お祈りメールの返信は不要?逆転はある?必要な場合の例文や注意点

このページのまとめ

  • お祈りメールへの返信は、基本的には「不要」
  • 最終面接まで進んだときや再応募を考えているときは、お祈りメールに返信しても良い
  • お祈りメールの返信で不満を嫌味を入れると、そのあとの就活に影響がでる可能性がある

お祈りメールの返信は不要?逆転はある?必要な場合の例文や注意点のイメージ

お祈りメールの返信は、基本的には不要です。しかし、なかには返信すべきケースもあります。不採用通知が届いても、諦められない場合や採用担当者へ感謝を伝えたい場合もあるでしょう。

この記事では、返事が必要なケースや返信する際のポイントを例文付きで解説します。不採用通知が届いた場合の気分転換方法も紹介しているので、お祈りメールが届いた就活生は参考にしてください。

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目 次

お祈りメールとはどのようなもの?

お祈りメールとは、選考に進んだ企業からの不採用の結果を知らせるメールです。「健闘をお祈りしています」「貴殿のご活躍をお祈り申し上げます」などと求職者を励ます旨が記載されていることが多いため、「お祈り」の言葉をとってお祈りメールと呼ばれています。

お祈りメールには、選考を受けてくれた感謝の言葉や不採用を知らせる内容が記載されています。ある程度の人数が選考を受けている場合は、一人ひとり文章を変えず、一斉送信で送られてくるのが一般的です。

お祈りメールが来た場合、その企業とのやり取りはそれで最後になります。そのため、お祈りメールに返信をしたいと考える就活生も多くいるようです。

お祈りメールと似た言葉に「逆お祈りメール」があります。これは、内定を辞退する際のメールを指す言葉です。詳しくは「逆お祈りメールとは?内定辞退メールの書き方を例文ありで解説」をご覧ください。

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お祈りメールへの返信は基本的に不要

お祈りメールへの返信は基本的に不要です。工夫を凝らして返信しても結果が覆ることはほとんどないうえ、就活の効率も悪くなるでしょう。

面白い返信をしても逆転はほぼない

お祈りメールで面白い返信をしても、逆転で内定を得られることは基本的にありません。

就活生のなかには、「お祈りメールで面白い返信をすれば採用担当者の気が変わるかも?」と思い、凝った返答内容を考える人もいます。しかし、お祈りメールが送られてくる時点で、選考内容は決定している状態です。そこから結果が変わることは基本的にないといって良いでしょう。

お祈りメールの返信に時間を掛けるのだったら、ほかの企業にエントリーしたり、自己分析をやり直したりするほうが効率的です

お祈りメールに返信をしていると効率が悪くなる

お祈りメールにいちいち返信をしていると、就活の効率が悪くなるデメリットもあります。

新卒学生は、多くの企業にエントリーするのが一般的です。公益社団法人全国求人情報協会の「2025年卒学生の就職活動の実態に関する調査」によると、大学生はプレエントリー14.8社、企業説明会の参加は15.1社、書類選考9.3社、面接などの選考を10.2社受けていました。

2025年卒学生の就職活動の実態に関する調査の引用画像

引用元:公益社団法人全国求人情報協会「2025年卒学生の就職活動の実態に関する調査(16p)

選考に落ちた企業すべてのお祈りメールに返信していては、多くの時間が掛かり就活の次のステップに進みにくくなります。

「マナーとしてお祈りメールに返信をすべきなのでは?」と思う方もいるでしょう。しかし、企業の担当者は日々の業務に忙しく、一人ひとりのメールの返信内容を確認する時間はないと考えられます。

内定に繋がりにくいお祈りメールに返信することに時間を使うのではなく、今何をすべきかを考えて行動しましょう。

就活を成功させるには効率化を意識するのが大切です。「より効率的な就職活動のために!就活に役立つおすすめサイトのまとめ」では、就活をスムーズに進めるコツを紹介しているので、ご参照ください。

