このページのまとめ
- アルバイト経験をESでアピールする人は多く、働いた経験から得た強みを伝えやすい
- アルバイト経験をESに書く前に、自己分析で企業のニーズとマッチする強みを探す
- アルバイト経験をESに書くときは、成功・失敗体験から学んだことや仕事の活かし方を盛り込む
アルバイト経験をES(エントリーシート)に書くか迷う就活生が多いようです。アルバイト経験から気づいた強みをアピールすることは、選考突破に効果的な方法の1つといえます。しっかりと自己分析を行い、企業のニーズに合う強みをさがしましょう。
この記事では、アルバイト経験をESでアピールする方法や注意点を文字数ごとの例文付きで解説します。アルバイト経験から企業が知りたいことも紹介したので、参考にしてください。
エントリーシートについて詳しく知りたい方は、「エントリーシートの書き方は?基本のマナーから選考突破のポイントがすべてわかる!」も参考にしてください。
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- 就活のESにアルバイト経験を書いてもいい?アピールできるスキルを紹介
- アルバイト経験を書く欄がある企業は経験を重視する傾向
- アルバイト経験からアピールできる強み一覧
- アルバイト経験から企業が知りたい3つのこと
- 1.社会経験の有無
- 2.アルバイト経験から得たこと
- 3.社風に合っているか
- アルバイト経験をESに書くときの3つの注意点
- 1.店名や会社名は記載しない
- 2.場合によっては印象のよくないアルバイトも
- 3.成功・失敗した事実だけを紹介しない
- アルバイト経験をESでアピールする書き方3ステップ
- ステップ1:自己分析で企業ニーズにマッチしたエピソードを探す
- ステップ2:頑張ったこと・成果を出したことの根拠を示す
- ステップ3:アルバイトから学んだことを仕事で活かす方法を盛り込む
- アルバイト経験をESに書くときの文字数別の例文
- 30文字のアルバイト経験の例文
- 50文字のアルバイト経験の例文
- 80文字のアルバイト経験の例文
- 100文字のアルバイト経験の例文
- 150文字のアルバイト経験の例文
- 200文字のアルバイト経験の例文
- アルバイト経験をESに書くときのNG例文
- 成功に至るまでの過程が具体的に書かれていない例文
- 全体的に抽象的でありきたりな内容になっている例文
- アルバイト経験のES作成で悩むあなたへ
就活のESにアルバイト経験を書いてもいい?アピールできるスキルを紹介
就活の選考で使われるES(エントリーシート)にアルバイト経験の記入欄が設けられていない場合、自己PRや志望動機にアルバイトのエピソードトークを入れるか迷う就活生が多いようです。「学生時代はバイトしかしてこなかったのか」と、企業側にマイナスなイメージを与えてしまわないか不安に思う学生もいるでしょう。
アルバイト経験をESに書くことで、自分の強みをアピールできます。仕事への取り組み方が分かり、社会性の有無が確認できるためです。
エントリーシートの必須の記入項目として、アルバイト経験欄を設ける企業もあり、経験した仕事内容を知りたい企業も多いようです。ここからは、アルバイト経験欄を設ける企業が知りたいことやアピールポイントになるスキルを解説していきます。
アルバイト経験を書く欄がある企業は経験を重視する傾向
ES(エントリーシート)にアルバイト経験を書く欄を設けている企業は、就活生の経験を重視する傾向にあります。アルバイト歴から、仕事を通じて身についた社会性や仕事への価値観が分かるためです。
一方で、ESにアルバイト経歴を記載する専用の欄を設けていない場合は、さほど重視していない可能性もあります。エントリーシートで好印象を残すには、企業が求める人物像や確認したいこと・意図を汲み取って回答することが重要なポイントです。
アルバイト経験のアピールにどの程度効果があるのか、専用の記入欄の有無も参考にしながら判断しましょう。
アルバイト経験からアピールできる強み一覧
ESにアルバイトの仕事経験を盛り込む際は、事実だけではなく学んだことや身につけたスキルを伝えることが重要なポイントです。アルバイト経験で身につけられるスキルや強みについては、以下の項目を参考にしてみてください。
・自ら進んで工夫した経験:主体性、積極性
・長期間働いた経験:継続力、ストレス耐性
・お客様から感謝された、笑顔にできた経験:ホスピタリティ、人の気持ちやニーズをくみ取る力
・バイトリーダーの経験:リーダーシップ、マネジメント能力
・沢山シフトに入りバイト先に貢献した経験:コミットメント力、忠誠心
・接客のトラブルやクレーム対応:臨機応変に対応する力
・仲間と協力した経験:サポート力、協調性、リーダーシップ
