就活はいつから?大学3年生が始めた平均時期や26卒スケジュールを紹介

このページのまとめ

  • 大学3年生の5月ごろから就活を始める大学生が多い
  • いつから就活するべきか悩む場合は、就活動向やスケジュールを確認しよう
  • やっておけばよかったと後悔しないために、就活は早めに始めることが大切

就活はいつから?大学3年生が始めた平均時期や26卒スケジュールを紹介のイメージ

「就活はいつから動き出すべきか」と悩む方も多いでしょう。近年は就活の早期化により、卒業年の前年度となる大学3年生から準備を始める就活生が多い傾向です。

この記事では、就活をいつから始めるべきか悩む方向けに、大学3年生が始めた平均時期や26卒のスケジュールを紹介します。卒業生がやっておけばよかったと思う就活準備もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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目 次

就活はいつから?大学3年生が始める平均的な時期

大学3年生が就活を始める時期は、大学3年生の9月以前と3月ごろに分かれている傾向です。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(2p)」によると、24卒大学生の約8割が大学3年生のうちに就活を始めています。

企業説明会やセミナー等へ参加した時期のイメージ

累計の割合のイメージ

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要) 企業説明会やセミナーへの参加時期(2p)

サマーインターンシップが始まる9月以前から就活準備を進めている大学3年生の割合は、約3割です。毎年、9月以前もしくは3月から就活を始めている大学3年生が多い傾向にあります。
したがって、大学3年生が就活を始める時期は9月以前と3月が一般的な目安です。

3月ごろの就活スタートについては、「就活は3月からでは遅い?スケジュール・今すぐやること・注意点を解説」の記事で解説しています。「3月に始めるのは遅いのかな?」と不安な気持ちになっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

キャリアアドバイザーのコメント

就活はある程度スケジュールが決まっています。そのため時期が早すぎると「やることがない」と思われがちですが、中学や高校生でも自己分析ならできます。むしろ、なるべく記憶が新しい状態で行う自己分析はおすすめなので、早いに越したことはないですよ。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

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就活はいつ始めた?卒業生(25卒)を調査

就活はいつから始めるべきか悩む方は、卒業生の動き出しを参考にしましょう。ここでは、25卒(2025年卒業)学生の就活状況を解説します。

大学3年生10月時点の就活状況

25卒学生の場合、大学3年生の10月時点で就活を始めていると回答した割合は約9割です。キャリアチケットの調査によると、「本格的に就活をしている」は約4割、「少しだけ就活をしている」は約5割でした。

大学3年生10月時点の就活状況のイメージ

引用元:キャリアチケット就職「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査

程度に違いはあるものの、約9割が大学3年生の10月時点で就活を始めています。早い段階から行動を起こす学生が多いことが分かるでしょう。

大学3年生10月時点の内定状況

25卒学生の場合、大学3年生の10月時点で内定を獲得している割合はわずかです。キャリアチケットの調査によると、内定を持っているのは約7%、承諾しているのは約1%でした。

25卒学生の内定状況のイメージ

引用元:キャリアチケット就職「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査

大学3年生の10月時点で内定を獲得している人の割合は、1割も満たしていません。準備を始めている学生は多いものの、本格的に動き出している割合は少ないと考えられます。そのため、大学3年生の秋ごろは本格的な就活に向けて準備に集中しましょう。

大学4年生6月時点の内定(内々定)獲得状況

キャリアチケットの調査によると、25卒学生の場合、内定(内々定)※1を獲得している割合は86.9%でした。

※1:本調査で用いる「内定」および「内々定」の定義
「内定」は企業が採用候補者に対して、正式に採用の意思を通知すること(書類などで通知・労働契約まで提示)。「内々定」は企業が採用候補者に対して、内定前の段階で採用の意思を通知すること。

2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査のイメージ

引用元:キャリアチケット就職「2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)

