面接でよくある質問26選!逆質問の例や面接官が見ているポイントを紹介

このページのまとめ

  • 面接でよくある質問は、「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」「逆質問」など
  • 面接でよくある質問に回答する際は、結論を最初に伝えて具体性を盛り込むことが重要
  • 面接では質問の意図を正しく汲み取り、会話のキャッチボールを意識しよう

面接でよくある質問26選!逆質問の例や面接官が見ているポイントを紹介のイメージ

「面接でよくある質問って?」「なんで聞かれるの?」と疑問に思い、面接対策をうまく進められない方もいるでしょう。新卒の面接では、志望動機や大学時代に頑張ったことなどが問われる傾向にあります。

この記事では、面接でよくある質問への回答例文や聞かれる理由をまとめています。自信をもって面接に臨むために、よくある質問への回答を考えておきたい人は、ぜひご覧ください。

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目 次

面接でよくある質問を対策するときのポイント

就活を進めて面接が近づいてくると、「どんな質問をされるんだろう…」と不安になるものです。そのような場合に、よくある質問を把握したうえで面接対策を行うのは、内定獲得のために有効な手段の一つといえます。

ただし、「よくある質問を覚えれば大丈夫」「回答を暗記して覚えよう」など、質問文や回答例を鵜呑みにしてしまうのは危険です。ここでは、よくある質問を適切に対策するために知っておきたい注意点をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

紹介する質問文や回答例はあくまで参考に留める

この記事を含めインターネットや書籍で紹介されている質問文や回答例は、あくまで参考程度に留めましょう。

質問文はあくまで例であり、面接では異なる切り口で質問される機会も多くあります。たとえば自己PRなら「自己PRをしてください」「あなたの強みを教えてください」など、企業によって質問の仕方は異なるもの。例として出ている質問文をそのまま覚えるのではなく、面接ごとに「何について聞かれているのか」を自分で考える必要があります

また、回答例は構成やアピール方法を確認するために有効ですが、エピソードや強みまで丸暗記してしまうとあなた自身の強みや魅力が伝わりません。回答例はあくまでも質問の意図を理解し、実践的な答え方を学ぶためのヒントとして扱い、内容は自分で考えることが大切です。

面接では質問に合わせたコミュニケーションをとろう

質問文と回答例を丸暗記するのではなく、質問に合わせて柔軟に対応しようとする姿勢は、面接で重視されやすいコミュニケーションスキルのアピールにつながります。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、新卒者を正社員として採用するにあたって、企業が重視した点は以下のとおりです。

選考にあたり重視した点 重視した企業の割合
職業意識・就業意欲・チャレンジ精神 79.3%
コミュニケーション能力 74.8%
マナー・社会常識 58.6%
組織への適応性 53.2%
体力・ストレス耐性 36.2%
業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許や語学力) 30.4%
柔軟な発想 29.3%
学歴・経歴 22.4%
従順さ、会社への忠誠心 20.1%
業務に役立つ就業経験・訓練経験 14.7%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合

新卒の学生の採用活動を行った企業は、7割以上がコミュニケーション能力を重視していました。専門知識や学歴と比べても、コミュニケーション能力が重視されていることが分かります。コミュニケーション能力をアピールするためにも、面接官の質問の意図を常に考えながら答えることが大切です。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

回答は長くても1分にまとめる

面接でよくある質問の回答を考えるときは、基本的に30秒から1分程度にまとめるのがポイントです。一つの質問に対して長々と答え過ぎたり、反対にひと言だけで済ましたりすると、「適切なコミュニケーションができないのでは」「聞かれたことに過不足なく答えられない」と評価されかねません。

この記事で紹介しているよくある質問の回答文は、実際に面接で回答したときに30秒から1分までに収まるように、概ね200~350文字程度で作成しています。ボリューム感を確認するときの参考にしてみてください。

面接で話すときの長さについて詳しくは、「面接でどこまで話す?適切な長さで伝えるためのコツ7選を紹介!」で解説しています。

結論から話すPREP法を意識する

面接で回答するときは、結論から話すPREP法を意識しましょう。PREP法を使うことで、相手に話が伝わりやすくなります。

結論から話すPREP法を意識するのイメージ

この記事でも、それぞれの質問の回答例をPREP法に基づいて作成しています。結論から伝えたうえで具体的な根拠、エピソードを示すと、面接官に質問の答えが明確に伝わるほか、論理的思考力やコミュニケーション能力もアピール可能です。実際に自分なりの回答を作成するときにも、意識してみましょう。

応募書類を提出している場合は同じ内容にする

すでに履歴書やES(エントリーシート)を提出している場合、面接での回答は書類の内容と一貫性をもたせることが大原則です。

面接官はあなたの履歴書やESを見ながら質問をします。そこで書類と全く違うことを話してしまうと、「嘘をついているのではないか」「自分の強みを理解できていないのではないか」と不信感を与えてしまうでしょう。

よくある質問の対策をするときは、企業に提出した応募書類の内容を確認しながら行うのがおすすめです。必要に応じて読み返しながら、自分の主張がぶれないように面接準備を進めましょう。

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まずはこれだけ押さえよう!面接でよくある質問5選

まずはこれだけ押さえよう!面接でよくある質問5選のイメージ

まずは、就活の面接で必ずといって良いほど聞かれる頻出の質問を5つ押さえておきましょう。適切な答え方をすれば、あなたの人柄や強み、将来性を効果的にアピールできる重要な質問といえます。

1.自己紹介をお願いします

面接の序盤に聞かれるのが、自己紹介です。第一印象を左右するので、しっかりと準備しておきましょう。

自己紹介を求められたら、以下の内容を伝えるようにしてください。

・大学名や学部、学科
・氏名
・大学時代に取り組んできたことの概要
・面接への意気込み

自己紹介は本人確認の意味合いもあるので、内容を深掘りする必要はありません。学業、アルバイト、趣味などのなかから、ほかの質問の回答でも触れている経験を中心にピックアップしましょう。

なお、自己紹介に対して「○○さんについて教えてください」といった質問をされることも。ほかにも、志望動機や自己PRを絡めた自己紹介を求められるケースもあるようです。

面接官が自己紹介を質問する理由

面接官が自己紹介を求める背景には、本人確認以外にも以下のような意図があります。

・学生の人柄を知りたい
・コミュニケーション能力の程度を知りたい
・面接に入る前のアイスブレイクを兼ねて話しやすい雰囲気にしたい

面接官は、自己紹介の内容を踏まえてあなたがどのような人なのか確認したり、その後の面接の流れを決めたりします。そのため、普段の自分について伝える気持ちでリラックスして回答することを心掛けましょう。

面接で自己紹介を質問された際の答え方

自己紹介を求められた際は、以下の答え方を参考にしてみてください。

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。 △△大学経済学部経営学科の△△と申します。

大学では主に中小企業の事業承継について研究しています。特に、地域の中小企業の経営者の方々にヒアリングを重ね、その課題と解決策を分析するプロジェクトに力を入れて取り組みました。

この活動をとおして、現場のニーズを正確に捉え、粘り強く課題解決に取り組む力を身につけたと自負しております。課題解決力は、御社のソリューション営業において必ず活かせると確信しております。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

上記の例では学業を中心に紹介していますが、サークルや趣味・特技、ボランティアなど、自分らしさが伝わる経験であればOKです。今までの経験やスキルをコンパクトに伝えたり、面接への意気込みや入社への意欲を付け加えたりして、人柄を伝えましょう。

自分らしさが伝わる内容で、面接官の興味を惹きつけられれば好印象につながる可能性があります。

自己紹介の答え方については「就活の自己紹介を1分で伝えるコツは?作り方を例文付きで解説」の記事でも詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

2.志望動機を教えてください

面接では志望動機もよくある質問の一つのため、自信をもって回答できるように準備しておく必要があります。

「弊社が属する業界を希望するのはなぜですか」「知名度が高くない弊社を志望する理由は何ですか」などの質問が出たら、回答をとおして企業研究ができていることや入社への熱意を伝えましょう。

