就活はなんとかなる?前向きになれずに不安になったときの対処法を紹介

このページのまとめ

  • 就活は対策をしていれば不安になる必要はない
  • 過度に不安になる必要はないが、「なんとかなる」と油断するのは禁物
  • 就活が上手くいかないときにはプロに相談するのも一つの方法

就活はなんとかなる?前向きになれずに不安になったときの対処法を紹介のイメージ

就活は、十分に対策をしていれば不安になる必要はありませんが、「なんとかなるだろう」と思って何もしていないと志望している企業から内定をもらえない可能性があります。

この記事では就活で不安を抱えてしまう原因や上手くいかないときの対処法を解説します。

なかなか就活の結果が出ずに悩んでい方はぜひ参考にしてください。

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目 次

就活は十分に対策をしていればなんとかなる

就活においては、「なんとかなる」精神が非常に重要です。しかし、本当になんとかなるのかどうかは自分次第と考えている人も多いかもしれません。

確かに、自分自身の努力なしでは内定を掴みとることは困難ですが、しっかりと準備をしておけば内定を取ることができるでしょう。

文部科学省・厚生労働省による調査結果によると、2022年卒の就職内定率は、大卒で74.1%(前年比2.9%増)・短大で45.9%(前年比12.4増)・高専で93.2%(前年比6.1%増)・専修学校で55.3%(前年比0.6%増)となっています。

学校区分 就職内定率 前年比
大学 74.1% △2.9%
短大 45.9% △12.4%
高等専門学校 93.2% △6.1%
専修学校 55.3% △0.6%

大学卒業者のうち74%の人が就職できているという結果に。全員が第一希望の企業に就職できているわけではありませんが、多くの人が内定を得ている状況といえるでしょう。

参照元
厚生労働省 Press Release
令和 5年 3月大学等卒業予定者の就職内定状況

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本当になんとかなるの?就活で不安を抱えてしまう原因

なんとかなると言われても、就活に対する不安は消えない人もたくさんいます。ここでは、就活で不安を抱えてしまう原因について紹介します。

なかなか内定がもらえない

内定がもらえないことで、不安を抱えてしまうケースは非常に多いです。

就活をしていてなかなか内定がもらえないと、気持ちが沈んでしまい、余裕も失われてしまいます。
また、周囲の人たちが内定をもらっていれば、余計に不安は大きくなっていくこともあるでしょう。

しかし、企業は自社に適した人材かを見て採用するか否か判断しています。内定がもらえなかったからといって、自分自身を否定されている訳ではありません。自分とは合わない企業だったと切り替えていきましょう。

他の就活生よりも面接で話すエピソードが弱く感じる

自分が話すエピソードでは他の就活生よりも印象が薄く、エピソードとして弱いのではないかと不安に感じるケースもあります。

たとえば、留学や長期インターンを行っている人がいれば、自分より優秀だと捉えてしまうこともあるでしょう

これは、自分に自信がないことで周りの状況と比べてしまっているのが原因です。企業側も必ずしも華やかな経験を求めているわけではありません。就活で大切なのは、自分自身が何か困難に立ち向かったことがあるか、リーダーシップを発揮したことがあるかといったことです。

自分のできることや得意なことなどを活かした経験を深く掘り下げていけば、立派な自己PRにつながります。

周りに頼る人がいない

周囲に頼る人がいなければ、就活の相談やちょっとした不安を解消することができません。特に、就活経験がある人でなければ、理解しにくい相談事項もあるでしょう。

誰にも相談できず、不安なまま就活を進めてしまえば、自信がなくなり、納得のいく自己PRができない可能性も。

周りに頼れる人がいないときは、就活エージェントを利用するのも選択肢の1つです。活エージェントは、経験豊富なアドバイザーが就活におけるさまざまなサポートをしており、面接練習やエントリーシート添削なども行ってくれるため、就活を効率的に進められます。

