ES添削は誰に頼む?おすすめ依頼先10選と状況別の選び方を解説

このページのまとめ

  • ES添削は、経験と実績のある就職エージェントへの依頼が最もおすすめ
  • AIは即時添削に便利だが、個性に欠けるため使用する際は必ず手を加えて仕上げる
  • 複数の依頼先を使い分け、アドバイスは取捨選択して自分らしさを残そう

ES添削を誰に頼むべきか、選択肢が多くて迷っている就活生も多いのではないでしょうか。就職エージェントやAI、大学のキャリアセンター、志望先のOB・OGなど、依頼先は多くあるため、自分の目的や希望に合わせて使い分けるのがおすすめです。
この記事では、ES添削のおすすめ依頼先10選を状況別に比較。AIを活用した添削の手順・プロンプト例と注意点、依頼先ごとのメリット・デメリット、添削を有効活用するコツも解説します。

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目 次

ES添削を頼むなら就職エージェントが最もおすすめ

ES添削を誰に頼むか迷ったとき、最もおすすめの依頼先は就職エージェントです。就職エージェントのキャリアアドバイザーは数多くの就活生を内定へと導いてきた実績があり、企業の採用基準を熟知しています。また、その経験から単なる文章の修正にとどまらず、「どうすれば書類選考を通過できるか」という戦略的な視点でフィードバックをもらえるのが大きな強みです。

エージェントでは、ES添削のほかにも自己分析の深掘りや志望企業の選び方、面接対策まで一貫してサポートが受けられます。「何度添削しても書類選考を通過できない」「そもそも自分の就活の方向性が合っているか不安」という方は、就職エージェントに相談することで、根本的な課題を解決できる可能性があります。

エージェントについては、「就活エージェントとは?自分に合ったサービスの選び方と活用法を解説」の記事でご確認ください。

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ES添削を依頼すべき3つの理由

「ESは自分一人でも書けるし、わざわざ添削してもらう必要はないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、選考通過率を高めるためには、第三者の添削を受けることが欠かせません。キャリアアドバイザーの視点から、ES添削が必要な3つの理由を解説します。

1.採用担当者の視点を補える

自分一人でESを書いていると、どうしても主観的な内容に偏りがちです。「自分にとって当たり前のエピソード」「自分なりの表現」が、初対面の採用担当者には響かない可能性があります。

たとえば、自分では当たり前だと思っている専門用語や固有名詞も、採用担当者にとっては分かりにくい言葉の可能性があります。表現も、自分では普通と思っていても、第三者が読むと結論が分かりづらいこともあるでしょう。採用担当者は限られた時間で大量のESを読むため、「結論が一文で伝わるか」「企業が求める人物像とマッチしているか」を瞬時に判断します。

第三者の視点を入れることで、「採用担当者に伝わりやすい文章」へとブラッシュアップできるのです。

2.企業の求める人物像とのズレを修正できる

ESは企業ごとに内容を調整する必要があります。しかし、自分では「これで企業の求める人物像にマッチしているはず」と思い込んでしまいがちで、実際には大きくズレているケースも珍しくありません。

業界や企業の特徴を熟知した第三者(就職エージェントやOB・OGなど)に添削してもらうことで、「この強みのアピール方法では、志望先の社風と合致しない」「もっと別のエピソードを使ったほうが評価される」といった、自分では気づけない指摘を受けられます。

「業務内容や社風と合った内容になっているか」「根拠のあるアピールになっているか」を判断してもらえるのは、企業情報や就活事情に詳しい第三者の添削ならではのメリットでしょう。

3.誤字脱字や論理の矛盾を見つけやすい

何度も読み返しているうちに、思い込みから誤字脱字を見落としたり、論理の飛躍に気づけなくなったりするものです。意外とこうした「自分では気づけないミス」が、書類選考の壁になっていることも。

第三者に見てもらうと、自分では当たり前に感じていた表現や流れが、実は伝わりにくかったと気づくことも少なくありません。本選考の前に一度客観的な目を通しておくだけで、書類の完成度はぐっと上がります。少しでも通過率を高めたい方は、ぜひ活用してみてください。