つまり、25卒学生は大学3年生の秋ごろ就活準備を進め、6月までには面接を受けています。早期から準備を進めると、早い時期に内定を得られる可能性が高まるでしょう。

キャリアアドバイザーのコメント

就活の早期化がどんどん進み焦りもあるかもしれません。しかし、就活を早くに始めることで「仕事について向き合う時間がある」とポジティブに捉えてみてください。

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27・28年卒の大学生が就活準備を始めるタイミング

27卒(2027年卒業)・28卒(2028年)学生が就活を始めるタイミングは、以下を目安に検討しましょう。

卒業年度 27卒 28卒
就活準備を始めるタイミング ・2025年春
・2026年3月以降
・2026年春
・2027年3月以降

公募で就活を行う理系学生のタイミングは、一般的な大学生のスケジュールと同じです。学校推薦で就活を行う理系学生の場合、一般的に大学3年生の1月ごろから受付が開始され、制度の説明を受けたあとに始まります。

なかには、選考スケジュールが早い企業もあります。志望企業が具体的に決まっている場合は、志望先の採用時期をあらかじめ確認しておきましょう。
選考スケジュールが早いとされる外資系企業とベンチャー企業を志望する方は、「外資系企業に就職するには?日系企業との違いや向いている人の特徴を紹介」の記事を参考にしてください。

就活のスケジュールについて知りたい方には、「就活はいつからスタートすれば良い?一般的なスケジュールや準備を解説」の記事をおすすめします。就活に向けてできる準備も紹介しているので、ぜひご覧ください。

キャリアアドバイザーのコメント

就活はやることが多いように思えて億劫になるかもしれませんが、すべてをやる必要はありません。

ただし、どんなことにも目的を持って取り組むことは忘れないようにしましょう。特に、インターンは「周りがやっているから焦ってやる」という行動を起こしがち。何のためにインターンに参加したいのかを考えて、目的があればやるし、特になければやらないという選択もあると考えましょう。

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キャリアアドバイザーから就活時期に関するアドバイス

就活をいつから始めるべきか悩んだときは、まず卒業年度の動向やスケジュールの確認から行いましょう。志望する業界・企業の選考スケジュールと内定が出る時期を事前に把握しておくと、募集期間を逃すといったリスクを抑えられます。

また、就活のゴールは内定獲得ではなく、自分に合った企業での活躍になります。強みを活かせる企業への就職を実現するためには、自己分析や就活の軸の整理が大切です。

自己理解があいまいな状態で就活を進めても、自分に合っているか分からない企業へのエントリーを続ける「やみくも就活」の原因になります。就活が終わらないとモチベーションが下がるだけでなく、不要な書類の作成など非効率にもつながるため、早い段階から準備を行いましょう。

就活のゴールについては、「就活のゴールって何?内定獲得だけに捉われず自分の目標を設定しよう」の記事をご覧ください。

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26卒の就活はいつから?大学3~4年生のスケジュール

就活のスケジュールには、ある程度の決まりがあります。ここでは、26卒の就活スケジュールをまとめました。就活の全体像を把握したうえでスケジュールを立てたい方は、参考にしてください。

2024年5月まで/就活の準備期間

26卒は、大学3年生の5月までに自己分析と企業研究を進めておきましょう。自己分析は就活の土台になるため、優先的に取り組むようにしてください。

5月までに自己分析と企業研究を行う理由は、同年の6月からサマーインターンシップの募集が始まるためです。サマーインターンシップ募集の際は期限に遅れないよう、事前に自己分析や業界研究など、就職準備をしたうえで申込む企業を考えておく必要があります。

また、インターンシップで選考を行う企業がある点もポイントです。履歴書やエントリーシートを作成するためには、自己分析や企業研究が欠かせません。企業のWebサイトをチェックしたり四季報を見たりして、企業研究を進めておきましょう。
企業研究の進め方を知りたい方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事をご覧ください。

2024年6~9月/サマーインターンシップに参加

2025年の6〜9月ごろには、サマーインターンシップに参加しましょう。サマーインターンシップは6〜7月ごろにかけて募集が行われ、7〜9月にプログラムが実施されます。

インターンシップに参加するメリットは、以下のとおりです。

・企業の理解が深まる
・実際の業務を体験できる
・企業や社員の雰囲気を体感できる
・適性の判断に役立つ
・志望動機の作成にも役立つ
・別途選考に呼ばれる場合もある

