このページのまとめ
- 就活で全滅してしまったら、まずは原因を考えるのが大事
- 就活で全滅してしまうのは、準備不足やエントリー数の少なさが影響している
- 就活での全滅を避けるためには、選考中もエントリーを続けるのがポイント
就活で持ち駒が全滅し、焦る就活生もいるでしょう。持ち駒が全滅してしまうと、卒業までに内定が獲得できるか不安になるのも無理はありません。
もし、持ち駒がなくなっても、時期次第で卒業までの内定は間に合います。就職活動を振り返り、改善点を見つけ出しましょう。
この記事では、就活で持ち駒が全滅してしまう原因や、内定に向けての対策を解説しています。全滅したからといって焦らず、就活準備の見直しから始めましょう。
就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。
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- 就活で持ち駒が全滅してしまう8つの原因
- 1.就活の準備が足りていない
- 2.エントリーする企業が少ない
- 3.大手企業ばかりエントリーしている
- 4.選考の振り返りをしていない
- 5.志望する企業とミスマッチが起きている
- 6.やりたいことが明確になっていない
- 7.自己分析が足りていない
- 8.自分の特徴を言語化できていない
- 就活で持ち駒が全滅する理由を選考過程別で解説
- 履歴書やエントリーシートの場合
- Web試験や適性検査の場合
- グループディスカッションの場合
- 面接の場合
- 就活全滅の方へのキャリアアドバイザーのアドバイス
- 就活で持ち駒が全滅してしまったときにすべき5つのこと
- 自己分析をやり直す
- 志望条件を見直す
- 大学のキャリアセンターに相談する
- ハローワークを利用する
- 就活エージェントに相談する
- 就活の全滅から新しく企業を探す方法
- 就活サイトを使う
- 合同説明会に参加する
- 就活エージェントに紹介してもらう
- 大学のキャリアセンターで探す
- 逆求人サイトを使う
- SNSを使う
- 就活で全滅しないために必要なエントリー数
- 就活の全滅回避に向けてエントリー企業を増やす際のポイント
- 就活の軸に基づいてエントリーする
- スケジュールを徹底して管理する
- 企業の入社難易度を考える
- 中小企業やベンチャー企業などにも目をむける
- 志望職種や業界を広げる
- 就活で全滅してしまった後にとれる選択肢
- 内定を獲得するまで就活を続ける
- 就職留年を行う
- 就職浪人になる
- 進学する
- フリーランスになる
- 就活で持ち駒が全滅してしまい焦るあなたへ
就活で持ち駒が全滅してしまう8つの原因
就活で持ち駒が全滅してしまう背景には、準備不足やエントリー数不足が考えられます。同じ失敗をしないためにも、全滅してしまった理由を考えてみましょう。
ここでは、就活で持ち駒が全滅してしまうときによくある原因を8つ紹介します。
1.就活の準備が足りていない
就活の準備が不足していると、選考に突破できず持ち駒はなくなるので気をつけましょう。たとえば、次のような準備が不足しているかもしれません。
・自己分析が足りていない
・業界研究が足りていない
・企業研究が足りていない
・ESや履歴書を適当に書いている
・面接対策をしていない
内定獲得は大変であり、準備不足で成功できるほど簡単ではありません。持ち駒がなくなったときは、準備ができていたのか振り返ってみましょう。
内定獲得に向けて必要な準備は、「就活の仕方がわからない!流れ・進め方・準備・選考対策のやり方を一挙公開」の記事で紹介しています。自分の行動を振り返り、改善しておきましょう。
2.エントリーする企業が少ない
そもそもエントリーする企業が少ないと、持ち駒はなくなります。就職活動では採用よりも不採用の方が多いことを覚えておきましょう。
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書(令和5年12月8日)」によると、エントリーシートの提出数は10社~19社が約3割と最も多い割合でした。30社以上エントリーシートを提出した学生も約16%います。
引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書(令和5年12月8日)」
エントリーする企業数を増やすには、合同説明会や企業説明会に参加するのが大切です。少しでも興味を持った企業があれば、エントリーして話だけでも聞いてみましょう。
説明会の探し方については、「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」も参考にしてください。自分で選択肢を狭めないようにしましょう。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
