旅行会社の志望動機を作成するポイントは?評価される構成や例文を解説

このページのまとめ

  • 旅行会社の志望動機では「旅行業界や志望企業を選んだ理由」が重要
  • 旅行会社の志望動機は、どの職種で何を成し遂げたいのか伝えるのもポイント
  • 旅行会社の志望動機で「旅行好き」のアピールはほかの就活生と被りやすいので注意

旅行会社の志望動機を作成するポイントは?評価される構成や例文を解説のイメージ

「旅行会社の志望動機はどのように作ればいいの?」「アピールするためのコツは?」などと気になる就活生も多いでしょう。志望動機で評価されれば、内定獲得が大きく近づきます。しかし、自分の考えをわかりやすく伝えるのは難しく、困ってしまう部分です。

この記事では、旅行会社の志望動機を作る際のポイントや例文を紹介しています。最後まで読めば、旅行会社の選考を通過できる志望動機が作成できるようになるはずです。

志望動機の作り方を相談したい

   
目 次

旅行会社や旅行業界とは?志望動機作成前に知っておこう

旅行会社や旅行業界とは、旅行者のための移動手段の確保や宿泊施設の手配、旅行プランの作成、販売などを行う会社や業界です。ホテルなどの宿泊施設・バスや電車などの交通機関と、旅行者のマッチングを実施しています。

旅行業界は景気によって売上や成長が左右されるものの、比較的安定しているといわれる業界です。また、訪日外国人も増加傾向にあり、日本国内の旅行需要も高まると予想されています。さらなる規模拡大が見込まれる業界でしょう。

旅行業界については、「旅行業界の仕事内容とは?関連会社や近年の動向も紹介」の記事で詳しく解説しています。選考を通過できる志望動機を作れるように、業界や仕事内容への理解も深めておきましょう。

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旅行会社の志望動機作成に向けて知っておきたい業界の現状

旅行会社の志望動機を作成するにあたり、旅行業界の現状も知っておきましょう。業界について学ぶことで、どのような人材が求められているかや、今後どのような成果を残していくべきかがイメージできるようになります。

ここでは、旅行業界の現状を3つ紹介するので、参考にしてください。

コロナ禍から回復しつつある

新型コロナウイルスで打撃を受けた旅行業界も、徐々に回復しつつあります。観光庁の「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によると、海外旅行の総取扱額は72,532,223千円で2023年度と比べて86%増加しました。外国人旅行の総取扱額は46%増加、国内旅行の総取扱額は11%増加と、全体的に売上は増加しつつあります。

ただし、新型コロナウイルスが発生しだした2019年と比べると海外旅行の総取扱額は55%、外国人旅行者の総取扱額は85%と、回復しきってはいない状況です。以前よりも旅行する人々を増やすために、旅行会社や旅行業界の施策が重要になります。

参照元
観光庁
旅行業者取扱額

旅行のOMO化が進んでいる

OMOとは、Online Merges with Offlineの略です。オンラインとオフラインの場を融合させ、どちらの場合でも顧客体験が変わらないようにサービスを提供する施策を指します。

旅行業界においては、店舗での旅行販売に代わって、ウェブサービスの販売が増えてきている状況です。OMO化が進むことで、より柔軟性の高い旅行計画が立てられる機会が増える可能性もあります。

OMO化に伴い、ツアー状況を管理するシステムの構築など、ITに関する知識やスキルを持った人材が必要とされます。

オーバーツーリズムへの対策が求められている

オーバーツーリズムとは、観光地が受け入れられる以上に観光客が来てしまう状況のことです。観光客が増えることは旅行業界にとってよいことですが、観光地の景観を損ねてしまう場合があります。

また、観光客が増えて対応が難しくなることで、トラブルになる可能性も。観光地の魅力を下げないためにも、オーバーツーリズムに対して幅広い視点から、旅程を提案できる人材が求められています。

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旅行会社の職種や業務は?志望動機作成に向けて解説

旅行会社の職種には、ツアープランナーやツアーコンダクターなど複数の種類があります。志望する職種によって志望動機の内容も変わってくるので、どのような業務を行うのか知っておきましょう。