【人事のホンネ #1 】わかりにくいと落とされる?伝わるESを書こう」の記事では、人事目線からESについて解説しています。合わせて参考にしてください。

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ES添削の依頼先10選と各特徴

ES(エントリーシート)の添削を誰にお願いするか迷っている場合は、志望先企業で働くOB・OGや就職エージェント、大学のキャリアセンターなどに依頼するのがおすすめです。家族や友人などの相談しやすい相手を選ぶこともできますが、就活に関する専門的な知見や経験をもつ第三者の意見を参考にすれば、より質の高いESを作成できるでしょう。

ここでは、ES添削を依頼するのにおすすめの相談先10選をご紹介します。ES添削を誰に依頼すれば良いか迷っている就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください。

依頼先 料金 対応スピード 知識やノウハウ 添削以外のサポート
就職エージェント 無料 (求人紹介等)
AIサービス 無料
家族 無料
友人 無料
大学の先輩 無料
キャリアセンター 無料
志望先のOB・OG 無料
有料の添削サービス 有料
就活生用SNS 無料
インターネット掲示板 無料

1.内定率にこだわるなら就職エージェント

就職エージェントに添削を依頼するメリット

  • 企業の採用基準を熟知したプロのアドバイスが受けられる
  • 現場の生の声を反映した評価されるESの共通点を把握できる
  • チャットや電話で即時依頼可能なサービスもある
  • 求人紹介や模擬面接などトータルサポートが充実している

就職エージェントに添削を依頼するデメリット

  • 担当者の経験や相性によって満足度が左右される
  • 初回利用時に面談の調整が必要になる場合がある

ES添削を誰に依頼するべきか悩む場合、特におすすめしたい選択肢の一つが就職エージェントです。数多くの就活生を内定へと導いてきた経験のあるキャリアアドバイザーが、単なる文章の修正にとどまらない、戦略的なES添削を行ってくれます。

就職エージェントを利用すると、自分では気づきにくい「書類選考を通過しない原因」を、プロの視点で指摘してもらうことで、通過率を大きく改善できます。また、ES添削だけでなく自己分析や企業研究のサポートも受けられるため、不安や疑問を解消しながら就活を進められるでしょう。

2.すぐに添削したいならAIサービス

AIサービスに添削を依頼するメリット

  • 24時間いつでもすぐにES添削を行える
  • 条件にあった文章をすぐに生成してくれる
  • 指示出しを繰り返すことで完成度を高められる

AIサービスに添削を依頼するデメリット

  • データに基づいた回答でオリジナリティに欠ける
  • 人間味やリアルな熱意を表現するのが難しい場合がある

AIサービスは、場所や時間を問わず即座にフィードバックがもらえる画期的な手段です。指示出しを工夫して繰り返し試すことで、文章の構成や内容を手軽に整えられます。

ただし、AIはインターネット上にあるテキストデータから「使用した言葉の次に使われる可能性の高い言葉」を予測して文章を作成するため、生成した文章がオリジナリティに欠ける無機質な仕上がりになることも。企業ごとの社風・求める人物像・選考の傾向を深く読み取って添削するには、その企業を知るOB・OGや、採用市場を知る就職エージェントの知見が不可欠です。

AIに丸投げするのではなく、自分自身の言葉で熱意を加えたり、就職エージェントやキャリアセンターなどの人の目のチェックを受けたりすることを前提に、あくまで補助的なツールとして活用するのがおすすめです

AIを賢く使いこなしてESのクオリティを上げたい方は、「ES添削はどうすれば良い?AIの活用法やセルフチェックする項目を紹介」の記事もぜひチェックしてみてください。

AIを使ったES添削の手順とプロンプト例

AIに添削を依頼する際は、プロンプト(指示文)の出し方が重要です。「以下のESを添削してください」と丸投げするのではなく、確認したい観点を具体的に伝えることで、的確なフィードバックを得られます。

おすすめのプロンプト例を以下に示すので、利用の参考にしてください。

・以下の自己PRを読んで、論理の流れが分かりやすいかチェックしてください。改善が必要な箇所と理由を具体的に指摘してください。
・文章に不自然な表現・冗長な箇所があれば指摘してください。志望業界は△△業界です。
・結論→理由→具体例→まとめの構成になっているか確認してください。なっていない場合は修正例も示してください。

また、志望先の業界や求める人物像をあわせて伝えると、より企業にマッチしたフィードバックが得られます。なお、企業名などの機密性が高い情報の入力はリスクがあるため、入力は控えましょう。