参照元
公益社団法人全国求人情報協会
2025年卒学生の就職活動の実態に関する調査

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お祈りメールに返信が必要なケースもある

応募した企業での選考状況や受け取ったお祈りメールの内容によっては、返信した方が良い場合もあります。以下で詳しく見ていきましょう。

企業へ抱く気持ちが大きいとき

企業に対して強い思い入れがあり、どうしても伝えたい言葉がある場合は、お祈りメールに返信してみましょう。メールを送ることで自分の気持ちを切り替えられます。

ただし、受け取る側の負担とならないよう、お礼と前向きな気持ちを端的に伝えるのがマナーです。

インターンでお世話になったとき

インターンシップに参加して、選考以外でもお世話になった場合は返信することをおすすめします。「◯◯様にはインターンシップのときから大変お世話になりました。ありがとうございました。」など、お礼の言葉を記載すると良いでしょう。

最終面接まで進んだとき

最終選考でお祈りメールが届いたときも、返信をした方が良いケースです。最終面接まで進んだ方は、採用担当者とやりとりを重ねていることや、就職活動で何度か顔を合わせていることもあるので、お礼を伝えると良いでしょう。

また、内定を辞退する人が出た場合に、最終選考まで残った応募者が逆転採用となることもあります。お祈りメールに返信して感謝の気持ちを伝えておけば、万が一のときにチャンスが回ってくる可能性もゼロではありません。

最終面接で落ちてしまった場合については「最終面接、受かる人と落ちる人の差って何?合否を分けるポイントとは」も参考にしてください。

知人や友人からの紹介で受けたとき

知人や友人、または学校の関係者からの紹介で選考を受けた場合は、お祈りメールに返信しましょう。紹介してくれた人と企業の関係性にも影響するためです。

紹介者についても文章で触れておき、両者が有効な関係を継続できるよう心配りをするのが社会的なマナーといえます。

フィードバックが書いてあったとき

お祈りメールに、不採用となった理由や改善すると良い点、評価した点などが書かれていた場合も返信した方が良いケースです。

採用担当者は基本的に、お祈りメールの宛名だけを変えて同じ文面を対象者に送ります。大勢いる応募者の一人ひとりに向けて文章を作成すると膨大な時間が掛かるためです。

そのようななか、時間を割いてフィードバックしてくれるのは貴重なことなので、丁寧なお礼の言葉を添えて返事をしましょう。

再応募を考えているとき

再応募を考えている場合も、次につなげるためにお祈りメールに返信することをおすすめします。特に最終選考まで残った場合は、今回の選考で不採用通知が届いた理由を考えて、改善点を記すと良いでしょう。

上記のようなケースでは、お祈りメールに返信することで、今後担当者と関わりがあったときに良好な関係を保てることも考えられます。最終的にほかの企業に就職しても、応募した企業が将来取引先となる可能性もあるので、丁寧な対応をしましょう。

数年後、同じ企業での就職活動にチャレンジすることになったときにも、気兼ねなく転職活動ができます。

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お祈りメールに返信する際のポイント

返事のメールを送る相手は、社会人である採用担当者です。きちんとしたビジネスマナーを踏まえて送れるよう、メールを書くときのポイントをチェックしていきましょう。

件名で内容が分かるようにする

採用担当者がメールの件名を見ただけで、どのような内容の連絡であるか判断できるよう簡潔に書きましょう。メールの件名からは、緊急度や重要度が判断されます。内容が把握できる簡潔な件名を書くのが、社会人としてのマナーです。

企業からのお祈りメールの件名をそのまま使って返信すると、採用担当者が内容を把握しやすくなります。メールのやり取りが続き、件名の「Re:」が続く場合は、適宜削除して見やすくしましょう。

件名の書き方については「就活メールの件名の書き方を解説!【例文付き】」の記事でも詳しくまとめています。

お祈りメールを送った担当者の名前を書く

文頭にお祈りメールに記載してある担当者の名前を書くことも重要です。担当者の名前をしっかり書くと、敬意と感謝を伝えられます。

名前を書く際の例文は以下のとおりです。

株式会社△△ 
人事部 採用担当
◯◯様

採用担当者の名前や会社名は省略せずにしっかり書きましょう。なお、名前が書いていない場合は、採用担当者様と書いても問題ありません。

学校名と氏名を記載する

見てすぐに誰からの連絡であるか分かるように、お祈りメールの返信には名前と大学名を記載します。本文の最後には、大学名や氏名のほかに、メールアドレスや電話番号を記載しましょう。