3.大手企業ばかりエントリーしている
企業のエントリー数が多いとしても、大手企業や人気企業ばかりにエントリーしていると全滅する可能性は高まります。知名度の高い企業に的を絞らず、ベンチャー企業や中小企業にも目を向けることが大切です。
大手企業は知名度も高く優秀な人材が集まりやすいため、内定獲得のハードルは自然と上がります。学歴でフィルターがかかることもあり、十分な面接対策を行っても内定を獲得できるとは限りません。
当然ながら、ベンチャー企業や中小企業にも優れた企業は多くあります。大手企業や知名度の高い企業ばかりではなく、視野を広げて企業研究を行いましょう。
「ベンチャー企業と大手企業はどちらがよい?特徴や決め方のコツを解説」の記事で、ベンチャー企業と大手企業の比較も行っています。企業選びの視野を広げるためにも、ぜひ読んでみてください。
4.選考の振り返りをしていない
書類選考や面接などの振り返りをしていない場合も、エントリーした企業が全滅しやすくなるため注意が必要です。
選考がうまくいかないのは必ず原因があり、その原因を深掘りして次に活かす姿勢がなければ、エントリー数を増やしても結果は変わらないでしょう。
たとえば、書類選考が通らないのであれば、「自己PRで強みをアピールできているか」「志望動機から入社意欲が伝わっているか」などの改善点を探すのが大切です。何も改善しなければ、同じ失敗を繰り返してしまいかねません。
就活が思うように進まない場合は、どのような点に問題があるのか必ず振り返りましょう。よい点と悪い点の双方を見直して、次に活かす姿勢が大切です。
エントリーシートの対策については、「就活のエントリーシートの書き方を一から解説!落ちないための注意点」の記事を参考にしてください。
面接対策については、「面接での話し方には重要マナーが!就活生なら知っておくべき好印象を与えるコツとは」の記事で解説しているので確認しておきましょう。
5.志望する企業とミスマッチが起きている
志望企業とのミスマッチが発生していると、選考で落ちやすくなります。エントリー数だけ増やしても意味がないので気をつけましょう。
たとえば、自分についての理解が足りないと、企業の求める人物像と合わずにミスマッチになります。また、企業についての理解が足りない場合も、ミスマッチにつながるでしょう。
就活では自分の特徴を理解したうえで、特徴を活かせる企業にエントリーするのが大切です。自分の考えや就活の軸と合っているのか考えながらエントリーしましょう。
6.やりたいことが明確になっていない
やりたいことや将来のビジョンが明確になっていないと、就活で失敗しやすくなります。目標も目的もなく企業にエントリーし、アピールできずに選考に落ちてしまうからです。
たとえば、やりたいことがないのに志望動機を考えようとしても、採用担当者が納得できる内容は出てきません。ありきたりな内容や入社熱意の感じられない内容になり、評価は下がってしまうでしょう。
選考に通過し、持ち駒全滅を防ぐためには、自分のやりたいことを理解しておくことが大切です。就活の軸を明確にし、方向性を決めておきましょう。就活の軸が決まっていない就活生は、「就活の軸一覧100選!納得がいく決め方や面接での答え方を例文付きで解説」の記事を参考にして考えてみてください。
7.自己分析が足りていない
自己分析ができていない就活生も、持ち駒が全滅しやすくなります。企業に対してアピール不足となり、選考を通過できないからです。
自己分析ができていないと、自分の強みも特徴も、アピールできるエピソードも思いつきません。エントリーシートや面接で質問されても、何を答えればいいかわからずに困るでしょう。
8.自分の特徴を言語化できていない
就活では自身の特徴や考えを言語化し、わかりやすく伝えることも大切です。優れた能力を持っていても、採用担当者に伝わらなければ評価されません。
自分を言語化できないのは、自己分析ができていないからです。また、自己PRや志望動機などの考え方を知らず、文章がまとまらないケースもあります。自分をアピールして選考を通過するために、わかりやすく言語化する練習もしておきましょう。
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就活で持ち駒が全滅する理由を選考過程別で解説
持ち駒がなくなるのは、選考への準備が足りていない場合もあります。就活を振り返り、どこが問題なのかを考えてみましょう。
履歴書やエントリーシートの場合
履歴書やエントリーシートが原因で持ち駒が全滅する場合、次のような点に注意してください。
・丁寧に書かれていない
・記入枠を十分に埋められていない
・回答に具体性がない
・テンプレート通りの内容になっている
・証明写真の印象が悪い
内容はもちろん、「丁寧に書けているか」「熱意が伝わるか」も大事です。見た目の印象も影響するので、気をつけてください。