3.率直な意見が欲しいなら家族

家族に添削を依頼するメリット

  • 自分では気づいていない長所やエピソードを深掘りしてもらえる
  • 誤字脱字や言い回しの違和感など、遠慮のない率直な指摘をもらえる

家族に添削を依頼するデメリット

  • 最新の就活事情を踏まえた専門的なフィードバックは得られない
  • 志望企業の評価基準に沿った添削は難しい

他人にES添削を依頼するのはなんとなく気が引ける人や、提出までに時間がないため手早く添削を受けたい人は、自分をよく知る家族にお願いするのも一つの手です。普段のあなたを知るからこその、遠慮のない意見を聞けるでしょう。

一方で、最新の就活事情や企業が求める専門的な視点には欠けるのも事実。家族からのフィードバックはあくまで「人柄が正確に伝わるか」や「誤字脱字や文法の違和感がないか」の確認に留め、より実践的なアドバイスが必要な際は、ほかの専門的なサービスと併用するのが効果的です。

4.客観的な自分らしさを再確認するなら友人

友人に添削を依頼するメリット

  • 自分では気づかない魅力や自己認識とのギャップを指摘してもらえる
  • 心理的なハードルが低く、気軽に依頼できる

友人に添削を依頼するデメリット

  • 企業が求める「採用基準」での評価が難しい
  • 馴れ合いになり、厳しい指摘を受けられない可能性がある

ESの添削を誰に依頼するか迷っている場合は、友人同士で行う手段もあります。特に、「家族や目上の人に見せるのはまだ気恥ずかしい」という初期段階の人にとって手軽に依頼できる相手といえます。

ただし、同年代の友人同士では、どうしても「企業が本当に求める視点」が抜け落ちてしまう点に注意が必要です。友人の添削で「文章の読みやすさ」や「自分らしさ」を整えたら、次のステップとしてプロに依頼し、内容の妥当性をチェックしてもらいましょう。

5.実際の就活経験を聞くなら大学の先輩

先輩に添削を依頼するメリット

  • 卒業した先輩なら社会人の目線でESを見てもらえる
  • 自身の就活経験をふまえたアドバイスをもらえる
  • 年齢が近いため相談しやすく、当時の苦労話や対策方法も具体的に聞ける

先輩に添削を依頼するデメリット

  • 先輩の経験に基づいた主観的なアドバイスになりがち
  • 志望業界や職種によっては評価基準が異なるため参考にできないこともある

大学やサークルの先輩にESの添削を依頼するのも、比較的手軽な方法の一つです。年齢が近く相談しやすい相手でありながら、直近の就活事情をもとにしたアドバイスや、リアルな就活経験を聞けるのが魅力といえます。

とはいえ、上記から分かるように必ずしも自分の就活に活かせるアドバイスがもらえるとは限りません。先輩にES添削をお願いするときは、もらった意見をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の状況に合わせて取捨選択する冷静さも必要です。

6.大学の就活ノウハウを活かすならキャリアセンター

キャリアセンターに添削を依頼するメリット

  • その大学の学生ならではのアピール方法を熟知している
  • 過去の先輩たちがどのようなESで内定したかのノウハウが蓄積されている
  • 大学の施設内にあるため、授業の合間に気軽に立ち寄れる

キャリアセンターに添削を依頼するデメリット

  • 就活シーズンは混雑する可能性がある
  • 1回の相談時間が限られている

ESの添削を誰に依頼するか迷っている場合、大学のキャリアセンターも候補の一つです。学内のキャリアセンターは多くの学生のESを添削してきているため、質の高いアドバイスが期待できます。

ただし、キャリアセンターは予約が必要な場合が多いため、「必要なときにすぐ相談できる」とは限らない点に注意が必要です。あらかじめ聞きたいポイントを整理したうえで、ES締め切りまで余裕をもって予約を入れるようにしましょう。

7.企業側の視点で添削を受けるなら志望先のOB・OG

OB・OGに添削を依頼するメリット

  • 社員目線で具体的なアドバイスをもらえる
  • 選考で重視される要素や就活全般の悩みについても相談できる

OB・OGに添削を依頼するデメリット

  • 接点がない場合はアポをとるハードルが高い
  • 仕事の合間に対応してくれるため、添削や修正対応に時間が掛かる

ESの添削を誰に依頼するか迷っているなら、志望先企業で働いているOBやOGにお願いするのもおすすめです。志望企業の社風や求める人物像を肌で感じているOBやOGに相談すれば、評価に直結するポイントを的確に押さえたES添削を受けられます。

