このページのまとめ
- 一次面接に落ちやすいのは、マナーや清潔感に欠けていることが原因として挙げられる
- 一次面接ではコミュニケーション能力があるかどうかが評価される
- 一次面接に通過するために、自己分析や企業分析を徹底的に行う
就活の第一関門となる一次面接をスムーズに突破するには、傾向と対策の確認が重要です。
なかには、一次面接をなかなか通過できない人の特徴や共通点を予習したうえで、対策を考えたい人もいるのではないでしょうか。
この記事では、一次面接をなかなか通過できない人の10の特徴と選考を通過するための7つの対策を解説します。一次面接を無事通過し、内定へのスタートダッシュを切りたい人は、ぜひ参考にしてください。
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- 一次面接で落ちる人はやばい?共通の特徴
- 一次面接の特徴
- 一次面接で落ちる新卒学生の割合
- 一次面接で面接官が評価する5つのポイント
- 将来性やポテンシャル
- 入社後のビジョン
- 一緒に働きたいかどうか
- コミュニケーション能力があるか
- 主体性があるか
- 一次面接で落ちる人にあてはまる10の特徴
- 1.清潔感に欠けている
- 2.声が小さく聞き取りづらい
- 3.コミュニケーションの意識が薄い
- 4.質問に簡潔に答えられない
- 5.一貫性のない回答をしている
- 6.質問の意図にあわない回答をしている
- 7.志望動機が曖昧で入社意欲が伝わらない
- 8.自己PRが弱く印象に残らない
- 9.逆質問を有効活用できない
- 10.お礼メールを送っていない
- 一次面接で落ちる人が徹底するべき7つの対策
- 1.身だしなみを整えて面接中は笑顔を意識する
- 2.基本的なマナーを把握しておく
- 3.面接官との会話のキャッチボールを意識する
- 4.結論ファーストで簡潔に伝える
- 5.自己分析と企業研究をもう一度やり直す
- 6.質問に対する回答や逆質問を事前に用意しておく
- 7.面接後すぐにお礼メールを送る
- 一次面接の特徴を理解して選考を通過したいあなたへ
一次面接で落ちる人はやばい?共通の特徴
面接官は、一定の判断基準をもとに学生を審査するため、一次面接に落ちる人には共通する特徴があります。
一次面接で重視される判断基準は、就活生の基本的なマナーやコミュニケーション能力です。
基本的なマナーができていない就活生は、採用しても同僚や取引先に迷惑をかける恐れがあるため、企業は採用を控える傾向があります。
そもそも、一次面接は応募者の数が多いので、面接官は時間をかけて学生を評価できません。効率よく選考を進めるためにも、マナーや身だしなみ、基本的な受け答えといったわかりやすい部分で合否を決めているのです。
もちろん、自己分析や業界・企業研究などの基本的な対策は必須ですが、正しいマナーや明るくハキハキした受け答えなど、基本的な部分を身に着ければ一次面接を通過できる可能性は高まるでしょう。
一次面接の特徴
面接には一次・二次・最終といくつか段階があり、それぞれで特徴が異なります。選考の段階に応じて適切な対策を考えるためにも、まずは一次面接の特徴を確認しておきましょう。
若手社員が担当することが多い
一次面接は応募者のふるい分けの段階のため、上司や役員が面接官を担当するケースはほとんどありません。
基本的には若手社員が面接官となり、社会人として基本的なマナーや身だしなみ、立ち居振る舞いができているかをチェックすることが多いようです。
集団面接であることが多い
一次面接は応募者が多いため、グループ面接や集団ディスカッションなど、3〜6人をまとめて選考するケースが一般的です。
グループ面接では、自分の回答時間が30秒ほどしか与えられない場合もあります。持ち時間が短い分、端的なアピールが大切です。
集団面接の特徴についてより詳しく知りたい人は、「就活生必見!集団面接でよく聞かれる質問とマナー」も参考にしてください。
基本的な質問が多い
基本的な質問が多く、踏み込んだ質問が少ないことも一次面接の特徴です。
なお、質問の内容は、エントリーシートに記載された志望動機や自己PR、学生時代に頑張ったことなど基本的な項目が多いようです。
面接の基礎となる部分ですが、基本的な質問に答えられるかどうかで志望度の高さや真面目さなどを見ています。
一次面接で落ちる新卒学生の割合
企業によってばらつきはありますが、一般的に一次面接の通過率は20〜30%といわれています。
