このページのまとめ
- 就活のやり直しは可能
- 就活をやり直すと採用枠が減少したり募集が少なかったりするなどのリスクがある
- 就活をやり直す際は、スピーディーかつ丁寧に自己分析や企業研究を行う
「就活をやり直したい」「内定を辞退して就活を再度スタートさせたい」と考えている就活生もいるでしょう。内定後に魅力的な企業を見つけたり、内定ブルーで考えが変わったりすることで、やり直したいと考えるケースもあります。
この記事では、就活をやり直したいと考えている就活生に向けて、やり直すと決断した際にやるべきことを解説します。就活のやり直しを考えている就活生は、ぜひご覧ください。
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- 就活のやり直しは可能である
- 内定がある場合は入社2週間前までに辞退する
- 秋採用よりも前に決断するのがおすすめ
- 就活をやり直したい方へのキャリアアドバイザーのアドバイス
- 就活をやり直したいと思う6つの理由
- 1.第一志望の企業にすべて落ちてしまった
- 2.内定企業が自分に合っていないと感じる
- 3.別の企業に入社したいと思った
- 4.内定ブルーで考えが変わった
- 5.就活の結果に納得がいっていない
- 6.将来のキャリアパスに不安になってしまった
- 就活のやり直しで発生するリスク
- 志望する業界や会社の募集が終わっている場合がある
- 採用枠が減少しているケースがある
- 再度内定をもらえるとは限らない
- 卒業までの時間が短く不安やプレッシャーになりやすい
- 就活のやり直しをするか迷った場合の選択肢
- 内定をもらった会社にそのまま入社する
- 就職留年をしてやり直す
- 就職浪人になってやり直す
- 進学する
- 就活のやり直しを決めた際にやるべきこと
- 内定辞退の連絡をする
- 自己分析をもう一度行う
- 志望企業や業界の視野を広げる
- 選考への対策を入念に行う
- 友人や家族に相談する
- 就活エージェントを活用する
- スピーディーな対応を心掛ける
- 新卒で入社したあとの就活のやり直しについて
- 入社後3年以内の離職者は約3割いる
- 第二新卒は基本的なマナーやスキルが求められる
- 就活のやり直しを検討しているあなたへ
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就活のやり直しは可能である
「就活をやり直したいな」と感じた場合、もう一度挑戦することが可能です。ただし、内定がある場合は入社前に辞退をしたり、再就活の期間が遅いと求人が少なくなったりする可能性があります。
再チャレンジを考えている方のために、まずは就活のやり直しについて知っておきたい情報を見ていきましょう。
内定がある場合は入社2週間前までに辞退する
内定をもらっている状態で就活をやり直したい場合は、入社2週間前までに企業へ辞退の連絡が必要です。民法627条第1項では、内定辞退は入社の2週間前までであれば問題ないと定められています。
民法第627条
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
その一方で、内定辞退をしてしまうと企業は新しい人材を探さなければなりません。研修や保険などの手続きに手間がかかっているため、内定辞退をする場合は早めに連絡しましょう。
参照元
e-Gov法令検索
民法
秋採用よりも前に決断するのがおすすめ
就活をやり直したい方は、秋採用よりも前に決断するのがおすすめです。秋採用を過ぎてしまうと採用活動を行っている企業が少なくなり、内定を獲得しにくくなります。
秋採用は9〜10月以降に実施され、8月下旬に募集が始まるのが一般的です。年内で採用活動を終えたいと考えている企業も多いため、秋採用はスピーディーに選考が進むケースが多い傾向にあります。
そのため、秋採用を逃してしまうと就活のやり直しが難しくなるため、遅くとも大学4年生の8月上旬までには方向性を確立しておくのがおすすめです。
就活のやり直しを検討している方は、「就活は大学4年生の10月から始めても間に合う?秋採用で内定を獲得する方法を解説」もご覧ください。
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就活をやり直したい方へのキャリアアドバイザーのアドバイス
就活はやり直せますが、同じことを繰り返さないために以下の3つを意識するのがポイントです。
1.内定先を決めきれない理由を明確にする