書き方は以下を参考にしてください。

◯◯ ◯◯
××大学××学部××学科3年
Email:abcd@efg.ne.jp
住所:東京都◯◯市◯◯町1-2-3
電話番号:0123-45-6789

しっかり自分の情報を提示することで、採用担当者からが誰からのメールか認識しやすくなります。

誤字脱字がないかチェックする

誤字脱字をチェックするのは、重要なビジネスマナーの一つです

採用担当者への配慮のつもりでお祈りメールに返信しても、誤字や脱字があると逆効果です。「しっかり見直しをしていない」「適当に送っている」といった印象を与えてしまうでしょう。

自分で何度か読み返し、不自然な部分がないか必ずチェックします。

就活にはさまざまなマナーがあります。基本的なマナーを知りたい方は「就活マナーの基本を解説!失敗しないための準備と対策」の記事をご参考にご覧ください。

メールで文章にして送る

お祈りメールを受け取ったら、自分もメールで返信するのが無難です。本来、お祈りメールへの返信自体が不要なもの。わざわざ手紙で返すと大げさになり過ぎます。

採用担当者が身構えてしまう可能性があるうえ、確認する手間も取らせてしまうでしょう。

不採用の理由を質問しない

お祈りメールの返信で、不採用の理由を聞くのは避けるのが賢明です。

企業側には不採用の理由を答える義務はないほか、選考の基準を漏らさないために「個別に返答はしない」と明示している企業もあります。明示しているにも関わらず理由を聞くと、担当者にマナー違反だと捉えられる可能性もあるでしょう。

採用担当者の視点が分かっていると、どのような対応をすべきかが見えてきます。「面接落ちたかも…採用担当者が何をチェックしているか確認しよう」では、採用担当者側のチェックポイントをまとめているので、参考にして就活を進めましょう。

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お祈りメールの返信に不満や嫌味を書くのはNG

お祈りメールの返信に、不満や嫌味と捉えられる内容を書くのは避けましょう。内定を得られなかった悲しく悔しい思いを誰かにぶつけたくなるのは自然な感情です。しかし、就活でそのような行為をしてしまうと、そのあとの選考に影響したり、自分の気持ちが整理できなくなったりする可能性があります。

ここでは、お祈りメールの返信に不満や嫌味を書いてはいけない理由を解説するので、これから文章を考える人は参考にしてください。

そのあとの選考に悪影響を及ぼす可能性がある

お祈りメールの返信に不満や嫌味の言葉を入れた場合、そのあとの選考に影響する場合があります。

前提として嫌味や不満の言葉を目上の人に伝えるのは失礼な行為です。採用担当者は不快に思う可能性が高いでしょう。

「もう関わらないから良いだろう」と思っても、採用担当者が関連企業や取引のある企業に情報共有をする可能性もゼロではありません。一時の感情に任せた行為によって、自分の悪い噂が就活の現場で共有されることもあるのです。

また、同じ企業に再応募をする際に不利になる可能性も十分考えられます。

不満や嫌味を送りたくなってもグッとこらえ、次のステップに進めるように気持ちを切り替えましょう。

悔しく残念な気持ちがずっと残る

後悔の気持ちが残る可能性があるので、お祈りメールに感情をぶつけるのは避けましょう。

お祈りメールの返信で不満や嫌味を送っても、不採用になった残念な気持ちが完全に晴れることはありません。それどころか、時間が経ってから「なぜあんな失礼なメールを送ったんだろう」と後悔する可能性のほうが高くなります。その結果、自分に自信がなくなったり就活に前向きになれなかったりする場合もあるでしょう。

不採用という結果に囚われて感情を乱すよりも、次の選考に向けて切り替えて動き出したほうが、ほかの企業の内定を得やすくなります。

就活中に不採用が続くと、気持ちが落ち込みやすくなります。気持ちの切り替え方を知りたい方は「就活で絶望したときの対処法9選!気持ちを切り替えるための考え方も解説」の記事にも目を通してみてください。

