このページのまとめ
- エントリーシートの趣味・特技では、人柄や会社の雰囲気に合うかが見られている
- エントリーシートの趣味・特技は、単語ではなく文章で書くのがアピールのコツ
- エントリーシートに趣味・特技を書く場合、飲酒やギャンブルは避けるのがおすすめ
「エントリーシートで趣味・特技はどう伝えたら良い?」「趣味・特技が思いつかない」などと悩む就活生も多いでしょう。趣味・特技は単語で書くのではなく、動機や学びについて具体的に書くことが重要です。
この記事では、エントリーシートの趣味・特技でアピールする際のコツを解説します。最後まで読めばどのように趣味・特技を伝えれば良いか分かり、好印象を与えるエントリーシートを作成できるはずです。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
- エントリーシートで趣味・特技が聞かれる理由
- 就活生の人柄を見るため
- 興味関心のある内容を知るため
- 会社の雰囲気に合いそうか見るため
- エントリーシートで評価される趣味・特技の書き方
- 単語だけではなく文章で書く
- 仕事に活かせる内容を選ぶ
- 動機・学び・成長を詳しく伝える
- 具体的な理由と数字を使って伝える
- 趣味・特技の対象そのものを詳しく説明しない
- 何も書かないのはNG
- エントリーシートに書く趣味特技を見つける方法
- 休日の過ごし方を振り返る
- 長所から考える
- 新しく趣味を始める
- 知識やスキルがある分野を振り返る
- 好きな物事への取り組みを振り返る
- 自分の得意なことを振り返る
- 自分をどんな人と思ってもらいたいかを考える
- エントリーシートに趣味を書く際の例一覧【50選】
- エントリーシートに特技を書く際の例一覧【40選】
- エントリーシートに100字で趣味・特技を書くフォーマット
- エントリーシートに趣味特技を書く際の例文
- 趣味特技を100字で書く場合の例文
- 趣味特技を200字で書く場合の例文
- エントリーシートでは避けたい趣味特技の例
- ギャンブル
- お酒
- 政治・宗教
- 面接で趣味・特技を伝える際のポイント
- 分かりやすく簡潔に伝える
- 関連するエピソードを用意しておく
- 自分の人柄が伝わるように表現する
- 嘘をついたり見栄を張ったりしない
- エントリーシートに趣味・特技をどう書くか迷うあなたへ
エントリーシートで趣味・特技が聞かれる理由
エントリーシートで趣味・特技が聞かれるのは、就活生の人柄や自社に合う人物かどうかを確認するためです。企業の意図を知り、評価される回答ができるように準備しておきましょう。
就活生の人柄を見るため
エントリーシートで趣味・特技が聞かれるのは、就活生の人柄を見極めるためです。趣味・特技の内容や取り組み方から、どのような人物なのかイメージができます。
趣味・特技は人それぞれ向き合い方が違い、就活生ごとに違いが出る部分です。どのような趣味・特技があるかを伝えるだけではなく、どのように取り組んでいるかもセットで伝えるとアピールにつながります。
興味関心のある内容を知るため
就活生がどのようなものに興味や関心があるかも、趣味・特技から見られています。就活生についての理解を深め、どのような人物か判断しようとしているのです。
趣味・特技に対して、「どのように取り組んできたのか」「なぜ好きなのか」が伝えられれば、自分についてさらにイメージしてもらえます。一言で答えるのではなく、どのような点に興味をもっているのかも伝えましょう。
会社の雰囲気に合いそうか見るため
会社の雰囲気に合いそうかどうかも、趣味・特技から見られています。会社の雰囲気に合う人材のほうが社風に馴染みやすく、仕事を進めやすいためです。
たとえば、スポーツやアウトドアが好きな就活生であれば、「行動力があり、体育会系の人材かもしれない」などとイメージできます。インドアな趣味であれば、「落ち着いた社風のほうが良いかもしれない」などとイメージできるでしょう。
長く勤めてもらうためにも、企業は学生が自社に合うかを注視しています。そのため、企業の雰囲気に合うような趣味・特技を答えるのも一つの方法です。
趣味・特技を聞かれる理由をさらに詳しく知りたい方は、「趣味と特技の違いを知って履歴書を埋める!例文を使って書き方を解説」の記事も参考にしてください。
「エントリーシートについてそもそもよく分かっていない…」という就活生には、「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事がおすすめです。企業が見ているポイントや記載内容を紹介しているので、興味のある方は併せてご覧ください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートで評価される趣味・特技の書き方
エントリーシートに記載する趣味・特技は、書き方ひとつで印象が変わります。採用担当者の印象に残りやすい書き方をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
