このページのまとめ
- 就活がわからないときは、原因を明確にするのが大切
- 就活を何から始めればいいかわからないときは、情報収集から始めるのが大事
- 就活をいつから始めるかわからないときは、大学3年生の6月を目安に準備を進めよう
はじめての就活で「どのように進めるかわからない」「いつ始めるべきかわからない」など、さまざまな疑問を抱えている学生も多いのではないでしょうか。就活はやるべきことが多く、不安や悩みはつきものです。
この記事では、多くの学生が就活を始める時期や、内定を獲得するための対策など、就活のわからないを解消する情報を解説。わからないを解消して、納得のいく形で就活を終わらせたい学生は、ぜひ参考にしてください。
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- 就活が「わからない」となってしまう原因
- やりたいことがわからないから
- 就活をどのように進めればいいか知らないから
- 将来に対して不安を抱えているから
- ほかの就活生と比べてしまうから
- 選考に落ちた理由がわからないから
- 就活が「わからない」と感じたときに大事な考え方
- ほかの就活生も悩みや不安を抱えている
- 内定の獲得が就活の目的ではない
- 就活のやり方がわからない場合に実施したい7つのステップ
- 1.自己分析
- 2.業界研究
- 3.企業研究
- 4.合同説明会や企業説明会への参加
- 5.応募書類の準備
- 6.面接対策
- 7.就活エージェントに相談する
- 就活がわからない場合に確認したい基本的なスケジュール
- 大学3年生の7月から9月ごろにインターンシップが始まる
- 大学3年生の3月から企業説明会が始まる
- 大学4年生の6月には選考解禁の企業が増える
- 大学4年生の10月には内定式が行われる
- 就活がわからない学生に向けてキャリアアドバイザーからのアドバイス
- 就活をいつ始めたらいいかわからない!調査結果を解説
- 企業説明会・セミナーへの参加時期
- 採用面接の参加時期
- 内々定をもらった時期
- 就活がわからない人必見!評価につながる3つの項目
- 仕事で活躍できそうか
- 人柄が会社に合いそうか
- 社会人としてのマナー・身だしなみができているか
- 就活で必要なものがわからない場合に準備したい3つのアイテム
- スーツ
- 手帳
- 就活資金
- 就活の「わからない」を解消して内定を手に入れたいあなたへ
就活が「わからない」となってしまう原因
ここでは、就活がわからないとなってしまう場合に、よくある原因を6つ解説します。自分がどんな時にそう思ってしまうのか、原因を明確にするところから始めましょう。
やりたいことがわからないから
自分のやりたい仕事や目指したい業界がわからないと、どうすればいいか困ってしまいます。方向性が決まっておらず、行動にも移せないからです。
就活の「わからない」をなくすためには、自己分析を行い、自分のやりたい仕事を見つけましょう。自己分析を行えば、自分の考え方や価値観が明確になり、どのような業界や業種に興味があるかわかりやすくなります。
自己分析の進め方は、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で紹介しているので、自分に合う分析方法を見つけるための参考にしてみてください。
就活をどのように進めればいいか知らないから
就活を何から、どのように進めるべきかわからんくなってしまうこともあるでしょう。就活は取り組むべき内容が多く順番が明確に決まっているわけでもないため、行き詰まりを感じる人もいるようです。
就活を何から手を付けていいかわからない場合、進め方がわからなくなった場合は、就活情報を集めることから始めるのがおすすめです。調べていくにつれて、「業界研究」「企業研究」「エントリーシート対策」など、何が必要なのかがわかり、優先順位を決めて動けるようになるでしょう。
「どう動けばいいかわからない」と悩む就活生には、「就活のやり方を解説します!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」の記事で、よくある就活の流れを紹介しているので参考にしてみてください。また、就活の始め方がわからない学生には、「就活は何から始める?やること12選と時期別の対策・効率アップのコツを解説」の記事がおすすめです。
将来に対して不安を抱えているから
将来の就職に対して不安な気持ちが多くなると、何をすればいいかわからなくなってきます。「本当にこのままでいいのだろうか?」「別の業界や企業を目指した方がいいかもしれない」などの悩みが出てくるからです。
就活に対して不安が出ると、自信がなくなり、思うように動けなくなります。何に対して不安を抱えているかを明確にして、解消できるように動くのがポイントです。
