このページのまとめ
- 総合商社とは、国内外での「貿易」「事業投資」などを行うビジネスモデルの企業
- 総合商社の仕事内容は総合職と一般職に分かれ、どちらも英語力が求められる
- コミュニケーション力や柔軟性、行動力がある人は総合商社で働くのに向いている

「総合商社とは?」「専門商社と何が違うの?」などと気になる就活生も多いでしょう。総合商社は仕事の規模が大きく、就活生から人気の高い業界です。人気が高いからこそ、しっかりと総合商社について研究を行う必要があります。
この記事では、総合商社の仕事内容や業界の特徴、求められる能力などを解説します。最後まで読めば総合商社への理解が深まり、内定獲得に向けての準備を進められるので、ぜひご覧ください。
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- 総合商社とは?業界の特徴や専門商社との違いを解説
- 総合商社の概要
- 総合商社の主な事業内容
- 専門商社との違い
- 総合商社の年収
- 総合商社の業界ランキング
- 総合商社の仕事内容をわかりやすく解説
- 総合商社の総合職の仕事内容
- 総合商社の一般職の仕事内容
- 総合商社で働く魅力
- 仕事の規模が大きい
- 海外で働くチャンスがある
- 専門性の高い仕事ができる
- キャリアアップの機会が豊富にある
- 総合商社の仕事に求められる能力
- 語学力
- 柔軟な思考力
- コミュニケーション力
- 体力
- 行動力
- 交渉力
- チャレンジ精神
- 総合商社に向いている人
- 変化を恐れず新しいことに挑戦できる
- 困難な状況でも粘り強く取り組める
- 周囲と協力しチームで目標達成できる
- 将来のキャリアビジョンを持っている
- 総合商社への就職に向けてできること
- 総合商社に必要な能力やスキルを知る
- 自分の強みや特徴が合う企業を調べる
- 総合商社で活かせる能力を育てる
- 総合商社で活かせる資格を取得する
- 総合商社への理解を深める5つの方法
- 1.業界研究を行う
- 2.企業研究を行う
- 3.企業説明会に参加する
- 4.OB・OG訪問をする
- 5.インターンシップに参加する
- 総合商社とは何かを把握し就職を目指すあなたへ
- 総合商社とは何かを知りたい方向けのQ&A
- Q.総合商社とはなにかを簡単に教えてください
- Q.総合商社はどんな事業を行っているか例を知りたいです
- Q.「総合商社はやめとけ」といわれる理由は何ですか?
総合商社とは?業界の特徴や専門商社との違いを解説
ここでは、総合商社とはどのような会社なのかを解説します。また、業界の特徴や「専門商社」とどのように違いがあるのかもまとめました。
就職先に総合商社を視野に入れている方は、ぜひ参考にしてみてください。
総合商社の概要
総合商社とは、商材を仕入れてメーカーや卸売業に販売する企業です。商材を仕入れて販売をする仕事を「トレード」と呼び、商品を販売したい人と必要としている人を結びつける役割を担います。
取り扱う商材は限定されておらず、身近な食料品からエネルギーまで幅広く扱うのが総合商社の特徴。海外との取引を行う商社も多く、世界各地に拠点を持っている企業がほとんどです。
また、総合商社は仕入れ・販売を行うだけでなく、流通経路をゼロから構築したり、適正な仕入れ量・価格の設定なども担います。豊かな資金力を活かして流通に関するインフラ整備や金融といったプロジェクトを手がけたり、ほかの企業に投資したりするなど、幅広いビジネスを展開している業界です。
総合商社の主な事業内容
総合商社の事業内容は、大きく分けて「トレード」「事業投資」「事業経営」です。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
トレード
総合商社の事業の一つは、商材を仕入れてメーカーや卸売に販売するトレード事業です。仕入値と売値の差額や仲介手数料が利益となります。
総合商社の特徴は、商材に以下のような付加価値をつける点です。
・商材の安定供給
・豊富な商品知識
・取り扱いのノウハウ
・購入代金の立替え
・輸送経路の確保 など
また、総合商社の場合はトレードする商材が限定されていません。そのため、利益が出そうな分野には積極的に参入する特徴があります。