デメリットは、社会人に依頼するためアポイントメントまでのハードルが高かったり、すぐに添削してもらえるとは限らなかったりすること。時間に余裕がある場合の依頼先として検討してみましょう。

OBやOGへの就活相談について知りたい方は、「OB・OG訪問とは?意味からメリット・流れ・質問例まで就活生向けに解説」の記事を参考にしてみてください。

8.質とスピードを両立するなら有料のES添削サービス

有料サービスに添削を依頼するメリット

  • 対価を支払うぶん丁寧なフィードバックを受けられる
  • 返信スピードが保証されているケースも多い

有料サービスに添削を依頼するデメリット

  • 利用するたびにコストが発生する
  • サービスによって添削者の得意分野や質にバラつきがある

ESの添削を有料で請け負っているサービスも、依頼先の候補に含まれます。お金を掛けてでも、すぐに質の高いフィードバックが欲しい方におすすめです。

ただし、添削者の得意分野や質は事前に見極める必要があります。有料サービスを利用するなら、検討の段階で自分の予算や志望業界に合っているかをよく比較しましょう。

9.就活仲間と意見交換するなら就活生用SNS

SNSで添削を依頼するメリット

  • 時間や場所にかかわらずES添削を依頼できる
  • 相談や添削に費用がかからない
  • トレンドや話題になっている対策方法など、リアルタイムな情報を共有し合える
  • 同じ状況にある仲間と切磋琢磨し、モチベーションを維持できる

SNSで添削を依頼するデメリット

  • 情報の正確性に欠ける
  • アドバイスが企業の評価基準と合致しているとは限らない

就活生が集まるSNSを活用し、ESの添削を依頼する方法もあります。スマートフォン一つで時間や場所を選ばずアクセスできるため、夜遅い時間や移動中であっても気軽に意見交換を行えるスピード感が魅力です。

一方で、匿名のSNSはどうしても情報の正確性に欠けるもの。SNSでの意見は一つの参考意見として受け止めつつ、最終的な判断はプロのキャリアアドバイザーや社会人の助言を仰ぐなどして活用すると良いでしょう。

10.匿名で意見を募るならインターネットの掲示板

掲示板で添削を依頼するメリット

  • 自分の身元を明かさずに、いつでも気軽に意見を募れる

掲示板で添削を依頼するデメリット

  • 根拠のない批判や心無いコメントを受けるリスクがある
  • 添削者の素性が不明で、情報の信憑性が低い

不特定多数のユーザーが集まるインターネットの掲示板を利用して、ESの添削を依頼するのも一つの選択肢です。

ただし、掲示板は誰がコメントしているか分からず、心無いコメントや信憑性の低いアドバイスをもらうリスクがあります。掲示板でのやり取りは、あくまで「世間一般の目からどう見えるか」を確認する補助的な手段として捉え、信頼できるプロの意見と照らし合わせながら活用するのが賢明です。

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ES添削の依頼先を状況別に選ぶ方法

「自分にぴったりの依頼先がまだ絞りきれない」という方は、スピードを優先して短時間で仕上げたいのか、多少時間はかかってもプロのノウハウを吸収したいのかなど、今の自分の状況と照らし合わせながら比較してみましょう。

すぐ添削してもらいたいならAI・家族・友人へ

ES添削の依頼先を選ぶ際は、対応のスピードも重視するべきポイントです。ESには提出期限が設けられており、「あと1週間しかない」「もう提出期限が迫っている」といった状況では、混雑する大学のキャリアセンターやアポが必要なOB・OGへの依頼は難しいでしょう。

すぐに添削を受けたい場合、以下の相談相手に添削を依頼できます。

・AIサービス
・家族
・友人
・就活生用SNS

提出期限が数日後に迫っているなら、24時間即座に回答が得られるAIサービスや、気兼ねなく連絡できる家族・友人を頼るのが現実的です。まずはスピード重視で相手に最低限のチェックをしてもらい、一刻も早く提出できる状態まで仕上げることを優先しましょう。

