人気の不動産業界!志望動機作成のポイントと例文

このページのまとめ

  • 不動産業界は、不動産(土地や建物)の開発、売買、賃貸、管理などに関わっている
  • 不動産業界には、デベロッパー、不動産取引業、不動産賃貸業、不動産管理業、コンサルティングなどの業種がある
  • 志望動機には、不動産業界を選んだ理由、やりたい仕事と企業特性が合致していること、自分の能力、キャリアビジョンを盛り込む

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2017年度の不動産業界の売上高は、43兆4,335億円。直近5年で見ると上昇傾向にあります。
成長業界で収入も高いというイメージから常に一定の人気がある不動産業界。このコラムでは、履歴書や面接で必要な志望動機を作成するコツをご紹介します。

 

不動産業界について

不動産業界は、土地や建物の開発、売買・賃貸、管理などを扱っています。
そもそも不動産とは、「土地及びその定着物(民法第86条第1項)」を意味する言葉。「定着物」は、建物や木、生垣などの動かせないものを指しています。
不動産業界には建設業界と似たイメージを持つ人もいるかもしれませんが、建設会社は建物を建てるのが主な仕事。不動産業界は、建設のための土地の開発や、建物が完成した後の流通・管理を担っているという違いがあります。

参照元:財務総合政策研究所 - 法人企業統計調査結果(平成29年度) https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/h29.pdf

 

不動産業界の代表的な業種

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不動産に関わる業種をいくつかピックアップしました。それぞれにやりがいや魅力も掲載したので、志望動機作成の参考にしてください。

デベロッパー

デベロッパーは、不動産業界の中でも大規模な開発に関わる業種を指します。デベロッパーの業務は、公園や道路、商業施設、リゾート施設などを新たに計画し整備する、マンションの企画販売をする、住宅地を開発する、といったもの。近年は海外事業を抱えている企業も多いようです。また住宅の開発をメインに行う不動産会社は「ハウスメーカー」と呼ばれます。

デベロッパーで働く魅力は、街づくりに関われるという点。東京ミッドタウンや六本木ヒルズのような新しい街をつくることに面白みを感じる人は多いでしょう。マンションや住宅地の開発も、衣食住の「住」を担うやりがいある仕事です。
またデベロッパーには大企業が多いため、収入が高いというメリットも。その分人気もあり、就職難易度も高めです。

不動産取引業

不動産の販売を行うのは、不動産取引業の役目です。デベロッパーやハウスメーカーがつくったマンションや住宅を売る不動産販売業がこれに当たります。大手のデベロッパーであれば、販売も自社で行ったり、取引を任せる子会社を持っていたりすることもあるようです。
また、土地や建物の売主と買主の間を取り持って契約を成立させる「不動産仲介業」もここに含まれます。

一般のお客さまに土地や建物を販売するため、不動産取引業には直接感謝の言葉を聞ける喜びがあります。お客さまにとっての一生に一度の買い物をお手伝いし、人の夢を叶えるというやりがいもあるでしょう。

不動産賃貸業

マンションやアパートなどの賃貸に関わるのが、不動産賃貸業。一人暮らし用の部屋を借りるときにお世話になった人も多いはずです。大家さんが持つ物件を紹介する賃貸仲介会社と、自社でマンションなどを持って直接貸し出している会社があります。
また住居ではなく、オフィスビルや商業ビル、駐車場などの賃貸を扱う企業も。会社によって得意とする分野が違います。

不動産賃貸業は、業界の中でも最も多くの事業所数を抱える分野。求人数の多さが魅力の1つと言えるでしょう。業務では、貸主と借主双方が納得できるような契約を成立をさせられれば大きな喜びが感じられるはずです。

不動産管理業

不動産管理業は、不動産の売買・賃貸に係る契約や建物の管理を行うもの。空き室の管理や、防火計画、建物の修繕、清掃などの設備管理も手がけます。不動産取引業や賃貸業と並行して管理業務も行う会社も多いようです。

不動産業を陰から支える仕事なので、縁の下の力持ちのような働きがしたい人に向いています。

コンサルティング

不動産の取引、賃貸、管理に関する相談を受け付ける、不動産コンサルティングという業種もあります。家の売買や土地の運用、相続などに、不動産の専門家としてアドバイスする仕事です。個人相手だけではなく、事業者が持つ不動産を資金調達に使いたい、というようなケースにも対応します。