面接官が志望動機を質問する理由

面接官が志望動機を聞くのは、「応募にあたってどれほどの熱意があるのか」「企業研究がどの程度できているのか」など学生の志望度を知るためです。

企業は、学生とのミスマッチをできる限り減らしたいと考えるのが基本。長期間にわたって活躍してくれる人材を求めています。

そのため、志望動機を確認することで、企業や仕事に対して丁寧に調べている、意欲の高い人材かどうかを見極めているのです。

面接で志望動機を質問された際の答え方

志望動機の答え方は、以下の内容を参考にしてみてください。

「地域の発展に貢献する」という企業理念に共感したため、御社を志望しました。

私は親の転勤が多く、県をまたぎさまざまな土地で暮らした経験があります。そこで感じたのが、町の発展度合いが地域によって全く異なる点でした。

そのようななか、ある地方都市に暮らしていたときに家の近所に大型商業施設の建設が決まり、急速に住宅やマンションが増えて近隣が栄えていく様子を目の当たりにしました。

この経験を経て、「地域を発展させるには、土地や建物をどのように利用するかが重要だ」と実感し、不動産業界に興味をもつようになりました。

地域住民の声を丁寧に汲み取り、単なる開発ではなく「街の再生」にこだわる御社であれば、私の「長く愛され、発展を続ける地域づくりをしたい」という想いを形にできると考えました。

志望動機を回答する際は、競合他社のなかからその企業を選んだ理由や、前提として志望企業が属する業界を選んだ理由を盛り込みましょう。志望する企業にしかない特徴や技術、製品などに触れると、他社との差別化がしやすくなります。

そのうえで、オリジナルのエピソードと入社後の抱負を盛り込み、自分を採用するメリットを伝えるのがおすすめです。

志望動機の答え方は「就活の志望動機例文24選!準備や印象に残るアピールのコツなども解説」の記事でも解説しています。例文も紹介しているので、考えるときのヒントにしてみてください。

3.自己PRをしてください

面接では、「1分間であなたの強みを教えてください」「あなたを採用するメリットを教えてください」などの質問で自己PRを求められます。自分自身をしっかりアピールできるように、質問への回答を考えておきましょう。

面接官が自己PRを質問する理由

面接官が自己PRを求める理由は、自社で活躍できる強みを備えているか、学生のスキルや能力が自社に適しているかを判断するためです。また、自己PRをとおして入社意欲の高さも見られており、企業が求める人材にマッチするかも見極めています。

面接で自己PRを質問された際の答え方

自己PRを求められた際の答え方は、以下の内容を参考にしてください。

私の強みはリーダーシップです。インターンシップでは、グループワークを行う機会がありました。その際、私はリーダーとして立候補し、担当しました。

議論をしていると、あまり発言できていない人がいることに気がつきました。そこで私は、「△△と□□なら、どちらが良いと思いますか?」のように質問を投げかけ、少しでも発言できる機会を作るようにしました。

その後も、発言していない人に質問を投げかけ、話すきっかけを作った結果、全員が発言しやすい雰囲気ができました。フィードバックをしてくださった社員の方からも、「周囲に質問をする形で、発言を引き出したのは良かった」と褒めていただけました。

御社に入社後もリーダーシップを活かし、率先して動くことでチームの力をより発揮させていきたいと思います。

自己PRを回答する際は、企業が求める人物像から逆算して、志望先にマッチする人材であることをアピールしましょう。単に能力やスキルを伝えるだけでは評価されにくいため、採用担当者の目線でアピールする内容を選ぶことが重要です

また、強みが活きた経験やエピソードも欠かせません。強みに説得力をもたせるためにも、どのような目的で何に取り組み、その結果どのような実績がうまれたかを伝えましょう。

なお、アピールポイントは一つに絞ることをおすすめします。複数のアピールポイントを挙げると訴求力が弱まる可能性があるので、自分を魅力的に伝えられる項目に絞りましょう。

詳しくは、「就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」の記事でご確認ください。

4.学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は?

面接において高確率で質問されるのが、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)です。学業や学業以外の取り組みを含めて、最も力を入れたことを回答します。

ガクチカは自己PRと混同されやすいものの、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)→力を入れた過程」「自己PR→強みそのもの」と、重点を置くべき部分が異なります。以下で質問される背景も確認したうえで、自己PRとはエピソードや伝え方を変えてガクチカを述べましょう。

面接官がガクチカを質問する理由

面接官は、ガクチカの回答を通じて以下の点などを見極めています。

・困難にどのように立ち向かってきたのか
・物事に対してどのような向き合い方をしているのか
・物事に取り組む姿勢が自社の社風や働き方にマッチするか

学生時代に頑張ったことのエピソードには、物事に取り組む姿勢や応募者の性格が色濃く反映されるものです。面接官は、ガクチカの回答を通じて応募者が自社で活躍する姿をイメージしていると考えておきましょう。

面接でガクチカを質問された際の答え方

面接でガクチカを質問されたときは、以下のような答え方をするのがおすすめです。

私が学生時代に力を入れたことは、飲食店でのアルバイトです。働いていた店舗は、関東エリアで顧客満足度が50店中45位と低く、お客さまからのクレームが多いという問題がありました。

バイトリーダーだった私は状況を改善すべく、理由を分析しました。その結果、マニュアルがなく、接客が属人化していることが原因だと考え、マニュアル作成を行いました。マニュアル作成では、接客が上手な社員やお客さまからの声を反映させたり、現場で共有されていた効率的な仕事のやり方を明文化したりすることを意識しました。

また、完成したマニュアルをスタッフ全員で読み合わせる機会を月に一度設けて、全員の意識統一を図りました。その結果、お客さまからお褒めの言葉をいただける機会が増え、半年後の顧客満足度調査は3位と大幅に改善できました。

この経験から、大きな問題に直面しても諦めず、自分のできることを探して取り組む大切さを実感しています。

ガクチカを回答する際は、努力の背景にあるモチベーションや問題意識に触れましょう。目的をもとに行動したことやその結果を数字でアピールできると、説得力やインパクトをもたせられます。

エピソードを通じて何を学び、入社後にどのように活かせるかを伝えて、自分を採用するメリットをアピールしましょう。

なお、ガクチカは学業に関連していなくても構いませんが、ギャンブルや法律に抵触するような事柄は避けてください。また、ほかの回答と同様に話題は一つに絞り、アピールしたいことが伝わりやすくなるように心掛けましょう。

ガクチカは、エントリーシートでも求められる傾向にあります。「ガクチカとは?評価される書き方や例文18選を紹介!」の記事を参考に、書き方も確認しておきましょう。

5.長所と短所を教えてください

面接では、自己PRに関連して長所と短所を質問される場合もあります。自己PRと長所・短所の違いは以下のとおりです。

・自己PR:仕事で活かせるスキルや能力にフォーカスした自分の強み
・長所と短所:仕事だけでなく日常生活を含み、自身の性格的な特徴として挙げられるもの

面接では、「あなたの長所が発揮された具体的なエピソードはありますか」「あなたの短所は、仕事をするうえでどのように表れますか」と質問されることもあります。長所や短所を裏付けるエピソードや短所との向き合い方も考えておきましょう。

面接官が長所と短所を質問する理由

面接で長所と短所を質問する理由としては、以下の内容が挙げられます。

・自己分析がしっかりできているかどうか知りたい
・どのような性格の持ち主か知りたい
・社風や自社の仕事の進め方などとマッチするか知りたい

「自社とマッチするかどうか」という点を判断するためのものです。取り繕うことなく、自覚している長所と短所をできる限り正直に伝えましょう。

面接で長所を質問された際の答え方

面接で長所を聞かれた際は、以下のように答えましょう。

私の長所は、継続力があることです。私は、小学校から現在までの16年間、ピアノを習っています。ほぼ毎日自宅での練習を欠かさずに行い、厳しいながらも的確なアドバイスをくださる先生のもとで技術を積んできました。

ときには、稽古の内容や先生の要求が厳しく、辞めたいと考えることもありました。しかしその度に、音楽の授業で私の伴奏を楽しみにしてくれる仲間や先生の顔が思い浮かび、ここで諦めてはいけないと自分を奮い立たせてきました。

この地道な努力を積み重ねて困難や挫折を乗り越える力を活かし、御社でも壁にぶつかった際に逃げ出さず、成果が出るまで粘り強く行動し続けたいと考えています。

長所を回答する際は、仕事にどのように活かせるかを盛り込みましょう。

面接で短所を質問された際の答え方

以下は、短所を聞かれたときの例文です。

私の短所は、任されたことへの責任感が強過ぎるあまり、タスクを一人で抱え込みがちな点です。

以前、アルバイトで手の空いている人がいたにも関わらず、一人で大量のタスクを抱え込んだ結果、効率が悪くなり、早く進められたはずの仕事に余計な時間をかけてしまった経験があります。

