鉄道会社の志望動機の書き方3ステップ!考え方のコツや5つの例文を紹介

このページのまとめ

  • 鉄道業界は鉄道利用者や貨物の輸送に携わる産業
  • 鉄道会社へ提出する志望動機は、社会貢献や安全に関する内容がおすすめ
  • 志望動機を書く際は、「結論→エピソード→貢献できるポイント」の流れで作成する

鉄道会社の志望動機の書き方3ステップ!考え方のコツや5つの例文を紹介のイメージ

鉄道会社に就職したいと考えている学生のなかには「志望動機が思いつかない」「どのように書き進めればよいのか分からない」と悩んでいる人もいるでしょう。

鉄道会社の志望動機が思いつかないなら「社会貢献」や「安全」といったキーワードから考えてみるのがおすすめです。

この記事では、鉄道業界の志望動機の考え方や書き方を例文付きで解説します。最後まで読めば、選考を通過できる志望動機を書くためのコツが分かるでしょう。

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目 次

鉄道業界とは?志望動機を作るための基本情報

鉄道業界とは、鉄道利用者や貨物の輸送に携わる産業のことです。旅客を安全に運送できるよう、鉄道の運行管理や機器の設備などを実施しています。

ここからは、鉄道会社に提出する志望動機を作成するにあたって、知っておきたい基本情報を解説します。おもな営業形態や職種、業界の現状や今後の動向をお伝えするので、必ず確認しておきましょう。

鉄道業界の営業形態

鉄道業界には、JRや私営鉄道などの営業形態が存在し、それぞれ異なる特徴があります。業界への理解を深めるために、まずは営業形態ごとの特徴を把握しましょう。

JR

JRは、日本国有鉄道(国鉄)の民営化に伴い、事業を引き継ぐ形で誕生した鉄道会社です。JRとは「Japanese Railways」の略称であり、その名が示すとおり、日本を代表する鉄道会社として、新幹線を含む旅客鉄道や貨物鉄道の運行を管理しています。

なお、JRはグループ会社であり、以下の6つの旅客鉄道会社と貨物鉄道会社などで構成されているのが特徴です。

・北海道旅客鉄道
・東日本旅客鉄道
・東海旅客鉄道
・西日本旅客鉄道
・四国旅客鉄道
・九州旅客鉄道

ほかにも、鉄道の研究機関や情報システムも担当しているなど、幅広い事業を展開しています。

私営鉄道

私営鉄道(私鉄)は、JRグループ以外の民間企業が運営している鉄道を指します。大手私鉄と呼ばれる経営規模の大きい代表的な私鉄は、以下のとおりです。

・東武鉄道
・西武鉄道
・京成電鉄
・京王電鉄
・東京地下鉄(東京メトロ)
・名古屋鉄道
・近畿日本鉄道
・京阪電気鉄道 など

私鉄の鉄道会社は、地域に根ざしたサービスを追求している傾向があり、沿線周辺の不動産開発を積極的に進めることで、近隣地域のまちづくりにも貢献しています。

公営鉄道

公営鉄道とは、地方自治体や地方公営企業が運営する鉄道です。人口の多い都市部で運行している市営地下鉄など、以下のような路線が運行しています。

・都営地下鉄
・日暮里・舎人ライナー
・大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
・横浜市営地下鉄
・名古屋市鉄道
・神戸市鉄道
・京都市鉄道
・福岡市鉄道 など

第三セクター鉄道

第三セクター鉄道は、国や地方自治体などの「第一セクター」と、民間企業の「第二セクター」が共同で運営する鉄道です。具体的には、以下のような路線が第三セクター鉄道に該当します。

・ゆりかもめ
・横浜シーサイドライン
・大阪モノレール
・三陸鉄道
・わたらせ渓谷鐵道
・いすみ鉄道
・天竜浜名湖鉄道 など

資金面での公的な支援を受けられるかつ、民間企業のノウハウを経営に活かせるため、効率的に鉄道を運営できる点が特徴です。

鉄道業界の職種

鉄道事業の範囲は幅広く、旅客運送サービスの提供以外にも、サービス開発や不動産開発などのさまざまな事業を展開しています。鉄道会社によって、事業内容の詳細は異なるので、企業研究や業界研究をしっかり行ったうえで、志望企業を選ぶことが大切です。

