留年=就職できないは誤解!就活を成功させるためのコツと注意点を紹介

このページのまとめ

  • 留年は就活に影響を与えるが、就職できないわけではない
  • 選考では、同じ失敗を繰り返さない姿勢や留年から学んだことを伝えるのが大切
  • 留年経験のアピール方法に悩んだら、就職エージェントに相談しよう

留年=就職できないは誤解!就活を成功させるためのコツと注意点を紹介のイメージ

留年してしまうと「就職できないかも…」と不安になる人は多いでしょう。しかし、留年が必ずしも就職に悪影響を与えるわけではありません。大切なのは、留年の事実をどう捉え、どのように準備を進めるかです。

この記事では、留年が就活に与える影響や選考でポジティブに伝えるコツ、就活前にやっておきたいことなどをご紹介します。また、内定後に留年が決まったときの対応もまとめているので、ぜひ就活にお役立てください。

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目 次

「留年したら就職できない」と不安になる必要はない

「留年したから就職できない…」と不安に思う必要はありません。留学や体調不良など、やむを得ない事情で留年する人もいます。そのため、留年経験があるだけでは選考から落とさない企業が多いでしょう。

しかし、留年をマイナスに捉える企業や採用担当者がいるのも事実です。特に、学業の怠慢や単位不足などの場合、良いイメージをもたれない可能性があります。就活では、留年した理由をしっかりと説明し、納得してもらう必要があるでしょう。

以下では、留年経験があるからといって就職を心配し過ぎなくても良い理由をご紹介します。留年経験のある方は、ぜひチェックしてみてください。

新卒枠での就職が可能

留年経験がある場合でも、順調に単位を取得すれば新卒枠に応募できます。新卒扱いの場合、次のようなメリットを得られるでしょう。

・新卒のみの求人に応募できる
・インターンシップに応募できる
・大学内での企業説明会に参加できる
・大学のキャリアセンターを活用できる
・交通費で学割を利用できる

また、新卒採用の場合は、ポテンシャルが評価されることが多く、社会人としての実績は求められないのもメリットです。入社後の新人研修も充実している傾向にあるため、着実にキャリアを積めるでしょう。

留年した学生は約3%

文部科学省の「令和6年度 高等教育機関 学校調査 学校調査票(大学・大学院)」によると、令和6年度に所定の修業年限を超過した人の数は86557人でした。同年の大学在学者数(学部)は262.8万人。つまり、約3%の学生は留年を経験しています。

卒業が難しい大学の場合、学年の留年率が3%よりも高くなることも考えられるでしょう。留年してしまったことで不安になり過ぎず、同じ状況で就職活動を進めている仲間がいることに目を向けてみてください。

参照元
e-Stat
学校基本調査

大学生の就職率は98%

留年しても就職できると判断できる要素として、近年の就職率の高さも挙げられます。厚生労働省の「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」によると、大学生の就職率は98%でした。

就職(内定)率の推移(大学)のイメージ

引用:厚生労働省「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します

この調査から、留年経験の有無に関わらず、ほとんどの学生が就職を実現できていることが分かります。病気や家族の世話などで仕事ができない人が含まれていることを考えると、留年が理由で就職できなかった人の割合はごくわずかであると推測できるでしょう。

近年の就活では、人材不足を背景とした採用枠の拡大や、多様な人材の積極的な受け入れにより、企業の採用基準は多様化しています。留年期間中の経験やスキルを評価する企業も増えており、むしろその期間をどのように活用したかが重要視される傾向にあるのです。

留年が原因で就職に不安を感じている方は、「就活はなんとかなる!不安になる原因やプラスに捉えるメリットも解説」の記事をご一読ください。

参照元
厚生労働省
令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します

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就職できない?留年が就活に与える影響

留年したからといって就職できなくなることはありませんが、選考や気持ちに影響を与える可能性があります。たとえば、面接で留年理由について詳しく聞かれたり、周囲に遅れをとっていることで焦りを感じやすくなるでしょう。