このとき、「一人で完結させることが美徳ではない」と痛感しました。それ以来、意識的にタスクの進行状況や量を周囲に共有し、「協力を仰ぐことがチーム全体にとってプラスになるか」という視点で判断することを徹底しています。

入社後も、報連相を徹底し、チーム全体の最適化を優先する姿勢で業務の効率化に貢献したいと考えております。

短所を回答するときは、どのように改善したかを伝えることが重要です。また、「時間を守れない」「嘘をつく」のような、社会人としての素養を疑われる内容は避けましょう。

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あなた自身に関する面接でよくある質問

趣味や特技、価値観、普段の姿など、あなた自身に関する質問も面接ではよくあります。面接官は普段のあなたの様子を知ることで、社風や既存の社員との相性を確認しようとしているのです。

あなた自身に関する質問では、あなたらしさが伝わるエピソードや経験を盛り込むことが大切。以下で代表的な質問と回答のポイントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1.趣味や特技を教えてください

面接では、趣味や特技について質問されることもよくあります。例文や回答のコツを参考に、本当に好きなものや得意なことをアピールできるように準備を整えましょう。

面接官が趣味や特技を質問する理由

面接官が趣味や特技について質問するのは、自己PRや志望動機だけでは判断しにくい応募者の価値観や人柄を知るためです。

趣味や特技には、個性が反映されるもの。「企業文化に合うか」「ほかの社員とうまくやっていけるか」などを判断したい場合、面接官は趣味や特技について尋ねるでしょう。

また、趣味や特技の質問はアイスブレイクのために活用されることも。応募者の緊張をほぐし、素の一面を知るために趣味や特技について質問することがあります。

趣味の答え方の例文

以下は、ジョギングを趣味と答える場合の例文です。

私の趣味は週末のジョギングです。学生時代から5年間続けており、毎週日曜日には約10kmのコースを走っています。

ジョギングは、目標を設定し、継続して努力する大切さを教えてくれました。最初は5km走るのも大変でしたが、今では体調管理の一環として欠かせません。

この計画的な継続力と目標達成への意欲を、御社での営業活動における目標達成に向けて活かしたいと考えております。

趣味について説明するときは、ポジティブに伝えることが大切です。たとえば、ゲームが趣味の場合は「戦略を立てる論理的思考力が養われた」とアピールすれば、趣味を学びや自分自身の成長につなげていることを示せます。

面接で趣味について質問されたら?好印象を与えるコツや例文を紹介」の記事では、面接で趣味について聞かれたときの答え方を解説しているので、参考にしてみてください。

特技の答え方の例文

特技を面接で答えるときは、以下の例文を参考にしてみてください。

私の特技は英語です。大学2年生のときに留学し、日常会話だけでなくビジネスレベルでのコミュニケーションができます。

英語力を身につける過程で、毎日欠かさず学習を続ける継続力と、文化や考え方の違う人と臆せず話す適応力を養いました。御社の海外事業に携わる機会があれば、英語力と適応力で貢献したいと考えています。

ただ単に特技を答えるだけでなく、そこから得られた学びやスキルについて詳しく話しましょう。仕事内容と結びつけて話すと、面接官があなたの働く姿をイメージしやすくなります。

2.あなたが大切にしている価値観は?

性格や価値観は、応募者が企業に馴染めるかを判断する材料になるため、面接でよくある質問の一つです。具体的な質問例や答え方を参考に、自分らしさが伝わる回答を考えましょう。

なお、面接でよくある価値観に関連する質問としては、「あなたの譲れないものについて教えてください」「尊敬する人はいますか」などが挙げられます。

面接官が性格や価値観を質問する理由

性格や価値観について面接でよく質問されるのは、企業文化やチームへの適応力、入社後の活躍度を測るためです。

面接官は性格や価値観の質問を通し、「自己理解が深まっているか」「自社の求める人物像と合致しているか」を見極め、入社後のミスマッチを防ごうとしています。

面接で性格や価値観を質問された際の答え方

面接で性格や価値観について質問されたら、以下の回答例を参考に答えましょう。

私が大切にしている価値観は、「まず自分から動く」ことです。

大学時代のゼミ活動で、前例のない新しい調査手法を取り入れるべきか議論になった際、メンバーの多くは失敗を恐れて消極的でした。しかし、私は「やってみなければ分からない」と考え、自ら先行研究を調べて手順書を作成し、周囲に協力を仰ぎました。

結果として、ほかでは得られない貴重なデータを収集でき、教授からも高い評価をいただくことができました。

この経験から、不確定な状況でも自ら一歩踏み出すことの重要性を学びました。御社においても、指示を待つだけでなく自ら課題を見つけ、解決に向けて行動する姿勢を貫きたいと考えています。

企業の採用情報や社風を調べ、求められる人物像に合わせて回答しましょう。志望動機や自己PR、ガクチカなどで話している内容と矛盾がないように、回答に一貫性をもたせることが大切です。

履歴書でも性格について説明が求められることがあります。書き方は、「「自覚している性格」の書き方は?アピール要素別の例文15選を交えて解説」の記事でご確認ください。

3.ストレスを感じる場面と対処法を教えてください

メンタルに関する質問は、企業で安定して活躍できるかを見極める重要なポイントです。「周りの人から注意を受けて傷ついた経験を教えてください」「これまででつらかった経験は?」などの切り口で質問されることも。回答では、困難な場面でも前向きに取り組めることをアピールしましょう。

面接官がメンタル面に関する質問をする理由

面接官がメンタル面に関する質問をするのは、応募者がストレスやプレッシャーに対してどのように対処するか知るためです。

仕事では、ストレスやプレッシャーを感じたり、難しい問題に直面したりする場面があります。メンタル面に関する質問で、困難な状況に直面したときにどのように立ち向かい、乗り越えていくかを判断しているようです。

面接でメンタルを質問された際の答え方

面接でメンタルについて質問されたときの回答例は以下のとおりです。

私は、自分の努力が結果に結びつかないときにストレスを感じます。対処法は、ストレスの根本的な原因を分析し、具体的な対策を立てることです。

たとえば、資格試験の勉強で壁にぶつかり、なかなか成績が伸びなかった際に強いストレスを感じた経験があります。

そのとき、成績が上がらない理由を分析し、インプット中心でアウトプットが不足していることに気づきました。すぐに過去問演習の時間を増やした結果、資格の取得につながりました。

感情的になる前に原因を突き止め、解決に向けた行動を起こすことで、ストレスを次に改善すべき課題へと変えています。この習慣は、仕事で困難に直面した際にも活かせると考えています。

ストレスを前向きに乗り越える姿勢を示すことで、自分なりに工夫して困難を乗り越えられる人材と評価してもらいやすくなります。

また、具体的なエピソードを交えるのもうまく答えるためのコツ。「頑張った」「大変だった」と抽象的な表現は避け、具体的な行動を伝えることで、努力を絶やさない誠実な人柄をアピールできます

メンタルに関するよくある質問の回答を準備する際は、「「人生で一番辛かったこと」はどう答える?就活での回答方法や質問の意図を解説」の記事もご一読ください。

4.組織内でのあなたの役割について教えてください

ゼミやサークル、アルバイトなど組織内でのあなた自身の役割も、面接で聞かれやすいといえます。

組織での立ち位置を質問される理由

面接官はあなたの組織での立ち位置を確認し、就職後の働く姿を確認しようとしています。

仕事は同じ部署のメンバーと連携したりプロジェクト単位で行動したりと、チームで動くことが多いもの。自己PRや志望動機だけでは確認しきれない「集団のなかでのポジション」「周囲との関わり方」などを、組織での立ち位置を質問して見極めているのです。

面接で組織内でのあなたの役割を質問された際の答え方

組織内でのあなたの役割を質問された際は、以下を参考に回答しましょう。

私はチームにおいて、メンバーの状況を察して一歩先回りして動く「調整役」を担うことが多いです。

大学時代のサークルでは、幹部間の意見が対立した際、双方の本音を個別にヒアリングし、共通のゴールを提示することで議論を前に進める役割を果たしました。当初はバラバラだった意見も、対話を重ねることで最終的には全員が納得して方針を固めることができました。

