志望動機で社風をどう書く?人事にアピールするためのコツや例文を紹介

このページのまとめ

  • 志望動機に社風を挙げる時は企業の理念やビジョン、歴史と関連させて具体的に書く
  • 社風に関連する体験談を用いて、自分の価値観や行動目標を志望動機の中でアピールする
  • 志望動機に社風以外の要素も入れ「他社ではなくこの企業を選んだ理由」を述べる

志望動機で社風をどう書く?人事にアピールするためのコツや例文を紹介のイメージ

「志望動機で社風を伝える場合はどうする?」「どんな内容が評価される?」などと考える就活生もいるでしょう。志望動機で社風への共感をアピールする就活生は多いので、差別化を考えることが大切です。

この記事では、志望動機で社風への共感をアピールする場合のコツや、例文を紹介しています。最後まで読めば、志望動機で社風へ惹かれた理由や思いをアピールし、選考を通過できるはずです。

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目 次

志望動機は「社風に共感した」でもOK!ただし工夫が必要

社風とは、その企業が持つ価値観や雰囲気のことを指します。企業の中の文化や慣習と言い換えることもできるでしょう。長く働き続けるためには、自分に合った価値観や文化の企業を選ぶことが重要です。

企業も、職場の雰囲気に早く馴染み、周りの社員と同じ価値観を持って行動してくれる人が入社すれば円滑に仕事が進むと考えるでしょう。

そのため、社風を志望動機にすることは「自社にあいそうだ」と好印象を与える場合もあります。自分の価値観と社風が合う場合は、アピールに使うとよいでしょう。

しかし、書き方によっては人事担当者に「ありきたりだ」という印象を与える可能性もあります。「社風に共感したから」だけではなく、具体的にどの部分に、どのように共感したかを伝えるのが大切です。

社風を共感にした志望動機がうまく思いつかないときは、「志望動機が思いつかない原因は?対処法をご紹介します!」の記事も参考にしてください。

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志望動機に社風を書くメリット

志望動機に社風を書くことで、企業に対する理解度をアピールできます。ここでは、社風を志望動機に書くメリットを解説するので参考にしてください。

同業他社との違いを示すことができる

志望動機を社風にいれることで、「他社ではなく、なぜその企業を選んだのか」を伝えやすくなります。社風は企業独自の内容であり、差別化がしやすい部分だからです。

たとえば、同じ食品業界の製造でも、社員同士の個人的な交流が盛んで社内イベントが多い企業もあれば、社員のプライベートや家庭の事情を優先する企業もあります。

企業によって社風は違いが出てくるので、どのような部分に魅力を感じたか説明することでアピールにつながります。

深い自己理解や企業理解をアピールできる

社風を伝えることで、自分自身や企業に対する理解を伝えることができます。社風が自分にあうことを説明するためには、自分の価値観と企業の価値観の両方を理解していることが必要だからです。

社風について考えていく過程で、自分が大事にしたい考え方や望んでいる働き方を確認することができるでしょう。また、自分がどのような形で企業の役に立てるか想像しやすくなります。こうした過程を経験することは、書類選考後の選考を進めるうえでも大きな力になります。

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志望動機に社風を書くデメリット

志望動機に社風を書く場合、同じように社風を志望理由にする就活生が多い点はデメリットです。社風を志望理由にする難しさを紹介するので、参考にしてください。

「社風に惹かれた」とアピールする学生が多い

就活では、「社風に惹かれた」とアピールする就活生が多く、目立ちにくいデメリットがあります。自分なりに社風に惹かれた理由や共感を示さなければ、ほかの志望動機に埋もれてしまうでしょう。

採用担当者は多くの履歴書やエントリーシートを読んでおり、個性のない内容は印象に残らず、選考に通りません。社風をアピールする就活生のなかでも、記憶に残るようなアピールが求められるでしょう。

あいまいな内容になりやすい

社風を志望理由にする場合、あいまいな内容になりやすい点もデメリットです。社風は実際に働かないとわからない部分も多く、就活生の段階では理解しきれていません。

企業のWebサイトに社風が書かれていても、その文章を読んだだけで企業の社風を理解できているとはいえないでしょう。イメージだけで共感したとアピールしてしまうと、わからない部分が多く、説得力の薄い志望動機になってしまいます。

仕事への熱意が見えにくい

仕事への意欲や熱意が見えにくい点も、社風を志望動機にするデメリットです。企業の雰囲気には共感しているものの、仕事の内容や将来のキャリアに対する思いがわかりません。