2.どのような企業なら迷いなく承諾できるかを言語化する
3.内定先の承諾期限までに、他企業で就活を終えるスケジュールを逆算して動き出す
仮に内定を承諾済みの場合は、早めに企業へ辞退を検討していることを伝えましょう。就活のやり直しをすることに不安がある場合は、就活エージェントのキャリアチケットにご相談ください。あなたの疑問や不安をしっかりとヒアリングし、内定獲得までサポートいたします。
また、就活をやり直す際は、就活ノートを作成するのもおすすめです。就活ノートについては、「就活ノートの作り方は?まとめたい内容やポイント・サイズも解説」をご覧ください。
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就活をやり直したいと思う6つの理由
就活をやり直したいと思う背景には、会社の文化や雰囲気が合わなかったり、ほかの会社に興味を持ったりなどの理由があります。内定辞退をする前に、なぜ就活をやり直したいのかを考えておくことが大切です。
以下で紹介する就活をやり直したいと思う理由を踏まえ、自身の気持ちを整理してみましょう。
1.第一志望の企業にすべて落ちてしまった
就活をやり直したいと思う大きな理由の1つに、第一志望の企業にすべて落ちてしまったケースがあげられます。第一志望に入社するためエントリー数を絞っていると、選考に落ちたときにほかの選択肢がなくなり、ネガティブになりかねません。企業研究や選考対策に時間をかけていたにもかかわらず、不採用になってしまうと心理的なダメージも大きくなるでしょう。
一方で、第一志望に落ちた経験により「次こそは自分に合った企業から内定をもらいたい」といった気持ちが強くなり、やり直しに前向きになれるケースもあります。失敗から学び、より戦略的に就活を進めることで納得の行く結果にたどり着くでしょう。
2.内定企業が自分に合っていないと感じる
内定企業が自分に合っていないと感じることも、就活をやり直したいと思う理由としてあげられます。内定者研修や懇親会に参加した結果、内定前には分からなかったミスマッチに気づくケースもあるでしょう。
加えて、就活の軸を自分で決めずに友達や家族の意見に従ってしまった場合もミスマッチが発生しやすくなります。就活の軸を自分で考え直し、企業説明会やインターンシップに積極的に参加することで内定後のミスマッチを防げるでしょう。
就活の軸がまだ決まっていない方は、「就活の軸の回答例文12選!企業の質問に対する答え方のコツや注意点を解説」の記事を参考にしてください。
3.別の企業に入社したいと思った
内定をもらったあとに、ほかの魅力的な企業を見つけるケースもあります。内定後は就活のプレッシャーから解放されているため、「ほかの企業にもチャレンジしてよいのではないか」と思ってしまいがちです。
また、友人の内定先と比較して、さらに良い条件の企業に入社したいと思う可能性もあります。雇用条件を比較する方もいますが、就活において大切なのは、自身のやりがいや希望に合っているかです。「有名企業だから」「給与が高いから」といった安易な理由で就活をやり直すと、後悔する可能性があるため注意しましょう。
4.内定ブルーで考えが変わった
内定ブルーになり、内定前までと考え方が変わる方もいます。内定ブルーとは、内定後に漠然とした不安を抱えてしまう状況です。内定後の時期は学生から社会人に変わる時期であり、環境の変化から不安を抱えやすい傾向にあります。
しかし、インターネットやSNSの口コミを見たり、内定先の悪い噂を聞いたりして過度に落ち込むのはやめましょう。内定ブルーになるとマイナスな部分ばかり見えてしまい、企業の良い部分を見失いやすくなります。根拠のない情報に踊らされないように、信頼できる情報を入手し、自分で判断してください。
内定ブルーについては、「就活が終わったのにもやもやするのはなぜ?5つの理由と乗り越え方を解説」の記事で詳しく解説しています。入社前に不安を抱えている就活生は、内定ブルーに陥っていないかチェックしてみてください。
5.就活の結果に納得がいっていない
就活をやり直したいと考える理由の1つに、「志望企業に入社できなかった」「就活を早く終わらせようと思った」など、結果に納得がいってない場合もあげられます。一度は就活を終えたものの時間が経ち、冷静に考えると納得いかないケースは内定辞退の理由として十分に考えられるでしょう。
結果に納得いかなかった場合、再度就活をして同じ理由で悩むことがないよう、就活の軸を明確にすることが大切です。