このように、周囲との調和を大切にしながら物事を円滑に進めるのが私の立ち位置です。御社においても、チームのパフォーマンスを最大化させるために、自分に何ができるかを常に考えて行動し、組織に貢献したいと考えています。

チームでの経験をアピールするときの考え方は、「自己PRでチームワーク力をアピールするには?コツや例文を紹介!」の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。

5.周囲からどのように評価されることが多いですか

「周囲からの評価は?」「どんな人と言われることが多い?」など、第三者から見たあなたについて聞かれることも珍しくありません。

周囲からの評価を質問される理由

面接官は、あなたが「自分を客観視できているか」を確認したいと考えています。本人が自覚している強みと、周囲が感じている魅力が一致していれば、その強みには高い説得力が生まれるからです。

また、他者との関わりのなかでどのような印象を与えているかを知ることで、社内の雰囲気とのマッチ度を測る狙いもあります。

周囲からの評価について質問されたときの答え方

以下は、周囲からの評価について聞かれたときの例文です。

私は友人やアルバイト先の方から、「聞き上手で、どんな悩みも安心して相談できる人」と言われることが多いです。

私は人と接する際、相手の話を最後まで否定せずに聞き、その背景にある感情や考えを理解しようと努めています。サークルで運営方針について意見が割れた際も、双方のメンバーから個別に話を聞き、それぞれの妥協点を見出す役割を担いました。友人からは「あなたが間に入ってくれると、トゲがなくなり話がスムーズに進む」と評価してもらっています。

御社での業務においても、お客さまの真のニーズを丁寧に引き出し、信頼関係を築くために傾聴力を発揮したいと考えています。

どのように評価されたかを具体的に盛り込むと、あなたが周囲からどう評価されているのか、他社とどう関わっているのかが面接官に伝わりやすくなります

6.あなたを動物にたとえると?

性格や価値観を知るために、自分自身を動物にたとえる質問をされることも。対応力や、自分自身を動物にたとえて分かりやすく伝える能力が見られています。

動物にたとえる質問をされる理由

この質問では、あなたの「自己分析の深さ」と「とっさの思考力」が見られています。自分自身の性格や特徴をいかに分かりやすく、かつ論理的に説明できるかを確認しているのです。

また、変化球の質問に対して、焦らずにユーモアを交えて答えられるかという「ストレス耐性」や「コミュニケーションの柔軟性」も判断材料となります。

動物にたとえる質問をされたときの答え方

自分自身を動物にたとえる質問には、以下の例を参考に回答を考えましょう。

私を動物にたとえると「ビーバー」です。ビーバーは自分の体より大きな木を運び、コツコツとダムを作る勤勉な動物です。私も、一度決めた目標に対しては地道な努力を厭わず、土台からしっかり作り上げる強みがあります。

大学時代の試験勉強でも、3ヶ月前から計画を立てて毎日欠かさず学習を積み重ね、上位の成績を収めることができました。周囲からは「派手さはなくても、佐藤に任せれば確実に形になる」と信頼を得ています。

御社においても、ビーバーのように着実に成果を積み上げ、組織の基盤をしっかりと支える存在として、長期的に貢献していきたいと考えています。

動物の習性や特徴を盛り込み、「なぜそう思うか」「その動物と自分自身がリンクする経験は何か」を具体的に述べましょう。「「自分を動物に例えると?」への回答はどうする?動物の例や答え方を解説」の記事で回答のコツや動物の例を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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経験に関する面接でよくある質問

過去の経験に関する質問では、思い出話にならないよう注意が必要です。面接官はあなたのエピソードをとおして、「入社後、同じような状況になったときに活躍できる再現性があるか」をチェックしています。

1.大学での専攻について教えてください

面接では、大学で専攻している分野や内容について質問されることもあります。アイスブレイクとして質問される場合もあれば、職種によっては専攻している内容を詳しく聞かれる場合もあるでしょう。

大学の専攻内容は、初見の人には聞き馴染みがない場合も多く、説明の仕方には工夫が必要です。以下の内容を踏まえて、どのような答え方をすべきか把握しておきましょう。

面接官が大学の専攻内容を質問する理由

面接官が大学の専攻内容を質問する理由としては、「その学科や専攻で何を学びたいと思っているのか」「応募者がどのようなことに興味を抱いているのか」を知りたいことが挙げられます。

大学の講義は、知的好奇心を探求する機会ともいえるため、どのような目的意識をもって学んでいるのか知りたいという狙いもあるでしょう。

面接で大学の専攻内容を質問された際の答え方

面接で大学の専攻内容を尋ねられた際は、以下のような答え方を参考にしてみてください。

私は現在、△△大学工学部の都市社会工学科で、都市計画の歴史や変遷について学んでいます。もともと建築物やインフラが人々の生活に与える影響に興味があり、より大きな視点から「住みやすい街づくり」を研究したいと思ったのがきっかけでした。

現在は特に「景観維持と都市発展の両立」をテーマにしており、電線を地中に埋めることで、防災機能と観光価値を同時に高めている事例を分析しています。場所によって発展の歴史や課題が異なる点に、非常に面白みを感じています。

この専攻で培った「多角的な視点で地域の課題を捉える力」を、御社の不動産開発事業においても活かしたいと考え志望いたしました。

大学の専攻内容を伝える際は、分かりやすい表現や言葉選びがポイントです。さらに、その分野に対する自分の考えや、何を学んでどのようなスキルが身についたかまで伝えられると、自己PRにもつながるでしょう。

大学で学んだことは自己PRでもアピールできます。「自己PRに勉強を使った例文11選!差別化して学業をアピールする方法」の記事も参考に、学んだことのアピール方法を考えてみましょう。

2.学業以外の取り組みについて教えてください

面接では、学業以外の取り組みについても問われる可能性があります。具体的には、「学業とそれ以外の活動を両立させるうえで工夫したことは何ですか」「アルバイトの経験から、仕事で活かせることがあると思いますか」などの質問をされる場合があるでしょう。

面接官が学業以外の取り組みを質問する理由

面接官は、応募者が以下の活動を通じて、何か得たものはないか、入社後に活かせる経験はないかなどを知りたいと考えています。

・部活動やサークル活動
・ボランティア
・アルバイト
・海外旅行

また、時間の融通がきく学生時代だからこその経験や活動から、応募者の行動力や積極性、バイタリティなども見られているでしょう。

面接で学業以外の取り組みを質問された際の答え方

面接で学業以外の取り組みを質問された際は、以下の答え方を参考にしてみてください。

私は、学業以外ではサッカー部のマネージャーとしての活動に注力してきました。

当初は洗濯などの基本業務が中心でしたが、部員のモチベーション維持こそがチームの勝利に不可欠だと考え、独自の取り組みを始めました。具体的には、部員一人ひとりのコンディションを把握して差し入れの内容を変えたり、練習後の親睦会を企画して学年間の壁をなくす工夫をしたりしました。

その結果、チームの結束力が強まり、昨年の大会では創部以来初の準優勝を果たすことができました。部員から「あなたのおかげで練習に集中できた」と言われた際は、大きなやりがいを感じました。

この経験を活かし、御社のキャリアアドバイザーとしても、求職者の方の細かな変化に気づき、前向きに挑戦できるよう伴走していきたいです。

学業以外の取り組みも一種の自己PRと考え、企業が求める人物像から逆算して、アピールできそうな内容を盛り込むことが大切です。何に取り組んできたか具体的に伝わるよう、エピソードには厚みをもたせましょう。

締めくくりでは経験を入社後にどう活かすかを盛り込むことで、説得力のある内容にまとまります。「「学生時代に力を入れたこと」でアルバイト経験をアピールする例文を紹介!」の記事も参考に、学業以外に頑張ったことをまとめておきましょう。

3.過去の成功体験はありますか

過去の成功経験に関する質問は、強みや得意なことをアピールするチャンスです。成功体験を面接官に伝えて、仕事での活躍を具体的にイメージしてもらいましょう。

面接官が過去の成功経験を質問する理由

面接官は、応募者が入社後にどのような形で企業に貢献し、成果を上げられるかを確認するために成功体験について質問します。

具体的には、「どのような状況で力を発揮するのか」「成功につなげるための計画性や実行力はあるか」を把握する意図があるようです。

面接で過去の成功経験を質問された際の答え方

面接で過去の成功体験を聞かれたときは、以下の回答例を参考に答えましょう。

私が最も成功したと感じる経験は、大学2年生のときにボランティア団体を立ち上げ、一年間で約50名のメンバーを集めて地域のお祭りへの企画参加を実現したことです。

成功の最大の要因は、目標達成のための徹底した計画性だと考えています。まず、メンバーの確保、活動資金の調達、広報活動という3つのフェーズに分け、それぞれに期限と数値目標を設定しました。

