このページのまとめ
- 入社後にしたいことを伝える際は、結論から話して現在行っている努力も盛り込もう
- 入社後にしたいことは、自分の強みを活かせる内容や企業理念などから探すのがおすすめ
- 入社後にしたいことは、具体的な仕事内容と根拠を盛り込んで説得力を出すことが重要

選考で「入社後にしたいこと」を聞かれても、「どのように答えれば良いのか分からない」「入社後にしたいことが思い浮かばない」と、悩む就活生もいるでしょう。
この記事では、面接やESで入社後にしたいことの伝え方や見つけ方を解説しています。また、業界・職種別の例文や伝えるときの注意点も紹介。自信をもって選考に臨みたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 「入社後にしたいこと」とは?似た質問との違いを解説
- 「入社後にしたいこと」と「キャリアプラン」の違い
- 「入社後にしたいこと」と「志望動機」との違い
- 「入社後にしたいこと」を企業が質問する理由
- 入社意欲や志望度の高さを知るため
- 自社と就活生のマッチ度を判断するため
- 企業へ貢献できる人材かどうかをみるため
- キャリアビジョンを確認するため
- 入社後にしたいことを見つける7つの方法
- 1.自己分析で強みや価値観を洗い出す
- 2.企業研究で応募先企業の特徴を知る
- 3.OB・OG訪問で具体的な仕事やキャリアを知る
- 4.インターンに参加して業務を体験する
- 5.説明会に参加して事業内容や社風を理解する
- 6.キャリアプランを具体的に設計する
- 7.やりたくないことから目標を逆算する
- 入社後にしたいことの伝え方5ステップ
- 1.結論から話して要点を分かりやすく伝える
- 2.根拠を説明して説得力を出す
- 3.入社後の強みの活かし方を説明する
- 4.その会社でしか実現できないことを答える
- 5.実現に向けて現在している努力を伝える
- 【業界別】「入社後にしたいこと」の回答例文11選
- 1.製造業(メーカー)
- 2.IT業界
- 3.物流業
- 4.コンサルティング業
- 5.小売業
- 6.アパレル業
- 7.金融業
- 8.広告業
- 9.商社
- 10.ホテル業界
- 11.不動産業界
- 【職種別】「入社後にしたいこと」の回答例文8選
- 1.事務職
- 2.営業職
- 3.販売職
- 4.経理職
- 5.施工管理
- 6.研究職
- 7.企画・マーケティング職
- 8.エンジニア職
- 入社後にしたいことを伝えるときの注意点
- 個人的な夢を答えない
- 非現実的な目標を伝えない
- ネガティブな発言をしない
- 他社でも実現可能な目標を避ける
- 「入社後にしたいこと」で熱意をアピールしたい方へ
「入社後にしたいこと」とは?似た質問との違いを解説
就活で聞かれる「入社後にしたいこと」とは、入社後、早期に具体的に取り組みたい仕事内容やその企業で実現したい目標、貢献したいことを指します。
面接やES(エントリーシート)で聞かれる「キャリアプラン」「志望動機」などと混同されやすく、違いが分からず、回答に迷う就活生も少なくありません。
「入社後にしたいこと」を適切に答えるためには、まずほかの質問との違いを理解しておくことが大切です。それぞれの違いを把握することで、面接官に熱意と計画性を効果的に伝えられるでしょう。
以下で、「入社後にしたいこと」と似た質問である「キャリアプラン」や「志望動機」との違いを解説するので確認してみてください。
「入社後にしたいこと」と「キャリアプラン」の違い
「入社後にしたいこと」と「キャリアプラン」の違いは、時間軸と具体性です。「入社後にしたいこと」は、入社直後から数年程度の比較的近い将来に、その企業で実現したい具体的な目標や行動を指します。
一方、「キャリアプラン」は、5年後や10年後といったより長期的な視点での、自分の理想とする働き方や到達したい職位、専門性を実現するための計画全体を意味する言葉です。
たとえば、「入社後にしたいこと」では、「OJT期間中に△△の資格を取得し、半年後には顧客対応を一人で行えるようになる」といった、短期的な目標と具体的な行動を伝えます。
これに対し、「キャリアプラン」では、「将来的にはチームリーダーとして若手の育成に携わり、ゆくゆくは培った専門性を活かして新しい価値創出や部署の革新に貢献できる人材になりたい」といった、長期的な展望を示すのが適切です。
「入社後にしたいこと」と「キャリアプラン」の違いを明確にしておくことで、企業側は「短期的にどのように貢献してくれるか」「長期的にどのように成長していくか」をイメージしやすくなります。その結果、自身の熱意や企業との相性が正しく伝わり、内定獲得に近づく説得力のある回答になるでしょう。
「キャリアプランの例文20選!作成時のポイントや面接での答え方を解説」の記事では、キャリアプランを考えておく必要性や答え方のポイントを解説しているので、チェックしてみてください。
「入社後にしたいこと」と「志望動機」との違い
「入社後にしたいこと」と「志望動機」は、伝える内容の焦点と時間軸が異なります。「入社後にしたいこと」は、「入社後、企業でどのような役割を果たし、どのように貢献したいか」を指すものです。
一方、「志望動機」では、入社後のビジョンを実現する場として「なぜ数ある企業のなかでこの会社を選んだのか」という、企業への動機づけと入社への熱意を伝えます。
就活で志望動機を聞かれたら、 企業理念への共感や業界内での優位性、企業独自の取り組みなど、企業がもつ魅力に焦点を当てて回答するのが望ましいでしょう。その結果、企業側は志望者の入社意欲や企業への理解度を測れ、自社とのマッチング度を判断しやすくなります。
志望動機を深く明確に伝えることで、応募先企業から自社にマッチする人材だと評価され、内定獲得に近づけるでしょう。そのため、志望動機やキャリアプランなどの面接でよく聞かれる質問については、事前にしっかりと対策を立てておくことが重要です。