公益社団法人全国求人情報協会の「2022年卒学生の就職活動の実態に関する調査(16p)」によると、学生は1人あたりのプレエントリー社数が平均20.4社なのに対し、最終面接数は平均4.2社でした。
上記の結果から、書類選考や一次面接を突破し、最終面接に進む学生は約2割程度であることがわかります。
もちろん、企業ごとに細かい選考フローは異なるため、一概にはいえませんが、一次面接を突破できる就活生は想像以上に少ないのが実態です。
なお、一次面接・選考を突破できればライバルが減る分、二次選考以降の突破率は上昇する傾向があります。就活における最初の難関である一次面接を通過するためにも、入念に選考対策をしておきましょう。
参照元
公益社団法人全国求人情報協会
2022年卒学生の就職活動の実態に関する調査
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一次面接で面接官が評価する5つのポイント
面接の評価基準は企業によって異なりますが、一般的に将来性や入社後のビジョンなどが重視されます。一次面接を通過するためにも、どのようなポイントがチェックされているかを確認しておきましょう。
一次面接におけるチェックポイントを知りたい方は「一次面接は何を見られる?よくある質問と回答を解説!」も参考にしてください。
将来性やポテンシャル
一次面接では就活生のポテンシャルを見ています。
ポテンシャルとは、成長できる可能性や将来性などのことで、入社後にどれだけ頑張れるかの伸びしろを重視して合否を決めています。
そのため、一次面接では、今の能力よりもポテンシャルを感じてもらえるようなアピールが必要です。
たとえ即戦力にはなれなくても成長する強い意欲を持ち、将来的に大きく成長できると熱意を伝えましょう。
入社後のビジョン
面接官は就職後のビジョンも評価しています。
就活生にとってのゴールは内定の獲得ですが、企業にとって採用は始まりであり、就職後にどう活躍してくれるかが重要です。
就職後に何をしたいか、どのような仕事を経験したいのかなどの入社後のビジョンを伝え、仕事に対する熱意ややる気をアピールしましょう。
その際、ビジョンが曖昧だとポテンシャルがないと判断されてしまうので、具体的な将来性を伝えることが大切です。
一緒に働きたいかどうか
一次面接において、就活生と一緒に働きたいかどうかも見られています。
ポテンシャルが高く、入社後のビジョンが明確なことも高い評価のポイントですが、どんなに有能な人材でも協調性がないと仕事はスムーズに進みません。
組織のなかで働くためには従業員同士で助け合い、支え合えるチームワークが必須です。面接官に「一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、協調性の高さをアピールしましょう。
コミュニケーション能力があるか
面接での受け応えを通して、コミュニケーション能力の高さも確認しています。
社内外でコミュニケーションをとる機会は多いため、質問にハキハキと答えられるか、質問に対して適切な回答をできているかなど、基本的な質疑応答ができるかを判断しています。
面接で緊張してしまうのは仕方のないことですが、モジモジしたり小さな声で話したりしないよう気を付けてください。
主体性があるか
一次面接では主体性があるかどうかも評価しています。
主体性とは自身が考えたうえでの行動を指し、すべての企業で必要とされる能力です。組織のなかで活躍するためには、周囲からの指示を待つのではなく、自ら考えて積極的に動ける人材が求められます。
面接内の自己PRや自己紹介、学生時代に頑張ったことなどの質問を通して、主体性があるかどうかを判断しています。面接の回答を作成したら、主体性をアピールできる内容になっているかどうか今一度確認しましょう。
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一次面接で落ちる人にあてはまる10の特徴
一次面接は短時間で応募者の合否を決める必要があるため、第一印象が非常に重要です。清潔感に欠けていたり、コミュニケーションを取ろうという意欲が見られなかったりすると落ちやすくなってしまいます。
一次面接で落ちる人にあてはまる10の特徴について解説するので、対策を考えるためにお役立てください。
なお、一次面接で選考通過できない就活生の特徴については「1次面接で落ち続けるのはなぜ? 選考通過できない就活生の特徴」もあわせてご確認ください。