特に、初期の認知度向上が課題だったため、SNSでの投稿に加え、地域のイベントに積極的に足を運び、地道な対話を通じて参加を募りました。この計画の細分化と粘り強い実行力があったからこそ、目標を達成できたと思います。

この経験で培った粘り強さと人を巻き込む力を、御社の新規事業開発においても活かしたいです。

過去の成功体験について面接で回答する際は、具体的な数字を盛り込むことがコツ。「売上を20%向上させた」「参加者を100人集めた」など、客観的な数値を交えてアピールしましょう。

また、「○○という自分の強みと、△△という具体的な工夫があったから成功できた」と、成功要因を分析して論理的に説明するのも大切です。

成功体験が見つからない場合は、「就活の面接で誇れる成功体験が思いつかない…見つけ方や大学生向けの例文を紹介!」の記事も参考にしてみてください。

4.過去の失敗をどう乗り越えたか教えてください

面接では、過去に失敗した経験を質問される場合もあります。社会人になるとさまざまな仕事を経験し、その過程では思うようにいかないこともあるでしょう。その際、失敗から学ぶ姿勢があるかどうかは、入社後の成長速度を大きく左右します。

企業側の意図を把握したうえで、どのような内容を伝えるべきか理解しましょう。

面接官が過去の失敗経験を質問する理由

企業が過去の失敗経験を質問するのは、経験を学びに変える力や姿勢を持ち合わせているか知るためです。「失敗した」と感じるのは、本気で取り組んだからこそといえます。

その失敗に対して、どのように乗り越えたのか、何を学んで次に活かしているのかを聞いて、学生の向上心を見ているのです。

面接で過去の失敗経験を質問された際の答え方

過去の失敗経験を面接で質問されたときは、以下のような答え方を意識してみてください。

私の挫折経験は、語学留学で目的を見失ったことです。

英語力を上げるためセブ島の学校に通いましたが、生徒は日本人ばかりでした。日本語が飛び交う環境のなか、何のために留学したのか分からなくなり、一時は帰国を考えるほど落ち込みました。

しかし、英語力の向上という本来の目的を思い出し、自分で挑戦の場を作ることを意識しました。

マンツーマンの授業を多く取り、日本人以外の学生に積極的に話しかけ英語を使う機会を増やしました。ほかにも、現地のボランティア活動に参加し、作業を通して日常会話を学んだのも挑戦の一つです。

結果として英語力が上達し、学校から成績優秀賞をもらうことができました。この経験から、既存の方法にこだわらず、柔軟にアプローチする大切さを学びました。今後も、失敗を恐れず積極的にチャレンジし、自身の可能性を広げていきたいです。

過去の失敗談を回答する際は、失敗した具体的な内容を最初に伝え、「どのように対処したのか」「どのような学びを得られたか」を盛り込みましょう。論理的な文章構成を意識して、強みのアピールにつなげることが大切です。

なお、失敗経験が思い浮かばない場合は、過去に苦労した経験や辛かった経験でも構いません。失敗や挫折を味わったことがないと回答すると、面接官から「自己分析が足りていないのでは」「自分の行動を振り返る習慣がないのでは」と思われる可能性があるため避けましょう

失敗した経験が思い浮かばない人は、「挫折経験の回答例文11選!エピソードがないときの対処法も紹介」の記事も参考にしてみてください。

5.周囲を巻き込み何か成し遂げた経験はありますか

仕事は先述したようにチームで行動することが多いほか、自ら物事に挑戦する姿勢も求められます。周囲と協力しながら物事を成し遂げた経験をとおして、チームワークと主体性を発揮したことをアピールしましょう。

周囲を巻き込んで何かを成し遂げた経験を質問する理由

面接官は、あなたが組織のなかでどのように周囲と協力し、目標に向け行動できるのかを確認しています。他者のモチベーションを上げたり、反対意見を調整したりといったエピソードをとおして、チームの一員としての適性を判断しています。

また、自らが中心となって周囲を巻き込む経験からは、自ら物事を考えて主体的に行動する姿勢も伝わるでしょう。

周囲を巻き込んで何かを成し遂げた経験の答え方

以下は、周囲を巻き込んで行動した例を伝える例文です。

私は、アルバイト先のカフェで「廃棄を30%削減する」という目標を掲げ、スタッフ全員を巻き込んで達成した経験があります。

当初、スタッフ間で廃棄の意識に差があったため、私はまず毎日の廃棄量をグラフ化して共有しました。そのうえで、新人の子にはなるべく多く売るために声出しのタイミングを指示し、ベテランの方には在庫管理の工夫を呼び掛けるなど、個々の役割を明確にして協力を仰ぎました。

最初は消極的な人もいましたが、数値が改善する喜びを共有し続けることで、次第に全員が主体的に動いてくれるようになりました。結果的に、2ヶ月後には廃棄量を10%にまで減らすことに成功しました。

この経験から、大きな目標を達成するには「現状の可視化」と「一人ひとりに寄り添った役割分担」が不可欠だと学びました。御社でも、周囲と目的意識を共有し、一丸となって成果を追及していきたいです。

現状に甘んじることなく、課題を正確に把握したうえで周囲を巻き込んで解決に向けて動く姿勢が伝わるでしょう。また、具体的な成果と学びを添えることで、「入社後も同じように活躍してくれそう」と評価してもらえる可能性が高まります。

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就活や就職後に関する面接でよくある質問

就活や就職後に関する質問も、面接では頻出です。「就活の軸」や「入社後にやりたい仕事」などが問われる傾向にあるため、対策の段階で自分自身の仕事に対する価値観やキャリアビジョンを明確にしておきましょう。

1.あなたが大切にしている就活の軸を教えてください

面接では、就活の軸に関して質問されることも比較的多いといえます。数ある企業のなかからエントリーする企業を選ぶときは、あなたなりの選び方の基準があるはずです。企業は選び方の軸を知ることで、あなたが就活において大切にしている価値観を知ろうとしています。

なお、面接では「企業を選ぶ際に大切にしている価値観はありますか」「複数の業界を志望しているようですが、どのような選び方をしていますか」という質問で就活の軸を聞かれることもあります。

面接官が就活の軸を質問する理由

面接官が応募者の就活の軸を質問する理由は、双方の価値観のマッチ度や自社の志望度の高さを知りたいからです。就活の軸を明確にしたうえで自社を選んだことが分かれば、ミスマッチが起きる可能性が下がり、長期的な活躍が期待できます。

就活の軸は、学生の根本的な考え方を反映するもので、質問への回答を通じて人柄を慎重に見極めたいという意図があるのです。

反対に、就活の軸がブレていると、あなたの大切にしたい価値観が伝わりづらくなってしまいます。「どの企業でも良いのでは?」と思われかねないため、注意が必要です。

面接で就活の軸を質問された際の答え方

面接で就活の軸を聞かれた際は、以下のような答え方を参考にしてみてください。

私の就活の軸は2つあります。1つ目は「お客さまとの距離が近く、直接貢献を実感できること」です。昨夏、御社のインターンシップでWebサイト運営を経験した際、ユーザーからの要望や感謝の声がダイレクトに届く環境に非常にやりがいを感じました。

2つ目は「変化に柔軟でスピード感のある環境」です。インターン中、顧客の意見を即座にチームで共有し、速やかにサイト改善へ繋げる体制を目の当たりにし、このスピード感こそが真の顧客満足を生むと確信しました。

常に顧客に寄り添い、リアルタイムで進化を続ける御社の環境で、お客さまのために尽力したいと考えています。

就活の軸を回答する際は、軸をもとに志望先の企業を選んだことが伝わるよう、エピソードを交えて説得力をもたせるのがポイントです。エピソードを交えることで、オリジナリティのある内容として伝えられます。

また、就活の軸が定まっていればほかの質問への回答もブレなくなるでしょう。就活の軸が明確に定まっていない場合は、「就活の軸一覧100選!納得がいく決め方や面接での答え方を例文付きで解説」の記事を参考に考えてみてください。