しかし、近年はインターネットの普及などによってメーカーが幅広いユーザーに商品を直接届けられるようになったため、トレード事業は減少傾向にある状況です。いかに付加価値をつけて商社を通してもらうかが、今後のトレード事業の鍵になるといえるでしょう。
事業投資
事業投資とは、海外の油田や鉄道などの大規模開発など、成長が見込めそうな企業・分野に対して投資を行い、長期的に利益を獲得する事業です。
資金投資による配当だけでなく、豊富なノウハウや積み上げてきたネットワークを駆使して、原料の生産から販売まで一貫して関わり利益を上げるのが特徴です。
また、近年では小売業界に注目が集まっており、子会社化を行う企業もあります。商材を流通させるために必要な小売企業を子会社化したうえで、関連企業や団体との連携による相乗効果を期待し、事業成長を図る目的があるでしょう。
かつてのイメージとして、商社といえば「トレード」でしたが、近年は事業投資に力を入れる商社が増加しています。
事業経営
近年は、異なる分野での事業経営に取り組む商社も増えている状況です。たとえば、「コンビニエンスストアの展開」「病院経営」などが挙げられます。
具体的には、新規事業の展開や、総合商社の人材を投資先の企業に出向させて経営改善をしたり、さらなる発展をさせたりしているのが特徴です。総合商社のなかには投資先の企業に出向させる「経営人材」の育成に力を入れている会社もあります。
どのような事業展開や取り組みを行っているかは商社によって変わるので、業界研究や企業研究を行い入念に確認したり比較したりしておきましょう。
専門商社との違い
総合商社と専門商社の違いは、商材が限定されているかどうかです。専門商社は特定の商材を扱い、トレードを行います。また、トレードだけではなく原料を仕入れて加工を行うのも特徴です。
専門商社には、食料品だけを扱う「食料商社」や鉄鋼品だけを扱う「鉄鋼商社」などがあり、幅広い商材を扱いたい場合は総合商社を、専門的な商材を扱いたい場合は専門商社を選びましょう。
商社については「商社とは?仕事内容や事業など就活生が知るべきポイントをわかりやすく解説」、専門商社については、「専門商社とは?総合商社との違いや種類・分野・職種なども紹介」をご覧ください。商社への就職を考えている場合は、総合商社と専門商社の両方について調べておきましょう。
総合商社の年収
総合商社は、日本企業の中でも高水準の給与体系を持つことで知られています。新卒初任給は一般的な企業より高く設定されており、キャリアの進展に応じて着実に昇給していく仕組みが整っている傾向にあります。
総合商社の平均年収は、概ね1,000万円前後です。ただし、これは職位や業績、所属部門などによって大きく変動するでしょう。たとえば、金融庁の「EDINET 有価証券報告書 三菱商事株式会社(p.12)」によると、総合商社の一つである三菱商事株式会社の従業員の三菱商事株式会平均年間給与は2千33万3,662円であることが分かります。
国税庁の「令和6年分民間給与実態統計調査(第8表)平均給与(p.14)」によると、2024年度の正社員の平均年収は544万9,000円です。したがって、総合商社の年収は非常に高い水準であるといえるでしょう。
総合商社の業界ランキング
総合商社のうち「5大商社」と呼ばれる企業の売上高ランキングを紹介します。本データは有価証券報告書より抜粋しまとめました。
| 収益 | ||
| 1位 | 三菱商事株式会社 | 18兆6,176億円(2025年3月時点) |
| 2位 | 伊藤忠商事株式会社 | 14兆7,242億円(2025年3月時点) |
| 3位 | 三井物産株式会社 | 14兆6,626億円(2025年3月時点) |
| 4位 | 丸紅株式会社 | 7兆7,901億円(2025年3月時点) |
| 5位 | 住友商事株式会社 | 7兆2,920億円(2025年3月時点) |
参照:金融庁 EDINET 有価証券報告書「三菱商事株式会社」「伊藤忠商事株式会社」「三井物産株式会社」「丸紅株式会社」「住友商事株式会社」
幅広い事業を世界で展開しているため、全体を通して売上規模が大きいのが全体的な特徴です。
参照元
金融庁
EDINET
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総合商社の仕事内容をわかりやすく解説
総合商社の職種は、総合職と一般職に分けられるのが特徴です。ここでは、総合職と一般職のおもな仕事内容を解説します。
総合商社の総合職の仕事内容