ツアープランナー

ツアープランナーとはお客さまのニーズにあわせてツアーを企画する業務です。宿泊と移動手段がセットになっているパッケージツアーを中心に提案を行います。

ツアーの企画だけではなく、次のような業務を行うことも知っておきましょう。

・旅行場所の現地視察
・日程調整
・滞在先の選定
・宿泊先や利用交通機関の確保
・ツアーに含まれる観光地のチケット手配
・食事の手配

また、企画職は就活生から人気のある職種です。キャリアチケットが「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」で「25卒学生が就職したい職種」を聞いたところ、企画職・マーケティング職は27%で一番人気でした。

【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査のイメージ

引用:キャリアチケット「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査

企画職のように人気な職種は志望者が多く、選考の倍率も高くなります。就活対策をより入念に行い、選考に挑むようにしてください。

参照元
キャリアチケット
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カウンターセールス

カウンターセールスは、旅行会社の店頭に立ち、旅行商品を扱う仕事です。チケットの手配や利用施設の予約、パスポートの確認など、販売に付随する業務も行います。

ツアーオペレーター

ツアーオペレーターは、ツアー旅行に欠かせない、「航空チケット」「宿泊先」「バスや鉄道などの移動手段」などの価格を交渉し、予約を確保する仕事です。

ツアーオペレーターの交渉によってツアー料金が変動する場合も多く、価格を抑えてすばらしい内容を手配するコミュニケーション能力が求められます。

アウトセールス

アウトセールスとは、企業や学校、団体などに向けて、ツアーの営業活動を行う仕事です。顧客が訪れるカウンターセールスとは異なり、アウトセールスは自分から営業をかけに行きます。

団体旅行は個人旅行よりも参加人数が多く、売上も高くなります。いい結果を残せばリピーターも期待できるので、アウトセールスが活動して団体客を獲得する動きも重要です。

メディアセールス

メディアセールスは、新聞や雑誌、Webサイトなどのメディアを使い、どのように広告を出すか決める仕事になります。メディアによって対象になる層が変わるため、「どのメディアに」「どのようなツアーを紹介するか」を選ぶセンスが求められるでしょう。

また、適切なツアーを紹介するため、過去のデータや顧客の特性を把握するのも大切です。データを分析し、仮説を立て、実行する力が求められます。

チケッティング

チケッティングは、旅行に欠かせない予約や発券を中心に行う仕事です。次のようなチケットの発券を行うので確認しておきましょう。

・航空チケット
・列車
・船
・バス
・コンサート
・美術館
・ホテル

チケッティングが選ぶルートや時間によって、ツアーの内容も変わります。そのため、経験や知識が重要になる仕事です。

ツアーコンダクター

ツアーコンダクターは、ツアー旅行を案内し、お客さまの接客を行います。ほかの仕事とは異なり、旅行先でお客さまの対応を行う点が特徴です。

旅行会社の職種は多く、志望動機ではどの職種を志望しているか伝えるのも欠かせません。企業研究や職種研究を行い、自分の興味のある職種を見つけましょう。

企業研究の方法は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しています。

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旅行会社の志望動機で評価されるスキル

志望動機では熱意や入社意欲だけではなく、強みやスキルでアピールするのも大切です。ここでは、旅行会社や旅行業界の選考で評価される5つのスキルを紹介するので参考にしてください。

コミュニケーション能力

旅行会社はお客さまとのやり取りが多いため、コミュニケーション能力が評価されます。お客さまの付き添いを行うツアーコンダクターはもちろん、ツアープランナーも現地の視察を行う際にコミュニケーション能力が必要です。

また、旅行会社の業務は一人で進めるものではなく、協力して行うケースが多い傾向にあります。そのため、同僚とも円滑に業務を進められるコミュニケーション能力が評価されるでしょう。

コミュニケーション能力をアピールするコツについては、「自己PRでコミュニケーション能力を伝える方法は?具体化のポイントを解説」の記事を参考にしてください。

企画力

ツアープランナーを目指す場合は、企画力も求められるスキルです。お客さまのニーズに合わせて、注目を集める企画を作り上げる必要があります。

また、新しい企画を作るだけではなく、自社や業界の課題を解決するための企画力も重要です。たとえば、新型コロナウイルスで落ち込んだ売り上げを回復させるために、より旅行をしたくなる企画が求められています。