インターンシップは1日で終わるものだけでなく、1週間~1ヶ月以上の長期など、さまざまな期間で開催されます。インターンシップによって内容が変わるため、事前にプログラムの確認が大切です。

また、企業や業務内容について軽く知りたいときは、1dayや短期のインターンシップを検討してみましょう。志望度が高い企業の場合は、1週間以上のインターンシップを探してみるとマッチ度を見極めやすいため、おすすめです。

サマーインターンシップの詳細は「夏に行われるインターンシップ『サマーインターン』とは」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

2024年9~2025年1月/秋冬インターンシップに参加

2025年9月から2026年1月の期間は、秋冬インターンシップに参加してみましょう。秋冬インターンシップは夏と異なる企業が実施していたり、プログラムの内容が変更されたりしているためです。

秋冬インターンシップに参加するメリットには、以下の点が挙げられます。

・サマーインターンシップよりも倍率が低い
・サマーインターンシップの反省を活かして取り組める
・企業理解をさらに深められる

秋冬インターンシップは夏に比べて短期が多いため、学業との両立やスケジュール管理に注意が必要です。夏とは異なる業界のインターンシップに参加し、エントリー候補となる企業の幅を広げましょう。

秋インターンについては「秋インターンで内定を目指す!オータムインターンシップの特徴やメリット」の記事を、冬インターンについては「冬インターンの開催時期やポイントは?夏インターンとの違いも解説!」の記事をご覧ください。

2024年10月/外資系やマスコミの説明会が開始

2024年10月ごろには、一部の外資系企業やマスコミ系企業の説明会が始まります。外資系やマスコミ系を志望する場合、経団連に加入している企業と選考の開始時期が異なるため、注意が必要です。

経団連に加入している企業の説明会や選考のスケジュールは、政府が統一的な指針を示しています。しかし、経団連に加入していない企業は独自の日程で採用活動を進めるケースが多いため、最新情報を入手しておきましょう。

2025年3月以降/企業へのエントリーや説明会が解禁

2026年3月には、企業へのエントリーや説明会が解禁されます。就活が本格的にスタートする時期のため、3月までには就活準備を終えておきましょう。3月1日になると就活サイトが解禁され、企業へのエントリーや説明会への申し込みができるようになります。

また、合同説明会や就活セミナーなどのイベントが多くなったり、書類選考の提出が始まったりと忙しくなる時期です。効率良く就活を進められるように、計画的に準備しましょう。

2025年6月/本選考スタート

26卒の場合、大学4年生となる2025年の6月ごろに選考や面接がスタートします。早い企業では、内々定が出始める時期です。納得いく企業から内々定を獲得できた就活生は、6月ごろに就職活動を終了する場合もあります。

ただし、就活を終えるタイミングは人それぞれなので、周りと比較せず進めていくのが大切です。就活は早く終わらせることが良いわけではないため、自分が納得いくまで粘り強く続けましょう。

2025年10月/内定式

2025年10月ごろには、企業から正式に内定をもらいます。一般的な就活では、10月1日に内定式が開催され、内定承諾書などの書類を提出して就職先が決まる流れです。

企業によっては秋冬採用や通年採用を実施しており、諦めずに面接を受け続ける就活生もいます。内定を獲得したあとは、大学を無事卒業できるように単位を確実に取得する必要があるため、気を抜かないようにしましょう。

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就活準備|やっておけばよかったランキングベスト12

ここでは、卒業生がやっておけばよかったと後悔した取り組みをランキング形式で解説します。就活準備として何を始めればよいか分からない学生は、以下で紹介する内容に取り組んでみてください。

1位:自己分析

自己分析とは自分の価値観や考えを整理したり、アピールポイントを明確にしたりする目的があり、就活準備として最初に取り掛かるべき作業です。面接はもちろん、応募書類に必要な自己PRや志望動機の作成に必要となります。

また、自分に合う企業を探したり、就活の軸を決めたりするためにも必要であり、自己分析を怠ると内定獲得が難しくなるケースも珍しくありません。自己分析をする際は、以下の点を切り口に自分を見つめ直してみましょう。

・印象に残っている出来事やエピソードは何か
・それぞれどのような点にこだわっていたのか
・自分らしさを発揮した場面は、いつ、どのような状況であったか
・周りから珍しがられる習慣がないか