履歴書の対策については、「新卒就活用の履歴書の正しい書き方は?必要な準備や提出時のポイントも解説」の記事で詳しく解説しています。
Web試験や適性検査の場合
Web試験や適性検査でも、事前の準備は必要です。試験ならではの問題形式も多く、対策しなければ解けない場合もあります。
Web試験については、問題集を繰り返し解いて対策しましょう。第一志望の前に、Web試験のある企業の選考を受けておくのもおすすめします。性格検査については、結果を意図的に操作できるものではありません。落ちてしまった場合は、企業との相性が悪かったと思いましょう。
Web試験や適性検査については、「Web適性検査とは?種類や内容から効果的な対策のポイント3選を解説」の記事で解説しています。試験ごとの特徴を知り、対策しておきましょう。性格検査については、「性格検査とはどんなテスト?問題例や対策方法を解説!」の記事を参考にしてください。
グループディスカッションの場合
グループディスカッションの場合、積極性やコミュニケーション能力が見られます。面接とは違ったアピールが必要になるので、準備しなければなりません。
グループディスカッションでは自分の話す順番が決められていないのがポイント。周りの状況に合わせて、積極的に発言しなければ評価されません。しかし、自分だけが話し続けていても、「相手の話を聞けない」と評価は下がります。集団での立ち回りが求められているので、対策を行うようにしましょう。
グループディスカッションについては、「グループディスカッションとは?基本知識から落ちやすい就活生の特徴まで」の記事も参考にしてください。
面接の場合
面接で落ちてしまう場合、次のような課題がないか考えてみましょう。
・質問への回答がずれている
・自信を持って回答できていない
・表情が暗い
・身だしなみや姿勢などの第一印象がよくない
・声が小さくて聞き取りにくい
面接では、採用担当者や面接官との会話のキャッチボールが大切です。質問の意図を踏まえて、結論ファーストで簡潔な回答を心がけましょう。また、態度や振る舞い方なども重要です。第一印象でその後の評価も変わるので、好印象を与えられるように意識してください。
面接がうまくいかない場合、模擬面接を受けるのもおすすめです。「就活生は模擬面接セミナーを活用しよう!内容や参加時の注意点を紹介」の記事を参考に、練習しておきましょう。
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就活全滅の方へのキャリアアドバイザーのアドバイス
就活で全滅してしまう人に共通することは、以下のとおりです。
・自分の適正に合っていない職種や業界を受けている
・倍率の高い大手企業・有名企業ばかり受けている
・そもそもエントリー数が少ない
・数をこなすことに追われて企業理解が進んでいない
・周りに相談せず自己流で就活を進めている
就活エージェントのキャリアチケットでは、キャリアアドバイザーがマンツーマンで就活支援を行います。「自分の適性がわからない」「エントリー数が多くて対策しきれない」といった悩みを抱えている就活生は、ぜひお気軽にご相談ください。
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就活で持ち駒が全滅してしまったときにすべき5つのこと
就活で持ち駒が全滅してしまったら、自己分析を行ったり、就活エージェントに相談したりなど、とにかく動きましょう。時間が経つにつれ、企業の選択肢は狭くなり、さらに苦しくなってしまうからです。
ここでは、持ち駒が全滅したときにすべきことを5つ紹介します。
自己分析をやり直す
就活で持ち駒が全滅してしまった場合は、自己分析をやり直すことから始めましょう。就活を本格的に始める前と全滅してしまったあとでは、就活の軸や大切にしたい価値観に変化がある可能性もあります。また、就活を通じて新たなアピールポイントが見つかるかもしれません。
的確に自己分析ができていないと、企業に対して魅力的にアピールするのは困難です。就活で全滅してしまった場合は、改めて自己分析をして自己理解を深め、就活の再スタートを切るとよいでしょう。
自己分析の方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」で解説しています。正しい自己分析を実施するためにも、ぜひ参考にしてください。
志望条件を見直す
自己分析と同時に、志望企業の条件・選定基準を見直すのも大切です。現在重視している企業選びの条件が厳しくないか、選んだ企業に共通する特徴はないかなども確認してみましょう。
企業を選ぶ条件が多すぎたり、厳しかったりすると、エントリーできる企業数は当然減ってしまいます。企業選びの軸を見直さないと新たにエントリーする企業を見つけるのは難しいため、自己分析とセットで志望条件も見直しましょう。
