このページのまとめ
- 就活解禁日は、経団連に加盟していれば大学3年生の3月が基本
- 経団連非加盟企業・外資系・中小企業などの就活解禁日や選考開始は業界ごとに異なる
- 就活解禁日より前に、自己分析や業界研究を済ませておくのがおすすめ
就活解禁日がいつなのか、どの業界から動き出すのか、迷っている就活生は多いでしょう。特に26卒からは解禁日や選考開始のタイミングが変わる可能性があり、事前準備が遅れると大手企業や人気業界で出遅れるリスクがあります。
この記事では、解禁日から逆算した準備の流れや注意点、必要なアイテムなどを分かりやすく解説。就活の全体像やスケジュールを把握して、スムーズに就活を始められるようにしましょう。
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- 26卒の就活解禁と基本的なスケジュール
- 26卒からは就活解禁の時期が変わる可能性もある
- 就活解禁がいつかは業種によって変わる
- 経団連に非加盟の企業の場合
- 一部のマスコミの場合
- 外資系企業の場合
- 中小企業の場合
- 情報解禁日からスタートする就活の流れ
- 3月は多くの企業でエントリー開始
- 3月は大半の企業で選考が本格化
- インターン制度の変更で3月の重要性が増加
- 就活解禁までに実施しておきたい準備
- 自己分析
- 業界研究
- 企業研究
- インターンシップ
- エントリーシート・履歴書
- 筆記・Web試験対策
- 面接対策
- OB・OG訪問
- 就活解禁日までに用意したい就活アイテム
- スーツ
- シャツ・ブラウス
- かばん
- 靴
- 腕時計
- 文房具
- 就活用の写真
- 情報解禁日当日にやること
- スケジュールを整理する
- プレエントリーを済ませる
- できるだけ多くの説明会に参加する
- 興味を持った企業や業界をリストアップする
- 本エントリーを行う
- 就活解禁日以降に注意したいこと
- 応募企業は厳選してエントリーする
- 慣れによる気の緩みに注意する
- 就活解禁日がいつからかわからず困っているあなたへ
26卒の就活解禁と基本的なスケジュール
26卒の学生の就活解禁は、大学3年生の3月からです。一般的な26卒の就活スケジュールは次のとおりです。
・大学3年7月~大学3年9月:サマーインターンシップ
・大学3年10月~大学3年11月:オータムインターンシップ
・大学3年12月~大学3年1月:ウィンターインターンシップ
・大学3年3月:企業エントリー解禁・説毎回への参加
・大学3年4月以降:エントリーシート提出
・大学4年6月以降:選考開始・順次内定
・大学4年10月:内定式
経団連に参加している企業については、「2026(令和8)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」にのっとり、大学3年生の3月からエントリーや説明会などの情報解禁がされます。また、面接などの選考については、大学4年生の6月に一斉解禁です。
ただし、経団連に参加していない企業や外資系企業、中小企業などは選考スケジュールが変わります。一斉解禁よりも早く説明会などの採用活動を実施しているので、確認しておきましょう。
また、就活解禁日のルールについては、2021年時点で廃止されています。「ルールに従わない企業が増えている」「経団連非加盟企業による早期の採用活動が目立つ」などが背景にあるからです。
しかし、26卒の場合も、情報解禁は3月1日、選考開始は6月1日、内定は10月1日と、これまでどおりを目安に進めるよう経団連からの通達が出ています。ルールの撤廃はされているものの、現状は変わらないことを覚えておきましょう。
「就活はいつからスタートすれば良い?一般的なスケジュールや準備を解説」の記事もご覧ください。
参照元
内閣官房
2026年(令和8)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請
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26卒からは就活解禁の時期が変わる可能性もある
26卒の学生からは、就活スケジュールが変わる可能性があります。
日本の大学生に対する採用の特徴といえば、新卒一括採用です。しかし、世界から見ると時代遅れになっている部分もあります。
26卒以降は、専門性の高く、能力のある学生が柔軟に就活できるように、スケジュールが変更される可能性があることを頭に入れておきましょう。
参照元
日本経済新聞
「新卒一括」見直しへ半歩 政府、専門人材の採用柔軟に
