このページのまとめ
- 履歴書はパソコンでも手書きでも問題ない
- 履歴書をパソコンで作成するメリットは、短時間で作成できること
- 履歴書をパソコンで作成するデメリットは、ミスに気づきにくいこと
「履歴書はパソコンと手書きのどっちがいい?」「履歴書をパソコンで作る問題点はある?」などと気になる就活生も多いでしょう。履歴書はパソコンで作成しても問題なく、効率的に就活を進めるために活用するのが大事です。
この記事では、履歴書をパソコンで作成する際のメリットデメリットや、手書きとの比較を解説します。最後まで読めば履歴書をパソコンで作成するメリットがわかり、作成に向けて動き出せるはずです。
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- 新卒の履歴書は手書きとパソコンのどちらでも大丈夫
- 履歴書をパソコンで作成するメリット・デメリット
- パソコン作成のメリット
- パソコン作成のデメリット
- 履歴書を手書きで書くメリット・デメリット
- 手書きのメリット
- 手書きのデメリット
- 履歴書をパソコンで作成するのがおすすめのケース
- ITスキルが求められる企業に応募する場合
- 応募企業数が多い場合
- データでの提出が求められている場合
- 履歴書を手書きで作成するのがおすすめのケース
- 志望度の高い企業に送る場合
- 応募企業数が少ない場合
- 字のきれいさに自信がある場合
- 履歴書をパソコンで作成する際の5つのポイント
- 1.フォントは「明朝体」や「MSPゴシック」を選ぶ
- 2.余計な装飾をしない
- 3.印刷する場合は「履歴書印刷専用紙」を使う
- 4.必ず印刷してからチェックする
- 5.テンプレートを活用する
- 履歴書を手書きで作成する際の4つのポイント
- 1.黒のボールペンで記載する
- 2.読みやすい字で丁寧に書く
- 3.修正液や修正テープは使わない
- 4.ミスに備えて多めに買っておく
- 手書きの履歴書を送る際の注意点
- 履歴書を郵送する場合
- 履歴書をデータで送る場合
- 履歴書を手書きとパソコンのどちらで作るか悩んでいるあなたへ
新卒の履歴書は手書きとパソコンのどちらでも大丈夫
新卒の就活で履歴書や職務経歴書を提出する場合、手書きでもパソコンでも問題ありません。「手書きだから内定」「パソコンだから内定」のような評価はされないので安心してください。
以前は手書きで提出する就活生が多く、企業側も「手書きのほうが丁寧」「意欲がある」と捉えるケースもあるなど暗黙の了解で手書きでの履歴書作成が正解だとされていました。
しかし、現代ではパソコンを使うのがあたりまえになり、データで提出を求める企業も増えています。手書きの場合はデータ化に手間がかかることもあるため、ケースバイケースで方法を選ぶとよいでしょう。
また、企業によっては履歴書の作成を手書きではなく、パソコンで作成するほうが好まれる場合もあります。履歴書の書き方から確認したい人は、「新卒就活用の履歴書の正しい書き方は?必要な準備や提出時のポイントも解説」の記事で書き方を参考にしてください。
また、履歴書は選考前のエントリーで必要になる可能性もあります。エントリーについては「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事をご覧ください。
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履歴書をパソコンで作成するメリット・デメリット
履歴書をパソコンで作成する場合には、メリットもデメリットもあります。それぞれを解説するので、作成時の参考にしてください。
パソコン作成のメリット
パソコンで履歴書を作成するメリットは、短時間で作成できたり無料で作成できたりすることです。どのようなメリットなのかについて詳しく解説します。
短時間で作成できる
履歴書をパソコンで作るメリットは、手書きよりも短時間で作成できる点です。ミスをしても最初から書き直す必要がないため、応募締切まで日がない場合でも対応しやすいでしょう。
また、1度作成してしまえば、別の企業に応募する際は内容を書き換えればよいだけになるのもメリットです。名前や学歴のように、コピーペーストで問題ない項目もあります。
履歴書作成の時間を少なくできると、エントリーシートなどの書類作成に時間を使えたり、面接対策に時間を使えたりできるでしょう。手書きよりも短い時間で作成できる点は、パソコンを使う大きなメリットです。
パソコンスキルをアピールできる
パソコンスキルをアピールできる点も、履歴書をパソコンで作るメリットです。近年はスマートフォンの普及もあり、パソコンを使わない学生も増えてきました。「パソコンの使い方がわからない」「キーボードが打てない」などと悩む就活生も多いといえます。
