このページのまとめ
- 就活の履歴書は企業の指定を確認し、A4の新卒用を選ぶのが基本
- 就活用履歴書は厚労省やWebサイトからダウンロードするか、店で購入して入手する
- 履歴書は「企業ごとに内容を変える」「常に最新情報にする」などを意識して書く
インターンや本選考を控え、「履歴書の書き方に自信がない」「どんな履歴書を選べばいいの?」と悩む就活生は多いでしょう。履歴書には「一般用」「厚生労働省履歴書様式例」「JIS規格」などの種類がありますが、新卒の就活では自己PRやガクチカの欄が広い一般用を使用するのがおすすめです。
この記事では、新卒就活における履歴書の選び方や書き方を、見本付きで分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
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- 【新卒向け】就活の履歴書とは?ESとの違いを解説
- 就活の履歴書の選び方|種類・サイズ・作成方法
- 履歴書の種類と選び方
- 履歴書のサイズはA4が主流
- 手書き・パソコンどちらで作成してもOK
- 就活用履歴書の入手方法|無料ダウンロードと購入先
- 厚生労働省の履歴書テンプレートをダウンロードする
- Web上で履歴書のテンプレートをダウンロードする
- 自分で作成したものを使用する
- 書店・大学生協・コンビニで購入する
- Word・Excel・PDFの選び方と印刷方法
- 6つの項目別|新卒就活用の履歴書の書き方
- 1.基本情報欄の書き方
- 2.学歴・職歴欄の書き方
- 3.資格・免許欄の書き方
- 4.志望動機やガクチカ・自己PR欄の書き方
- 5.趣味・特技欄の書き方
- 6.本人希望記入欄の書き方
- 就活の履歴書に貼る写真のマナー
- 証明写真のサイズと基本マナー
- 服装・髪型で意識したいポイント
- データで提出する場合の写真の扱い方
- 採用担当者に好印象を与える履歴書のポイント
- 企業ごとに内容を変える
- 証明写真や情報は常に最新のものにする
- 誤字脱字や空欄をゼロにする
- 提出前にチェックリストで最終確認する
- 就活の履歴書の提出マナー|郵送・手渡し・メール
- 紙で提出する場合(郵送・手渡し)
- Web・メールで提出する場合
- 就活用履歴書の書き方やマナーを知りたいあなたへ
【新卒向け】就活の履歴書とは?ESとの違いを解説

引用:ハローワークインターネットサービス「【確定版】 厚生労働省履歴書様式例」
就活で使う履歴書は、あなたの個人情報を伝えるための書類です。選考に必要な名前や住所、学歴といった基本の情報を企業に示すために、採用選考の初期段階で提出を求められます。
一方、ESはあなたの人柄やポテンシャルを見極めるための選考資料です。ESは企業ごとに設問が用意され、志望動機や学生時代の経験などを通して人柄や自社との相性を測ろうとします。
両者は似ている部分もありますが、履歴書は公的文書としての正確性が求められる点が大きな違いです。企業によっては履歴書とES両方の提出が必要な場合もあるため、もし2種類の応募書類を求められた際は、記載内容に矛盾が生じないよう注意して作成しましょう。
履歴書とESの違いは「エントリーシートと履歴書の違いは?比較表と書き分け方を例文で解説」の記事でも詳しく解説しています。こちらもご参照ください。
参照元
ハローワークインターネットサービス
履歴書・職務経歴書の書き方
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就活の履歴書の選び方|種類・サイズ・作成方法
就活の履歴書は、種類やサイズ、作成方法によって書きやすさや与える印象が変わります。企業から指定がなければ、自分のアピールしたい内容に合うものを選びましょう。ここでは、履歴書の種類とサイズ、手書きとパソコンのどちらで作るかの選び方を解説します。
履歴書の種類と選び方
新卒就活で使う履歴書には、大きく分けて「一般用」「厚生労働省履歴書様式例」「JIS規格」の3種類があります。一般用は自己PRやガクチカの欄が広く、新卒向けの自己アピールに向いた作りです。厚生労働省履歴書様式例は、性別欄や写真欄の任意化など公正な採用選考に配慮した様式で、企業からの指定がない場合の標準的な選択肢になります。
JIS規格は学歴・職歴欄が広く、留学や職務経験を詳しく書きたい人に向いていますが、新卒の自己PR欄はやや手薄です。迷ったときは、大学が配布する大学指定の履歴書を使うのが安心といえるでしょう。
