このページのまとめ
- 大学生のうちにやるべきことには、サークル活動や留学など新しい経験
- 学業や人脈作りを頑張らなければ、やるべきだったと後悔する
- 大学生は時間や金銭に余裕があるため、興味ある分野に挑戦するのがポイント
「大学生のうちにやるべきことには何があるのか」「後悔のない大学生活を送りたい」と悩む人もいるでしょう。大学生は時間や金銭に余裕があるため、興味のあることには積極的にチャレンジしてみるのがおすすめです。
この記事では、大学生のうちにやるべきことを遊びや経験などテーマ別にまとめました。大学生がやるべきだったと後悔したことランキングも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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- 大学生のうちにやるべきことを選ぶ際の基準
- 目的が明確か
- 人生経験になるかどうか
- 時間を多く必要とする出来事かどうか
- 社会人になると実現しにくくなるかどうか
- 就職活動にプラスに働くかどうか
- 大学生のうちにやるべきこと12選【遊び・経験編】
- 1.旅行して新しい土地を知る
- 2.人間関係を広げる
- 3.映画鑑賞や推し活など趣味に没頭する
- 4.海外留学する
- 5.ボランティアをする
- 6.一人暮らしをする
- 7.アルバイトをする
- 8.サークル活動や部活動に参加する
- 9.興味のある分野に挑戦する
- 10.ビジネスを始める
- 11.自分磨きをする
- 12.友達と思い出づくりに励む
- 大学生のうちにやるべきこと7選【勉強編】
- 1.専門分野の研究を行う
- 2.資格を取得する
- 3.一般教養を学ぶ
- 4.お金に関する知識を深める
- 5.パソコンスキルやITスキルを身につける
- 6.語学を勉強する
- 7.読書をする
- 大学生のうちにやるべきこと10選【就活編】
- 1.長期インターンシップに参加する
- 2.短期インターンシップに参加する
- 3.自己分析を行う
- 4.業界研究を行う
- 5.企業研究を行う
- 6.キャリアプランを考える
- 7.OB・OG訪問を行う
- 8.ビジネスマナーを学ぶ
- 9.就活費用を貯める
- 10.就活エージェントに相談する
- 大学生がやるべきだったと後悔したことランキング
- 1位:学業に真面目に向き合うべきだった
- 2位:遊びなどのプライベートに時間を使うべきだった
- 3位:友達や人脈作りを頑張るべきだった
- 4位:サークルやボランティアに参加すればよかった
- 5位:アルバイトを始めればよかった
- 6位:知識や経験を得られる機会を増やせばよかった
- 7位:規則正しい生活を送ればよかった
- 8位:お金に関する危機管理能力を身につけていればよかった
- 大学生のうちにやるべきことを探すコツ
- 卒業した先輩や社会人に聞く
- SNSをチェックする
- 本から探す
- やっておくべきことを100個書き出す
- 大学生のうちにやりたいことを挑戦したいあなたへ
大学生のうちにやるべきことを選ぶ際の基準
大学生のうちにやるべきことは、時間を多く使うものや社会人には難しいものなど、大学生ならではのものがおすすめです。ここでは、大学生のうちにやるべきことを選ぶ基準をご紹介するので、参考にしてください。
目的が明確か
大学生のうちにやるべきことを選ぶ際は、目的を明確にしておく必要があります。目的の明確化は、取り組むために何が必要なのかを見つけるヒントになるためです。
たとえば、就活でやるべきことを考える際、将来どのようなキャリアを目指したいのか決めると、必要な資格やスキルが分かります。目的なくやっていても、経験が活かせません。やるべきことを決める際は、前提として目的を持ちましょう。
人生経験になるかどうか
大学生のうちにやるべきかどうか迷った場合は、人生経験になるか考えましょう。早いうちに得た経験は、同じような状況が起きた際に対処しやすくなります。
また、大学でしかできないことや出会えない人も多くいます。大学での経験が今後の人生に大きな影響を与える場合があるため、人生経験における観点から行動を選んでもよいでしょう。
時間を多く必要とする出来事かどうか
時間が多く必要な出来事は、大学生のうちにやっておきましょう。社会人になると自由に使える時間が減り、実現できなくなるケースが増えるためです。
たとえば、1ヶ月かけて海外旅行をしたい場合、時間を作りやすい大学生のうちに計画を立てる必要があります。社会人になると1ヶ月間休みをとるのが難しく、実現するのが難しくなるでしょう。