大学のキャリアセンターに相談する
就活の持ち駒がなくなってしまった場合は、大学のキャリアセンターに相談してみるのも効果的です。
大学と古くから付き合いのある企業などの求人情報はもちろん、セミナーやインターンシップなどに関する情報も集まっています。
第三者に相談すると現状を客観的に見れるようになるため、とるべき対策・方向性も判別しやすくなります。ESの添削や面接の指導も受けられるため、大学のキャリアセンターは積極的に利用してみましょう。
ハローワークを利用する
大学のキャリアセンター以外に、ハローワークで就職相談もできます。
ハローワークには、「新卒応援ハローワーク」と呼ばれる新卒者向けの窓口も用意されており、各都道府県に1箇所以上あるため確認してみましょう。新卒応援ハローワークでは、地元企業の求人検索だけでなく、面接対策も可能です。
ハローワークについては、「ハローワークの使い方は?新卒の就活で活用する方法と上手く使うためのコツ」の記事も参考にしてください。
参照元
厚生労働省
新卒応援ハローワーク
就活エージェントに相談する
持ち駒がなくなった場合は、就活エージェントに相談してみましょう。就活対策を一から実施でき、内定獲得に向けて強力なサポートを受けられます。
就活エージェントでは、就職活動のプロとして面接対策や自己分析の指導を行うのはもちろん、学生の要望に合わせて企業を紹介してくれる場合も。就職活動に苦戦している場合は、プロ目線のアドバイスをもらうとよいでしょう。
なかでも、就活エージェントであればキャリアチケットがおすすめ。キャリアチケットでは、マンツーマンで指導を行い、就活生の状況にあったアドバイスを受けられます。「就職活動で持ち駒が全滅してしまった」「就職活動をどうやって進めればいいかわからない」などの場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。
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就活の全滅から新しく企業を探す方法
就活で全滅した場合、新しく企業を探す必要があります。その場合、就活サイトや合同説明会を活用し、効率的に探しましょう。就活エージェントなどで紹介してもらうのもおすすめです。
ここでは、企業探しの方法を6つ紹介します。
就活サイトを使う
就活サイトを使い、まだ募集を続けている企業を探しましょう。多くの企業情報が1つのサイトにまとまっているので、効率的に企業を探せます。
就活サイトの場合、検索機能を使うのがおすすめ。まだ募集している企業が一目でわかるので、複数企業のエントリーを考えている際にも活用できます。
合同説明会に参加する
合同説明会に参加して企業の説明を聞くのもおすすめ。単独の企業説明会とは違い多くの企業が参加しているので、1日でエントリーする企業を多数見つけられます。
就職活動で全滅した場合、就職活動スタートから日数が経っているので、企業探しにもあまり時間をかけられません。効率よく企業を見つけられる合同説明会を活用しましょう。
また、合同説明会は業界や業種ごとにテーマが決まっている場合もあるので探してみてください。あえてエントリーしていなかった業界を見て、視野を広げる方法もあります。合同説明会については、「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」の記事も参考にしてください。
就活エージェントに紹介してもらう
就活エージェントに相談し、あなたに合う企業を紹介してもらいましょう。就活の軸や希望条件、あなたの適性に合わせて、企業を紹介してもらえるメリットがあります。
就活エージェントを活用する場合、自分で探さなくていいのもメリット。企業探しや選考対策など、自分のすべきことに集中している間にも就活エージェントが企業を探してくれています。
紹介してもらった企業の対策も受けられるので、内定も近づくでしょう。
大学のキャリアセンターで探す
大学のキャリアセンターでも、求人紹介が受けられます。前述したように大学と昔からつながりのある企業も多く、「△△大学の学生だから採用したい」と思って求人を出している場合もあるので相談してみましょう。
キャリアセンターに相談すれば、企業の選考フローや評価ポイントなどを詳しく知れる場合もあります。就活サイト以外にも企業探しの選択肢が欲しいと感じたら活用してみましょう。
逆求人サイトを使う
逆求人サイトを使い、オファーを待つ方法もあります。逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておけば、企業側から面接したいとアプローチをもらえるサイトのことです。
逆求人サイトであれば、受け身でもエントリーする企業を増やせます。自身の就職活動に集中しながら、オファーを待てるので企業探しの効率化になるでしょう。