・変わったバイトやハードなバイトに挑戦した経験:行動力、チャレンジ精神
一口にアルバイトといっても、仕事内容はさまざまです。自身のアルバイト経験を振り返り、志望企業の職種や仕事内容に活かせるものを選び、オリジナルのエピソードを考えてみましょう。
接客業のアルバイトを経験している就活生は「自己PRで接客のアルバイトの経験をアピールしよう!例文もあわせて紹介」の記事も参考にしてください。
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アルバイト経験から企業が知りたい3つのこと
選考で使用するES(エントリーシート)にアルバイト経験を書く際は、採用担当の目線を踏まえてまとめることが重要なポイントです。ここでは、アルバイト経験から企業が知りたい3つのポイントを解説します。
1.社会経験の有無
企業は、ESのアルバイト経験を通して、就活生に社会経験があるかどうかを把握しています。アルバイトは時給制の報酬形態が大半ですが、「働いた勤労時間の対価」として報酬が支払われるという社会の基本的な仕組みには変わりありません。
社会の仕組みに関して、アルバイト経験から少しでも理解できると、「責任感のある人材」として評価されやすくなるでしょう。また、アルバイト経験のある学生には、社会人としての基本的なマナーも備わっている、という印象を持たれやすいです。
職務歴がない学生に対し、仕事への自覚や責任感、ビジネスマナーが入社前から身についているかどうかは、採用の重要な判断基準になります。
2.アルバイト経験から得たこと
ESにアルバイト経験を書く場合は、報酬以外で得た経験や学びを盛り込むことも大切です。企業は、ESのアルバイト経験から「何を得た、学んだのか」「それを仕事にどう活かせるか」という点も見られているからです。例えば、以下のような経験が挙げられます。
・周りは気が進まない調子で対応しているのに対して、自分は難なく対応していた経験
・気がつけば時間があっという間に過ぎていた経験
・同じアルバイトのなかで優れた成績を収めた経験
学生時代のアルバイトでは、お金を得ることを目的に選ぶ方が多いでしょう。しかし、実際に働いてみると、多かれ少なかれ特別な経験が得られます。
特徴的な経験を思い出して、自身の成長や学びへの繋がりを自己分析で深堀して言語化することが大切なポイントです。学びが志望動機につながる内容ならば、話に一貫性がうまれて高評価につながる可能性もあります。
また、アルバイト経験からは、仕事に対する姿勢や取り組み方、モチベーションの高さも図ることができます。アルバイト経験を丁寧に分析し、印象に残っている出来事から、学んだことや得たことを言語化してエントリーシートに記載しましょう。
3.社風に合っているか
ESのアルバイト経験から、就活生が自社の社風に合っているかも見ています。アルバイト先を興味のある仕事内容から選ぶケースも多く、仕事を選択する動機が推測できるためです。
例えば、居酒屋のホールスタッフとしてアルバイトしていた経験がある就活生は、コミュニケーション能力を重視する企業や社風に有利といえます。また、コールセンターのアルバイト経験がある就活生は、事務職やカスタマーサポートなど、丁寧な対応が求められる企業との相性がアピールできるでしょう。
アルバイト経験と志望する企業との間に接点がまったくない場合は、志望動機との関連性をしっかり書いたほうがよいかもしれません。もしくは、アルバイト経験を積極的にアピールしないほうが得策なこともあるでしょう。
企業との共通点が分かるような志望動機や仕事内容をエントリーシートでアピールできるように、自己分析でアルバイト経験を振り返ってみましょう。効果的なアピール方法については「「学生時代頑張ったこと」でアルバイト経験をアピールする6つの方法を解説」の記事も参考にしてください。
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アルバイト経験をESに書くときの3つの注意点
アルバイト経験をES(エントリーシート)に書く場合の注意すべきポイントを3つ解説します。
1.店名や会社名は記載しない
ESにアルバイト経験を書く際は、店名や会社名を記載する必要はありません。
志望する企業の競合・ライバル店がアルバイト先である可能性もあるでしょう。また、守秘義務や情報漏洩に対する意識が低いと思われてしまうリスクもあるため、店名などは伏せるのが無難です。
アルバイト経験を書くときは、「コンビニエンスストア」「ファミリーレストラン」など、カテゴリーの総称で言い換えましょう。また、「コンビニ」「ファミレス」と略して表記しないよう注意してください。
エントリーシートや履歴書は、書類選考の1つとして企業に提出するものです。社会人の最低限のマナーとして、正式名称で記載しましょう。
2.場合によっては印象のよくないアルバイトもある