自己分析は一度行って終わりではなく、忘れていたことを思い出したり、就活を進めるうちに新たな自分の特徴が見えたりするため、都度ブラッシュアップしていきます。

自己分析の詳しい進め方については、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事をご覧ください。

2位:ガクチカ対策

ガクチカとは、学生時代に力を入れた活動です。就活で必ず質問される項目の一つのため、学生生活の間に情熱を持って取り組める活動を行う必要があります。

アルバイトや部活動、ボランティアなどがガクチカのテーマとなる取り組みを行っていないと、就活につまずく場合があるでしょう。就活が本格的に始まる前に、力を入れてきた活動や経験を積んでおくのがおすすめです。

3位:業界研究

業界研究は自己分析と同様、早い段階で取り掛かりたい就活準備の一つです。作業を進める際は以下の点を理解し、自己分析で発見した自分の考えや価値観をもとに、どのような業界に進みたいか考えましょう。

・世の中にどのような業界があるのか
・業界の市場規模や企業のシェア
・業界の将来性や課題
・業界間にどのような関係があるのか
・各業界にどのような企業が存在するのか

面接では業界を志望した理由を聞かれる場合もあるため、差別化を意識したリサーチが大切です。業界研究は1つだけでなく、関わりのあるほかの業界も幅広く調べましょう。

業界研究の進め方については、「業界研究、おすすめの方法は?これから就活を始める人へ」の記事を参考にしてください。

4位:エントリーシート・履歴書対策

選考の初期段階では、エントリーシートや履歴書の提出を求められるケースが多いため、応募書類の作成準備も事前に済ませておきましょう。エントリーシートは書類選考に使われるだけでなく、記載内容について面接で質問される場合もあります。
エントリーシートや履歴書対策を怠ると書類選考に通過できないだけでなく、面接で一貫性のない受け答えをして不合格となるケースも少なくありません。

応募書類で評価される主なポイントは、以下のとおりです。

・自社と相性の良い人材か
・入社後どのように活躍してくれるか
・分かりやすい文章が書けるか
・入社意欲があるか
・社会人としての基本的なマナーが身に付いているか
・学歴や資格など、客観的に見た能力があるか

企業の採用担当者目線を忘れずに、相手が求めている情報を魅力的に盛り込みましょう。
また、インターンシップの参加時にもエントリーシートが必要です。サマーインターンシップに参加する場合は、早めの準備を心掛けてください。

エントリーシートの書き方や内容については、「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事で詳しく解説しています。

5位:筆記試験対策

各種リサーチや応募書類の作成準備を済ませたあとは、筆記試験対策をしましょう。選考の初期段階でエントリーシートや履歴書の提出と合わせて筆記試験またはWebテストにより基礎学力・教養があるか判断されます。

一次選考として試験を課す企業が多いため、選考通過の一歩としての対策が重要です。過去の採用情報や企業からの連絡をもとに、使用される種類の試験対策をしておきましょう。

6位:企業研究

企業研究では、以下の項目を中心にできる限り詳しくリサーチするのがポイントです。

・企業の基本情報
・志望企業の事業内容や職種
・業界内での立ち位置
・企業のビジネスモデル
・企業が求める人物像

企業研究は、自分が応募したい企業だけでなく、競合他社との比較もしてください。熱意の伝わる志望動機を作成するには、志望企業を選んだ理由を明確にする必要があり、ほかの就活生との差別化が重要だからです。
また、企業研究を行って企業の情報や強みが分かると、自分に合う企業を見つけやすくなり、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

7位:面接対策

就活の準備として欠かせないのが面接対策です。面接では次のような内容を評価されるため、やっておけばよかったと後悔しないよう事前にチェックしておきましょう。

・第一印象は良いか
・社会人としてのマナーが身に付いているか
・コミュニケーション能力があるか
・人柄や雰囲気は企業に合うか
・入社意欲が伝わるか
・企業が求めるスキルを所持しているか

効果的な面接対策を行うには、模擬面接がおすすめです。友人に面接官役をしてもらったり就活セミナーに参加したりして面接の雰囲気に慣れるほか、話し方や振る舞いを意識しながら行います。