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就活がうまくいかないときに試したい8つの対処法

就活がうまくいかないときは、行ってきた準備や対策が十分だったか振り返ってみましょう。「なんとかなる」と軽視せず、うまくいかない原因をしっかり捉え、適切に対処することが就活を成功させるポイントになります。

1.就活の準備が本当に完璧か振り返る

まずは、就活の準備がしっかりとできていたか振り返ってみましょう。自己分析・企業研究・インターンシップ・エントリーシート対策・面接対策など、就活にはさまざまな準備が必要です。

必要な準備を全て行うことができていたかどうかをしっかり振り返り、できていなかった点を改善しましょう。

そもそもどんな準備が必要なのかわからない人は、「要チェック!就活が本格化する前に準備すべきこと」を参考にしてみてください。

2.失敗しても引きずらず、次へ意識を向ける

たとえ内定がもらえなくても、前向きになることを意識してみてください。なぜ不合格になってしまったのか、原因を客観的に分析すれば、自然と次に意識が向けられるようになります。

応募した企業は本当に自分に合っていたのか、面接時の話し方や身だしなみには問題なかったのかなど、一度振り返ってみるといいでしょう。

もっと具体的に問題点が知りたい場合は、第三者の意見を聞くのもおすすめです。

3.応募企業は視野を広げて探す

応募企業を探すときには、自分がやりたいことや得意なことなどを軸にして探す人が多いです。

しかし、その企業において、自分が活躍できる適性があるかどうかもよく考えましょう。自分がやりたいと思っていることは、ほかの業種や職種でも該当する場合があるかもしれません。

自分の強みを活かせる場とはどのような所なのか、長い目で見て将来自分が理想とする働き方ができるかどうかも踏まえて、探してみてください。

4.就活イベントやセミナーを活用する

就活イベントやセミナーも積極的に活用しましょう。

就活というだけで構えてしまって不安になる人も多いですが、本番のためにある程度就活の雰囲気に慣れておくことも大切です。

就活イベントやセミナーは、就活の基礎やビジネスの基本、攻略する方法などを教えてくれます。また、自己分析を行ったり企業研究ができたりと、就活の雰囲気に慣れる機会になるので、視野を広げるきっかけにもなるでしょう。

ただ漠然と不安を抱えているなら、こうしたイベントやセミナーに参加するだけでも就活に対して具体的なイメージを持てるようになるので、気軽に参加してみてください。

5.スカウトサービスに登録する

就活では、スカウトサービスに登録するのも、有効な手段の1つです。逆求人サイトとも呼ばれており、自分に合った企業が見つかる可能性が高くなるメリットがあります。

本来であれば就活では自分で企業を探す必要がありますが、スカウトサービスに登録することで企業の方からスカウトがくるシステムになっています。自分の強みを活かせる企業と出会う可能性が広がり、自分で探しているときには見つけられなかった企業が見つかる可能性も。

6.就活エージェントに相談する

自分では就活をうまく進められるか不安な人は、就活エージェントを活用してみてください。

就活エージェントは就活のプロなので、自分の強みが活かせる企業の探し方はもちろん、エントリーシートの添削や面接練習など、強力なサポートが受けられます。

就活相談会も開催しているので、就活が不安な人や内定がとれるか不安な人は参加をおすすめします。

7.ポジティブに考える習慣を身につける

就活には不安を感じる人も多いですが、自分なりにポジティブに考える習慣を身に付けるようにしましょう。

たとえば、楽しく就活を進めるためのルールを決めるのもおすすめです。

「就活の準備が一区切りしたらご褒美スイーツを買う」「就活イベントやセミナーに参加した後にはカラオケに行く」「面接した後には外食をする」など、自分なりのルールを作ることで楽しく就活を進められます。