6.将来のキャリアパスに不安になってしまった
内定をもらったにもかかわらず、将来のキャリアパスを想像して不安になり、就活をやり直したいと考えるケースもあります。就活中は内定獲得が最優先になりやすいですが、内定をもらうと将来のことまで考える余裕ができ、迷いが浮かぶ可能性もあるでしょう。
将来のキャリアパスに不安を抱いた場合は、5年後や10年後の理想像をイメージし、現時点の不安が一時的なものなのか根本的に問題があるのかを考えてみるのがおすすめです。
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就活のやり直しで発生するリスク
就活をやり直すことは可能ですが、やり直しをする際にはいくつかのリスクが伴います。志望する業界の求人が減少していたり、必ずしも再度内定を獲得できるとは限らなかったりするため慎重に考えなくてはなりません。
ここでは、就活のやり直しをする場合の注意点を解説します。
志望する業界や会社の募集が終わっている場合がある
就活をやり直す場合、企業の募集が終わっている可能性がある点に注意してください。たとえば、内定式が終わった10月に就活をやり直すとしましょう。春採用や夏採用で募集していた企業は、秋や冬には採用枠がなくなっている可能性があります。
就活をやり直したものの志望企業や業界がなく、納得いく結果にならないケースもあるため、注意が必要です。就活をやり直す前に、「どのような企業がまだ新卒採用を行っているのか」「残りの採用枠数がどれほどあるのか」などを確認しておきましょう。
10月以降の就活を考える方に向けては、「就活で9月以降も行っている秋採用の特徴と内定獲得のための対策を解説」の記事で詳しく紹介しています。
採用枠が減少しているケースがある
秋採用や冬採用をしている企業でも、採用枠が減少しているケースがあります。「まだ求人を出している」と期待しても採用枠が少なく、思うように内定を獲得できない可能性もあるため注意が必要です。
また、秋採用や冬採用では留学生や資格勉強に専念していた優秀な学生がライバルとなるケースもあります。選考レベルが高まる可能性も踏まえて就活をやり直すか慎重に考えましょう。
再度内定をもらえるとは限らない
就活をやり直しても、再度内定を獲得できるとは限りません。内定辞退を行い、再度内定が獲得できなかった場合、就職先がないまま卒業することになります。すると、「内定辞退しなければよかった」とさらに後悔してしまうでしょう。
一度内定が獲得できたからといって油断してはいけません。ほかの就活生も内定を獲得するため入念な準備を重ねてくるため、書類対策や面接対策を欠かさないようにしてください。
卒業までの時間が短く不安やプレッシャーになりやすい
就活をやり直すとなると卒業までの時間が短く不安やプレッシャーになりやすいです。特に、大学3年生の終盤や4年生になってからやり直しを考えると、周囲の友人がすでに内定を獲得しているためより不安を抱きやすいでしょう。
不安やプレッシャーから本来の力を発揮できなかったり、冷静な判断ができなくなったりする可能性もあります。精神的な負担も大きくなるため、就活をやり直したい方は計画的に進めなくてはなりません。
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就活のやり直しをするか迷った場合の選択肢
就活の結果に納得がいかないとき、やり直す以外に就職浪人や進学などの選択肢があります。内定をもらった企業に入社してキャリアを積んだうえで転職する方法もあるため、結果に納得できないからといって必ずしもやり直しが正解ではありません。
就活のやり直しをするか迷った場合の選択肢を見ていきましょう。
内定をもらった会社にそのまま入社する
就活のやり直しをせず、内定先の会社に入社する方法もあります。入社前は違和感があっても、働いたら何も問題がない可能性も十分に考えられるでしょう。すでに卒業が迫っていたり志望する業界の求人が減少していたりする場合は、内定先で働いてみるのも1つです。
就職した企業に合わなければ、数年後に転職する選択肢もあります。就活をやり直す決め手に欠けるのであれば、内定先の会社にそのまま入社してキャリアを積むのがおすすめです。
就職留年をしてやり直す
就職留年とは大学を留年し、就活を再度行う方法を指します。就活のやり直しは留年せず、在学中に就活を行う方法のため就活留年と混同しないよう注意してください。
就職留年のメリットは就活の流れやノウハウを知ったうえでもう一度選考にチャレンジできる点です。ほかの就活生よりも、スムーズに就活を進められる可能性が高まります。