しかし、業務でパソコンを使う企業は多く、一定のパソコンスキルをすでに持っている点は評価されるでしょう。パソコンで履歴書を作成できる就活生であれば、タイピングがある程度でき、ExcelやWordの使い方も理解しているといえます。パソコンスキルをアピールできる点は、履歴書をパソコンで作成するメリットです。
就活でパソコンスキルをアピールしようと考えている場合は、「就活で問われる『PCスキル』ってなに?具体例や証明に便利な資格を紹介」の記事もぜひご一読ください。
無料で作成できる
何枚履歴書を作成しても料金がかからない点も、パソコンで履歴書を作成するメリットです。たとえば、パソコンで作成した履歴書をメールなどのオンラインで提出する場合、履歴書の費用はかかりません。また、パソコンで作成した履歴書を印刷する場合も、1枚数十円で済むでしょう。
紙の履歴書は提出する企業の数だけ費用がかかり、間違えて書き直しを行うケースもあります。また、郵送時はさらに費用がかかることを考えると、無料で作成できる点は大きなメリットでしょう。
パソコン作成のデメリット
パソコンで履歴書を作成する場合、手書きを評価する企業があったり、ミスに気づきにくかったりとデメリットもあります。パソコンで履歴書を作るデメリットについて詳しく解説するので参考にしてください。
手書きを評価する企業もある
手書きの履歴書を評価する企業もあるため、パソコン作成の履歴書が評価されない可能性がある点はデメリットでしょう。採用担当者のなかには、「手書きは心がこもっているが、パソコンは機械的」と考える人もいるようです。企業によっては、「履歴書は手書きでの提出が必要」とアナウンスしている場合があるので気をつけましょう。
ミスに気づきにくい
パソコンで履歴書を作成する場合、手書きよりもミスに気づきにくいデメリットがあります。誤字脱字はしっかりと確認し、ミスのないようにしておきましょう。
また、よくある失敗が履歴書の内容を別の企業にしてしまうケースです。コピーペーストの内容を間違えたり、提出するデータを間違えたりするケースはよくあります。
手書きでは起こらないミスも、パソコンだからこそ起こる場合があるので気をつけましょう。何度も内容やデータを確認し、ミスを防ぐことが大切になります。
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履歴書を手書きで書くメリット・デメリット
履歴書を手書きで書く際にも、メリットデメリットがあります。どのようなメリットデメリットがあるかを解説するので、パソコンで履歴書を作成する場合と比較してみましょう。
手書きのメリット
履歴書を手書きで書くメリットは、人柄をアピールできたり、手書きの履歴書に好印象を持つ担当者がいたりする点です。手書きの履歴書のメリットについて詳しく解説します。
人柄をアピールできる
履歴書を手書きで書くメリットは、自分の人柄をアピールできる点です。文字のきれいさや丁寧さから、どのような人物かが伝わってきます。
たとえば、手書きで丁寧に、きれいに書く就活生は几帳面で真面目な印象を与えられるでしょう。一方で、雑に記入したり、丁寧さを感じられない就活生は、不誠実な印象を与えてしまいます。
パソコンだと文字の丁寧さは関係なく、人柄のアピールにはつながりません。履歴書の書き方次第では好印象を与えられる点は、手書きで履歴書を作成するメリットです。
なお、几帳面さについてアピールしたい方は「几帳面な性格の長所と短所とは?自己PRで伝える方法、例文と合わせて解説」もあわせてご覧ください。
好印象を抱く担当者もいる
手書きの履歴書そのものに好印象を持つ採用担当者もいます。「履歴書といえば、手書きがあたりまえだ」と考えている担当者もいるからです。
パソコンでの履歴書作成が一般的になる前は、手書きの履歴書があたりまえでした。その流れから、今でも履歴書は手書きであるべきだと考えている採用担当者もいます。
同じような内容の履歴書であれば、手書きのほうを評価する採用担当者もいるのは覚えておくとよいでしょう。
手書きのデメリット
履歴書を手書きで作成する場合、時間がかかったり、字のきれいさが影響したりとデメリットもあります。どのようなデメリットがあるかを解説するので参考にしてください。
作成に時間がかかる
履歴書を手書きで作成するデメリットは、完成までに時間がかかる点です。パソコンで文字を打つよりも時間がかかる場合が多く、忙しい就活の時期は大変になるでしょう。
また、手書きの履歴書は間違えて記入した場合、修正液や修正テープを使用できません。修正液などの使用はマナー違反であり、評価を下げてしまいます。
履歴書はエントリーする企業ごとの作成が必要となり、1枚1枚の作成に時間を使わなければなりません。選考対策などほかの就活準備を進めながら、手書きの履歴書を作成するのは大変でしょう。
字が汚いと不利になる
