就活失敗で人生終了?納得いかない就活で終わらないために今からすべきこと

このページのまとめ

  • 就活に失敗したからといって人生終了ではない
  • 就活に失敗する特徴には、「自己分析が不十分」「企業研究の不足」などがある
  • 失敗を認めて改善したり対象企業の範囲を広げたりするのが内定獲得のコツ

就活失敗で人生終了?納得いかない就活で終わらないために今からすべきことのイメージ

「就活失敗した、人生終了?」「これってもしかして就活失敗してる?」と焦っている就活生も多いのではないでしょうか。しかし、就活に失敗したからといって人生が終わるわけでは決してありません。

それどころか、そこから新たな道が見えてくる可能性すらあります。この記事では、就活に失敗したと感じるタイミングや、失敗する危険な特徴をご紹介します。自分の状況を客観的に把握し、今後の動き方について参考にしてください。

失敗しない就活方法について相談したい

   
目 次

就活失敗は人生終了?考え方次第で状況は変えられる

いくつもの企業から不採用通知が届くと、落ち込んでしまう方も多いでしょう。しかし、人生はそこで終了しません。

就活に失敗したと感じたら、「自分はだめ人間だ」と責めてしまうかもしれませんが、そうではありません。そこからの行動によって、失敗ではなくなるかもしれないのです。

ここで悲観的になりすぎず、次にどう動けばよいのかをしっかり考えてみましょう。少しでも前向きな気持ちで行動すると、状況が好転することもあります。

就活に失敗しても、そこで人生は終わりません。しかし、多くの企業から不採用通知を受け取ると、やはり辛いと感じる人は多くいます。就活に失敗したときの対処法などについては、「就活に失敗しても死ぬ必要はない!失敗したときの対処法や相談先を解説」の記事でも紹介しているので、参考にしてください。

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就活に失敗したかも?と感じるタイミング

就活に失敗したと感じるのはどんなときでしょうか。ここでは、さまざまな就活生が感じた、「就活に失敗した」と感じた場面をご紹介します。

志望した企業から内定がもらえていない

会社説明会に参加したり、OB・OG訪問をしたりして、エントリーシートなどの提出書類を丁寧に作成しても志望する企業から内定がもらえなかったときは、「今までの努力が…」と落ち込んでしまいます。

第一志望の企業だけでなく、「この企業なら働いてみたいな」という企業からも内定がもらえないと、就活に失敗したという気持ちになるでしょう。

内定が1つもない

どの企業からも内定がもらえていないと、就活に失敗したと感じてしまいます。就活が長期間になるにつれて、精神的にも体力的にも疲れてしまい、「いつまで続ければいいのか」というネガティブな気持ちになりがちなのも、就活に失敗したかもしれない、と思う原因になりえるでしょう。

入社してみると社内環境が悪かった

部署や社員同士の雰囲気など、入社してみないとわからない点がいくつもあります。入社してみると「思っていたような仕事じゃなかった」「時間外勤務が多い」などさまざまなミスマッチが生じたときには、就活に失敗したと感じてしまうでしょう。

厚生労働省の早期離職率の調査によると、大学卒の離職率は32.3%でした。約3割の大卒者が3年以内に退職していることがわかります。早期離職は、企業側にとって大きな痛手ですが、学生にとっても、「一生懸命就活したのに、就活に失敗した」と感じるようです。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します

周囲と比較して落ち込む

周りの学生が次々と内定を獲得していると、「自分は就活に失敗した」と思い込みがちです。内定を獲得した友人が就活を終えているのを知った際も、自分と比べて落ち込んでしまうでしょう。

しかし、就活に失敗したと感じているのは、あなただけではないことを覚えておきましょう。多くの就活生が同じように悩みを抱えているので、周りを気にしすぎないことが大切です。

親が納得していない

内定を獲得しても、「もっといいところに就職してほしかった」と親が落胆している姿を見て、就活に失敗したかもしれないと感じる人もいます。「親の気持ちに応えなくては」というプレッシャーを感じている学生に多いケースです。

就活を続けていると、必ず失敗する場面があります。しかし、ずっと落ち込んでいては、面接でうまく話せなくなったり悪循環を引き起こしかねません。就活で落ち込んだときの対処法については、「就活で落ち込む時の対処法は?就活うつにならないためのストレス解消法も!」も参考にしてください。

