このページのまとめ
- 就活のやり方がわからない場合は、スケジュールの把握から始める
- 就活のやり方がわからないときは、自己分析から着手してみよう
- 就職エージェントは、就活のやり方がわからないときに相談するとアドバイスをもらえる

はじめての就活で「やり方がわからない」「いつ始めるべきかわからない」など、さまざまな疑問を抱えている学生も多いのではないでしょうか。就活はやるべきことが多く、不安や悩みはつきものです。
この記事では、多くの学生が就活を始める時期や進め方を解説します。就活の「わからない」を解消して、自分に合った企業から内定を得ましょう。
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- 就活の基本的なスケジュール
- 大学3年生の7月~9月ごろ:インターンシップ
- 大学3年生の3月:企業説明会に参加する
- 大学4年生の6月:本選考が始まる
- 大学4年生の10月:内定式が行われる
- 就活のやり方がわからない方向け!基本の10ステップ
- 1.就活アイテムの準備
- 2.自己分析
- 3.業界・企業研究
- 4.インターンシップへの参加
- 5.OGやOB訪問
- 6.合同説明会や企業説明会への参加
- 7.応募書類の準備
- 8.エントリーやプレエントリー
- 9.筆記試験対策
- 10.面接対策
- 就活のやり方がわからない方へ!データから見る動向
- 企業説明会・セミナーへの参加時期
- 採用面接の参加時期
- 内々定をもらった時期
- 就活のやり方がわからなくなる原因
- やりたい仕事がわからないから
- 将来に対して不安を抱えているから
- ほかの就活生と比べてしまうから
- 選考に落ちた理由がわからないから
- 内定をもらえる気がしないから
- 就活のやり方がわからないときに大事な考え方
- ほかの就活生も悩みや不安を抱えている
- 内定の獲得が就活の目的ではない
- 就活のやり方がわからない方に向けたキャリアアドバイザーからのアドバイス
- 就活でやり方がわからないと困るマナーを解説
- 立ち居振る舞いのマナー
- 言葉遣いのマナー
- 連絡時のマナー
- 就活のやり方がわからない状態を脱したいあなたへ
- 就活のやり方がわからない人によくある質問
- Q.就活で何から手をつけたら良いかわかりません…
- Q.就活でこれ以上何をしたら良いかわからないときは?
- Q.就活のやり方がわからないときは誰に相談すべき?
就活の基本的なスケジュール
就活のやり方がわからないときは、スケジュールの把握から始めましょう。ここでは、一般的な就活スケジュールを紹介するので、全体の動きを確認しながら、自分がどのように動くべきか大まかな流れをイメージしてみてください。
大学3年生の7月~9月ごろ:インターンシップ
大学3年生の7月から9月ごろになると、インターンシップが始まります。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(7p)」によると、インターンシップの参加時期は大学3年生の7~9月が58.9%と最も多くなっていました。

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(7p)」
また、10月から12月ごろにはオータムインターン、1月から3月ごろにはウィンターインターンに参加する学生もいます。
インターンシップは、就活生が時間を作りやすい夏休み・冬休みなどの長期休暇に合わせて開催されるのが一般的です。講義を受けるだけの簡易的なものから本格的な仕事のやり方を知れるものまで、プログラムの内容はさまざま。
なかには、インターン参加時にエントリーシートや履歴書の提出を求められる企業もあるため、できれば大学3年生の6月までに就活準備を済ませている状態が理想といえます。しっかりと下調べをしたうえで選択しましょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
大学3年生の3月:企業説明会に参加する
大学3年生の3月ごろからは、企業説明会や合同説明会が始まります。合同説明会への参加をきっかけに、就活を本格的に始める人も多いようです。
本格的な選考に向けて、この時期までに自己分析や企業研究などの就活準備を進めておきましょう。この時期には、すでに企業へのエントリーがスタートしており、就活生は非常に忙しくなります。そのため、できるだけ余裕を持って、早めに就活準備を済ませるのが大切です。
なお、説明会やセミナーのなかには、自己分析・企業研究の進め方に関する講義やエントリーシートの添削などを行うものもあるため、有効活用すると良いでしょう。企業説明会の探し方については、「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」の記事でご紹介していますので、参考にしてください。