就活でのAI活用全般について詳しく知りたい方は、「就活でAIを活用するとバレる?おすすめのプロンプト例と注意点を解説」の記事も参考にしてみてください。

無料で質の高い添削を受けるならエージェント・キャリアセンターへ

ESの添削を依頼する際は、まずは無料で利用できるサービスを優先的に検討するのがおすすめ。費用の掛からないES添削の依頼先は豊富にあるほか、有料だからといってサービスや添削の質が高いとは限らないためです。

無料で活用できるES添削の依頼先として、以下のような候補が挙げられます。

・就職エージェント
・キャリアセンター
・OB、OG
・家族
・友人
・大学やサークルの先輩
・インターネットの掲示板
・就活生用SNS

「無料で利用したいけれどアドバイスの質も妥協したくない」という方には、就職エージェントや大学のキャリアセンターがおすすめです。どちらも数多くの学生をサポートしてきた実績があり、企業の採用基準に基づいた専門的なフィードバックを無料で受けられるため、まずはこの2つを軸に添削を依頼してみてください。

志望企業特化の添削を受けるならOB・OGへ

志望企業へ「刺さる」ESを作りたい場合は、その企業で働くOBやOGへの依頼が最も効果的です。OB・OGは企業の社風や選考で重視される人物像を実体験として知っており、「このESだと△△という点で評価されにくい」「うちの会社ではこういうアピールの方が刺さる」という生の声を聞けます。

ただし、OB・OGへのアポイントメントは事前準備が必要で、添削まで時間がかかる場合があります。ES提出の2〜3週間前から余裕をもってコンタクトを取りましょう。

【例文付き】ES添削をメールで依頼する際のマナー

OB・OGや大学の先輩など目上の方にES添削をしてもらうには、メールで依頼するのが一般的です。メールを送るときはビジネスマナーや丁寧な言葉遣いを心掛け、相手が気持ち良く依頼を受けられるようにすることが大切。以下の例文を参考に、悩みや添削してほしい点が伝わるメールを作成しましょう。

ES添削を依頼するときのメール例

件名:「エントリーシート添削のお願い」△△△大学 氏名

本文:△△△株式会社
第一営業部 △△様

お世話になっております。
●●大学文学部英米文学科3年の氏名と申します。

現在××ゼミに所属しており、教授から△△様をご紹介いただき、ご連絡いたしました。
現在、私は教育業界を中心に就職活動を行っており、なかでも貴社の教育とITを掛け合わせた教材開発事業に強く惹かれ、第一志望として選考準備を進めております。

自分なりにエントリーシートを作成いたしましたが、「自分の個性が十分に伝わっているか」「内容が抽象的になっていないか」という点に不安を感じております。現場でご活躍されている△△様に、ぜひ客観的なアドバイスをいただけますと幸いです。

つきましては、お忙しいところ大変恐縮ですが、私のエントリーシートをご一読いただけないでしょうか。

なお、エントリーの締め切りが5月8日(金)になるため、差し支えなければ4月24日(金)ごろまでにご確認いただけると幸いです。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

----------------------------------------
△△△大学文学部英米文学科3年
山田太郎
E-mail:taro-yamada@xx.xx.xx
TEL:xxx-xxxx-xxxx
-----------------------------------------

ES添削を依頼する際は、ビジネスメールのマナーを守ることが大切です。まずは件名に氏名と用件を記載して、メールを開かなくても誰が何の目的で送ったのかがひと目で分かるようにします。

本文では、相手に対して「なぜ今、添削をお願いしたいのか」という背景や目的を明確に伝えます。依頼理由によって、添削者が注力すべきポイントやアドバイスの深さが変わるからです。

また、添削を依頼する際は、「いつまでに返信が欲しいか」という期限を必ず明記します。具体的な期日を伝えないまま依頼すると、相手の都合によっては確認が後回しになり、企業の提出日に間に合わなくなる恐れがあるからです。