1.清潔感に欠けている
人の第一印象は3秒で決まるといわれており、特に、見た目の情報が判断に大きく関わっています。
面接官は時間の短い一次面接のなかで、学生の人柄を把握しなければならないため、判断材料の一つとして身だしなみも重視しています。
なお、清潔感に欠けると判断されるおもな見た目は下記の通りです。
・スーツやシャツにシワや汚れがある
・靴やカバンが汚れている
・セットしていないぼさぼさの髪の毛
・伸びた爪
・無精ひげ
・匂いのきつい香水
・派手なメイク
・アクセサリーを不必要につけている
清潔感は「相手に不快な思いをさせたくない」という意識がなくては身につきません。
面接官に「一緒に働きたくない」「社会人として不適切」といったマイナスの印象を与えないためにも清潔感のある服装・容姿を心がけましょう。
2.声が小さく聞き取りづらい
面接時の受け答えで声が小さい就活生は、一次面接の選考を通過しにくいです。
声が小さいと、採用担当者に自信がない印象を与えてしまい、入社後、活躍するイメージを持ってもらえません。特に、営業職や接客業の場合、声の小ささが大きなマイナス評価になる可能性もあります。
また、近年増加傾向にある「オンライン面接」の場合、声が小さすぎると、マイクに入らないケースもあります。どれだけ回答が完璧でも聞き取れなければ、評価につながらないため、面接では普段より声を張るように心がけましょう。
3.コミュニケーションの意識が薄い
コミュニケーションの意識が薄く、面接官との会話が成立しない就活生は、一次面接に落ちやすくなってしまいます。
どんな仕事でも周囲と協働する必要があるため、コミュニケーション能力は社会人としての必須スキルです。苦手であっても、相手と意思疎通しようという意識があれば問題ありませんが、その意欲が見られない場合はマイナスイメージが強まるでしょう。
面接は面接官と学生の会話の場なので、相手を尊重したコミュニケーションが必要です。
ただし、「コミュニケーション能力の高さ=発言量の多さ」ではないので、相手の反応を確かめずに一方的に話してはいけません。自己中心的な人間だと思われ、かえって評価を下げる原因になるでしょう。
4.質問に簡潔に答えられない
質問に簡潔に答えられないと、一次面接での評価は下がってしまう傾向にあります。
結論までの前置きが長く、ダラダラと話してしまうと採用担当者から「結論、何が言いたいの?」と思われてしまう可能性があります。
その結果「コミュニケーションコストがかかる人」という判断を下されてしまい、一次面接を突破できる確率は下がってしまうでしょう。
限られた面接の時間内で重要な要点を伝えるためにも、結論から簡潔に伝えることが重要です。
5.一貫性のない回答をしている
面接での回答に一貫性がない場合、一次面接での評価は大きく下がってしまいます。
面接では、エントリーシートの項目と同じ質問をされるケースが多く、書類と口頭の回答が異なる場合、いい加減な印象を与えてしまう可能性があります。
場合によっては「嘘をついているのでは?」と疑われてしまい、大事な信用を失ってしまうかもしれません。
特に、自分のなかで就活の軸が定まっておらず、どこでもいいから内定が欲しいと考えている就活生にありがちな失敗です。
6.質問の意図にあわない回答をしている
面接官の質問に対して的外れな答えを返す人は、一次面接で不合格になってしまいます。
的外れな答えを返す=論理的思考能力が低いことを意味します。論理的思考能力とは、物事を筋道立てて考える力のことです。
ビジネスパーソンの必須スキルなので、的外れな答えを返すと面接官に「理解力が低い」とみなされてしまう可能性があります。
7.志望動機が曖昧で入社意欲が伝わらない
一次選考に落ちやすい人は、志望動機が曖昧で入社意欲が伝わっていない傾向があります。
面接官は、優秀な人物であっても志望動機が曖昧な人を採用したいとは思いません。「ほかの企業ではなく志望する企業を選ぶ理由」が説明できなければ、面接官に入社意欲の高さをアピールできないでしょう。
8.自己PRが弱く印象に残らない
自己PRの回答が採用担当者の印象に残らないと、一次面接を突破できる可能性が下がります。
自己PRは面接で自分の長所や将来性をアピールできる重要性の高い項目です。具体性や信憑性に欠ける内容を話してしまうと、採用担当者の印象に残りません。
また、自己PRの内容が上手く伝わらないと、入社後活躍しているイメージが湧かないため、一次面接を通過するための決め手に欠けてしまいます。