ここからは、鉄道業界の代表的な職種を紹介します。志望する職種によって、求められるスキルやアピールポイントが変わるため、事前チェックを欠かさずにしておきましょう。

管理や整備などの技術職

鉄道業界の職種として、鉄道の管理や整備に関わる技術職が挙げられます。具体的な業務内容は以下のとおりです。

・車両の保守、点検
・線路や土木構造物の保守、点検
・信号通信設備の監視
・車両整備計画の立案 など

おもに車両が安全に運行するための保守、点検業務を担当する職種なので、几帳面さや管理能力など、確実に業務を遂行できる能力が求められるでしょう。

営業や販売促進

営業や販売促進も鉄道業界における職種の一つです。具体的には、以下のような業務を通して、鉄道の利便性や自社施設、店舗の魅力を伝える役割を担います。

・広報
・宣伝
・PR活動
・誘致活動 など

宣伝や広報を担当するにあたって、業界や企業の知識はもちろん、コミュニケーション能力や発想力、分析力などマーケティング関連のスキルも必要です。

サービス提供

鉄道会社におけるサービス提供とは、実際に鉄道を運行する業務を指します。具体的な業務内容は以下のとおりです。

・鉄道の運行や管理、指令
・トラブル発生時の対応
・切符などの販売管理
・鉄道関連の事務 など

いわゆる車掌や運転士、乗務員などはサービス提供の職種です。事故や天災などの影響でダイヤが乱れた際も、冷静に判断して適切な対応を取らなければならないため、論理的思考力や判断力が求められます。

また、ほかの部署や鉄道会社と連携をとったり、鉄道の利用客と接したりする機会が多いため、コミュニケーション能力も必要です。

サービス開発

鉄道会社におけるサービス開発を担当する職種では、駅を拠点としたホテル、駅ビルなどの商業施設、レジャー施設などの企画および運営を行います。具体的な業務内容は、以下のとおりです。

・鉄道事業における収支分析
・利用者のニーズ分析
・エリア別の動向確認
・改善案の提案
・施策の実行 など

利用者のニーズを反映させ、より顧客満足度の高いサービスを開発するのがおもな業務なので、物事を俯瞰して捉えられる広い視野と柔軟性、分析力などが求められるでしょう。

不動産開発

不動産事業では、駅周辺の不動産開発に取り組み、駅周辺の住環境を向上させ、鉄道利用者増加を目指しています。具体的な業務内容は、以下のとおりです。

・沿線上の土地開発
・マンション開発
・一戸建ての分譲 など

不動産関連の業務を通じて、まちづくりや地域活性化など、スケールの大きい事業に携われるのが特徴です。

鉄道業界の現状と動向

総務省統計局が実施した「「サービス産業動向調査」2023年(令和5年)12月分及び10~12月期(速報)(5p)」によると、2023年10~12月期の鉄道業の月間売上高は「633,967(百万円)=約6,339億円」でした。

前年同月比で売上は11.5%上昇しており、同資料の年間の売上上昇率(9p)を見てみると、2022・2023年と連続で20%以上、売上は上昇していることがわかります。

景気が上向いているように見えるものの、新型コロナウイルスの影響により、2021年の年平均の売上は、過去10年間で最低の「約3,994億円」でした。そこから、コロナウイルスの影響が落ち着きをみせ、利用客の数が回復した結果、ほぼ元通りの売上に戻ったのが現在です。

ただし、2023年12月の事業従事者数の推移データ(3p)では、鉄道業が含まれる「運輸業、郵便業」のみ、前年同月比で減少していることがわかります。実際に、同時期における鉄道業の事業従事者数の前年同月比データ(4p)を確認すると「-0.9%」という結果でした。

鉄道業界の現状と動向のイメージ

引用:「「サービス産業動向調査」2023年(令和5年)12月分及び10~12月期(速報)」(3p)

鉄道業界における事業従事者数(年平均)(15p)の10年間の推移を見てみると、2013年から2023年まで、従業員数は減少し続けていることがわかります。

上記の結果から、コロナウイルスの影響はほぼなくなり売上的には回復傾向にあるものの、従業員数は徐々に減っているというのが鉄道業界の現状といえるでしょう。

なお、最近では改札を出なくてもショッピングを楽しめるなど、駅ナカのビジネスが幅広く展開されています。今後も周辺事業のサービスは拡大していき、鉄道業界の活躍の場は広がっていくと考えられるでしょう。