総合商社の仕事内容は、営業や企画、ミーティング、デスクワークです。それぞれを解説します。
営業
総合商社の総合職の仕事内容には営業も含まれます。ただの商品の売買だけではなく、新規ビジネスの開発や投資案件の発掘なども行うのがほとんどです。
国内外の取引先との商談や市場調査、契約交渉などを担当し、ときには数百億円規模のプロジェクトを手掛けることもあるでしょう。商品知識だけでなく、業界動向の分析力や交渉力も求められます。
企画
総合商社の総合職は、新規事業の立案や既存事業の拡大戦略の策定など、ビジネスの企画業務も行うでしょう。
市場分析やリスク評価、収益計画の作成など、自社にはない販路や流通を確保することが、総合職の仕事です。ときには日本にはない販路を確保するために、海外まで展開する点も商社ならではの特徴でしょう。
また、M&Aや事業投資の検討、実行にも関わることがあります。
ミーティング・プレゼン
社内外での打ち合わせやプレゼンテーションは、総合職の日常的な業務です。取引先との商談や、社内での企画提案、海外拠点とのWeb会議など、コミュニケーション能力が重要になります。英語でのミーティングも多いため、語学力も必須となるでしょう。
資料作成やメール業務など
企画書や提案書、契約書など、さまざまな書類作成を行います。また、国内外の取引先や関係者とのメールのやり取りも欠かせません。効率的な情報収集と的確な文書作成能力が求められます。
総合商社の一般職の仕事内容
一般職の場合、営業や貿易事務として事務作業を行うのが一般的です。総合職のサポートとして、正確性と効率性が特に重視されます。また、社内外の関係者との密接なコミュニケーションも欠かせません。具体的な業務内容を見ていきましょう。
商材の発注
商材の発注業務では、取引先からの注文に基づいて適切な数量と納期で商品を手配します。主な業務内容は以下のとおりです。
・在庫数の確認と発注量の決定
・仕入先への発注書の作成と送付
・納期管理と進捗状況の確認
・価格交渉のサポート
・輸送手段の手配と配送スケジュールの調整
また、発注した商品の入荷確認や検品作業なども行います。複数の取引を同時に進行させることも多いため、細かな管理能力が求められるでしょう。
税関に関する手続き
輸出入に関わる通関手続きは、商社の重要な業務の一つです。一般職は以下のような実務を担当します。
・輸出入許可申請書類の作成
・関税の計算と納付手続き
・原産地証明書などの各種証明書の取得
・通関業者との連絡調整
・輸出入規制品の確認と必要な許可申請
これらの業務では、関税法や貿易実務に関する知識が必要です。また、期限に余裕を持って手続きを進めることが重要といえます。
伝票や書類作成・整理
日々の取引に関連する書類の作成や管理も、一般職の重要な役割です。具体的には以下のような業務があります。
・請求書や納品書の作成
・売上、仕入伝票の処理
・契約書のファイリングと管理
・各種報告書の作成
・経費精算書類の処理
書類は正確に作成し、適切に保管する必要があります。また、デジタル化が進むなかで、電子文書の管理システムの操作スキルも求められます。
取引先の対応
取引先とのコミュニケーションは、ビジネスを円滑に進めるうえで重要な業務です。一般職は以下のような対応を行います。
・電話やメールでの問い合わせ対応
・来客対応とアポイントメント調整
・社内関係者への連絡、調整
・営業担当者のスケジュール管理
・会議室の予約や会議資料の準備
これらの業務では、ビジネスマナーと円滑なコミュニケーション能力が不可欠です。また、英語での対応が必要になることもあるでしょう。
総合職と一般職の違いをより深く知りたい人は、「総合職とは?仕事内容・一般職との違い・進路に悩んだ時の選び方を解説」の記事を参考にしてみてください。
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総合商社で働く魅力
総合商社には、仕事の規模が大きかったり、海外で働くチャンスがあったりとさまざまな魅力があります。どのような魅力があるかについて解説するので、企業選びの参考にしてみてください。
仕事の規模が大きい
商社で働く魅力の一つが、関われる仕事の規模が大きい点です。プロジェクトによっては、数千万、数億を扱う場合もあります。