2.入社後にどんな仕事をしたいですか

「弊社に入社後にしたい仕事はありますか」は、新卒の面接でよくある質問の一つです。企業について深く理解していることを伝え、意欲をアピールしましょう。

面接官が入社後にしたい仕事を質問する理由

面接官が「したい仕事はありますか」と質問するのは、応募者の入社意欲を確認したり、事業内容や職種への理解度を測ったりするためです。

具体的なビジョンをもっている就活生は、仕事に対して意欲があり、企業や職種に対して深く理解していると考えられます。ミスマッチのリスクが低く、自社に長く貢献してくれる可能性が高いと判断されるため、面接で高評価を得られるでしょう。

面接で入社後にしたい仕事を質問された際の答え方

以下は、面接で入社後にしたい仕事を質問された際の回答例です。

入社後は、御社のBtoB向けクラウドサービス新規顧客開拓の営業職に挑戦したいと考えております。大学時代にサークルでスポンサー獲得を担当した際、ニーズを深く掘り下げ、信頼関係を築くことに大きなやりがいを感じ、営業職に興味をもちました。

御社のクラウドサービスは導入企業に本質的な業務改善をもたらすものであり、その価値を広めることに貢献したいという強い熱意があります。

私の強みである相手の潜在的な課題を見つけ出す傾聴力と、論理的な提案力を活かし、まずは3年以内に新人トップの営業成績を達成するのが目標です。将来的には、新しい市場での御社のプレゼンス向上に貢献したいと考えています。

面接で入社後にしたい仕事を述べるときは、具体的な部署名や事業、職種名を挙げてリアルな目標を話しましょう。単なる願望で終わらせず、「その仕事をすることで、企業にどのように貢献できるか」という視点も盛り込みます。

説得力のある回答をするには事前の企業研究が必須です。企業の中期経営計画や主要事業に沿った内容を話すことで、理解度の深さをアピールできるでしょう。

したい仕事が見つからない場合は、「やりたい仕事が見つからない!適職を見つける方法とおすすめな仕事の特徴」の記事で対処法をご確認ください。

3.10年後にどうなっていたいですか

選考がある程度進むと、「10年後どうなっていたいですか」「将来はどのようなポジションで活躍したいですか」とキャリアプランについて質問される機会が増えるでしょう。応募者がどの程度長期的な視点をもって就活に臨んでいるのかを判断する意図があります。

面接官がキャリアプランを質問する理由

企業が応募者のキャリアプランを質問する理由として、以下の内容が挙げられるでしょう。

・自社でどのように活躍していきたいと考えているのか知りたい
・自社についてどの程度理解しているのか知りたい
・仕事を通じてどのように成長していきたいか知りたい
・応募者が描くキャリアを自社で実現できるか判断したい

自社で長期にわたって活躍できる人材を確保するためにも、応募者のキャリアプランを把握して、ミスマッチが起きないかをチェックしています。

面接でキャリアプランを質問された際の答え方

キャリアプランの答え方は、以下を参考にしてみてください。

私は、10年後には御社の会計事務をマネジメントする立場として、組織全体の生産性向上を牽引したいと考えています。

私はラクロス部のマネージャーとして、ほかのマネージャーと連携をとりながら環境整備や記録などを行っています。活動のなかで、全体を俯瞰しつつ、目の前の仕事を一つひとつ丁寧にこなす状況把握力と対応力が身につきました。

入社後はまず実務を完璧に習得し、正確かつ迅速な処理で信頼を得ることから始めます。5年後には業務フローの改善を提案できるリーダーとなり、10年後には後輩育成をとおして「個々の強みを活かせる強いチーム」を構築したいです。

時代の変化やその時々の状況にあわせた効率的な働き方を自ら体現し、御社の存続と発展に欠かせない土台を支える存在を目指します。

キャリアプランについて回答する際は、その企業で実現できる内容について触れましょう。企業研究ができていることをアピールできるのはもちろん、入社後のイメージをもってもらいやすくなります。

また、質問のされ方にもよりますが、10年・5年・3年などのスパンで目標を区切り、逆算しながら到達点について触れるのもおすすめです。短期的な目標ほど具体的になるため、キャリアプランもイメージしやすくなるでしょう。

キャリアプランの答え方は「キャリアプランの例文20選!作成時のポイントや面接での答え方を解説」の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

4.弊社と競合他社の違いについて述べてください

面接では、応募先と競合他社を比較する質問をされることも。応募先だけでなく、業界全体を理解しようとする姿勢が求められます。

面接官が競合他社との違いを質問する理由

面接官は質問をとおして「自社の強みを正しく理解しているか」「他社でも通用するような表面的な志望動機でないか」をチェックしています。他社との違いを明確に語ることで、「志望度が高い」「きちんと研究している」といった前向きな評価につながるでしょう。

面接で競合他社との違いを質問された際の答え方

以下は、競合他社との違いを回答する例文です。

御社と他社との最大の違いは、「徹底した現場主義とカスタマイズ性」にあると考えています。同業他社は汎用的なパッケージ販売に注力していますが、御社は導入前後のヒアリングに最も時間をかけ、お客さまごとの課題に合わせた柔軟な運用を提案されています。

私は、単に製品を売るだけでなく「お客さまの課題を解決すること」に価値を置きたいと考えています。一社一社と深く向き合う御社の姿勢は、私の仕事観と最も合致しており、魅力を感じています。

他社のサービスも研究しましたが、御社のように現場に深く入り込み、伴走するスタイルこそが、結果として最も高い顧客満足を生んでいると感じ、強く志望いたしました。

応募先と他社の違いを知るためには、企業のWebサイトや業界新聞などで情報収集するのはもちろん、企業説明会やOB・OG訪問などで社員から実際に話を聞くのがおすすめ。「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」でそれぞれのメリットを解説しているので、参考にしてみてください。

5.弊社の商品(サービス)の印象を教えてください

自社の商品やサービスに関する質問も、面接でよくある質問です。ユーザー視点で企業について研究できているか、応募先の事業や商品への興味関心の高さがあるかなどがチェックされています。

面接官が商品・サービスへの印象を質問する理由

自社の製品に興味を持っているかを確認しています。また、客観的に製品の強みや弱みを分析できているかを知ることで、論理的思考力や製品に対する理解度を測る狙いもあります。

面接で商品・サービスへの印象を質問された際の答え方

応募先の商品やサービスについて問われたら、以下のように回答しましょう。

御社の製品に対しては、「洗練された操作性と、使う人の心理を汲み取った設計がされている」という印象があります。

実際にデモ画面を触らせていただいた際、マニュアルを見ずとも直感的に操作できることに非常に驚きました。これは、開発チームが徹底的に現場の声を拾い上げ、不要な機能を削ぎ落とした結果だと感じています。

一方で、若年層への認知度にはまだ伸びしろがあるとも感じました。入社後は、この素晴らしい製品の魅力をSNSやイベントを通じてより広い層に発信し、世の中に浸透させていく一助になりたいと考えています。

実際に手に取れる製品やサービスがあれば、面接までに一度触れておくのがおすすめです。また、市場シェアやユーザーの傾向なども確認しておくと、より深い回答ができます。

6.残業や休日出勤についてどのように考えていますか

面接では、企業に対する理解度と働くうえでの価値観を見るために、働き方や労働条件について質問されることもあります。働き方に関する質問の答え方に迷う場合は、ここで回答例を確認しておきましょう。

面接官が残業や休日出勤について質問する理由

面接官が働き方や労働条件について質問することには、以下の理由が考えられます。

・ミスマッチを防ぎたい
・働くうえでの価値観や仕事への姿勢を知りたい
・採用後の配属を考えたい

応募者が希望する働き方と企業の労働条件やポジションで求められる働き方が合致しているかを確認し、入社後のミスマッチを防ぐ意図があるようです。希望の働き方を聞き、配属先を検討するための材料にすることもあります。

面接で残業や休日出勤について質問された際の答え方

以下は、残業や休日出勤について尋ねられた場合の回答例を紹介します。

仕事の状況によりますが、基本的に業務の必要性に応じて柔軟に対応する考えでおります。

私の第一の目標は、チームの一員として責任を果たし、任された目標を達成することです。そのため、プロジェクトの納期前やお客さまへの重要な提案準備など、成果を出すために必要な場面であれば、残業や休日出勤も仕事への貢献を最優先し、前向きに取り組みます。