ニーズや課題解決などそのときの状況に応じて考え、企画できる力があれば評価されるでしょう。

提案力

お客さまに旅行の紹介や販売を行う提案力も必要な能力です。お客さまが求めているものを察知し、わかりやすく伝える力が評価されます。

提案力を養うためには、自社のサービスはもちろん、旅行先や社会情勢なども含めた情報収集力も大切です。知識や経験を踏まえて、適切な提案ができる人材が必要とされています。

対応力

お客さまと接する業務では、イレギュラーにも対応できる力が必要です。仕事では予定していたプラン通りにいかない場合も多く、従業員のその場の判断が求められる場合もあります。

たとえば、渋滞で到着時間が遅れてしまうと、トラブルやクレームにつながってしまうかもしれません。お客さまの話を聞きながら、冷静に業務を行う対応力が評価されるでしょう。

思いやり

お客さまのことを思って行動できるかどうかも、旅行会社で見られているポイントです。自分が出したい商品や売りたいプランではなく、お客さまが行きたい商品を提供しなければ購入してもらえません。

ツアーコンダクターでも、お客さまを気遣った対応が求められます。自分のことだけではなく、相手のことを考える思いやりを持てる人物が、旅行会社には向いているでしょう。

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旅行会社の志望動機を伝える際のポイント

旅行会社の志望動機を作る際は、旅行業界を選んだ理由を伝えたり、具体的なエピソードを交えたりするのが大切です。志望動機を作成するポイントを解説するので参考にしてください。

旅行業界や志望企業を選んだ理由を明確に伝える

旅行業界の志望動機では、「なぜ旅行業界なのか」「なぜこの会社なのか」を明確に伝えましょう。他の会社や業界にもあてはまるような志望動機では、熱意が評価されません。

また、「旅行に行けて楽しそうだから」「自分にあうと思ったから」などの抽象的な理由は避けるようにしましょう。旅行は業務として行くものであり、自分が楽しむためのものではありません。

旅行業界や志望企業を選んだ理由を明確にするためには、自己分析や企業研究が必要です。自己分析の進め方は、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で解説しているので参考にしてください。

「旅行が好き」だけにならないようにする

志望動機では、「旅行が好き」だけを伝えないように気を付けましょう。旅行好きをアピールする就活生は多く、ほかの就活生との違いが生まれないからです。

志望動機では、旅行好き以外にアピールできる内容を考えておきましょう。企業研究を行い、企業方針や理念に共感を示す方法もあります。

旅行業界で求められる人材の特徴を把握する

旅行業界で求められる人物は、顧客のニーズを汲み取れる人です。傾聴力やコミュニケーション能力が求められます。また、他社と差別化したプランや提案ができるように、発想力も評価されるでしょう。

手配や予約、発券作業をミスなくスムーズに行える事務処理能力、顧客が満足できる対応力なども求められるため、自分の長所や強みと絡めてアピールすると好印象につながります。

自己PRと区別する

志望動機が自己PRにならないよう、内容を区別しておきましょう。志望動機は志望理由をアピールするものであり、強みやスキルをメインに伝える場面ではありません。

志望動機で求められるのは、「なぜ旅行会社を志望するのか」「どのようなきっかけがあったのか」などの理由です。強みやスキルを伝えるのも大事ですが、「△△の強みを持っているので、△△の仕事で活かせる」のように、少しアピールするだけで大丈夫です。

自己PRの考え方については、「自己PRってなに?答え方のコツや注意点を例文付きで解説」の記事で解説しています。自己PRと志望動機を混同する就活生は多いので、この記事を参考に区別しておいてください。

これからの旅行業界をどうしていきたいか伝える

これからの旅行業界をどのようにしていきたいのか、自分なりのビジョンを伝えましょう。どのように変えていくのか、具体的な行動もセットでアピールしてください。

ポイントは、志望企業で実現できるビジョンを考えることです。会社では実現できないビジョンや、方針と違うビジョンでは企業研究ができていないと思われてしまいます。

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旅行会社の志望動機を作るための構成

旅行会社の志望動機は、「志望理由」「きっかけ」「企業への貢献方法」の順番で伝えるのがおすすめです。伝わりやすい構成を学び、評価される志望動機を作成しましょう。

1.志望企業を選んだ理由を伝える

まずはなぜ志望企業や旅行業界を選んだのか、理由から伝えましょう。結論から伝えることで、あなたがどのような考えを持ってエントリーしたのかが伝わりやすくなるからです。