大学4年生の6月:本選考が始まる
大学4年生の6月になると、選考解禁の企業が増えます。グループディスカッションや面接対策、筆記試験の対策はこの時期までに終えておきましょう。
ただし、ベンチャー企業や中小企業、外資系企業など、6月よりも早期から選考を行う企業も多くあります。早期選考を行う企業は、インターンシップへの参加が条件になるケースもあるので、志望企業の情報は調べておくことをおすすめします。
就活スケジュールが多様化している現在では、通年採用を実施している企業も多いので、気になる企業があったら積極的に書類選考や面接を受けてみましょう。
大学4年生の10月:内定式が行われる
多くの企業では、大学4年生の10月に内定式を行います。目安として、この時期までの内定を目指してみましょう。ただし、内定を早くもらうこと=成功というわけではありません。内定獲得よりも、自分に合う企業を見つけるほうが大切です。
なかには、いくつか内定をもらっていても、自分が納得できる就職先に受かるまでエントリーを続ける学生も存在します。内定を獲得したからといって安心せず、本当にこのまま就職して後悔がないかじっくりと検討してみてください。
なお、10月を過ぎても、通年採用や秋採用など、まだまだエントリーを受け付けている企業はあります。納得いく企業に入社できるよう、やり方がわからない状態でも焦らずに自分のペースで就活を続けましょう。秋採用については、「秋採用とは?春・夏との違いや実施企業の探し方・内定獲得のポイント6選」の記事も参考にしてください。
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就活のやり方がわからない方向け!基本の10ステップ
ここでは、就活のやり方がわからない就活生に向けて、一般的な進め方を紹介します。焦らず、一つずつ順番に進めていきましょう。
1.就活アイテムの準備
就活のやり方がわからない場合は、必要なものの準備から始めるのも一つの方法です。ここでは、「身だしなみアイテム」と「あると便利アイテム」に分けて就活に必要なものを紹介するので、参考にしてください。
身だしなみアイテム
身だしなみは第一印象に直結します。必要なアイテムの例は以下のとおりです。
・リクルートスーツ
・就活かばん
・ビジネスシューズ
・腕時計
・スーツに合う靴下やストッキング
・ハンカチ
・ティッシュ
・手鏡
・くし
・持ち運び用の歯ブラシセット
・ソーイングセット
・エチケットブラシ
・持ち運び用の靴磨き
少しずつそろえると忘れがちなので、就活が本格化する前に一気にまとめて用意するのがおすすめです。身だしなみの整えるやり方がわからない方は、「就活で好印象を与える身だしなみとは?気をつけたい基本マナーを解説」の記事をご参照ください。
あると便利な就活アイテム
就活のやり方がわからない人こそ、以下のアイテムをそろえるとスムーズに進めやすくなります。
・スマートフォン以外の通信機器(タブレットやPC)
・イヤホンやマイク付きのヘッドホン
・モバイルバッテリー
・折り畳み傘
・就活手帳
・名刺
・薬や絆創膏
スケジュールはアプリでも管理できますが、就活手帳を用意すると説明会の場でメモとしても使いやすいのでおすすめです。
2.自己分析
就活のやり方がわからない人は、自己分析から始めるのがおすすめです。自己分析は、志望する業界や企業を決めたり、履歴書やエントリーシート作成のために欠かせない作業となります。
自己分析は、「どんな仕事に向いているかわからない」「自分の強みがわからない」などの悩みを解消するためにも有効です。自己分析を怠ると、就活の軸がブレてしまったり、目指す方向がわからなくなったりするので必ず行いましょう。
自己分析のやり方は、「自己分析のやり方がわからない就活生へ|強みを見つけるための方法を解説!」の記事をご覧ください。
3.業界・企業研究
就活でエントリーする企業を決めるために、業界・企業研究を行って情報収集を行いましょう。
業界研究
業界研究とは、業界の特徴や種類、主な仕事内容などを調べ、就職先の候補を決めるために行う作業です。
なお、業界研究では1つの業界を徹底的に研究するよりも、できるだけ幅広く調べるほうが効果的です。これまで良さがわからない状態だった業界や仕事に適性があるかもしれないので、可能性を広げるためにも、できるだけ多くの候補を出しましょう。
業界研究のやり方は「業界研究のやり方は?効率的に進めるコツや行う目的を解説」の記事で詳しくまとめています。
企業研究
業界研究で興味のある業界を絞ったあとは、企業研究で個別に企業を調査しましょう。企業研究では、以下のような情報を集めるために徹底的なリサーチが重要です。
・企業の正式名称や所在地、代表者氏名などの基本情報
・事業内容
・売上高
・企業の規模、従業員数
・対象企業の業界での位置付け
・競合となる企業
・社風
・企業の強み
・企業が求める人物像
・主な仕事内容
・採用情報、選考スケジュール など