場合によっては、アピール内容としてふさわしくないアルバイト経験や仕事内容も存在します。以下のアルバイトをしている就活生は、エントリーシートへの記載は慎重になる必要があるかもしれません。
・水商売
・ギャンブルに関わるアルバイト
・反社会的と思われかねないアルバイト
特に、伝統を重んじるような歴史のある企業の場合、組織風土が比較的堅い傾向にあります。アルバイト経験自体は社会性を養う上で重要なポイントですが、企業の性質・特徴を踏まえたエピソードを選びましょう。
一方で、サービス業やエンターテインメント系の企業など、アルバイト経験と比較的親和性の高い企業を志望する場合には、企業が求める人材にあわせてアピールできるはずです。
アルバイト経験でも、業界・業種によってはマイナスの印象を持たれかねないことは理解すべきポイントです。
3.成功・失敗した事実だけを紹介しない
アルバイト経験自体は多くの就活生がしているため、仕事をした事実だけを紹介してもアピールポイントにつながりません。印象的なエピソードや学んだこと、仕事で貢献できることを伝えることが大切なポイントです。
また、エピソードは成功体験である必要はなく、失敗体験でも構いません。企業は選考で、得た成果や結果よりも、その「過程」を重視しているからです。失敗から何を学んだのか、次にどう活かすのかをアピールすることで、「失敗や困難にも負けず、自分に解決策を見出して今後に活用できる人材である」という高評価につなげることもできます。企業・採用担当者に自分を採用するメリットが伝わるように内容をまとめることがポイントです。
エピソードの選び方に関して詳しく知りたい就活生は「学生時代に力を注いだことはどうアピールする?伝え方のコツと例文を解説」もあわせてご覧ください。
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アルバイト経験をESでアピールする書き方3ステップ
エントリーシートにアルバイト経験を書いてよいとはいっても、履歴書の経歴のようにアルバイト経験を羅列してもアピールポイントにはなりません。ここでは、ESや書類選考でアルバイト経験を書くときの3つのポイントを解説します。
ステップ1:自己分析で企業ニーズにマッチしたエピソードを探す
アルバイト経験のエピソードは、企業のニーズを踏まえた内容を選びましょう。自分の強みが企業の求める人材像に合っていないと、採用につなげることは難しいからです。
企業ニーズを把握するためには、自己分析と企業研究を徹底することが欠かせません。ここからは、自分の強みとエピソードの具体的な探し方を見ていきましょう。
企業が求める人物像を調べる
まずは、企業の採用ホームページに記載されている「企業が求める人物像」に目を通しておきます。その上で、社員へのインタビュー記事や社員紹介ページを確認して、書かれている内容をチェックしましょう。
例えば、社員へのインタビュー記事には、以下のように書かれている場合があります。
「最初は成果が出なかったのですが、粘り強く努力し続けた結果、同期のなかで最も優秀な成績をあげることができました」
ここでは、「粘り強さ」「継続力」を持つ社員が活躍した内容が書かれています。つまり、求める人物像に粘り強く継続している就活生を求めている傾向があると考えられるでしょう。
社員へのインタビュー記事は、採用後の働き方をイメージするためだけでなく、会社からの隠れた意図を汲み取る材料にもなります。就活で企業研究をする際は、採用ホームページに掲載されているすべての情報に目を通しましょう。
求める人物像に合う自分の強みを探す
アピールすべき強みが見つかったのであれば、その強みを裏付けるエピソードを選びます。アルバイト経験のなかで印象に残っている出来事を自己分析したり、アルバイト仲間や店長などに聞いたりしてもよいでしょう。
その強みを最もアピール出来るエピソードを選定する
最後に、見つかった自分の強みの中から、最もアピールできるエピソードを選びましょう。強みをアピールする際は、1つに絞ると効果的です。さらに、仕事への熱意や企業への志望度が伺える一貫性が出ると、採用担当からの評価も高くなりやすくなります。
ステップ2:頑張ったこと・成果を出したことの根拠を示す
アルバイト経験のエピソードをまとめる際は、自分が頑張ったことや成果を出したことが客観的にわかるようにしましょう。客観的に伝えるためにも、行動量や成果は数字を使って定量的に表すことが大切なポイントです。
例えば、以下の内容では、抽象的すぎて分かりにくい表現が目立ちます。
「接客トークに自信がなかったため、沢山の時間を練習に充てた結果、誰よりもお客さんに褒めてもらえるようになりました。」
「沢山の時間」がどの程度か分かりません。また、「誰よりも」は具体的な人数を示さないとアピールポイントにはつながらないでしょう。そこで、以下のような文章に修正してみてください。
