このページのまとめ
- 看護師の自己PRで協調性をアピールすると、チームで仕事ができる印象を与えられる
- 看護師の自己PRで協調性を伝える場合は、具体的なエピソードを盛り込むのがポイント
- 看護師の自己PRでは、「協調性」を「傾聴力」「サポート力」と言い換えることも可能
「看護師の自己PRで協調性を強みとして伝えるにはどうしたら良いのか」「効果的なアピールにつなげるコツはあるのか」などと悩む人もいるでしょう。自己PRでは、応募先の理念や事業内容と関連させて自分の強みを伝えることが大切です。
この記事では、看護師の自己PRで協調性を伝える際の書き方やポイントを解説します。看護学生向けに自己PRの例文を紹介するので、自分なりのアピールができるように工夫しましょう。
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- 看護師が自己PRで協調性を伝える際に与えられる印象
- チームで協力して仕事を進められる
- コミュニケーション能力が高い
- 患者さまと信頼関係を構築しやすい
- 協調性は医療・福祉分野で最も求められる能力の一つ
- 看護師が協調性をアピールするための自己PRの書き方
- 「協調性」が強みであると最初に伝える
- 強みを裏付けるエピソードを説明する
- 仕事で協調性をどのように活かせるか述べる
- 看護師の自己PRで協調性を伝える際の6つのポイント
- 1.分かりやすい構成を意識する
- 2.応募先の理念や事業内容と関連させる
- 3.協調性を別の言葉に言い換えてみる
- 4.自分の言葉や表現で伝える
- 5.志望動機と内容を区別する
- 6.経験や経歴だけを伝えないようにする
- 看護師が自己PRで協調性を強みとして伝える例文6選
- 1.協調性をアピールする例文
- 2.傾聴力をアピールする例文
- 3.柔軟性をアピールする例文
- 4.サポート力をアピールする例文
- 5.チームワークをアピールする例文
- 6.親しみやすさをアピールする例文
- 看護師の自己PRで評価される協調性以外の強み
- 看護師が自己PRで協調性以外の強みを伝える例文6選
- 1.コミュニケーション能力をアピールする例文
- 2.積極性をアピールする例文
- 3.向上心をアピールする例文
- 4.責任感をアピールする例文
- 5.体力をアピールする例文
- 6.リーダーシップをアピールする例文
- 看護師を目指して自己PRで協調性を伝えたいあなたへ
看護師が自己PRで協調性を伝える際に与えられる印象
協調性とは、異なる立場や意見を持つ人の意向を尊重しながら、共通の目標に向かって協力して行動できる能力です。看護師の自己PRで協調性を伝えると、コミュニケーション能力が高く、同僚のスタッフや患者さまと信頼関係を構築しやすいといった印象を与えられます。
看護師が協調性をアピールしたときに伝わる人物像について解説するので、参考にしてください。
チームで協力して仕事を進められる
看護師志望の学生が就活で協調性をアピールすると、周囲と協力して仕事を進められる印象を与えられます。医療や福祉の現場では、スタッフ間のチームワークが重要になるため、協調性は評価につながりやすい強みです。
より良い印象を与えるためには、協調性のなかでも、自分がどのような役割で周囲と協力できるかを具体的にアピールする必要があります。普段の役割や立ち位置などから、自分のことを客観的に考えてみましょう。
コミュニケーション能力が高い
協調性からは、コミュニケーション能力の高さもアピールできます。コミュニケーション能力は、同僚と仕事を進めたり、患者さまと話をしたりする際に欠かせない能力です。
コミュニケーション能力が高ければ、業務をスムーズに進められ、トラブルが発生しても周囲と協力して対応できます。自己PRで協調性を伝えると、現場業務への対応力も同時にアピールできる点がメリットです。
コミュニケーション能力をアピールしたい場合は、「コミュニケーション能力をアピール!面接での伝え方とは」の記事を参考にしてください。
患者さまと信頼関係を構築しやすい
看護師志望の学生が自己PRで協調性を伝えると、患者さまと信頼関係を構築しやすい印象を与えられます。患者さまと信頼関係を築くためには、一人ひとりの話を丁寧に聞き、それぞれの背景を尊重したコミュニケーションを図る必要があるためです。
協調性を活かして信頼関係を構築できると、適切な医療ケアの提供や異変の早期発見だけではなく、患者さまの不安軽減にもつながります。患者さまを含め、周囲と信頼関係を築けるかどうかは、看護師として成長するうえで欠かせない要素の一つです。