たとえば、「私が貴社を志望する理由は、△△だからです」のように伝えましょう。志望動機も第一印象が大切なので、簡潔でわかりやすく伝える工夫をしてください。

志望動機の書き出しのコツについては、「志望動機は書き出しを意識しよう!好印象を与える書き方を解説します」の記事でも詳しく解説しています。

2.志望理由のきっかけとなったエピソードを伝える

志望理由を考えるようになったきっかけも伝えておきましょう。オリジナルの経験やエピソードがあることで、ほかの就活生と差別化でき、印象に残りやすくなるためです。

エピソードを伝えるときには、具体的に示すことを意識してください。ありきたりな文章や内容では印象に残らず、選考に落ちやすくなってしまいます。

3.企業に対してどのように貢献できるか伝える

最後に、企業に対してどのように貢献できるのかを具体的にアピールしましょう。自分の強みを交えて、どのような業務や職種で活躍できそうか伝えてください。

たとえば、「文化祭実行委員会で培った企画力をもとに、ツアープランナーとして新しい企画を次々と生みだします」のようにアピールすれば、どのような仕事で貢献できるかが明確に伝わるでしょう。

「どの職種や業務で」「どのような強みで貢献するのか」の2つを伝えれば、評価されるアピールができるのでおすすめです。

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旅行会社の志望動機の例文

旅行会社の志望動機の例文を職種ごとに紹介します。どのような志望動機を書けばよいか悩んでいる方は、ぜひ選考の参考にしてください。

事務職の志望動機例文

私は、カウンターセールスとしてお客さまのニーズにあった旅行の提案をしたいと考え、貴社を志望しました。

幼少のころより両親がよく海外旅行に連れて行ってくれ、多くの経験をしてきました。その旅行のほとんどが個人ツアーで、航空券とホテルは貴社で手配し、残りは自分たちでプランニングするのが定番でした。

旅行の相談をしに貴社のカウンターを訪れたときに、個人ツアーにも関わらず日程の相談や現地でのおすすめの過ごし方、貴社では手配しない現地の交通機関の情報などのアドバイスをいただいたことをよく覚えております。

また、貴社は他社に比べて海外旅行に強みを持っており、私のように移動手段と宿泊先だけを手配できる個人ツアーからすべてプランニングされているパッケージツアーまで、幅広い商品を取り扱っています。

私もその幅広い商品から、お客さまのニーズに合うものを提案して満足の行く旅行のお手伝いがしたいと考えております。貴社で、これまでの経験や体験を活かして、パッケージツアー・個人ツアーに関わらず、旅行についてのアドバイスができるカウンターセールスとして活躍したいです。

ただし、例文をそのまま使うのはやめましょう。自分の経験がない志望動機は、オリジナリティがなく評価されないからです。あくまでも参考にし、内容は自分で考えるようにしてください。

企画職の志望動機例文

私が貴社を志望するのは、数々のすばらしい企画を実現してきた貴社にて、自分もお客さまを感動させられる企画を作りたいと考えたからです。

大学1年生のころ、貴社が企画したツアーに参加しました。コンセプトが明確な点に興味を持って参加したところ、ツアー内容はコンセプトどおり。自分が期待していた以上の内容でツアー期間中はいつもワクワクしていたのを覚えています。

一緒に参加した両親もツアーを楽しんでおり、「今までの旅行で一番楽しかった」と話していました。私も貴社にて企画を任せていただき、人々をワクワクと、感動させられる企画を作り出したいと思います。

ツアーガイドの志望動機例文

私が貴社を志望するのは、ツアーガイドとして日本の魅力を海外の方に紹介したいからです。

私は高校生のころに、貴社のツアーに参加したことがあります。ツアーガイドの方の案内がすばらしく、観光地の魅力が存分に伝わりつつ、楽しいお話でよい時間を過ごせました。

その経験があって、このすばらしい案内を海外の方にも届けたいと感じました。大学では外国語学部に入学し、英語と韓国語でコミュニケーションをとれるように勉強しています。