大学生は長期休暇もあるため、時間を使う経験にも取り組みやすいのがメリットです。長時間や長期間かけて実現したい経験がある場合は、大学生のうちにチャレンジするのがおすすめです。
社会人になると実現しにくくなるかどうか
社会人になると実現が難しそうな経験は、大学生のうちにやっておきましょう。時間はもちろん、大学生にしかない環境を活かすのが大切です。
たとえば、サークル活動に取り組めるのは大学生ならではの行動になります。大学のサークル活動は、同年代の学生と活動できる貴重な環境になるためです。社会人になると実現できない経験もあるため、卒業した先輩や社会人に聞いてみてください。
就職活動にプラスに働くかどうか
就職活動につながる経験は、大学生のうちにやっておきましょう。入社した会社によって将来のキャリアが決まるため、自分に適した会社に入れるよう準備することが大切です。
たとえば、興味のある会社のインターンシップに参加し、企業の雰囲気を実際に体験してみるとよいでしょう。また、就活では「学生時代に頑張ったこと」となるガクチカを聞かれるため、サークルやアルバイトなどに力を入れるのもプラスに働く要素です。
一見就職活動には関係ないようなものも、アピールできるエピソードになる可能性があります。全力で取り組んだ経験ができれば、就職活動で活かせる場面が出てくるでしょう。ガクチカの評価基準については、「ガクチカとは?評価される書き方や例文18選を紹介!」で解説しています。
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大学生のうちにやるべきこと12選【遊び・経験編】
大学生は勉強だけでなく、新たな経験を積んでおくのがおすすめです。遊びや経験で得たものが、社会に出て役に立つ場合もあります。ここでは、大学生のうちにやるべき遊びや経験を紹介するので、参考にしてください。
1.旅行して新しい土地を知る
大学生のうちにやるべきことには、国内外への旅行があります。社会人は大学生と比べて、長期休みがとりにくくなるためです。また、就職すると友人との予定が合わせにくく、思うように計画が進まない場合も考えられます。
新しい土地を訪れたり知らない人と出会ったりする経験は、自分の価値観や考え方が広がるきっかけにもなるでしょう。旅行は将来の選択肢を広げる機会となるため、やるべきことに悩んだ際におすすめです。
2.人間関係を広げる
大学生活は、ゼミやサークル、アルバイトなどを通じて新しい人間関係を作るチャンスです。人間関係が広がると多くの人と知り合えるため、新たな知見や考えを知る機会を得られます。
人脈形成は就職においても良い影響をもたらし、将来やるべきことが見つかるきっかけにもなるでしょう。学内では学部や学年を問わず友人を作れるよう、サークルや学園実行委員などに属するのがおすすめです。
3.映画鑑賞や推し活など趣味に没頭する
大学生は自由な時間が多いため、趣味に没頭できます。没頭できる趣味は、ストレス発散やモチベーション向上などの良い影響を及ぼします。
たとえば、映画鑑賞は知識や価値観を広げるのに効果的。キャラクターや人物を応援する推し活は、癒やしだけでなく勉強や就活のモチベーションアップにつながるでしょう。
ほかにも、スポーツやバンド活動、ツーリングなど好きなことに打ち込むと大学生活が充実するでしょう。趣味は就活でも、アピールできる材料の一つになります。
就活でアピールできる趣味については、「エントリーシートの『趣味・特技』の書き方は?評価されるポイントも解説」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
4.海外留学する
大学生のうちに海外留学をするのもおすすめです。日本とは言語と文化が異なるため、海外の生活に触れるのは価値観を広げる良い経験になるでしょう。
留学は語学力の向上にもつながるため、就活でアピール材料になります。たとえば、留学先で何かを成し遂げた経験があれば、ガクチカや自己PRなどに活用可能です。
就職活動で留学経験をアピールする場合は、「自己PRで留学経験をアピールするには?評価される強みや構成を解説」の記事をご覧ください。
5.ボランティアをする
大学生のうちにやるべきことを探している場合は、ボランティア活動に参加するのもよいでしょう。ボランティア活動は社会貢献ができるだけでなく、幅広い世代の人と交流できます。
地域のごみ拾いから災害支援まで、ボランティア活動の内容も多種多様です。ボランティア活動はほかでは経験できない体験となるため、就活にも役立ちます。