ほかの就活生と比べてしまうから
周囲と比較してしまうことも、就活がわからないと思ってしまう原因になります。「あの人は内定をもらっているのに自分はまだ一つも持っていない」「グループ面接で、となりの学生が自分よりすごいことを回答していた」など、自分と比べて落ち込んでしまうでしょう。
就職に対する考え方ややり方は、人それぞれ違うものを持っています。就活の形も人によって異なるので、周囲と比較せず、自分のペースで進めるのがポイントになります。
選考に落ちた理由がわからないから
エントリーシートや面接などの選考に何度も落ちてしまうと、就活で悩んでしまう原因になるでしょう。理由がわからないまま就活を続けていると、同じ失敗を繰り返す可能性が高いため、悪循環に陥ってしまいます。
選考に落ちた際は、その反省をすることが重要です。「どこが悪かったのか」を自分なりに分析することで、次回の選考に活かせるでしょう。
もし、自分では原因がわからないのであれば、キャリアセンターや就活エージェントに相談するのがおすすめです。
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就活が「わからない」と感じたときに大事な考え方
ここでは、就活がわからなくなってしまったときにおすすめの考え方を紹介するので、参考にしてみてください。
ほかの就活生も悩みや不安を抱えている
就活で悩んでいるのは、あなただけではないことを知っておきましょう。就活は誰にとっても初めての経験であり、わからないことの方が多いからです。
順調そうに見える就活生であっても、進路や選考に対する不安や悩みを抱えています。やりたい仕事が決まっている学生の方が珍しいので、「悩んでいるのは自分だけではない」と思って前向きに取り組みましょう。
内定の獲得が就活の目的ではない
就活がわからなくなってくると、「とにかく内定を獲得しなきゃ」と焦ってしまいがちです。しかし、内定が就活のゴールではないことを意識するのが大切です。
就活で大切なのは、「自分に本当に合った企業にめぐり合うこと」です。入社したあとに長く働けるか、理想のキャリアを実現できる企業を選べるかがポイントになります。企業選びの際におすすめの企業分析については、「企業分析を行う方法とは?やり方とポイントを詳しく解説!!」の記事も参考にしてみてください。
就活がわからなくなったときは、一度立ち止まり、「何のために就活をしているのか」を改めて考えるのが大切です。自分の夢や理想、目指したい未来を再度考えると、方向性が明確にできるでしょう。
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就活のやり方がわからない場合に実施したい7つのステップ
ここでは就活のやり方がわからない就活生に向けて、一般的な就活の進め方を紹介します。焦らなくて大丈夫ですので、一つずつ順番にこなしていきましょう。
1.自己分析
就活のスタートは、自己分析から始めるのがおすすめです。自己分析は、志望する業界や企業を決めたり、履歴書やエントリーシート作成のために欠かせない作業となります。
自己分析は、「どんな仕事に向いているかわからない」「自分の強みがわからない」などの悩みを解消するためにも有効です。自己分析を怠ると、就活の軸がブレてしまったり、目指す方向がわからなくなったりするので気を付けましょう。
自己分析のやり方がわからない人は、「「自己分析のやり方がわからない」と悩む人へ」の記事を、「就活の軸」について詳しく知りたい人は、「就活の軸とは?探し方のコツや具体的な方法を例文付きで解説」解説しています。
2.業界研究
エントリーする企業を決めるためには、まず業界研究を行い、どのような業界があるかについての情報収集を行いましょう。業界研究とは、業界の特徴や種類、主な仕事内容などを調べ、就職先の候補を決めるために行う作業です。
なお、業界研究では一つの業界を徹底的に研究するよりも、できるだけ幅広く調べるほうが効果的です。自分では思ってもみなかった業界や仕事に適性があるかもしれないので、可能性を広げるためにも、できるだけ多くの候補を出しましょう。
業界研究の進め方については、「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」の記事で解説しています。
「世の中にどのような業界があるの?」と気になる就活生に向けては、「就活生が知っておくべき業界を紹介!絞り方のコツや方法も解説」の記事で業界の種類を紹介しているので、合わせて参考にしてください。先にどのような業界があるかを知っておくと、研究を行う業界の目星がつきやすいのでおすすめです。
3.企業研究