コンサルティングは、ライフスタイルの変化で空き家問題が大きくなっていることもあり、需要が高まっている業種だと言えるでしょう。
なお、この仕事には「不動産コンサルティングマスター」という資格があり、取得により初めて職業として名乗ることができるようになります。

参照元:e-Stat - 平成28年経済センサス‐活動調査 産業別集計 https://www.stat.go.jp/data/e-census/2016/kekka/pdf/serviceb.pdf

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コンサルになるための志望動機の書き方

 

志望動機のポイント

不動産業界の志望動機には何を書けば良いのでしょうか。

不動産業界を選んだ理由

まずは、なぜこの業界に入ろうと考えたのかを述べます。どの業界に入る場合も同じですが、志望動機には、この仕事ではならないという明確な理由が必要です。
不動産業界の魅力は、人々の生活を支える大きな仕事ができる点。デベロッパーであれば「自分の身近な街の開発をしていたことに興味を持った」不動産販売なら「お客さまの人生における重要な決断に関わって、責任ある仕事がしたい」などを理由にできるでしょう。

やりたい仕事と企業特性の合致

不動産業界の中でも、企業によってやっていることはさまざま。同じ業種でも事業内容が違うというケースも良くあります。また不動産業界というと営業職のイメージを持つ人も多いようですが、企画や開発、管理などに関わる職種も多数。自分がやりたいことをクリアにし、企業が手がけている事業や募集している職種と合致する部分を探しましょう。その企業独自の取り組みがあれば、その仕事に関わってみたいとアピールするのも得策。
志望動機を作る前に企業研究にじっくり取り組み、誰を相手に、どんなやり方で、何を行っているのかを把握しておくことが大切です。

自分の能力

不動産業界で活かせるスキルは、コミュニケーション能力や継続力、忍耐力など。開発や販売の成立には長い期間を要することが多いため、顧客とじっくり向き合うためのコミュニケーション能力は必須です。同時に、業務の完遂まで年単位で粘り強く取り組む力も必要になるでしょう。
さらに、前段で挙げたやりたい仕事に活かせる能力を選ぶこともポイント。また、そのスキルを証明するエピソードを盛り込むことも忘れないようにしましょう。

キャリアビジョン

今何をしたいかだけではなく、この企業に入って自分が将来どうなりたいかまでを志望動機に入れられるとベター。「海外事業に関わり新興国の暮らしを豊かにする」「地域に必要とされる人間になる」などが良いでしょう。ここまで挙げてきたやりたい仕事や能力と一致した内容だと説得力が増します。

▼関連記事
不動産業界で働きたい!志望動機の例文と書き方を紹介します

 

志望動機の例文

志望動機の例文の画像

最後に、志望動機の例文を2つ提示します。参考にしてみてください。

デベロッパーの志望動機

街づくりを通して人々の生きる力を引き出したいと考えて御社を志望しました。
私の母はあまり自分から外に出かけるタイプではないのですが、大型複合施設の○○シティがオープンした際には「こんな素敵なところができたんだね」と感激し、友人を誘ってたびたび出かけているようです。それを見て、街には人を元気にさせる力があるのだと感じました。
御社の開発事業には、商業施設をつくるだけではなく近隣の交通機関や自治体と連携して街づくりを進めていくという魅力があると感じています。私は鉄道と街の歴史を研究するサークルに所属しているため、交通機関と地域の関わりの重要性を理解しているという自負があります。将来は地域住民の声を聞き取り、人々に寄り添った街づくりができる人材として活躍したいと考えています。

不動産仲介業の志望動機

御社を志望したきっかけは、人と人の間に立つ仲介業に魅力を感じたことです。昨年、部活の大会運営に関わり開催地を選定していたのですが、ある候補地の住民の方から「開催にメリットはあるのか」と言われました。メンバーからは別の開催地を提案されましたが、私は大会のチラシに商店街の福引券を添付するという方法を提案しました。この提案は住民に快諾され、メンバーも納得してくれたという経験があります。
この出来事で二者間のパイプ役になる面白さを感じたため、御社の仲介だけではなくコンサルティングも重視した営業を行っている点が魅力的に映りました。私は大学入学直後から電話営業のアルバイトをしているのですが、後輩から契約の取り方を聞かれることも多く、トークスキルには自信があります。入社後は貸主さまと長期的に信頼関係を育み、貸主さまも借主さまも満足できるお取引を実現したいと思います。


不動産業界は大規模な商材を扱うことから難しさや厳しさもありますが、やりがいも大きい業界です。業界に即した志望動機を固めて、就活を成功させましょう。
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