就活の面接でよく聞かれる質問は、「【面接質問集】就活でよく聞かれること40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事でまとめているのでチェックしてみてください。
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「入社後にしたいこと」を企業が質問する理由
就活での面接やESで好印象を与えるには、企業からの質問の意図に合った回答をする必要があります。ここでは、企業が「入社後にしたいこと」を質問する意図を解説するので、理解しておきましょう。
入社意欲や志望度の高さを知るため
就活で「入社後にしたいこと」を聞かれる理由は、企業が応募者の入社意欲や志望度の高さを知るためです。入社意欲や志望度が低い人を採用すると、入社後の意欲維持が難しくなり、業務効率が低下し、業績に影響が出る可能性があります。
また、業務へのモチベーションが低下することは、早期退職の原因になりかねません。採用活動には時間やコストがかかるため、企業は早期退職を避けたいと考えます。そのため、入社後の目標が明確な志望度の高い人材は、入社後に高いモチベーションで業務に取り組み、企業に貢献してくれると期待できると評価されるでしょう。
こうした背景から、企業は応募者が長期的に活躍する人材かを見極めるために質問することがあります。
自社と就活生のマッチ度を判断するため
企業は自社と就活生のマッチ度を判断するために、入社後にしたいことを確認します。就活生が入社後にしたいことが、どの企業でも実現できるとは限りません。
入社後にしたいことが企業で実現できない内容の場合、就活生は理想と現実のギャップを感じ、モチベーションの維持が難しくなります。その結果、早期離職というミスマッチを引き起こす可能性があるでしょう。
たとえば、「英語を使って働きたい」と志望して入社した就活生が、英語を使う業務に就けない場合、モチベーションが低下し「英語を使える企業に行きたい」と転職してしまう可能性があります。
企業が確認するのは、応募者の希望が「どの企業でもできることか」、それとも「自社でこそ可能か」という点です。志望度の高さと独自のマッチ度を確認し、選考の判断材料にするために、入社後にしたいことを聞いていると考えられます。
企業へ貢献できる人材かどうかをみるため
企業は、企業へ貢献できるかをみるために入社後にしたいことを聞くことがあります。企業は営利組織である以上、応募者のやりたいことが「会社にとってどのようなメリットがあるか」という視点も欠かせません。
自分の夢を叶える場としてだけでなく、自分の強みを活かして組織をどう成長させたいか、という貢献意欲がチェックされているでしょう。
この質問を通じて、企業側は「この学生は自社のビジネスモデルを理解し、自分の強みをどこで発揮すべきか判断できているか」を判断しています。自分のスキルを組織の課題解決や目標達成に繋げようとする姿勢があるかどうかで、入社後の活躍の再現性を測っているのです。
キャリアビジョンを確認するため
キャリアビジョンを確認するために、入社後にしたいことを聞く企業もあるでしょう。「入社後にしたいこと」は短期的な目標ではありますが、長期的な「キャリアプラン」の一部ともいえます。
つまり、応募者が短期的な目標を達成した先に、どのようなキャリアを描いているのか、その「キャリアビジョン」と企業の成長がつながるかを確認しているのです。「入社後にしたいこと」と「キャリアビジョン」が一貫していると、「この就活生は、自社で成長し、長く貢献してくれるだろう」という期待につながるでしょう。
キャリアビジョンの考え方は、「就活で将来のビジョンを聞かれたら?考え方のコツと面接で使える例文10選」の記事を参考にしてみてください。
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入社後にしたいことを見つける7つの方法
「入社後にしたいこと」は、選考での頻出質問であると同時に、自分らしいキャリアを築くための指針になります。明確な目標が見つからないときは、自分自身と企業の両面から深く掘り下げるアプローチが効果的です。
ここでは、入社後にしたいことを見つける方法を7つ紹介するので、納得感のある答えを見つけたい方は参考にしてみてください。
1.自己分析で強みや価値観を洗い出す
「入社後にしたいこと」が見つからないときは、自己分析を徹底的に行い、自分の強みや価値観を洗い出すことが重要です。自己分析が不足していると、自分の強みや価値観が不明瞭になります。
仕事で活かせる適性が分からないと、自分が働く姿を具体的にイメージできず、結果として「その企業で何がしたいのか」というビジョンが見えてきません。
学業やアルバイト、部活動など過去の経験を振り返り、「どんなときに楽しさややりがいを感じたか」や「人から褒められたことは何か」を明確にしてみましょう。これにより、仕事で大切にしたいことや活かしたいスキルが見えてきます。
たとえば、「チームで協力して何かを成し遂げたときに喜びを感じる」ことが分かれば、協調性を活かせる職種やプロジェクトへの貢献を目標にできるでしょう。
詳しい自己分析の方法は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」で確認してみてください。
2.企業研究で応募先企業の特徴を知る
企業研究で応募先企業の特徴を知るのも、入社後にしたいことを見つける方法の一つです。事業内容や職種の具体的な業務、企業の文化といった情報が不足していると、入社後の具体的なイメージがもてず、結果として「そこで何をしたいか」という目標設定が難しくなっている場合があります。
企業研究では、応募先企業のWebサイトの採用ページやIR情報などを読み込み、「企業が目指す未来(ビジョン)」や「力を入れている事業分野」を把握しましょう。特に、業界内でのその会社の位置づけや競合他社との違いを理解することが大切です。