履歴書の購入場所や選び方に迷う場合は「就活用履歴書はどこで買う?種類や選び方を解説」も参考にしてみてください。
履歴書のサイズはA4が主流
就活で使う履歴書のサイズは、A4(広げるとA3相当)が主流です。市販の履歴書やWeb上のテンプレートの多くがA4サイズで作られており、A3用紙を二つ折りにして使うのが一般的。
そのため、企業からサイズの指定がない場合は、A4サイズを選んでおけば取り扱いに困ることはほとんどありません。B5サイズの履歴書も市販されていますが、記入欄がやや小さくなるため、自己PRやガクチカを詳しく書きたい新卒就活ではA4サイズのほうが書きやすいでしょう。
サイズ選びで迷ったときの基準は、「就活の履歴書サイズはどれが一般的?選ぶ基準やマナーを解説」でも詳しく解説しています。
手書き・パソコンどちらで作成してもOK
企業から作成方法の指定がない場合、履歴書は手書きとパソコンのどちらで作成しても問題ありません。選考で見られるのは作成方法そのものより、読みやすく丁寧に仕上がっているかどうかです。
パソコンで作成するメリットは、文字の大きさがそろって読みやすく、修正や企業ごとの書き分けも効率的に進められる点です。Web上のフォームやメールで提出する場合は、作成したデータをそのままPDFに変換して送れるため、提出方法との相性も良いでしょう。
手書きの履歴書は、丁寧に書くことで誠実さや人柄をアピールできるのがメリット。伝統を重んじる業界や企業では、手書きであることが評価される可能性もあります。
履歴書を手書きにするかパソコンで作成するか迷う人は、「履歴書はパソコンと手書きのどちらが良い?メリットや作成のコツを紹介」の記事も参考にしてみてください。
就活生が履歴書を選ぶときのポイント
- 企業から履歴書の指定がある場合は条件に合うもの
- 「新卒就活用」と明記されているもの
- 二つ折りでA4サイズ(見開きA3サイズ)のもの
- 志望動機欄やガクチカ欄など、自分のアピールしたい項目が充実しているもの
- 効率的に作成したいならパソコン入力
- 丁寧な印象を与えるなら手書き
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就活用履歴書の入手方法|無料ダウンロードと購入先
就活で使う履歴書は、インターネット上でのダウンロードや実店舗での購入など、さまざまな方法で入手できます。手軽に費用を抑えて手に入れたい場合や、しっかりとした上質紙のものを使いたい場合など、目的に合わせて選ぶことが大切です。ここでは新卒就活で役立つ履歴書の入手方法をご紹介するので、参考にしてみてください。
厚生労働省の履歴書テンプレートをダウンロードする
厚生労働省では、公正な採用選考を確保するために履歴書様式例を公開しています。ハローワークインターネットサービスから簡単にダウンロードでき、新卒就活でも使用可能です。
ハローワークインターネットサービスでは、PDF版とExcel版それぞれでA4サイズとA3サイズのフォーマットが用意されています。信頼性の高い履歴書フォーマットのため、どの履歴書を使うか悩んだときに選んでみるのも手です。
参照元
ハローワークインターネットサービス
履歴書・職務経歴書の書き方
Web上で履歴書のテンプレートをダウンロードする
Web上には無料でダウンロードできる履歴書テンプレートが多くあるため、そのなかから選んでも問題ありません。ダウンロードしたテンプレートを就活で使っても問題はなく、項目が整理されていて使い勝手が良いのが特徴です。アピールしたい資格が複数ある場合は資格欄が充実しているもの、研究内容やガクチカを盛り込みたい場合はアピール欄が大きいものといったように、自分に合ったテンプレートを探してみましょう。
汎用的なものを使う際は、自分のアピールしたい項目(自己PRやガクチカなど)が十分にアピールできるレイアウトになっているかを確認して選ぶのがポイント。転職者向けは学歴・職歴欄が大きく、空欄が大きく見えてしまったり自己PRが限られたりするためです。Web上でダウンロードするときは、「新卒向け」と明記されているものを選びましょう。ただし、企業から履歴書の指定がある場合は企業からの指示に従ってください。
自分で作成したものを使用する
理想どおりの履歴書が見つからない場合、自分で作成したものを使用することも可能です。項目やそれぞれの枠の大きさなどを自分好みに変えられるため、企業やアピールしたい内容に合わせてカスタマイズして自由に使えます。
自分で作成するときは、WordやExcelなどで作りましょう。また、上記で紹介したテンプレートをダウンロードしたうえで、変えたい部分だけ項目や枠に手を加えるやり方もあります。