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協調性は医療・福祉分野で最も求められる能力の一つ
看護師の仕事では、協調性を活かせる場面が多くあります。たとえば、医師やスタッフとの連携やシフト勤務時の引き継ぎ、患者対応などです。厚生労働省の「2023年度第6回雇用政策研究会関係資料集」によると、医療・福祉分野においては、「チームワーク・協調性・周囲との協働力」といった能力やスキルを持った人材が求められていることが分かります。
引用元:厚生労働省「2023年度第6回雇用政策研究会関係資料集 日本の労働市場について⑦(企業が労働者に求める能力・スキル(主な産業))(9p)」
医療・福祉分野で求められる能力やスキルは、協調性に次いで「職種に特有の実践的スキル」「コミュニケーション能力・説得力」です。協調性やコミュニケーション能力といった強みがある看護師志望の学生は、就活で積極的にアピールすると良いでしょう。
選択肢の一つとして福祉業界への就職も検討している方は、「福祉業界の志望動機の例文は?わかりやすく伝える構成や必要な準備を解説」の記事も参考にしてください。
参照元
厚生労働省
学生の就職・2023年度第6回雇用政策研究会資料
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看護師が協調性をアピールするための自己PRの書き方
ここでは、看護師志望の学生が自己PRで協調性を伝える場合の書き方のポイントを解説します。
「協調性」が強みであると最初に伝える
自己PRを書くときは、自分の強みが協調性であることを最初に伝えましょう。自己PRは自分の強みを分かりやすくするため、結論から伝えるのが基本です。
冒頭で「私の強みは協調性です」と、結論を簡潔に述べてください。また、「相手の立場で物事を考えて行動できる協調性です」のように、具体性を加えると、さらに効果的なアピールにつながります。
自己PRの書き出しについては、「自己PRは書き出しが重要!書き方のコツ・注意点や例文を紹介」の記事を参考にしてください。採用担当者を惹きつける自己PRにするには、第一印象となる書き出しがポイントです。
強みを裏付けるエピソードを説明する
冒頭で強みを述べたら、協調性を発揮した経験を伝えましょう。具体的なエピソードを加えることによって、強みを発揮しているシーンをイメージしやすく、自己PRに説得力が増すためです。また、エピソードを説明する際は、結果よりも過程をアピールするよう意識してください。
たとえば、「協調性を発揮して大会で優勝しました」と大会で優勝した実績だけを伝えるのではなく、「チーム全体がベストの状態で試合ができるようにサポートした」のように伝えましょう。
結果に対してどう行動したかを伝えると、採用担当者の印象に残りやすくなります。
仕事で協調性をどのように活かせるか述べる
最後に、看護師のどの業務で協調性を発揮できるのか伝えましょう。実際の医療現場で働く姿を採用担当者にイメージしてもらうためです。
就活では、「仕事で活躍できそう」「入社したら△△をしてくれそう」のように、イメージが具体化するほど採用してもらいやすくなります。単に強みをアピールするだけではなく、仕事での活かし方も合わせて伝えるようにしてください。
自己PRを伝えるコツについては、「自己PRとは?企業が求める理由や回答のポイント・例文を紹介」の記事でも解説しています。アピール方法にお悩みの方は、あわせて参考にしてください。
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看護師の自己PRで協調性を伝える際の6つのポイント
看護師志望の学生が自己PRで協調性を伝える際は、応募先の事業内容と連携させたり、自分の言葉で伝えたりすることが大切です。
看護師の自己PRで協調性を伝えるポイントや注意点をまとめているので、参考にしてみてください。
1.分かりやすい構成を意識する
看護師の自己PRで協調性を伝える際は、分かりやすく伝わる構成を意識して文章を書きましょう。分かりやすい構成の基本は、次の3つの順番です。
・1.伝えたい強み
・2.強みを発揮した具体的な経験・エピソード
・3.強みをどのように仕事に活かすか
自己PRが分かりにくくて読みづらいと、どれほど優れた能力や強みがあっても効果的なアピールが難しくなります。また、分かりにくい文章は最後まで読んでもらえない可能性もあるので、基本の構成を押さえて書くことを意識してください。
2.応募先の理念や事業内容と関連させる
自己PRで協調性を伝える場合は、応募先の理念や事業内容と関連させましょう。自己PRを通して、応募先の求める人物像に合っていることをアピールするためです。