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お祈りメールへ返信する際の例文

ここでは、状況に合わせたお祈りメールの返信例文を紹介します。自分に合ったシチュエーションを選び、文章を作成する際の参考にしてみてください。

企業へ抱く気持ちが大きいときのお祈りメール返信例文

企業への思い入れが強い場合は、お祈りメールの返信でストレートに気持ちを伝えるよう心掛けましょう。

(件名)Re:【企業名】選考結果のご連絡

(本文)
株式会社△△ 
人事部 採用担当
◯◯様

□月□日に、面接して頂いた××大学の◯◯と申します。
今回は、私のために心を尽くして時間を取ってくださり、本当にありがとうございました。

▽▽様(採用担当者)のご親切な対応と、貴社の活気にあふれる空気に触れたことで、ますます入社したいという気持ちが高まりました。力不足のため不採用となりましたが、今回の経験を活かして、さらに努力していこうと考えております。

迅速な面接結果の送信、本当に感謝しております。
今後の貴社のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

◯◯ ◯◯
××大学××学部××学科3年
Email:abcd@efg.ne.jp
住所:東京都◯◯市◯◯町1-2-3
電話番号:0123-45-6789

インターンに参加していたときのお祈りメール返信例文

インターンに参加した結果不採用になった場合は、お祈りメールの返信で当時の感謝も伝えましょう

(件名)Re:【企業名】選考結果のご連絡

(本文)
株式会社△△ 
人事部 採用担当
◯◯様

□月□日に、面接して頂いた××大学の◯◯と申します。
貴社の夏季のインターンシップから選考まで、大変お世話になりました。

貴重な経験をさせていただき、本当に感謝しております。貴社で得た学びを、この先の就職活動に活かしていきたいと思います。

迅速な面接結果の送信、本当に感謝しております。
今後の貴社のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

◯◯ ◯◯
××大学××学部××学科3年
Email:abcd@efg.ne.jp
住所:東京都◯◯◯◯町1-2-3
電話番号:0123-45-6789

最終面接まで進んだときのお祈りメール返信例文

最終面接まで進んだ場合のお祈りメールの返信では、複数回の選考を通して感じたことを記載すると良いでしょう

(件名)Re:【企業名】選考結果のご連絡

(本文)
株式会社△△ 
人事部 採用担当
◯◯様

□月□日に、面接して頂いた××大学の◯◯と申します。
このたびは貴重はなお時間をいただき、心より感謝申し上げます。

面接を受けるたびに、貴社の魅力や社員の方々の優しさに触れ、入社したい気持ちが強くなっていきました。

結果的にご縁はありませんでしたが、貴社の最終面接まで進めたことを糧にして、今後の就職活動を頑張っていきたいと思います。

今後も貴社のご活躍を陰ながら応援しております。

◯◯ ◯◯
××大学××学部××学科3年
Email:abcd@efg.ne.jp
住所:東京都◯◯市◯◯町1-2-3
電話番号:0123-45-6789

紹介で受けたときのお祈りメール返信例文

友人や知人、学校の関係者からの紹介で選考を受けた場合は、お祈りメールの返信で相手への謝罪や心遣いを入れると、印象が良くなります。

(件名)Re:【企業名】選考結果のご連絡

(本文)
株式会社△△ 
人事部 採用担当
◯◯様

□月□日に、面接して頂いた××大学の◯◯と申します。
このたびは貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

△△部の○○様からご紹介いただいたのにも関わらず、ご期待に沿えなかったことを心苦しく思っております。

貴社のさらなるご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

◯◯ ◯◯
××大学××学部××学科3年
Email:abcd@efg.ne.jp
住所:東京都◯◯市◯◯町1-2-3
電話番号:0123-45-6789

フィードバックがあったときのお祈りメール返信例文

選考に落ちたのにも関わらず、お祈りメールでフィードバックを得られるのは非常に幸運なことです。返信では、わざわざフィードバックをしてくれた担当者に、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。

(件名)Re:【企業名】選考結果のご連絡

(本文)
株式会社△△ 
人事部 採用担当
◯◯様

□月□日に、面接して頂いた××大学の◯◯と申します。
このたびは貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