特に、事業投資を行う総合商社では、資金はもちろん多くの人々が関わるプロジェクトが進められるケースが多いでしょう。ほかの業界や企業では経験できないような規模の仕事ができる点は、総合商社のメリットになります。
海外で働くチャンスがある
海外で働くチャンスがある点も、商社で働く魅力です。海外企業との取引はもちろん、海外駐在を行える場合もあります。総合商社は扱っている商材の幅が広く、日本国内では扱えない商材を海外で調達することも。また、海外に視点を持つ場合が多く、海外企業との取引は一般的なものです。
企業によっては若手から海外企業との取引や海外駐在を任せてもらえるケースもあるでしょう。海外で働きたい、英語を使って仕事をしたいなどと考えている方には、総合商社がおすすめです。
専門性の高い仕事ができる
幅広い商品を扱っている総合商社でも、社員一人に対して一つの商材を任せることが多く、専門性の高い仕事ができる点も魅力でしょう。
仕事では1つの商材の原料を調達するところから、原料の加工、製品の製造、消費者に届けるまでに関われます。取引を行うなかで、商材に対する知識も深く学んでいけるでしょう。
商社の魅力ややりがいについては、「【お仕事図鑑】営業として現場の職人さんたちとコミュニケーションを大切に」の記事でインタビューしているのでぜひご覧ください。
キャリアアップの機会が豊富にある
総合商社では、社員の成長を支援するためのキャリアアップの機会が用意されている傾向にあります。社内外の研修プログラムや実務をとおしてのスキルアップ、さらには海外赴任なども含め、自己成長の機会が多くあるでしょう。
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総合商社の仕事に求められる能力
総合商社の仕事で求められる能力は、語学力やコミュニケーション能力などです。ここでは、総合商社には具体的にどのような能力が求められるかを解説します。
総合商社を志望している就活生は、ぜひ自分がアピールする強みの参考にしてみてください。
語学力
商社は海外企業とのやり取りや海外出張が多く、語学力が求められます。海外企業と商談をする場合には、英語を話すケースが多くなるでしょう。また、英文のメールや資料を読んだり、英語で資料を作成したりすることも珍しくありません。
英語はもちろん、中国語や韓国語など、市場に応じた語学力があると活用できるでしょう。
柔軟な思考力
世界で仕事をするには柔軟な思考力も欠かせません。柔軟な思考力とは、目の前の出来事に対して「これが正解」と思い込まず、多面的に見方を変える思考方法を指します。
ビジネスでは、常にどの選択が最適かを探っていくことが求められます。単一的な物の見方では、今ある常識にとらわれてしまい成長は難しいでしょう。
また、柔軟な思考力は議論の質を上げることにも役立ちます。英語力とともに複眼的思考力を身につけておけば、海外の取引先と議論する際にもしっかり自分の意見を主張できるでしょう。
コミュニケーション力
総合商社は取引先とのやり取りが多いので、コミュニケーション力が求められます。営業を行う総合職はもちろん、来客対応や社員とやり取りを行う一般職にも必要な能力です。
特に、総合職は商談で相手の信頼を得たり、事業をスムーズに進めたりするためのコミュニケーションが欠かせません。取引業界や関わる人の立場も多岐に渡るため、状況に合った臨機応変な対応も必要です。
コミュニケーション力を高めて強みにしたい人は、大学の同級生や身近な人だけでなく、さまざまな立場の人と関わる機会を作り、やりとりの練習をしてみるとよいでしょう。
体力
総合職で働く場合には、体力も必要です。国内外問わず直接足を運んで商材を見たり、交渉したりするため、早朝から夜遅くまで働く日もあります。また、業務量も多いため体力がなければ仕事をこなすことが難しいでしょう。
海外に拠点を持つ商社の場合、海外出張や駐在の可能性もあります。慣れない環境でも対応できる体力が必要になるでしょう。
行動力
総合商社は仕事内容の幅が広く、行動力も欠かせません。変化の激しい時代ではよりタイムリーな価値の提供が求められ、新しい商材を探したり、事業を展開したりする行動が必要です。
また、商社によっては事業投資や事業経営を行っており、現場での対応が必要な場合もあるでしょう。国内外問わずさまざまな事業に積極的に参加し、発展や課題解決に取り組む行動力が評価されます。
交渉力
総合商社では、交渉力も求められます。特に、営業職は国内外の取引先と商談するため、相手の要望を汲みつつ自社の利益も守らなければなりません。