字が汚い就活生の場合、手書きの履歴書が不利になる場合があります。採用担当者が読みにくいと感じ、印象を悪くしてしまうからです。
自分では丁寧に書いているつもりでも、採用担当者からすると「雑に書いている」「読みにくい」と思われるかもしれません。内容よりも字のきれいさが見られやすい点も、履歴書を手書きで書くデメリットです。
履歴書で好印象を与えるためには、マナーやルールを理解しておくことが大切です。履歴書の基本マナーを「履歴書はA3?A4?どちらを使うべき?正しい折り方や印刷方法も解説」の記事で解説するので参考にしてください。
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履歴書をパソコンで作成するのがおすすめのケース
履歴書をパソコンで作成するのがおすすめなのは、パソコンやITに関するスキルを必要とする仕事や企業に応募するとき。また、応募数が多かったり履歴書をデータで提出するよう求められていたりする時も、パソコン作成が望ましいでしょう。
ITスキルが求められる企業に応募する場合
ITスキルが求められる企業に応募する場合は、パソコンで履歴書を作成することで「パソコンの基礎が身についている」といったアピールになる可能性も。手書きの履歴書ももちろん使用できますが、せっかくのアピールの機会を無駄にしないよう、パソコンでの履歴書作成を検討しましょう。
IT業界の企業では、ITスキルを求められる職種の採用が多い傾向にあります。IT業界について詳しく知りたい方は「【IT業界徹底解説Part1】IT業界で働くための基礎知識」を参考にしてください。
パソコン作成の履歴書が好まれる傾向の企業
IT企業やベンチャー企業などは効率性を重視する傾向にあり、手書きよりも効率よく作成、確認できるパソコンで作成された履歴書を好みます。また、履歴書のデータ提出を求められた場合も、パソコンで作成すればデータとして送付しやすいでしょう。履歴書作成の前に企業の応募要項や社風を確認しておくと、手書きがよいのか、パソコン作成がよいのかがわかります。
応募企業数が多い場合
応募企業数が多い場合も、パソコンで履歴書を作成するほうが適しているケースです。作成に時間がかかる手書きでは、応募企業数が多い場合に作成に多くの時間がとられ、面接練習などその他の対策がおろそかになってしまうリスクがあるためです。
住所や氏名、学歴など、業界や企業を問わずに利用できる部分は積極的に使いまわし、時間を節約しましょう。一方、効率化を考えすぎるあまり、コピペしてはいけない部分までコピペしてしまっては評価が下がりかねません。
どこまで使い回せるかは、応募企業の業界や特性を見て、ケースバイケースで判断するようにしましょう。
データでの提出が求められている場合
データでの提出が求められている場合、パソコンで履歴書を作成するほうが効率的です。手書きの場合は、スキャンなどでデータ化をする必要がありますが、パソコンで作成すればそのままデータを提出できるためです。
履歴書をデータで提出する場合、企業がどのようなデータ形式を指定しているかを事前に確認しておきましょう。ワードやエクセルが指定されている場合、そもそも手書きでは対応できません。
データで提出するときはわかりやすいファイル名にする
履歴書をメールで送る場合、わかりやすいファイル名にしておきましょう。「rirekisyo_△△」(履歴書と氏名)のように、シンプルなものがおすすめです。企業からファイル名の指定がある場合も多いため、提出前に募集要項などを確認しておきましょう。
また、メールの件名についてもわかりやすく記載してください。「履歴書の送付 △△大学3年 △△」のように、用件と大学名、氏名を書くのが基本です。
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履歴書を手書きで作成するのがおすすめのケース
履歴書を手書きで作成するのがおすすめなのは、志望度の高い企業や応募数が少ないとき。手間をかけて作成することで意欲のアピールにつながるでしょう。
志望度の高い企業に送る場合
志望度の高い企業に送る履歴書を作成する場合、手書きのほうがおすすめです。
手書きの履歴書は作成に手がかかる一方、その手間を乗り越える忍耐や生真面目さをアピールすることが可能です。手書きで作成していること自体が、その企業を強く志望している証拠として受け止めてもらえる可能性もあります。
ただし、志望先がIT企業などITスキルを重視する企業だったり、パソコンでの作成が条件になっていたりする場合は手書きよりもパソコンで作成するほうが無難です。状況に応じて判断しましょう。
志望度の高い企業に絞って手書きで履歴書を作成する際、志望動機や自己PRを使いまわすのには注意が必要です。詳しくは「履歴書の使い回しがいけない理由!志望動機や証明写真もダメ?」を参考にしてください。