メールの最後には必ず署名を記載してください。大学名や氏名、メールアドレス、電話番号といった項目を漏れなく記入しましょう。

添削以外の就活サポートも受けたいなら就職エージェントへ

ES添削以外のサポートを受けられるかを基準に依頼先を決めるのもおすすめ。ESを作成したあとも、面接や企業とのやり取りなどでアドバイスが必要な場面は多いためです。

以下のサービスであれば、総合的な就活サポートを受けられます。

・就職エージェント
・キャリアセンター

たとえば、就職エージェントであれば、ES添削とあわせて、強みを見つけ出す自己分析の深掘りや、ESの内容に基づいた模擬面接なども受けられます。また、希望条件や適性にマッチする企業の紹介も受けられるでしょう。

志望企業の選考を通過して内定獲得に近づくためには、ESだけでなく選考全体を通して「自分の人柄や性格がどのように企業とマッチするか」「スキルをどう仕事に活かせるか」をアピールする必要があります。志望動機やガクチカの一貫性までトータルでチェックしてもらえるサービスのほうが、効率的に内定獲得を目指しやすいでしょう。

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ES添削を有効活用するコツ4つ

ES添削を受ける場合、ただ提出して直してもらうだけでは不十分です。選考通過率を引き上げるためには、事前のセルフチェックや複数の視点の取り入れ、添削者への意図の共有などのポイントを押さえる必要があります。

ここでは、限られた時間のなかでESをブラッシュアップするための4つの方法を解説するので、参考にしてみてください。

1.事前にセルフチェックをする

ESの添削の効果を高めるために、誤字脱字や表現ミスがないか自分で確認することが大切です。ミスの添削ばかりになってしまうと、「アピールポイントを分かりやすく伝えたい」「文章の構成に違和感がないかチェックしてほしい」といった本来の目的を果たせません。
基本的なミスをなくしてから添削を依頼することで、より中身の濃いフィードバックを受けられるでしょう

セルフチェックのときは、添削の効果を高めるために音読を取り入れるのがおすすめです。声に出して読むことで誤字脱字を見つけやすくなるだけでなく、一文の長さやリズムの悪さにも気づけます。その際、自然な呼吸に合わせて読点が入っているか確認すると、文章の読みやすさが向上するでしょう。

ESのセルフ添削をする際のチェックリスト

添削を依頼する前に、まずは以下のチェックリストを活用して、基本を押さえた文章になっているか確認してみてください。

セルフ添削チェックリスト

  • 結論から述べているか
  • 根拠を書いているか
  • 強みは1つに絞っているか
  • 企業が求める人物像と合致しているか
  • 自分らしさが伝わるか
  • 入社後の目標を書けているか
  • ES全体で内容に一貫性があるか
  • 一文が長過ぎないか
  • 主語と述語の関係は分かりやすいか
  • 誤字脱字がないか

これらのポイントを事前に確認しておくことで、依頼相手も「この学生はしっかり準備をしてきている」と感じ、より踏み込んだアドバイスをしやすくなります。

2.志望先やアピールポイントを伝える

ESの添削を依頼する際は、必ず「どの企業の選考に向けたものか」「何を一番のアピールポイントにしているか」を添削者に共有しましょう。これらを伝えないままだと、添削者は企業が求める人物像に合致しているかどうかの判断ができず、表面的な文章の修正に留まってしまうからです。

たとえば、「志望先の社風に合わせて、リーダーシップよりも協調性をアピールしたい」「このエピソードの独自性を強めたい」といった添削の目的を伝えましょう。自分がESを通じて伝えたい熱意や狙いを事前にしっかりと共有すれば、より中身のあるフィードバックを受けられます。

3.複数の相手に添削を依頼する

ESの添削を受ける際は、一人だけでなく複数の相手に依頼するのが効果的です。添削者によって「就活のプロ」「業界のプロ」「あなたをよく知る人」など視点が異なるため、多角的なフィードバックを得られます。

たとえば、「キャリアセンターで構成やエピソードの伝え方についてアドバイスをもらう」「志望先のOB・OGに採用担当者に響く言葉選びをチェックしてもらう」のように使い分けてみましょう。複数の意見を取り入れることで、特定の誰かの主観に偏り過ぎない、誰が読んでも納得感のあるESに仕上げられます

4.複数回の添削を受ける

一度の添削で完成させず、修正したものを再度チェックしてもらうのも大切です。指摘箇所を部分的に直した結果、全体の論理構成が崩れてしまったり、新しく追加したエピソードの表現が不自然になったりすることは珍しくありません。