企業が採用活動で大切にしていることの一つが、「自社で活躍できるかどうか」です。社風に共感しただけでは、「仕事に適する強みを持っているのか」「仕事に対して真剣に取り組めそうか」はわかりません。

志望動機で評価されるには、入社への意欲や熱意が大切になります。社風だけではなく、仕事内容についても触れることが大切になるでしょう。

志望動機の内容をよくするためには、企業研究が欠かせません。社風だけではなく、業務内容や将来のビジョンなどについても理解し、志望動機に取り入れましょう。

企業研究の方法については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で紹介しているので参考にしてください。

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志望動機で社風について伝える場合の構成

志望動機で社風への共感をアピールするためには、構成も重要です。志望動機の構成を理解しておけば、内容をわかりやすく伝えられます。

ここでは、志望動機を伝える場合の構成を3つのステップで紹介するので参考にしてください。

1.社風に惹かれて志望したと伝える

まずは志望動機の結論にあたる、社風に惹かれて応募したことを伝えましょう。結論から伝えることで、何についてアピールしたいのかが明確になるからです。

たとえば、「私が貴社を志望するのは、△△の社風に惹かれたからです」のように伝えてみましょう。結論から伝えるだけではなく、簡潔でわかりやすく伝えることも意識してください。

志望動機の書き出しについては、「志望動機は書き出しを意識しよう!好印象を与える書き方を解説します」の記事でも詳しく紹介しています。志望動機の第一印象にあたる部分なので、特に印象よくできるように意識してください。

2.志望理由の具体的なエピソードを伝える

次に、応募するきっかけとなったエピソードを伝えましょう。具体的な理由や考えを伝えることで、説得力が増すためです。

「社風に惹かれたから」「共感したから」だけでは、具体性がなく、評価が難しくなってしまいます。

・どのようなきっかけがあったか
・どのように感じたのか
・どの部分を魅力に感じているのか

このような内容を入れておくと、具体性のある、ほかとは違った志望動機にできるでしょう。

3.企業に対してどのように貢献できるか伝える

最後に、自分が企業に対して貢献できることを伝えます。企業は「自社で活躍できる人物」を採用したいと考えており、具体的なアピールが欠かせません。

たとえば、「貴社の「お客さまを第一に考える」の社風どおりに、自分の持つ共感力を通してお客さまのニーズにあった提案を行い成果を出します」のように伝えます。

社風への共感だけでは、どのように企業に貢献するのかは見えてきません。企業から評価されるためにも、どのように自分が仕事を行い、成果を出せそうかアピールするようにしてください。

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社風への共感だけで志望動機のすべてを作らないようにしよう

志望動機が社風に関する内容だけだと、「同じような社風の企業なら他の企業でもいいのでは」と思われる可能性があります。

事業内容や業務内容、商品・サービス、対象のお客さまなど、他にも魅力に感じる部分を記載しましょう。

志望動機を書く前に、自分がどんな仕事を、どんな環境で、どんな方法でしたいのか整理できているでしょうか。

きっと、社風の他にもあるはずです。自分の希望と企業の求める人物像が一致する部分を、自分の考えや経験をもとに説明してみてください。

企業の求める人物像を知るためには、企業の新卒採用サイトや募集要項を細部まで読み込むことが基本です。企業が発信する採用情報には、どんな人に来てほしいのか、自社のどの面に注目してほしいのかが集約して書かれています。

先輩社員の志望動機や仕事に関する考え方が載っていることもあるでしょう。熟読して自分に照らし合わせながら志望動機を考えると、企業の意向に沿う内容に仕上げることができます。

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志望動機に社風を盛り込む際にやっておきたい3つのこと

志望動機で社風について言及する場合、自分の経験を交えることでより信憑性の高い志望動機になります。OB訪問やインターンシップなどの経験を盛り込んでみましょう。

OB・OG訪問をする

OB・OG訪問を行なえば、実際に働く従業員の方の雰囲気がわかります。仕事内容や職場の雰囲気など、インターネットで調べてもわからないことも教えてもらえるでしょう。

社風を志望動機で使う際には、「実際にはどのような雰囲気なのか」を理解しておくことが欠かせません。OBやOGなどの話を聞くことで、文章上の社風ではわからない部分を知れる点がメリットです。