就活の一般的なスケジュールについて詳しく知りたい学生は、「就活スケジュールを解説!一般的な流れや事前準備についても紹介」の記事も参考にしてみてください。
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就活解禁がいつかは業種によって変わる
就活解禁がいつになるかは業種ごとに異なるので、志望業界の就活解禁日をチェックしておく必要があります。
経団連に非加盟の企業の場合
経団連に加盟していない企業の場合、経団連加盟企業よりも早くに採用を始める傾向があります。一般的な就活解禁時期とスケジュールは次のとおりです。
大学3年6月~2月:インターンシップの実施
大学3年2月~大学4年8月:選考・採用活動
大学4年3月~大学4年8月:内定
経団連非加盟の企業は、経団連が発表したスケジュールにあわせる必要がありません。そのため、就活解禁の時期を早めて採用活動を実施し、優秀な学生の獲得に動いています。
一部のマスコミの場合
一部の新聞社やテレビ局などのマスコミでは、大学3年の秋から選考活動が始まります。よくある選考スケジュールは以下のとおりです。
大学3年6月~10月:インターンシップの実施
大学3年11月~3月:選考・採用活動
大学3年12月~3月:内定
マスコミ業界では古くから、大手企業の採用活動が終わった後に地方での採用活動が始まる流れが定着しています。そのため、地方での採用活動に影響を及ぼさないためにも、早い時期から就活を解禁しているのです。
外資系企業の場合
外国の法人や投資家が一定以上の出資を行うことで成り立っている外資系企業は、大学3年の秋から就活が解禁されます。一般的な選考スケジュールは以下のとおりです。
大学3年6年~9月:インターンシップの実施
大学3年10月~11月:選考・採用活動
大学3年11~12月:内定
外資系企業でも優秀な学生を早く獲得するため、採用スケジュールは早い傾向にあります。
中小企業の場合
経団連に加盟していない中小企業の就活解禁日は、会社ごとに異なるので気を付けましょう。特に決まったパターンがないため、企業ごとに採用スケジュールを確認してください。
企業によっては、大手企業の選考が終了したタイミングで採用活動を実施することも。また、通年採用を行っている企業もあり、既卒者や留学生など、一般的な就職活動のスケジュールで動けない学生も選考に参加できます。
就活のスケジュール・準備や注意点については、「就活は3月からでは遅い?スケジュール・今すぐやること・注意点を解説」の記事でも説明しているので、ぜひ参考にしてください。
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情報解禁日からスタートする就活の流れ
就活解禁日を境に、エントリー開始・選考本格化・インターン活用による早期選考がスタートします。ESの作成や自己分析を解禁日までに整えておくことが、出遅れず有利に就活を進めるポイントです。
3月は多くの企業でエントリー開始
3月1日の情報解禁日を基準に、多くの企業がエントリー受付を始めます。説明会参加や企業情報収集には、まずエントリーが必要です。
なお、経団連の指針では3月1日が解禁日ですが、すべての企業がこの日から動くわけではありません。外資系やベンチャー企業では、早期選考として2月以前からエントリーを受け付けるケースも増加中。
企業公式サイトや採用ページ、SNSでエントリー開始時期を確認し、出遅れを防ぎましょう。ESや履歴書の準備を解禁日前に整えておくことで、3月からの応募をスムーズに始められます。
3月は大半の企業で選考が本格化
近年、就活の早期化が進んでおり、インターン経由で2月までに選考が始まる企業もあります。そのため、3月の就活はすでに選考フェーズと考えるべきです。
3月中に書類選考を終え、4月以降に面接へ進む企業が多数あります。「6月から本格選考」と思って動くと出遅れ、競争が激化する中で不利になる可能性があるでしょう。事前にES・履歴書を完成させ、複数社に効率的に応募できる状態にすることが大切です。
3月からの動きに合わせて事前準備を済ませておけば、書類提出と面接対応をスムーズにこなせます。
インターン制度の変更で3月の重要性が増加
2023年度から、インターンシップで収集した学生データを3月以前は広報活動、3月以降は採用活動に利用可能になりました。
インターン参加者は、3月以降に早期選考対象になる可能性があります。企業はインターンを通じて優秀な学生を囲い込み、採用活動を前倒しで進める傾向が強まるでしょう。
インターン活用企業は3月からの動きに敏感。ESや自己PRの準備を前倒ししておくことで、早期選考のチャンスを逃さずに済みます。
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就活解禁までに実施しておきたい準備
