このページのまとめ
- 志望動機は結論から伝え、企業独自の魅力と自分の強みを結び付ける
- 志望動機の就活での評価ポイントは、入社への意欲や自社への理解度など
- 就活で志望動機が思い浮かばないときは、自己分析や企業研究などを行う

「志望動機の書き方が分からない」「面接でどのように志望動機を伝えたら良いか迷う」という就活生もいるでしょう。志望動機を作る際は、企業独自の魅力や自分自身の経験、強みを盛り込み、具体的で独自性のある内容に仕上げることが大切です。
この記事では、志望動機の例文や採用担当者に好印象を与えるための基本の作成方法などを紹介します。就活で避けたいNG例文も解説するので、志望動機作成前にぜひ読んでみてください。
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- 志望動機で差がつく!就活で採用担当者が見るポイント
- 入社への意欲や熱意
- 自社への理解度
- 雰囲気や適性など自社とのマッチ度
- 入社後に活躍するイメージ
- 志望動機の基本的な構成!就活で役立つ書き方・伝え方
- 1.志望動機の結論
- 2.理由の詳しい説明
- 3.入社後の目標やビジョン
- 志望動機が思い浮かばない!就活で伝えるための準備
- 1.自己分析
- 2.業界研究
- 3.企業研究
- 4.会社説明会
- 5.OB・OG訪問
- 志望動機を就活で作る際のポイント
- 1.内容は具体的に伝える
- 2.企業が求める人物像を意識して伝える
- 3.自分に焦点を当てて独自性を出す
- 【業界別】志望動機を就活の面接や履歴書で伝える例文
- 1.商社の志望動機の例文
- 2.IT業界の志望動機の例文
- 3.サービス業の志望動機の例文
- 4.食品製造業界の志望動機の例文
- 5.金融業界の志望動機の例文
- 【職種別】志望動機を就活の面接や履歴書で伝える例文
- 1.営業職の志望動機の例文
- 2.事務職の志望動機の例文
- 3.研究開発職の志望動機の例文
- 4.ITエンジニアの志望動機の例文
- 5.マーケティング職の志望動機の例文
- 【理由別】志望動機を就活の面接や履歴書で伝える例文
- 1.社風に魅力を感じた場合の例文
- 2.社員に魅力を感じた場合の例文
- 3.商品に魅力を感じた場合の例文
- 4.サービスに魅力を感じた場合の例文
- 5.企業理念に魅力を感じた場合の例文
- 6.教育・研修制度に魅力を感じた場合の例文
- 7.評価制度に魅力を感じた場合の例文
- 8.働き方に魅力を感じた場合の例文
- 【文字数別】志望動機を就活の履歴書・ESに書く例文
- 1.100~200字の短めの例文
- 2.400字程度の例文
- 志望動機のNGポイント!就活で避けたい例文も紹介
- 1.結論が後回しになる
- 2.具体性に欠ける
- 3.理由がほかの企業にも当てはまる
- 4.理念に共感しているだけになっている
- 5.商品やサービスが好きな気持ちだけアピールしている
- 6.給料や休みなどの条件だけを伝えてしまう
- 志望動機で差をつけて就活を成功させたいあなたへ
志望動機で差がつく!就活で採用担当者が見るポイント
ここでは、就活の志望動機で、採用担当者が見る4つのポイントを紹介します。評価を得るために、採用担当者がどのような点を確認しているか把握しておきましょう。
入社への意欲や熱意
志望動機では、入社への意欲や熱意が見られています。就活において、意欲や熱意は選考結果を左右する要素の一つです。
厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、新卒者を正社員として採用した企業が重視していたポイントは以下のとおりでした。
| 新卒者の採用で重視した点 | 重視した企業の割合 |
| 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% |
| コミュニケーション能力 | 74.8% |
| マナー・社会常識 | 58.6% |
| 組織への適応性 | 53.2% |
| 体力・ストレス耐性 | 36.2% |
参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7) 表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合」