少しでもポジティブに考えられるようになれば、常に不安を抱えるといったことも少なくなるでしょう。

8.一旦就活を離れてリフレッシュする

どんなに頑張っても不安が解消されないときには、一度就活から離れて、リフレッシュする時間を持つことも大切です。

意気込んで就活をしても、心身ともに疲弊してしまっては自分の良さを最大限に活かせなくなってしまいます。疲れを感じたときには、自分のための時間をゆっくり取り、心身の疲れを癒やしましょう。

リフレッシュ方法が分からない方は「就活に疲れたときの対処法とは?リフレッシュの方法をご紹介!」を参考にしてみてください。

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こんな人は注意!面接官は就活への姿勢を見抜いている

面接官は、応募者のさまざまな部分をチェックしています。「準備が不十分でもなんとかなる」と思っている人は要注意です。

何もせずに「なんとかなるでしょ」と考えている人

就活生の中には、「面接は当日頑張ればいい」「なんとかなるでしょ」と考えている人もいるかもしれません。

しかし、それでは質問をされてもしっかりと答えられなかったり、適当な回答をしてしまったりする可能性が高いでしょう。

準備をしっかりとしてきたのか、行き当たりばったりで準備をしていないのか、面接官は相手を見てすぐに見抜いてしまいます。

面接時の態度が悪い人

面接時には、その人の話し方や表情はもちろん、態度や仕草などの第一印象が重視されるポイントの1つです。
相手の目を見て、丁寧にハキハキと受け答えすることで面接官に好印象を与えられます。

しかし、挨拶がまともにできなかったり、言葉遣いが悪かったりと、基本的なマナーが守られていない場合は印象が悪くなってしまうでしょう。

面接官は多くの就活生を見ているので、態度や第一印象が悪い人は、不合格となる可能性が高くなります。

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就活の不安に関するよくある質問

最後に、就活の不安に関することでよくある質問と回答をご紹介します。

就活に対して不安がある方は、参考にしてみてください。

Q.大学3年生で就活を何もしてないけど大丈夫?

A.大学3年生の段階で就活を何もしていないからといって、内定がもらえないとは限りません。

それでも、自己分析をして、どのような企業に興味があるか、どのような仕事に興味があるのかを理解するだけでも結果は違ってきます。就活に少しでも不安がある場合は特に、早め早めに準備を開始することがおすすめです。

就活の準備をまだできていない人は「就活の準備を何もしていない!今からできる対策とは?」を参考に準備を進めましょう。

Q.8月に内定がないのは大丈夫?

A.例年、8月頃になると、周りでも内定が出始めてきますが、8月以降でも採用募集を出す企業は多いので、諦めずに挑戦することが大切です。

8月なのにまだ内定が出ないと悩んでいる人は、一旦自分の就活スケジュールを見直して、今後はどのように取り組んでいくべきかまとめてみてください。

8月になったのにまだ内定がなくて不安な人は「8月で内定なし!就活成功のために今すぐやるべきこととは」を参考にやるべきことを見直してみましょう。

Q.就職が決まらない原因は?

A.就職が決まらないのは、応募書類の内容でマイナスなイメージが強い・やりたい仕事と適した仕事が異なっている・事前準備が不十分・不安な状態で就活をしているなどの原因が考えられます。

就活は、たくさんの時間を使って準備をすればするほど、不安が取り除かれていき自信が付いていきます。

就活に割く時間を増やしたり、就活エージェントを活用したりして、前向きに取り組めるようにしましょう。

就職が決まらない原因が分からない人は「内定が決まらない!原因と対策方法ってあるの?」を参考にどのような原因があるのか見直してみてください。

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就活の対策を見直したい方へ

就活でなかなか内定がでなくて不安な方は、就活エージェントに相談してみましょう。

就活エージェントは、内定が出ない原因や今からできる対策を就活のプロが客観的に分析して、就活をサポートするサービスです。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、たくさんの就活生をサポートしてきたキャリアアドバイザーがマンツーマンであなたの内定獲得までを徹底サポートします。

就活に対して不安を抱えている方はぜひ一度ご相談ください。

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