単語だけではなく文章で書く
趣味・特技は、単語ではなく文章で書いて詳しく説明しましょう。趣味・特技を書いたあとに補足の文章を加えるのがおすすめです。
たとえば「読書」とだけ書いても、どのような本を読むのか、月に何冊読むのかなどの情報は分かりません。一方で、「読書:月に4冊、推理小説を中心に読んでいます」のように記載すると具体的なイメージが湧きます。
趣味・特技も自分をアピールするチャンスであり、印象に残るように伝えることが大切です。補足の文章も入れておくことで、どのような趣味・特技なのかがより伝わるでしょう。
仕事に活かせる内容を選ぶ
エントリーシートに書く趣味・特技は仕事で活かせるものを選ぶのがおすすめです。また、趣味・特技を通して得られたスキルをアピールするのも良いでしょう。
たとえば、「映画を見ることが好きです。好きな作品は監督や制作会社を調べて、ほかにも良い作品がないか探してチェックします」という内容であれば、「好奇心旺盛」というイメージを与えられます。また、「趣味はヨガをすることです。毎朝することで体がほぐれ、気持ちもリフレッシュできます」という内容であれば、リフレッシュ方法を知っている、ストレス耐性が高いという印象を与えられるでしょう。
動機・学び・成長を詳しく伝える
趣味・特技を伝える際は、始めたきっかけや経験を通して得た学びなども伝えましょう。趣味・特技を通して、あなたの人柄が伝わりやすくなるからです。
たとえば、「なぜその趣味・特技に興味を持ったのか」を伝えれば、あなたの価値観が見えてきます。「経験を通してどのように成長したのか」を伝えると、身についているスキルが分かるでしょう。
趣味・特技をそのまま伝えるだけでは、あなた自身のアピールにはなりません。その趣味・特技を始めた動機や得た学びなど、あなたの過去が伝わるようにするのがポイントです。
具体的な理由と数字を使って伝える
具体的な理由や数字を使い、より詳しくアピールするようにしましょう。内容が詳しくなるほど、あなたがどのような人物なのかイメージしてもらいやすくなります。
たとえば、「水泳が得意です」と伝えるよりも、「水泳が得意で10年間続けている」「学生時代に県大会で3位になった」と数字を加えることで具体的になり、人柄や性格をイメージしやすくなるでしょう。趣味の場合にも、「月に4回はバイオリン演奏をしています」「週に4回は筋トレをしています」「毎日最低30分ギターの練習をしています」のように、どのくらいの頻度でしているかを伝えるのがおすすめです。
趣味・特技の対象そのものを詳しく説明しない
趣味・特技そのものを詳しく説明しても、アピールにはつながりません。採用担当者が知りたいのは、就活生自身のことだからです。
たとえば「野球観戦」が趣味の場合、野球について説明しても評価は上がらないでしょう。野球がどれほど面白くても、就活生のスキルや人柄には関係がないからです。
趣味・特技を聞いて企業が確かめたいのは、「就活生がどのような人物か」です。趣味・特技の内容について詳しく説明する必要はありません。
何も書かないのはNG
趣味・特技が思いつかない場合でも、何も書かないのはやめましょう。「特になし」と書いたり空欄にしたりしてしまうと、アピールする意欲がないと思われてしまいます。
趣味・特技をアピールするコツについては、「履歴書・特技欄の書き方は?就活のプロが好印象を持った特技例一覧」の記事でも解説しています。併せてご一読ください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートに書く趣味特技を見つける方法
趣味・特技が見つからない場合、休日の過ごし方を振り返ったり、長所から探したりしてみましょう。ここでは、エントリーシートに書く趣味・特技をどのように見つければ良いかを解説します。
休日の過ごし方を振り返る
趣味が見つからない場合、休日にどのようなことをしているのか振り返ってみましょう。自覚していなくても、長年続けていることや当たり前と思っていることが趣味・特技になり得ます。
たとえば、外出が好きな場合は「外出して何かを体験することが好き」「出かけるプランを立てることが好き」など細かく考えられます。休日の過ごし方を振り返ってみると、無自覚に趣味としていることが発見できるかもしれません。
「外出時にはどんなことをするのか」「家にいたら何をしている時間が多いか」などを詳しく思い返せば、趣味が見つかる場合があるでしょう。
長所から考える
特技が思いつかない場合、長所から探してみましょう。長所を言い換えると特技になる場合もあります。
たとえば、「コミュニケーション力の高さが長所」だとしましょう。この場合、「人とすぐ打ち解けられる」「どんな人とでも会話を楽しめる」などの特技としてアピールできます。
長所も特技も、人にアピールできる点では同じです。言い換えるだけで特技になるので、特技が思いつかない場合は長所から考えてみてください。