IT業界のように短時間で世界に影響を与えない反面、社会的にも依存度が高く、衰退しづらいのが鉄道事業です。

鉄道業界の現状については、「鉄道業界の現状と今後の動向について」も参考にしてください。

参照元
総務省統計局
サービス産業動向調査(月次調査) 結果の概要

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鉄道業界に就職する魅力

鉄道業界に就職する魅力には、事業の安定さや活躍できる場面の広さがあげられます。どのような魅力があるのか詳しく解説するので参考にしてください。

活躍できる場が幅広い

鉄道会社は職種が多く、幅広い分野で活躍できる魅力があります。以下のように、さまざまな職種があることを覚えておくとよいでしょう。

・駅員
・車掌
・技術職
・営業
・マーケター
・不動産部門

鉄道会社の仕事は、電車を動かしたり、駅の管理を行ったりするだけではありません。一般的な企業にもある職種や仕事も存在するため、専門的な業務以外を担当する機会も多いでしょう。

事業が安定している

鉄道会社は人々に欠かせないインフラであり、事業が安定している点もメリットです。一般的な企業と比べて、急激に業績が悪化したり、倒産したりすることは少ないでしょう。

鉄道は新規での参入は難しく、競合他社が増えることも基本的にはありません。安定した企業で長く働ける点は、鉄道会社のメリットです。

やりがいを感じられる場面が多い

やりがいを感じられる場面が多い点も、鉄道会社で働く魅力です。たとえば、電車は毎日出勤する人や通学する人に欠かせないものです。社会に貢献している感覚を持ち、仕事に対してやりがいを感じられるでしょう。

特に、車掌や駅員などお客さまに直接サービスを提供する職種であれば、喜びや感謝に直接触れる機会もあります。自分の仕事が地域や人々の役に立っていることを実感しやすい点は、鉄道会社で働く魅力です。

各種業界の特徴や魅力、絞り方のコツを知りたい人は「就活生が知っておくべき業界を紹介!絞り方のコツや方法も解説」もあわせてご確認ください。

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鉄道業界の志望動機の書き方3ステップ

鉄道会社の志望動機でアピールする際は、内容がわかりやすく伝わる構成を使うのが大切です。志望動機の書き方を3つのステップで解説するので参考にしてください。

1.鉄道業界を志望した理由を簡潔に伝える

まずはなぜ鉄道業界を志望したのか、理由を明確に伝えましょう。「人々の安全を守りたいと思い、鉄道を整備する技術職を志望しました」のように結論から伝えることにより、どのような内容について話すのかわかりやすいからです。

最初から回りくどい文章で伝えてしまうと、結局何が言いたいかわからず、印象に残らない志望動機ができてしまいます。志望動機の第一印象をよくするためにも、結論からわかりやすく伝えてください。

志望動機の書き始めをどのように伝えればよいかは、「志望動機は書き出しを意識しよう!好印象を与える書き方を解説します」の記事でも解説しています。

2.志望企業を選んだ理由を明確にする

鉄道業界の志望理由を伝えたら、そのなかでも「なぜ志望企業なのか」を伝えましょう。企業は志望動機から、自社への熱意や志望度の高さをチェックしています。「どの鉄道会社でもよさそう」と思われてしまうと、採用にはつながらないでしょう。

鉄道会社が複数あるなかで、具体的にどのような点に魅力を感じたのか伝えてください。あらかじめ企業研究を行い、競合他社との違いは整理しておきましょう。

3.入社後に貢献できることを伝える

最後に、入社した場合に自分がどのように活躍できるかアピールしましょう。アピールする際は、企業の業務内容を調べ、その業務で自分の強みを発揮できると伝えるのがポイント。たとえば、「強みである責任感を発揮し、鉄道整備の技術職でお客さまの安全を守ります」のようにアピールできます。

志望理由では熱意だけではなく、具体的にどのように活躍するかアピールするのも大事です。企業の仕事をしっかりと理解し、活躍できそうな場面を探してみてください。

志望動機の考え方・作り方は「就活の志望動機はどう作る?基本的な構成や例文を解説」の記事でも解説しています。あわせて参考にしてください。

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選考通過につながる鉄道業界の志望動機の考え方3選

鉄道業界を志望する場合は、現状を把握したうえでどのように事業へ携わっていきたいか、具体的にすることが大切です。また、鉄道好きからエピソードを広げることで、面接官との会話が弾み、選考通過のきっかけになるかもしれません。

