面接でよくある質問20選を回答例付きで解説!就活成功のための対策も紹介

このページのまとめ

  • 面接でよくある質問は、「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」「逆質問」など
  • 面接でよくある質問に回答する際は、結論を最初に伝えて具体性を盛り込むことが重要
  • 面接では質問の意図を正しく汲み取り、会話のキャッチボールを意識しよう

面接でよくある質問20選を回答例付きで解説!就活成功のための対策も紹介のイメージ

「面接でどんな質問が出るか分からない」「うまく回答できる自信がない」と悩んでいる就活生もいるでしょう。新卒の面接では、志望動機や大学時代に頑張ったことなどが問われる傾向にあります。

この記事では、面接でよくある質問への回答例文や聞かれる理由、答える際のコツと注意点をまとめています。自信をもって面接に臨むために、よくある質問への回答を考えておきたい人は、ぜひご覧ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   
目 次

面接でよくある質問1.自己紹介

面接で必ずといって良いほど求められるのが、自己紹介です。盛り込む内容はほぼ決まっているため対策をしない人もいますが、第一印象を左右するのでしっかりと準備しておきましょう。

自己紹介を求められたら、以下の内容を伝えるようにしてください。

・大学名や学部、学科
・氏名
・大学時代に取り組んできたことの概要
・面接への意気込み

自己紹介は本人確認の意味合いもあるので、内容を深掘りする必要はありません。回答の長さに関しては、「30秒で自己紹介をしてください」といった指定がなければ、1分程度で回答しましょう。

なお、自己紹介に対して「○○さんについて教えてください」といった質問をされることも。
ほかにも、志望動機や自己PRを絡めた自己紹介を求められることもあるようです。

面接官が自己紹介を質問する理由

面接官が自己紹介を求める背景には、本人確認以外にも以下のような意図があります。

・学生の人柄を知りたい
・コミュニケーション能力の程度を知りたい
・面接に入る前のアイスブレイクを兼ねて話しやすい雰囲気にしたい

自己紹介を踏まえてより踏み込んだ質問がなされるため、リラックスして回答することを心掛けましょう。

面接で自己紹介を質問された際の答え方

自己紹介を求められた際は、以下の答え方を参考に回答しましょう。

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。 △△大学経済学部経営学科の△△と申します。

大学では主に中小企業の事業承継について研究しており、地域の中小企業の経営者の方々にヒアリングを重ね、その課題と解決策を分析するプロジェクトに力を入れて取り組みました。

この活動を通じて、現場のニーズを正確に捉え、粘り強く課題解決に取り組む力を身につけたと自負しております。課題解決力は、御社のソリューション営業において必ず活かせると確信しております。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介の際は、今までの経験やスキルをコンパクトに伝えたり、面接への意気込みや入社への意欲を付け加えたりしましょう。自己紹介の内容は、そのあとの質問に対する回答の際、話を膨らませるきっかけになります。

自分らしさが伝わる内容で、面接官の興味を惹きつけられれば好印象につながる場合もあるでしょう。

自己紹介の答え方については「就活の自己紹介を1分で伝えるコツは?作り方を例文付きで解説」の記事でも詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問2.志望動機

面接では志望動機もよくある質問の一つのため、自信をもって回答できるように準備しておく必要があります。

「弊社が属する業界を希望するのはなぜですか」「知名度が高くない弊社を志望する理由は何ですか」などの質問が出たら、回答を通して企業研究ができていることや入社への熱意を伝えましょう。

面接官が志望動機を質問する理由

面接官が志望動機を聞く意図としては、応募にあたってどれほどの熱意があるのかや、企業研究がどの程度できているのかを知りたいことが挙げられます。

企業は、学生とのミスマッチをできる限り減らしたいと考えるのが基本。長期間にわたって活躍してくれる人材を求めています。

そのため、志望動機を確認することで、自社のことを理解しているのか、他社ではなく自社で働きたい理由があるのかなどを見極めているのです。

面接で志望動機を質問された際の答え方

志望動機の答え方は、以下の内容を参考にしてみてください。

「地域の発展に貢献する」という企業理念に共感したため、御社を志望しました。

私は親の転勤が多く、県をまたぎさまざまな土地で暮らした経験があります。そこで感じたのが、町の発展度合いが地域によって全く異なる点でした。

そのようななか、ある地方都市で、家の近所に大型の商業施設が建てられることが決まり、急速に住宅やマンションが増え、近隣が栄えていく様子を見ました。

私は、「地域を発展させるには、土地や建物をどのように利用するかが重要だ」ということを実感し、不動産業界に興味をもつようになりました。

御社のビジネスは、地域の発展にきっかけを与えていると思います。御社のテナント事業や土地開発などを通して、私も地域の発展のために尽くしたいです。

志望動機を回答する際は、競合他社のなかからその企業を選んだ理由や、前提として志望企業が属する業界を選んだ理由を盛り込みましょう。志望する企業にしかない特徴や技術、製品などに触れると、他社との差別化がしやすくなります。