業界研究で興味のある業界を絞ったあとは、企業研究で個別に企業を調査しましょう。企業研究では、以下のような情報を集めるために徹底的なリサーチが重要です。
・企業の正式名称や所在地、代表者氏名などの基本情報
・事業内容
・売上高
・企業の規模、従業員数
・対象企業の業界での位置付け
・競合となる企業
・社風
・企業の強み
・企業が求める人物像
・主な仕事内容
・採用情報、選考スケジュール など
企業研究で情報が集められるほど、自分とマッチするポイントが見つかりやすくなります。また、企業研究で得た情報は、エントリーシートや面接の回答を作成するための貴重な材料になるので、手を抜かず念入りにリサーチしましょう。
企業研究の進め方を詳しく知りたい人は「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」の記事でもご紹介しています。
4.合同説明会や企業説明会への参加
業界や企業がある程度目星がついたら、説明会に参加するのもおすすめです。多くの企業が集まる合同説明会や、企業個別の説明会では、企業のWebサイト上には載っていない情報も得られます。
合同説明会とは、多くの企業が合同で開催するイベントです。就活生に向けて、自社の魅力や採用情報などを発信しています。一度に複数の企業から話を聞けるので、「業界は決まったけど、企業はまだ決まっていない」状況の就活生は、積極的に参加するといいでしょう。
一方、企業説明会では、一社の説明を聞くケースが一般的です。応募先企業で実際に仕事をしている社員の話を聞けるだけでなく、気になることを質問できるため、インターネット上では得られない貴重な情報が手に入ります。
企業説明会への参加方法や参加メリットを知りたい人は「企業説明会への参加方法は?参加のメリットやマナーを解説」の記事でご紹介していますので、参考にしてみてください。
5.応募書類の準備
書類選考が求められる企業も多いので、履歴書やエントリーシートの準備を行いましょう。それぞれの書類について解説するので、違いを知るところから始めてみてください。
履歴書
履歴書は学歴や連絡先など、就活生のデータを確認するための書類です。志望動機や自己PRなど、履歴書で記入を求められる場合もあるので、準備しておきましょう。
履歴書の書き方については、「新卒就活用の履歴書の正しい書き方は?必要な準備や提出時のポイントも解説」の記事で詳しくご紹介しています。「どこで買えばいい?」「どの履歴書がいい?」などのように、よくある質問も解説しているので、事前に読んでおくと慌てずに準備できますよ。
エントリーシート
エントリーシートは、「自己PR」や「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」など、選考に必要な情報を記入するための書類です。企業説明会やWebサイト上で配布されています。
エントリーシートの形式や質問項目は企業によって異なり、企業独自の質問も多いのが特徴です。「企業が何を知ろうとしているのか」「企業の求める人物像」を理解し、適切に回答することが重要です。
また、大学3年生の3月にエントリーシートを作成すると出遅れてしまう可能性があるため、大学3年生の6月ごろまでには応募書類を準備し、いつでもエントリーできる体勢を整えておきましょう。
エントリーシートの書き方については、「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事で紹介しているので読んでみてください。どのような質問があるかを事前に知っておくと、落ち着いて準備できますよ。
6.面接対策
面接はどの企業でも行われるので、対策が必須です。就活の面接でよく聞かれる質問をしっかりと把握し、事前に回答を想定しておくとスムーズな受け答えができます。
面接での緊張感を和らげるためにも、本番に近い環境で実施される「模擬面接」に参加し、テンポよく受け答えできるように練習しておきましょう。
また、面接では、話し方や聞き方、振る舞いなども評価対象になります。回答の内容が素晴らしくても、面接時のマナーに欠けていると評価が下がる可能性もあるため、事前にしっかり把握しておきましょう。
面接での答え方やマナーについて知りたい人は「面接での話し方には重要マナーが!就活生なら知っておくべき好印象を与えるコツとは」も合わせてご確認ください。
7.就活エージェントに相談する
就活をスムーズに進めるためには、大学のキャリアセンタースタッフや就活エージェントに相談するのがおすすめです。
就活のわからないことや不安なことをプロに相談することで、一人で進めるより、肉体的にも精神的にも負担が減るでしょう。