企業の特徴を知ることで、自分のもつスキルが企業でどのように活かせるかがイメージしやすくなるでしょう。その結果、より具体的な目標ができ、面接官に好印象を与えられる回答ができるようになります。
企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事も参考にしてください。
3.OB・OG訪問で具体的な仕事やキャリアを知る
入社後にしたいことを見つけるには、OB・OG訪問を行い、具体的な仕事やキャリアを知るのもおすすめです。実際に働く方から話を聞くことで、インターネットや説明会だけでは分からないリアルな情報が得られるメリットがあります。
現場で働く先輩社員に、「一日の仕事の流れ」や「仕事で感じるやりがいや大変さ」、「入社後にどのようなステップで成長したか」などを質問してみましょう。たとえば、「この部署では入社3年目で△△という大きなプロジェクトに挑戦できる」といった具体的な話を聞きます。
そうすれば、自分がその企業で「何をしたいか」という目標やキャリアプランを設計するうえで重要なヒントになるでしょう。
さらに、OB・OG訪問では、自分が「入社後にしたいこと」が、その企業で実現できるかどうか、あるいはどのような形でなら実現できるかといった、より現実的な側面について意見を聞くことも可能です。
企業研究や業界研究で抱いた疑問点と照らし合わせながら、自分のしたいことを具体化していきましょう。
4.インターンに参加して業務を体験する
入社後の目標を見つけるために、インターンシップに参加して志望企業の業務を実際に体験するのも良いでしょう。インターンシップとは、社会に出る前に、企業で実際の仕事を体験し、職業への理解や適性を見極めるための制度です。
経済産業省の「学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会」で、インターンに参加した新入社員のアンケート結果を見てみましょう。

引用:経済産業省「学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会 インターンシップの期間と参加してよかった理由の関係(p.17)」
インターンシップに参加して良かった理由は、「自分の適性が分かったから」「自分の強み・弱みを知ることができたから」「将来のキャリアプランが明確になったから」と回答した人が多いことが分かります。
実際に業務を経験することで、「この作業は苦手だと思ってたけど、実際にしてみると、実は自分の強みを活かせる場面だと分かった」と自己理解が深まることもあるでしょう。
その結果、「もっとこの強みを向上させて、会社で結果を出したい」といった、自己成長に直結した目標が見えてくるはずです。
このような体験から見つけた目標は、根拠があるため説得力が増します。面接で自信をもって伝えられれば、入社意欲の高さと企業・自己理解の深さをアピールでき、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
参照元
経済産業省
インターンシップ推進
5.説明会に参加して事業内容や社風を理解する
説明会に参加して事業内容や社風を理解すると、入社後にしたいことが見えてくる可能性があるでしょう。説明会では、採用担当者や現場の社員からWebサイトやパンフレットだけでは伝わりにくい具体的な業務内容や職場のリアルな雰囲気を聞けます。
また、企業の歴史や製品、サービスだけでなく、社長や社員のメッセージに注意を払うのがおすすめです。社長や社員のメッセージから語られる会社の「ビジョン(方向性)」や「現在抱えている課題」を知ることで、「自分はこの会社の△△を強化する手助けをしたい」という企業のニーズと自身の意欲が結びついた具体的な貢献目標を設定しやすくなるでしょう。
6.キャリアプランを具体的に設計する
入社後にしたいことを見つけられない場合は、キャリアプランを具体的に設計してみましょう。キャリアプランを立てる際は、まず達成したい大きな目標を定め、それを実現するために入社後にすべき小さな目標を逆算して考えてみてください。
たとえば、「将来は海外支店の所長になり、ビジネスを展開したい」というキャリアプランを立てたとします。この大きな目標から逆算すると、「3年後には海外支店に異動したい」「そのためには、まず国内で成果を残さなければならない」といった、具体的な行動目標が見えてくるでしょう。
7.やりたくないことから目標を逆算する
入社後にしたいことは、やりたくないことから逆算すると見えてくる場合があります。したいことよりも、やりたくないことの方が見つけやすいと感じる人もいるかもしれません。
たとえば、「単調で変化のない作業はしたくない」という「やりたくないこと」が見つかったとします。その裏返しは「常に新しいことに挑戦できる仕事がしたい」という目標につながります。
また、「人と接しない仕事はしたくない」という場合は、「顧客やチームメンバーと密に連携する仕事がしたい」という目標が見えてくるでしょう。
このように、「やりたくないこと」を徹底的に洗い出すことで、仕事に対する価値観や方向性が明確になります。結果的に、単なる願望ではなく、企業や職種を選ぶうえでのブレない軸として、自分が本当に「入社後にしたいこと」を具体的に設定できるようになるでしょう。
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入社後にしたいことの伝え方5ステップ
面接やESで、ただ入社後にしたいことを伝えても、説得力に欠けてしまい、評価につながりにくくなります。入社後にしたいことを伝えるときは入社への強い意欲を効果的にアピールし、企業側に好印象を与えるために意識して伝えることが大切です。
ここでは、入社後にしたいことの伝え方を5ステップに分けて解説するので参考にしてみてください。

1.結論から話して要点を分かりやすく伝える
入社後にしたいことを伝える際は、結論から話して要点を分かりやすく伝えましょう。いきなり理由やエピソードから話し始めてしまうと、面接官は話のゴールを探りながら聞くことになり、「結局、この人は何をしたいのだろう?」と要点が伝わりにくくなってしまいます。