調査からも分かるとおり、意欲や熱意は新卒者を採用する企業にとって重要なポイントです。志望動機では、「他社ではなくその企業に入りたい」「入社後に△△に挑戦したい」と意欲や熱意を伝えましょう。
「志望動機の伝え方は重要!入社意欲が伝わるポイントを解説します」の記事では、入社意欲の伝わる志望動機の書き方を解説しているので、ぜひご確認ください。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
自社への理解度
採用担当者は自社をどのくらい理解しているかも見ています。志望動機を作る前に、応募先の事業内容や商品、企業規模などを把握しておきましょう。企業情報は、企業のWebサイトや採用ページ、IR情報などで確認できます。
調べた情報をもとに、なぜその企業を志望しているのかを伝えれば、説得力が増すでしょう。
雰囲気や適性など自社とのマッチ度
採用担当者は、志望動機で応募者と企業の相性も確認します。たとえば、挑戦的な人材を求めている企業では、主体性や積極性をアピールすると高く評価してもらえるでしょう。一方、堅実さが売りの人物は評価されにくくなります。
志望動機を作る際は、どのような人物が求められているか、企業のWebサイトやパンフレットなどで事前にチェックしておきましょう。
入社後に活躍するイメージ
志望動機では、入社後に活躍できそうかどうかも確認されています。企業は自社で利益を出せる人材を求めているからです。
入社後のイメージを持ってもらうためには、自分の強みや目標、ビジョンを伝えましょう。「△△の強みを生かして、△△の事業で貢献したいです」とアピールするのがおすすめです。
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志望動機の基本的な構成!就活で役立つ書き方・伝え方
ここでは、就活で志望動機を作る際の基本的な構成を紹介します。面接や書類選考で志望動機を分かりやすく伝えるために、ぜひ参考にしてみてください。
1.志望動機の結論
志望動機は、結論から伝えましょう。冒頭でその企業に魅力を感じたポイントや、志望した理由を簡潔に伝えます。
最初に結論を伝えるのは、話の内容が明確になるからです。採用担当者も「この就活生は〇〇についてこれから話すのだろう」と情報を整理しやすくなるでしょう。
志望動機で書き出しが重要な理由
書き出しは、志望動機の第一印象を左右します。内容次第で、全文を読んでもらえるか決まることもあるでしょう。たとえば、書き出しが長々とした文章で分かりにくい場合、採用担当者に「この先を読んでも意味ない」と思われてしまいかねません。
志望動機の書き出しで採用担当者に好印象を与えるためには、簡潔に結論を伝えることが大切です。
志望動機の書き出しの例文
以下では、志望動機の書き出しの具体例を紹介します。
・私の○○の強みが△△の事業に活かせると感じ、志望しました
・貴社の革新的な○○という製品に感銘を受け、開発に携わりたいと考えました
・○○という事業を通して、私が目指す社会貢献ができると考え、貴社を志望しました
・OB訪問で知った○○の社風に魅力を感じました
志望動機の書き出しの書き方について詳しく知りたい人は、「志望動機は書き出しを意識しよう!好印象を与える書き方を解説します」の記事もご参照ください。
2.理由の詳しい説明
次に、なぜその企業を志望するに至ったのか、エピソードを交えながら理由を詳しく説明しましょう。この部分が、熱意や企業の理解度、自分自身の個性や価値観を伝えるポイントとなります。
アルバイトやサークル活動、学業など過去の経験を挙げ、そこから得た学びや価値観が企業の事業内容や社風とどのように結びつくのかを述べましょう。
また、「なぜその企業でなければいけないのか」という内容を含めることも大切なポイントです。企業理念や企業文化、技術力などを研究し、その会社を選んだ理由を説明しましょう。
企業独自の魅力に触れることで企業研究の成果も伝わり、本気度をアピールできます。
3.入社後の目標やビジョン
最後に、入社後の目標やビジョンを伝えます。どのような仕事に挑戦したいか、どのような強みを活かして働きたいかを説明してください。
志望動機で締めくくりが重要な理由