ここでは、留年が就職に与える影響について解説します。「留年は就活に悪影響?」と気になる方は、ぜひご覧ください。

留年理由を聞かれる場合が多い

留年経験があっても就職はできますが、選考では留年理由を聞かれる可能性があることを念頭に置きましょう。この質問への回答は、企業からの評価に大きく影響します。そのため、留年理由を論理的かつ前向きに説明できるよう、事前に準備をしておくことが重要です。

理由を説明できないと就活が厳しいことも

留年理由によっては、就職活動での印象が悪くなります。少しでも印象を悪くしないように、ポジティブな回答を考えておかなければなりません。

たとえば、「勉強をさぼっていて単位が獲得できなかった」「就活に取り組むのが遅くて内定がもらえず、就職留年を選んだ」などの理由では、内定を得るのは難しくなるでしょう。

周囲に遅れをとることで焦りを感じやすい

留年してしまうと、社会人になるのが遅れるため、就職への焦りを感じやすい可能性があります。たとえば、「自分だけ内定がない」「一緒に就活を頑張れる人がいない」といったように、ネガティブな感情になるかもしれません。

また、入社後に同い年との社会人経験の差に悩む可能性もあります。もちろん、働いた期間関係なく結果を残し出世する人もいますが、企業の体制によっては、留年が将来のキャリアパスに影響することもあるでしょう。

周囲と比較して落ち込まないようにするには、自分のペースで就職活動を進めることが大切です。人と比べずに、自分なりにコツコツと内定を目指しましょう。

留年で内定が取り消される場合もある

内定後に留年が決まった場合、内定取り消しになることがあります。企業は卒業後の翌年度から働いてくれることを想定し、卒業を前提にして採用を行っているからです。内定取り消しになった場合、もう一度就活を行わなければなりません。

内定獲得後の留年を避けるためにも、卒業までの単位は足りているか、必修科目を落としていないかなど、単位の状況は確認しておきましょう。

留年が就活にどのような影響を与えるかは、「就職留年はやめとけって本当?メリット・デメリットと後悔しないコツを解説」の記事でも解説しています。どのような影響があるかを先に知っておくと、心構えができるでしょう。

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留年生が就活で成功するためにおさえたいポイント

留年した人が就職活動を行う場合、学業だけでなくプライベートも大切にしながら、時間を有効活用することが重要。留年によってできた余裕を自分の成長や将来の準備に使えれば、自信をもって選考に臨めます。留年の期間を次のステップに向けたチャンスと捉え、計画的に過ごすことが大切です。

ここでは、留年した人が就職活動前にやっておきたいことを5つご紹介します。

卒業できるように単位を取得する

留年後に就職活動をする際は、まず卒業できるように必要な単位を確実に取得することが重要です。就活と単位取得を同時に進めるのは、時間的にも体力的にも大きな負担になるため、単位は早めに取得しておくことが望ましいでしょう。

卒業の目処が立てば、精神的な余裕が生まれ、就活に集中しやすくなります。単位をきちんと取得して卒業できる見込みがあることを企業に示せれば、信頼感もアップするでしょう。

就活に向けてスケジュールを立てる

就活をスムーズに進められるように、事前にスケジュールを考えておくのがおすすめです。いつから就活を始めるのか、学業はいつやっておくかなど、あらかじめ決めておきましょう。

基本的な就活スケジュールについては、「就活はいつから?26卒のスケジュールや今からできる対策を紹介」の記事でご紹介しています。留年している場合でも、ほかの就活生と就活スケジュールは同じなので、チェックしておきましょう。

スキルアップなどの自己投資を行う

留年によって生まれた時間を活かして、資格取得やスキルアップなど自己投資に取り組むのもおすすめです。新しいスキルを身につけることで、就職活動の際に自分の強みとしてアピールできるだけでなく、自信にもつながります。