たとえば、スタッフ同士が協力して業務を遂行することを重視している応募先であれば、協調性が評価につながる可能性は高いといえます。また、コミュニケーションを大切にしている応募先であれば、「コミュニケーションを取りながら協力体制を築ける」のように、少し工夫してアピールするのもポイントです。
3.協調性を別の言葉に言い換えてみる
協調性を別の言葉に言い換えると、アピールの幅が広がります。自分の強みについて、「協調性」とだけ伝えるのではなく、違った印象を与えられる言葉を選んでみましょう。
たとえば、協調性は次のような言葉への言い換えが可能です。
・傾聴力がある
・柔軟性がある
・サポート力がある
・チームワークを大切にできる
・親しみやすさがある
看護師志望の学生には、協調性をアピールする就活生が多く、同じような内容では評価につながりにくい可能性も考えられます。伝えるエピソードに応じて協調性を言い換えると、自分なりのアピールが可能です。
4.自分の言葉や表現で伝える
自己PRで協調性を伝える際は、例文をそのまま使うのはやめましょう。自分の言葉や表現を使わないと、深掘りの質問をされたときに回答に詰まってしまったり、熱意や意欲が伝わらなくなってしまったりするためです。
ほかの就活生との差別化を図るためにも、オリジナルの文章を意識し、アピールしやすい文章で伝える必要があります。
面接で自己PRを伝えるコツは、「面接の自己PRで効果的にアピールするコツとは?例文もあわせてご紹介」の記事を参考にしてください。内容はもちろん、話し方も評価につながるのでポイントを押さえておくのがおすすめです。
5.志望動機と内容を区別する
看護師志望の学生が自己PRで協調性を伝える際は、志望動機と混同しないようにしましょう。自己PRと志望動機が同じような回答になってしまうと、「質問の意図が理解できていない」といった評価につながりかねません。
自己PRでは、自分の強みや具体的なエピソード、仕事への活かし方を答えます。一方、志望動機は、応募先を希望する理由ときっかけとなったエピソードを説明するものです。自己PRと志望動機は、それぞれの意図に沿って回答しましょう。
志望動機を聞かれる意図や伝え方については、「志望動機を面接で伝えるには?アピールのコツや注意点を解説」で紹介しています。
6.経験や経歴だけを伝えないようにする
就活で自己PRを聞かれた際は、経験や経歴だけを伝えないようにしてください。経験や経歴を伝えるのは、職務経歴書の役割です。自己PRで伝えるべきことは「協調性がある」といった自分の特徴や性格のため、「アルバイト経験があることが強みです」などと答えないように気をつけましょう。
アルバイト経験をアピールしたい場合は、アルバイトで協調性を発揮したエピソードとして伝えるのがポイントです。自己PRでは、自分の強みに焦点を当てることを忘れないようにしてください。
自分の強みを裏付けるエピソードを見つけたい方は、自己分析を徹底して行い、これまでの経験の棚卸をしましょう。「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」の記事で、自己分析の詳しいやり方を紹介しています。
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看護師が自己PRで協調性を強みとして伝える例文6選
ここでは、看護師が自己PRで協調性をアピールする例文を紹介します。協調性を言い換える場合の例文もまとめているので、自己PRを作成する際の参考にしてください。
1.協調性をアピールする例文
私の強みは協調性です。自分の意見と相手の意見を尊重しながら、人と協力して物事を進められます。
学生時代のアルバイト先のレストランでは、キッチンを担当していました。駅前にある勤務先の店舗は回転率が高く、効率良く作業する必要がありました。そのために、仕事の進め方が違うスタッフと話し合い、一番良いやり方を編み出しました。この働きかけによって上司からの評価が高まり、アルバイトリーダーに任命されました。
貴院でも、この協調性を活かしてチームワークを大切にし、より良い看護につなげたいと考えています。
2.傾聴力をアピールする例文
私の強みは、相手の話を真摯に聴く傾聴力です。
大学時代、シニア福祉施設のボランティア活動に参加した経験があります。利用者さまの中には、スムーズに話すことが難しく、自分のことがうまく伝えられないもどかしさを感じている方もいました。私は言葉が出てくるまで待ち、一つひとつの言葉に相槌ちしながら、利用者さまの話をじっくり聞くことを意識しました。