これらの情報がわからないと、効率の良い就活のやり方を見つけられません。また、企業研究で得た情報は、エントリーシートや面接の回答を作成するための貴重な材料になるので、手を抜かず念入りにリサーチしましょう。
4.インターンシップへの参加
インターンシップは、企業についてより詳しく知ることができる貴重な機会です。また、実際の業務を体験することでビジネスマナーが身につき、人脈を広げられるメリットもあります。
インターンシップに参加することで本選考で優遇されるケースもあるので、できる限り参加しましょう。
インターンに参加するやり方がわからない方には、「インターンに参加するべき?メリットや探し方と応募の流れを紹介」の記事がおすすめです。
5.OGやOB訪問
OG・OB訪問とは、興味のある業界や企業で働いている大学の先輩を訪問し、仕事や企業についての話を聞くことです。業界・企業研究ではわからないリアルな情報を知れるのがメリットです。また、先輩からおすすめの就活のやり方を教えてもらえる可能性もあるでしょう。
OG・OB訪問は関わりのある卒業生に依頼するほか、大学のキャリアセンターを通したりOG・OB訪問専用のサービスやアプリを使ったりする方法があります。
6.合同説明会や企業説明会への参加
業界や企業がある程度目星がついたら、説明会に参加するのもおすすめです。多くの企業が集まる合同説明会や企業個別の説明会では、企業のWebサイトではわからない情報も得られます。
合同説明会とは、多くの企業が合同で開催するイベントです。就活生に向けて、自社の魅力や採用情報などを発信しています。一度に複数の企業から話を聞けるので、「業界は決まったけど、企業はまだ決まっていない」状況の就活生は、積極的に参加しましょう。
一方、企業説明会では、1社の説明を聞くケースが一般的です。応募先企業で実際に仕事をしている社員の話を聞けるだけでなく、気になることを質問できるため、インターネットでは得られない貴重な情報が手に入ります。
企業説明会へ参加するやり方や参加メリットを知りたい人は「企業説明会への参加方法は?参加のメリットやマナーを解説」の記事で紹介しているので、参考にしてください。
7.応募書類の準備
応募する企業を決めたら、履歴書やエントリーシートの準備を行いましょう。それぞれの就活書類について解説するので、準備のやり方がわからない方は違いを知るところから始めてみてください。
履歴書
履歴書は学歴や連絡先など、就活生のデータを確認するための書類です。志望動機や自己PRなど、履歴書で記入を求められる場合もあるので、準備しておきましょう。
履歴書の書き方については、「【新卒就活生向け】履歴書作成の準備・書き方・提出方法など基本事項を解説」の記事で詳しく紹介しています。「どこで買えば良い?」「どの履歴書が良い?」などよくある質問も解説しているので、事前に読んでおくと慌てずに準備できるでしょう。
エントリーシート
エントリーシートは、「自己PR」や「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」など、選考に必要な情報を記入するための書類です。企業説明会やWebサイト上で配布されています。
エントリーシートの形式や質問項目は企業によって異なり、企業独自の質問も多いのが特徴。「企業が何を知ろうとしているのか」「企業の求める人物像」を理解し、適切に回答することが重要です。
大学3年生の6月ごろまでには応募書類を準備し、いつでもエントリーできる体勢を整えておきましょう。「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事で紹介しているので読んでみてください。
8.エントリーやプレエントリー
就活におけるエントリーとは、企業へ応募の意思を示すことです。エントリーすると、選考の具体的な案内が届き、履歴書やエントリーシートを提出する流れになります。
プレエントリーは企業に興味があると意思表示することです。氏名や大学名、連絡先などを登録すると、採用に関する情報を受け取れます。
いずれも、企業の採用ページや就活情報サイトから応募可能です。志望度の高い企業は採用ページから、情報を知りたい企業は就活情報サイトからと使い分けると良いでしょう。
プレエントリーとエントリーの違いが分からない方は、「就活のプレエントリーって何?エントリーとの違いとは?」の記事をご参照ください。
9.筆記試験対策
選考で筆記試験がある企業に応募する場合は、早めに準備を始めましょう。筆記試験対策で重要なのは、どの種類の試験が行われるか早い段階で把握することです。試験の種類がわからないままでは、対策のやり方を決められません。
筆記試験はSPIや玉手箱、CABなどの適性検査のほか、一般常識や小論文が出されることもあります。試験の種類は、受験案内のURLで確認するほか、就活情報サイトや口コミサイトに掲載されている過去の選考体験談などでも確認可能です。
10.面接対策