ご多忙のところ、個人的なフィードバックをいただき感謝します。

今回は不採用という結果になりましたが、△△様からいただいた貴重なフィードバックを参考にして、自分自身をもう一度見つめ直し、今後の就職活動に活かしてまいります。

最後になりますが、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

◯◯ ◯◯
××大学××学部××学科3年
Email:abcd@efg.ne.jp
住所:東京都◯◯市◯◯町1-2-3
電話番号:0123-45-6789

再応募を考えているときお祈りメール返信例文

再応募を考えている場合は、その熱意をお祈りメールの返信で伝えることが重要です。

(件名)Re:【企業名】選考結果のご連絡

(本文)
株式会社△△ 
人事部 採用担当
◯◯様

□月□日に、面接して頂いた××大学の◯◯と申します。
このたびは貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

今回は不採用という結果になりましたが、選考を受ける過程で貴社の企業理念にさらに深く共感し、入社意欲は一層強くなりました。

今後応募する機会がありましたら、ぜひまた挑戦したいと考えております。

最後に、貴社の今後のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

◯◯ ◯◯
××大学××学部××学科3年
Email:abcd@efg.ne.jp
住所:東京都◯◯市◯◯町1-2-3
電話番号:0123-45-6789

就活で企業にメールを送る際は、さまざまなルールがあります。「誰も教えてくれない就活メールの基本!そのまま使えるパターン別例文をご紹介!」の記事では、就活メールの例文を紹介しているので、ぜひご覧ください。

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お祈りメールをもらった際の気分転換方法【返信前に】

お祈りメールをもらった際は、さまざまな感情が湧くでしょう。特に、手ごたえがあった企業や、最終面接まで進んでいた企業からの不採用通知が届いたらなおさらです。

そのようなときに気持ちをうまく切り替えられなければ、お祈りメールの返信に不満や嫌味を入れてしまい、さらに自己嫌悪に陥ってしまう可能性もあるでしょう。

ここからは、就職活動に対して後ろ向きになっている方に向けて、お祈りメールをもらった場合の気分転換方法を紹介します。

読書をする

お祈りメールをもらい、就職活動に前向きになれない場合は、採用担当者に返信する前に読書をして気分転換をしましょう。読書は、自分の世界に入って没頭できる娯楽の一つです。

たとえば、ファンタジー作品を読んでその作品の世界観に浸っていると、お祈りメールをもらった際の負の感情から逃れられるでしょう。また、ノンフィクション作品で他人の価値観に触れて、気持ちが切り替えられるかもしれません。

読書は、新たな気付きや知識を得られるため、就職活動疲れの気分転換をする有効な手段といえます

就職活動で疲れたときは「就活で体力がもたない?しんどいときに乗り切る方法と効率化するコツ!」も参考にしてください。

小旅行をする

志望企業からお祈りメールが届いた際は、返信したあとに小旅行に出かけてみましょう。就活の疲れをリセットするためには、非日常的な空間でのんびり過ごすことも必要です。土日であれば、企業からの連絡や学校関連の用事が少ないでしょう。

日帰りでも十分気分転換になります。行ってみたかった場所やリフレッシュできそうな場所に足を運んでみてください。

運動をする

お祈りメールをもらい、返信をするかどうか迷った際は、運動による気分転換も効果的です。

就活中は学校と自宅、選考会場の行き来だけで、運動をする機会が少なくなってしまう方も多いでしょう。運動不足が続くと、気持ちも落ち込みやすくなります。

ジムや公園、自宅などで、自分のペースで体を動かしてみてください。運動でたくさん汗をかくと体と心がすっきりします。

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お祈りメールの返信で次の内定に繋げたいあなたへ

お祈りメールの返信で次の内定に繋げたい方には、就職エージェントサービス「キャリアチケット」がおすすめです。キャリアチケットでは、お祈りメールの返信に対する助言だけでなく、就職活動に関するマナーやアドバイスを行います。

内定を獲得するために必要な面接対策のほかにも、志望動機やエントリーシートの添削を行い、次の面接に繋げます。お祈りメールが来てネガティブになってしまった方は、お気軽にご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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