OBやOG訪問の方法については、「OB訪問ってどうやるの?アポ取りから進め方まで徹底解説!」の記事で紹介しているので参考にしてください。

インターンシップ・仕事体験に参加する

インターンシップや仕事体験に参加して実際に働いている人たちの現場を見たり、聞いたりして学ぶことも社風を知るいい方法です。

インターンシップや職場体験で実際に興味のある企業に赴き、働く人の様子や雰囲気、コミュニケーションなどを見ることで、具体的に自分のどんな点がその企業と合っているのかがわかるでしょう。深く理解することが志望動機の社風について書く際に大いに参考になります。

インターンシップについては、「インターンシップとは?行う意味や期間別の特徴をご紹介」の記事で紹介しています。参加を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

企業説明会で質問する

企業説明会に参加し、応募企業の社風について聞いてみましょう。実際に働いている方の意見を知れるよい機会です。

また、企業説明会に参加している社員の方の雰囲気を感じるのも大切。Webサイトで社風について確認するだけではなく、実際に会社の中に入って雰囲気を確かめてみてください。

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志望動機で社風について伝える際のポイント

社風をテーマに志望動機を作成するためには、人事担当者が興味を持つような内容にしなければなりません。ここでは、社風をテーマに志望動機を書く際のポイントを4つ紹介します。

1.その企業ではならない理由を他の企業と比較して伝える

同業他社にはない独特な社風であれば、なぜ共感したのか具体的に記載しましょう。同業他社との大きな差がない場合は、社風を企業の理念やビジョンと絡めることがおすすめ。

企業理念とは、企業の存在意義や使命、大切にしたい価値観などのことです。ビジョンとは、企業理念をもとに実現したい理想像のことを指します。

企業理念にもビジョンにも、経営者の思いが詰まった独自の言葉が用いられているので、志望動機に取り入れると他社にはない魅力を説明できるでしょう。

たとえば、「顧客満足を重視する社風」と書くよりも、「『最高の品質と心のこもった行動を通じて、お客さまの満足を追求する』という企業理念を体現している」と書く方が企業の個性が表れます。

今表れている社風の背景となる歴史を考えることも有効です。たとえば、創業者の人生経験や創業時の苦労が社風の源になっていることがあります。志望動機の中でその歴史に言及すると、志望者が他社との違いを感じていることが際立つでしょう。

就活の志望動機の基本的な作り方については、「就活の志望理由にもう困らない!基本的な作り方や伝え方を例文つきで解説」も参考にしてください。

2.社風を知ったきっかけを説明する

まだ実際に働いたことがない人がどのように社風を知ったのか伝える必要があります。社風とは、人間の人柄のようなもので目に見えるものばかりではありません。

その企業が持つ雰囲気やそこに根付いた文化など、実際に働いてみないとわからない部分もあるでしょう。

しかし、実際にその企業で働いていない人がどのように社風を知ったのかを説明しておかないと、人事担当者は「本当にうちの社風をわかっているのかな?」と疑問に思ってしまうかもしれません。

そのため、どのようなきっかけで社風を知ったのか具体的に説明しましょう。さらに、主観的な意見だけではなく客観的にわかる事実と関連付けることで信頼性の高い志望動機を書くことができます。

3.社風への共感だけでなく、自分の価値観を述べて個性をアピールする

社風に共感した理由を経験談から説明すると、おのずとオンリーワンの内容になり、自分の価値観をアピールすることもできます。

「もし入社することができたら自分はこうしたい」という行動目標を示すことができればさらによくなります。

4.過去に経験したネガティブな人間関係については話さない

志望する企業の「風通しがいい社風」や「アットホームな社風」に惹かれたという就活生は、過去に人間関係で悩んだことがあるのかもしれません。

ただ、「人間関係が良くなかった」「社員同士の悪口が多くて嫌だった」などうまくいかなかった人間関係の話を正直に伝えてしまうと、過去の愚痴や不満を話しているだけになってしまいかねません。

さらに、人事担当者には「そういうことが起きたとき耐えられるのかな?」という不安感を与えてしまう可能性もあります。

社風における志望動機で、その経験に対してどのように対処したのか、改善するために取った行動など、次につながるポジティブな話として伝えられない場合は敢えて話す必要はないでしょう。

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志望動機で社風をアピールする例文3選

ここでは、志望動機で社風をアピールする際の例文を3つご紹介します。これを参考に自分の経験などと照らし合わせて、人事担当に刺さる自分だけの志望動機を作り上げてください。