そのうえで、オリジナルのエピソードと入社後の抱負を盛り込み、自分を採用するメリットを伝えるのがおすすめです。

志望動機の答え方は「就活の志望動機例文24選!準備や印象に残るアピールのコツなども解説」の記事でも解説しています。例文も紹介しているので、考えるときのヒントにしてみてください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問3.自己PR

面接では、「1分間であなたの強みを教えてください」「あなたを採用するメリットを教えてください」などの質問で自己PRを求められるケースが多いです。自分自身をしっかりアピールできるように、質問への回答を考えておきましょう。

面接官が自己PRを質問する理由

面接官が自己PRを求める理由は、自社で活躍できる強みを備えているか、学生のスキルや能力が自社に適しているかを判断したいためです。また、自己PRを通じて入社意欲の高さも見られており、企業が求める人材にマッチするかも判断されています。

面接で自己PRを質問された際の答え方

自己PRを求められた際の答え方は、以下の内容を参考にしてください。

私の強みはリーダーシップです。インターンシップでは、グループワークを行う機会がありました。その際、私はリーダーとして立候補し、担当しました。

議論をしていると、あまり発言できていない人がいることに気がつきました。そこで私は、「△△と□□なら、どちらが良いと思いますか?」のように質問を投げかけ、少しでも発言できる機会を作るようにしました。

その後も、発言していない人に質問を投げかけ、話すきっかけを作った結果、全員が発言しやすい雰囲気ができました。フィードバックをしてくださった社員の方からも、「周囲に質問をする形で、発言を引き出したのは良かった」と褒めていただけました。

御社に入社後もリーダーシップをとり、率先して動くことでチームの力をより発揮させていきたいと思います。

自己PRを回答する際は、企業が求める人物像から逆算して、志望先にマッチする人材であることをアピールしましょう。単に能力やスキルを伝えるだけでは評価されにくいため、採用担当者の目線でアピールする内容を選ぶことが重要です。

また、強みが活きた経験やエピソードも欠かせません。強みに説得力をもたせるためにも、どのような目的で何に取り組み、その結果どのような実績がうまれたかを伝えましょう。

なお、アピールポイントは一つに絞ることをおすすめします。複数のアピールポイントを挙げると訴求力が弱まる可能性があるので、自分を魅力的に伝えられる項目に絞りましょう。

詳しくは、「就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」の記事でご確認ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問4.長所と短所

面接では、自己PRに関連して長所と短所を質問される場合もあります。自己PRと長所・短所の違いは以下のとおりです。

・自己PR:仕事で活かせるスキルや能力にフォーカスした自分の強み
・長所と短所:仕事だけでなく日常生活を含み、自身の性格的な特徴として挙げられるもの

面接では、「あなたの長所が発揮された具体的なエピソードはありますか」「あなたの短所は、仕事をするうえでどのように表れますか」質問されることもあります。長所や短所を裏付けるエピソードや短所との向き合い方も考えておきましょう。

面接官が長所と短所を質問する理由

面接で長所と短所を質問する理由としては、以下の内容が挙げられます。

・自己分析がしっかりできているかどうか知りたい
・どのような性格の持ち主であるか知りたい
・社風や自社の仕事の進め方などとマッチするか知りたい

すべての質問が「自社とマッチするかどうか」という点を判断するためのものです。取り繕うことなく、自覚している長所と短所をできる限り正直に伝えましょう。

面接で長所と短所を質問された際の答え方

面接で長所と短所を聞かれた際は、以下のように答えることをおすすめします。

長所の答え方の例文

私の長所は、継続力があることです。私は、小学校から大学までの16年間、ピアノを習っております。ほぼ毎日自宅での練習を欠かさずに行い、厳しいながらも的確なアドバイスをくださる先生のもとで技術を積んできました。