就活の相談先に迷っているなら、「就活相談先のおすすめ15選!適切な相手選びのポイントや注意点も解説」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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就活がわからない場合に確認したい基本的なスケジュール
就活の進め方やスタート時期がわからない場合、基本的な流れを把握する必要があります。一般的な就活スケジュールを紹介するので、全体の動きを確認しながら、自分がどのように動くべきか大まかな流れを考えてみましょう。
大学3年生の7月から9月ごろにインターンシップが始まる
大学3年生の6月から9月ごろになると、インターンシップが始まります。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」によると、インターンシップの参加者は、大学3年生の7月から9月が57.1%と最も多い時期になりました。
引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」
また、10月から12月ごろにはオータムインターン、1月から3月ごろにはウィンターインターンに参加する学生もいます。
インターンシップは、学生が時間を作りやすい夏休み・冬休みなどの長期休暇に合わせて開催されるのが一般的です。「産学協議会基準に準拠したインターンシップ」が定められ、企業はそこで得た学生評価などの情報を採用選考活動に利用できるようになります。
また、講義を受けるだけの簡易的なものから本格的な職業体験を受けられるものまで、プログラムの内容はさまざまなので、しっかりと下調べをしたうえで選択しましょう。
インターンシップに参加するメリットについて知りたい人は、「インターンシップ参加のメリットと企業の選び方」で詳しく紹介しているので参考にしてください。
大学3年生の3月から企業説明会が始まる
大学生3年生の3月ごろからは、企業説明会や合同説明会が始まります。合同説明会への参加をきっかけに、就活を本格的に始める人も多いようです。
近年では、コロナ禍の影響もあり、オンラインで参加できる説明会も増えています。気軽に参加しやすいため、積極的に参加して、多くの企業の話を聞いてみましょう。
また、本格的な選考に向けて、自己分析や企業研究などの就活準備を進めておくべきです。この時期には、すでに企業へのエントリーがスタートしており、就活生は非常に忙しくなります。
そのため、できるだけ余裕を持って、早めに就活準備を済ませておきましょう。なかには、インターン参加時にエントリーシートや履歴書の提出を求められる企業もあるため、できれば大学3年生の6月までに就活準備を済ませている状態が望ましいです。
なお、説明会やセミナーのなかには、自己分析・企業研究の進め方に関する講義やエントリーシートの添削などを行うものもあるため、有効活用するとよいでしょう。
企業説明会の探し方については、「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」の記事でご紹介していますので、参考にしてください。
大学4年生の6月には選考解禁の企業が増える
大学4年生の6月になると、選考解禁の企業が増えます。グループディスカッションや面接対策は、この時期までに終えておきましょう。
ただし、ベンチャー企業や中小企業のように、6月よりも早期から選考を行う企業もあります。早期選考を行う企業の場合、インターンシップへの参加が条件になるケースもあるので、志望企業の情報は調べておくことをおすすめします。
ほかにも、マスコミ業界や外資系企業などは早期選考を行う傾向があるので覚えておきましょう。就活スケジュールが多様化している現在では、通年採用を実施している企業も多いので、6月の選考解禁にこだわらず、積極的に書類選考や面接を受けてみてください。
ベンチャー企業について気になる就活生は、「ベンチャー企業に就職するメリット・デメリットを紹介!」の記事で紹介しているので、読んでみてください。
大学4年生の10月には内定式が行われる
多くの企業では、大学4年生の10月に内定式を行います。厚生労働省の「令和6年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(12 月1日現在)を公表します」によると、令和6年度に大学を卒業する学生の内定率は 86.0%でした。
大学4年生の10月ごろにはほとんどの学生が就職先を決めているため、まずはこの時期までの内定を目指すのがおすすめです。ただし、内定を早くもらえたからといって、必ずしも成功というわけではありません。内定獲得よりも、自分に合う企業を見つけるほうが大切です。