ここでは、鉄道会社の志望動機を考える際に意識するべきポイントを紹介します。紹介する3つのポイントを踏まえて、採用担当者に響く志望動機を作成しましょう。

1.「鉄道好き」からエピソードを広げる

鉄道が好きで就職を希望する場合は、鉄道を好きになったエピソードを入れるのがおすすめです。好きなものに関しては話しやすく、スムーズに熱意を伝えられます。

ただし、「鉄道が好き」という理由だけでは、内定にはつながりにくいので、鉄道を好きになった経緯や「なぜ鉄道好きを仕事に活かせるのか」を具体的に伝える必要があります。

そのためには、自己分析や就活の軸を見直して、鉄道会社に就職したい理由を明確にすることが大切です。鉄道を好きになった幼少期の原体験や、学生時代に取り組んだ鉄道関連の趣味や活動などを振り返り、エピソードとして紹介することで、自分にしか書けない志望動機を作りましょう。

自己分析のやり方に関しては、「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」も参考にしてください。

2.「まちづくり」「地域活性化」を絡める

鉄道会社に提出する志望動機を作成する際は「まちづくり」や「地域活性化」というキーワードを軸に考えてみるのもよいでしょう。

鉄道会社のなかには、鉄道沿線の都市開発事業に着手している企業も少なくありません。特に、不動産開発や営業職を志望する場合、まちづくりや地域活性化に関連する業務に携わるケースもあります。

都市開発事業に着手している鉄道会社を志望する場合であれば、「まちづくりを通じて地域社会に貢献したい」といった志望動機を伝えるのもおすすめです。ただし、比較的オーソドックスな志望動機なので、事業内容の詳細や自分の思い、貢献できる点などを深掘りして伝え、差別化を図りましょう。

また、鉄道は単なる移動手段ではなく、観光事業の活性化にもつながります。そのため、志望動機のなかで、自身の旅行経験や観光に対する興味を伝えるのも一つの方法です。いずれにせよ、具体的な事業内容に基づくアピールが必要なので、業界研究と企業研究を徹底し、志望企業に関する理解を深めましょう。

業界研究(業界分析)の詳しいやり方を知りたい人は「業界分析とは?目的や正しい方法を解説!」もあわせてご確認ください。

3.「安全第一」で真面目な点をアピールする

鉄道運行に関する職種を希望する際の志望動機は、安全第一で真面目な点をアピールすることをおすすめします。

電車は多くの人が車両に乗り、移動する公共交通機関。安全に乗客を運ぶための安全管理が日々行われています。そのため、運転手を目指す場合であれば、安全を維持するための冷静な判断力をアピールすることで、高評価が期待できるでしょう。

また、日本の鉄道は時間通りに到着することが多く、その正確さは世界でも有数です。安全第一で乗客を守る真面目な姿勢や、時間を守ることに対するエピソードを交え、選考通過につながる志望動機を作成しましょう。

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鉄道業界の選考を通過する志望動機の例文5選

鉄道会社の書類選考を通過するための志望動機例文を5つ紹介します。例文から基本的な文章構成や表現方法を学び、選考通過につながる自分らしい志望動機を作成しましょう。

1.地域活性化を軸にした例文

私は地域活性化に貢献できる貴社の事業内容に強く惹かれ、第一志望とさせていただきました。

幼い頃より鉄道に親しみ、その地域に根ざした存在であることを実感してきました。大学では、地域活性化と交通インフラの関連性に注目し、研究に励みました。特に、地元の駅周辺の開発が地域経済に与える影響に関する研究では、鉄道が地域活性化の要となることを強く認識しました。

貴社の「△△」というビジョンに共感し、鉄道を通して地域に貢献したいと熱望しております。過去に貴社が手がけられた「△△プロジェクト」のように、地域と協働して駅周辺を活性化させる取り組みは、まさに私の目指すキャリアパスと重なります。貴社の一員として、地域の未来を築くことに携わりたいと考えております。

2.社会貢献を軸にした例文

私は鉄道会社のサービス開発職として社会に貢献したいという強い志を持って、貴社への入社を熱望いたします。

私は幼い頃から鉄道が大好きで、電車を利用するたびにその正確性と効率性に感銘を受けてきました。あるとき、駅で電車の遅延を経験しましたが、駅員さんの迅速かつ丁寧な対応に感銘を受けました。この体験から、鉄道が単なる交通手段ではなく、人々の生活を支える重要なインフラであることを再認識しました。

大学のゼミでは、鉄道におけるサービス改善に関する研究に取り組みました。アンケート調査やヒアリングを実施し、利用者のニーズを分析しました。その結果、駅構内の混雑緩和やバリアフリー化の必要性を把握し、改善案を提案しました。