長所を見つける方法は、「自分のいいところの見つけ方!面接でのアピール方法や長所の例を紹介」の記事で解説しています。
就活の面接では、あなたの強み・弱みについて聞かれる場合もあります。「『強み』と『弱み』の質問はどう答えたら良い?回答のコツや例文を紹介!」で回答例を紹介しているので、併せて参考にしてみてください。
新しく趣味を始める
現時点で趣味がない場合は、新しく始めてみるのもおすすめです。就活中の気分転換にもなるので、楽しめたりリラックスできたりするものを探してみましょう。
たとえば、音楽が好きな人であれば、楽器を始めたりコンサートに行ったりするのがおすすめです。好きなことに関連した内容であれば、比較的ハードルが低く、始めやすいといえます。
少しでも興味をもったら、とにかくチャレンジしてみましょう。いくつかの新しい趣味に触れてみて、自分に合うものを見つけ出すのがおすすめです。
知識やスキルがある分野を振り返る
特技が見つからないと感じる場合は、自分の知識やスキルのある分野を振り返ってみましょう。特技は、ほかの人より優れていたり、特別な実績を残したりしている必要はないからです。
たとえば、周りの人から教えてほしいと頼まれたことや相談を受けたことは、あなたが得意とする分野の可能性があります。どのような場面で頼りにされたことがあるか、振り返ってみましょう。
特技は自分の人柄をアピールできるものであれば、些細な内容でも問題ありません。自分らしい特徴が伝わる特技を考えてみてください。
好きな物事への取り組みを振り返る
趣味を探す場合、自分が好きだと感じている事柄を探すのもおすすめです。日常的に楽しんでいるものであれば、趣味としてアピールしてみましょう。
自分の好きなことがなかなか思いつかない場合は、自己分析をするのがおすすめです。過去の行動を振り返ると、自分の好きなことを見つけられる可能性が高まります。
自己分析の方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」の記事で紹介しているので参考にしてください。
自分の得意なことを振り返る
スポーツや勉強など特に自信をもっている分野があれば、それを特技としてアピールできます。また、「早起き」や「人とすぐ仲良くなる」など、日常生活の中でほかの人より得意だと感じる事柄も特技といえます。
趣味と比べると特技を見つけるのは難しいと感じるかもしれません。その場合は、自己分析を行ったり、周囲の人に自分の強みを尋ねてみたりするのがおすすめです。
また、就活のプロであるエージェントに相談すると、採用担当者に近い目線から趣味・特技に関するアドバイスを受けられるでしょう。
自分をどんな人と思ってもらいたいかを考える
趣味・特技を見つける際には、自分が「どんな人だと思われたいか」を逆算して考えてみるのも効果的です。過去に取り組んだ活動の中で、自分の特性をアピールできるものを探してみましょう。特定の分野に熱中していなくても、自分の特性に合わせた趣味・特技が見つかる場合があります。
たとえば、以下のように自分の強みから趣味・特技を選ぶとアピールしやすくなります。
・発想力に自信がある人:創作料理、絵画
・集中力が高い人:パズル、陶芸
・好奇心が旺盛な人:旅行先での写真撮影、博物館巡り
自分の特性を表す活動を選ぶことで、自分の魅力をより伝えやすくなります。自分の強みをしっかり表現できる趣味・特技を考えてみましょう。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートに趣味を書く際の例一覧【50選】
ここでは、エントリーシートに書く際に使える趣味を50個紹介しています。どのような趣味が書けるか気になる方は、ぜひチェックしてください。
・野球
・サッカー
・ダンス
・テニス
・水泳
・スキー
・スノーボード
・マラソン
・登山
・剣道
・釣り
・ウォーキング
・ランニング
・書道
・ゴルフ
・バイク
・筋トレ
・ボルダリング
・旅行
・ドライブ
・美術鑑賞
・映画鑑賞
・音楽鑑賞
・お笑い鑑賞
・スポーツ観戦
・カラオケ
・ピアノ
・旅行
・海外旅行
・食べ歩き
・ブログ
・読書
・キャンプ
・資格取得
・カメラ
・ゲーム
・アニメ
・マンガ
・整理整頓
・DIY
・ものまね
・瞑想
・座禅
・心理学
・人間観察
・料理
・お菓子作り
・裁縫
・節約
・似顔絵
先述したように、趣味・特技は単語だけで書かずに簡単な説明を入れておきましょう。たとえば、次のように説明できます。
・ダンスが得意です。高校と大学でダンス部に所属し、6年間継続しています。
・テニスが好きです。大学からサークルに入り、初心者だったので週の半分以上は練習に費やしました。今でも月に1回は試合をしています。
・水泳が得意です。小学生のときに始めて、12年間続けています。今でも週に1回泳ぎに行き、身体をリフレッシュしています。
エントリーシートに書く趣味・特技は面接で深掘りされる可能性があります。深掘りされるということは、企業があなたについて知りたがっているということです。面接で聞かれた際には、「大したことないから」「誇れるようなことではないから」などと考えずに自信をもって話しましょう。