志望動機の締めくくりが重要な理由は、全体の印象を決定づける傾向にあるからです。締めくくりで仕事への意欲や決意を伝えることで、採用担当者に「全体を通して説得力があった」「意志が強い」と好印象を残せる可能性があります。
また、入社後の目標やビジョンを伝えることで、入社後に活躍する姿を具体的にイメージしてもらいやすくなるでしょう。「自社に貢献してくれる」と印象付けられれば、内定獲得に一歩近づけます。
志望動機の締めくくりの例文
以下では、志望動機の締めくくりの例文をまとめました。
・○○事業をともに牽引し、業界No.1の座を確固たるものにするために尽力します
・貴社の○○という理念を実現するため、誰よりも主体的に行動します
・○○への情熱を仕事に注ぎ、貴社とともに社会に新たな価値を提供します
例文を参考に、入社後どのように活躍したいか伝わる志望動機の締めくくりを考えてみましょう。
「志望動機の組み立て方は順番が大事!好印象を与えるポイントや例文をご紹介」の記事では、志望動機の組み立て方を詳しく解説しています。採用担当者に響く志望動機を作るため、ぜひご一読ください。
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志望動機が思い浮かばない!就活で伝えるための準備
志望動機が思い浮かばない場合は、自分や企業について理解を深める必要があります。ここでは、志望動機を作るための準備をまとめました。差がつく志望動機を作って就活を成功させるために、ぜひ参考にしてください。
1.自己分析
自己分析とは、これまでの経験を振り返り、自分の強みや特徴などを振り返る作業です。自己分析で長所・短所や価値観が明確になると、「自分の△△という強みや○○という価値観を活かせるのは、この企業だ」と志望動機を考えられるでしょう。
また、自己分析で将来取り組みたい仕事や叶えたい目標を考えることで、独自性や説得力のある志望動機を作れます。
自己分析のやり方
自己分析を行う際は、過去の出来事を書き出し、モチベーションが上がった出来事、下がった出来事を書き出してみましょう。たとえば、次のような出来事で、モチベーションの変化があったとします。
・モチベーションが下がった出来事:転校して環境が変わった
この出来事から、なぜモチベーションに変化があったのか、理由を深掘りしてみましょう。
・モチベーションが下がった理由:知り合いがいなくなり心細かったから
このような理由が発見できれば、「チームを引っ張ることにやりがいを感じる」「周りと協力することで力を発揮できる」などの特徴が浮かび上がります。
特徴をもとに、「職種を超えた連携が重視される貴社において、チームの一員として目標達成に貢献したい」といった志望動機を考えられるでしょう。
自己分析のやり方を確認したい人は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事も参考にしてみてください。
2.業界研究
志望動機が思い浮かばない場合は、改めて業界研究を行いましょう。業界のトレンドや今後の展望、課題を知っておけば、なぜその業界を選んだのかを明確に説明できます。
また、業界研究を行うことで、応募先と同業他社との違いを理解できるのもメリットです。他社との違いを理解すれば、「なぜほかではダメなのか」という点について論理的に説明できます。
業界研究については、「業界研究のやり方は?効率的に進めるコツや行う目的を解説」の記事で詳しくご確認ください。
3.企業研究
志望動機で差をつけるためには、企業研究も必要です。企業ごとの違いを把握し、応募先ならではの内容を考えましょう。企業研究では次のような内容について調べておくことをおすすめします。
・経営理念
・働き方
・社会活動
・他社と比べて優れている点
・他社と比べて劣っている点
先述したように、志望動機では「なぜ、競合他社ではなくその企業を選んだのか」を伝えることが大切です。志望企業でなければいけない理由を伝えるため、他社との違いを明確に整理しておきましょう。
4.会社説明会
志望企業について詳しく知るため、会社説明会に参加するのもおすすめです。実際に働いている方の話が聞けるので、積極的に質問してみましょう。
たとえば、「1日のスケジュール」や「職場の雰囲気」について質問すると、リアルな情報を教えてもらえる可能性があります。
5.OB・OG訪問
