生命保険会社の志望動機!2つの例文でポイントをチェック

このページのまとめ

  • 志望動機のポイントは、なぜその会社を選んだのかを明確にすることと、自分のこれまでの体験ややりたいことを入れ込むこと
  • 保険業界には生命保険会社と損害保険会社があり、それぞれ扱う保険商品が違う
  • 生命保険会社の種類は内国生保、外資系生保、ネット生保などに分けられる
  • 職種には営業、カスタマーサービス、アクチュアリーなどがある
  • 企業研究をするには新卒採用ページやIR情報をチェックし、OB訪問も積極的に行う

生命保険の加入割合は、男性80.6%、女性81.3%(2016年度)。多くの人が加入している生命保険ですが、就活生の中には業界や保険の種類についてよく知らないという人も多いでしょう。
このコラムでは、志望動機の作成方法に加えて、生命保険業界や企業研究のやり方も紹介しています。

参照元:生命保険文化センター - 生命保険に加入している人はどれくらい? 



 

生命保険会社の志望動機の例文

まずは、生命保険会社に向けた志望動機の例を2つ掲載します。参考にしてみてください。

例文1

貴社が、加入者の健康増進に早くから取り組んでいる点に興味を持ち志望しました。特に、歩いた歩数により保険料がキャッシュバックされるという商品は、近年注目されているFinTechを活用したサービスとして先進的なものだと考えております。
私自身、幼少期に喘息があり、健康と運動には人一倍気をつけていた経験があります。誰もが病気のリスクを考えながら生きていくと考えたとき、お客さまに安心を提供する仕事がしたいと思いました。
医療費が増大している昨今、これからは一人ひとりの健康管理が大切になってくるはずです。その点に注目し事業を展開している貴社で、病気と戦ってきた経験を活かし、お客さまの視点に立って商品を提供したいと考えております。

例文2

私が貴社を志望したのは、高齢者にやさしいサービスに力を入れていることに共感したからです。
私の祖母は入退院を繰り返していて、銀行や保険の手続きにも一苦労だと母がこぼしているのをよく聞いています。高齢化社会の中では、シニア向けの商品を開発するだけではなく、個人の事情に配慮した細やかなサービスが必要なのだと感じました。
生命保険は、人の生活の支えになる尊いものだと感じています。特に貴社では高齢者サービスの充実に取り組んでいるため、祖母のような人々を助けたいという私の思いを叶えられると思い志望しました。
将来は、顧客が何を必要としているかを考え、最適な保険をご提案できる人材になりたいと考えています。



 

志望動機のポイント

上記の例文を踏まえて、志望動機のポイントを確認してみましょう。

なぜその生命保険会社なのかを明確にする

生命保険会社の選考でよくある質問は「なぜほかの金融系業種ではないのか」「なぜ損害保険ではなく生命保険なのか」など。一般的には「人に安心を提供したいから」という回答が考えられますが、このままでは独自性がありません。
そのため、企業の強みや特徴を把握し「加入者の健康増進に早くから取り組んでいるから」「高齢者にやさしいサービスに力を入れているから」など、その企業にしかない理由を挙げてみましょう。同業他社の情報も調べ、比較して特徴を見出すのも一法です。

自分のこれまでの体験ややりたいことを入れ込む

上記で挙げた理由に、根拠として自分の体験が話せるとさらに説得力が増します。例えば「加入者の健康増進に早くから取り組んでいるから」という理由に「喘息を患っていたので健康管理を重視した取り組みに興味がある」というエピソードを盛り込む、などの方法が考えられるでしょう。
また、志望動機の最後には、入社してからやりたいことを伝えてみてください。「闘病経験を基にお客さま視点に立って仕事がしたい」というように、具体的に示すことが大切です。



 

保険業界とは

志望動機を書くためには、業界について知っておくことが必要です。

保険業界の動向

日本には生命保険会社が41社、損害保険会社が30社あります(外国に本社を置く外国保険会社を除く)。保険業界は、人の生活を守るというやりがいや安定した待遇が魅力。就活生にも人気の高いジャンルです。