応募企業数が少ない場合
応募企業が少ない場合、手書きで履歴書を作成するのがおすすめです。
パソコンでの履歴書作成も一般的になってきていますが、完全に手書きの履歴書作成がなくなったわけではありません。企業が履歴書に対してどんな考えを持っているかは把握しづらいため、志望企業数を絞っていて、手書きの履歴書を作成する時間的な余裕がある場合、手書きで履歴書を作成しておいたほうが無難でしょう。
字のきれいさに自信がある場合
字のきれいさに自信がある場合も、手書きで履歴書を作成するのがおすすめです。
手書きの文字は、パソコンで作成した履歴書よりも多くの情報量があります。字のきれいさや漢字の使い方、全体のバランスなど、手書きだからこそ書き手の内面やキャラクターがわかる場合もあります。
パソコンよりも個性が出やすいため、字がきれいで、手書きのほうが採用担当者によい印象を与えられそうなら、手書きで履歴書を作成するのも一つの手でしょう。
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履歴書をパソコンで作成する際の5つのポイント
パソコンで履歴書や職務経歴書を作成するときは、WordかExcelを使うのがおすすめです。パソコンで履歴書を作る際のポイントを紹介するので、確認してから作成してみましょう。
1.フォントは「明朝体」や「MSPゴシック」を選ぶ
履歴書をパソコンで作成する場合、フォントは以下のなかから選びましょう。
・MS明朝
・MSゴシック
・MSP明朝
・MSPゴシック
・游ゴシック
・游明朝
これらのフォントはWordやExcelに標準搭載されているので、誰でも使用できます。教科書体やポップスタイルなどは、履歴書にふさわしくない書体なので使わないようにしましょう。
2.余計な装飾をしない
履歴書はビジネス書類にあたるため、余計な装飾はせずに提出しましょう。強調したい部分を太字にしたり、アンダーラインを引いたりするのはやめてください。
履歴書で大切なのは装飾で目立たせることではなく、内容で評価してもらうことです。装飾があるせいで履歴書の書き方を理解していないと思われてしまうので、文章で個性を示すようにしましょう。
3.印刷する場合は「履歴書印刷専用紙」を使う
パソコンで作成した履歴書を印刷する場合、履歴書印刷専用紙を使いましょう。専用紙を使えば、家庭用のプリンターでもきれいに印刷ができます。
用紙サイズは履歴書の文量にもよりますが、見開きA3サイズがおすすめです。また、A4サイズやB5サイズも一般的な履歴書サイズなので、使用するのもよいでしょう。
もし、企業から用紙サイズの指定がある場合は、指定に従って提出してください。指定がない場合、「履歴書をA4用紙2枚に分けるのはOK?適切な提出方法や注意点を解説」の記事を参考に提出するとよいでしょう。
4.必ず印刷してからチェックする
パソコンで履歴書を作成したら、印刷してチェックするようにしましょう。パソコンの画面上では見落としてしまったミスがあり得るからです。
たとえば、編集画面では問題なく表示されていても、印刷すると枠がずれていたり文字がはみ出したりしているケースがあります。また、再度確認することにより、誤字脱字を見つけることもあるでしょう。
パソコン上だけで確認するのではなく、印刷したあとも再度ミスがないか確認しておいてください。
5.テンプレートを活用する
パソコンで履歴書を作成する場合、テンプレートやフォーマットを活用しましょう。テンプレートを活用することにより、効率的に履歴書を作成できます。
また、履歴書のテンプレートを使うことで、どのような項目を記載すべきか、どのような配置で記載すべきか迷わなくなります。オリジナルで作ろうとすると、必要な項目が足りないケースもあるので気をつけましょう。
履歴書のテンプレートのおすすめは、厚生労働省が配布しているテンプレートです。どの企業でも問題なく使えるテンプレートなので、ぜひ活用してください。
参照元
厚生労働省
新たな履歴書の様式例の作成について
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履歴書を手書きで作成する際の4つのポイント
手書きで履歴書や職務経歴書を書く際は、読みやすく丁寧に書くことを意識しましょう。内容はもちろんですが、見た目の印象も大切です。ここでは、手書きで履歴書を提出する際のポイントを紹介します。
1.黒のボールペンで記載する
履歴書を手書きで作成する場合には、鉛筆やシャープペンなどではなく黒のボールペンを使用しましょう。
鉛筆やシャープペンシルは消すことができるうえ、強い摩擦などがあった場合読めなくなってしまう可能性があり、履歴書の作成には向いていません。雨などに濡れる可能性も考慮して、油性やゲルインキのボールペンを使用しましょう。