志望動機が思いつかない場合は、OB・OG訪問で話を聞くのもおすすめです。仕事内容ややりがいなどWebサイトにのっていない情報を教えてもらうと、企業で働くことをイメージしやすいでしょう。
OB・OG訪問の経験を志望動機に盛り込むことで、独自の理由をアピールでき、入社に対する熱意も伝わります。
また、OB・OG訪問では、実際に選考を突破した先輩からアドバイスをもらえるのもメリットです。志望動機の作成で意識したことを教えてもらえることもあるでしょう。
「志望動機が思いつかないときはどうする?7つの対処法や伝え方を解説」では、志望動機が思いつかないときの対処法を解説しています。就活の志望動機で困っている人は、ぜひご覧ください。
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志望動機を就活で作る際のポイント
志望動機を作るときは、「具体的に伝える」「企業が求める人物像を意識する」などのポイントを押さえておきましょう。ここでは、採用担当者の心に響く志望動機を作るためのポイントを解説するので参考にしてください。
1.内容は具体的に伝える
志望動機の内容は、ほかの就活生と差別化するために具体的にしましょう。以下の内容を意識すると、具体的な志望動機を作れます。
・数字を使って説明する
・入社後に実現したいことを明確に伝える
抽象的な表現では、採用担当者に十分に熱意や意欲が伝わりません。そのため、実際の行動や数字を交えて具体的な内容に仕上げることが大切です。
2.企業が求める人物像を意識して伝える
志望動機は、企業が求める人物像に合わせて作りましょう。企業研究やOB・OG訪問を通し、どのような人材が求められているか、どのような社風かを確認してみてください。
たとえば、主体性がある人物を求めている企業の志望動機では、「行動力がある」「積極的に発言できる」などのアピールが効果的です。
「入社したい」という気持ちだけでなく、「私は企業にマッチしている人材だ」と伝えられれば、選考突破につながりやすくなります。
3.自分に焦点を当てて独自性を出す
志望動機では、企業への一方的な憧れや賞賛だけを述べるのは避け、自分に焦点を当てた説明を心掛けましょう。「貴社が素晴らしい」という話で終わってしまうと、強みや個性をアピールできません。
「その企業で何を実現したいか」「どのような強みを活かして貢献したいか」など、自分だけの志望動機を作ることが、選考突破のカギになります。
自分だけの志望動機を作るには、自己分析が不可欠です。「自己分析のやり方がわからない就活生へ|強みを見つけるための方法を解説!」の記事で、自己分析の方法を確認しておきましょう。
志望動機を就活で作る際の注意点
志望動機の内容によっては、意欲や熱意が伝わりにくくなります。志望動機を作るときは、以下の点に注意しましょう。
・待遇や条件面の協調は避ける
・こそあど言葉を多用しない
・履歴書やESでは「貴社」、面接では「御社」を使う
また、「成長させてもらいたい」という受け身な言葉にも注意が必要です。
企業は、自社に利益をもたらす人材を求めているので、「成長したい」というアピールだけでは、マイナスな評価を受けることも。就活では、「企業に貢献したい」と主体的な姿勢を見せましょう。
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【業界別】志望動機を就活の面接や履歴書で伝える例文
ここでは、志望動機の例文を業界ごとに紹介します。志望業界や自身の経験に合わせてアレンジしてみてください。
1.商社の志望動機の例文
貴社の志望動機は、世界中に張り巡らされたネットワークと、事業投資を通じた新たな価値創造に魅力を感じたからです。私は学生時代に国際ボランティア活動で、異なる文化を持つチームをまとめ、粘り強い交渉と調整により目標を達成しました。
この経験で培った課題解決能力とタフさを活かし、貴社でプロジェクトを動かす役割を担いたいと考えています。特に、今後成長が見込まれるアフリカ市場におけるインフラ関連事業において、貴社のグローバルな挑戦に貢献したいです。2.IT業界の志望動機の例文
私が貴社を志望する動機は、「技術で社会の非効率をゼロにする」というミッションに強く共感したためです。特に、貴社が開発されたAIを活用した業務効率化SaaSは、私のアルバイト経験から感じていた業界の課題解決に直結すると確信しています。
