このページのまとめ
- エントリーシートは選考の第一歩として見られている
- Webエントリーシートは、慣れれば効率良く提出できるようになる
- Webエントリーシートは、見やすさと誤字脱字に細心の注意を払おう
就活の第一関門として提出するエントリーシートは、Webから提出するのが主流になりました。手書きとWebでは、どのような点に注意すべきか把握できているでしょうか。
この記事では、Webエントリーシートの特徴や紙との相違点、作成のポイントと注意点などをまとめました。就活を初めて間もない方は、この記事を参考にWebエントリーシートの書き方を知り、効率よく就活を進めましょう。
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- Webエントリーシートとは?紙との違いを解説
- Webエントリーシートと紙エントリーシートの共通点
- Webエントリーシートの4つのメリット
- 手書きに比べて効率良く作成できる
- 提出までの時間を考慮しなくて良い
- コピペができるため、一度作成した内容を使いまわせる
- 送料が必要ない
- Webエントリーシートの2つのデメリット
- 文字数や入力の時間に制限がある
- 消失するリスクがある
- Webエントリーシートを作成する際の4つのポイント
- 事前にメモ帳などで下書きを作成しておく
- 記号を使って見やすさを工夫する
- 文字数は上限の8割以上にする
- 誤字脱字を複数回確認する
- Webエントリーシートを作成するときの3つの注意点
- 操作を誤るとデータを消してしまう
- 証明写真のアップロード方法を調べておく
- あまりにも遅い時間には提出しない
- Webエントリーシートの作成に不安を抱えるあなたへ
Webエントリーシートとは?紙との違いを解説
Webエントリーシートとは、紙ではなくPDFファイルやサイトの入力フォームを通じて提出するエントリーシートのことです。郵送ではなく、メールで提出したり、専用のWebサイトから提出したりします。
Webエントリーシートと紙のエントリーシートの内容は、基本的には変わりません。どちらのエントリーシートも、自己PRや志望動機などの内容や、企業独自の質問項目が含まれます。
Webエントリーシートの大きな特徴は、パソコンでの作成ができる点です。パソコンで作成できるため、間違えても修正が簡単なメリットがあります。
しかし、現代はスマートフォンをメインに使い、パソコンをあまり使わない就活生もいるでしょう。エントリーシートの作成に多少のパソコンスキルが求められるので、難しく感じる可能性もあります。
一般的なエントリーシートの内容については、「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事で紹介しているので参考にしてください。
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Webエントリーシートと紙エントリーシートの共通点
Webエントリーシートと紙エントリーシートでは、書く内容は基本的に変わりません。提出方法の違いであり、企業が選考に必要な内容を記載します。
また、敬語表現も変わらないため、文章の書き方や伝え方には気をつけましょう。どちらも選考で必要になる書類であり、ビジネスシーンを意識した言葉遣いが求められます。
エントリーシートで求められるマナーについては、「エントリーシートのマナーとは?正しい書き方や郵送のポイントを徹底解説」の記事を参考にしてください。
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Webエントリーシートの4つのメリット
Webエントリーシートには、紙媒体と比べて主に4つのメリットがあります。効率良く就職活動を進めるためにも、それぞれのメリットを確認しておきましょう。
手書きに比べて効率良く作成できる
Webエントリーシートのメリットは、手書きよりも効率的に作成できる点です。タイピング速度にもよりますが、手書きよりも素早く作成できるでしょう。
また、間違えたときの訂正が簡単な点もメリットです。手書きのエントリーシートだと最初から書き直す必要がありますが、Webエントリーシートは間違った箇所を修正するだけで提出できます。
提出までの時間を考慮しなくて良い
提出する際に時間がかからない点も、Webエントリーシートのメリットです。メールや専用ページから送信すれば、すぐにエントリーシートが届きます。紙のエントリーシートの場合、発送してから到着まで数日は見なければなりません。提出期日に気づいた際には、間に合わないケースも出てくるでしょう。
Webエントリーシートであれば、提出期限の5分前でも提出できます。提出までの時間を考慮する必要がない点も、Webエントリーシートのメリットでしょう。
エントリーシートを郵送する際の流れや必要な時間については、「エントリーシートを郵送する方法は?封筒の書き方や提出マナーも解説」の記事を参考にしてください。
コピペができるため、一度作成した内容を使いまわせる
一度作成した内容を使いまわせる点も、Webエントリーシートのメリットです。氏名や学歴などの内容はどの企業にエントリーする際も共通するので、コピーするだけで問題ありません。氏名や学歴などがコピーできるだけでも、忙しい就活時期にはメリットといえます。
ただし、志望動機や自己PRのように、企業によって書き分ける部分は改めて作成するようにしましょう。
送料が必要ない
企業に提出する際に、送料が必要ないのもWebエントリーシートのメリットです。何通送っても、インターネットさえつながっていれば送料はかかりません。
紙のエントリーシートの場合、郵送に120~140円ほどかかります。就活では数十社エントリーするのが当たり前なので、郵送だけでも数千円かかってしまうでしょう。
Webエントリーシートの場合は、インターネットさえあれば何通でも送信できます。追加で送料が必要ない点も、Webエントリーシートのメリットでしょう。
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Webエントリーシートの2つのデメリット
紙よりも効率的に作成できるWebエントリーシートですが、デメリットももちろんあります。紙のエントリーシートにはない2つのデメリットを知っておくことも大切です。
文字数や入力の時間に制限がある
Webエントリーシートは文字数制限があったり、入力時間の制限があったりするので気をつけましょう。専用のフォームに入力してエントリーシートを作る場合は気をつけてください。