ボランティアの申し込みは、大学の学生センターからでも可能です。ボランティア団体もあるため、調べて気になった活動に参加しましょう。
6.一人暮らしをする
大学進学を機に、一人暮らしを始めるのもおすすめです。一人暮らしでは家事と勉強を両立する必要があり、大変さを実感できる良い機会になります。
また、親元を離れた生活は、各種手続きや公共料金の支払いなどをすべて自分で行わなければなりません。一人暮らしは自活能力を身につけられるのはもちろん、友達を自宅に招くなど大学生ならではの楽しさがあります。
7.アルバイトをする
アルバイトは、大学生のうちにやるべきことです。社会経験が積めるため、将来へ向けた準備を進められます。
独立行政法人日本学生支援機構の「令和4年度学生生活調査結果(11p)」によると、アルバイトに従事している大学生は83.8%でした。令和2年度と比較したところ、アルバイトをする大学生の割合は増えています。
アルバイトではお金を稼げるだけでなく、社会人に必要なマナーやコミュニケーションを身につけられる点がメリットです。マナーや言葉遣いは就職活動でも必要になるため、アルバイトを通して学んでおきましょう。
参照元
独立行政法人日本学生支援機構
令和4年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専門学校生生活調査
8.サークル活動や部活動に参加する
大学には運動系から文化系までさまざまなサークルや部活があるため、興味のある活動を楽しみましょう。サークル活動は楽しむだけではなく、コミュニケーションや組織で活動する経験を積む機会になります。
また、部活動も同様で、何かに打ち込むことは就職において評価されるポイントです。サークルや部活動では大学卒業後の友人関係が作れるため、参加するとよいでしょう。
9.興味のある分野に挑戦する
大学生の間は新しい習い事をはじめたり、美術館を巡ったりと興味のある分野に挑戦する良い機会です。社会人になると、自分のために使える時間は次第に減っていきます。
何事にも挑戦してみると自分の可能性を広げるきっかけとなり、就職や社会人になったあとでも活かせるでしょう。貴重な自分の時間を有効活用するためには、大学生のうちに気になった分野にチャレンジするのがおすすめです。
10.ビジネスを始める
ビジネスを始めるのも、大学生のうちにやるべきことの一つになります。若いうちにビジネスや起業を始めるのがおすすめの理由は、挑戦して失敗してもやり直しがしやすいためです。
また、ビジネスの経験は就活でのアピールにつながります。うまくいけば大学卒業後もそのまま仕事にできるため、やりたい事業があれば挑戦してみるのもよいでしょう。
ビジネスや起業を考えている就活生は、「起業したい大学生が押さえるべきポイントは?」の記事をご一読ください。
11.自分磨きをする
自分磨きは、自己啓発の一環として効果的です。内面と外面を磨くと、自分に自信が持てるようになったり、交友関係が広がったりとポジティブな影響を与える場合があります。
自分に合うメイクを研究する、筋トレで体を引き締めるなどの外見に関することだけでなく、「興味のある習い事をする」「知識を増やす」なども自分磨きに該当します。
12.友達と思い出づくりに励む
友達との思い出づくりは、大学生のうちにやるべきことです。大学生活ではゼミやサークル、オリエンテーションなどさまざまな場面で友達と過ごせます。
学生期最後となる大学生活を満喫するためには、友達と出かけて思い出をつくっておくのがおすすめです。社会人になると休みが合わず、友達と出かける機会は減ることも。学生のときにしかできない貴重な経験を友達と一緒に楽しみ、人生を豊かにしましょう。
大学生は時間や金銭に余裕がある
大学生は時間や金銭に余裕をもちやすい点がメリットです。高校時代よりも自由に生活しやすくなるため、やりたいことにチャレンジしやすい時期といえます。
大学の授業は自分で選択する形式のため、「月曜は授業を多め」「水曜は少な目」などコントロールすることが可能。また、アルバイトができるようになり金銭的な余裕も出ます。
夏休みや春休みの期間は2ヶ月前後あり、長期の休みも確保可能なため、チャレンジできる内容の選択肢も広がるでしょう。
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大学生のうちにやるべきこと7選【勉強編】
大学生のうちは遊びだけでなく、勉強にも力を入れることが大切です。ここでは、大学生のうちにやるべき勉強について解説するので、参考にしてください。
1.専門分野の研究を行う