そうすると、最初は沈んだ表情だった利用者さまに、少しずつ笑顔が見られるようになりました。この経験を活かし、持ち前の「傾聴力」を持って、患者さまに寄り添うサービスを提供したいと考えています。
3.柔軟性をアピールする例文
私の強みは、柔軟性を持ち、物事に対応できる点です。
大学時代、私は学生委員会に所属していました。委員会では長年使用されていたマニュアルがありましたが、現在の使用方法では使いにくいところが多くありました。使いにくいマニュアルのままでは効率が悪くなってしまうと考えた私は、新しいマニュアルを作成しました。作成したマニュアルは、事務員の方にも分かりやすくなったと好評を得ています。
貴院でも今までの方法にとらわれず、新しい方法や効率の良い方法を模索し、貢献したいと考えています。
4.サポート力をアピールする例文
私の強みは、周囲を思いやる気持ちを持って物事に取り組むサポート力です。
大学時代のグループ活動では、研究を円滑に進めるために、率先してデータ収集や実験準備、文献調査などを引き受けました。また、グループのメンバーに対し、定期的に研究の進捗状況を共有し、全員が同じ目標に向かって取り組むために調整役を担いました。その結果、研究がスムーズに進み、教授から高い評価を得られました。
貴院でもサポート力を活かし、患者さまが院内で快適に過ごせるよう、細やかな配慮を心がけて業務に取り組みたいと考えています。
5.チームワークをアピールする例文
私の強みは、チームワークです。場に応じた自分の役割を果たし、チームに貢献できます。
学生時代の実習チームでは、自分だけで努力するのではなく、チームの一員として自分の立場や役割を果たすよう常に意識していました。実習でさまざまな人と関わる中で、同じ立場のチームメンバー間でも看護に対する考え方や意見が割れる状況がありました。そこで、私は自分と違う意見があるときでも、まずは相手を理解し、円滑にコミュニケーションが取れるよう意識しました。その結果、チーム全員で実習を終え、それぞれが成長を実感できました。
貴院でも私の強みを活かし、チーム医療に貢献できるよう努めていきたいと考えています。
6.親しみやすさをアピールする例文
私の強みは、気取らない性格で周囲の人に親しみやすさを与えられることです。
学生時代、私はバドミントンサークルに所属し、新入生歓迎会の主催メンバーを務めました。新入生歓迎会の当日は、新入生同士が親しくなれるよう、共通の話題を見つけて会話を盛り上げました。また、サークルの良い点だけではなく、課題や改善点についてもオープンに伝えた結果、入部数は前年度を大きく上回ることに成功しました。
貴院での業務においても、人に親しみやすさを与えられる強みを活かし、看護に努めたいと考えています。
看護学生の自己PRの例文は、「看護学生の自己PR例文14選を強み別で解説!考え方・書くコツ・注意点も」の記事でも紹介しているので、こちらも参考にしてください。
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看護師の自己PRで評価される協調性以外の強み
看護師の自己PRでは、協調性以外にも次のような強みをアピールできます。
・コミュニケーション能力
・体力
・責任感
・向上心
・判断力
・観察力
看護師は責任がある仕事を任せられるケースが多く、判断力や状況に対する観察力が欠かせません。協調性以外にも、どのような強みをアピールできるか考えてみましょう。
自己PRでよく使われる強みの一覧を「自己PRと強みの違いは何?長所やスキルなどとの違いや答え方も解説」の記事で紹介しています。自分の強みが何か悩んでいる場合は、ぜひ目を通してみてください。
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看護師が自己PRで協調性以外の強みを伝える例文6選
ここでは、看護師を目指す学生が自己PRでアピールできる、協調性以外の強みの例文を紹介します。
1.コミュニケーション能力をアピールする例文
私の強みは、すぐに他人と打ち解けられるコミュニケーション能力です。
大学時代、私は福祉施設で実習を受けました。入居者さまの多くが長期にわたって施設で生活しており、私はコミュニケーションを重視して実習に取り組みました。多忙な中でも一人ひとりの入居者さまの考えや望みに耳を傾け、施設での生活が少しでも心地良いものになるよう努力しました。実習を終えるときには、入居者さまが「話を聞いてもらえて希望を持てた」「ありがとう」と声をかけてくれました。
貴院でもコミュニケーション能力を活かし、患者さま一人ひとりに寄り添って看護に務めたいと考えています。
2.積極性をアピールする例文
私の強みは、自分から人と関われる積極性です。