「指摘を反映した結果、意図が正しく伝わるようになったか」を再確認するプロセスを挟むことで、ESの精度は一段と高まります。粘り強くブラッシュアップを繰り返す姿勢が、最終的な選考の結果を左右すると心得ておきましょう。

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ES添削を依頼するときの注意点3つ

ES添削を受ける際は、もらったアドバイスをただ反映させるだけでなく、自身の意図と照らし合わせながら主体的に活用する姿勢が欠かせません。添削の受け方次第では、かえって自分らしさが消えたり、締め切りに間に合わなくなったりするリスクもあるからです。

ここでは、添削のメリットを最大限に活かしつつ、納得のいくESを完成させるために必ず押さえておきたい3つの注意点を解説します。

ESの提出時期から逆算して依頼する

ES添削を受ける際は、志望企業の提出期限から逆算して依頼を行いましょう。依頼相手にもよりますが、添削のやり取りや内容の修正には数日以上の時間を要するため、計画的に行動する必要があります。

インターンや選考に応募する企業が決まっている場合は、締め切り日を基準にして準備を進めましょう。以下のスケジュールを参考に、締め切りの1ヶ月ほど前から始めるのがおすすめです。余裕をもってES作成や添削を進めれば、直前に慌てることなく完成度の高いESを提出できます。

ES締め切りまでの時間 フェーズ 具体的なアクション
1ヶ月 下書き 企業の求める人物像を調べ、構成案を作る構成案をもとにESを作成する
3週間 初稿完成・添削依頼(1回目) AIや家族、友人に依頼するのがおすすめ「文章や表現に違和感がないか」「普段の自分の姿とズレはないか」を確認
2週間 修正・プロへの依頼(2回目) 1回目の添削の内容をESに反映させるエージェントやOBOGなどに依頼し、専門性や内容面をメインに添削してもらう
1週間 ブラッシュアップ 修正後の原稿を最終チェックしてもらう音読やチェックリストなどで自分でもチェック
3日 最終確認・提出 誤字脱字や内容の漏れがないかを最終確認する締め切りまで余裕があるうちにエントリーを完了させる

志望先が明確でない場合は就活スケジュールを基準にする

志望先が明確でない場合は、先輩の就活スケジュールを基準にESの準備を進めましょう。

内閣府が公表している「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」によると、2025年度卒業の就活生のうち、3割以上が大学3年の9月以前に最初のESを提出しています。

内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(64p)」のイメージ

引用元:内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(64p)

また、大学3年の3月までに少なくとも1社以上のESを提出した学生は約9割にのぼります。多くの企業で選考が本格化するこの時期は、ESを提出する機会が増える時期といえるでしょう。

内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(64p)」のイメージ

引用元:内閣府「令和6年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(64p)

つまり、ES提出をともなうサマーインターンへの参加を考えている場合は大学3年生の夏まで、そうでない場合も大学3年生の3月までにはESを準備しておくのがおすすめです。

また、ESは使いまわせるものではなく、企業ごとの社風や求める人物像を反映させた内容を毎回準備するもの。そのため、「本選考はまだ先だから」と考えずに、できる限り余裕をもって準備を進めましょう。「エントリーシートとは?履歴書との違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事も参考にしてください。

参照元
内閣府:学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
令和6年度調査結果報告書

指摘が多くても必要以上に気にしない

ES添削を受ける際は、指摘が多くても気にし過ぎないことが大切です。たとえば、修正が多いからといって「内定を得られる気がしない」と必要以上に気にしたり、「自分はダメだ」と落ち込んだりするのは避けましょう。

ES添削での指摘は、人格や人間性を否定するものではなく、あくまで「文章をより良くするためのヒント」に過ぎません。指摘が多いということはそれだけ伸び代があり、「ここを直せばもっと魅力が伝わるはずだ」という添削者からの期待の表れでもあります

添削時のESの仕上がりや内容、依頼先次第では、想像以上に多くの指摘を受ける場合もあります。しかし、本選考の前に課題が見つかったのはラッキーだと捉え、「今のうちに直せて良かった」と前向きにブラッシュアップへ繋げる意識が大切です。

すべてのアドバイスを鵜呑みにしない

誰かにES添削をしてもらう際は、すべてのアドバイスを鵜呑みにしないように注意しましょう。添削者によって視点や考え方は異なるため、複数の相手に依頼するとアドバイスの内容が矛盾するケースも少なくありません。すべてをそのまま取り入れてしまうと、文章の一貫性が失われ、かえってESの完成度が下がる恐れがあります。