書店・大学生協・コンビニで購入する
就活に適した履歴書は、書店やコンビニ、大学の生協といったショップで購入することも可能です。紙で提出する場合は、店舗で購入するのがおすすめ。種類が豊富なため自分の経歴や希望に合う履歴書を見つけやすいほか、郵送に使う封筒やクリアファイルなども一緒に購入できます。
また、大学の生協なら大学指定の履歴書を手に入れることが可能です。大学名が印字されており、新卒採用に特化したフォーマットになっているため、使い勝手が良いのが特徴。大学指定のものを使うことで、企業側も「どこの学生か」がひと目で分かり、安心感を与えられるでしょう。
Word・Excel・PDFの選び方と印刷方法
ダウンロードできる履歴書テンプレートには、主にWord形式やExcel形式、PDF形式があります。パソコンで入力して作成するならWordやExcel、印刷して手書きで記入するならPDFを選ぶと扱いやすいでしょう。
WordやExcelで作成した場合も、Web・メールで提出するときはPDFに変換してから送るのが基本です。一方、紙で提出する場合は、作成したデータや記入用のテンプレートを印刷して使います。
印刷する際は、「履歴書用印刷紙」や「上質紙」を使用するのがおすすめです。一般的なコピー用紙でも問題はありませんが、少し厚手の紙を使うことで、高級感や丁寧な印象を与えられます。サイズはA4(見開きA3)が標準ですが、A3対応のプリンターがない場合は、A4サイズ2枚に分けて印刷しても問題ありません。その場合はバラバラにならないように、左上をクリップで留めて提出しましょう。
「履歴書の印刷方法は?コンビニや自宅でのやり方や注意点を解説」の記事では、履歴書の印刷方法について詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
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6つの項目別|新卒就活用の履歴書の書き方

履歴書は、あなたの第一印象を左右する重要な書類です。新卒採用では、ポテンシャルや人柄が重視される傾向にあるため、各項目で自分を効果的にアピールする必要があります。
まずは、履歴書の書き方における基本的なルールと、自分の魅力をアピールするためのポイントを各項目ごとに確認していきましょう。
1.基本情報欄の書き方

履歴書の「基本情報」は、採用担当者があなたを識別するための大切な情報です。間違いがあると選考や評価に影響する恐れがあるため、正確に書くことはもちろん、読みやすさにも配慮しましょう。
日付
日付は、作成日ではなく「提出日」または「郵送日」を記入します。和暦・西暦のどちらで書いても問題ありませんが、履歴書全体で表記を統一しましょう。たとえば、日付欄に「令和8年」と記入した場合は、学歴欄も「平成30年」「令和5年」と書き、和暦で表記をそろえます。
履歴書の日付の書き方については、「履歴書は西暦と和暦どちらで書く?基本マナーと注意点をご紹介」で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。
氏名
氏名欄には、戸籍で登録されている名前を正確に記入しましょう。姓と名の間に少しスペースをあけると、読みやすくなります。枠の大きさに合わせて、バランス良く丁寧に書くことが大切です。
ふりがなを書く際は、履歴書の表記が「ふりがな」の場合はひらがな、「フリガナ」の場合はカタカナで記入してください。
住所
住所欄には現住所を略さずに、正式名称で記入します。都道府県、アパートやマンションの名称や番地も略さずに記入してください。
番地は「1-2-3」のようにハイフンを使用するのではなく「1丁目2番地3号」と正式に書くのがマナーです。ふりがなは基本的に番地の前までで問題ありませんが、建物の名称が読みづらい場合は記入しておくと親切でしょう。
なお、実家を離れて下宿している場合は、「現住所」に下宿先、「連絡先」に実家の住所をそれぞれ記入します。実家に暮らしている場合は、「連絡先」の欄は「同上」とだけ書けば問題ありません。
番地の記入方法については、「丁目、番地、号の正しい書き方は?正しい住所の確認方法も解説」の記事で詳しく解説しています。
電話番号・メールアドレス
電話番号の欄には、連絡がつきやすい番号を記入しましょう。携帯電話と固定電話で記入欄が分かれている場合は両方記入し、固定電話がない場合は「なし」と書きます。