貴社ではこれから外国人観光客向けのツアーにもっと力を入れたいと伺いました。私の語学力を活かして、海外の方にでも魅力が伝えられるツアーガイドとして貢献したいです。

よりよい志望動機を考えるために、多くの例文を読んで参考にしてみましょう。志望動機の例文については、「志望動機を面接でうまく伝えたい!ポイントを例文付きで解説」の記事で多数紹介しているので、参考にしてください。

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旅行会社の志望動機におけるNG例文

ここでは、旅行会社の志望動機では避けたいNG例文を紹介します。なぜ避けたほうがよいのか、理由も含めて解説するので参考にしてください。

どの旅行会社にもいえてしまう例文

私が貴社を志望するのは、お客さまのニーズに応える旅行プランを作りたいと考えたからです。私は旅行好きで旅行会社のお世話になったことが多く、今度はプランを提供する側になりたいと思いました。

文化祭実行委員で企画を考えることが多く、人を楽しませる企画力には自信があります。貴社のツアープランナーとして、より多くのお客さまに楽しんでもらえる企画作りで貢献したいです。

どの企業にもあてはまる内容では、志望動機は評価されません。志望企業ならではのポイントを入れるようにしましょう。

たとえば、「ツアープランナーとして活躍したい」だけでは、旅行会社の多くにあてはまります。「なぜ他社のツアープランナーではだめなのですか?」と聞かれた際に、うまく答えられば選考には通過できません。

志望動機では企業研究を行い、他社との違いを明確にしておくことが大切です。

具体的なエピソードがない例文

私が貴社を志望するのは、一人でも多くの方に旅行を楽しんでもらいたいと考えたからです。業界のなかでも新しい企画を次々と発表する貴社であれば、実現できると感じました。

私は海外留学に1年行っており、語学力やコミュニケーション能力に自信があります。海外のお客さま含めて、多くの方々が楽しめるように貢献してまいります。

志望動機でアピールするには、具体的な経験やエピソードが大切です。特に、「志望理由をなぜそのように考えたのか」を具体的に伝えるとよいでしょう。

例文の場合、どのような部分から「業界のなかでも新しい企画を次々と発表する」と考えたのかを説明できます。「旅行に行こうとしたとき、ユニークな企画が目に入って実際に申し込んだ経験があるから」のように経験を詳しく伝えれば、より深いアピールになるでしょう。

エピソードは差別化できる部分なので、具体的に伝えるのがポイントです。特に、「なぜそのように感じたのか」などの考えや経験は聞かれやすいため、自分なりに深掘りして志望動機に盛り込むようにしましょう。

強みがわからない例文

私は、お客さまのニーズにあった旅行プランを提案し、お客さまに旅行の楽しさを伝えたいと考えています。

ツアー旅行であれば言葉や文化の違う海外でも気軽に参加できます。主要な観光スポットを効率的に回ることもできます。
そのなかでも、カウンターセールスは、旅行の楽しさを伝えるのに最適です。私の夢を叶えられると感じたので、貴社を志望いたしました。

強みや採用のメリットがわからない志望動機では、採用したいと思ってもらえません。志望動機では熱意だけではなく、「入社後に活躍できそうだ」と思ってもらえるかどうかが大切になります。

たとえば、「私の夢でした」のような理由では、企業側の採用メリットにはなりません。自分だけのメリットであり、入社しても活躍できるかはイメージできないでしょう。

志望動機で評価されて選考を通過するためには、企業目線で考えるのが大切です。「自分が面接官なら、選考を通過させるか?」を意識してみてください。

志望動機で避けたい内容については、「志望動機のNG例文集!改善策や注意すべきワードも解説」の記事で解説しています。旅行会社だけではなく、就活全体でのNGワードもあるので、チェックしておいてください。

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旅行会社の志望動機をどのように作るか悩むあなたへ

就活で旅行会社を志望する場合、志望動機の作成が重要です。どの企業で、どのような仕事をしたいのか、自分のやりたいことを具体的に表現できれば、企業へのアピールになります。

しかし、志望動機を作成し、自分の考えや思いをわかりやすく伝えるのは大変です。どのようにして伝えればいいか悩む場合もあるでしょう。

志望動機の作成に悩む場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。キャリアチケットでは、志望動機の作成から自己分析や企業研究まで幅広いサポートを行っています。アドバイザーがこれまでの経験を活かし、志望動機に関するアドバイスも送るので安心してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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