しかし、大学を留年するためには学費の負担や面接時に理由を問われるリスクがある点にも注意しましょう。メリットやデメリットを踏まえ就職留年をするか検討しましょう。
就職留年については、「就活は留年すると厳しい?成功させるためのコツや内定後の対応も解説」の記事で詳しく紹介しています。
就職浪人になってやり直す
就活をやり直したい場合は、就職浪人になってやり直す方法もあります。就職浪人とは、大学を卒業して既卒で就職を行うことです。大学を卒業した状態のため、学費の負担がありません。時間に余裕を持って就活できるのも就職浪人のメリットです。
一方で、就職浪人は新卒採用枠ではなく既卒採用枠になります。既卒採用は、即戦力を求める傾向があるため、スキルや経験を求められるケースが多く、新卒で就活するよりもハードルが上がるのがデメリットです。
企業によっては新卒採用しかしておらず、既卒採用は行っていないケースもあります。就職浪人をする際は、志望企業が既卒採用をしているか確認したうえで決断しましょう。
進学する
在学中に就活をやり直すのではなく大学院や専門学校へ新たに進学し、専門的な知識を身に着けたうえで就活をする方法もあります。専門的な知識を有していると、就活で有利になりやすいのが特徴です。大学院を卒業すれば大学卒の就活生よりも評価される可能性もあるでしょう。
しかし、進学をするには費用がかかったり、試験に受かるために勉強したりする必要がある点に注意が必要です。
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就活のやり直しを決めた際にやるべきこと
就活をやり直すと決めたらまずは、企業に内定辞退の連絡をしましょう。内定辞退の連絡をしたあとに、自己分析をやり直したり、選考対策をしたりするのがおすすめです。
ここでは、就活のやり直しを決めた際に実施したいことを6つ紹介します。
内定辞退の連絡をする
就活のやり直しを決めたら、速やかに内定辞退の連絡をしましょう。企業は新入社員を確保するために、新たに採用活動を始めなければなりません。新入社員の入社に向けて、ハンコや名刺などの備品が発注されてしまう場合もあります。連絡が遅くなるほど、企業に迷惑がかかるため速やかに連絡することが大切です。
また、内定辞退の連絡は必ず電話で行いましょう。担当者が不在だったり、連絡がつかなかったりした場合に、メールで連絡してください。「2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(後編)」でも、内定辞退の連絡手段は「電話」と回答した方が59.1%と最も多くなっています。
内定辞退の旨を企業に分かりやすくかつ確実に伝えるためにも、電話での連絡がおすすめです。担当者と話すことで、誠意も伝わりやすくなるでしょう。
内定辞退の方法については、「知っておきたい!内定辞退の手順について」の記事を参考にしてください。
参照元
キャリアチケット
2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(後編)
自己分析をもう一度行う
就活をやり直す場合は、自己分析をやり直しましょう。内定先に納得行かなかった背景には、「自分の考えや希望が整理できていなかった」「価値観が変わった」などの理由が関係している可能性があるためです。
再度自己分析を行い、希望する条件や実現したい目標、長所や短所などを整理してみましょう。内定後のミスマッチを再度発生させないために、自分について理解を深めることが重要です。
志望企業や業界の視野を広げる
就活をやり直す際は、志望企業や業界の視野を広げるのがおすすめです。夏採用では多くの企業で採用枠を設けていますが、秋採用や冬採用は枠が少なくなるため、多めにエントリーしておくのが内定への鍵となります。
気づいたときには採用枠が埋まり、選考を受けられないケースもあるため、早めにエントリーだけでもしておきましょう。
志望企業や業界を広げるには、企業研究と業界研究が欠かせません。企業研究の方法については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考にしてください。
選考への対策を入念に行う
書類選考や面接などを十分に対策するのも就活のやり直しには欠かせません。就活時期が遅くなると採用枠が減少するため、ほかの就活生よりも熱意をアピールできるようにすることが大切です。