なお、手軽な面接対策には動画撮影がおすすめです。話すスピードや視線、身振り手振りなど、自分の姿を客観的に捉えたうえで改善点を洗い出せるでしょう。

面接対策については、「就活の面接対策はどうする?よく聞かれる質問40選や選考突破のコツを解説」の記事で解説しています。

キャリアアドバイザーのコメント

内定獲得や入社後の活躍を目標にしたとき、業界研究よりも職種研究の方が重要度が高いといえます。理由は、業界選びは商品選び、職種選びはスキル選びとイコールになるため。

就活中はどんな商品を扱いたいか、という自分の好きや興味で動いてしまいがちですが、企業が内定を出すか否かは(商品への想いももちろんですが)求めるスキルを持っていて活躍できそうか、のほうが重要視されます。

8位:職種研究

業界と企業の研究だけでなく、職種のリサーチも重要です。企業によってどの職種を募集しているかが異なるため、企業研究の結果だけを踏まえて志望先を決定するのはおすすめできません。

新卒で希望する職種に配属されるかは企業次第ですが、職種研究を通じて就職後のキャリアを具体的にイメージできていると、面接でアピールしやすくなるでしょう。

職種については、「就活前に知っておきたい!業種ごとの仕事内容」の記事で解説しているので参考にしてください。営業や事務の仕事に興味がある方におすすめです。

9位:インターンシップに参加

就職先の希望がある程度絞れたら、インターンシップに参加しましょう。インターンシップへの参加は、インターネットで検索できないリアルな情報を入手できるだけでなく、就業体験を通じて自身の適性を判断できます。

インターンシップが採用選考を兼ねているケースもあるため、意欲的な姿勢で参加すると就活を有利に進めやすくなるでしょう。
インターンシップに参加しなかった就活生のなかには、「申し込めばよかった」と後悔する人もいます。就活が本格化する前に、自分の足を使ってリアルな情報を集めましょう。

10位:各種説明会に参加

就活対策には個別や合同に関係なく、さまざまな説明会への参加が大切です。説明会は企業の採用担当者から直接話を聞ける機会となるため、雰囲気を知るのに適しています。

さまざまな企業が一堂に会する合同説明会は、今まで知らなかった企業に出会える良い機会です。就活を始めた当初は知名度のある企業に注目してしまいがちになるため、視野を広げる意味でも各種説明会は有効活用しましょう。

志望する企業の雰囲気をつかむチャンスを逃さないよう、説明会のスケジュールを把握しておくことが重要です。

11位:OB・OG訪問

OB・OG訪問とは大学の卒業生を訪ねて、勤務先の企業情報や働き方、就活のアドバイスなどを教えてもらうものです。実際に働いている方から企業の雰囲気や選考で重視されるポイントなど、リアルな情報をもらえるメリットがあります。

OB・OGの知り合いがいない場合には、大学のキャリアセンターに相談すれば紹介を受けられるでしょう。OB・OG訪問の際は、質問を事前に準備しておくと聞き忘れを防げます。

OB・OG訪問の進め方は、「OB訪問ってどうやるの?アポ取りから進め方まで徹底解説!」で詳しく解説しています。

12位:就活費用の貯金

就活費用がなければ、説明会やインターンシップ、面接を受けるのが難しくなります。また、就活に必要なリクルートスーツやバッグなどは、早めに購入しておきましょう。

必要最低限のものは事前に準備しておき、就活が始まってから足りないものを買い足すのがおすすめです。就活アイテムは、インターンシップの参加までに準備をしておくと慌てずに済みます。

アルバイトをしながら就活を行うのは大変なため、事前に貯金しておくとよいでしょう。就活費用については、「就活中にお金はどのくらいかかる?内訳や出費をおさえる節約方法も紹介」をご覧ください。

就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事では、就活でよくあるお悩みを紹介しています。気になる方は併せてご覧ください。

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大学3年生が就活を成功させるための5つのポイント

ここでは、就活を成功に導くために押さえておきたいポイントを5つ紹介します。余裕をもって就活準備を行いたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.早めに就活を始める