貴社のサービス開発職として、利用者のニーズを踏まえた革新的なサービス開発に携わることができれば、私の鉄道への情熱と社会貢献への思いを存分に発揮できると確信しています。利用者の利便性を向上させ、鉄道をより愛され、頼られる存在にすることに貢献したいと考えております。

3.まちづくりを軸にした例文

私はまちづくりへの関心が強く、鉄道が地域社会の発展に果たす役割に魅了されています。そのうえで、「まちの未来をデザインする」という共感できる理念と、周辺地域の活性化や利便性の向上に大きく貢献する貴社の事業内容に深い感銘を受け、不動産開発部門への就職を志望させていただきました。

大学在学中に取り組んだ地域活性化プロジェクトでは、鉄道駅周辺の再開発が地域経済を活性化し、人々の生活を向上させることを実感しました。具体的な活動内容としては、駅周辺の商業施設の集客力向上や、公共交通機関の利便性向上に関する調査を行いました。その結果、駅の再開発が周辺地域の不動産価値向上と住民の満足度向上に貢献したことが明らかになりました。

この経験から、鉄道がまちづくりに不可欠なインフラであると確信しました。貴社の不動産開発部門で、地域社会に貢献し、人々の生活をより豊かにするまちづくりに関わりたいと考えております。私の熱意と、地域活性化に関する知識と経験を活かし、貴社の一員として活躍できることを心待ちにしております。

4.鉄道整備に関する例文

鉄道整備に関わる技術職を目指すにあたって、貴社の理念である「安全第一」に深く共感し、志望させていただきました。私は幼少期から鉄道に強い憧れを抱いており、特に貴社の運行する主要路線で日々安全かつ円滑に運行されていることに感銘を受けています。

高校時代、鉄道模型クラブに所属し、鉄道の仕組みや整備の重要性について深く学びました。模型の脱線や故障を防ぐために綿密な点検と整備を行い、それが運行の安全に直結することを実感しました。この経験を通じて、鉄道整備が社会基盤を支える責任ある仕事だと認識しました。

貴社が誇る高い安全水準を維持するには、鉄道整備技術者の不断の努力が不可欠です。その一員となり、日々の点検・整備を通じて、利用者の安全を確保したいと考えております。私の熱意と真面目な姿勢が、貴社の安全文化に貢献できると確信しています。

5.サービス提供に関する例文

幼少期から鉄道に魅了されており、車掌や駅員として乗客に接し、サービスを提供することが私の夢です。特に貴社の△△線で車掌として勤務したいと考えております。

高校時代、ボランティアとして駅でホーム案内や切符販売を行った経験があります。短期間でしたが、乗客の安全を確保し、目的地まで無事に送り届ける重要性を痛感しました。また、笑顔で接客することで、乗客に安心感を与える駅員という仕事のやりがいを強く実感しました。

その経験を経て、貴社の「顧客第一主義」を掲げた企業理念に共感し、自らもその一員として貢献したいという強い意志が芽生えました。安全で快適な鉄道サービスを提供し、乗客の笑顔につながる仕事に携わりたいと考えております。鉄道に対する情熱と接客に対する心構えを活かし、貴社で活躍できることを確信しております。

志望動機の例文を参考にしたい人は「就活の志望動機例文18選!アピールのコツや評価される書き方も解説」もあわせてご確認ください。

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鉄道業界に提出する志望動機のNG例文3選

鉄道会社に提出する志望動機では、ほかの企業にも当てはまるような内容や「安定している」といった利己的な理由を述べるのは避けましょう。

ここでは、鉄道会社に提出する志望動機のNG例文を通して、避けるべき表現を3つ紹介します。自分が作成した志望動機に当てはまる部分がないか、NG例文と見比べてみてください。

NG例文1.ほかの企業にも当てはまる

鉄道業界の最前線で活躍し、社会に貢献したいと考えています。交通インフラは現代社会において不可欠であり、その発展に携わることで、多くの人々の生活を豊かにできると確信しています。特に、貴社が持つ優れた技術力と革新的なサービスに惹かれ、応募いたしました。

ほかの企業にも当てはまるような内容では「自社でなくてもよいのでは」と思われ、採用したいと思ってもらえません。
また、志望企業を選んだ具体的な理由がないと、「企業研究をしていない」「手を抜いて選考に参加している」と捉えられる場合もあります。企業について深掘りし、志望企業にしかない部分を志望理由に含めるように工夫しましょう。