就活解禁後は説明会・エントリー・Webテスト対応で時間が奪われ、ESをゼロから作るのは難しくなるため、解禁日より前から始めておくと良いでしょう。自己分析や業界研究など、就活解禁までに事前準備を万全にしておくと、スムーズに選考や面接に参加できます。
自己分析
エントリーシートや履歴書の作成において、自己分析を行いましょう。自己PRや志望動機などで自分の強みやスキルをアピールするため、自分の仕事に対する考えや、価値観を整理しておく必要があります。
「どんな仕事がしたいのか」「仕事をする上で何を優先にしたいか」「どうキャリアアップしたいか」など、自分に合った企業を見つけるためにも、自己分析は重要です。
自己分析の方法について知りたい学生は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事で解説しています。
また、さらに自己を深掘りするには、自分の歴史を振り返る「自分史」や「モチベーショングラフ」の作成がおすすめです。
自分史については、「自分史の書き方はどうすればいい?テンプレートの例やまとめ方を解説」の記事を、モチベーショングラフについては、「自己分析に役立つモチベーショングラフとは?作成のコツや活用方法を解説」の記事で解説しているので、参考にしてください。
業界研究
自分に合った企業を見つけるために、まずは業界研究を行いましょう。どのような業界があるのかを知り、自分に合う業界を見つけるのが大切です。
就活を始める段階では、業界は2つか3つ程度に絞っておくのがおすすめ。業界が広過ぎると企業を選びにくくなり、1つの業界に絞ると視野が狭くなるからです。
業界研究の方法について知りたい学生は、「業界研究のやり方は?効率的に進めるコツや行う目的を解説」の記事を参考にしてください。
業界によっては採用が早期化している
就活解禁日がスタートラインと思っていると、すでに選考が終わっている業界もあります。早期化の動きを知らないままでは準備不足でチャンスを逃す可能性があるでしょう。
近年は就活全体が早期化しており、国内のスケジュールに縛られない外資系・ベンチャーは3月前に内定を出すケースも珍しくありません。反対に、広告や建設のように3月以降でも十分間に合う業界もあり、志望業界ごとに戦略が異なります。
志望業界の採用カレンダーを今すぐ確認し、いつまでに何を準備するかを逆算すれば、解禁日以降の動きが格段にスムーズになります。
企業研究
興味のある業界を絞ったあとは、企業研究を行い、興味のある企業を見つけましょう。企業研究を行う際は、ほかの企業とどのように違うのか違いを見つけるのが大切です。企業ごとの特徴を見つけられるように、Webサイトや採用ページなどを調べてみてください。
なお、志望企業を決める際、大手企業や有名企業のみに絞らないことをおすすめします。人気企業は応募者が多くなるため、競争率が高くなり選考通過が難しくなるからです。
大企業のみに応募しようと思っている学生は、「大企業に就職すれば安心!と考える前に知ってほしいこと」の記事を読んでみてください。
自分の興味のある業界や職種の中小企業やベンチャー企業にも焦点を当てて、視野を広げてエントリーしましょう。
インターンシップ
企業への理解を深めるために、インターンシップへの参加もおすすめです。インターンシップに参加すれば、企業の雰囲気を体感できたり、実際の業務内容を体験できたりします。
インターンシップには、「サマーインターン」「オータムインターン」「ウィンターインターン」と時期によって違いがあるので覚えておきましょう。同じ企業であっても、時期によって違うプログラムを行っている場合もあります。
サマーインターンについては「サマーインターンの日程はいつから?スケジュールや選考突破のコツを解説」の記事を、オータムインターンについては、「秋インターンはいつから?開催企業の探し方や参加する5つのメリットを解説」を参考にしてください。
エントリーシート・履歴書
書類選考に向けて、エントリーシートと履歴書も準備しておきましょう。多くの企業で提出が求められるので、対策が必要です。
エントリーシートでは、「自己PR」「ガクチカ」「長所・短所」などが聞かれる傾向にあります。企業独自の質問も多いので、質問の意図を意識して答えるようにしましょう。
履歴書では、「学歴」「志望動機」の回答がメインになります。志望動機については、評価に大きく影響するので、熱意が伝わる内容を心がけてください。
エントリーシートの書き方については、「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事で解説しています。