たとえば、語学を学ぶなら、海外支店のある企業や国際取引を行う企業での武器になります。業務に関係する資格取得は専門性ややる気の証明になるでしょう。

こうした努力は、留年のマイナスイメージを払拭し、成長意欲の高さを採用担当者に伝える良い具体例となります。

留学や旅行で海外を経験する

留年によって時間ができたからこそ、留学や旅行を通して海外の文化に触れるのも一つの手です。普段の生活とは違う環境で新しい価値観や考え方に出会うことで、将来のキャリア選択や人生観が広がるかもしれません。

社会人になると長期間の海外滞在は難しくなるため、学生のうちは異文化に触れるチャンスです。こうした体験は就職活動での話題になり、企業に対して柔軟性や国際感覚をアピールする機会にもつながります。

留年しても就職を成功させた先輩の話を聞く

留年しても志望企業から内定をもらい、就職を成功させた先輩は実際にいます。そうした人たちの話を聞くことで、自分が志望企業に就職するイメージをより鮮明に思い浮かべられるようになるでしょう。成功した経験談を聞くことは、自身の不安を和らげ、自信をもつ助けにもなります。

もし先輩から話を聞く機会があれば、「確実に卒業するためにどんなことをしたのか」「留年期間中にどんな準備や取り組みをしていたのか」といったポイントを尋ねてみてください。

これらの具体的な話を聞くことで、自分が今何をすべきかがはっきりしてきます。先輩の実体験を参考にしながら、自分の課題や対策を明確にし、より効果的な準備を進めていきましょう。

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「留年したから就職できない…」と諦めずにすべきこと

たとえ留年してしまっても、諦めずに内定獲得に向けて行動することが大切です。自己分析や選考対策など、必要な準備や対策を行っていれば、自分に合った企業への就職を目指せます。

ここでは、内定に向けて必要な行動を5つご紹介するので、参考にしてみてください。

自己分析を行う

留年した人が就職を目指す場合、まずは自己分析を行い、自分の考えや価値観、強みなどを整理しておくことが大切です。留年経験があっても、自分の強みを効果的にアピールできれば、内定を獲得できます。

自己分析は強みをアピールするだけではなく、どの業界や企業を目指すのか、就活の軸を整理するためにも欠かせません。そのため、最初のうちに取り組むと就活をスムーズに進められます。

自己分析の方法については、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事でご紹介しています。すでに自己分析を終えている就活生も、考えが変わっている場合もあるので再度実施してみましょう。

インターンシップに参加する

志望度の高い企業がある場合、インターンシップに参加してみましょう。企業について深く学べるだけではなく、自分に合う企業かどうかも確かめられます。

また、インターンシップ参加者には一部選考を免除したり、参加者だけの選考を用意したりしている企業もあります。内定にプラスに働くことが多いので、興味のある企業のインターンシップには、積極的に参加しましょう。

開催時期や期間、プログラムなどは企業によって違うので、事前に確認しておくのがおすすめです。

ES・履歴書対策を行う

書類選考突破に向けて、エントリーシートや履歴書対策も必要です。企業がなぜ質問をしているのか意図を読み取り、アピールにつながる内容を記載しましょう。

もし、自分だけで対策が難しいと感じたら、添削を依頼するのも効果的です。友人や家族のほか、就職エージェントや大学のキャリアセンターなども活用してみてください。

面接対策を行う

就活では面接を行う企業がほとんどなので、面接対策は欠かせません。練習せずに面接を受けてしまうと、思うように話せなかったり、過度に緊張したりします。

面接対策を行う場合は、模擬面接を受けるのがおすすめです。模擬面接は、大学のキャリアセンターや就職エージェントで受けられます。模擬面接であれば、面接官役の人からフィードバックがもらえ、自分の弱点が見つけられるでしょう。客観的な意見は改善のために重要なので、自分だけで対策しようとせず、積極的に受けてみてください。

就職エージェントを利用する

留年後の就活に不安がある場合、就活エージェントへの相談がおすすめです。留年していても内定を獲得できるように、就職活動への取り組み方をアドバイスしてもらえます。

就職エージェントは主に企業紹介を行っているので、留年経験者の採用に前向きな企業を紹介してくれる場合もあるでしょう。ES作成や面接対策などのサポートも受けられるため、効率的に就職活動を進めることが可能です。