入社後は、ユーザー体験を最優先に考えるプロダクト開発に携わりたいです。独学で習得したプログラミングスキルと、ユーザーのニーズを深く聞き出す傾聴力を活かし、市場をリードする新機能の企画・実装に挑戦することで、貴社のミッション達成に貢献したいと考えています。3.サービス業の志望動機の例文
貴社を志望する理由は、「最高の顧客体験を追求し、人々の心に深く残る感動を提供し続ける」というブランド哲学に強く共感したからです。
私は、カフェでのアルバイト経験を通じて、マニュアルどおりではない一歩踏み込んだ心遣いこそが、お客さまの真の満足度と強いロイヤルティにつながることを学びました。
特に印象的なのは、雨の日に来店されたお客さまの靴の汚れに気づき、求められる前にさりげなくおしぼりをお渡しした際、「心からの配慮がうれしい」という想定以上の感謝の言葉をいただいた経験です。
このとき、観察力を働かせ、お客さまの潜在的なニーズを先読みすることの重要性を痛感しました。貴社が提供されているきめ細やかなパーソナルサービスにおいて、私の観察力と傾聴力を最大限に活かしたいと考えております。
お客さま一人ひとりの背景と状況を深く理解することで、期待を上回る感動体験を創造し、貴社のブランド価値をさらに高める存在として貢献したいです。4.食品製造業界の志望動機の例文
貴社の志望動機は、「美味しさと健康の両立」という製品開発の理念に、私自身が長年の食生活を通じて共感してきたからです。私は、特定のアレルギーをもつ友人でも安心して食べられる○○を貴社が開発したことに感銘を受けました。
大学で学んだ栄養学の知識と、ゼミでの消費者行動に関する分析力を活かし、今後は健康志向の高まりに応えるプラントベースフードの研究開発に貢献したいと考えています。
人々の豊かな食の未来を、貴社の製品力を通じて実現することが私の目標です。5.金融業界の志望動機の例文
私が貴社を志望する理由は、「地域経済に深く根差し、中小企業の成長支援を通じて、日本の未来を支える」という貴社の揺るぎない経営理念に強く共感したからです。
ゼミでの企業分析を通じて、地域社会の活性化には、それを担う企業の安定的な成長が不可欠だと痛感しました。貴社が提供されている経営戦略に踏み込んだコンサルティングこそが、その成長を後押しするカギだと考えます。
持ち前の分析力と責任感を活かし、企業の課題を深く掘り下げたオーダーメイドの金融ソリューションを提供することで、地域経済の発展に貢献し、お客さまの夢の実現を支えていきたいです。「就活の志望動機例文24選!準備や印象に残るアピールのコツなども解説」では、業種や職種別に志望動機の例文を紹介しています。志望動機を作る際のヒントにしてみてください。
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【職種別】志望動機を就活の面接や履歴書で伝える例文
ここでは、職種ごとの志望動機の例文を紹介します。例文を参考に、なぜその企業で、その職種を選んだのかが伝わる志望動機を考えてみてください。
1.営業職の志望動機の例文
貴社を志望した動機は、ソリューション提供型営業を通じて、お客さまの事業成長に貢献したいからです。学生時代、サークルの資金調達で10社以上に足を運び、相手の潜在的なニーズを引き出して企画を調整し、目標額の150%を達成した経験があります。
この経験で培ったヒアリング力と提案力を活かし、入社後は、貴社の○○システムを中小企業に導入し、顧客の収益拡大という成果につなげたいと考えています。営業職の志望動機の作り方は、「営業職の志望動機の書き方は?わかりやすい構成やアピールのコツを解説」の記事で詳しくご確認ください。
2.事務職の志望動機の例文
私が貴社の事務職を志望する理由は、組織全体のパフォーマンスを陰で支え、企業の成長を確実なものにしたいと考えるからです。
私は研究室の備品管理を通じて、正確な情報の管理と先回りした準備が、プロジェクト成功の基盤となることを学びました。特に、周囲が気づかない細部まで気を配り、メンバーが業務に集中できる環境を整えることにやりがいを感じてきました。