メールアドレスの欄には、大学で使用しているものか、就職活動用に用意したアドレスを使用しましょう。プライベート用のアドレスは、ほかのメールに紛れて重要な通知を見落とすリスクがあるため避けるのが無難です。
また、企業からのメールには資料が添付されることもあるため、パソコンで管理できるアドレスがおすすめ。メールアドレスを記入する際は、読みやすいようにブロック体で書くことを心掛けてください。
印鑑
履歴書に押印欄がある場合は、朱肉を使って押すタイプの印鑑を使用するのが正式なマナーです。インク内蔵型のスタンプ印は、公的な書類には適していないとされるため避けたほうが良いでしょう。印鑑は、氏名や住所などの記入を始める前に先に押印しておくと、インクの掠れや過度な傾きなどで押印に失敗したときに書き直す手間を減らせます。
なお、厚生労働省履歴書様式例には押印欄がなく、押印欄のない市販の履歴書やテンプレートもあります。押印欄がない履歴書を使う場合は、押印する必要はありません。
2.学歴・職歴欄の書き方

学歴や職歴は、応募者のこれまでの歩みを客観的に証明する項目です。学校名や学部名は省略せず、正式名称で記入しましょう。大学はまだ卒業していないため「卒業見込み」と記入します。なお、大学院生の場合は、「卒業」ではなく「修了」なので注意しましょう。
職歴は学歴と同じ欄に記入するケースが多いため、分かりやすいよう最終学歴から1行空けて、中央に「職歴」と書きます。アルバイトは職歴に含まれないため、新卒の場合は職歴は「なし」で問題ありません。最後に、右寄せで「以上」と書いて終わるようにしてください。
【27卒~29卒向け】入学卒業年度早見表
履歴書の学歴欄を書くときは、「高校を卒業したのは何年だったっけ?」「年号が不安…」と悩んでしまいがち。ここでは、27卒から29卒までの学生に向けて、入学・卒業年度の早見表を紹介します。年号のケアレスミスを防ぐために、ぜひ参考にしてみてください。
【27卒向け】
| 浪人や留年がない場合 | 1年浪人した場合 | |
|---|---|---|
| 中学校卒業 | 2020年(令和2年)3月 | 2019年(平成31年)3月 |
| 高校入学 | 2020年(令和2年)4月 | 2019年(平成31年)4月 |
| 高校卒業 | 2023年(令和5年)3月 | 2022年(令和4年)3月 |
| 大学入学 | 2023年(令和5年)4月 | 2023年(令和5年)4月 |
| 大学卒業見込み | 2027年(令和9年)3月 | 2027年(令和9年)3月 |
【28卒向け】
| 浪人や留年がない場合 | 1年浪人した場合 | |
|---|---|---|
| 中学校卒業 | 2021年(令和3年)3月 | 2020年(令和2年)3月 |
| 高校入学 | 2021年(令和3年)4月 | 2020年(令和2年)4月 |
| 高校卒業 | 2024年(令和6年)3月 | 2023年(令和5年)3月 |
| 大学入学 | 2024年(令和6年)4月 | 2024年(令和6年)4月 |
| 大学卒業見込み | 2028年(令和10年)3月 | 2028年(令和10年)3月 |
【29卒向け】
| 浪人や留年がない場合 | 1年浪人した場合 | |
|---|---|---|
| 中学校卒業 | 2022年(令和4年)3月 | 2021年(令和3年)3月 |
| 高校入学 | 2022年(令和4年)4月 | 2021年(令和3年)4月 |
| 高校卒業 | 2025年(令和7年)3月 | 2024年(令和6年)3月 |
| 大学入学 | 2025年(令和7年)4月 | 2025年(令和7年)4月 |
| 大学卒業見込み | 2029年(令和11年)3月 | 2029年(令和11年)3月 |
学歴は中学卒業から正しく記入するのが基本
新卒就活における学歴欄は、「中学校卒業」から書き始めるのが一般的なマナーです。義務教育の終わりである中学卒業から記載し、その後の進路をコンパクトかつ正確に伝えましょう。
浪人や留年をした場合は、学歴欄にその旨をわざわざ書く必要はありません。入学・卒業年度を事実どおりに記載すれば、採用担当者はそれを見て状況を把握します。
なお、浪人や留年を隠したい思いがあったとしても、学歴を改ざんすることは絶対に辞めましょう。学歴詐称と見なされ、内定取り消しや処分の対象になる恐れがあります。履歴書で嘘をつくリスクについては、「就活で嘘をつくとバレる?面接官に見抜かれる理由とリスクを解説」をご覧ください。
転入学や編入も基本的にすべて記入しよう
高校時代に転入学をしたり、別の大学や専門学校などから編入学をしたりした場合も、学歴欄にはすべて正しく記入するのが基本。卒業した学校だけ書くのではなく、最初に入学した学校も書きましょう。