私は、30人以上のメンバーが在籍するサークルに所属していました。あるとき、学園祭に向けて出し物を話し合う機会がありました。しかし、メンバーには1年生と2年生が多く、3年生の私たちは後輩からの意見が出ない状況に課題を感じました。
そこで、私は廊下で後輩とすれ違ったときに声をかけたり、サークル活動中に積極的に様子を見たりして、話しやすい環境づくりに努めました。その結果、後輩からの質問や意見が増えてサークル全体の士気が高まり、学園祭での出し物も大盛況でした。
貴院でも、私の強みである積極性を活かし、患者さまに寄り添った看護を提供したいと考えています。
3.向上心をアピールする例文
私の強みは向上心です。現状に満足せず、より高みを目指そうと努力できます。
私は英語を勉強しており、TOEICでは850点を取得しています。2年前に受験したときは400点しか取れず、自分ならもっとできると悔しい思いをしていました。TOEICでより高い点数を取るために、1日2時間の勉強を1年間欠かさず行い、1年後にはスコアを750点まで伸ばしました。
そこから、さらに勉強を続けるために、半年間の海外留学を経験しました。実践を通してリスニング力を向上させ、現在の850点に到達しています。
貴院でも向上心をもって業務と向き合い、患者さまに喜んでもらえる看護を実現したいと考えています。
4.責任感をアピールする例文
私の強みは、チームの成果を追い求める責任感です。
コンビニのアルバイトを始めて半年経つころ、バイトリーダーを任されることになりました。最初は不安が大きかったのですが、「任されたからには結果を残そう」と考え、職場環境を良くするために行動しました。
たとえば、ほかのアルバイトの遅刻や休みが多い状況に対し、シフト管理を徹底するためにグループチャットで連絡を取りました。また、新しいアルバイトが入ったときには自ら研修を行い、安心して働けるよう対応しています。店長からは、「アルバイトだけに店を任せる時間でも、心配する必要がなくなった」と言われるまでになり、バイトリーダーとして結果を残せたと実感しています。
貴院でも責任感を発揮して、患者さまの治療をサポートしていきたいと考えています。
5.体力をアピールする例文
私は高校と大学でバレーボール部に所属した経験から、体力に自信があります。
授業後の練習はもちろん、大事な試合前には朝練もあったため、規則正しい生活を心掛けて心身の健康維持に努めました。また、部活という組織で一人ひとりが協力し、共通の目標に向かうための協調性も身につけました。
学生時代に培った体力と協調性は、夜勤や残業など、忙しい看護師の業務に活かせると確信しています。また、精力的に業務に取り組むことで、同僚や患者さまに活力を与えられる存在になっていきたいと考えています。
6.リーダーシップをアピールする例文
私の強みは、リーダーシップがあることです。
ゼミのグループ研究発表の際、メンバーの予定が合わず、プレゼンに向けて準備がなかなか進まないという課題がありました。私は、このままではプレゼンに間に合わないと思い、グループチャットを作成してメンバーのスケジュールを聞き、作業に使える時間を洗い出しました。
ほかのメンバーはややあきらめかけていたものの、私が率先してどのような情報が必要かをまとめ、時間を効率的に使おうと提案したところ、前向きになってくれました。結果として、研究プレゼンは無事完成し、限られた時間の中で成果を発表しました。
この経験で発揮したリーダーシップ性を看護の業務でも活かし、患者さまの急変にもすばやく対応できる看護師を目指していきたいと考えています。
自己PRの完成度を高めるためには、添削を依頼することも方法の一つです。自己PRの添削については、「自己PRの添削は誰に頼む?選び方と注意点・セルフチェックのコツも解説」の記事を参考にしてください。
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看護師を目指して自己PRで協調性を伝えたいあなたへ
看護師になるため、自己PRでどのように強調性を伝えるか悩む人は少なくありません。医療や福祉の現場では、協調性を活かせる場面が多くあるため、自己PRで強みを積極的にアピールしましょう。
自己PRの作り方に悩んでいる場合は、就職エージェントへの相談もおすすめです。就職エージェントであるキャリアチケットでは、専任のアドバイザーが看護師に向けた自己PRの作り方から面接でのアピール方法まで、就活全体のサポートを行います。
自己PRだけではなく、エントリーシートの書き方や就職先の選び方など、困ったことがあれば気軽に相談してください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。