専門分野の研究を行い、深く学んでみましょう。完成度の高い卒業論文や卒業研究を完成させるためには、専門分野の勉強が必要です。
専門分野の研究は文献を読み込んだり、資料を作成したりするので大変な作業です。しかし、勉強して知識を身につけることでほかの人と差別化が図れるため、自身の成長につながるでしょう。
2.資格を取得する
資格の取得は、スキルアップや就活に役立ちます。大学生は勉強の時間を確保しやすいため、将来に活かせそうな資格は取得を検討するのがおすすめです。大学生のうちに取っておくと役立つのは、以下の資格になります。
・MOS
・TOEIC
・日商簿記
大学生の就活で有利になる資格は複数あるものの、文系と理系に分けて検討するのもよいでしょう。業界によってはアピールポイントになる資格もあるため、将来を踏まえたうえで取得を検討するのが大切です。
文系の大学生が資格を検討する際は、実用的な知識が身につくものを選びましょう。実社会で求められる知識の保有は、社会人になったときに役立ちます。
文系の大学生は、以下の資格を検討してみるのがおすすめです。
・司法書士
・行政書士
・宅建士
・社労士
・中小企業診断士
・簿記(2級・3級)
・FP
資格の取得はガクチカとしてもアピールできるため、面接対策をはじめ、就職や社会に出たときにも役立つものを検討しましょう。
理系の場合、専門資格により就活が有利になる職業があります。なかには、応募条件として課される資格もあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
理系の大学生は、以下の資格を検討してみましょう。
・ITパスワード
・基本情報技術者試験
・G検定(ジェネラリスト検定)
・危険物取扱者
・知的財産管理技能士
・QC検定
・不動産鑑定士
DX推進に伴い、IT系の資格は需要が高くなっているため、取得を目指すのも手段の一つです。資格の取得は、自分に向いている業界や職業を知る機会にもなります。就活が本格的に始まる前に、計画的に資格取得スケジュールを立てましょう。
資格のアピール方法については、「就活に役立つ資格とは?おすすめの資格とアピール方法をご紹介!」をご覧ください。
運転免許を取得する
大学生のうちにやるべきことの一つには、運転免許の取得があります。運転免許を取得する場合、教習所に通わなければなりません。
社会人になると教習所に通う時間がとりにくく、運転免許の取得に時間がかかります。なかには、仕事で車を使うケースもあるため、運転免許は就職でも必要な資格です。大学生のうちに免許をとる際は、合宿で取得する方法を選択するのもよいでしょう。
3.一般教養を学ぶ
大学生のうちに新聞やニュースをチェックして、一般教養を身につけましょう。就活の面接では、時事問題について聞かれるケースがあります。
また、就活の試験ではことわざや四字熟語、分数の計算など、中学・高校レベルの教養が必要です。大学生になると一般教養を勉強する機会が減り、忘れてしまう人も多いため復習しておきましょう。
「就活とは?いつから何をすればよい?基本の流れと8つのやるべきことを解説」の記事で就活についてまとめているので、筆記試験に向けて勉強する参考にしてください。
4.お金に関する知識を深める
社会人になる前に、お金に関する知識を深めるのもおすすめです。社会人が経済的に自立するためには、お金に関する知識となるマネーリテラシーが欠かせません。
政府広報オンラインの「「金融リテラシー」って何? 最低限身に付けておきたいお金の知識と判断力」によると、次の4項目を身につける必要があるといわれています。
・家計管理
・生活設計
・金融と経済の基礎知識と、金融商品を選ぶスキル
・外部の知見の適切な活用
お金に関する知識の教養は、1人暮らしをしている大学生であれば徐々に身につくでしょう。しかし、学校や会社では教えてもらえないため、自分から情報を集めるのが大切です。
参照元
政府広報オンライン
「金融リテラシー」って何? 最低限身に付けておきたいお金の知識と判断力
5.パソコンスキルやITスキルを身につける
大学生のうちに、パソコンスキルやITスキルも身につけておきましょう。ITが発達する現代では、仕事でも日常生活でもITスキルが求められます。
ITスキルを身につけるためには、次のような方法が有効です。
・ITパスポート検定を受験する
・プログラミングを学ぶ
・WordやExcelなどを学ぶ
・MOSの資格を取得する
現代は、スマートフォンの普及によりパソコンを使わない学生も増えている状況です。しかし、仕事ではパソコンの使用が一般的なので、パソコンスキルも大学生活の間で習得しましょう。