商談ではスムーズにまとまる場合だけでなく、相手に提案を断られる場合もあるでしょう。しかし、それで商談が終わりではなく、角度を変えたり条件を調整したりする工夫が必要です。根気強く交渉する力があれば、双方が納得する形で契約をまとめられる可能性が高まるでしょう。
チャレンジ精神
総合商社は経験したことない業務に携わる場合も多く、チャレンジ精神が大切です。たとえば、初めて行く国でのビジネスを任され、商談を行う場合もあります。また、今までに経験したことがないような大規模プロジェクトのメンバーに選ばれることもあるでしょう。
初めての経験をチャンスだととらえ、積極的にチャレンジできる人は商社での仕事に向いています。
なお、自分の強みを見つけるためには、自己分析が欠かせません。「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」で自己分析の方法を解説しているので、参考にしてみてください。
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総合商社に向いている人
総合商社では、グローバルな環境で多様なビジネスを展開しているため、特定の資質や能力を持った人材が求められています。ここでは、総合商社で活躍できる人材の特徴について詳しく解説するので、ぜひご覧ください。
変化を恐れず新しいことに挑戦できる
総合商社では、市場や業界の変化に応じて、常に新しいビジネスモデルを作り上げることが求められます。そのため、変化を恐れず、積極的に新しいことにチャレンジできる人材が向いているでしょう。
具体的には、新規事業への強い意欲を持ち、未経験の分野でも高い学習意欲を示す人が活躍できます。また、革新的な発想力を持ちながら、リスクを防ぐ判断力も重要です。失敗を恐れるのではなく、むしろ失敗から学び成長する姿勢を持つことが求められるでしょう。
グローバルなビジネス環境では、異文化への適応力も欠かせません。多様な価値観を受け入れ、海外赴任にも積極的に取り組む姿勢、そして語学習得への意欲を持つ人材が重宝されます。
困難な状況でも粘り強く取り組める
大規模なプロジェクトや複雑な取引を扱う総合商社では、さまざまな困難に直面することがあります。そのような状況でも諦めずに粘り強く取り組める精神力が必要です。
問題解決への強い意欲と逆境に負けない精神力、そして目標達成への執着心を持つ人材が総合商社では重宝されるでしょう。
周囲と協力しチームで目標達成できる
総合商社のビジネスは、社内外の多くの関係者との協力が不可欠です。そのため、高いコミュニケーション能力とチームワーク力を持つ人材が求められます。
コミュニケーション面では、的確な情報伝達能力と、相手の立場に立った交渉力が重要です。さらに、円滑な人間関係を構築できる能力も欠かせません。他部署と連携し、状況に応じてリーダーシップをとったり、縁の下の力持ちとして周囲をフォローしたりして、信頼関係を築ける人材が活躍できます。
将来のキャリアビジョンを持っている
総合商社では、明確なキャリアビジョンを持ち、計画的に自己成長を図れる人材が向いています。商社のビジネスは幅広く仕事内容も多岐に渡るため、やりたいことの軸がないとやりがいを見失いがちになることもあるためです。
逆に、「自分は将来こうなりたい」というキャリアビジョンがあれば、どの配属先でも「この経験は将来のために役立つ」と意味を見出し、主体的に動けるでしょう。
「商社の仕事内容とは?代表的な職種や向いている人なども紹介」の記事では、商社で働くのに向いているといわれる人の特徴を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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総合商社への就職に向けてできること
あなたが総合商社への就職を目指すなら、商社に求められるスキルや能力を知り、身につけることが大切です。総合商社の就職に向けてできることを解説するので参考にしてみてください。
総合商社に必要な能力やスキルを知る
総合商社を目指すなら、まず総合商社で求められるスキルや能力を調べましょう。どのような能力が求められているかを知ることで、就活でアピールすべき強みがわかります。