また、プロフィールを見てオファーをもらえるので、選考突破や内定につながりやすいのもポイント。自分の知らない企業からオファーをもらえば、企業選びの視野も広がるでしょう。
SNSを使う
近年では、SNSを採用活動に使用している企業もあります。興味のある企業については、SNSもチェックしておくのがおすすめです。
SNSであれば、ダイレクトメールでそのまま応募できる企業もあるのでチェックしておきましょう。企業や社員の雰囲気もSNSの投稿から感じられるので、情報収集とあわせて活用してみてください。
SNSを使って就職活動の情報を集めるコツは、「SNSで行う就活の情報収集とは?効率よく行う方法とメリットを知ろう」で解説しています。情報収集も視野を広げて行うと、就活サイトにはない情報を見つけられるかもしれません。
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就活で全滅しないために必要なエントリー数
就活での全滅を避けるためには、エントリー数の確保が大切です。しかし、どのくらいエントリーをすべきか、わからない就活生も多いでしょう。
公益社団法人全国求人情報協会「2023年卒の大学生の就職活動の実態に関する調査(16p)」によると、大学生1人あたりのプレエントリー数は18.7社でした。
そのうち、企業説明会に参加した企業数は平均16.3社、書類選考を受けた企業数は11.4社という結果です。
エントリーした企業が平均よりも少ない場合、そもそもエントリー数が足りていない可能性があります。内定を獲得するにはある程度のエントリー数は必要なので、自分がどれだけエントリーしているかも振り返ってみましょう。
就職活動でのエントリーについては、「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」も参考にしてください。
18社エントリーして内定は平均2社
2023年卒の大学生の就職活動の実態に関する調査によると、18.7社にプレエントリーし、最終面接を受けた企業は平均4,1社、内定や内々定を獲得できたのは2.2社という結果も出ています。
大体9社に1社あたりの割合で内定を獲得できている計算です。持ち駒が全滅しそうな就活生は、「条件が厳しすぎないか?」「情報収集は足りているか?」などを考えて企業選びの視野を広げ、エントリー数を増やすようにしましょう。
企業探しや企業選びについては、「企業の選び方10選!就職活動は軸や基準を定めて失敗を防ごう」の記事も参考にしてください。
参照元
公益社団法人全国求人情報協会
2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査
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就活の全滅回避に向けてエントリー企業を増やす際のポイント
就活の全滅回避に向けてエントリーを行う場合、「就活の軸にあっているか」「スケジュールは問題ないか」などに気をつけなければなりません。
ここでは、全滅回避に向けてエントリー企業を増やす場合のポイントを5つ紹介します。
就活の軸に基づいてエントリーする
エントリーする企業は、就活の軸に沿うようにしましょう。条件に合わない企業へのエントリーを増やしても、ミスマッチが起きて結果につながりにくいからです。
持ち駒が少なくなってくると、焦りで「とにかくエントリーしなきゃ」と思ってしまいがち。しかし、就職活動のゴールは内定獲得であり、エントリーする企業を増やすことではありません。
まずは自分の条件や方向性を整理し、条件に合う企業にのみエントリーしましょう。
スケジュールを徹底して管理する
エントリー数を増やす場合、スケジュール管理に気をつけてください。企業が増えると、選考対策や面接への参加など、やるべきことも増えて対応が難しくなります。
場合によっては、選考や説明会が重なって参加できないことも。また、面接や説明会に追われて、エントリーシートの提出期限を忘れてしまうケースも出てくるでしょう。
ミスで選考に落ちたり、期限に間に合わなかったりしないためにも、スケジュール管理を徹底してください。スケジュールを書く手帳の選び方は、「就活におすすめ!手帳の選び方とポイント」で解説しています。
企業の入社難易度を考える
企業への入社難易度も考えて、エントリーを行いましょう。難易度の高い企業だけではなく、倍率が低そうな企業にもエントリーしておくと、全滅のリスクを下げられるからです。
難しい企業ばかりエントリーしてしまうと、エントリー数が増えても落ちて持ち駒がなくなってしまうかもしれません。企業の難易度を考えて、エントリーしてみてください。
大手企業以外にも、経営の安定している企業や優良企業はあります。「意外と知らない隠れ優良企業の探し方」も参考に、企業探しをしてみてください。