「接客トークに自信がなかったため、毎回のアルバイト終わりに1時間接客の練習をしたところ、20人いるアルバイトのなかで、最もお客さんに声をかけて褒めてもらえるようになりました。」
行動量が「毎回のアルバイト終わりの1時間」と明確に記載されています。さらに、「20人」という具体的な人数を示しているため、成果も伝わりやすいでしょう。
このように、時間や人数、金額など、数値で表すことによってエピソードに具体性を持たせることができます。「自己PRの書き方は?就活で評価される構成と8つのコツを例文つきで解説」では、自己PRの書き方を詳しく解説しているため、あわせて参考にしてください。
ステップ3:アルバイトから学んだことを仕事で活かす方法を盛り込む
最後に、「アルバイト経験からどのようなことを学び、仕事でどう活かせるか」にも触れて締めくくりましょう。先ほど紹介したエピソード部分から展開させ、仕事への意気込みなどにつなげてください。
アルバイト経験のアピールに限らず、エントリーシートの設問に対する回答は、「結論・理由・具体例・結論」という論理展開にするのが一般的です。仕事での活かし方などは最後の結論部分に記載します。具体例と結論に関して、以下の流れで書くときれいにまとまるでしょう。
・アルバイト経験で得た強み
・アルバイトの内容
・アルバイトのなかで直面した困難
・困難を乗り越えるためにとった行動
・行動した結果
・結果から学んだことや仕事への活かし方
困難を乗り越えた具体的エピソードとともに、アルバイト経験で得た強みを入社後にどう活かすかを伝えることが重要です。その際、「社員から頼まれた難しい仕事をこなした」という受動的な姿勢ではなく、自分から取り組んだ能動的な行動を盛り込むと高評価につながりやすいでしょう。
採用担当の目線を忘れず、企業が求める人材であることをどれほど伝えられるかに注力して、アルバイト経験をまとめましょう。アルバイト経験や学生時代に頑張ったことをアピールするコツについては「学生時代頑張ったことでアピールするコツは?テーマ別に例文を紹介!」の記事も参考にしてください。
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アルバイト経験をESに書くときの文字数別の例文
ES(エントリーシート)にアルバイト経験を書く際の具体例を、50文字・100文字・200文字でまとめました。まずは、事前に伝えたい項目を整理してしていきます。エピソード部分の要である「課題」「行動内容」「結果」をまとめておくと、企業によって文字数が前後してもスムーズに書けるようになります。
例えば、アパレルのアルバイト経験をエントリーシートに書く場合には、以下のようにまとめた上で実際に書いていきましょう。
・課題:知識も自信も無いため、せっかくの販売チャンスを逃してしまうこと
・行動内容:先輩をまねして声掛けの量を△倍にして、お客様との会話を重視することで、会話からニーズ引き出した
・結果:行動した2ヶ月後から、15名中1位の販売実績を3ヶ月連続で出せた
ここから紹介する例文を、志望する企業のエントリーシートに照らし合わせて言い回しの参考にしてください。
30文字のアルバイト経験の例文
ビジネスバッグ販売店での店舗リーダー
アルバイト経験を30文字で求められている場合は、面接で触れてほしい内容を簡潔に記載しましょう。成績や学んだ内容を詳しく記載する必要はありません。また、複数のアルバイト経験がある場合は、志望企業と共通点のある職種を書くといいでしょう。
50文字のアルバイト経験の例文
アパレルのアルバイトでお客様への声掛けを2倍にした結果、店舗で1位の売上を3ヶ月連続であげました。
50文字の場合は伝えられる内容が非常に少ないため、結果を端的に伝える書き振りが重要なポイントです。
・何のアルバイト経験であるか
・どのような行動をとったのか
・その結果
上記の項目を盛り込めば、どのような経験・行動をして、成果を出したのかがコンパクトに伝えられます。数字を入れて具体的にアピールしましょう。
80文字のアルバイト経験の例文
アパレルのアルバイトでは、売上1位の成績を3ヶ月連続維持しました。知識量の課題を克服するために、会話量と声掛けの回数を2倍に増やした結果だと考えています。
80文字のアルバイト経験では、50文字の文章を2文に分け、より分かりやすく伝えられます。結果や課題を端的に記載し、努力した内容で締めくくりましょう。
100文字のアルバイト経験の例文
私はアパレルのアルバイトに力を入れ、店舗で15名中1位の売上を3ヶ月連続であげました。
知識量に課題があったため会話量を意識し声掛けの回数を2倍に増やして、沢山の会話からニーズを聞くことに注力しました。