また、修正を繰り返すなかでオリジナリティが消えてしまわないように気をつけることも重要です。プロのアドバイスに従って文章を整えることは大切ですが、きれいにまとまり過ぎて熱意や個性が伝わらなくなっては本末転倒です。
もらった意見はあくまで一つの参考として捉え、自分の志望企業や社風に合わせて情報を取捨選択し、自分らしい想いやこだわりをしっかりと残すようにしましょう

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添削が間に合わない!ESをすぐ提出するときの対処法

なかには、「ES提出が明日に迫っている…」「すぐ出さないと間に合わない」など、ES添削を受ける余裕のない方もいるかもしれません。そのような場合も諦めずに以下のような対処法をとり、できる範囲でクオリティを高めて提出しましょう。

・AIに誤字脱字や基本的な構成に沿った内容になっているか確認する
・数時間から一晩寝かせて、頭をリフレッシュさせてから確認する
・音読で言葉が詰まったり論理が矛盾したりしている箇所がないかチェックする
・「志望企業の求める人物像と自分の強みがズレていないか」「結論ファーストで書かれているか」の2点に絞って内容を見直す

ES添削が間に合わないからとエントリー自体を断念してしまうのは、とてももったいないことです。基本的な書き方ができていたり、自己分析と企業研究ができていると伝わったりする内容であれば、ES添削の有無にかかわらず書類選考を通過できる可能性はあります。諦めずにまずは応募し、反省点を次のES作成に活かしましょう。

ESが必要となるエントリーの時期については、「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事で解説しています。

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ESの添削を誰に依頼するか迷っているあなたへ

ESは企業に対して自分の魅力を伝えるための「最初のプレゼン」です。一人で悩んで時間を浪費するよりも、「誰に何をアドバイスしてほしいか」を整理し、早めに第三者の力を借りることが内定への近道となります

自分の志望業界や企業に合わせて、適切な相手にESの添削を依頼しましょう。依頼のしやすさや添削が返ってくるまでの期間、就活に関する知識の量は、添削をお願いする相手によって異なります。自分のES作成の状況や添削者に求めていることを見極めることが大切です。

「就活のプロにESを添削してほしい」とお考えの方は、キャリアチケット就職エージェントへご相談ください。キャリアチケット就職エージェントは、就活にお悩みを抱えている学生の支援に特化した、新卒向けのサービスです。

知識と経験の豊富なキャリアアドバイザーがヒアリングを行い、あなたの希望と適性にピッタリの企業を厳選してご紹介します。業界や企業の詳細な情報にもとづいたES添削も実施しているので、ESの内容に自信がない方も安心です。

また、自己分析や企業研究、面接対策、企業とのやり取りなど、企業探しから内定まで一貫してサポート。一人ひとりの課題や悩みにマンツーマンで寄り添います。魅力的なESを作成して内定獲得に近づきたい人は、キャリアチケット就職エージェントまでお気軽にお問い合わせください。

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ES添削に関するよくある質問

ここでは、ES添削に関するよくある質問にQ&A形式でお答えします。

ES添削をすぐに受けたい…

急ぎの場合は、オンラインの添削サービスや即レスが期待できる身近な先輩、家族などを頼りましょう。大学のキャリアセンターは予約制で数日待つこともあるため、急を要するときはおすすめできません。

ただし、急ぎであっても「何を見てほしいか」を明確に伝えないと、中身の薄い添削になってしまいます。添削者に丸投げせず、自分なりの完成度をある程度高めてから依頼することが、結果的に最短で質を上げるコツです。

いつESが必要になるか、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事で確認しておきましょう。

エントリーシートは添削しないとダメ?

添削は必須ではありませんが、選考通過率を上げたいなら強くおすすめします。自分一人では、文章の癖や論理の飛躍、細かな誤字脱字に気づくのが難しいためです。

第三者の視点を入れることで、採用担当者に正確に伝わる文章へとブラッシュアップできるだけでなく、自分では気づけなかった強みに気づけることもあります。納得のいく結果を得るためにも、一度は信頼できる人やサービスによる客観的なチェックを受けるようにしましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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