結論を最初に伝えることで、聞き手は話の全体像を把握でき、そのあとの理由やエピソードをスムーズに理解できるようになるため話の理解度が向上するでしょう。
また、結論ファーストで話す姿勢は、ビジネスにおけるコミュニケーションの基本です。応募者が「相手に配慮し、要点を論理的に組み立てて伝える能力がある」と社会人として重要な資質をもっているというポジティブな印象も与えられます。
限られた面接時間のなかで、最初に最も重要な結論を伝えることで評価につながるでしょう。
2.根拠を説明して説得力を出す
結論である入社後にしたいことを述べたら、次に根拠を説明して説得力をもたせましょう。入社後にしたいことの根拠や具体性がなければ、単なる「希望」で終わり、入社後の活躍のイメージができません。
入社後にしたいことを伝えるときは、根拠となる実体験を盛り込み、その背景に具体性をもたせるのがポイントです。
たとえば、「私が行いたい新規事業の立ち上げに必要な行動力は、大学時代のボランティアサークルの立ち上げ経験が活かせると考えています」のように、過去の経験を入社後に活かす姿勢をみせるのがおすすめです。
過去の経験や具体的な知識、企業の事業内容への深い理解などを根拠として提示することで、意欲や適性が論理的かつ具体的にアピールできるでしょう。
3.入社後の強みの活かし方を説明する
次に、自分のもっているスキルや資質が、入社後にどう役立つのかを具体的に説明しましょう。入社後にしたいことが自分の強みや能力と結びついていない場合、説得力に欠け、「ただ言っているだけ」とネガティブな印象を与えるリスクがあります。
たとえ入社後にやりたいことが明確であっても、実現性が伴わなければ評価にはつながりません。入社後にしたいことと自分の強みやスキルを論理的に結びつけ、それを実現するために「どのような具体的な行動」ができるのかを伝えることが大切です。
また、自分がしたいことだけではなく、それが企業の目標達成や課題解決にどう貢献し、企業にとって価値のある内容であることを示せれば評価されやすくなるでしょう。
「自分の強みが分からない」という方は、「『強み』ってどうやって見つければ良いの?簡単にできる『強み』の発見法」の記事を参考に、自身の強みや適性を見つけるヒントを得るために活用してみてください。
4.その会社でしか実現できないことを答える
入社後の強みの活かし方を伝えたら、次はその会社でしか実現できないことを伝えましょう。面接官は、自社で長く活躍してくれる人材を求めているので、他社ではなく自社を志望する理由を知りたいと考えています。
志望企業にしかない特徴を探す際は、以下の点を確認するのがポイントです。
・企業研究の徹底
・競合他社の理解
・業界での立ち位置
・その企業の市場優位性はどこにあるのか
・その企業ならではの特徴は何か
どの企業でも実現できそうな内容は、「志望度が低そうだ」と評価される可能性があります。企業研究を入念に行い、志望企業でしか実現できないことを考えましょう。
5.実現に向けて現在している努力を伝える
最後は、入社後にしたいことを実現するために、どのような努力をしているかもアピールしてください。目標に対して自ら課題を設定し、行動できる自走力を示すことで、入社後の成長意欲を高く評価してもらえるでしょう。
たとえば、以下のような内容を伝えるのがおすすめです。
・関連資格の取得に向けた学習
・専門スキルの習得
・業界研究を目的としたOB・OG訪問
努力を伝える際は、「何を」「どのように」頑張っているかに加えて、「そこから得た成果や学び」を具体的に説明しましょう。その努力が目標達成にいかにつながっているかを説明し、「自分は企業のために貢献できる」「努力を継続する人材である」と伝えることが大切です。
ただ理想を伝えるのではなく具体的にイメージできる内容を盛り込み、実現するために自分がしていること、その先に企業への貢献を見据えていることをアピールしましょう。
面接で明確に自分をアピールできるように、あらかじめ面接対策を行い、論理的に説明できるよう練習しておくことをおすすめします。面接対策の方法は、「就活の面接対策をしたい!新卒におすすめの方法や頻出質問110選を紹介」の記事で解説しているので参考にしてみてください。
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【業界別】「入社後にしたいこと」の回答例文11選
業界によって求められる役割や課題は大きく異なります。ここでは、「入社後にしたいこと」の例文を業界別にまとめました。自分が志望する業界の例文を参考に、作成してみてください。
ただし、例文はあくまでとどめ、自分の強みや経験などに置き換えて伝えましょう。
1.製造業(メーカー)
私は貴社に入社しましたら、小売店営業を通じて、健康維持に寄与する貴社の商品を一人でも多くの方に届けることに貢献したいと考えています。
大学時代はボート部のマネージャーとして、約30名の選手の食事管理をサポートしてまいりました。そのなかで、適切な栄養管理がパフォーマンスに直結することを痛感し、以来、「食を通して人々の健康を根本から支える」という仕事に強い関心をもつようになりました。
特に貴社は、手軽さと高い栄養価を両立させ、高齢化社会において重要なシニア層向けのヘルスケア分野に注力されています。徹底して社会のニーズに応える商品を開発展開をされている姿勢に深く共感いたしました。
入社後には、マネージャー経験で培った相手の変化に気づく観察力と信頼を築く対話力を活かします。営業活動においては、単なる商品紹介に留まらず、取引先が抱える課題や消費者の潜在的なニーズを的確に把握・分析いたします。
そのうえで、開発部門の想いが込められた商品価値を最大化する販売方法を提案し、貴社のファンを拡大していくことに尽力する所存です。
製造業(メーカー)に興味のある方は、「メーカーとはどんな業界?業務内容や商社との違いを解説!」の記事をチェックしてみてください。