100文字の場合は、80文字よりも分かりやすく2つの文章をまとめていきます。一文目に結論を伝え、二文目に課題と行動内容をまとめて結論を補足します。より具体的な内容を追加し、読み手に伝わりやすい文章を作りましょう。
150文字のアルバイト経験の例文
私はアパレルのアルバイトに力を入れ、店舗で15名中1位の販売実績を3ヶ月連続であげました。先輩社員を真似して要領を掴み、声掛けの回数を今までの2倍に増やしました。
会話の量を意識した結果、お客様との会話からニーズを聞いてうまく提案できるようになり、15人中1位といった大きな成果を残せました。
アルバイト経験を150文字で伝える場合は、最初に具体的な成果を記載し、過程を説明していきます。最後は結論で締め、伝わりやすい文章が完成します。
200文字のアルバイト経験の例文
私はアパレルのアルバイトに力を入れ、店舗で15名中1位の販売実績を3ヶ月連続であげました。
始めた頃は知識も自信も無く、お客様への販売チャンスを逃すことが何度もありました。そこで、まずは先輩社員を真似し、お声掛けが最も大事だと考え、声掛けの回数を今までの2倍に増やしました。
会話の量を意識した結果、お客様との会話からニーズを聞いてうまく提案できるようになり、15人中1位といった大きな成果を残せました。
200文字の分量は、何を伝えたいかが分かりやすくなり、一貫性のある内容として印象に残りやすくなるでしょう。さらに例文を見たい方は「大切にしている価値観の見つけ方と伝える際のコツ|質問と回答例文あり」の記事も参考にしてください。
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アルバイト経験をESに書くときのNG例文
ES(エントリーシート)にアルバイト経験を書く際のNG例文も紹介します。
成功に至るまでの過程が具体的に書かれていない例文
私は、コンビニエンスストアで2年間アルバイトをしました。
アルバイト先では毎日大量の弁当類が廃棄されており、店舗における最大の課題でした。そこで私は、「弁当の廃棄を減らすためにできることがあるはずです」と店長に直談判して、店長も賛同してくれました。
その後、提案と実行を繰り返した結果、弁当類の廃棄量を半分以下に減らすことができました。この経験を活かして、貴社でも提案力と行動力を発揮していきたいです。
上記のNG例では、「弁当類の廃棄」という課題が解決されたこと、その過程で提案・実行したことが伝わります。最後の結論で会社に貢献する姿勢を示している点は評価できるポイントですが、具体的な提案内容や減らした量は不明確です。
廃棄量を減らすための提案内容(発注量の見直し、廃棄量がとくに多い日の天候や曜日などの分析、期限が迫った場合の値下げなど)は、可能な限り具体的に示したほうが、採用担当もイメージしやすいでしょう。
結果に関しても、仕入れ額ベースで3万円分の廃棄を減らせたのか、売上額にして1万円相当など、変化量を明示できる書き振りが重要なポイントです。
全体的に抽象的でありきたりな内容になっている例文
私は、居酒屋のアルバイトに励んでいます。お客様とのコミュニケーションをしっかり取るために積極的に会話をし、常連客を獲得することを目標に掲げました。今では多くの常連客が頻繁に来店するような店舗になり、アットホームな空間で働いています。
上記は、抽象的で読み手に伝わりにくい文章です。常連客を獲得するまでの期間や過程が、アバウトな表現で記載されているためです。できるだけ具体的な内容にできるように、自己分析でアルバイトで得た経験を振り返りましょう。
「【実際のESをプロが添削!ES書き方講座#2】~Mさんガクチカ:アルバイト編~」では、アルバイト経験について書かれたESを実際に添削した内容をまとめているため参考にしてください。
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アルバイト経験のES作成で悩むあなたへ
ES(エントリーシート)でアルバイト経験を伝える際は、自己分析で企業ニーズにマッチしたアピールポイントを探し、仕事で活かす方法を盛り込みましょう。書類選考の1つのエントリーシートは、分かりやすく自分の強みを伝える必要があります。
しかし、高品質なES作成は、自分一人ではなかなか難しいときもあり、「プロからの専門的なアドバイスが欲しい」と思っている方もいるのではないでしょうか。そんなあなたには、就活の就職エージェント「キャリアチケット」の利用が特におすすめです。
就活エージェントであるキャリアチケットでは、専任アドバイザーによるESや自己PRの添削、面接対策など、ひとりひとりの悩みに合わせた丁寧なサポートを提供しているので、新卒や就活をはじめたばかりの方でも安心です。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。