なかには、いくつか内定をもらっていても、自分が納得できる就職先に受かるまでエントリーを続ける学生も存在します。内定を獲得したからといって安心せず、本当にこのまま就職して後悔がないかじっくりと検討してみてください。
なお、10月を過ぎても、通年採用や秋採用など、まだまだエントリーを受け付けている企業はあります。納得いく企業に入社できるよう、焦らずに自分のペースで就活を続けましょう。
秋採用については、「新卒の秋採用で内定を獲得する5つのポイントとは?企業の探し方や注意点」の記事も参考にしてください。
また、大学生の就活スケジュールや準備について知りたい就活生には、「【25・26卒】大学生の就活スケジュールと流れは?するべき準備と成功のコツを解説」の記事で紹介しています。スケジュールを把握し、いつまでに、どのように動けばいいかを把握しておくと、就活がスムーズに進められます。
参照元
厚生労働省
令和6年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(12 月1日現在)を公表します
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就活がわからない学生に向けてキャリアアドバイザーからのアドバイス
就活における大枠のスケジュールは例年大きく変更はないものの、特定の時期のみが採用・内定出しのピークとなる業界や企業もあるため注意しましょう。
特にIT業界やコンサル系、外資系、マスコミ(テレビ)、ベンチャー系は内定出しのピークとなる時期が基本スケジュールに比べて早く、3年生の3月までにエントリーを締め切る企業や、内定を出し終える企業もあります。
また、インターンシップからの優遇ルートが一般ルートよりも圧倒的に合格率が高くなる企業も存在するため、インターンも侮らずに挑むことが大切。インターンシップの時期が重なることも珍しくないので、気になる企業の就活情報は見落とさないよう注意しましょう。
外資系企業について詳しく知りたい人は、「日系にないメリットがある?外資系とはどのような企業か」の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
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就活をいつ始めたらいいかわからない!調査結果を解説
ここでは、「就活をいつ始めるのが正解なのかわからない」と困っている人に向けて、多くの就活生が就活を始める時期について解説します。
就活スケジュールと合わせて具体的な進め方を知りたい人は、「就職活動の流れはどう進む?基本的なスケジュールや準備方法を解説」を合わせてご確認ください。
企業説明会・セミナーへの参加時期
企業説明会・セミナーにはじめて参加した時期は、「大学3年生の9月以前」が最も多いです。
引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p3)」
企業説明会・セミナーへの参加も年々、早期化している傾向があります。就活を有利に進めるための有益な情報が手に入る場なので、できるだけ早期から参加するのがおすすめです。
採用面接の参加時期
はじめて採用面接に参加した時期は、「大学3年生の3月」が最も多いです。
引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p4)」
それほど早期化の影響は感じられませんが、悠長に構えていると対策を行う時間が足りなくなってしまう可能性があるため、遅くても大学3年生の3月までには面接対策を済ませておきましょう。
内々定をもらった時期
はじめて内々定をもらった時期は、大学4年生の4月が最も多いです。
企業へのエントリーが開始され、就活が本格化する大学3年生の3月から一気に内々定を取得する学生が増えるため、ライバルに後れを取らないよう、この時期までに万全の体勢を整えておきましょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)
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就活がわからない人必見!評価につながる3つの項目
ここでは、就活において評価につながりやすい3つの項目を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
仕事で活躍できそうか
採用面接では、入社後に活躍できそうかが見られています。次のようなポイントが評価されているので、覚えておきましょう。
・自社の仕事内容に適性はあるか
・自社の社風に共感できるか
・自社の働き方、環境のなかで活躍できそうか
企業は新卒者を採用するために、採用した学生にはできるだけ長期間働いてもらい、会社を支える人材に成長してほしいと考えています。