2.IT業界
私は貴社に入社いたしましたら、VRエンジニアとして、高齢者の生活の質向上に寄与するコンテンツ開発に携わりたいと考えております。
大学1年次にVR体験イベントで圧倒的な臨場感に魅了されたことを機に、VR技術がもつ体験を拡張する可能性に強く惹かれました。自らも作り手として価値を提供したいと考え、大学3年次には独学でUnityを用いたVRゲーム開発に挑戦いたしました。
現在はプログラミングスクールにて、より実践的なC#の習得や最適化技術など、開発に必要なスキルの研鑽に励んでおります。
貴社は「ITと介護の融合」を掲げ、VRゲームで高齢者の心身の活性化という社会課題に真摯に取り組まれています。その姿勢に深く共感いたしました。
入社後は、自身の技術習得への意欲とユーザー視点を活かし、高齢者の方々が直感的に楽しめ、かつ心身のケアに繋がる高品質なVRプログラムの開発に尽力する所存です。
IT業界へ就職を目指したい方は、「IT業界の志望動機例文を紹介!未経験や文系学生のアピール方法とは」もあわせてチェックしてみてください。
3.物流業
私が貴社に入社いたしましたら、ドローン配送サービスの事業企画および実証実験の推進に携わり、次世代物流網の構築に貢献したいと考えております。
日頃からECサイトを利用するなかで、物流が生活インフラとして不可欠である一方、人手不足や再配達増加といった「物流の2024年問題」が深刻化していることに危機感を抱きました。
この社会課題をテクノロジーで解決し、持続可能なロジスティクスを自ら作り上げたいという強い思いがあります。
特に貴社は、早期からドローン配送を新規事業に据え、山間部や離島などのラストワンマイルにおける物流困難地域の解消に注力されています。この社会貢献と事業性を両立させる姿勢に深く共感いたしました。
入社後は、大学で習得した市場分析の手法と独学で培った多角的な情報収集力を活かします。具体的には、航空法などの法的規制や地域住民との合意形成といった実用化への高いハードルを的確に整理・検証し、運用コストを最適化したビジネスモデルの構築に邁進する所存です。
物流業界への就職を目指す方は、「物流業界の志望動機の書き方を知りたい!作成の手順や効果的な例文を紹介」の記事もあわせてチェックしてみてください。
4.コンサルティング業
私は貴社に入社いたしましたら、単なるIT導入に留まらず、ITを経営基盤の変革手段として活用し、企業の経営課題の解決や競争力向上に貢献できる人材を目指します。
大学では情報工学科でC言語を専攻し、技術的な基礎を習得いたしました。また、ゼミでは地元の商店街と連携し、インバウンド誘致のための統一システム開発を主導いたしました。
導入後、各店舗から「接客の円滑化につながった」との評価をいただき、ITが現場の課題解決に直結するプロセスとその価値を肌で感じることができました。
貴社に入社後は、クライアントの現場に深く入り込み、潜在的なニーズを汲み取ることで、技術力に留まらない「対話を通じた課題抽出能力」と「論理的思考力」を磨きたいと考えております。
現場視点と経営視点の双方を併せ持ち、お客さまの本質的な成長を支援するITソリューションの提供に邁進する所存です。
コンサルティング業の志望動機の例文は、「コンサルの志望動機の作成手順を解説!効果的なアピール法や例文を紹介」の記事を参考にしてみてください。
5.小売業
私は貴社に入社いたしましたら、お客さまに「またこのお店に来たい」と心から感じていただけるよう、一人ひとりに最適化された購買体験の提供に貢献したいと考えております。
まずは、店舗での接客・販売業務を通じて、お客さまの潜在的なニーズを的確に汲み取る「傾聴力」と、期待を上回る「提案力」を徹底して磨きます。現場で直接お客さまの声に触れる経験こそが、将来の企画業務の確固たる土台になると確信しております。
将来的には、現場で培った知見に購買データの分析スキルを掛け合わせ、地域特性やトレンドを反映した選ばれる売場作りや商品企画に携わりたいと考えております。
特に、貴社が推進されている「地域コミュニティとの連携強化」に深く関わり、店舗を単なる販売の場に留めず、地域の方々が集い、新たな活力を生む「生活のインフラ拠点」へと進化させることに挑戦する所存です。
6.アパレル業
私が入社いたしましたら、ご家族全員が心が躍るような再訪したくなる売り場作りに貢献したいと考えております。
小学生のころ、初めて貴社の店舗を訪れた際に感じたワクワク感は、今でも鮮明に覚えており、その高揚感が私の原体験となっています。大学入学後は、その魅力を自らの手で手伝いたいと考え、△△店にてアルバイトとして接客・販売に励んでまいりました。
業務を通じて店長から「売場へのこだわり」や「お客さま視点の重要性」を学び、実践するなかで、店舗の細かな変化がお客さまの満足度に直結する面白さを実感いたしました。
入社後は、現場で培った『お客さまの潜在的なニーズを捉える力』を活かし、来店するだけで心が豊かになる空間作りに尽力いたします。将来的には、これらの現場知見を武器に、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を通じて貴社のブランドの世界観を体系化し、より多くのお客さまに届ける役割に挑戦する所存です。
7.金融業
「私は貴社に入社しましたら、法人営業を通じて、中小企業の経営課題に寄り添い、地域経済のさらなる活性化に貢献したいと考えています。
大学時代は、地元商店街の活性化プロジェクトに参画し、集客イベントの企画・運営に携わりました。その活動のなかで、経営者の情熱が街の活気を生む一方で、資金面や後継者不足といった切実な悩みが挑戦の壁になっている現実を目の当たりにし、『金融の力で挑戦を支えたい』と強く志すようになりました。
特に貴社は、地域に根ざした強固なネットワークをもちながら、最新のフィンテック活用やビジネスマッチングなど、従来の枠にとらわれない多角的なソリューションを提供されています。常にお客様の半歩先を見据え、変革を恐れず並走する姿勢に深く共感いたしました。