もちろん、日ごろから効率的な進め方を意識し、時間内で最大の結果を出す努力は怠りません。しかし、いざという時に馬力を上げて仕事に取り組む覚悟はできております。プロ意識をもって、御社の事業に貢献したいと考えています。

働き方や労働条件を説明されたら、「残業はしたくない」といったネガティブな回答は避けましょう。「業務上必要であれば対応する」という責任感とプロ意識を示すことが大切です。

家庭の事情などでどうしても制限がある場合は正直に事情を説明したうえで、「制限があるなかでも、成果を出すために人一倍努力する」という前向きな姿勢を添えましょう。

ブラック企業の見分け方は?危険な会社とホワイト企業を見極めるコツを紹介」の記事では、ブラック企業について解説しているので、働き方を考える際にご覧ください。

7.他社の選考状況について教えてください

面接では、他社の選考状況について質問される場合もあります。直接的に質問される場合もあれば、やや遠回しに聞かれたり、回答に困るような質問をされたりするケースもあるようです。

自社にマッチする人材を確保したいという狙いは各社で共通しているため、以下で紹介する理由や答え方の例を踏まえて、質問へのスマートな答え方を把握しておきましょう。

面接官が他社の選考状況を質問する理由

面接官が他社の選考状況を質問する背景には、「自社の志望度の高さを知りたい」「就活の軸にブレがないか知りたい」などの理由が考えられます。他社の選考状況を確認し、自社に対する熱意の程度を見ているのです。

面接で他社の選考状況を質問された際の答え方

面接で他社の選考状況を伝える際は、以下のような答え方がおすすめです。

現在は「ITによる地方活性化」を軸に、ITコンサルティング業界を中心に3社ほど選考を受けております。

そのなかでも、地域密着型で現場の課題解決に深く入り込む御社のスタイルに最も強く惹かれており、第一志望として考えております。面接を重ねるたびに社員の方々の熱意に触れ、ここで一緒に働きたいという想いが日々強まっています。

もし内定をいただけた際には、他社の選考をすべて辞退し、御社へ入社することを決めております。一貫した軸を持って就職活動を進めておりますが、御社で働くことで、自分のビジョンを最も実現できると確信しています。

他社の選考状況を回答する際は、原則として第一志望であることをアピールしましょう。複数の企業で甲乙をつけ難い場合は、その理由を伝えたうえで納得感のある回答を心掛けてください。

面接官も人を見るプロである以上、上辺だけの言葉は見抜かれる可能性が高いです。また、志望順位を正直に伝えることで、不安に思う点を解消できる話が聞ける場合もあります。

他社の選考状況を質問された際の答え方については、「面接で『他社の選考状況』を聞かれたときの答え方は?コツと例文を紹介」の記事もご覧ください。

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そのほかの面接でよくある質問

これまでに紹介した質問以外にも、時事問題や応募先の事業について聞かれることもあります。面接準備を万全にするために、以下の質問例も把握しておきましょう。

1.最近の気になるニュースについて教えてください

時事問題は、面接でよくある質問の一つです。「気になるニュースは何ですか?」「○○のニュースについてどう思いますか?」などの質問に慌てずに回答すると、社会への関心や論理的な思考力をアピールできるでしょう。

面接官が時事問題を質問する理由

時事問題は、社会への関心と論理的な思考力、そして自分の意見を分かりやすく伝えるスキルを見るための質問です。面接では、時事問題が志望業界や企業に与える影響を理解しているかを確認されます。

また、世の中で起こっている出来事に対してアンテナを張っているか確認するのも、面接官が時事問題について尋ねる理由の一つ。社会問題に関心をもつことは、入社後に業界の動向やトレンドを把握する能力につながります。

面接で時事問題を質問された際の答え方

面接で気になるニュースを聞かれたときの回答例は以下のとおりです。

私は、食品業界における「代替肉」の開発競争が激化しているというニュースに関心をもっています。なぜなら、環境問題と食糧問題という社会全体の課題解決に直結する取り組みであるためです。また、畜産業が環境に与える負荷や将来的なタンパク質の供給不足を考えると、人類の未来に関わる無視できないトピックといえます。

特に御社のような食品素材の研究開発に力を入れている企業にとって、代替肉のトレンドは大きなビジネスチャンスであり、同時に既存のサプライチェーンを見直す転換点にもなり得ると考えております。

私は、御社がもつ独自の風味・食感技術を応用することで、競合他社にはない高品質な代替肉製品を開発できると考えます。入社後、この分野の製品開発に携わり、新しい食の未来を創ることに貢献したいです。

選ぶニュースは、できるだけ志望業界や企業に関連が深いものにしましょう。企業への熱意と業界研究の深さを示せます。

また、幅広い視野をもつことも大切です。賛成意見と反対意見、メリットとデメリットの両方を理解していることを示すと、柔軟な思考力が評価されるでしょう。

就活の時事問題対策!面接で好印象を与えるニュースの選び方と話し方」の記事では、就活の時事問題対策についてまとめています。ニュースの選び方や話し方を確認したい方は、ぜひご覧ください。

2.弊社の事業で今後注力すべき分野は何ですか

面接では、会社の経営状況や採用活動について質問されることもあります。会社への関心度や入社意欲のアピールにつながるので、回答を準備しておきましょう。

また、事業内容に関連して、「当社の経営戦略について、あなたが考える強みと弱みは何ですか」「採用活動を通じて、当社の事業にどのような印象をもちましたか」といった質問をする企業もあります。

面接官が事業について質問する理由

面接官は、応募者の志望度合いや企業研究の深さ、キャリアプランを知るために、経営状況や採用活動について質問します。たとえば、企業理念や事業内容、業界内での立ち位置などを尋ねることで、会社の全体像を深く理解しているか判断しているようです。

面接で事業について質問された際の答え方

以下は、面接で「弊社の事業のなかで、今後もっと注力すべきだと思う分野は何だと思いますか?」と聞かれたときの答え方の例文です。

御社は現在、BtoB向けのクラウドソリューション事業に強みをおもちだと認識しております。非常に安定した収益基盤で、これが御社の大きな強みだと思いました。

今後注力すべき分野は、データ活用とセキュリティをセットにした新サービスだと考えます。現在のソリューションは利便性が高い一方、顧客企業からは機密データの取り扱いについて、より堅牢なセキュリティ対策を求める声が高まっています。

私は、大学で情報セキュリティについて学んでまいりました。入社後は、この知識を活かし、顧客が安心してデータを預けられる高付加価値なセキュリティパッケージの開発に貢献し、御社のさらなる成長に寄与したいと考えています。

面接で事業の今後について尋ねられたら、建設的な回答が必要です。弱点や改善点を指摘する場合でも、批判的な言い方にならないよう注意し、「○○という課題に対して、自分の△△という経験を活かして解決に貢献したいと考えています」と、前向きな提案を行いましょう

就活の面接対策をしたい!新卒におすすめの方法や頻出質問110選を紹介」では、面接に備えて知っておきたい質問を54個まとめています。より多くの質問を知って対策するために、参考にしてみてください。

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面接の最後によくある逆質問の意図と具体例

面接の最後に設けられるのが、「何か聞きたいことはありますか」という逆質問です。応募者の不明点や疑問点を解消する機会であるとともに、前向きな姿勢や志望度の高さをアピールできる最後のチャンスといえます。

以下で紹介する内容を踏まえて、自己PRにつながる逆質問を考えましょう。

面接官が逆質問を求める理由

面接官が逆質問の機会を設ける背景には、以下の内容が挙げられます。

・入社意欲の高さを判断したい
・コミュニケーション能力があるか知りたい
・自社とのマッチ度を判断したい

逆質問は、面接中で唯一の学生側から発言できる機会です。そもそも質問があるかどうか、どのように質問し、回答に対する受け答えができているかなどを確認し、自社が求める人材なのか判断しています。

逆質問では志望度の高さを示せるので、「特にありません」と答えてしまうのはもったいないこと。あらかじめいくつか考えておきましょう。

逆質問の具体例

逆質問にはさまざまなパターンがあります。以下では、ジャンル別に逆質問の例をまとめました。

業務内容に関する逆質問

・御社の××部門において、新卒1年目に求められる成果を教えてください
・△△さま(面接官)が、日々の業務で最もやりがいを感じる瞬間はどのようなときですか
・御社で成果を上げている方は、どのような考え方をもっていますか