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就活に失敗する危険な8つの特徴

ここでは、就活に失敗する人にありがちな特徴をご紹介します。もし自分に当てはまっているものがある場合は、就活の進め方を再度振り返ってみてください。

1.自分に合わない企業や職種ばかり受けている

自己分析が不十分なため、適性がない職種を選んだり、企業選びの軸がブレたりするのが、就活に失敗する就活生にありがちな特徴の1つです。

自己分析を的確に行うために、まずは学生時代の勉強や部活動、習い事、アルバイト経験を振り返り、頑張った内容や辛かった出来事、うれしかった出来事などを具体的に書き出してみましょう。

過去の経験について「なぜ頑張れたのか」「どうやって課題を解決したのか」「苦労した原因は何か」を考えると、自分の強みや弱みのほか、何に対してモチベーションを感じるのかが見えてきます。

自己分析や企業研究の結果をもとに、「△△の強みを活かして貢献できるから」「△△というビジョンはこの会社でしか実現できないから」と理由を明確にして選考に臨むのが大切です。

自己分析がうまくいかないと悩んでいる人は、「自己分析が難しい・できないと思う人の特徴は?効率的な方法を紹介」の記事も参考にしてみてください。就活の軸については、「就活の軸は決まってる?作り方や面接での答え方を例文とともに紹介!」の記事を読んでみてください。

2.志望する企業や業界を十分研究できていない

大手企業など、人気度や有名度ばかりに焦点をあててしまい、全体をとらえて企業研究できていないのも、就活に失敗する就活生によくある特徴です。

ブランドイメージのみで志望企業を選んでしまうと、その企業でなければいけない明確な志望理由がなかったり、求められている人物像と違う志望動機や自己PRになってしまうケースがあります。

企業研究は、企業の事業内容を掴むだけでなく、競合他社も含め、業界全体が今後どのように推移していくかまで情報を得るという意識を持って行ってください。

企業説明会への参加やOB・OG訪問などを通し、さらに深くその企業を知ることも重要です。

3.選考を突破できなかった原因を振り返っていない

選考に通らなかった原因を振り返らずに就活を進めてしまうのも、就活で失敗してしまう原因となりえます。

「なぜ落ちたのか」「自分のどこがいけなかったのか」を明確にすることで、次回の選考に活かすことができます。同じ失敗を繰り返すリスクを減らすためにも、選考の反省は必ず行いましょう。

4.「まぁ受かるだろう」と楽観視している

「売り手市場といわれているから」「△△の経験があって仕事に活かせるから」と、書類選考や面接対策をおろそかにすると、就活に失敗してしまう可能性が高まります。

「大丈夫だろう」という気持ちで就活を行うと、自己PRや志望動機が曖昧になり、面接でも入社意欲が企業に伝わらず、内定につなげるのは難しくなります。

いくら売り手市場でも、ほかの就活生と内定獲得を競争しているため、失敗を反省し改善すると同時に、企業ごとの細かな対策が重要です。

5.面接で印象の悪い質問をしている

就活に失敗する学生のなかには、待遇面や福利厚生についての質問、企業のネガティブな面について質問する人がいます。

入社後の後悔をなくすために質問するのは大切ですが、待遇面やネガティブな質問ばかりでは、企業の一員として貢献する気持ちが伝わらないため注意してください。

6.そもそも就職する気がない

「大学卒業後に働く姿をイメージできない」「残業や過労など、働くことにネガティブな印象がある」といった理由から情報収集や選考対策をしないでいると、なかなか内定を得られないでしょう。

「就職する必要がない」「組織ではなくフリーで働きたい」といった明確な意図をもっているなら、就活に力を入れないのも1つの選択肢です。

しかし、時間が限られているなかで、「自分に合う仕事が分からない」「本当は就職したいけど不安のほうが大きい」と悩み続けている方は、早めに先輩や就活の専門家に相談するのをおすすめします。

新卒採用の際、企業側が着目するのは基本的にポテンシャルや熱意です。学生時代に学んだ知識や身につけたスキル、入社後に実現したい目標などを企業のニーズに沿って伝えることが、内定獲得のポイントとなります。

ほかにも、就活で失敗しそうな例を知りたい方は、「就活失敗の原因を解説!適切な対策で成功に導くコツ」の記事を参考にしてください。

7.プライドが邪魔をしている

就活生の中には、プライドを捨てられずになかなか就活が順調に進まないケースもあります。年収の高い企業ばかりを選んだり、「△△大学を卒業するんだから、このレベル以下の企業は受けないようにしている」など、プライドが高いばかりに、あなたに合った優良な企業を見逃してしまっているかもしれません。