入社後には、プロジェクト活動で培った「泥臭く現場に足を運ぶ行動力」と「相手の本音を引き出す傾聴力」を最大限に活かします。お客さまとの対話を通じて、決算書などの数字に表れない強みや潜在的なリスクを的確に把握・分析いたします。
そのうえで、融資のみならず貴社の多様なリソースを組み合わせた最適な提案を行い、「一番の相談相手」として信頼を積み重ねることで、貴社のプレゼンス向上に尽力する所存です。」
銀行や証券会社を志望する例文は、「金融業界の志望理由の書き方や業種別の例文を紹介!差別化するコツも解説」で紹介しているので参考にしてみてください。
8.広告業
私は、人々の心に深く響き、社会にポジティブな変化をもたらす「クリエイティブの力」を最大限に活かす仕事に携わりたいと考えています。入社後はまず、営業職として、クライアントの抱える本質的な課題を深く掘り下げ、多角的な視点から解決に導くためのコミュニケーション戦略の立案能力を養います。
また、デジタルマーケティングに関する知識を強化し、データ分析に基づいた論理的な戦略構築と、人々の感情を動かすクリエイティブの融合を目指します。将来的には、営業で培った現場感覚を武器に、国境を越えたブランディングプロジェクトやサステナビリティ(持続可能性)をテーマにした社会貢献性の高いキャンペーンを牽引したいです。
常に新しい表現手法やテクノロジーを取り入れ、時代を先導するような革新的な広告を生み出すことに情熱を注ぎたいと考えております。
広告業界の志望動機を作成するときの注意点は、「広告業界の志望動機の例文3選!書き方や評価されるためのポイントも解説」をご覧ください。
9.商社
私は、貴社の広範なネットワークを基盤に、グローバルな事業をゼロから構築し、世界的な課題を解決することに貢献したいと考えています。フランスへの1年間の留学中、日本製品への高い需要を実感する一方で、硬直化した流通網やサプライチェーンの非効率さに課題があることを肌で感じました。
この経験から、単に既存のルートでモノを届けるだけでなく、現地の商習慣に即した新たなビジネスモデルを自ら創出し、世界のニーズと日本の技術をつなぐ、価値創造の仕組みを構築したいと考えるようになりました。
私の強みは、語学力に加え、異なる文化や利害関係のなかで粘り強く合意形成を図るタフな交渉力、そして環境の変化に対応する適応力です。入社後は、貴社の高度なリスク管理能力を実践のなかで吸収しながら、未開拓市場での事業開発に情熱を注ぎます。
将来は、巨大プロジェクトを統括するプロデューサーとして、貴社の新たな収益源を牽引する存在を目指します。
商社の志望動機でアピールできる強みを知りたい方は、「商社の志望動機の書き方が知りたい!作成手順と新卒向けの例文21選を紹介」の記事をチェックしてみてください。
10.ホテル業界
私は入社後、「お客さまの期待を超える感動的な滞在」を演出し、貴ホテルのブランド価値向上に貢献したいです。
まずは、フロントやコンシェルジュとして、培ってきた語学力を活かし、国籍を問わずお客さまの心に深く響くハイレベルなホスピタリティを徹底的に追求・体現します。
マニュアルを超え、潜在的なニーズを先読みするパーソナルなおもてなしを磨くことで、貴ホテルの信頼を形にするプロフェッショナルを目指します。
将来的には、現場で得た顧客の生きた声を活かし、インバウンドのお客さまをターゲットとした「体験型宿泊プラン」の企画・開発に挑戦したいと考えています。
特に、貴ホテルの「地域文化との融合」という理念を体現すべく、地元の職人や企業と連携したユニークなサービスを創出し、そのホテルに止まること自体が旅の目的となるような唯一無二の価値提供に尽力する所存です。
ホテル業界を目指す方は、「ホテル業界の志望動機の書き方は?例文15選と好印象を与えるコツを紹介」の記事で志望動機を作成する際のポイントを解説しているのでチェックしてみてください。
11.不動産業界
私は入社後、不動産を単なる「モノ」ではなく、「お客さまの人生や未来を形作る大切な資産」と捉え、その価値を最大化する仕事に貢献したいと考えております。
まずは住宅販売部門にて、お客さまのライフプランや将来の夢を丁寧に汲み取り、最適な住まいを提案するコンサルティング能力を身につけます。あわせて早期に宅地建物取引士の資格を取得し、法務知識に基づいた専門家としての信頼を築くことで、お客さまに確かな安心感を提供できるプロを目指します。
将来的には、住宅販売で培った「生活者一人ひとりの細かな不満や理想のライフスタイル」を設計に反映させる視点を武器に、遊休地の再開発プロジェクトや、地域の特性を活かした商業施設の企画開発に携わりたいと考えております。
特に、貴社が推進する「環境に配慮したスマートシティ構想」において、テクノロジーを人々の生活の質向上に結びつけ、住まうほどに価値が高まる持続可能な街づくりに貢献することを目指します。
不動産業界を志望している方は、「不動産業界の志望動機作成のポイント!職種別の例文やNG例を紹介」の記事で志望動機の例文を解説しているので参考にしてみてください。
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【職種別】「入社後にしたいこと」の回答例文8選
目指したい職種が決まっている場合、その職種で求められる能力やスキルをどう活かし、どのように会社に貢献していきたいかを具体的に示すことが重要です。職種特有の専門性を絡め、入社後の具体的な目標や意欲を伝えましょう。
以下で、「入社後にしたいこと」の回答例文を8つの職種に分けて解説します。自分が目指したい職種の例文を参考にし、自分の強みや具体的なエピソードに置き換えて作成してみてください。
1.事務職
私は貴社に入社後、△△を販売する営業担当を支える営業事務として貢献したいと考えています。カフェのアルバイトでは、売上報告書の作成や仕入れ管理といった事務作業全般を担い、正確な処理の重要性を学びました。