面接はどの企業でも行われるので、対策が必須です。就活の面接でよく聞かれる質問をしっかりと把握し、事前に回答を想定しておくとスムーズな受け答えができます。
面接での緊張感を和らげるためにも、本番に近い環境で実施される「模擬面接」に参加し、テンポ良く受け答えできるように練習しておきましょう。
また、面接では、話し方や聞き方、振る舞いなども評価対象になります。回答の内容が素晴らしくても、面接時のマナーに欠けていると評価が下がる可能性もあるため、事前にしっかり把握しておきましょう。
面接をはじめとした就活対策のやり方がわからない方には「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事が網羅的に説明しているのでおすすめです。
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就活のやり方がわからない方へ!データから見る動向
ここでは、「就活をいつ始めるのが正解なのかわからない」と困っている人に向けて、内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」の2024年の調査をもとに、多くの就活生が就活を始める時期について解説します。
企業説明会・セミナーへの参加時期
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(2p)」によると、企業説明会・セミナーに参加する時期は、「大学3年生の9月以前」が最も多くなっていました。

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(2p)」
大学3年生の3月が長くピークだったものの、その割合は年々下がっていることから、企業説明会・セミナーへの参加も年々早期化している傾向が読み取れます。就活を有利に進めるための有益な情報が手に入る場なので、やり方がわからない人こそ、できるだけ早期から参加しましょう。
採用面接の参加時期
はじめて採用面接に参加した時期は、「大学3年生の3月」が最も多くなっていました。しかし、昨年2023年と比較すると3月の割合が低下しているのが特徴です。より早い時期に最初の面接を受けた就活生が多いといえるでしょう。

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(3p)」
就活のやり方がわからないままだと対策が不十分のままになる可能性があります。遅くても大学3年生の3月までには面接対策を済ませておきましょう。
内々定をもらった時期
はじめて内々定をもらった時期は、大学4年生の4月が最も多いという結果でした。しかし、12~3月までに内々定を受けた人の割合が増えており、就活の早期化が進んでいることが分かります。

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(4p)」
企業へのエントリーが開始され、就活が本格化する大学3年生の3月から一気に内々定を取得する学生が増える傾向。ライバルに遅れを取らないよう、この時期までに万全の体勢を整えておきましょう。
早期内定を得るやり方がわからない方は「年内に内定を獲得できる?早期就活のメリット・デメリットやポイントを解説」を参考にしてみてください。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
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就活のやり方がわからなくなる原因
ここでは、就活のやり方がわからないとなってしまう場合に、よくある原因を5つ解説します。自分がどんなときにそう思ってしまうのか、原因を明確にするところから始めましょう。
やりたい仕事がわからないから
やりたい仕事がわからないと、就活のやり方も決められないでしょう。将来したいことが明確にないため、方向性が決まらず、行動に移すことができません。
やりたい仕事がわからないときには、まず自己分析を行うのが大事です。自己分析を行えば自分の価値観や考え方を明確にでき、どのような仕事に興味があるかを考えることができるでしょう。
自己分析の進め方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事で紹介しているので、自分に合うやり方を見つけるための参考にしてみてください。
将来に対して不安を抱えているから
将来に対して不安な気持ちが多くなると、混乱して就活のやり方がわからない状態になるでしょう。「本当にこのままで良いのだろうか?」「別の業界や企業を目指した方が良いかもしれない」などの悩みが出てくるからです。
就活に対して不安が出ると、自信がなくなり思うように動けなくなります。何に対して不安を抱えているかを明確にして、解消できるように動くのがポイントです。悩みを解消してポジティブな思考になると、おのずと自分が何をすべきかが明確に見えてきます。