6.語学を勉強する
英語や中国語などの語学勉強は、大学生のうちにやるべきことの一つです。大学生は勉強時間を確保しやすいため、語学を集中的に学習できます。
高い語学力は就活でも有利になり、企業や職種の選択肢を広げるきっかけにもなるでしょう。語学力を勉強したい場合は、以下の方法を検討してみてください。
・留学する
・TOEICや英検などの資格取得を目指す
・動画や教材を活用する
・サークルや無料講座に参加する
語学力は業界や職種に関わらず求められるケースが多いので、時間があるうちに取り組んでおくと良いでしょう。
7.読書をする
読書は知識や語学力を身につけられるだけでなく、コミュニケーション力を高めるのにも効果的です。大学生は大学の図書館を利用できるため、本を購入する必要なくさまざまなジャンルに触れられます。
難しいものを選ぶのはハードルが高く、途中でやめてしまうケースも少なくありません。まずは、読みたい本を読む習慣をつけるのがおすすめです。語学力はESや面接対策でも必要になるため、読書で養いましょう。
大学生は設備の整ったキャンパスを利用できる
大学生は、設備の整ったキャンパスを利用できます。学生証がないと利用できない施設もあるため、キャンパス内の設備を有効活用できるのは大学生活をしている間だけです。
たとえば、大学の図書館には多くの資料があります。自分の専攻分野だけではなく、ほかの分野も調べてみるとよいでしょう。また、研究室には研究に必要な備品が揃っており、研究活動がはかどりやすいメリットがあります。大学内の設備は、大学生のうちに活用しておきましょう。
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大学生のうちにやるべきこと10選【就活編】
就活準備は、早めに進めていきましょう。大学3年生になるとサマーインターンシップがはじまるため、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。ここでは、大学生のうちにやるべき就活準備を紹介するので、参考にしてください。
なお、「就活のやり方を徹底解説!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」の記事では就活の全体像についてまとめています。併せてご確認ください。
1.長期インターンシップに参加する
大学生の就活準備として、長期インターンシップへの参加がおすすめです。長期インターンシップとは、数ヶ月程度の期間、実際の業務を体験できるインターンシップです。
長期インターンシップに参加すると、以下のメリットが得られます。
・企業の雰囲気を体感できる
・ビジネスマナーが身につく
・業務内容を詳しく理解できる
インターンシップで志望企業の雰囲気や業務が体験できれば、企業研究にも役立つでしょう。また、企業によっては内定に直結したり、選考の一部を免除してもらえたりする場合もあります。長期インターンシップはほかの就活生よりも有利に就活を進められるため、参加するのがおすすめです。
ただし、長期インターンシップは、数ヶ月〜半年程度行われる場合もあります。予定が確保できなかったり、複数の企業に参加するのが難しかったりするケースもあるため注意しましょう。
2.短期インターンシップに参加する
短期インターンシップは1日から数日で行われるため、複数の企業のインターンシップに参加したい場合におすすめです。キャリアチケットの「2026年入社予定学生のサマーインターン参加意識に関する調査」によると、インターンシップに参加予定だと答えた就活生の割合は約9割でした。
つまり、多くの学生が大学生のうちにインターンシップに参加すべきだと考えています。短期インターンシップの場合、プログラムはセミナーや説明会形式が多くなります。実際の業務は体験できない場合もあるので、プログラムの内容を調べておきましょう。
短期インターンシップであれば予定を合わせやすく、複数の企業に参加しやすい点がメリットです。インターンシップについては、「インターンシップとは?行う意味や期間別の特徴をご紹介」の記事も参考にしてください。
参照元
キャリアチケット
2026年入社予定学生のサマーインターン参加意識に関する調査
インターンシップの参加時期
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(7p)」によると、インターンシップへ参加する就活生は、大学3年生の7月ごろから増加します。