しかし、企業と学生の考え方・ビジョンにミスマッチが生じてしまうと、早期退職につながる恐れも。お互いの不利益を避けるためにも、自分がどれだけ志望企業にマッチした人材か、仕事でどう活躍していきたいかを明確にアピールすることが大切です。
人柄が会社に合いそうか
志望者の人柄や雰囲気が会社に合うかどうかも、選考で見られているポイントです。優れた能力を持つ人材でも、会社に合わず、ほかの従業員とのコミュニケーションがうまくとれなければ、仕事のモチベーションも下がってしまうでしょう。
社会人としてのマナー・身だしなみができているか
社会人にふさわしいマナーや身だしなみを持ち合わせているかも、評価対象です。面接はもちろん、説明会やインターンシップなど、就活場面では社会人としてふさわしい振る舞いを意識してください。
特に、就活ならではのマナーを覚えておくのも大切です。たとえば面接では、「扉をノックして返事があるまで入室しない」「どうぞといわれるまで座らない」など独自のマナーが多く、事前に身につけておく必要があります。
社会人としてのマナーや心構えが知りたい人は「社会人としての心構えとは?必要なマナーや面接での答え方」の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
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就活で必要なものがわからない場合に準備したい3つのアイテム
就職活動で必要なものがわからない場合、まず揃えるべき基本の3つのアイテムをご紹介します。
スーツ
就活を行う際には、リクルートスーツが不可欠です。面接はもちろん、合同説明会やセミナーにも着ていくため、適切なサイズと色合いのものを用意しておきましょう。
スーツの色については、男女ともに黒や濃い紺色がおすすめです。派手な色や柄の入ったスーツは、採用担当者からあまりよい印象を持たれないため、落ち着いた無難な色合いのものを選んでください。
スーツの選び方については、「就活用のスーツは準備した?値段や必要なものとは」で詳しく解説しています。色やサイズで与える印象が変わってしまうので、事前にチェックしておくと安心です。
手帳
説明会や面接のスケジュールを管理するために、手帳を用意しておきましょう。自分が使いやすければどんなものでも構いませんが、サイズの大きい手帳を選ぶと、就活関連の情報を一元管理できるので便利です。
なお、現在は就活スケジュールの管理アプリも豊富に提供されているので、スマホやタブレットなどアプリを活用するのもおすすめ。ただし、説明会や選考でスマホを使うと印象が悪いので、メモ用に手帳を持っておくと安心できます。
就活におすすめの手帳の選び方は、「就活におすすめ!手帳の選び方とポイント」の記事で解説しています。手帳の種類に決まりはないので、使いやすい手帳を選んでみてください。
就活資金
就職活動に集中できるように、就活資金は余裕をもって準備しておきましょう。就活時期は、大学生活のなかでも忙しく、就活に加えてアルバイトをするのは大変です。体調を崩してしまう恐れもあるので、無理をしてはいけません。
就活ではスーツなどのアイテムを用意するだけではなく、説明会や面接に参加する交通費がかかります。もし、地方から東京への就職を考えている場合、新幹線や飛行機での移動が必要になるため、さらに就活資金が必要でしょう。
地元の企業への就職を考えている場合でも、複数社にエントリーする場合、それなりに移動費がかかります。就活中にアルバイトをしなくても大丈夫なように、余裕を持って就活資金を貯めておきましょう。
就活資金がどれくらい必要かは、「就活でお金がかかりすぎる!平均費用やお金の捻出方法を紹介」の記事を参考にしてください。個人差はありますが、目安にできるのでおすすめです。
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就活の「わからない」を解消して内定を手に入れたいあなたへ
就活はやるべきことだらけで、「わからない」と感じる場面が多いですよね。就活の進め方だけではなく、「何をすればいいかわからない」とメンタル面でも大変になってきます。
就活の「わからない」で困っている方は、ぜひキャリアチケットに相談してください。キャリアチケットのアドバイザーが、就活の不安や悩みの解消はもちろん、自己分析や選考対策など、就活の進め方もサポートします。
また、キャリアチケットではあなたに合った企業の紹介も行っているので、企業選びにつまずいている就活生にも最適です。就活の「わからない」を解消して、理想的な企業から内定をもらいたい方は、お気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。