就活のモチベーションが上がらない方は、一度ほかの選択肢も検討してみましょう。「就活したくない時はどうする?就職以外の選択肢とモヤモヤの解決策を解説」では、さまざまな選択肢やモチベーションアップの方法解説しています。
ほかの就活生と比べてしまうから
周囲と比較してしまうと、自分の就活のやり方が合っているかわからない状態になります。「あの人は内定をもらっているのに自分はまだ1つも持っていない」「グループ面接で、となりの学生が自分よりすごいことを回答していた」など、自分と比べて落ち込んでしまう人は少なくありません。
就職に対する考え方ややり方は、人それぞれ違うものを持っています。就活のかたちは人によって異なるので、周囲と比較せず、自分のペースで進めるのが成功の秘訣です。
選考に落ちた理由がわからないから
エントリーシートや面接などの選考に何度も落ちてしまうと、就活で悩んでしまう原因になるでしょう。やり方が合っているかわからないまま就活を続けていると、同じ失敗を繰り返す可能性が高いため、悪循環に陥ってしまいます。
選考に落ちた際は、その反省をすることが重要です。「どこが悪かったのか」を自分なりに分析することで、次回の選考に活かせるでしょう。自分で原因がわからないのであれば、キャリアセンターや就活エージェントなどの第三者に相談するのがおすすめです。
内定をもらえる気がしないから
内定をもらえる気がしないことも、就活がわからない状態になる理由の一つです。選考に落ちる回数が増えると、ネガティブ思考になり、「もう無理だ」とわからなくなってしまいます。
就活は選考に受かるよりも落ちる数のほうが多く、なかなか内定にはつながりません。また、選考を突破するために明確な正解がない点も就活生を苦しませるでしょう。
内定を獲得するために何をすれば良いか、どのようなやり方が適しているかわからず、やみくもに動いてしまうのはよくあるケースです。
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就活のやり方がわからないときに大事な考え方
ここでは、就活のやり方がわからないときにおすすめの考え方を紹介するので、参考にしてみてください。
ほかの就活生も悩みや不安を抱えている
就活のやり方がわからないことで悩んでいるのは、あなただけではないのを知っておきましょう。就活は誰にとっても初めての経験であり、わからないことの方が多いからです。
順調そうに見える就活生であっても、進路や選考に対する不安や悩みを抱えています。やりたい仕事が決まっている学生の方が珍しいので、「悩んでいるのは自分だけではない」と思って前向きに取り組みましょう。
「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」では就活生が抱えがちな悩みと対処方法を紹介しています。
内定の獲得が就活の目的ではない
「とにかく内定を獲得しなきゃ」と焦ると、優先順位が狂い就活のやり方がわからない状態になりがちです。しかし、就活は内定を獲得するために行うものではありません。
就活で大切なのは、「自分に本当に合った企業にめぐり合うこと」です。入社したあとに長く働けるか、理想のキャリアを実現できる企業を選べるかがポイントになります。
どうしたら良いかわからなくなったら、一度立ち止まり「何のために就活をしているのか」を改めて考えてみましょう。自分の夢や理想、目指したい未来を再度考えると、方向性が明確になります。
就活についてあらためて考えてみたい方は「就活とは何か?内定を得るために必要な準備とステップ」の記事をご覧ください。
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就活のやり方がわからない方に向けたキャリアアドバイザーからのアドバイス
就活における大枠のスケジュールは例年大きく変更はないものの、特定の時期のみが採用・内定出しのピークとなる業界や企業もあるため注意しましょう。
特にIT業界やコンサル系、外資系、マスコミ(テレビ)、ベンチャー系は内定出しのピークとなる時期が基本スケジュールに比べて早く、3年生の3月までにエントリーを締め切る企業や、内定を出し終える企業もあります。
また、インターンシップからの優遇ルートが一般ルートよりも圧倒的に合格率が高くなる企業も存在するため、インターンも侮らずに挑むことが大切。インターンシップの時期が重なることも珍しくないので、気になる企業の就活情報は見落とさないよう注意しましょう。
外資系企業について詳しく知りたい人は、「日系にないメリットがある?外資系とはどのような企業か」の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
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就活でやり方がわからないと困るマナーを解説