引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(7p)」
10月から12月はオータムインターンシップ、1月から3月はウィンターインターンシップがあるため、それらに参加する就活生もいるようです。
インターンシップの参加時期に悩んでいる場合は、大学3年生の7月ごろを目安にするとよいでしょう。自己分析やインターンシップの申し込みなどもあるため、大学3年生になったらインターンシップ参加に向けて準備を進めるのがおすすめです。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
3.自己分析を行う
自己分析とは、過去を振り返り、自分の性格や考え方を明らかにする作業です。就活を始める前には、自己分析を行い自分についての理解や就活の軸を明確にする必要があります。
自己分析が十分にできていれば就活の軸が定まり、志望する業界や企業が決まりやすくなるでしょう。就活準備で何をするべきか分からない方は、自己分析から始めるのがおすすめです。
自己分析の進め方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」で詳しく解説しています。
4.業界研究を行う
業界研究とは世の中にどのような業界があるのかを調べ、理解を深める作業です。調べた内容が、企業の選択や志望動機の作成につながります。
世の中には知らない業界も多く、業界研究を行えば新しい分野の発見ができます。イメージだけで業界を選んでしまい、失敗するケースも減るでしょう。業界研究の進め方は「業界研究、おすすめの方法は?これから就活を始める人へ」をご覧ください。
5.企業研究を行う
企業研究とは一つの企業を調べ、業務内容や特徴、業界内での立ち位置などを調べる作業です。志望意欲を高め、ミスマッチを減らすためには企業研究が欠かせません。
また、企業研究では志望する企業の強みや情報が分かるため、志望動機を具体化できます。企業研究を行うには、企業説明会の参加やOB・OG訪問の実施が有効です。就活が本格化する前から積極的に行動しましょう。
企業研究の進め方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」もご一読ください。
6.キャリアプランを考える
将来のキャリアについて、大学生のうちからプランを練っておくのも大切です。キャリアプランを考えると、理想の働き方や目指すべきポジションが明確になるため、将来を見据えたキャリアアップ計画を立てられます。
就活では、働く理由や働き方を明確にしていないと、適当に会社を選んでしまいミスマッチが生じる可能性も少なくありません。ミスマッチで早期に退職した結果、何がやりたいのか分からず、次の仕事に就くまでに時間がかかってしまう可能性もあります。
大学生のうちからキャリアについて考え、社会人としてどのように活躍したいか自分なりに決めておきましょう。
7.OB・OG訪問を行う
大学生の就活準備でやるべきこととして、OB・OG訪問を行い、企業について理解を深める必要があります。実際に志望する企業で働いている人の話は就活に役立つだけではなく、働くうえでのモチベーションにもつながる点が特徴です。
また、OB・OG訪問のメリットは、説明会では聞けない内容を聞ける点です。リアルな話が聞けるため、企業選びや面接での参考になります。
知り合いのOBやOGがいない場合は、大学に相談してみましょう。キャリアセンターでOB・OGを相談してもらえる可能性があるため、一度問い合わせてみるのがおすすめです。
8.ビジネスマナーを学ぶ
就活におけるやるべきことには、ビジネスマナーの学習が効果的です。ビジネスマナーができている大学生は、就活でも好印象を与えられます。
就活の場面では、マナーができていない大学生も珍しくありません。マナーを学んでおくと第一印象が良くなり、選考でも良い影響を与えるでしょう。
大学生のうちにビジネスマナーを身につけておけば、社会人になってからも活かせます。どのようなマナーが求められるかについては、「社会人としての心構えとは?具体例10選や面接での答え方を解説」の記事を参考にしてください。
9.就活費用を貯める
就活で必要なお金は、時間に余裕があるうちに貯めておきましょう。就活をしながらアルバイトを続けるのは、スケジュール的に大変です。
就活ではスーツやカバンなどの用意だけでなく、説明会や選考の交通費も必要です。必要な費用を想定し、就活資金を貯めておきましょう。
就活費用については、「就活中にお金はどのくらいかかる?内訳や出費をおさえる節約方法も紹介」の記事で解説しています。