基本的なビジネスマナーや受け答えが完璧でも、大きなマイナスイメージを与えてしまう原因になるため注意しましょう。
9.逆質問を有効活用できない
逆質問を有効活用できていないと、採用担当者からの高評価には期待できません。
逆質問では、採用担当者から「ここまでの内容についてなにか質問はありますか?」と尋ねられるケースが一般的です。
なお、逆質問は面接において就活生が主導権を握れる貴重な機会です。そこで「特にありません」など、消極的な回答をしてしまうと、入社意欲が低いと判断され、一次面接で落ちる原因になります。
また、調べればわかるような質問や、同じ内容を繰り返し尋ねるのも低評価の原因になりかねません。
面接官は逆質問を通して、志望度やコミュニケーション能力の高さを判断しています。企業側の意図を考慮したうえで、入社意欲が伝わる逆質問を用意しておきましょう。
10.お礼メールを送っていない
一次面接を突破できない人の特徴として、選考後のお礼メールを送っていないことが挙げられます。
お礼メールを送らないと、ほかの就活生と比較して入社意欲や志望度が低い印象を与えてしまう可能性があります。
お礼メールは、応募先企業に志望度の高さを効果的にアピールできるチャンスです。同等評価の学生で選考通過者を迷っている場合、お礼メールが最後の一押しになることもあるでしょう。
一次面接が終わって気を抜いてしまう気持ちもわかりますが、たとえ志望度が低い企業でも、お礼メールは送るようにすることをおすすめします。
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一次面接で落ちる人が徹底するべき7つの対策
一次面接に落ちる人の共通点を把握したら、その点をカバーするための対策が欠かせません。
一次面接通過のために徹底すべき7つの対策を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、一次面接で選考を突破できない原因と対策については「一次面接で落ちるのはやばい?選考突破できない原因と8つの対策」もあわせてご確認ください。
1.身だしなみを整えて面接中は笑顔を意識する
一次面接に通過するためには、身だしなみを整えて面接中は笑顔を見せることが大切です。
家を出る前に全身鏡で身だしなみをチェックし、乱れがあったら整えてから出発してください。日ごろからシャツにアイロンをかけたり、靴を磨いたりする習慣をつければ、清潔感のある身だしなみを整えられます。
また、面接官にポジティブな印象を与えるためにも、面接中は笑顔を心がけてください。口角を上げて自然な笑顔を心がければ、ポジティブな印象を与えられるでしょう。
2.基本的なマナーを把握しておく
一次面接で高評価を得たいなら、基本的なマナーはしっかり身につけておくべきです。
具体的には、以下のようなポイントを意識しましょう。
・3回ノックした後、「どうぞお入りください」と返答があってから入室する
・入室したらすぐに、面接官と目をあわせ挨拶する
・「どうぞお座りください」と言われてから着席する
・椅子には浅めに腰かけて背筋を伸ばす
・椅子から立ち上がり、ドアの前でも一礼してから退出する など
また、名刺を渡されるケースもあるため、名刺交換の方法や御社・貴社の使い分けなど、基本的なビジネスマナーについても把握しておくべきです。いずれにせよビジネスマナーは、社会人として必要なスキルなので、早めに予習しておくとよいでしょう。
なお、面接のマナーについて詳しく知りたい人は「就活の面接マナーとは?入退室時やWeb面接のマナーについても解説」あわせてご確認ください。
3.面接官との会話のキャッチボールを意識する
面接は面接官と学生の会話の場なので、会話のキャッチボールができないとスムーズに進みません。
プライベートで知らない人と会話するときは、相手を思いやって話し方や聞き方を工夫するはずです。面接も同じで、面接官の話をよく聞き、わかりやすい言葉で話す必要があります。
面接官の質問に対しては的確な答えを返し、話が横道にそれないように注意してください。
また、返答をする際は大きな声ではきはき話すのも重要なポイントです。相手とコミュニケーションを取る意欲を態度で示せるので、面接官に「コミュニケーション能力が高い人間」と評価されやすくなります。
4.結論ファーストで簡潔に伝える
面接で話が長くなってしまう人は、結論ファーストを心がけましょう。