就活で以下のマナーがわからないと、第一印象が悪くなり選考に影響する可能性があります。ここでは、身につけておきたい「立ち居振る舞いのマナー」「言葉遣いのマナー」「連絡時のマナー」を解説するので、参考にしてください。
立ち居振る舞いのマナー
まだ社会に出ていない就活生がビジネスマナーがわからないのは当然です。しかし、就活で良い印象を残すために、最低限以下の立ち居振る舞いのやり方を身につけておきましょう。
・建物に入る前にコートを脱ぎマフラーや手袋を外す
・面接では3回ノックして入室する
・促されてから座る
・相手と適度に目を合わせて話す
・口角を少し上げることを意識する
・あいさつのあとのお辞儀は45度を意識する
・背筋を伸ばす
・キョロキョロせず落ち着いた態度を心掛ける
就活で身につけたいマナーについては、「家を出る前に確認したい、第一印象で損をしないための就活マナー」の記事で詳しくまとめています。
言葉遣いのマナー
就活の場に相応しい言葉遣いがわからない方は、以下を参考にしてください。
・自分のことは「わたし」もしくは「わたくし」と言う
・企業のことは御社(話し言葉)もしくは貴社(書き言葉)で使い分ける
・「させていただく」は相手から許可が必要で、なおかつ自分に利益があるときのみ使う
・同意するときは「かしこまりました」もしくは「承知しました」を使う
・「ご苦労さまでした」ではなく「お疲れさまでした」を使う
とっさに正しい言葉遣いをできるようにするためにも、普段から意識しておきましょう。
連絡時のマナー
就活で身につけておきたいメールや電話のマナーは以下のとおりです。
【電話のマナー】
・担当者を間違えないように確認する
・事前に話したいことをまとめておく
・メモを取りながら電話する
・「もしもし」と言わず「お世話になっております」を使う
・必ず自分から名乗り、簡潔に要件を伝える
・大切な情報は復唱して確認する
・かけたほうが先に切る
【メールのマナー】
・メールアドレスに間違いがないか確認する
・件名で内容がわかるようにする
・会社名や部署名は省略しない
・冒頭で名前や大学名を先に名乗る
・定型文のあいさつを使う
・誤字脱字がないようチェックする
・最後に署名を入れる
連絡マナーがわからない方は「就活で企業への電話時間は何時にすべき?連絡マナーを守って印象アップ!」をご参照ください。
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「就活のやり方がわからない」「何から手をつけて良いのかわからない」と悩む人は少なくありません。
就活のやり方がわからないことで困っている方は、ぜひキャリアチケットに相談してください。キャリアチケットのアドバイザーが、就活の不安や悩みの解消はもちろん、自己分析や選考対策など、就活のやり方もサポートします。
また、キャリアチケットではあなたに合った企業の紹介も行っているので、企業選びにつまずいている就活生にも最適です。理想的な企業から内定をもらいたい方は、お気軽にご相談ください。
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就活のやり方がわからない人によくある質問
ここでは、就活のやり方がわからない人が抱えがちな質問をまとめています。
Q.就活で何から手をつけたら良いかわかりません…
A.就活で何から手をつけたら良いのかわからないときは、自己分析から始めてみましょう。自己分析を行うと、自分がやりたいことや将来目指す自分像が明確になります。そのあとに業界・企業研究をすると、自分に合った企業が見つけやすくなるでしょう。
自己分析はモチベーショングラフを使って行うのがおすすめです。「自己分析に役立つモチベーショングラフとは?作成のコツや活用方法を解説」の記事を参考にして、自己分析を進めてみてください。
Q.就活でこれ以上何をしたら良いかわからないときは?
A.就活でなかなか内定が出ずこれ以上何をしたら良いかわからないときは、まずは休息を取って気持ちをリフレッシュさせましょう。内定が出ない焦りと不安から、視野が狭くなり就活の正しいやり方がわからない状態になっている可能性があります。
就活の悩みは多くの学生が抱えています。悩みの解決方法を知りたい方には、「就職活動でどうすればいいか分からなくても大丈夫!悩みの対処法を解説」の記事がおすすめです。
Q.就活のやり方がわからないときは誰に相談すべき?
A.就活のやり方がわからず動き出せないときは、就職エージェントへの相談がおすすめです。プロのアドバイザーの意見を聞けるので、一人よりも効率良く就活を進められるでしょう。
「就活エージェントとは?選び方の5つのポイントと上手な活用法を解説」では就職エージェントの活用方法をまとめているので、参考にご覧ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。