たとえば、営業として就職するのであれば、コミュニケーション能力やプレゼン能力が必要です。海外勤務を目指すのであれば、語学力は求められるでしょう。職種はもちろん、あなたが目指す企業によって求めている能力は違います。企業研究をしっかりと行い、どのような人物が評価されているのかを調べておきましょう。
企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しているのでご覧ください。
自分の強みや特徴が合う企業を調べる
自分の強みや特徴を理解し、強みを活かせる企業を見つけるのもおすすめです。企業に合わせて能力を伸ばすより、もともと持っている強みを活かすほうが企業選びはしやすいでしょう。
自分の強みや特徴を理解するためには、自己分析が欠かせません。自己分析の方法は「自己分析のやり方おすすめ10選!正しく長所を理解するコツも解説」の記事で解説しているので、参考にして実践してみてください。
総合商社で活かせる能力を育てる
総合商社で活かせる能力を学び、育てる方法もあります。以下のような能力であれば、総合商社で評価されやすいでしょう。
・語学力
・柔軟な思考力
・コミュニケーション力
・体力
・行動力
・交渉力
・チャレンジ精神
ただし、志望する企業や職種によって、求められる能力は違います。あなたが志望する企業や職種に必要な能力を調べ、スキルアップするようにしてみてください。
総合商社で活かせる資格を取得する
資格を取得することも、就職活動でのアピールでは有効です。資格を取得することで、その分野の能力があることを客観的に示せるメリットがあります。たとえば、英語力を示したい場合は英検やTOEICの取得がおすすめです。また、貿易に関わる職種であれば、「貿易実務検定」を学ぶのもよいでしょう。
もし、資格を取得する際は、就職活動が始まる前に合格しておくのが大切です。試験時期や合格発表時期を調べて、履歴書提出までに合格が分かるようにスケジュール管理をしましょう。
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総合商社への理解を深める5つの方法
総合商社の仕事内容を知りたい場合は、業界研究や企業説明会への参加が欠かせません。内定を獲得するために、総合商社への理解を深めましょう。
ここでは、総合商社の仕事内容について調べる方法を5つ解説します。
1.業界研究を行う
総合商社について知るために、まずは業界研究を行いましょう。商社業界自体がどのような業界なのか、どのような商社の種類があるのか調べておくのが大切です。
前述したように、商社は総合商社だけではなく専門商社もあります。なぜ専門商社ではなく総合商社なのかを整理しておくと、面接で聞かれた場合にも困らないでしょう。
「なぜこの業界を選んだのか」の質問は、就活ではよく聞かれる質問です。業界研究を入念に行い、「なぜ商社なのか」「なぜ専門商社なのか」は答えられるように整理しておきましょう。
業界研究を行う際は、業界研究セミナーに参加してみるのもおすすめです。業界研究セミナーについては、「業界研究セミナーとは?気になる内容と参加するメリットを解説!」の記事で解説しているので、確認して参加してみましょう。
2.企業研究を行う
企業研究を行い、総合商社1社1社を個別に調べておきましょう。同じ総合商社でも、扱う商材や事業が変わってくるためです。
企業研究を行うことで、総合商社のなかでもどの企業があなたに合うのかが明確になります。商社ごとに社風や方針も違うため、自分がどの商社を目指すのか、企業研究を行って決めるようにしましょう。
また、企業研究は履歴書やエントリーシート作成にも欠かせない作業です。志望する商社がどのような人材を求めているかを知ることで、あなたがアピールすべき内容も変わってきます。
企業研究について詳しく知りたい方は、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事をチェックしてみてください。
3.企業説明会に参加する
総合商社への理解を深めるため、企業説明会に参加するのもおすすめです。企業のWebサイトよりも詳しい内容を聞くことができ、企業研究や志望企業選びに役立つでしょう。
特に、企業説明会では実際に働く方に質問できる機会があるのでおすすめです。気になる部署の状況や、これまでの企業研究ではわからなかった内容などを質問できるでしょう。