キャリアチケット就職エージェントでも、留年をして就職活動に不安を抱えている方へのサポートを実施しています。マンツーマンでアドバイスを行うので、あなたの状況に合わせて寄り添ったサポートを実現できます。「留年しているから就職できるかどうか不安」という方は、ぜひキャリアチケット就職エージェントにご相談ください。

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留年に関するキャリアアドバイザーのアドバイス

Q.留年の経験があることは、就活で不利になりますか?

A.留年の「伝え方」と「時間の使い方」次第ではプラスの印象に変えられます。

留年の伝え方を考える際は、面接で聞かれる「挫折経験」と似た考え方で取り組んでみましょう。意図せず留年した場合は、「留年した」という事実に対して反省のスタンスをもつことが大切です。「人のせい」「環境のせい」にしていると、他責志向で失敗の振り返りができないという印象を与えてしまいます。

次に、留年した原因を明確にし、「何が良くなかったのか」「似た場面に遭遇したらどのように失敗を回避するか」を話せるよう準備しましょう。企業の懸念は「入社後に責任をもって仕事をしてくれるか」なので、「反省している、原因がここにあったからこういう対策をしている」といった伝え方をします。

また、留年中の時間の使い方も聞かれやすいので、事前に対策するのがおすすめです。留年によって生まれた時間を漫然と過ごしていると、「主体性がない」とマイナスの印象になってしまいます。

たとえば、部活・サークルやアルバイトなどに打ち込んだことが原因の留年であれば、その経験から学んだことを明確にしておきましょう。留年中の過ごし方を振り返ってネガティブにならない回答を準備してみてください。

留年を経験したあとの就活については、お気軽にキャリアチケットにご相談くださいね。

挫折経験の回答例文11選!エピソードがないときの対処法も紹介」の記事では、挫折経験の回答方法をご紹介しています。留年経験を説明するために、ぜひお役立てください。

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留年経験を就職活動でポジティブに伝える3つのコツ

留年経験を就職活動で説明する際は、ネガティブな印象を与えないような伝え方をする必要があります。留年の理由を明確にし、そこから得た学びやスキルのアピールにつなげることが大切です。

以下では、留年経験をポジティブに伝えるための3つのポイントを解説していきます。

1.留年の理由を明確にする

留年の理由を説明する際は、具体的かつ誠実に伝えることが重要です。適当な回答でごまかそうとすると、余計に印象が悪くなってしまいます。また、「留年した原因を理解できていない」「自分自身の行動を振り返れない」などと判断されてしまう恐れもあるでしょう。

どのような理由であれ、自分が留年した経緯を振り返ることは大切です。なかには、留学や資格取得などの目的意識をもっていた人や、病気やケガなどのやむを得ない事情があった人もいるでしょう。効果的な伝え方を考えるためにも、留年理由を明確にする必要があります。

留年理由以外にも、面接でよく聞かれる質問については、「面接でよく聞かれることは?頻出質問集とそれぞれの答え方を例文付きで解説」の記事でご紹介しています。どのようなことが聞かれやすいのか、事前に把握しておきましょう。

2.留年期間での学びを整理する

留年期間中の学びや気づきを具体的に整理することで、その経験を価値あるものとして伝えることができます。専門分野の学習を深められたことや、新たな視点を得られたことなど、留年したからこそ得られた学びを明確にしましょう。

たとえば、「通常の履修期間では十分に理解できなかった専門科目について、より深く学ぶ機会を得られた」「さまざまな年代の学生と交流することで、多様な価値観に触れることができた」といった具体例を用意しておくと効果的です。

3.留年中に得たスキルをアピールする

留年期間中に身につけたスキルや資格は、就職活動における強みとなります。この期間を活用して、語学力の向上や資格取得、インターンシップ参加など、具体的な成果を残していれば、それらを積極的にアピールしましょう。