中小企業やベンチャー企業などにも目をむける
エントリーできる企業を探すために、中小企業やベンチャー企業にも目を向けましょう。大手企業や有名企業は倍率が高く、内定獲得は大変だからです。
中小企業やベンチャー企業であれば、大手企業などと比べると倍率が下がります。また、大手企業や有名企業ばかりエントリーし、もう応募できる選択肢がない学生も視野が広がるでしょう。
中小企業やベンチャー企業にも、業界トップクラスの成果を出している企業や経営的に安定している企業があります。知名度や企業規模だけにこだわらず、幅広い企業にエントリーしましょう。
志望職種や業界を広げる
条件が狭すぎる場合、志望職種や業界を広げるのも大切です。条件が多ければ多いほど、選択肢は狭くなります。
たとえば、「東京都」「商社」「事務職」「転勤なし」のように条件が多いと、当然ですが選択肢は少なくなります。希望している職種や業界では、もう選択肢がないかもしれません。
持ち駒がなくて厳しい場合は、志望職種や業界を広げてエントリーするのが大切。条件にこだわるのも大切ですが、こだわりすぎるとエントリーできなくなるので気をつけましょう。
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就活で全滅してしまった後にとれる選択肢
就活で全滅してしまっても、就活を続けたり、就職浪人したりと選択肢は複数あります。どのような選択肢があるか紹介するので、参考にしてください。
内定を獲得するまで就活を続ける
持ち駒が全滅しても、あきらめずに就活を続けてみましょう。秋採用や冬採用を行う企業も多く、卒業まであきらめずに就活は継続できます。
内定獲得ができるように、自己分析や就活準備をやり直し、再度チャレンジしてみましょう。就活エージェントのサポートを受けて、効率的に就活に取り組むのもおすすめです。
就職留年を行う
就職留年を行い、来年度に再チャレンジする方法もあります。就職留年であれば、新卒のまま就活を受けられる点がメリットです。また、就活経験を活かして、再度就活に取り組めるのもメリット。ほかの就活生よりもレベルアップした状態で臨めます。
ただし、学費がもう1年分かかる点には注意しましょう。また、留年した理由については聞かれやすいので、対策しておいてください。
就職留年については、「就職留年は単位が足りてる人も可能|後悔しない就活のポイントを解説」の記事でも解説しています。内容をよく読み、慎重に考えるようにしましょう。
就職浪人になる
大学を卒業し、就職浪人として就職活動を行う方法もあります。就職留年とは違い、既卒としての就職活動になるので覚えておきましょう。
既卒扱いになると、新卒と比べてエントリーできる企業が少なくなる恐れがあります。また、既卒は実績や経験で評価されやすく、転職者との争いになる点も注意です。
就職浪人については、「就活浪人とは?就職で不利になるのかメリット・デメリットと判断基準を解説」の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
進学する
大学院や専門学校に、進学する選択肢もあります。ただし、時期を過ぎると間に合わない点には気をつけましょう。
進学までの間に、資格取得や留学など、スキルアップに費やすのも1つの方法です。ただし、進学には費用がかかるデメリットもあるのを覚えておきましょう。
フリーランスになる
就職できない場合、フリーランスとして独立する選択肢もあります。フリーランスとは、会社に属さず、自分のスキルで稼ぐ働き方です。
就職する必要がなく、仕事さえもらえれば稼げるメリットがあります。しかし、実績やスキルもない状態で、仕事を探すのは大変です。また、すべてが自己責任であり、うまく稼げないケースも出てきます。
就活で全滅したからといって、安易にフリーランスを目指すのはおすすめしません。稼げるスキルがあるかどうか考え、慎重に判断してください。
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就活で持ち駒が全滅してしまい焦るあなたへ
就活で持ち駒が全滅してしまうと、誰もが焦ってしまいます。「本当に内定を獲得できるだろうか」「また全滅したらどうしよう」などと不安を感じるのは無理もありません。
就活で同じ失敗をしたくない就活生は、キャリアチケットに相談してください。
キャリアチケットでは、自己分析の進め方や面接対策、学生の考えや希望にあった企業の紹介など、就活全体のアドバイスを行っています。就活で全滅してしまった場合も、なぜ失敗してしまったのか原因を探り、改善に向けてのサポートを提供します。
エントリーした企業がなくなったと焦らずに、内定獲得に向けて再チャレンジしていきましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。