履歴書の書き方が知りたい学生は、「新卒就活用の履歴書の正しい書き方は?必要な準備や提出時のポイントも解説」を参考に準備してみてください。
筆記・Web試験対策
筆記試験やWeb試験の対策も実施しましょう。就職活動ならではの問題形式も多いので、準備しておかないと点数がとれません。
代表的な試験には、「SPI」「玉手箱」「GAB」などがあります。企業ごとにどの試験を行うかは違うので、確認してから勉強するようにしてください。
筆記試験の対策方法は、「就活の筆記試験で落ちる人の特徴は?テスト対策でボロボロの結果を防ごう」の記事で詳しく解説しています。
面接対策
就活の準備において、面接対策を十分に行うことも大切です。面接対策は、面接官役を立て、模擬面接形式で練習するのがおすすめ。当日の流れに沿って行い本番の雰囲気に慣れることで、緊張感を軽減することができるからです。
面接官役は、大学のキャリアセンタースタッフや就活エージェントを利用するのがおすすめ。面接対策については、「就活の面接で聞かれる質問集40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事も参考にしてください。
OB・OG訪問
興味のある企業のOB・OGに訪問するのもおすすめ。実際に社内で働いている人の生の声を聴くことで、企業のWebサイトや説明会ではわからない情報が得られるからです。
また、OB・OG訪問を行うほど入社意欲があると思ってもらえる点もメリット。知り合いにOB・OGがいない場合、大学のキャリアセンターで紹介してもらえる場合もあるので、相談してみてください。
OB・OG訪問については、「就活成功させたいなら、早い時期にOB訪問をするべき?」の記事でも詳しく解説しています。
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就活解禁日までに用意したい就活アイテム
ここでは、就活解禁日までに準備しておきたい就活アイテムを4つ紹介します。説明会や面接などで必要になる可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。
スーツ
就職活動はスーツが基本になるので、準備しておきましょう。本選考の面接だけでなく、インターンシップ参加時にもスーツが必要な場合もあります。
就活に向けて新しく購入する場合は、オールシーズン使えるものがおすすめです。選考が連日ある場合や、汚れたときの備えとして、2着ほど用意しておきましょう。
面接当日のマナーと身だしなみについては、「面接マナーを知りたい就活生必見!質問例や持ち物もご紹介」の記事にも載っています。
シャツ・ブラウス
スーツに合わせるシャツ・ブラウスも用意しておきましょう。清潔感を持てるように、白のシャツ・ブラウスが基本になります。
シャツやブラウスについても、2~3着ほど用意するのがおすすめです。着用後は洗濯をして、乾いた後はアイロンをかけてシワをとり、常に清潔感を保つようにしましょう。
かばん
就職活動で使うかばんは、A4サイズの書類が折れずに収納できる大きさがおすすめ。履歴書やエントリーシートを持ち歩いたり、企業のパンフレットを入れたりするからです。
また、説明会や面接などで地面に置く場合も多いので、自立するかばんにしましょう。リュックサックはビジネスシーンに合わないので、選ばないようにしてください。
かばんの選び方については、「就活で使うバッグのマナーとは?ビジネスシーンにふさわしいものを選ぼう」の記事でも紹介しています。
靴
男性の場合、靴は黒の革靴がおすすめです。ストレートチップかプレーントゥを選ぶと良いでしょう。女性の場合は、黒のパンプスがおすすめです。ヒールは高過ぎない、歩きやすいものを選んでください。
腕時計
普段はスマホで時間を確認していても、就活の場では腕時計がスマートです。面接中にスマホを取り出すのはマナー違反と見なされることもあるため、シンプルで飾りのないデザインを選びましょう。
文房具
説明会や面接でメモをとる機会は多くなります。コンパクトなペンケースに必要な筆記用具をまとめておくと便利です。また、書類提出や手続きで使うこともあるので、印鑑も忘れずに準備しましょう。
就活用の写真
応募書類に貼る写真は、スピード写真ではなく写真館やスタジオで撮影するのがおすすめです。就活用であることを伝えると、表情や服装も含めて印象良く仕上げてくれるでしょう。質の高い写真は第一印象を高め、ほかの応募者との差別化にもつながります。撮影当日は髪型や服装など身だしなみも整えて臨みましょう。
就活で準備すると良いアイテムについては、「あると便利な就活アイテムとは?必需品とあわせてチェック」の記事を参考にしてみてください。