近年は少子高齢化に伴う人口減少で市場の縮小が懸念されています。その一方、高齢化による病気やケガへの不安も大きくなっているため、業界へのニーズは高まっているという見方もあるようです。
また時代に合わせて保険商品の銀行窓口販売やインターネット販売など、新たな販売チャネルも登場。動向が注目されています。

参照元:金融庁 - 免許・許可・登録等を受けている業者一覧 https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html

保険の分類

日本の保険は、保険業法によると3種類に分けることができます。

・第一分野(生命保険)…終身保険、養老保険、定期保険など
・第二分野(損害保険)…傷害保険、火災保険、賠償責任保険など
・第三分野…医療保険、がん保険、介護保険など

このうち第一分野は生命保険会社、第二分野は損害保険会社しか扱えません。しかし第三分野はどちらの保険会社でも販売することが可能。
つまり生命保険会社では、第一分野と第三分野の保険商品を取り扱うことになります。



 

生命保険会社とはどんなもの?

続いて、生命保険会社の種類と職種について解説します。

生命保険会社の種類

生命保険会社の主な種類は以下の3つです。

・内国生保
・外資系生保
・ネット生保

内国生保とは、国内資本の生命保険会社。保険外交員による対面販売を基本としていて、付帯サービスが充実しているのが特徴です。
外資系生保は、外国資本の企業。国内に法人を置く企業もありますが、主に外国法人が資本を持っていればここに分類されます。
ネット生保は、Web申し込みができるのが特色。保険料が比較的安いという点からも、若年層に人気があります。

生命保険会社の職種

職種は会社によって異なりますが、代表的なものを紹介します。

・営業
・カスタマーサービス
・アクチュアリー

営業には個人営業(リテール)と法人営業(ホールセール)があります。どちらも保険商品を販売するのが業務です。
カスタマーサービスは保険料の請求や支払いなどの社内業務を担います。社内業務を担当する職種には、ほかに営業企画やITシステム開発などがあるようです。
アクチュアリーとは、保険料や責任準備金を統計学や確率論によって算出する専門職。知識を活かして商品開発に関わることもあります。資格職であり、日本語では「保険数理士」「保険数理人」とも呼ばれる仕事です。



 

企業研究の方法

企業研究はどの業界を選んでも大切なものですが、生命保険会社にしかないトピックもあるので注意が必要。漏れのないようにチェックしておきましょう。

新卒採用ページ

まずは、企業サイトの新卒採用ページを覗いてみましょう。募集要項や待遇だけではなく、経営者のメッセージや社員インタビューにすみずみまで目を通してみてください。
特に社員インタビューを見れば、その人の志望動機や働き方、目指すものが分かり、入社後のイメージがつきやすくなります。「この部署でどんな仕事ができるのか」「何年でこのポジションに就けるのか」というキャリアプランの見通しも立てることができるでしょう。

IR情報

IR(Investor Relations)とは、投資家向け広報のこと。企業が投資家のために公開している、経営状況や業績動向などを指す言葉です。IR情報を見れば、近年伸びている事業や今後力を入れていく分野などを知ることができます。
また、保険会社ならではの指標として「格付け」や「ソルベンシーマージン比率」なども公表されているはず。他社と比較して、企業選びや志望動機に活かしてみてください。

OB訪問

OB訪問はこちらから直接質問できるので、調べただけでは分からない情報を手に入れたいときにおすすめ。
たとえば、先に挙げた「なぜほかの金融系業種ではないのか」「なぜ損害保険ではなく生命保険なのか」のような、企業から聞かれることが想定される質問をしてみると良いでしょう。OBの意見を参考に自分の考えを固めることができます。
また、OBの人となりを知ることで、志望度がアップする効果も。「○○さんと一緒に働いてみたい」という気持ちを志望動機に活かすのも良いでしょう。


生命保険は毎日の生活に関わるものではないので、簡単に志望動機が思い浮かばないという人もいるでしょう。業界や企業についてよく知り、オリジナリティのある志望動機を作成するのが内定への近道です。


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