特に、就職先の業務に関連するスキルを習得している場合は、その内容と習得のプロセスを詳しく説明できるようにしておくことが重要です。たとえば、「TOEICスコアを200点アップさせた」「簿記2級を取得した」など、具体的な数値や実績を示せると、説得力が増します。

また、アルバイトやボランティア活動などの社会経験を通じて得た実践的なスキルも、企業にとって魅力的なポイントとなります。これらの経験を通じて培った責任感やコミュニケーション能力なども、積極的にアピールしていきましょう。

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就職活動で留年理由を聞かれたときの回答例文

留年した理由を聞かれたときは「正直に簡潔に伝えつつ、反省点と改善・学びをセットで話す」ことが大切です。理由だけで終わらせず、「その経験をどう活かすのか」まで伝えると、前向きに捉えている印象を面接官に与えられます。

ここでは、3つの留年理由を挙げて例文を紹介しますので、自分に当てはまるものを選び、「自分ならどう伝えるか」を考える際の参考にしてみてください。

留学やインターンのために休学・留年した場合

留学やインターンのために休学・留年した場合は、目的意識をもって挑戦したことや学んだこと、仕事への活かし方などを具体的に伝えるのがポイントです。

面接官は「ただ遊んでいたわけではないのか」「その経験が仕事に活かせるのか」を知りたいと思っています。そのため、目的をもって行動できる人材であることや、成長意欲があることを示せると好印象です。

たとえば、以下のように説明することができます。

私が1年間休学した理由は、将来グローバルに活躍できる人材になるために英語力とコミュニケーション力を高めたいと考え、アメリカへ留学したためです。

留学中は語学学校に通いながら、毎日現地の人に話し掛けることを自分に課し、英語で自分の意見を伝える力を身につけました。この経験から、異文化環境で自ら動いてコミュニケーションをとる重要性を学び、今では英語で円滑にやり取りできる自信があります。

御社に入社後は、このコミュニケーション力と行動力を活かし、海外の顧客対応やプロジェクトで貢献していきたいと考えています。

この例文のように、「なぜその留年を選んだのか」「具体的に何を学んだのか」「仕事にどう活かすのか」の3点を整理して伝えると、前向きな印象をもってもらえます。

単位不足で留年した場合

単位不足で留年した場合は、ミスを振り返り、同じ失敗を繰り返さない姿勢と改善力があることを示しましょう。

以下のように説明することができます。

私が留年した理由は、卒業要件に必要な必修単位を取得できなかったためです。

当時は単位の数だけを重視し、自分だけで履修計画を立ててしまい、必修の確認が不十分でした。この失敗を反省し、翌年は友人や大学職員に確認してもらいながら履修計画を立て、計画性と周囲への相談の大切さを学びました。

御社に入社後は、「重要なことを見落とさず周囲と連携して進める」姿勢で、責任をもって仕事に取り組みたいと考えています。

留年を、「失敗から学び改善した経験」として伝えられれば、むしろ成長意欲や問題解決能力が高いという印象につながることもあります。

体調不良が原因で留年した場合

病気が原因で留年した場合は「病気の事実」「現在は回復していること」「体調管理の取り組み」「仕事への意欲」を正直に簡潔に伝えることが大切です。

面接官は「今後の健康面は問題ないのか」「継続的に勤務できるのか」を確認したいだけであり、病気が理由の留年自体で評価を大きく下げることはありません。安心感をもってもらえるように、現在の健康状態と管理方法を伝えましょう。

大学3年時に内臓の病気で入院し、授業出席ができず必要単位を取得できなかったため留年しました。

現在は寛解しており、日常生活も問題なく送っています。再発予防のため、投薬治療や食事管理、睡眠リズムを整えることを徹底しています。

今後も体調管理を続け、御社では周囲と協力しながら成果を出せるよう尽力していきたいと考えています。

病気で留年した場合は、正直に伝えつつ「今後は問題なく働ける状態であること」を示し、仕事への前向きな姿勢をアピールすることが大切です。

病気で留年した場合の伝え方は、「病気で留年すると就活はどうなる?不利にならない理由と対処法を解説」の記事でもご紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。