NG例文2.「鉄道が好き」という理由しか伝わらない

鉄道が大好きで、幼い頃から電車を眺めるのが何よりの楽しみでした。大学でも鉄道研究会に入り、電車に関する講義を聞いたり、博物館に行ったりして、鉄道への知識を深めてきました。鉄道業界で働きたいのは、自分の好きな鉄道に関わりたいからです。

「鉄道が好き」のような思いだけでは、選考通過にはつながりません。企業が就活で求めているのは、仕事で成果を出し、企業に貢献できる人材です。ファンだとアピールしても、仕事への評価にはつながらないでしょう。

志望度の高さをアピールするのは大切ですが、自分を採用する価値があると思ってもらわないといけません。鉄道が好きなことにより、企業に対してどのように貢献できるのかを伝えるとよいでしょう。

NG例文3.「安定している」という理由を書く

鉄道業界は安定性が高く、安定収入を得られる職業であるため、志望しております。鉄道はインフラとしての役割を担っており、人々の生活に欠かせないものであるため、需要が減ることは考えにくい業界です。

私自身、安定した職業を求めており、鉄道業界がその希望を叶えてくれるものと考えております。また、私は大学時代、野球部のキャプテンとしてチームを引っ張ってきました。この経験から得たリーダーシップを活かし、貴社でも貢献できればと思っております。

「業界が安定している」のように、自分のメリットを志望動機にするのは避けましょう。企業側にはメリットがなく、仕事への意欲の低さを感じてしまうためです。

もちろん、安定や給料など、仕事選びに欠かせない条件はあるでしょう。しかし、採用担当者の目線になった場合、「安定しているから」といわれて、採用したいとはなりません。

志望動機には、伝えないほうがいい内容やNGワードがあります。詳しくは「志望動機のNG例文集!改善策や注意すべきワードも解説」の記事で紹介しているので、あわせてご確認ください。

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鉄道業界の面接で志望動機を伝える際の注意点

志望動機はエントリーシートや履歴書だけでなく、面接でもほぼ確実に質問される項目です。

面接官は志望動機を通して、就活生の熱意や入社意欲の高さを確認しています。そのうえ、面接では就活生の所作から、コミュニケーション能力の有無やチームの一員として共に働いていけるかという点も判断しています。

したがって、鉄道会社の面接で志望動機を伝える際は、以下のような点に注意しなければなりません。

・志望動機を結論から具体的に伝える
・「第一志望である」ことを伝える
・志望動機の使い回しは避ける
・回答の深掘りに備えて、業界や世間の動向をチェックする
・社会人としての基本的なマナーをわきまえる

志望動機の内容を充実させるのはもちろん、回答を深掘りされた場合に備えて、鉄道業界や世間の動向をリサーチしたり、社会人としてふさわしい対応を意識したりといった面接ならではの注意点を意識しましょう。

また、志望動機以外にも以下のようなよくある質問内容には、回答を準備しておくと安心です。

・長所
・短所
・失敗経験
・10年後の姿
・他社の選考状況 など

多くの面接で逆質問も行われるので、質問も複数用意しておくのがベターです。自己分析をしっかりと行い、自分が経験してきたことや強みについて説明できるように対策を進めましょう。

また、質問を考えるためには、業界研究や企業研究も欠かせません。業界研究や企業研究を疎かにしてしまうと、具体的な質問内容が浮かんでこない場合もあるため、自己分析と並行して取り組みましょう。

面接でよく聞かれる質問については、「就活の面接で聞かれる質問集40選!答え方のポイントや回答例も解説」も参考にしてください。

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鉄道業界の内定に近づく志望動機を作成したいあなたへ

就活生のなかには「鉄道会社に就職したいけど、内定がもらえるか不安」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

鉄道事業は多くの人々の安全を守り、目的地へ運ぶ公共交通機関の役割を果たしています。日々の点検や整備、時刻通りの運行は、多くの生活を支える一部になっているでしょう。志望動機には、社会貢献や地域貢献などの内容を盛り込むことで、内定獲得につながりやすくなります。

鉄道業界への志望動機が思いつかない就活生、または志望動機の添削を希望する就活生は、「量より質」の新卒就職エージェント「キャリアチケット」をご利用ください。

志望動機を作成するために必要な自己分析や業界研究、企業研究の深掘りはもちろん、エントリーシートの添削、面接対策など、選考を通過するための総合的なサポートを提供しています。

「1人で就活を進めるのが不安だから相談したい」といった温度感でも問題ありません。少しでも鉄道会社からの内定に近づきたい就活生は、ぜひお気軽にご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。