貴社の○○事業の成長を、私のきめ細やかな注意力と徹底したスケジュール管理能力で支えたいです。常に業務のムダを見つけ出し、効率化を提案・実行することで、組織の生産性向上に貢献したいと考えています。3.研究開発職の志望動機の例文
貴社の研究開発職を志望する動機は、サステナブルな社会の実現に不可欠なバイオマス由来の機能性高分子素材の開発に、私の化学工学における知見を活かしたいからです。
大学院での研究では、3年間にわたり高効率な触媒合成プロセスに取り組みました。この過程で、数十回の失敗に直面しましたが、粘り強い探求心と最新の知見を取り込む柔軟性を駆使し、再現性の高い安定した技術を確立しました。
この経験で培った課題解決能力を、貴社の最先端の研究環境で発揮したいと考えております。特に、コストと環境負荷を大幅に低減する次世代素材の開発に貢献することで、業界のスタンダードを創り出すという大きな挑戦を成し遂げたいです。4.ITエンジニアの志望動機の例文
私は、「システムを通じて、人々の日常生活をより便利で豊かにしたい」という思いから、貴社のWebエンジニアを志望しました。特にユーザー体験(UX)を最優先する貴社のサービス開発の方針に強く共感しています。
大学は文系学部出身ですが、プログラミングに興味をもち、独学で習得して地域の飲食店向け情報サイトを立ち上げて運用しました。この経験で、ユーザーからのフィードバックを基に改善を繰り返すPDCAサイクルの重要性を深く実感しました。
貴社に入社後は、この経験で培ったユーザー視点と行動力を活かし、まずはフロントエンド開発においてユーザー体験の向上に尽力いたします。
将来的にはフルスタックエンジニアとして成長し、大規模サービスの開発をリードすることで、貴社に貢献したいです。5.マーケティング職の志望動機の例文
私が貴社のマーケティング職を志望した動機は、データに基づいた顧客理解を徹底し、真に響くメッセージを届けたいからです。大学のマーケティング研究会では、SNSデータを分析し、ターゲット層に合わせた発信戦略を提案することで、イベントの集客率を2倍にすることができました。
この経験で培った論理的な分析力と、トレンドを捉える感性を活かし、入社後は、貴社の○○ブランドのデジタルマーケティング戦略を担いたいと考えています。
特に、顧客のライフステージに合わせてパーソナライズされた体験を提供することで、ロイヤリティの向上に貢献したいです。かんたん1分!無料登録志望動機を一緒に考えてもらう
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【理由別】志望動機を就活の面接や履歴書で伝える例文
ここでは、社風や商品、サービスなど魅力を感じた理由別に志望動機の例文を紹介します。例文を参考に、魅力を感じた理由を掘り下げ、自分なりの志望動機を作ってみましょう。
1.社風に魅力を感じた場合の例文
貴社を志望する動機は、挑戦と失敗を歓迎する風土に強く惹かれたためです。インターンシップでの部署横断型プロジェクトにおいて、社員の方々が役職に関係なく活発に意見を交わし、新たなアイデアを試すことを恐れない姿勢を目の当たりにしました。
私は学生時代、未経験の分野に飛び込み、試行錯誤を繰り返して成果を出した経験があり、この粘り強さと前向きな姿勢は、貴社の風土で最大限に活かせると確信しています。
失敗を恐れず、常に新しい価値創造に貢献することで、貴社に貢献したいです。2.社員に魅力を感じた場合の例文
私が貴社を志望する理由は、インターンシップを通じて触れた社員の方々が持つ、お客さまへの提供価値を最大化しようとする「真のプロフェッショナリズム」に強く共感したからです。
私もその一員となり、お客さまに欠かせないビジネスパートナーとして信頼される人材へと成長したいと考えております。
特に、営業担当の○○さまが、単なる製品・サービスの紹介に終始せず、お客さまの事業全体を見据えたコンサルティングを通じて、潜在的な課題まで見抜かれていた姿勢が非常に印象的でした。
私は大学で学んだ経済学の知識と、ゼミで培った多角的に物事を分析し、本質を見抜く力を貴社で活かしたいと考えています。入社後は、まず徹底的に業界知識と貴社ソリューションの専門性を深めます。
そして、貴社の社員の方々から顧客視点と洞察力を学びながら、将来的には「〇〇さんでなければ」とお客さまから指名される存在となり、貴社の成長に貢献したいです。「志望動機として『社員の人柄のよさ』は適切?書き方の3ステップや例文を紹介」では、社員の人柄について志望動機を書くときの例文を紹介しています。ぜひご覧ください。