この経験で培った正確な書類作成能力と迅速なコミュニケーション能力を活かし、営業担当者が円滑に業務に専念できる環境を整えることで、顧客満足度の向上に寄与したいと考えています。
また、現在は簿記1級の合格を目指して勉強中です。入社後も専門知識を深めることで、計数管理の面からも業務効率化や組織のサポートに貢献していきたいと考えています。
事務職を目指す方は、「事務職の志望動機はどのように作る?作成のポイントや例文を解説します」の記事で志望動機の書き方を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
2.営業職
貴社に入社後、私はデータに基づいた分析力と対人スキルを掛け合わせ、顧客と深い信頼関係を築ける営業を追求したいと考えています。
大学時代の居酒屋のアルバイトでは、客層や注文傾向を分析して施策を講じ、売上向上に貢献しました。また、ゼミでは統計学を専攻し、客観的なデータから課題を特定するアプローチを学びました。
既存顧客を大切にしながら、常に新商品を開発し続ける貴社の姿勢に強く惹かれています。私の強みである分析力を活かして、顧客一人ひとりに最適な提案を行い、日々進化する自社製品を自信をもって広めていきたいと考えます。単なる販売に留まらず、顧客の良きパートナーとして伴走できる営業を目指します。
「営業職の志望動機例文20選!アピールすべきポイントや書き方を解説」の記事では、志望動機でアピールする方法を解説しているので、営業職に就きたい方はチェックしてみてください。
3.販売職
お客さまの期待を超える接客を通じて、「このお店に来て良かった」と心から思っていただける体験を提供したいです。まずは、商品の知識と接客スキルを徹底的に身につけ、お客さま一人ひとりのニーズを的確に捉え、最適な提案ができるプロフェッショナルを目指します。
そのなかで、お客さまの購買動機や行動パターンを深く観察し、日々の業務に活かします。将来的には、売場全体のレイアウト改善やVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)に携わりたいと考えております。
お客さまの動線を意識した魅力的な売場を作り、購買意欲を高めることで、店舗の売上貢献に直結させたいです。また、新人教育にも積極的に携わり、貴社のホスピタリティ精神を次世代につなげる役割も担いたいです。
4.経理職
会社の経営状況を正確に把握し、経営層の意思決定を後押しできる「攻めの経理」として貢献したいと考えております。
入社後は、まず日々の仕訳や伝票処理といった基本業務を迅速かつ正確に習得し、現場の数字を通じて貴社の事業活動の流れを細部まで理解することに勤めます。並行して、会計基準や税法に関する専門知識の習得に励み、将来的には公認会計士や税理士などの資格取得も視野に入れ、高度な専門性を実務に還元していく所存です。
これら実務と知識の土台を築いたうえで、月次・年次決算業務を完遂するだけでなく、各事業部門の業績分析や予算策定に深く関わりたいと考えています。特に、貴社が進める新規事業の立ち上げにおいては、財務面から多角的なリスク分析を行い、コスト構造の最適化や収益性の最大化に向けた戦略的な提案を行う役割を担いたいと考えております。
経理を含む総合職に興味がある方は、「総合職と一般職はどう違う?それぞれの仕事内容や選択のポイントを解説」の記事もチェックしてみてください。
5.施工管理
私は、安全と品質を第一に守りながら、お客さまの期待を超える「地図に残る仕事」を完遂させたいと考えております。
入社後は、まず現場の基本的な流れや専門用語を習得するため、先輩社員の下で積極的に経験を積みます。特に、現場の要である職人の方々との信頼関係構築を大切にし、現場の声を反映させた的確な指示出しを通じて、効率的で質の高い施工を実現するマネジメント能力を磨きたいと考えております。
将来的には、一級施工管理技士の資格を取得し、大規模プロジェクトの責任者として現場全体を統括する役割を担いたいです。特に、貴社が強みとする環境配慮型の建築技術や、最新のICT技術を活用した効率的な工程管理を積極的に取り入れ、未来の社会に貢献できる持続可能な建築物の実現に尽力する所存です。
6.研究職
貴社の最先端の研究開発環境を活用し、社会に革新をもたらす新技術・新製品の創出に寄与したいと考えています。入社後は、大学での研究経験を土台としつつ、まずは担当分野の基礎研究に真摯に取り組み、着実に技術的成果を上げることに注力します。
また、国内外の学会発表や外部機関との連携にも積極的に参画し、常に最新の知見を取り入れる努力を怠りません。将来的には、既存の技術にとらわれないブレイクスルーとなる技術テーマを自ら発掘し、プロジェクトリーダーとして実用化まで牽引したいという志を持っています。
特に、貴社の「△△(製品・技術)」に関する研究を深化させ、人々の生活を一変させるような製品開発を通じて、豊かな社会の実現に貢献を果たしたいです。
7.企画・マーケティング職
私は、データに基づいた論理的な思考と人々の感情を動かすクリエイティブな発想を融合させ、顧客体験の価値を最大化することで貴社の製品・サービスの市場シェア拡大に貢献したいと考えております。
入社後は、まず消費者調査や市場分析のスキルを徹底的に磨き、顧客の潜在的なニーズや市場のトレンドを定量・定性の両面から正確に把握する力を養います。
そのうえで、製品コンセプトの立案からプロモーション戦略の策定まで、一貫して携わり、データに裏打ちされた説得力のある企画を実現したいです。
将来的には、ビッグデータ解析やAIなどの最新技術をマーケティングに応用し、よりパーソナルで効果的なコミュニケーション戦略を構築する所存です。最適なチャネルの開拓にも挑戦し、貴社のブランド価値を高めながら、事業の持続的な成長を牽引する施策を具現化していきたいと考えております。
8.エンジニア職
私が貴社に入社後にしたいことは、技術力とビジネス視点を両立させ、企業の課題解決を実現するシステムの開発です。