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情報解禁日当日にやること
3月1日は就活情報解禁日。計画的に動くことで、ES作成や選考準備のリードを取れます。この日を効率的に過ごすポイントを押さえましょう。
スケジュールを整理する
就活解禁日には、多くの企業でエントリーや選考スケジュールが一斉に公開されます。ES提出期間や説明会開催日、応募締切日、面接日程など、重要な日程は手帳やスマホアプリにまとめてメモしておくことが大切です。日々スケジュールを確認することで、書類提出の遅れや面接の欠席などのミスを防げます。
まずはESの提出期限を確認し、いつまでに作成・提出するかを逆算して計画を立てましょう。これにより、解禁日以降も余裕をもって行動でき、出遅れることなく就活を進められます。
プレエントリーを済ませる
3月1日0時になると、就活サイトや企業の採用ページが一斉にオープンします。事前にリストアップしていた企業へプレエントリーを済ませておくと、説明会情報やES提出期限、選考スケジュールなどの重要情報を早めに受け取れるでしょう。
プレエントリーは、就活のスタートダッシュを切るために必須のステップです。
できるだけ多くの説明会に参加する
3月は多くの企業が会社説明会を開催する時期です。説明会に参加すると、企業理念や業務内容、職場の雰囲気などを直接知ることができ、志望動機やES作成にも役立ちます。
第一志望の企業に限らず、幅広く説明会に参加することで、視野を広げられるだけでなく、他の就活生との情報交換を通じて新たな気づきを得られるでしょう。
興味を持った企業や業界をリストアップする
プレエントリーや説明会を通じて、新たに興味を持った企業や業界が見つかることがあります。その都度、志望企業リストを更新し、優先順位を整理しておくことが重要です。
リスト化することで、ES作成や面接準備の計画を立てやすくなり、効率的に就活を進められるでしょう。
本エントリーを行う
説明会で関心を持った企業があれば、早めに本エントリーを行いましょう。第一志望や第二志望に絞らず、幅広くエントリーすることで、新しい選択肢や可能性が広がります。
エントリー締め切り日は企業ごとに異なるため、スケジュールを前もって確認しておくことも大切です。
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就活解禁日以降に注意したいこと
就活解禁後は、エントリー数の管理と就活慣れへの注意の2点に気をつけることが大切です。ここでは、注意したいことの詳細を解説します。
応募企業は厳選してエントリーする
気になる企業へのエントリーは大切ですが、手当たり次第に応募すると効率が下がります。応募企業が多過ぎると、一つひとつの企業に対する集中力が低下し、ESや履歴書の作成に時間がかかってしまうことも。
自己分析や企業研究の結果をもとに、志望度の高い企業を絞ってエントリーすることで、効率よく質の高い応募書類を作成でき、面接対策にも集中できます。
慣れによる気の緩みに注意する
就活が進むと、緊張感が薄れて慣れてくることがあります。しかし、書類提出の遅れや説明会・面接での忘れ物、身だしなみの乱れなどが起こる可能性も。
慣れは悪いことではありませんが、常に振り返りと改善を意識することが重要です。日々の行動をチェックしながら、よりよい結果につなげるように心がけましょう。
「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事でも、就活でよくあるミスや悩みをまとめています。参考にしてください。
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就活解禁日がいつからかわからず困っているあなたへ
就活解禁日は、大学3年生の3月1日です。エントリーや説明会などの解禁が、就活解禁日といわれています。
しかし、インターンシップへの参加や自己分析など、就活解禁日よりも前に準備できるものも。就職活動の準備は早ければ早いほど良いので、事前に必要な準備に取り組みましょう。
もし、就活に向けて不安を感じる場合は、就活エージェントに相談してみてください。就活エージェントであれば、「就活はいつから始めるの?」「何から始めれば良い?」などのよくある悩みも解消します。
キャリアチケットでも、学生一人ひとりの悩みにあわせてマンツーマンでサポート。就活準備から内定獲得まで、一貫してサポートを行っているので、就活を成功させられるか不安な方はぜひ相談してください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。