また、就活をやり直している場合、「なぜ就活をやり直したのですか?」「内定があるのになぜ就活を続けているのですか?」などと聞かれるケースもあります。やり直しをした理由をしっかりと伝えられるよう回答を準備しておきましょう。
友人や家族に相談する
就活をやり直すことを友人や家族に相談し、客観的な意見をもらうことも大切です。周囲に打ち明けることでアドバイスをもらえるだけでなく、就活の不安や悩みの解消にもつながるでしょう。
たとえば、エントリーシートや志望動機を読んでもらい、アドバイスをもらったり自己分析がうまくいかなければ他己分析をお願いしたりする方法もあります。就活は自分だけでなく協力を得ることも大切です。困ったときに相談できる人がいると就活も進めやすくなるでしょう。
就活エージェントを活用する
就活のやり直しをスムーズに進めるには、就活エージェントを活用するのもおすすめです。就活エージェントを利用することで、就活のプロから的確なアドバイスをもらえます。エントリーシートの作成や面接対策についても的確なアドバイスをもらえるため、1人で就活するよりも内定獲得に近づきやすいのがメリットです。
就活エージェントであるキャリアチケットでは、就活生に向けたアドバイスを実施しています。就活をやり直したい方や悩んでいる方は、ぜひキャリアチケットを活用してください。
スピーディーな対応を心掛ける
就職活動のやり直しを決断したら、スピーディーな対応を心がけましょう。大学卒業までの残りの時間が限られている場合、悠長に構えている余裕はありません。企業によっては、選考の締め切りが早いケースもあるため時間を無駄にせず、計画的に動くことで、納得のいく内定に近づけるでしょう。
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新卒で入社したあとの就活のやり直しについて
新卒で入社してから、再度就活をするか迷っている方もいるでしょう。一般的に新卒で入社してから3年以内の求職者を第二新卒と呼びます。会社側からの第二新卒のニーズは高く、転職しやすい環境にあるのが特徴です。
ここでは、新卒で入社したあとの就活のやり直しについて紹介します。
入社後3年以内の離職者は約3割いる
入社後3年以内に離職する方の割合は決して少なくありません。厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」によると、就職後3年以内の新規大卒就職者の離職率は34.9%となっています。
新卒で入社して、離職するのは珍しいことではありません。入社後すぐに離職しても、第二新卒として再就職活動を行うことができます。
参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します
第二新卒は基本的なマナーやスキルが求められる
第二新卒は新卒採用よりも社会人としての能力が求められる点に注意が必要です。社会人としての基本的なマナーやビジネススキルが求められます。第二新卒が評価されるのは、就活生にはないスキルやマナーがあり、教育コストがかからず早期の戦力として期待されているためです。
第二新卒でもマナーなどがなければ評価されにくいといえます。入社後は言葉遣いや立ち振る舞いなど社会人にふさわしいスキルを身につけるようにしましょう。
言葉遣いなどのマナーについては就活生の時点から身につけておくと有利です。「社会人としての心構えとは?具体例10選や面接での答え方を解説」の記事を参考にしてください。
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就活のやり直しを検討しているあなたへ
将来に不安を抱いて、「就活をやり直したい」と考える方もいるでしょう。一度内定を獲得したものの企業とのミスマッチを感じたり、ほかに魅力的な企業を見つけたりした場合は、就活をやり直すことが可能です。
ただし、時期によっては志望企業が採用活動を終了していたり、採用枠が減少していたりするリスクがあります。一度内定を獲得できたからといって必ずしも内定をもらえるとは限らないため注意が必要です。
就活のやり直しを考えている方は就活エージェントを利用するのがおすすめです。就活エージェントであるキャリアチケットは、自己分析や企業研究などに対して就活のプロ目線でアドバイスを行っています。効率的に就活のやり直しをしたい方は、ぜひキャリアチケットをご利用ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。