大学での研究やインターンでは△△のシステム開発に携わり、リリースまでを経験しました。実際にユーザーから感謝の声をいただいたことで、技術が価値に変わる瞬間を肌で感じ、「もっと多くの人の役に立つシステムを作り続けたい」という思いが確信に変わりました。
入社後は、まず貴社の強みである「△△(具体的な技術分野)」に関する専門知識を徹底的に学びます。そのうえで、単にコードを書くだけでなく、開発プロセスや規律を深く理解することで、運用のしやすさやコスト意識まで含めたビジネスに資する堅牢なシステムを構築できる基礎力を固めます。
将来的には、貴社が目指す「△△(具体的な事業やビジョン)」の実現に向けて、最新の技術動向と顧客ニーズを掛け合わせた革新的なプロジェクトを牽引したいと考えております。常に「その技術はどう事業成長に貢献するか」という視点をもち、貴社の発展に尽力いたします。
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入社後にしたいことを伝えるときの注意点
入社後にしたいことを伝える際は、気をつけたいポイントがいくつか存在します。これらを知らずにいると、採用担当者にネガティブな印象を与え、内定獲得から遠ざかってしまう可能性もあるため、十分な注意が必要です。
ここでは、入社後にしたいことを伝えるときの注意点を解説します。面接やESで伝える内容をまとめたあと、以下の項目に該当していないか確認してみてください。
個人的な夢を答えない
入社後にしたいことを聞かれた際は、個人的な夢を答えるのは避けましょう。たとえば、「世界一周したい」「△歳で家を建てる」といった目標をもつこと自体は問題ありません。しかし、業務と直接つながりのない私的な目標を伝えると、採用担当者に「質問の意図が分かっていない」と判断されるリスクがあります。
企業はあくまで、「自社に貢献できる人材か」という点を見極めるために聞いているため、就活の場で答えるのはふさわしくありません。入社後のビジョンは仕事と結びつけ、企業にどう貢献できるか具体的に伝えましょう。働く姿をイメージさせる内容にすることが、高評価につながります。
非現実的な目標を伝えない
非現実的な目標を伝えないのも、面接やESで入社後にしたいことを伝えるときに避けたい内容の一つです。たとえば、「入社後すぐに社長になりたい」「未経験でいきなり新規事業を立ち上げたい」といった目標は、熱意は伝わっても、企業理解や自己分析が不足していると判断される可能性があります。
仕事において高い目標を立てることは大切ですが、実現性が極めて低い内容では「仕事について理解していない」「自分の能力を客観的に判断できていない」とネガティブな印象を与えかねません。
まずは企業や業界の状況を踏まえ、目の前の業務で成果を出すことや数年後の具体的な役職・スキルアップなど、着実にステップアップしていくような現実的かつ意欲的な目標を伝えましょう。
ネガティブな発言をしない
面接でネガティブな発言をすることは、印象を悪くする可能性があるため避けるのが賢明です。ついつい使ってしまいがちな言葉は、以下の例が挙げられます。
・経験が浅いので力になれるか分からない
・実現できるか分からない
・うまくできる自信がない
謙虚な姿勢は大切ですが、過度に自己評価を下げる発言は、採用担当者に対し、自信のなさや困難な状況を乗り越える主体性に欠けるといった印象を与えかねません。「入社後に積極的に動いてくれるだろうか?」と不安に思われると、採用を見送られる可能性もあります。
そのため、自分の現状を正直に伝えつつも、「不足しているぶん、このように努力して貢献したい」といったポジティブな言い回しを心掛けましょう。こうした前向きな姿勢を保つためには、事前の自己分析や企業研究などの対策をしっかりと行い、自分の中に根拠のある自信を育てておくことが重要です。
他社でも実現可能な目標を避ける
面接で入社後にしたいことを聞かれたときは、他社でも実現可能な目標を避けることが大切です。他社でも実現できる内容だと、面接官に「企業への理解が浅い」「志望度が低い」といった印象を与える可能性があります。
企業理念や事業内容、募集職種を深く研究し、「この会社特有の事業や環境で△△を実現したい」といった、企業への熱意が伝わる目標を設定しましょう。競合他社との違いを踏まえたうえで、「入社後にしたいこと」を具体的に伝えることで、入社意欲と企業へのマッチ度を効果的にアピールできます。
面接で説得力のある回答をするためには、事前の徹底した自己分析と企業研究が不可欠です。就活を成功させるには、選考対策はもちろん、土台となる準備をしっかり行うことが成功のカギとなります。
「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事で就活の基本的な流れとやり方を把握し、効率良く選考を進める準備をしましょう。
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「入社後にしたいこと」で熱意をアピールしたい方へ
「入社後にしたいことがはっきりしない」「熱意が伝わる内容になっているか不安」と悩む就活生もいるでしょう。アルバイト経験しかない学生にとって、入社後の姿をイメージするのは簡単ではありません。
入社後にしたいことの回答に悩む場合は、ぜひキャリアチケット就職エージェントに相談してください。キャリアチケット就職エージェントはマンツーマンであなたをサポートし、入社後にしたいことを一緒に考えます。一人で抱え込まずに、キャリアアドバイザーと話し合うことで、自分では気づけなかったやりたいことが見つけられるでしょう。
また、入社後にしたいことだけでなく、エントリーシート対策や面接対策など選考突破の対策を実施しています。就活の悩みを抱えて不安な場合は、ぜひキャリアチケット就職エージェントまでご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。