確かに、こだわりを待って就活を進めることで納得のいく就職先が決まることもあります。しかし、そのこだわりは、仕事選びをするうえで本当に重要なのか、再度考える必要があるでしょう。

8.いつもギリギリで動き出す

エントリーシートや履歴書など、締切日間近になって作成し始めたり、WEBテストの対策もギリギリから始めたりなど、準備する期間が不十分で、よい結果が出せていないことがあります。

就活は会社説明会やインターンシップ、面接など他にもたくさんのことをこなしていかなければなりません。スケジュール管理を徹底して行うことで、事前準備を抜かりなく行えるでしょう。

就活の失敗を防ぐためには、「就活ノート」を使ってスケジュール管理をするのがおすすめです。就活ノートの作り方については、「就活ノートの作り方は?まとめたい内容やポイント・サイズも解説」の記事でも紹介しているので、参考にしてください。

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就活に失敗して人生終了と考える理由

ここでは、「就活に失敗したら人生終りだ」と考えてしまう理由についてご紹介します。

新卒カードを無駄にしたと思うから

新卒採用のほうが就活を有利に進められると考えている人も多くいるでしょう。確かに、既卒よりも新卒を優先する企業が多い傾向にあります。

既卒の枠が少なく、就活に苦労を感じている人もいるようです。そのため、新卒という特別なカードを失ってしまったと感じ、人生が終わったと思ってしまうケースがあります。

自分だけ社会から取り残されたと感じるから

友人はどんどん内定先が決まっていき、自分は就活に失敗したと思うと、社会から取り残されたような気分になってしまいます。

「このままずっと就職先が見つからないのではないか」「自分は社会から必要とされていないのではないか」と不安になり、人生が終わってしまったと考える人もいるようです。

自分に自信がないから

就活に失敗して人生が終了したと考える理由として、「自分はダメだ」と自信喪失してしまっていることが考えられます。

確かに、いくつもの企業から不採用通知を受け取ると、自分自身を否定されているような気分になってしまう人も多いでしょう。

うまくいかないことが続くと、就活をスタートした頃のやる気や自信が、音を立てて崩れ落ちていくように感じてしまいます。

就活で失敗して人生終了と感じてしまう他の理由については、「就活失敗の原因を解説!適切な対策で成功に導くコツ」の記事も参考にしてください。

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就活に失敗しても人生に失敗はしていない

就活に失敗したと感じると、「人生台無し…」と考える人もいるでしょう。しかし、就活に失敗しても、人生に失敗したと思う必要は全くありません。人生100年時代といわれる現代。まだ人生の4分の1程度しか生きていない中で、人生終了と決めつけることは誰にもできないはずです。

今あなたは、「就活に失敗した道」を歩んでいるわけではなく、「別の道」に選ばれたと考えると、今の状況もそこまで絶望的ではないかもしれません。

一度挫折を味わっている人は、真剣に就活に取り組み、熱意を持って取り組んできた証拠です。なぜなら、挫折は目標を持って一生懸命努力してきた人にしか味わえないものだからです。

そんな努力を続けてきた人なら、すぐには難しくてもこの経験をバネにまた立ち上がれるはずです。あなたが選ばれた道で努力し続けていれば、過去を振り返ったとき、あの経験があったから今の自分があるんだと思えるときがくるでしょう。

第一志望の企業に落ちてしまったら特に「就活に失敗した」と感じてしまいがちです。「就活で第一志望に落ちたらどうする?気持ちの切り替え方を解説」の記事では、第一志望に落ちてしまったときの原因や対策を紹介しているので、参考にしてください。

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就活に失敗したと思ったらやるべきこと

ここでは、「就活に失敗したかもしれない」と思ったときにするべき対策をご紹介します。

就活の失敗した原因を冷静に考えてみる

就活になぜ失敗したのか、原因を探ってみましょう。書類選考が通らない場合は自己PRや志望動機に不備があるのか、面接で落ちてしまうなら、面接対策を見直す必要があります。

自分一人では限界を感じたら、第三者の力も借りながら就活に失敗した原因を探ってみるのも良いでしょう。

期間を限定して取り組む

就活の目標を設定する際、「いつまでに内定を取るか」を明確に決めるのも大切です。期限を決めれば、そこから逆算して「いつ、なにをすべきか」が分かり、計画的に進められます。