3.商品に魅力を感じた場合の例文
私が貴社を志望するのは、「ただ美味しいだけでなく、健康寿命の延伸に貢献する」という貴社の食品開発コンセプトに深く共感したからです。貴社の「乳酸菌入りヨーグルトA」は、食を通じて人々のウェルビーイングを向上させるという強い使命を感じさせます。
私は大学で学んだ栄養学の知識を活かし、この素晴らしい商品の更なる機能性向上や、ターゲット層に合わせた新商品の企画を通じて、人々の健康を支えるという価値を広げたいです。4.サービスに魅力を感じた場合の例文
貴社を志望する動機は、個人の能力を最大限に引き出すオンライン学習サービス○○がもつ教育格差の解消という社会的意義に共鳴したためです。特に、個別に最適化されたカリキュラムと手厚いメンター制度は、従来のサービスにはない貴社独自の強みだと感じています。
私は、学生時代に塾講師として個人の学習課題を分析し、最適な指導計画を立てることに尽力してきました。入社後は、個別対応の経験と教育への熱い想いを活かし、コンテンツ企画・開発を通じて、サービスの満足度と継続率をさらに向上させることに貢献したいです。5.企業理念に魅力を感じた場合の例文
貴社の企業理念である「Technology for Human Happiness(技術は人類の幸福のために)」という言葉に、私の人生の目標が凝縮されていると感じ、貴社を志望しました。私は高校時代から、IT技術がもつ「人の生活を一変させる力」に強い関心を持ってきました。
この理念のもと、私のシステム開発能力とユーザー視点を最大限に活かし、単に新しい技術を作るだけでなく、真に人々のQOL(生活の質)を向上させるソリューションを提供したいです。6.教育・研修制度に魅力を感じた場合の例文
私は、「入社後3年間のマンツーマンOJT制度」と「FP資格取得支援制度」に大きな魅力を感じ、貴社を志望しました。私は、金融のプロフェッショナルとして地域経済を支えたいという目標があります。
目標達成のため、充実した制度を活用し、短期集中的に専門知識を身につけたいです。具体的には、3年後には若手エースとして自力で資産運用相談を完結できるレベルに成長し、お客さまに最も信頼されるパートナーとして貴社の業績に貢献したいと考えています。7.評価制度に魅力を感じた場合の例文
私が貴社を志望する理由は、成果だけでなく、挑戦プロセスも正当に評価する多面評価制度に魅力を感じたからです。学生時代、数値目標だけでなく、チームへの貢献度や試行回数も正当に評価されることにやりがいを感じてきました。
貴社の制度のもとであれば、高い目標に対しても恐れずチャレンジでき、そのプロセスで得た知見を惜しみなくチームに共有することで、組織全体の成長を加速させられると確信しています。8.働き方に魅力を感じた場合の例文
貴社のコアタイムなしのフレックスタイム制度とリモートワークの推進は、個人の集中力と生産性を最大化するための戦略的な手段であると捉え、強く魅力を感じました。
私は、午前中の早い時間帯に最も高い集中力を発揮できる特性があります。そのため、この柔軟な制度を最大限に活用することで、決められた時間以上の質の高いアウトプットを継続的に生み出せると確信しています。
柔軟な働き方を成果を出すための手段として捉え、時間の制約に囚われず、常に高いパフォーマンスで貴社のシステム開発に貢献したいと考えています。かんたん1分!無料登録志望動機を一緒に考えてもらう
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【文字数別】志望動機を就活の履歴書・ESに書く例文
履歴書やESに志望動機を書く際は、指定文字数に応じて伝え方や構成を柔軟に変える必要があります。短い文字数では結論と核となる理由に絞り、長い文字数では根拠となるエピソードを具体的に加えましょう。
1.100~200字の短めの例文
貴社を志望する動機は、「テクノロジーで社会課題を解決する」という企業理念に共鳴したからです。大学でSDGsに関する研究を行う中で、貴社が開発した環境負荷低減システムの革新性に感銘を受けました。