履歴書の志望動機を書くコツについては、「志望動機を履歴書(新卒用)に書く方法!魅力の伝え方も例文つきで紹介」の記事で詳しく解説しています。

伝統と品質を重視する菓子メーカーの例文

私は誇りを持って良質の商品を販売したいと思い、貴社を志望します。

私は人と話すことが好きで、食品販売のアルバイトをしていました。自分が魅力を感じている商品をお客さまに選んでいただいたときに特にやりがいを感じ、「自信を持ってお勧めできる商品を扱っている会社で働きたい」と考えるようになりました。

貴社のお菓子は社是「誠心」のとおり、良質な原材料を使用し、一つ一つ職人の手作業で作られています。味わいも優しく、お子さまからお年寄りまで安心して食べていただける点も魅力であると感じます。

貴社があえて拡大路線をとらず、創業以来品質にこだわり続けていることにも感銘を受けました。
入社させていただけたら、お客さまの気持ちを想像して丁寧な接客をしていきたいです。

ポイント

この例文では、社風の魅力を「社風によって生み出される商品の魅力」として伝えています。社是を取り入れることによって企業独自の価値を強調しました。アルバイト経験に基づいて自分のモチベーションの源を説明することにより、説得力が増しています。

丁寧な対話を重視するIT企業の例文

貴社の皆さまの丁寧なコミュニケーションと向上心が自分の目標に一致しているため、応募させていただきました。

貴社のセミナーに参加した際、社員の皆さまが私と対等な目線で真剣に話を聞いてくださったことが強く心に残っています。

セミナーの前後にも、緊張が和らぐように気遣っていただいたり、励ましの言葉をかけていただいたりして、他社で味わったことがないような安心感を感じました。

私は大学のゼミで共同研究を行った際、目的の達成のためにはチームメンバーとのこまめな対話が不可欠だと痛感しました。技術や知識があっても、メンバーと目標をすり合わせることや進捗を確認し合うことを怠ると仕事が進みません。

開発の仕事はチームワークですので、率直に話しやすくお互いの状況に配慮し合える貴社の先輩方と一緒に働きたいと思いました。

また、貴社には定期的な勉強会と資格取得の支援制度があります。私は技術者としての価値を上げるために学び続けることが一番重要だと考えているので、貴社の環境を活かして新技術の習得や資格取得に積極的に取り組んでいきたいです。

入社後は常に技術力の向上に努め、顧客やチームの目標達成に貢献できるように頑張ります。

ポイント

この例文では、社風に惹かれた理由をセミナーとゼミでの体験から説明しています。体験は固有のものであるため、多くの就活生が用いるコミュニケーションのテーマであっても個性を出すことができるでしょう。同時に、自分の仕事に対する考え方や取り組みの姿勢を伝えられています。

技術の勉強を支援してくれる環境であることにも言及し、社風以外の要素がある志望動機になっています。環境を志望動機にする場合は「会社がしてくれるから」という受身の姿勢で書くのではなく、環境を活かして自分が実現したいことを強調することが大切です。

スタッフが助け合って笑顔で働く福祉施設の例文

私の兄が就労継続支援事業所で大変親切にしていただき、やりがいや役割を持って働くようになったことから、自分も就労継続支援事業所で利用者さまの支援をしたいと考えるようになりました。貴法人には精神・発達障がいをお持ちの利用者さまが多く、大学で学んだ内容を仕事に活かせるため志望しました。

貴施設に見学に伺った際、スタッフの皆さまが笑顔で楽しそうに仕事をされている姿に感動しました。笑顔で過ごせる秘訣を〇〇さまにお伺いしたところ、スタッフ同士でこまめに声を掛け合って助け合っていること、ご自分でも疲れやストレスを溜めないように注意して生活していることを教えていただきました。スタッフの皆さまの結束力とプロ意識の高さを感じ、ぜひ自分も一員になりたいと思いました。

入職後は、利用者さまが少しでも多くやりがいを感じてもらえるような工夫をしたいと考えています。利用者さまの表情や行動をよく見て、その方の長所や楽しみを発見していきたいです。

ポイント

この例文の一番強い志望動機は社風ですが、希望する施設と支援対象者について述べ、客観的な視点を加えています。志望する理由と自分自身の目標を結びつけて書くことで、専門家として成長したいという意欲が伝わるでしょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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