接などはもちろん、自己分析や企業研究などの準備段階から手を抜かないことが大切です。
気持ちのどこかで「くだらない」と考えると、真剣に取り組めなくなってしまいます。くだらないと感じる気持ちはいったん捨て、全力で向き合ってみましょう。
書類選考対策や面接対策を行う
書類選考や面接への対策を入念に行うことも大切です。就活をくだらないと思い、油断したまま選考に臨んでも突破できません。周囲の学生は真剣に就活と向き合い、選考対策を実施しています。準備不足のまま選考に参加しても、アピール不足で内定につながらないでしょう。
エントリーシートの対策については、「就活のエントリーシートの書き方を一から解説!落ちないための注意点」の記事で紹介しています。面接対策については、「就活の面接対策で必要なことは?よく聞かれる質問と対策法も解説」の記事を参考にしてください。
就活エージェントに相談する
就活を成功させるためには、就活エージェントに相談するのが大切です。就活をよく知るプロからアドバイスを受けることで、効率的に内定獲得を目指せます。
また、就活で感じた悩みや不安を話せるのもメリットです。「就活はくだらないと感じている」「就活をする意味が分からない」なども相談できるでしょう。
キャリアチケットでも、就活生向けのサポートを実施しています。就活スタートから内定獲得までマンツーマンでサポートしているので、ぜひご相談ください。
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就活なんてくだらないと思ってしまっているあなたへ
「就活はくだらないからやりたくない」と思う学生もいるでしょう。「くだらないルールやマナーが多い」「テンプレート化して個性がない」など、さまざまな理由からくだらなさを感じるのも分かります。
しかし、就活を行う意味やメリットについて考えるのも大切です。「社会人として必要なスキルを学べる」「知識を増やし、新たな視点で物事を考えられる」などのように、就活を通して得られるものもあります。
「就活はくだらないと思うけれどやらなきゃいけない」と悩んでいる方は、ぜひキャリアチケットに相談してください。就活エージェントのキャリアチケットでは、就活生のあらゆる悩みに寄り添います。
就活に対する不満や不安、悩みを話すことで、気分が晴れることもあるでしょう。また、就活へのモチベーションが上がれば、自己分析や選考対策などもキャリアチケットがサポートします。
就活に対して悩んでいるときこそ、一人で抱え込まずに相談することが大切です。まずは一度、キャリアチケットにご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。