以下は、高校時代に転校を経験し、専門学校修了後に大学に編入した場合の履歴書の例です。

高校については、以前した学校に在籍したまま別の学校に移ることを「転入学」、一度退学して別の高校の2年次や3年次に入り直すことを「編入学」とするのが一般的です。転入学の場合は最初に通った学校について「中途退学」と書く必要はなく、上記の例のようにいつ転入したか分かれば問題ありません。
一方、短大や専門学校を卒業後に編入試験を受けて大学に入り直したり、大学から他大学へ2年次や3年次に移ったりすることは、どちらも「編入学」を使うのが一般的です。
高校・大学どちらも、中退や卒業をしたあとに別の学校に1年次から入り直す場合は、転入学や編入学ではなく「入学」と書きます。この場合は、前の学校を中退・卒業したことを履歴書に必ず書きましょう。
留年・休学・中退の学歴の書き方
留年や休学、中途退学を経験した場合も、学歴欄には事実をそのまま記入すれば問題ありません。留年した場合は「留年」という言葉を使わず、実際の卒業年をそのまま記入すれば、採用担当者はそれを見て在籍期間を把握します。
休学した場合は、休学期間が分かるように「●年●月から●年●月まで休学」のように一行を追加して記載しましょう。中途退学をした場合は、学校名のあとに「中途退学」と記入するのが基本です。やむを得ない事情があるときは、「一身上の都合により中途退学」のように簡潔な理由を添えてもOKです。
留年・休学・中退のいずれも、正直に書くこと自体がマイナス評価に直結するわけではありません。空欄や記載漏れのほうが、採用担当者に不信感を与えるリスクが大きいため、事実に沿って正確に記入することを優先しましょう。
3.資格・免許欄の書き方

資格・免許は正式名称で記入しましょう。たとえば、自動車免許の場合は「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」と記入します。記入する順番は、取得年月日順が基本です。
また、取得した資格が多く資格欄にすべて書ききれない場合は、志望している業界や企業で活かせそうなものを優先して記入するのがおすすめ。難易度が低い資格や仕事に活かせない資格はアピールポイントとして弱いため、あえて記載する必要はないといえます。
資格・免許欄で採用担当者が見ているポイント
- 業務や希望職種に活かせる知識・スキルがあるか(業務への再現性)
- 資格取得に向けて計画的に努力できる人物か(成長意欲や継続力)
- 持っている資格の正確な名称や取得時期を正しく記載できているか(正確性と誠実さ)
4.志望動機やガクチカ・自己PR欄の書き方

新卒用の履歴書には、志望動機や趣味・特技など、自己アピールできる欄があります。ただし、書き込める文字数はそこまで多くないので、何を書くか見極めることが大切です。
ここでは、よくある項目別に、何を重視して書くべきか解説します。
志望動機ではその企業ならではの強みに触れる
志望動機は、数ある企業からなぜその会社を選んだのかという熱意を伝える重要な項目の一つ。「理念に共感した」「社員の人に魅力を感じた」と抽象的に述べるだけでなく、その企業ならではの強みや他社にはない事業の特徴に具体的に触れることが大切です。応募先企業が求める人物像を意識したうえで、自分のビジョンや強みがどのようにマッチしているかを丁寧に記入しましょう。
具体的には、これまでに参加したインターンシップや企業説明会で感じたことや、企業研究で調べて分かったことを盛り込むのが効果的です。どう感じたかを自分の言葉で述べ、説得力を高めましょう。企業のWebサイトで企業理念や中期経営計画、社員インタビューなどを読み込み、企業の強みを探したうえで書いてみてください。
志望動機の書き方を詳しく知りたい人は「履歴書を例文つきで解説!受かる自己PRと志望動機の書き方は?」もあわせて参考にしてください。
自己PRは自分の強みから伝える
自己PRを書く際は、まず「自分の強み」を端的に伝え、その裏付けとなる具体的なエピソードを展開するのが基本です。どのような場面でその強みが発揮されたのかを詳しく説明することで、企業側はあなたがどのような状況でモチベーションを高められるのかを把握できます。この情報は、企業が入社後の配属部署を検討する際の大切な材料にもなるため、一貫性のある強みを伝えましょう。
自己PRの書き方を詳しく知りたい人は「受かる自己PRのまとめ方と分かりやすく伝えるポイントを解説【例文付き】」で解説しています。
ガクチカは「何に」「どう」力を入れたかを明確にする
ガクチカでは、部活動やアルバイト、ゼミでの研究など、学生時代に最も注力した経験を記述します。ここで評価されるのは結果そのものよりも、課題に対してどのように向き合い、どう乗り越えたかという「思考のプロセス」です。学んだことや得たスキルを入社後の業務でどう活かせるかをセットで伝えられると、採用担当者にあなたの活躍イメージを強く印象付けられます。
ガクチカの例文をさらに見たい人は「ガクチカとは?自己PRとの違い・書き方・例文15選を解説」もあわせてご確認ください。
なお、履歴書によってはガクチカではなく、「ゼミでの研究内容・得意な学科」について書く欄があることも。得意な学科について説明するときのポイントは、「履歴書の得意科目はどう書けば良い?例文とともに記入方法を詳しく解説」の記事を参考にしてみてください。
自己アピール欄で採用担当者が見ているポイント
- 自社の求める人物像や社風にマッチする強みをもっているか(企業との相性)
- 入社後に活躍できるポテンシャルや再現性(再現性の高さ)
- 課題に対する思考プロセスや人柄(論理的思考力や人間性)
5.趣味・特技欄の書き方

趣味・特技欄は、あなたのパーソナリティを伝え、面接での会話を盛り上げるための大切なスペースです。単語を並べるだけでなく、活動の頻度や具体的な内容を補足することで、初対面の面接官も質問しやすくなります。
仕事に直結する内容でなくても構いませんが、物事に取り組む姿勢やあなたの興味関心が伝わるような、あなたらしいキーワードを選んで記入しましょう。
趣味・特技欄で採用担当者が見ているポイント
- どのような事柄に興味があるのか(人柄やパーソナリティ)
- 物事に対してどれだけの熱量をもって取り組めるか(物事への向き合い方)
- 面接時のアイスブレイクのきっかけになるか(コミュニケーションのフック)
6.本人希望記入欄の書き方

本人希望記入欄は、自分の希望を企業に伝えるための項目です。希望を記入する箇所ですが、何でも自由に書いて良いわけではありません。
たとえば、「土日休みを希望します」「給料は△円以上を希望します」など、条件面について主張し過ぎると「権利ばかりを主張する」といったマイナスの印象を与えかねません。介護や通院などの致し方ない事情がある場合を除き、条件面の希望は書かないのがマナーです。
転勤や勤務地、働き方に関する希望がない場合は、「貴社規定に従います」や「貴社規定に準じます」と記載しましょう。
「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、就活のやり方や流れを解説しています。履歴書の書き方以外の就活のポイントも押さえておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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就活の履歴書に貼る写真のマナー
履歴書に貼る証明写真は、採用担当者があなたの顔と名前を一致させ、第一印象を決定づける大切な要素です。身だしなみが整っていない写真を使用すると、社会人としての常識が不足しているとみなされる恐れがあります。指定されたサイズを守り、明るく清潔感のある写真を準備することが書類選考を突破するための第一歩といえるでしょう。
証明写真のサイズと基本マナー
証明写真の基本サイズは縦4cm×横3cmで、3ヶ月以内に撮影した新しい写真を使用するのがマナー。背景は、顔の印象を明るくしてくれる白・灰色・青が無難です。写真は履歴書内の指定欄にしっかり貼り、万が一剥がれても分かるように裏面に氏名と大学名を記入しておきましょう。
証明写真は駅やスーパーマーケットなどに設置されている証明写真機で撮影するほか、プロのカメラマンがいる写真スタジオで撮影してもらうのも選択肢の一つです。
就活の証明写真撮影のコツや撮影場所については、「就活の証明写真はどこで撮影できる?おすすめの場所や撮るコツを解説」で紹介しているので、こちらの記事も参考にしてください。
服装・髪型で意識したいポイント
証明写真を撮影する際の服装は、黒や紺などの落ち着いた色のスーツに、白いシャツやブラウスを着用するのが無難で清潔感のあるスタイルです。ネクタイが曲がっていたり襟元が乱れたりしていないか、撮影前に入念にチェックしましょう。
髪型は、前髪が目にかからないようにセットし、顔の表情が明るくはっきりと見えるように工夫します。自然な微笑みを浮かべることで、親しみやすく前向きな印象を面接官に与えることができるでしょう。
データで提出する場合の写真の扱い方
Webエントリーやメールで履歴書を提出する場合も、証明写真の基準は紙の履歴書と変わりません。3ヶ月以内に撮影し、服装や髪型を整えた写真を用意しましょう。
写真データを履歴書のフォーマットに貼り付けて使用します。写真は写真館やスピード写真機のデータ、またはスマホやデジタルカメラで自撮りしたものが使用可能。貼り付ける際は、履歴書の枠に合うようにトリミングし、解像度が低過ぎてぼやけていないかを確認しましょう。
企業のエントリーフォームによっては、写真データのファイル形式や容量が指定されていることもあります。アップロードする前に募集要項を確認し、指定に合わせてデータを調整しておくと、提出時に慌てずに済むでしょう。
エントリーの方法については「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事でご紹介しているので、参考にしてみてください。
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採用担当者に好印象を与える履歴書のポイント
就活で提出する履歴書では、あなたの基本情報やアピール内容だけでなく、「マナーやルールを守れているか」「丁寧に物事に取り組めるか」といった人柄や社会人としての意識の部分も評価対象になります。採用担当者に好印象を与えるには、ルールを守った「読みやすい書類」に仕上げることが欠かせません。
企業ごとに内容を変える
どの企業にも当てはまるような抽象的な履歴書は、何枚もの応募書類を読んできた採用担当者にはすぐに見抜かれてしまいます。その企業独自の強みや社風、具体的な事業内容に触れ、自分の志向とどのようにマッチしているかをアピールしましょう。
「貴社の●●というプロジェクトに惹かれた」「説明会で伺った社員の方の●●という言葉に共感した」など、具体的なエピソードを盛り込むのが効果的です。自分の言葉で熱意を伝えることが、差別化への第一歩といえます。
証明写真や情報は常に最新のものにする
就活の履歴書では、証明写真や情報は常に最新のものにしましょう。古い情報のままだと発覚したときに混乱を招きかねないほか、「正しい情報を伝えられていない」といった評価につながる恐れがあります。
証明写真の撮影時期やサイズの基準は、前述の「就活の履歴書に貼る写真のマナー」で確認しておきましょう。
また、履歴書の内容を都度アップデートすることも欠かせません。パソコンで作成する場合もデータは使いまわさず新しく作成し、住所や資格欄、自己PR欄、日付欄など古い情報が残っていないかしっかり確認しましょう。
誤字脱字や空欄をゼロにする
履歴書では、誤字脱字はもちろん空欄もゼロにすることが大切です。履歴書はあなたのパーソナリティを企業に伝える最初の書類であると同時に、正式なビジネス文書でもあります。大切な書類にミスや空欄がある状態では、企業側から「誤字脱字や記入漏れに無頓着なのでは」「自社の志望度が低いから見直しを怠ったのでは」といったネガティブな印象につながりかねません。
ミスを許さず一文字一文字を丁寧に書き、マナーを守って物事に丁寧に取り組む姿をアピールしましょう。また、職歴欄や資格欄、備考欄など書く内容がない項目がある場合は、「なし」や「特になし」と記入しておけば、記入漏れではないことを示せます。
なお、書き間違いがあった場合は修正液やテープで直さず、新たな紙に書き直すのがマナーです。履歴書を書き間違えた場合の訂正方法は、「履歴書修正に修正テープを使っていい?書き間違えたときの訂正方法を紹介」の記事で詳しく紹介しています。
提出前にチェックリストで最終確認する
書類選考で企業に良い印象を与えるには、細部まで整った履歴書を提出する必要があります。履歴書を書き上げたら以下のチェックリストを確認し、最低限の体裁や内容が整っているかを確認しましょう。
履歴書の見直しチェックリスト
- 年号や西暦に間違いや表記ゆれがないか
- 文章のねじれや言葉の間違いはないか
- アピール欄の内容は企業に合わせて変えているか
- 内容や証明写真は最新のものになっているか
- 空欄や誤字脱字はないか
- 消せるボールペンや修正液などを使っていないか
- 選考対策に備えてバックアップやコピーを取ったか
最終チェックのときにおすすめなのが、一度時間をおいてから音読して履歴書全体の内容を確かめてみること。完成直後に黙読で確認すると、細かい誤字や違和感に気づけないことがあるため、時間をおいてから確認してみましょう。頭をリセットさせてから声に出して読めば、ミスを見逃すリスクを最小限に抑えられます。
また、選考は履歴書やESの内容をもとに進められるため、企業ごとに履歴書のバックアップを取っておくことも大切です。履歴書のマナーは「履歴書のマナーを徹底解説!社会人に向けての一歩を踏み出そう」でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
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就活の履歴書の提出マナー|郵送・手渡し・メール
履歴書は書き上げて終わりではなく、提出方法によっても気をつけたいマナーが異なります。紙で提出する場合と、Web・メールで提出する場合とでは注意点が変わるため、どちらの形式で提出するかに応じて事前に確認しておきましょう。
紙で提出する場合(郵送・手渡し)
紙の履歴書を郵送する場合は、黒の油性またはゲルインクのボールペンで丁寧に記入し、折り目や汚れがつかないよう無色透明のクリアファイルに挟んで封筒に入れます。封筒はA4の履歴書をそのまま入れられる「角形2号」を選び、表面の左下に赤字で「履歴書在中」と記載するのがマナーです。添え状(送付状)を用意し、履歴書の一番上に重ねて同封しましょう。
手渡しで提出する場合も、クリアファイルに入れた状態で持参し、面接官に渡す直前にクリアファイルから取り出すのが基本です。郵送・手渡しどちらの場合も、封筒や添え状の書き方は「履歴書の郵送方法を紹介!封筒や添え状の書き方から送付マナーまで解説」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
Web・メールで提出する場合
Web上のフォームやメールで履歴書を提出する場合は、WordやExcelで作成していても、レイアウト崩れを防ぐために必ずPDF形式に変換してから提出しましょう。ファイル名は、採用担当者が管理しやすいように「履歴書_氏名_大学名.pdf」のように分かりやすく設定するのがおすすめです。
メールで送る場合は、件名を見ただけで用件が伝わるように「履歴書送付の件_大学名_氏名」のように簡潔にまとめ、本文には送付する書類の内容や簡単な挨拶を添えます。
Web履歴書特有の項目や書き方については、「Web履歴書とは?項目ごとの書き方や読みやすい内容に仕上げるコツを解説」の記事も参考にしてみてください。
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就活用履歴書の書き方やマナーを知りたいあなたへ
「履歴書の提出が必要だけど、書き方やマナーが分からない」「周りの就活生はすでに履歴書を書き終えているのに、自分はなかなか進まない」と悩む学生もいるでしょう。
しかし、初めての就活では、履歴書の書き方や提出時のマナーが分からないのも当然です。まずは見本を参考に履歴書を書き上げてみて、分からない点や不安な点は第三者のフィードバックを受けてブラッシュアップするというように、段階を踏んで履歴書を作成しましょう。
履歴書を自分一人で完璧に仕上げたつもりでも、客観的な視点で見ると細かいミスや、もっと良くできるポイントが見つかることも。セルフチェックでは気づけない改善点を見つけるためにも、履歴書が完成したら第三者に添削してもらうのがおすすめです。
気軽に添削を依頼できる相手としては、同じく就活準備を進めている友人や、普段のあなたをよく知る家族などが挙げられます。誤字脱字や違和感のある表現を率直に指摘してくれるほか、強みや自己PRの内容について、素のあなたを知る人だからこその客観的な意見を得られる可能性があるのがメリットです。
ただし、家族や友人は就活のプロではないため、「企業に刺さるアピール」「マナーや丁寧さを示せる書き方」といったフィードバックは難しいでしょう。より専門的な視点で添削を受けたい場合は、大学のキャリアセンターや就職エージェントに依頼してみてください。どちらも無料で利用でき、数々の学生を内定獲得に導いてきたプロの目線でのアドバイスを受けられます。
「一人では履歴書作成が難しい」「限られた記入欄で何を優先してアピールすべき?」と不安な方は、就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、就活生一人ひとりに合う求人の紹介だけでなく、履歴書の書き方のアドバイスや添削なども実施しています。キャリアアドバイザーが、1対1で丁寧にあなたの就活をサポート。履歴書作成や選考対策の悩みを解決できるため、効率的に納得できる内定を得られるでしょう。サービスはすべて無料のため、些細な悩みもお気軽にご相談ください。
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