10.就活エージェントに相談する
大学生の就活準備として、就活エージェントのサポートも受けてみましょう。就活に関する悩みをプロに相談すると最適な解決策を教えてもらえるため、スムーズかつ効果的に準備を進められます。
第一志望の内定を獲得するためには、自己分析から書類選考、面接対策など入念な準備が欠かせません。就活を初めて経験する学生にとっては、自分だけですべての対策を行うのは難しいでしょう。
就活エージェントに相談すれば、あなたに必要なアドバイスを的確にしてもらえます。キャリアチケットでもアドバイザーがマンツーマンであなたに合わせた指導を実施しているので、利用してみてください。
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大学生がやるべきだったと後悔したことランキング
大学生のころにやるべきことができなければ、社会人になったときに後悔します。ここでは、やるべきだったと後悔したことをランキング形式で解説するので、参考にしてください。
1位:学業に真面目に向き合うべきだった
大学生がやるべきだったと後悔したことの一つに、学業があります。大学生活は遊ぶ期間だと勘違いし、勉強をせず楽しむことに比重を置いてしまったためです。
卒業が近くなってから、学業に真面目に向き合わなかったことに後悔するケースはよくあります。また、卒業論文作成が苦しく、「もっと勉強していれば」と思う場合もあるでしょう。
なかには、遊びに没頭するあまり授業をサボり過ぎて、卒業に必要な単位が怪しくなり焦るケースも。卒業間近で後悔しないためには、学業を重視して大学生活を送るようにするのが大切です。
2位:遊びなどのプライベートに時間を使うべきだった
大学生のなかには、プライベートの時間が少なかったと後悔するケースもあります。充実した大学生活を送るためには、勉強だけでなくプライベートを思いっきり充実させることが大切です。
たとえば、学業だけではなくアルバイトやボランティアに力を入れる学生もいます。休みの日も働き、真剣に取り組んでいた結果、遊ぶ時間が無くなってしまうケースも珍しくありません。プライベートも楽しむように心がけると、充実した学生生活を過ごせるでしょう。
3位:友達や人脈作りを頑張るべきだった
なかには、友達や人脈をもっと作っておくべきだったと後悔する大学生もいます。大学でしか出会えない人も多いため、人脈形成のチャンスを逃さないようにしましょう。
大学生の場合、ゼミやサークル、アルバイトなど、多くの場面で出会える人がいます。社会人になると会社の同僚との付き合いが基本となり、新しく友達や人脈を作る機会は減ってしまいがちです。より多くの人々とかかわりがある大学生活では、人脈作りに力を入れましょう。
4位:サークルやボランティアに参加すればよかった
大学生によっては、サークルやボランティアなどの活動に参加しておくべきだったと後悔する場合があります。社会人になると、サークルに参加する時間や機会が減ってしまう傾向です。ボランティアについても、仕事の合間に行うのは大変です。
興味のあるサークルやボランティアへの参加は、大学生だからこそできることです。後悔しないためには、興味のある活動に参加しておくとよいでしょう。
5位:アルバイトを始めればよかった
アルバイトをやらず、後悔する大学生も少なくありません。アルバイトをしていない場合、仕事の経験がないまま社会人になってしまいます。そのため、仕事や社会がどのような雰囲気なのか分からず不安になってしまうケースもあるでしょう。
アルバイト経験は、社会に出るうえで大切な経験です。また、アルバイト経験は、就職活動でガクチカとしてアピールすることもできます。アルバイト経験をアピールするコツは、「『学生時代頑張ったこと』でアルバイト経験をアピールする6つの方法を解説」の記事を参考にしてください。
6位:知識や経験を得られる機会を増やせばよかった
大学生のなかには、新しい挑戦を始めず、同じ環境に居続けてしまい後悔するケースがあります。同じ環境に居続けると刺激が少なく、成長につながりません。
大学生は、学業やサークル、アルバイトなど、新しい環境にチャレンジしやすい時期です。また、留学や旅行のように、知らない土地に行きやすい時期でもあります。知識や経験を得る機会は、社会人になるほど減ってしまいやすいため、後悔しないよう積極的に新しいことにチャレンジしましょう。
就活の自己PRで強みやエピソードをアピールする書き方については、「就活の自己PRで強み・エピソードをアピール!10個の例文で書き方を解説」を参考にしてください。
7位:規則正しい生活を送ればよかった