就活を成功させるためには、1日でも早く行動しましょう。企業の選考スケジュールはあらかじめ決まっているため、早く動き出すほど自己分析や企業研究に使える時間が増えます。企業研究に時間を費やすと、エントリー数も増やせるでしょう。

就活をいつから始めるべきか悩んだ際は、卒業生の活動状況を参考のうえ計画を立てるのがおすすめです。自分の強みを活かせる企業を見つけるためには、早めの行動が重要です。

2.視野を広げてエントリー数を増やす

就活をうまく進めたい場合は、視野を広げることとエントリー数を増やすことを意識しましょう。エントリーした企業は必ずしも選考を受ける必要はないため、少しでも興味のある企業はエントリーして、説明会に参加したうえでその後を判断するのがおすすめです。

逆に、エントリー数が少ないと面接などの選考経験を積めず、本命企業でのアピールに失敗する恐れもあります。また、視野を狭めるとエントリーできる企業が見つからず、なかなか内定を獲得できない状況に陥るかもしれません。

就活では志望する条件を絞り過ぎず、視野を広げましょう。有名企業や大手企業にこだわらず、中小企業やベンチャー企業に注目するのも大切です。

合同説明会に参加すると、今まで考えたこともなかった業界に興味をもてたり、切磋琢磨し合える就活生に出会えるかもしれません。視野を広げるためにも、合同説明会には積極的に参加してみましょう。
詳しくは「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」の記事を参考にしてください。

キャリアアドバイザーのコメント

この記事を読んだその日から就活を始めることをおすすめします。まずは自己分析を何度も何度も繰り返し行い、納得のいく軸を見つけるのが最優先です。
特に、出来上がった軸に「なぜ」を3回以上繰り返して自分に問いてみると、納得のいく軸ができたか否かが見えてきますよ。

3.選考結果の振り返りと改善を行う

就活を最短距離で進めるコツは、選考結果の振り返りと改善を毎回行うことです。

・自己PRのエピソードが抽象的だった
・面接でダラダラと話してしまった
・緊張しすぎて思うように言葉が出てこなかった
・志望動機を深く言及されて回答に困った

うまくいかないことには必ず原因があり、振り返ったうえで改善すれば、次は異なる結果が出るでしょう。振り返りを行わず漫然と選考を受け続けても、同じ失敗を繰り返してしまいます。
書類選考・面接のいずれにおいても、うまくいかない原因を必ず振り返り、次に活かす姿勢をもち続けてください。

4.内定直結型のイベントにも参加する

就活中に行われるイベントには、「内定直結型」と呼ばれるものもあります。企業の採用担当者から話を聞く流れは一般的な合同説明会と同様ではあるものの、短い選考フローで内定を獲得できるため、効率的に就活を行える点が特徴です。

イベント内で選考が行われ、実践で面接やグループディスカッションなどの経験を積めるメリットがあります。内定直結型のイベントは大学3年生の6月ごろから始まるため、興味のある業界がある場合には積極的に参加してみましょう。

5.就活エージェントを利用する

就活を成功させたい学生は、就活のプロであるエージェントの力を借りるのもおすすめです。就活エージェントでは、キャリアアドバイザーによるカウンセリングのもと、個々に適した求人の紹介や就活準備を行います。

就活に関する悩みはあらゆるフェーズで生まれるため、1人で進めていくのが不安なときに適したサービスです。いつ何から始めるのか分からない場合は、多数の就職支援に携わってきたキャリアアドバイザーのサポートを利用しましょう。就活エージェントの活用は、自信をもって就活に取り組みたいときに効果的です。

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就活をいつから始めるべきか悩む26卒のあなたへ

就活をいつから始めるべきか、多くの就活生が悩むポイントです。就活を有利に進めたい場合は、早めの行動をおすすめします。

就活をいつから始めればよいか悩んだ際は、就職エージェントにぜひ相談してください。キャリアチケットでは、一人ひとりの就活に関する悩みや不安に寄り添い、面接対策やエントリーシート添削など就活成功に向けたさまざまなサポートをしています。
就活をいつから始めるべきか、具体的な計画を立てたい就活生の方は、お気軽にご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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