ExcelやWordなどでエントリーシートを作成する場合は、時間制限はありません。Webエントリーシートの作成方法にもいくつかあるので気をつけましょう。
Excelでエントリーシートや履歴書を作成するポイントについては、「履歴書をエクセルで作成する方法は?手順やポイントを解説」の記事で解説しているので参考にしてください。
消失するリスクがある
Webエントリーシートはデータで作成するため、データが消えてしまうリスクがあります。こまめに保存したり、バックアップをとったりしておきましょう。
たとえば、インターネットが切れてしまい、入力内容が消えてしまう場合があります。また、ExcelやWordなどのファイルをなくしてしまう恐れもあるでしょう。
もしものときに備えて、普段使いのパソコン以外にデータを保存したり、1つの項目を入力するごとに保存したりと工夫をするのがおすすめです。
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Webエントリーシートを作成する際の4つのポイント
Webエントリーシートを作成するときは、以下を意識してまとめましょう。紙媒体とは異なるポイントになるため、それぞれの内容を確認し、エントリーシート提出の参考にしてみてください。
事前にメモ帳などで下書きを作成しておく
Webのエントリーシートを作成する際は、あらかじめオフラインでWordやテキストソフトを使い、下書きを作成しましょう。Webからの提出では、回線状況によっては入力内容が消去する可能性もあります。
また、Webの場合は、ページにアクセスしてから提出するまでに制限時間を設けているケースが多いので、ある程度のスピード感も必要です。
事前に下書きを作成しておけば、こうしたWebエントリーシートならではの特徴に対応できます。提出の際はコピーペーストで大枠を作成し、内容に誤りがないか入念に確認することが重要です。
記号を使って見やすさを工夫する
Webエントリーシートを作成する際は、記号を使い分けて見やすさを工夫しましょう。読みやすいデザインになるよう、「」、【】、①(丸数字)などの記号を使うのがおすすめです。
しかし、企業によっては入力箇所の改行ができないケースもあります。その場合は、改行部分に■などの記号を入れて対応しましょう。
やみくもに記号を使っても読みづらいため、それぞれの記号を使う際は自分のなかでルールを決め、「初めて読む人でも理解しやすいか」という視点を心掛けましょう。
文字数は上限の8割以上にする
Webエントリーシートは文字数や行数が指定されている場合が多いです。Webの場合、文字の大きさや文字装飾を変更することができないため、文字数が少ないと空白が目立ち、見映えが悪くなります。
また、少ない文字数では内容が薄くなり、採用担当者の印象に残らない可能性も。このようなことを防ぐためにも、指定の文字数、行数に対して、必ず8割は埋めるようにしましょう。
誤字脱字を複数回確認する
手書きのときには起こらないような変換ミスも、キーボードやフリック入力では発生しかねません。また、コピーした範囲が実際は一文足りていなかったり、重複したりする可能性もあります。
Webエントリーシートは作成の手間が省ける反面、うっかりミスをするリスクがあるため、完成したら複数回見直すようにしましょう。
「就活生の大半はダメなエントリーシートを書いている」をもとに、自身が作成したエントリーシートの見直しをしてみるのもおすすめです。
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Webエントリーシートを作成するときの3つの注意点
Web上でエントリーシートを作成する際、注意すべき箇所が3つあります。ポイントだけでなく注意点も把握し、スマートにエントリーシートを提出しましょう。
操作を誤るとデータを消してしまう
Webエントリーシートを作成するときは、操作を誤るとデータを消してしまう恐れがあるので注意が必要です。
入力を進めるなかで、うっかり「戻る」ボタンを押してしまったことで、書いたものが消えることがあります。うっかりとデータを消してしまわないようにするためにも、Wordやメモ帳などで原稿を書き、保存するなど、バックアップを取っておくと便利です。
バックアップがあればコピー、ペーストで簡単に復元できるので安心して作成できるでしょう。
証明写真のアップロード方法を調べておく
Webエントリーシートの場合にも証明写真をアップロードする必要があるため、アップロード方法に注意が必要です。証明写真を掲載する際、紙の場合は写真を切り取って貼るという簡単な作業ですが、Webの場合は慣れていないと時間がかかってしまうことも。
エントリーシートをWebで初めて作成する方は、写真のアップロード方法を事前に確認しておきましょう。
証明写真をデータ化する方法については、「証明写真のデータ化はどうやる?5つの方法や実施時の注意点を解説」の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
あまりにも遅い時間には提出しない
Webエントリーシートの提出時間に関して、あまりにも遅い時間に提出するのは避けるべきです。何時に提出しても企業に迷惑がかかることはありませんが、深夜や期限ギリギリに提出すると、「時間管理能力」を疑われる可能性もあります。
また、提出時間ギリギリの場合、サイトのアクセスが集中してサーバーの応答に時間がかかったり、サーバーがダウンしたりすることも。Webエントリーシートの場合でも、紙と同様、スケジュールに余裕をもって早めの提出を心掛けましょう。
就活のやり方をもう一度振り返ってみたい方もいるかもしれません。そのような方には、「就活のやり方を徹底解説!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」や「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事をおすすめします。
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Webエントリーシートの作成に不安を抱えるあなたへ
Webエントリーシートでのアピールに不安がある場合には、就職エージェントで添削を受けるのがおすすめです。
就職エージェントのキャリアチケットでは、マンツーマンであなたのWebエントリーシートを添削します。自己分析の進め方や企業研究など、エントリーシートを作るための準備もサポートするので安心してください。キャリアチケットと一緒に就活への不安を解消し、後悔のない就活を実現しましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。