また、企業説明会は、企業内で行われる場合もあります。企業の雰囲気や働く社員の方の様子も見れるため、企業選びに役立つでしょう。企業説明会については、「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」の記事もご覧ください。
4.OB・OG訪問をする
OB・OG訪問を行い、実際に働く社員から仕事のリアルな情報を聞くのもおすすめです。採用担当者が教えてくれない仕事や社内情報などを知れる場合もあります。
また、OB・OGは就活を経て入社しているため、総合商社の仕事内容だけでなく就活の進め方やポイントを教えてもらえるでしょう。
もし、知り合いのOB・OGがいない場合には、大学のキャリアセンターでOB・OGを紹介してもらえることもあります。OB・OGを探す専門サイトやSNSを利用する手もあるので、自分に合った方法で行うのがおすすめです。
5.インターンシップに参加する
興味のある総合商社が見つかったら、インターンシップに参加するのもおすすめです。インターンシップのなかでも、実際に仕事が体験できるプログラムを選びましょう。
インターンシップのプログラムには、企業説明会を行うものやグループディスカッションを行うもの、仕事を体験できるものなど種類があります。自分が達成したい目的に応じて、プログラムを選びましょう。
また、インターンシップに参加すれば、本選考が一部免除されたり、インターンシップ参加者のみの選考に参加できたりする場合もあります。志望度の高い企業のインターンシップには、積極的に参加しておきましょう。
インターンシップへの参加の流れを知りたい人は、「インターンの申し込みはいつから?参加方法やメールの書き方を解説」を参考にしてみてください。
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本記事で解説した総合商社の概要や求められる能力を参考に、就活をスムーズに進めましょう。
どのように進めればよいかわからず、苦戦しているなら就職エージェントの利用がおすすめです。
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ここでは、総合商社について知りたい方によくある質問と回答をまとめました。ぜひご覧ください。
Q.総合商社とはなにかを簡単に教えてください
A.総合商社とは、幅広い分野の商品やサービスを扱い、世界各国で貿易や投資事業を行う日本独特のビジネスモデルを持つ企業です。
総合商社の最大の特徴は、その事業領域の広さにあります。エネルギーや金属、機械、化学品、食料品、繊維など、あらゆる分野の商品を取り扱っており、商品の売買だけではなく、事業投資や開発プロジェクトにも積極的に参画している傾向にあるでしょう。
また、国内だけではなく、世界でもビジネスを展開していることがほとんどです。グローバルなネットワークを活用し、世界中でさまざまなビジネスを展開することで、日本経済の発展に大きく貢献しているといえるでしょう。
Q.総合商社はどんな事業を行っているか例を知りたいです
A.総合商社の仕事内容は多岐にわたりますが、主要な業務は「トレーディング業務」「事業投資・事業経営」などです。
トレーディング業務は、国内外の売り手と買い手をつなぎ、商品の取引を成立させる仕事です。たとえば、オーストラリアから鉄鉱石を輸入して日本の製鉄会社に販売したり、中東から原油を調達してアジア各国に供給したりします。
また、事業投資では、将来性のある事業や企業に投資を行い、その成長を支援することも。具体的には、海外の鉱山開発プロジェクトに参画したり、IT企業やスタートアップへ投資して、新しいビジネスモデルを創出したりします。
Q.「総合商社はやめとけ」といわれる理由は何ですか?
A.「総合商社はやめとけ」といわれる主な理由は、「激務」「プレッシャー」「伝統的な社風」などが挙げられます。
海外との取引が多く時差対応による長時間労働や、数百億円規模のプロジェクトに伴う重い責任とプレッシャーがかかることも。また、部署によっては体育会系的な雰囲気や年功序列の風潮が残り、転勤や海外駐在も多いため、柔軟な働き方を求める人には厳しい環境とされています。
これらの過酷さが、高待遇ややりがいを上回ると判断される場合に「やめとけ」という意見が出るでしょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。