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留年した人が就職活動を進める際の注意点

ここでは、留年した人が就職活動を進める際の注意点を解説します。留年をマイナスイメージにしないためにも、「嘘をつかない」「人のせいにしない」「留年をカバーできるように努力する」の3つのポイントを意識してください。

留年理由で嘘をつかない

留年理由について、嘘をついてごまかすのはNGです。また、留年自体を隠すことも避けましょう。噓がバレてしまった場合、不採用になったり、内定取り消しになったりする可能性もあります。嘘をついてしまうと余計に評価が下がるので、ごまかさないで正直に伝えてください。

「単位がとれなかった」「学校をさぼっていた」のように、伝えにくい留年理由もあるでしょう。しかし、そこでごまかさずに正直に伝え、反省した姿をみせることが評価につながります。

就活で嘘をつくリスクについては、「就活で嘘をつくとどうなる?ばれる理由やリスクも解説」の記事で扱っています。ぜひチェックしてみてください。

留年を人のせいにしない

留年の原因を教授や友人、家族など他人のせいにすることは、自己責任感の欠如を示すことになります。他責的な態度は、面接官に対してネガティブな印象を与えてしまうので避けましょう。

代わりに、「自分の学習管理が不十分でした」「もっと計画的に単位を取得すべきでした」など、自分自身の行動を振り返り、その責任を受け入れる姿勢を示しましょう。そのうえで、その経験からどのように成長したのかを説明することで、自分の強みをアピールできます。

留年をカバーできるように努力する

留年後に就職活動を進める際は、留年経験をカバーできるように、自分なりに努力を行いましょう。たとえば、「就職活動でアピールできるように資格を取る」「卒業に必要な単位取得を終えておく」などが挙げられます。

留年後は、これまでの行動に真摯に向き合い、次に生かせるかどうかが大切になります。「失敗した」と感じていても、次に活かせるように努力できていれば、その姿勢を評価してもらえるでしょう。

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内定獲得後に留年が決まったときにすべき3つのこと

内定獲得後に留年が決まってしまった場合、救済措置がないか確認し、内定先に留年したことを伝える必要があります。留年によって内定が取り消される場合があることも念頭に置き、冷静に行動しましょう。

ここでは、留年が決まった際にとるべき3つのステップを説明します。

1.救済措置がないか確認する

多くの大学では、成績通知によって留年が知らされることが一般的です。しかし、通知が届いた時点でも、大学によっては救済措置を受けられる可能性があります。

たとえば、保有している資格を単位として認めてもらえたり、再試験や追加のレポート提出といった挽回のチャンスが与えられたりなどです。こうした救済措置を受けられる可能性は決して高くはありませんが、諦める前にまず確認してみることをおすすめします。

特に、成績が正式に発表される前に留年の可能性があると感じたら、早めに教授や学務課に相談し、救済措置の有無を確認しておくことが大切です。事情によっては大学側が柔軟に対応してくれる場合があるので、遠慮せずに問い合わせてみましょう。

2.内定先に留年したことを伝える

留年が確定したら、内定をもらっている企業に正直に伝えましょう。企業側は通常、翌年度の入社を前提に採用活動を進めています。連絡を怠ると信頼を損ねるだけでなく、トラブルの原因にもなりかねません。

連絡する際には、「留年した」という事実をまず明確に伝え、そのうえで「大学卒業後に入社したい」「内定の取り消しをお願いしたい」など、自分の希望をはっきり伝えましょう。さらに、いつ卒業できる見込みなのかも合わせて伝えることで、企業側が今後の対応を判断しやすくなります。

3.今の状況や気持ちを整理する

留年が決まってしまうと、さまざまな感情が入り混じり、精神的に不安定になりやすいものです。この時期を乗り越えるためには、自分の状況や気持ちを冷静に整理することが重要。なぜ留年することになったのか、その原因を客観的に分析しましょう。