たとえば、多くの企業が内定式を行う10月1日までに決めたいなら、晩夏には最終選考に進んでいる必要があります。晩夏に最終選考を迎えるなら、春には選考に参加する企業を決定する、といったスケジューリングが可能になり行動に移しやすくなるでしょう。

自己分析を改めて行う

改めて自己分析を行い、自分の適性や企業との相性を再考するのも重要です。改めて自己分析をすることにより、新たな自分の強みや特徴を発見できるかもしれません。

自己分析にはいくつかの方法があるため、以前とは違うやり方で取り組んでみるのもおすすめです。一歩深い自己分析の方法として、「自分史」「モチベーショングラフ」を作成してみると良いでしょう。自分史については、「自分史は就活の面接に役立つ!思い出せない時の書き出すやり方や見本も解説」の記事を、モチベーショングラフについては、「自己分析に役立つモチベーショングラフとは?作成のコツや活用方法を解説」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

選考対象の企業を変える

選考を受けている企業に偏りがあるなら、業界や職種の視野を広げて応募してみましょう。

大手企業や人気企業ばかり受けているなら、子会社や関連企業を視野に入れたり、総合商社やtoC企業が中心なら、BtoB企業を検討してみてください。大手や人気企業ばかりに目が行きがちですが、子会社や中小企業にも優良企業は多く存在します。

周囲に報告しながら進める

「就活に失敗した」と感じている方は、周囲に相談するのもおすすめです。誰かに話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になったり、考えを言葉にすることで自分の中で物事が整理され、新しい気付きが得られたりするからです。

家族や先輩、就活エージェントなど、信頼できる人に就活の悩みを話してみると良いでしょう。

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就活に失敗したと判断するのはまだ早い

ここからは、就活に失敗したとあきらめかけている就活生のために、そう判断するのはまだ早い理由をご紹介します。大学4年の時期ごとの状況について説明するので、早々にモチベーションを落とさず、就活を進めていきましょう。

8月~11月はまだまだ諦めるのは早い

この時期は、就活を諦めるには早いといえます。企業によっては二次募集や内定辞退の追加募集を行ったりするので、求人情報はこまめにチェックしておきましょう。希望職種の募集がかかる可能性もありますよ。

12月~1月ごろは追加募集もある

年末年始を挟み、焦りが強くなる時期ですが、諦める必要はありません。12月以降も企業が追加募集をかける可能性はあります。

ただし、この時期から卒業にかけて、卒業論文の作成や提出が重なり、就活に充てる時間も少なくなるため、落ち着いて効率よく活動することが必要です。

「時間がない」といって適当に応募し、就職後すぐ辞めてしまっては、企業にも自分にもデメリットとなってしまうため注意しましょう。

卒業直前はプロに相談して効率的に進めるのもあり

2月〜3月の卒業直前になっても、新卒での就職を諦める必要はありません。ただし、自分のこだわりは捨てる覚悟で、募集している企業に積極的に応募しましょう。

たとえば、一般事務や販売、営業といった専門的な知識や技術が求められない職種は、この時期も正社員を募集している可能性があります。

どうしても自分が希望する職種に就きたい場合は、大学の就職支援センターや就職エージェントなどに相談するのをおすすめします。卒業間近で焦ってしまい、自分に合わない職場を選ぶという失敗を避けられるでしょう。

二次募集がどんなものなのかわからないと思っている就活生もいるかもしれません。二次募集の対策が気になる方は、「就活の二次募集で内定を獲得するには?企業の探し方や選考突破のコツを解説」の記事も参考にしてください。

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就活失敗で人生終了と思ったら考える7つの選択肢

ここでは、新卒で就職しない場合の選択肢についてご紹介します。

留年して来年の新卒採用を目指す

就活に失敗した際の選択肢の一つに、大学を卒業せず、もう1年在籍して就活をする方法があります。もう一年新卒として就活を続けられるため、就活を比較的進めやすく、気持ち的に余裕ができるというメリットもあります。

留年すれば大学生として再び新卒採用に応募できますが、在学する分の学費を納めなければいけません。一人暮らしをしている場合、家賃や食費などの生活費も用意する必要があるため、経済的な負担を考えたうえでどうするか決めましょう。