私の論理的な問題解決能力と、粘り強く挑戦する姿勢を活かし、システムの導入支援を通じて、顧客の事業成長と持続可能な社会の実現に貢献したいと願っています。2.400字程度の例文
私が貴社を志望する最大の理由は、挑戦と失敗を成長の糧とする活発な社風のなかで、スケールの大きなビジネスを創造したいからです。学生時代、約50名の国際交流サークルでリーダーを務めた際、前例のないイベント企画に挑戦しました。
困難の連続でしたが、メンバーとの議論と試行錯誤を繰り返し、最終的に目標集客数の150%を達成しました。この経験から、目標達成には失敗を恐れない姿勢が不可欠だと学びました。
貴社の「失敗は成功のもと」という文化のもと、私は持ち前の粘り強さと周囲を巻き込む力を活かし、臆することなく新しい市場の開拓に挑戦したいです。多様な価値観を尊重し、挑戦を奨励する貴社だからこそ、私の経験が活かせると確信しています。
入社後は、若手として海外プロジェクトに早期から関わり、貴社のグローバル展開を加速させる一員になりたいです。かんたん1分!無料登録志望動機を一緒に考えてもらう
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志望動機のNGポイント!就活で避けたい例文も紹介
就活において、志望動機の伝え方を間違えるとマイナス評価を受ける恐れがあります。ここでは、NGな志望動機と避けたい例文を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.結論が後回しになる
志望動機を聞かれた際に、長々とエピソードや背景から話し始めると、結局何が言いたいのか採用担当者に伝わりません。たとえば、以下のような文章では、意図や熱意が伝わりにくいでしょう。
先述したように、志望動機では結論を始めに述べ、それに理由づけすることが大切です。
2.具体性に欠ける
抽象的で曖昧な志望動機では、「本当にうちの企業を理解しているのか」と疑問を持たれてしまいます。以下のように、「成長したい」「貢献したい」といった漠然とした言葉だけで志望動機を伝えるのは避けましょう。
エピソードや数字、企業の具体的な事業内容などを交えながら、独自性のある志望動機を作ることが選考突破のカギです。
3.理由がほかの企業にも当てはまる
ほかの企業にも当てはまる志望動機も、就活においてNGといえます。以下のように、どの企業にも当てはまる志望動機では、採用担当者に「うちでなくても良いのでは」と思われてしまうでしょう。
志望動機を書く際は、企業研究を徹底し、応募先ならではの魅力を深掘りすることを意識しましょう。
4.理念に共感しているだけになっている
理念に共感しただけでは、志望動機として物足りません。なぜなら、採用担当者は共感してくれる人ではなく、自社に貢献してくれる人を求めているからです。次のような志望動機では、企業に貢献できることが伝えられないので注意しましょう。
志望動機では、理念のどの部分に共感したかを明確にし、企業がその理念を実現するために、どのように貢献できるかを述べることが大切です。
5.商品やサービスが好きな気持ちだけアピールしている
商品やサービスが好きなだけでは、評価にはつながりません。以下のように、「△△が好きだから」は避けるようにしましょう。
製品やサービスが好きな気持ちばかりアピールしてしまうと、「製品と関係ない部署に配属された場合、モチベーションが下がるのではないか」と思われる場合もあります。
商品やサービスが好きな気持ちを持つのは大切ですが、企業や社会への貢献を意識して、志望理由を伝えるようにしましょう。
6.給料や休みなどの条件だけを伝えてしまう
給料や福利厚生など、条件面だけを志望動機にするのも避けることをおすすめします。以下のように条件だけを述べると、仕事へのやる気がないと判断されかねません。
志望動機として条件面に触れる場合は、「条件が良いからこそ、高いモチベーションを維持して貴社の事業に貢献できる」というように、意欲と結びつけて伝えましょう。ただし、面接やESでは、できる限り仕事内容や事業への熱意を中心に話すのがおすすめです。
NGな志望理由については、「志望動機のNG例文集!改善策や注意すべきワードも解説」の記事で詳しくチェックしてみてください。
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