結論ファーストとは読んで字の如く、最初に結論を伝える手法で、ビジネスにおける情報伝達の基本といわれています。
例えば、志望動機を尋ねられた場合は、1番初めに「私が御社を志望した理由は△△です。」と明言してください。その後、続く文章で「なぜそのような結論に至ったのか」といった具体的な理由を提示しましょう。
最初に結論を示すことで話の着地点が明確になるため、聞き手に要点をわかりやすく伝えられます。
社会人になった後も多用するスキルなので、面接対策を通して結論ファーストで話す癖をつけておきましょう。
5.自己分析と企業研究をもう一度やり直す
徹底した自己分析と企業研究をもとに志望動機を作れている人ほど、一次面接に受かる傾向があります。
自分と企業の特徴について把握していないと、説得力のある志望動機は作れません。まずは自己分析で自分を掘り下げ「得意なこと・やりがいを感じること=強み」を明確にしましょう。
自分の強みがわかったら、強みを活かせる業界と企業を探します。企業を選ぶときは、企業研究が必要不可欠です。業務内容や社風、業界内での立ち位置などを詳しく調べ、それぞれの企業ならではの特徴を見つけてください。
「他社ではなくその企業を志望する理由」を明確に説明できれば、面接官に入社意欲の高さをアピールできるでしょう。
6.質問に対する回答や逆質問を事前に用意しておく
面接官からの質問を想定して事前に答えを用意しておくと、一次面接に通過しやすくなります。
一次面接で聞かれるおもな質問を下記で確認しておきましょう。
・自己PRをしてください
・志望動機を教えてください
・あなたの長所(短所)はなんですか?
・学生時代に打ち込んだことは?
・挫折経験について教えてください
・入社後にやりたいことは?
・当社の弱みはなんだと思いますか?
・10年後の自分はどうなっていたいですか?
事前に質問に対する答えを用意しておくと、面接時に慌てる心配がなくなります。質問に対する答えは一貫性を持たせ、自分の言葉でオリジナリティのある答えを返してください。
また、質問の回答だけでなく、逆質問についても考えておくべきです。その場で考えると、既出の内容や意味の通らない質問をしてしまう可能性もあります。
せっかくのアピールチャンスを逃さないよう、状況にあわせて使い分けられる複数パターンの逆質問を用意しておきましょう。
なお、逆質問の仕方や内容について詳しく知りたい人は「面接の逆質問の仕方を50例紹介!一次面接〜最終面接に合った質問も!」もあわせてご確認ください。
7.面接後すぐにお礼メールを送る
一次面接が終わったら、できるだけ早めにお礼メールを送りましょう。
その際、テンプレ的な内容ではなく、自分の思いや熱量が伝わるような文面を心がけてください。
数多くの就活生の選考を行う採用担当者にテンプレ的なお礼メールを送っても、評価アップにはつながりません。
もちろん、送らないより送った方がよいのは間違いありませんが、せっかく時間を使ってお礼メールを作成するなら、アピールにつながる内容を意識するべきです。
採用担当者の心を動かすためにも「御社にどうしても入社したい!」といった熱意を込めて、自分の思いの丈を書き綴ったお礼メールを送付しましょう。
なお、お礼メールの書き方については「お礼メールの書き方が分からない!ポイントや例文を解説」もあわせてご確認ください。
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一次面接の特徴を理解して選考を通過したいあなたへ
一次面接では踏み込んだ質問がされることは少ないうえ、集団面接の場合が多いので、自分の強みをアピールするのに難しさを感じる学生も多いでしょう。
ただし、基本的な質問が多いからこそ対策がしやすく、短時間しか与えられないため伝えたいことを簡潔にまとめれば効果的なアピールにつながります。
とはいえ、面接経験が少ない学生が1人で十分な対策をとるのは、容易なことではないでしょう。
そのような一次面接の対策でお悩みの就活生をサポートするのが「量より質」の新卒就活エージェント「キャリアチケット」です。
面接ごとの特徴を熟知したキャリアアドバイザーが、一次面接を通過するために効果的なアドバイスをしてくれるため、効率的な対策を実現できます。
就活における第一関門となる一次面接をスムーズに突破し、理想的な企業に就職したい学生は、お気軽にキャリアチケットへご相談ください。
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