企業の将来や経営に関する逆質問

・御社が今後最も強化していきたいと考えている事業分野は何ですか
・中長期経営計画において、新卒社員が特に貢献できる領域は何でしょうか
・××事業の今後の市場展開の戦略について、より詳しくお聞かせいただけますでしょうか

キャリアや研修に関する逆質問

・御社で3年後、部署の中核として活躍するために、今から準備しておくべきことはありますか
・入社後の研修は、どのようなスキル習得に焦点を当てて行われますか
・御社では、部署異動や職種変更の希望は、どの程度の頻度で考慮されるのでしょうか

求める人物像に関する逆質問

・入社された新卒社員の方々のなかで、特に活躍している方に共通する特徴は何ですか
・部署で仕事をするうえで、チームワークと個人の能力、どちらがより重視される傾向にありますか
・求める人物像の「意欲的な人」という要素を、具体的にどのような行動や振る舞いで示す方が多いですか

社風や企業風土に関する逆質問

・社員同士で仕事の悩みやフィードバックを行うための、定期的な場や仕組みはありますか
・企業全体の雰囲気を変えるため、最近導入された制度や新しい取り組みはありますか
・若手社員から新しいアイデアや改善案を提案しやすい環境を整えるための取り組みを教えてください

逆質問をする際は、自分が採用された場合を前提とした内容にしましょう。「自身の強みを活かして貢献できるか」「自分が挑戦したい部署に行けるのか」など、面接官に自分を採用するイメージを抱いてもらえる質問をするのがポイントです。

ただし、面接中に話したことや、調べれば分かる内容は避けましょう。「話を聞いていない」「企業研究が不足している」といったマイナス評価につながりかねません。

【面接質問集】就活でよく聞かれること40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事では、避けるべき逆質問の例も紹介しています。あわせてご覧ください。

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面接でよくある質問に回答するための対策

面接で頻出の内容について回答例を考える際は、自己分析や業界研究・企業研究などが欠かせません。ここでは、面接の質問に回答するにあたって必要な対策を紹介します。以下の内容を参考にして、入念な面接対策を行いましょう。

自己分析

自己分析は、就職活動において重要かつ基本的な対策です。自分がどのようなキャリアを構築したいのか、どのような企業で働くと満足度の高い人生を送れるのかなどを考えるにあたって、自身の性格の言語化や興味関心の棚卸しは欠かせません。

たとえば、漠然と「自分は傾聴力がある」と思っているだけの場合と、「サークルで調整役として皆の意見を聞いた経験から、傾聴力が身についた」と自負している場合では、面接官に与える説得力が異なります。自己分析でエピソードベースで自分の強みや価値観を明確にすることで、より面接官に響く回答ができるでしょう。

また、自己理解が曖昧だと回答内容がぶれやすく、一貫性に欠けてしまう恐れも。回答に一貫性と説得力をもたせるためにも、丁寧に自己分析を行いましょう。

自己分析のやり方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」のコラムで解説しています。

業界研究と企業研究

業界研究と企業研究も、質問への回答を考える際に欠かせない準備の一つ。就職活動の面接は企業と学生がマッチングする場です。企業の基本情報やどのような人材を求めているか知らなければ、企業にとって魅力的な人材であることを的確にアピールできません。

たとえば、スピード感があり失敗を恐れずに挑戦する風土の企業に対して、「慎重さが強みです」「じっくりと考えて結論を出します」といったアピールは逆効果でしょう。反対に、ちょっとしたミスが事業やお客さまに大きな打撃を与える仕事では、魅力的な強みになり得ます。

業界研究と企業研究を丁寧に行えば、上記のようなミスマッチを減らし、企業と自分自身の相性の良さを示すアピールが可能です。また、業界間や競合他社との差別化を意識して、「その企業でなければならない理由」を言語化したうえで志望する企業を選べば、志望度の評価にもつながります。

企業研究のやり方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」をご覧ください。

面接の流れを把握する

面接対策として、質問の流れを把握しておきましょう。就活の面接では、質問される内容は大まかにパターン分けでき、以下の順番で聞かれる傾向にあります。

・自己紹介
・志望動機
・自己PRや長所短所
・ガクチカ
・逆質問

面接の流れを頭に入れておくと、過去の経験談や自己PRなど最も伝えたいエピソードをどこで詳しく話すべきか、全体の流れのなかで戦略的に構成できるでしょう。

また、予期せぬ質問が出ても、「今はこういう流れだから、この話題と関連付けて話そう」と冷静に対応する余裕が生まれます。

面接本番を想定して練習する

面接対策として欠かせないのが、本番を想定した練習です。普段とは異なる面接の雰囲気や慣れないビジネスの場は、どうしても緊張しやすいもの。模擬面接をしたり本番を想定して声に出して練習したりすることで、本番で緊張していても実力を発揮しやすくなります。

友人と面接官役を交代しながら練習したり、自宅で質問に回答する様子を動画撮影したりして準備を整えましょう。また、就職エージェントに面接対策をしてもらうのもおすすめです。

実際に発声しながら練習して場数を踏めば、緊張感は徐々に和らぐでしょう。

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面接でよくある質問の答え方に不安が残るあなたへ

面接対策を始めようとしても、「どんな質問をされるの?」「どう対策すべき?」と悩んでしまうと、なかなか行動に移せないもの。そのようなときは、まずはよくある質問について、企業が質問する意図や答え方の理解を深めるのがおすすめです。

「面接の質問から何を知りたがっているのか」「経験と紐づけて具体的に話すことでどんなメリットがあるのか」などを知ることで、それぞれの質問に対してどう対策するべきかが明確になります。質問への理解を深めるなかで、面接全体の目的や意義も明確になり、対策の筋道がはっきりするでしょう。

しかし、一人で面接対策をするのは簡単ではありません。「この対策方法で合っているか不安…」「一人ではどうすれば良いか分からない」と感じたら、就職活動に詳しい第三者に相談してみてください。

キャリアチケット就職エージェントでは、就職活動を専門にしているプロのキャリアアドバイザーが、就活生一人ひとりに対してきめ細やかなサポートを行います。面談では適性や価値観を明確にするために丁寧なヒアリングを行い、あなたならではの強みを明確にしたうえで求人を厳選してご紹介。膨大な求人のなかから、あなたと相性の良い企業をおすすめします。

さらに、企業の雰囲気や求める人物像などの情報を共有したうえで、あなたの魅力を伝えるための面接対策を実施。企業ごとの特徴を一緒に分析し、よくある質問について企業ごとにどう差別化するべきか、どんな強みやエピソードを伝えるべきかアドバイスします。

面接対策に自信のない方も、プロの手を借りて効率的に自分に合った企業への内定を獲得することが可能です。サービスはすべて無料のため、まずはお気軽にご相談ください。

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面接でよくある質問に関するQ&A

ここでは、面接でよくある質問に関する疑問にQ&A形式で回答します。面接に不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

Q.新卒の面接でよくある質問は?

A.新卒の面接では、学生時代の経験と将来への意欲を見る質問が中心です。特に、ガクチカや自己PR、志望動機は、よくある質問といえるでしょう。これらの質問を通して、人柄や意欲、企業とのマッチ度が測られます。

Q.最終面接でよくある質問は何ですか?

A.最終面接では、「入社への覚悟」と「価値観のマッチ度」を問われる質問が多くなります。具体的には、「あなたのキャリアプランを教えてください」「弊社の志望動機をもう一度教えてください」などの質問が中心です。

経営層が面接官となることが多く、企業理念や事業の将来について深く理解しているか、長期的に貢献する意思があるかを見極められます。

最終面接の対策は何をすればよい?頻出質問10選の回答例を解説」の記事では、最終面接の対策を紹介しているので、ぜひご参照ください。

Q.面接で出る面白い質問を教えてください

A.企業によってはよくある質問に加えて、「無人島に一つだけ持っていくなら?」「自由に使える100万円があったら何をする?」「象を冷蔵庫に入れる手順は?」などの質問が出る場合があります。

これらの質問は、予想外の質問にもその場で回答できる対応力を確認するほか、アイスブレイクや人柄の確認などを目的に聞かれるようです。即座に回答できない場合は、「少々考えるお時間をいただけますか」と正直に伝え、自分の考えを正直に伝えましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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