こすって消せるボールペンは摩擦熱によって消えるインクが使用されており、履歴書のコピーを取るときに文字が消える可能性があります。作成時に書き直せるため、こすって消せるボールペンを使いたくなる気持ちはわかりますが、履歴書作成には不向きです。
履歴書に適したボールペンについては、「履歴書に適したボールペンとは?おすすめの太さやインクの種類を解説」の記事でも詳しく解説しています。
2.読みやすい字で丁寧に書く
採用担当者はたくさんの履歴書を確認するため、読みやすい字で丁寧に書くことが重要です。小さな字で細かく書き込んだり、枠からはみ出したりすると読みにくくなるので注意してください。
急いで作成すると字が雑になったり、インクが乾く前にこすれてしまったりする可能性もあります。履歴書を作成するときは時間に余裕を持ち、丁寧に取り組みましょう。
3.修正液や修正テープは使わない
履歴書を書き間違えてしまったら修正液や修正テープを使用せずに、新しい用紙に最初から書き直します。書き間違えを防止するためには、鉛筆で下書きをしてから黒のボールペンで書きましょう。
企業指定の用紙が1枚しかない場合には、訂正印を使って修正するなど、正しい作法で間違いを直しましょう。修正方法を指定する企業もあるため、事前に要項などを確認しておくと焦らずにすみます。
4.ミスに備えて多めに買っておく
手書きの場合、1ヶ所でも間違えるとすべてやり直しとなります。「明日、面接にもっていかなくてはいけないのに手元に履歴書がなくなった」といった状況になるのを避けるため、多めに買っておきましょう。
履歴書は、コンビニや書店、文房具店のほか、100円ショップでも売っています。大学生協に置いてあることも多いため、授業の帰りに買うこともできるでしょう。まとめ買いをするならネットでの購入もおすすめです。
履歴書が必要になるタイミングをはじめ、就活の全体スケジュールについては「就活のやり方を徹底解説!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」の記事でまとめているので、ご覧ください。
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手書きの履歴書を送る際の注意点
履歴書や職務経歴書を送るときの注意点は、郵送なのかデータ送信なのかで異なります。履歴書を送る前に参考にしてみてください。
履歴書を郵送する場合
履歴書を郵送する場合は、普通郵便で送りましょう。切手はキャラクター切手や記念切手は使わずに、普通切手を利用します。書類の重さによって郵便料金が変わるので、郵便局の窓口で手続きをすると安心です。
締切に遅れそうなときには速達を利用する方法もありますが、スケジュール管理をできないと思われてしまう可能性もあります。余裕をもって普通郵便で送りましょう。簡易書留は使用せず、普通郵便で送ってください。簡易書留を利用した場合、受取に押印が必要になり、企業に手間をかけてしまいます。
なお、履歴書は「信書」として扱われる書類で、日本郵便株式会社しか郵送できないと決められています。メール便や宅配便は使わないようにしましょう。
履歴書の郵送マナーについては、「履歴書を簡易書留で送るのはNG?適切な送り方や郵送時のマナーをご紹介」の記事でも解説しています。
履歴書をデータで送る場合
手書きの履歴書をデータで送る場合、スキャンでパソコンに取り込んだらPDF形式で送るのがおすすめです。PDFであれば、データの改ざんを防止できます。また、どのような端末で確認しても同じレイアウトになるのもメリット。送付時には第三者に個人情報が流出しないように、パスワードをかけておきましょう。
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履歴書を手書きとパソコンのどちらで作るか悩んでいるあなたへ
就活生なら誰しも、一度は履歴書を手書きで書くべきか、パソコンで作成すべきか悩むでしょう。この記事でも解説したように、履歴書は手書きとパソコン、どちらでも問題ありません。
以前は「就活の履歴書と言えば手書き」という考え方が一般的でしたが、近年はパソコンでの履歴書作成についてかなり理解が広まってきました。このため、企業の募集要項や自分の応募企業数などを考慮し、手書きとパソコンのどちらがいいかを判断するようにしましょう。
履歴書の書き方について悩んでいる方は、新卒就職エージェントのキャリアチケットにご相談ください。
キャリアチケットは就活のプロが内定の獲得までをサポートする就活エージェントで、履歴書の書き方から面接対策まで、選考対策を幅広く行っています。履歴書の書き方や、内定がもらえるか不安な方はぜひご相談ください。
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