卒業して既卒で就活する

就活に失敗した場合、大学卒業後に既卒として就活する手もあります。「既卒」は、高校や専門学校、大学などを卒業した後に正社員経験がない人を指す用語です。

既卒として就活する際に覚えておきたいのが、卒業後3年以内の場合、中途採用枠ではなく新卒枠の求人に応募できる可能性があるということ。

卒業後3年以内の既卒者が応募できる新卒枠は、厚生労働省の取り組みによって今後増えると考えられるので、「もう就職は無理そう…」と諦めず、根気よく就活を続けることが大切です。

正規雇用ではない働き方を選ぶ

正規雇用での就職ではなく、非正規として働く方法もあります。非正規として働きながら正社員を目指すか、そのまま非正規として過ごすかは自分次第です。

注意したいのは、非正規雇用は「職歴」に含まれないため、アルバイト期間が長いほど正社員採用は難しくなる点です。気楽で責任が少ないフリーターという立場に甘んじないよう、気をつけましょう。

なお、企業によっては非正規雇用から正社員への登用を認めている場合があります。そのため、希望職種でアルバイトをしながら経験を積むという選択肢もあります。

また、フリーランスや起業する方法もあります。物事を自分で決め、全て自分で行うので、そこにやりがいを感じる人も多くいます。しかし、収入が不安定なため、事業が軌道に乗るまで生活が苦しくなる可能性があることも視野に入れておきましょう。

留学や資格勉強をしながら自分の価値を高める

次の就活までのあいだ、短期留学や難関資格の取得を目指すのも1つの方法です。自分が目指す業界や職種で必要なスキルや経験を高めると、時間を有効活用できるほか、就活の際にネガティブなポイントではなく、アピールポイントとなるでしょう。

また、自分の見識も広がり、改めて自己分析ができる可能性もあります。時間ができてしまったと悲観的にとらえず、今できる行動を考えて実行するのが大切です。

もし、留学に興味があるなら短期でも長期でも、思い切って挑戦してみることをおすすめします。世界には、日本にいたら気づけなかった考え方や新しい発見が大小問わず必ずあります。それは、今後のあなたの人生において、かけがえのない財産になるでしょう。

長期インターンシップに参加する

長期インターンシップに参加し、給与をもらいながら経験を積む方法もあります。企業によりますが、インターンシップから正社員への登用がある場合も存在します。長期インターンは、実際に業務を進めることになるので、スキルを身につけ、ビジネスの基本ルールを学べます。

就活エージェントに相談する

就活のプロにサポートしてもらい、自分の苦手な部分を潰していくのも一つの方法です。就活エージェントには、新卒に特化したエージェントや、既卒に特化したエージェントなどさまざまな種類があります。

いずれにしても、自分の就活を振り返る意味でも誰かに相談することで、今後の動き方が明確になるでしょう。また、あなたに合った求人を紹介してもらえるので、効率的に就活を進めることが可能です。

地元に帰って就活する

今いる地域での就活が難しい場合は、地元に戻って就活をするのも選択肢の一つです。地域を変えることで、今とは違う興味のある企業に出会えるかもしれません。

また、地域密着の企業では、地元の人を優遇している可能性もあります。地元で就活をスムーズに進められるかもしれないので、今の場所にこだわらず、広い地域で探してみましょう。

就活に失敗したと思っても、さまざまな選択肢があります。これらの選択肢を考え進む道を決める際には、「”就職浪人とは?”知っておくべき就活の選択肢について」の記事や、「就活浪人とは?不利といわれる理由や就職留年との違い、デメリットを解説」の記事も参考にしてください。

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就活に失敗して人生終了?と焦っているあなたへ

「就活に失敗した」と落ち込んでいる就活生も多いのではないでしょうか。日本の新卒一斉採用の制度では、他の就活生と同じ時期に就活を開始するため、つい周囲と比較して落ち込んでしまう人もいるでしょう。

しかし、就活に失敗しても、卒業までに時間があるなら再び挑戦してみましょう。ただし、同じ方法で就活を行うのはよくありません。失敗を認め、反省して改善することが就職への近道です。

「正しい就活のやり方」がイマイチわからなければ、就職課やキャリアセンターの職員、ハローワークのスタッフや就職エージェントといったプロに相談するのが最も効果的です。

就職エージェントであるキャリアチケットでは「個人に合った、働きやすく活躍できる企業」に就職できるよう支援いたします。ESの添削や面接対策など、就活に関わる全てを手厚くサポートいたします。

「選考に落ちてしまう理由が分からない」「この先内定をもらえるか不安」という就活生は、まずは気軽に今の状況をキャリアチケットにお話しください。ともに解決策を見つけ、納得のいく就活にしましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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