面接で趣味を聞かれたときの回答について知りたい人は「面接で趣味について質問されたら?好印象を与える回答を例文付きで紹介」を参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートに特技を書く際の例一覧【40選】
ここでは、エントリーシートに書ける特技を40個紹介します。自分では特技と認識していないものでも、他人からみると立派な特技になり得ます。
・英語などの外国語
・コミュニケーション能力
・時間管理
・記憶力
・タイピング
・プログラミング
・Excel
・Word
・パワーポイント
・暗算
・そろばん
・イラスト
・デザイン
・動画編集
・サイト制作
・手話
・マーケティング
・早起き
・料理
・楽器演奏
・ネイルアート
・タロット占い
・手相占い
・お菓子作り
・ボーリング
・書道
・ポジティブシンキング
・利き酒
・歌
・乗馬
・茶道
・花道
・ストレッチ
・縄跳び
・スポーツ
・集中力
・忍耐力
・字が綺麗
・将棋
・謎解き
特技の場合は、仕事に活かせないか考えてみましょう。たとえば、PCスキルが特技の場合は次のようにアピールできます。
私はタイピングが得意です。
3年間、事務のアルバイトをしていたため、WordやExcelを一通り使いこなせます。1分間に50文字の入力スピードが一般的とされていますが、私は1分間で150文字入力できます。
このようにアピールすれば、「事務作業で活躍しそう」「パソコン操作は任せられる」と評価してもらえます。「PCスキルがあります」のように短文で書くともったいないので、詳しく書くようにしてください。
説明する文章は1〜2行程度で問題ありません。自己PRや志望動機のように長く書かなくても、十分アピールにつながります。
エントリーシートに書ける特技を探している就活生は、「面接で特技を聞かれたら?探し方と答え方・一覧77選と回答例文を解説」の記事もぜひご覧ください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートに100字で趣味・特技を書くフォーマット
エントリーシートに趣味・特技を書く場合は、シンプルに分かりやすくまとめるのがコツです。記入欄が小さい場合も多いので、簡潔に伝えられるように準備しておきましょう。
目安としては100字前後です。100字前後で伝えたい場合は、以下のフォーマットを使ってみてください。
私の趣味(特技)は△△です。特に△△に取り組んでおり、その中で△△の技術を身につけるため、日々◇◇を工夫して練習しています。この経験から、△△の重要性を学び、今後の社会人生活で活かしたいと考えています。
まずは趣味・特技を伝え、何について話すのかを明確にしましょう。「私の趣味(特技)は△△です」とシンプルに伝えるのがおすすめです。そのあと、「どのような取り組みをしているのか」「何を学んでいるのか」「仕事に活かせる部分はどこか」などを伝えることで、アピールにも活用できます。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートに趣味特技を書く際の例文
ここでは、エントリーシートに趣味・特技を書く際の例文を紹介します。企業にもよりますが、文字数が指定されている場合があります。記入欄の8割〜9割を埋めることを意識して、文字数をオーバーしないように注意しましょう。
趣味特技を100字で書く場合の例文
私の趣味は料理です。一人暮らしをきっかけに自炊を始めてから、作ることが楽しくてほぼ毎日自炊をしています。
休みの日には友人を家に呼んで、パーティをすることもあります。SNSに料理を載せて、みんなに見てもらうのが好きです。
趣味特技を200字で書く場合の例文
私の特技は、どのような人ともすぐに打ち解けられることです。
私が働くアルバイトの職場では、10〜50代と幅広い従業員がいます。趣味や興味のあるものも違うので、相手に合わせて話すように心掛けました。その結果、年代が違うどのような人とも楽しく会話ができるスキルを身につけました。
仕事終わりに食事へ行くことも多く、「△△は話しかけやすい」とよくいわれます。
エントリーシート作成に向けて、基本的な書き方も学んでおきましょう。エントリーシートをどのように書けば良いかについては、「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」を参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートでは避けたい趣味特技の例
エントリーシートでは、ギャンブルやお酒などの趣味は避けましょう。就活は採用する人材を選ぶ場なので、マイナスイメージになりやすい内容は好ましくありません。
ここでは、エントリーシートで避けたい趣味・特技について解説します。
ギャンブル