勉強のため帰宅が遅くなったり夜勤のアルバイトをしたりと、大学生は生活リズムが変化しやすくなります。人によっては不規則な生活により、体調不良や日常生活への支障が出る可能性も少なくありません。
大学をサボってしまう日が増えた、あるいは寝坊して周囲に迷惑をかけてしまったなど、悪影響を及ぼし後悔するケースもあるでしょう。
夜更かしをして遅くに起きるなど、不規則な生活に注意してください。体調不良を起こしたり、生活に支障が出たりする可能性があります。
生活習慣が戻らなければ授業に出席できず単位を落としてしまう場合もあるため、後悔しないよう時間や体調の管理はきちんと行いましょう。
8位:お金に関する危機管理能力を身につけていればよかった
大学生によっては、金銭トラブルにより後悔する場合があります。自由に使えるお金が増えやすい大学生の時期は、管理を怠ってしまいがちです。
なかには、大学生活中にお金の貸し借りやギャンブルなどにより、金銭トラブルに発展してしまうケースも珍しくありません。お金を借りるのが当たり前になってしまい、大学生のうちに借金を抱える可能性も考えられます。
お金のトラブルは人間関係にも影響が出てしまうため、後悔しないよう危機管理能力を身につけておきましょう。
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大学生のうちにやるべきことを探すコツ
大学生のうちにやるべきことは、さまざまな方法で探すと自分の興味ある分野を見つけられます。ここでは、やるべきことを探すコツを紹介するので、参考にしてください。
卒業した先輩や社会人に聞く
大学生のうちにやるべきことは、社会人に聞くと実体験として参考になるアドバイスをもらえます。実際にやらず後悔した内容を教えてもらえるため、説得力のあるアドバイスを得られる点がポイントです。
卒業した先輩や社会人の実体験では、大学生活でしかできない経験を見つけられるでしょう。質問をする際は、社会人になってできなくなったことを尋ねてみるのがおすすめです。大学生だからできることが知りたい場合は、実体験を持つ先輩や社会人に聞きましょう。
SNSをチェックする
SNSでは大学生活に関する投稿をチェックできるため、やるべきことを見つけられる場合があります。ハッシュタグやキーワード検索を活用すると、該当する投稿のチェックが可能です。
たとえば、SNSで「大学生やるべきこと」と検索すると、テキストや画像などでキーワードに該当する項目が表示されます。SNSの投稿はやるべきことを見つけるヒントを得られるため、積極的に活用しましょう。
SNSで就活の情報収集を行うメリットについては、「SNSで行う就活の情報収集とは?効率良く行う方法とメリットを知ろう」を参考にしてください。
本から探す
大学生がやるべきことをテーマにした本も複数あるため、チェックしてみるのがおすすめです。インターネットでは見つけられなかった分野を見つけるきっかけを、本で得られる場合があります。
テーマを問わず、読書からアイデアが浮かぶケースもあるでしょう。やるべきことが思い浮かばない場合は、大学の図書館へ足を運び本を探してみるのが効果的です。
やっておくべきことを100個書き出す
大学生のうちにやっておくべきことを100個書き出してみると、自分の興味ある分野が見つけられます。内容は「おしゃれなカフェを見つけたい」「美味しい焼き肉を友達と一緒に食べたい」など、些細なもので良いので、箇条書きにしていくのがポイントです。
達成したものにはレ点をつけるなどして、やりたいことを大学生活のうちに進めていきます。達成率や達成リストなどをつくると、ゲーム感覚で進められるためおすすめです。また、やりたいことリストをまとめられるアプリを活用するのもよいでしょう。
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大学生のうちにやりたいことを挑戦したいあなたへ
大学生のうちにやるべきことには、経験や遊び、勉強などがあります。時間や金銭に余裕がある大学生のうちに、興味関心のある分野に挑戦してみると自分の成長や視野を広げられるでしょう。
就職エージェントのキャリアチケットでは内定獲得に向けて、就活の準備段階からやるべきことのアドバイスを実施しています。サービスは無料で利用できるため、就活がまだまだ先の方も余裕をもって準備しておきましょう。大学生活だけではなく将来も充実させるために、キャリアチケットを利用してみてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。