また、留年期間をどのように過ごすかについても、具体的な計画を立てることが大切です。資格取得や専門知識の習得など、この期間を自己成長の機会として捉え直すことで、前向きな気持ちで状況に向き合うことができます。

一人で悩みを抱え込まず、大学の相談窓口や信頼できる人に相談することも、精神的な支えとなるでしょう。
留年以外にも就活の悩みを抱えている方は、「就活でよくある悩み20選!不安になる理由や解消法もご紹介」の記事を参考にしてみてください。

留年は確かに望ましい状況ではありませんが、この経験を通じて得られる学びも少なくありません。時間管理の重要性や、困難に直面した際の対処方法など、社会人として必要なスキルを身につける機会となることもあります。焦らず、一つずつ課題に向き合っていくことで、状況の改善を目指しましょう。

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「留年したから就職できない…」と諦めたくないあなたへ

留年してしまうと、就職できるかどうか不安になるものです。しかし、留年しても就職はできるので、諦めずに就活に取り組みましょう。むしろ、留年ならではの経験を活かせれば、就職活動を有利に進められる可能性もあります。留年理由を誠実に説明し、経験を通して得た学びやスキルをアピールしてみてください。

留年経験を活かしたアピール方法を知りたい場合は、キャリアチケットの利用がおすすめです。

キャリアチケット就職エージェントは、就活にお悩みを抱えている学生を全面的にサポートする就職エージェントサービスです。経験豊富なキャリアアドバイザーが個別でヒアリングを行い、一人ひとりの個性や志望に合わせた企業の紹介や、業界研究や面接など選考対策のサポートを実施しています。

就活に関するどのようなお悩みにも丁寧に対応するので、留年の伝え方や自己PRの方法についてもアドバイスを受けられます。このほかにも、自己分析サポートやスケジュール管理、内定後のフォローなどのサポートも充実しています。

あなたが目指すキャリアに向けて、留年という経験を有効活用するためにも、まずはお気軽にキャリアチケット就職エージェントへお問い合わせください。

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留年したら就職できない?とお悩みの方向けのFAQ

ここでは、「留年したら就職できない?」とお悩みの方が抱えがちな疑問や不安に、Q&A形式でお答えします。

Q.留年したら就職は厳しい?

A.留年が就職活動に影響を与えるのは事実ですが、就職できないわけではありません。重要なのは、留年理由を明確に説明し、その経験から何を学び、どう成長できたかを伝えることです。

自己分析を深め、企業が求める人物像に合わせたアピールを心掛けましょう。留年期間を有効活用し、資格取得やスキルアップに励むことも、企業へのアピールポイントになります。

Q.留年したらESも通らないって本当?

A.留年したからといってESが通らないわけではありません。ESで重要なのは、自己PRや志望動機の内容です。留年経験をネガティブに捉えず、自己成長の機会として捉え、具体的なエピソードを交えて記述しましょう。留年理由を正直に述べ、反省点や改善点を明確に示すことで、企業からの信頼を得ることができます。

また、ESの添削サービスなどを活用し、客観的な視点を取り入れるのも有効です。添削の依頼先については、「ES添削は誰にしてもらう?おすすめの依頼先10選と迷った場合の判断基準」の記事でご紹介しています。悩みに応じて誰に相談するかを考えると、解決につながるでしょう。

Q.留年した人はどうやって就職活動を進めたら良い?

A.留年経験者は、まず自己分析を徹底的に行い、留年理由とそこから得た学びを明確にすることが重要です。次に、企業が求める人物像を理解し、自己PRや志望動機に反映させましょう。インターンシップやOB訪問などを通じて、企業理解を深めることも有効です。

また、キャリアセンターや就職エージェントを活用し、客観的なアドバイスをもらうこともおすすめ。自信をもって積極的に行動することが、内定獲得への鍵となります。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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