パチンコや競馬などのギャンブルについて言及するのは控えましょう。「金使いが荒い」「金銭トラブルを起こすかもしれない」など、堅実性の面からマイナスイメージを持たれる可能性があるからです。
ただし、志望する業界や業務内容がギャンブルと関連する場合は、記載して問題ないケースもあります。志望企業に応じて、記載するかどうかを考えてください。
お酒
お酒が趣味という人に対して、だらしない印象を抱く人もいるでしょう。就活で嘘をつかないことは大事であるものの、「毎日飲んでいます」と伝えると健康面を心配されて評価が下がるケースも考えられます。
たとえば、「毎日飲んでいる」「1日5杯飲む」などのように、飲む頻度をアピールするのは注意が必要です。「自制ができない人」と思われるかもしれません。
ただし、志望する業界が酒類業界の場合は、適度にアピールすればプラスの評価につながることもあります。飲み過ぎだと思われないようには気をつけてください。
政治・宗教
政治や宗教に関係する趣味・特技は、企業や面接官によってマイナスなイメージを抱かれる可能性があります。面接官側も触れにくい内容なので、避けるのが無難です。
企業は、応募者の宗教や政治の考え方だけで採用を決めるわけではありません。しかし、回答によっては思考の押し付けだと捉えられてマイナスイメージにつながる恐れがあります。
また、企業からすると入社後に「政治や宗教関係のトラブルが起きるかもしれない」と警戒しなければなりません。採用に迷ってしまうので、エントリーシートで触れるのはやめておきましょう。
エントリーシートで避けたい内容は、「エントリーシートや履歴書のNGワードは?就活で気を付けたい言葉を解説」の記事も併せて参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
面接で趣味・特技を伝える際のポイント
趣味・特技は面接で聞かれる場合もあるので、口頭での伝え方も学んでおきましょう。面接で趣味・特技をアピールするコツを紹介するので参考にしてください。
分かりやすく簡潔に伝える
趣味・特技を伝える際は、簡潔に伝えるようにしましょう。長々とエピソードを話してしまうと、結局何を伝えたいのかが分からなくなるためです。
最初に「私の趣味(特技)は△△です」と結論から伝え、どのような内容について話すのかを明確にするのがポイントです。このあとの説明やエピソードも長くならないように、1分程度でまとめることを意識してみてください。
関連するエピソードを用意しておく
趣味・特技に関連するエピソードも準備しておきましょう。趣味・特技について深掘りされるケースもあるからです。
たとえば、「なぜその趣味を始めようと思ったのですか」「なぜそのことを趣味にしているのですか」のような質問は聞かれやすいといえます。聞かれそうな質問を想定し、落ち着いて答えられるように準備をしておきましょう。
自分の人柄が伝わるように表現する
自分がどのような人物なのか分かるようにアピールするのもコツです。身振り手振りや表情なども含めてアピールを行いましょう。
また、趣味・特技を始めたことで、どのような感情を抱いたか伝えるのもポイントです。「△△の部分が楽しい」「△△が好きで続けている」のように、感情面も含めて伝えると印象に残りやすいでしょう。
嘘をついたり見栄を張ったりしない
嘘をついたり見栄を張ったりしてアピールするのはやめましょう。嘘が発覚すると印象を悪くし、評価を下げてしまうからです。
たとえば、嘘をついて趣味・特技を伝えても、深掘りされた際に答えられずに苦しくなる場合もあります。また、一度は乗り切っても、そのあとの質問や別の面接で矛盾し、「さっきと言っていることが違う」「話に一貫性がない」などと思われかねません。
自分を大きく見せようとする必要はないので、自分らしい趣味・特技を伝えるようにしましょう。就活で嘘がばれるリスクについては、「就活で嘘をつくとどうなる?ばれる理由やリスクも解説」の記事で解説しています。
趣味・特技を考える前に、就活の進め方をおさらいしておきたい方もいるかもしれません。そのような就活生には、「就活のやり方を徹底解説!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」や「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事をおすすめします。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートに趣味・特技をどう書くか迷うあなたへ
エントリーシートの内容に自信がない場合は、就職エージェントへの相談がおすすめです。プロのアドバイスを聞くことで、エントリーシートの完成度を高められます。
キャリアチケットでも、就活生向けのサポートを実施しています。エントリーシートはもちろん、履歴書や面接対策なども実施しているので、ぜひ気軽にご相談ください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら