このページのまとめ
- 就活に失敗したその後は、就職留年や進学などの選択肢がある
- 就活に失敗したと思わず、あきらめずにやり直すのが大事
- 就活で失敗しないためには、原因を分析し改善するのがポイント
「就活に失敗したらどうなる?」「その後の選択肢は?」などと悩む就活生もいるでしょう。内定がないまま卒業した場合に、どうなってしまうのかは不安になりますよね。
内定がないまま卒業しても、「就職留年」「既卒での就活」「進学」など選択肢はあるので安心してください。「就活に失敗したら終わりだ!」と焦らないのが大事です。
この記事では、就活に失敗してしまったその後の選択肢や、成功に向けた対策について紹介します。
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- 就活に失敗したその後は?覚えておきたい考え方を紹介
- あきらめなければ就活はやり直しができる
- 不合格通知は失敗ではない
- 就活に失敗したと自分を責めない
- 就活に失敗したその後についてキャリアアドバイザーのアドバイス
- 就活に失敗したその後の選択肢
- 就職留年を行う
- 既卒で就活を行う
- フリーターや派遣社員になる
- ニートになる
- 大学院や専門学校に進む
- 就活失敗だと思いその後が不安になる理由
- 第一志望に落ちてしまった
- 志望度の低い企業しか内定がもらえなかった
- 内定がないまま卒業してしまった
- 自分だけ内定を獲得できずに焦っている
- 就活に失敗したその後にやってしまいがちな行動
- 就職できればどこでもいいと考えてしまう
- 周囲に相談せずに一人で考えてしまう
- 同じ失敗を繰り返してしまう
- 就活をやめてしまう
- 就活で失敗してしまう原因
- 自己分析が不十分だった
- 業界研究や企業研究が不足していた
- 大手企業や有名企業ばかり受けていた
- 企業へのエントリー数が少なかった
- 選考対策をしていなかった
- 就職意欲が低かった
- 就活のスタートが遅かった
- 落ちた原因を振り返らなかった
- 就活のマナーを勉強していなかった
- 企業選びの条件が多すぎた
- 就活で失敗しないためのポイント
- 自己分析で就活の軸を明確にする
- 応募する企業の幅を広げる
- 資格を取得する
- インターンシップに参加する
- 内定を得やすい求人や業界を狙う
- 就活エージェントを活用する
- 就活で失敗したその後が不安なあなたへ
就活に失敗したその後は?覚えておきたい考え方を紹介
「就活に失敗した!」と思っても、あきらめてはいけません。あきらめずに就活を続け、内定さえ獲得すれば、失敗ではなくなります。
ここでは、就活に失敗したと思ったときに思い出したい、大事な考え方を3つ解説するので参考にしてください。
あきらめなければ就活はやり直しができる
あきらめさえしなければ、就活はいくらでもやり直しができます。第一志望に落ちてしまった場合でも、失敗だと落ちこむ必要はありません。
厚生労働省の「令和5年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します(p5)」によると、令和5年度10月1日時点の就職内定率は74.1%でした。その後、4月1日になると、97.3%まで上昇しています。
仮に、10月に内定が獲得できなくても、あきらめてはいけません。あきらめずにチャレンジし続ければ、卒業までに内定が獲得できるでしょう。
参照元
厚生労働省
厚生労働省の「令和5年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します
不合格通知は失敗ではない
企業から不採用の通知がきたとしても、就活に失敗したわけではありません。選考を受けた企業が、ただ自分とは合わない企業だっただけです。
就活でよくある勘違いが、「不採用=自分はダメだ」という思い込み。不採用はあなたの能力やスキルが不足しているわけではなく、たまたま選考を受けた企業の求める人材とあなたがマッチしなかっただけです。
就活成功に向けて大切なのは、自分の能力が活かせる企業や仕事を探すこと。アピール方法や志望する企業を変えて、自分に合う企業を見つけ出しましょう。
企業選びのポイントについては、「会社選びのポイントは?正しい答え方と考え方・注意点を例文つきで解説」の記事で詳しく解説しています。
就活に失敗したと自分を責めない
志望企業に落ちてしまっても、自分を責めるのはやめましょう。自分を責めていると気分が落ち込み、さらにネガティブになってしまいます。
就活がうまくいかないのは、どの就活生にもよくあることです。内定を獲得した就活生も、志望企業に落ちたり、面接で失敗したりと悩みを抱えています。
就活成功に向けて大切なのは、達成したことや成長した部分を認めて褒めてあげること。前向きな気持ちで就活を続けていれば、あなたに合う企業が見つかるはずです。
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就活に失敗したその後についてキャリアアドバイザーのアドバイス
内定がもらえず就活が長引く人の特徴は、以下に当てはまると考えています。
1.特定の業界や職種にこだわっている
特に、デザイナー職などの専門職や、マーケティング・企画など新卒が配属されづらい領域にこだわると内定はもらいにくいです。ファーストキャリアで叶える選択肢だけではなく、キャリアアップや転職、経験を積んでフリーランスなどの選択肢を考えるとよいでしょう。
2.数を打てば当たると思い、手当たり次第にエントリーしている
「たくさんエントリーして頑張っているのに結果が出なくてつらい…」という学生は、このパターンが多いと思います。第三者目線も含めた自己分析を繰り返して、自分にマッチした企業を受けることで内定に近づくでしょう。
3.「知っている企業」にしかエントリーしていない(誰もが知る有名企業への就職=就活成功だと思っている)
みんなが知っている=倍率が高いため、学生側に要因がなくてもお見送りが続いてしまう可能性が高いです。自分にとって大事なこと(=就活軸)は何なのかを改めて明確にしてみてください。たとえば、就活の軸が「知名度」であれば、その理由を明確にすると新しい軸に気づけるかもしれません。
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就活に失敗したその後の選択肢
就活に失敗した場合、「就職留年」「既卒での就活」「進学」などの複数の選択肢があります。在学中での就職がすべてではないので、安心してください。
キャリアチケットの調査によると、就活生は就職しなかった場合、次のような選択肢を取ると回答しています。
引用元:キャリアチケット「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」
進学が41%と多く、就職留年、起業、フリーターが18%で続く結果でした。ここでは、就活に失敗してしまった場合にとれる選択肢について詳しく紹介します。
就職留年を行う
就活に失敗した場合、就職留年が可能です。就職留年とは、あえて留年して卒業せずに就活を続けることを指します。
就職留年は、新卒のまま就活できる点がメリット。就活の経験値を増やしたうえで、再度チャレンジできます。
ただし、もう1年在学することになるので、追加の学費が必要になるのがデメリット。また、就活では「なぜ留年したのか」について聞かれることになります。就職留年を行う際は、メリットデメリットを考えて決めるようにしてください。
就職留年については、「就職留年は単位が足りてる人も可能|後悔しない就活のポイントを解説」の記事でも解説しているのでチェックしておきましょう。
既卒で就活を行う
大学を卒業し、既卒で就活を続ける選択肢もあります。就職留年とは違い、中途採用枠での就活になるので覚えておきましょう。
中途採用枠の場合、ライバルは転職者です。経験や実績を持つ人材と勝負しなければなりません。社会人経験のない既卒者の場合、苦戦する恐れもあります。
ただし、現在では、卒業から3年以内の既卒者であれば新卒枠で応募できるケースもあります。既卒で就活を行う場合には、「新卒枠で応募できるか」を判断に企業選びをするのもおすすめです。
既卒での就活については、「”就職浪人とは?”知っておくべき就活の選択肢について」の記事を参考にしてください。
参照元
厚生労働省
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フリーターや派遣社員になる
フリーターや派遣社員のように、非正規雇用で働く選択肢もあります。正社員と比べると、仕事には就きやすいでしょう。
ただし、正社員よりも年収や待遇、社会的信用度といった面が下がってしまうのが一般的です。長期的な安定には欠けるので、気を付けましょう。
フリーターや派遣社員になった場合は正社員登用制度を活用したり、スキルを身につけて転職したりするなど、正社員への就職を目指すのが大切です。
ニートになる
就活に失敗してしまい、ニートを選ぶ可能性もあるでしょう。ニート生活が長引いてしまうと、将来援助してくれる近親者がいなくなったときに金銭面で苦しくなるのがデメリット。日常生活がままならなくなるリスクも考えられます。
また、働かない期間が長引くと、働くことが怖くなる可能性も。アルバイトでもいいので、なにか仕事を行うことがおすすめです。
大学院や専門学校に進む
大学院や専門学校など、進学する選択肢もあります。進学先で知識を身に付ければ、次回の就活で役立つでしょう。また、進学すれば再度新卒枠で就活ができるメリットもあります。
ただし、進学では学費が必要となるので気を付けましょう。また、進学後は勉強と就活を両立する必要もあり、大変なことも覚えておいてください。
大学院や専門学校への進学を考える人は、「大学院卒は就職活動で不利?文系・理系の傾向や内定につながるコツを解説」の記事も参考にしてください。
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就活失敗だと思いその後が不安になる理由
就活で失敗したと思ってしまう理由には、「第一志望に落ちた」「内定がもらえない」などの理由があります。人それぞれ悩みの原因は違うので、まずは自分が何に対して不安を感じているのかを考えてみましょう。
ここでは、不安を感じる際によくある理由を4つ紹介します。
第一志望に落ちてしまった
第一志望に落ちてしまうと、就活に失敗したと思いがちです。第一志望への熱意や意欲が高く、他の企業に応募する気力がなくなるからです。
「第一志望の内定をもらう!」と意気込み、企業研究やエントリーシート作成に時間を費やした学生もいるでしょう。しかし、不採用になってしまうと、今までかけた時間が無駄になったと思い、落ち込んでしまいます。
志望度の低い企業しか内定がもらえなかった
内定がもらえても、志望度の低い企業のみからしか内定をもらえないケースもあるでしょう。その場合、就職する意欲がわかず、失敗したと考えてしまいます。
入社後のことを想像して「すぐに辞めてしまうかもしれない」「活躍できそうにない」とネガティブに考えてしまうことも。このような気持ちを感じたまま就職すると、モチベーションが保てず成果が出ない恐れもあるので注意が必要です。
内定がないまま卒業してしまった
内定を獲得できず、そのまま卒業してしまうケースもあります。この先どうするか悩み、人生に失敗したと落ち込んでしまうでしょう。
卒業までに内定が獲得できないと、さらに焦ってしまいます。気持ちが空回りし、最後までうまくいかないこともあるでしょう。卒業しても進路が未確定だと、「就活失敗だ」「人生終了だ」と考えてしまいます。
自分だけ内定を獲得できずに焦っている
周囲が内定を獲得し、焦ってしまうケースもあるでしょう。周りが就活を終えていると、「自分はいつ終わるのだろう?」と不安になるのもわかります。
就活を終えた周囲と、ついつい自分を比較してしまいがち。周りの成功を羨ましく思い、就活に失敗したと落ち込んでしまうのです。
就活に失敗したと感じる理由については、「就活がしんどいときの対処法10選!時期別の理由と内定獲得のコツも解説」でも解説しています。まずは自分がどのような状況にあるかを理解し、気持ちを整理することから始めてみてください。
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就活に失敗したその後にやってしまいがちな行動
就活に失敗したと感じても、やけになってはいけません。「内定があればどこでもいい」と考えたり「就活は終わりにする」と行動を止めたりするのは避けてください。
ここでは、就活失敗時にやってしまいがちな、NG行動を4つ紹介します。
就職できればどこでもいいと考えてしまう
就活に失敗したと感じた場合、「まずはどこでもいいから内定がほしい」と思ってしまいがちです。自分に合うかどうかを考えず、「とにかく就職先を決めたい」だけで動いてしまいます。
しかし、自分に合わない企業に入社しても、成果を出したりやりがいを感じながら働いたりすることはできせん。ミスマッチで早期退職をしてしまえば、また就職活動を行うことになってしまいます。
就活に失敗したと焦っていても、「とりあえず」で就職活動を行うのはNGです。うまくいかないときこそ落ち着いて、基本に戻って就活を行いましょう。
周囲に相談せずに一人で考えてしまう
就活について悩んでいる場合は、周囲に相談するのがおすすめです。一人で抱え込んでいると、余計に苦しくなってしまいます。
まずは友人や家族など、相談しやすい人たちに話してみましょう。悩みや不安について話すだけでも、気分は軽くなります。
もし、親しい人だからこそ話しにくい場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントへの相談がおすすめです。キャリアチケットでも就活生のサポートを行っているので、ぜひ相談してください。
おすすめの相談先については、「就活相談先のおすすめ15選!相手を見極めるポイントや注意点も解説」の記事でも紹介しています。
同じ失敗を繰り返してしまう
内定がほしい焦りから、同じ失敗を繰り返す就活生も。これまでの反省をせず、とにかく行動してしまうためです。
就職活動で失敗を繰り返さないためには、「何がよくないのか」を明確にしなければなりません。原因がわからないと、同じ失敗を繰り返し、余計に焦ってしまいます。
うまくいかないからこそ、一度立ち止まり失敗の原因を探してください。原因を明確にして対策を行うことで、就活成功にたどり着きます。
就活をやめてしまう
就職活動に失敗しても、完全にやめてしまうのはNGです。行動を辞めてしまうと、当然内定は獲得できません。
仕事に就いていない空白期間が長くなるほど、就職活動ではマイナスになります。「この期間は何をしていたのですか?」「なぜ仕事をしていなかったのですか?」などと聞かれてしまうでしょう。
もちろん、辛いときは休んでも問題ありません。1日、1週間など、気分が晴れるまで休憩しましょう。ただし、就職活動を完全に辞めてしまうと、再度始める気力が湧かなくなるので注意が必要です。
就活をやめたいと感じている人は、「就活を辞めるとどうなる?就職以外の進路と内定獲得のポイントを紹介」の記事も参考にしてください。
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就活で失敗してしまう原因
就職活動で失敗してしまうのは、自己分析や企業研究などの準備が不足しているからです。準備を入念に行い、真剣に取り組めば、内定も獲得できます。
ここでは、就活に失敗してしまうよくある原因を10個紹介するので参考にしてください。
自己分析が不十分だった
就活で失敗してしまうのは、自己分析ができていないからです。自分自身について理解できていないので、志望企業とマッチする自分の強みがアピールできず、自分に合う企業もわかりません。
自分自身の強みがわからないと、自己PRで評価されず、企業が求める人材に合わなくなります。また、志望動機やガクチカでも、何をアピールするのか困ってしまうでしょう。
まずは自己分析を行い、自分に対する理解を深めるところから始めてください。自己分析の進め方については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で紹介しています。
業界研究や企業研究が不足していた
業界研究や企業研究も、自分に合う企業を見つけるために欠かせません。研究が不足していると、自分の強みを活かせない企業にエントリーしてしまいます。
また、企業研究が不足している場合、「入社意欲が低い」「どの企業でもいいと考えている」などとマイナスイメージを持たれるかもしれません。ほかの企業ではなく、「なぜ志望企業なのか」を明確にするためにも、業界研究や企業研究は行ってください。
業界研究の方法については、「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」の記事で紹介しています。
企業研究の方法については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で紹介しているので、参考にしてください。
大手企業や有名企業ばかり受けていた
大手企業や有名企業など、倍率の高い企業ばかり受けているのも失敗の原因です。応募者が多いので、内定を獲得するハードルは上がります。
就職活動では、中小企業やベンチャー企業なども含めて、幅広く見るのがポイント。「誰でも知っているから」「人気があるから」などの理由で、企業を選ぶのはNGです。
中小企業の特徴や魅力については、「中小企業にはどんなメリットがある?大手企業との違いと合わせて解説」で解説しています。今まで中小企業を視野に入れていなかった人は、ぜひ読んでみてください。
企業へのエントリー数が少なかった
エントリー数が少ないと、内定までたどり着かない場合があります。新卒の就活では、採用される数よりも落ちる数の方が多いので覚えておきましょう。
エントリー数が少ないと、不採用になった場合の選択肢がなくなります。選考を受けられる企業が減り、焦りで失敗するケースも出てくるでしょう。
また、エントリー数の目安は、20〜30社です。この数であれば、スケジュールも無理なく、採用される確率を高めることができるでしょう。
就職活動を成功させるには、行動数を増やすのも大切です。エントリー数が少なすぎないか、確かめてみましょう。
適切なエントリー数については、「エントリー数の平均はどのくらい?適切な数を知っておこう」の記事を参考にしてください。
選考対策をしていなかった
書類を添削してもらったり模擬面接をするなど、選考突破に向けた対策も必要です。選考対策をしている就活生は多いので、対策をしないまま書類を提出したり面接に臨んだりするとアピールに差が出てしまう恐れがあります。
たとえば、面接の準備不足は、質問に対する受け答えや立ち居振る舞いを通して、面接官に伝わるもの。また、履歴書は、自分ではよい内容が書けたと思っていても、面接官に「質問の意図を汲んでいない」「当たり障りのない回答しかしていない」と思われれば、採用を見送られる恐れがあります。
また、SPIなどの試験対策を怠ると、面接にすら参加できない場合も。事前に模擬試験を繰り返し行い、試験の出題傾向や時間配分には慣れておくようにしましょう。
試験対策については、「就活の筆記試験で落ちる人の特徴は?テスト対策でボロボロの結果を防ごう」の記事で紹介しているので参考にしてください。
就職意欲が低かった
就職に対する意欲が低い場合も、就活に失敗してしまいます。モチベーションが低く、就職活動に時間を費やさなかったり、対策をサボったりするためです。
また、意欲の低さは書類選考や面接でも伝わります。書類選考では文章の内容が薄かったり、文章量が少なかったりすれば、やる気がないと思われるでしょう。
面接でも、態度や振る舞い、話し方からやる気のありなしがわかります。意欲の低さが採用担当者に伝わると、マイナスなイメージになってしまうでしょう。
就活のスタートが遅かった
就活のスタートが遅い場合も、失敗しやすいので気を付けてください。就活対策が遅れたり、説明会や選考に参加する時間がなくなったりするためです。
就活準備が不十分な場合、選考でアピールできず、採用されなくなります。また、就職活動を始めた時期が遅いせいで、すでに応募できる企業がなくなっている場合もあるでしょう。
就活準備は余裕を持ち、大学3年生の時点では始めておくのがおすすめです。詳しくは、「就活は何から始める?やること12選と時期別の対策・効率アップのコツを解説」の記事で紹介しているので参考にしてください。
落ちた原因を振り返らなかった
不採用になった場合、原因を考えて対策するのが大切です。何も考えずに就活を続けていると、落ちた原因がわからず、失敗を続けてしまいます。
もし、書類選考で落ちる回数が多いなら、履歴書やエントリーシートの対策が必要です。一方で、面接を突破できないのであれば、面接に集中して対策が必要でしょう。
内定を獲得するには、失敗から学び、成長するのが大切です。「なぜ落ちてしまったのか?」は常に考え続けるようにしましょう。
就活のマナーを勉強していなかった
就職活動やビジネスのマナーを知っておくのも大切です。マナーができていないせいで印象を悪くし、選考に落ちる場合もあります。
たとえば、身だしなみのマナーが悪い場合、第一印象を悪くするかもしれません。また、言葉遣いができておらず、入社しても仕事を任せられないと判断される場合もあるでしょう。
ビジネスマナーは就活を始める前に勉強し、好印象を残せるようにしてください。ビジネスマナーについては、「社会人としての心構えとは?必要なマナーや面接での答え方」の記事で詳しく紹介しています。
企業選びの条件が多すぎた
企業選びに対する条件が多すぎると、エントリーする企業が少なくなり、就活で失敗しやすくなるので気を付けましょう。「絶対に譲れない条件」と「譲ってもいい条件」を決めておくのがポイントです。
自分が希望する条件と完全に一致する企業は、そう多くありません。「給料は高いけど業務内容が合わない」「休日は多いけど勤務地が遠い」のように、メリットデメリットはあるでしょう。
優先順位を考えて条件を決めておくと、企業選びの幅が広がります。条件すべてを満たそうとするのではなく、条件を緩めてエントリー数を増やすようにしてください。
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就活で失敗しないためのポイント
就活で失敗しないためには、就活の軸を決めたり、エントリーの幅を広げたりするのが大切です。また、就活エージェントに相談するのもいいでしょう。
ここでは、就活で失敗しないためのポイントを6つ解説します。
自己分析で就活の軸を明確にする
自己分析を行い、どのような基準で企業を選ぶのかを決めておきましょう。就活の軸を明確にすることでミスマッチを防ぎ、自分の強みやスキルをアピールしやすくなります。
就活の軸がない場合、どのように企業を選ぶのかがわからず、適当にエントリーしなければなりません。まずは自己分析を行い、「自分の強みや特性は何か」「どのような軸で企業を選ぶのか」を明確にしておきましょう。
就活の軸については、「就活の軸とは?探し方のコツや具体的な方法を例文付きで解説」の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
応募する企業の幅を広げる
応募する企業や業界の幅は広げておきましょう。就職活動の初期では幅広く考え、徐々に絞っていくのがおすすめです。
一般的には、20社以上にエントリーする学生が多い傾向にあります。ただし、エントリーし過ぎても、説明会や選考などのスケジュールに対応できないので気を付けてください。
資格を取得する
志望企業や職種に関係ある資格を取得し、アピールするのもおすすめです。知識やスキルだけではなく、仕事や企業に対する熱意も評価されます。
たとえば、英語を使う仕事であれば、英検やTOEICが有効です。パソコンを使う仕事であれば、MOSを取得しておくのもいいでしょう。
就活で評価されやすい資格については、「大学生のうちに取るべきおすすめの資格14選!文系・理系・業種別に紹介」の記事で紹介しています。どのような資格が評価されるのか、調べておきましょう。
インターンシップに参加する
インターンシップに参加し、企業や仕事についての理解を深めるのもおすすめです。「長期」「短期」「1day」などの種類があるので、調べて参加してみましょう。
インターンシップは、大学3年生の夏ごろから本格化します。大学3年生の7月ごろから3月ごろにかけて、サマーインターンシップやウィンターインターンシップなどがあるので参加しておきましょう。
引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」
インターンシップについては、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」の記事で紹介しています。企業ごとにプログラムが違うので、内容をよく確認して参加しましょう。
内定を得やすい求人や業界を狙う
内定を狙いやすい求人や業界を狙い、まずは内定を獲得するのもおすすめです。1つ内定を獲得すれば気持ちに余裕ができ、就職活動を行いやすくなります。
たとえば、「介護業界」「運送業界」「建設業界」などは、人手不足が問題となっている業界です。募集が多く、採用もされやすいでしょう。
また、50名、100名のように大量採用を行っている企業もあります。採用枠が多いと内定をもらえる確率も上がるので、募集人数も確認しておくのがおすすめです。
就活エージェントを活用する
就活エージェントを利用し、サポートを受けながら進めましょう。一人で就活を行うよりも、効率的に、効果的な活動が行えます。
また、就活エージェントのなかには、求人を紹介してくれる場合も。プロの目線であなたに合う企業を紹介してもらえるので、ミスマッチ防止にもつながります。
さらに、書類選考や面接など、選考突破に向けてアドバイスがもらえるのもポイントです。内定獲得に向けてスキルアップするためにも、就活エージェントを活用してください。
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就活で失敗したその後が不安なあなたへ
就活に失敗してしまうと、その後が不安になることもあるでしょう。「就職できないまま終わってしまうのかな?」「生活はどうしよう」など、さまざまな不安や悩みを抱えてしまいます。
このようなときに相談したいのが、就活エージェント。内定獲得に向けて、アドバイザーがどのように就活を行えばいいかアドバイスしてくれます。
就活エージェントはさまざまありますが、おすすめはキャリアチケット。キャリアチケットでは、アドバイザーがマンツーマンでサポートを行い、あなたの悩みや不安をじっくりとヒアリングします。
面接対策や書類選考対策はもちろん、企業の紹介も実施。あなたの強みや適性、価値観に合わせて、ピッタリの企業を紹介します。「就活で失敗したらどうしよう」と悩んでいる場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。