ときには、稽古の内容や先生の要求が厳しく、辞めてしまいたいと考えることもありました。しかしその度に、音楽の授業で私の伴奏を楽しみにしてくれる仲間や先生の顔が思い浮かび、ここで諦めてはいけないと自分を奮い立たせてきました。

社会人になってから大変なことがあったとしても、私の仕事を待ってくれている人がいることを励みにし、業務に取り組んでいこうと考えています。

短所の答え方の例文

私の短所は、任されたことへの責任感が強過ぎるあまり、タスクを一人で抱え込みがちな点です。

以前、アルバイトで手の空いている人がいたにもかかわらず、一人で大量のタスクを抱え込んだ結果、効率が悪くなり、チーム全体でより早く進められたはずの仕事に余計な時間をかけてしまった経験があります。

このとき、「一人で完結させることが美徳ではない」と痛感しました。それ以来、意識的にタスクの進行状況や量を周囲に共有し、「協力を仰いだほうがチーム全体にとってプラスになるか」という視点で判断することを徹底しています。

入社後も、報連相を徹底し、チーム全体の最適化を優先する姿勢で業務の効率化に貢献したいと考えております。

長所を回答する際は、仕事にどのように活かせるかを盛り込みましょう。
また、短所を回答するときはどのように改善したかを伝えることが重要です。「時間を守れない」「嘘をつく」のような、社会人としての素養を疑われるような内容は避けるようにしてください。

長所や短所を考えるときは、「自分の長所と短所は何?面接での伝え方を例文付きで紹介」の記事もご参照ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問5.趣味や特技

面接では、趣味や特技について質問されることもよくあります。例文や回答のコツを参考に、本当に好きなものや得意なことをアピールできるように準備を整えましょう。

面接官が趣味や特技を質問する理由

面接官が趣味や特技について質問するのは、学校生活やアルバイト経験などからは見えにくい応募者の価値観や人柄を知るためです。

趣味や特技には、個性が反映されると考えられています。「企業文化に合うか」「ほかの社員とうまくやっていけるか」などを判断したい場合、面接官は趣味や特技について尋ねるでしょう。

また、趣味や特技の質問はアイスブレイクのために活用されることも。応募者の緊張をほぐし、素の一面を知るためにも趣味や特技について質問されることがあります。

面接で趣味や特技を質問された際の答え方

面接で趣味や特技を聞かれたら、以下の例文を参考に答えましょう。

趣味の答え方の例文

私の趣味は週末のジョギングです。学生時代から5年間続けており、毎週日曜日には約10kmのコースを走っています。

ジョギングは、目標を設定し、継続して努力する大切さを教えてくれました。最初は5km走るのも大変でしたが、今では体調管理の一環として欠かせません。

この計画的な継続力と目標達成への意欲を、御社での営業活動における目標達成に向けて活かしていきたいと考えております。

特技の答え方の例文

私の特技は英語です。大学2年生のときに留学し、日常会話だけでなくビジネスレベルでのコミュニケーションができます。

英語力を身につける過程で、毎日欠かさず学習を続ける継続力と、文化や考え方の違う人と臆せず話す適応力を養いました。御社の海外事業に携わる機会があれば、英語力と適応力で貢献したいと考えています。

面接では、趣味や特技そのものではなく、そこから得られた学びやスキルについて詳しく話しましょう。仕事内容と結びつけて話すと評価してもらえる可能性があります。

また、ポジティブに伝えることも大切です。たとえば、ゲームが趣味の場合は「遊んでいる」ではなく、「戦略を立てる論理的思考力が養われた」といったアピールを心掛けましょう。

面接で趣味について質問されたら?好印象を与える回答を例文付きで紹介」の記事では、面接で趣味について聞かれたときの答え方を解説しているので、参考にしてみてください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問6.性格や価値観

性格や価値観は、応募者が企業に馴染めるかを判断する材料になるため、面接でよくある質問の一つです。具体的な質問例や答え方を参考に、自分らしさが伝わる回答を考えましょう。

なお、面接では「集団でのあなたの立ち位置を教えてください」「あなたを動物に例えると何ですか」「尊敬する人はいますか」などと質問されることも。面接対策として、これらの質問の答えも考えておきましょう。

面接官が性格や価値観を質問する理由

性格や価値観について面接でよく質問されるのは、企業文化やチームへの適応力、入社後の活躍度を測るためです。

面接官は性格や価値観の質問を通し、「自己理解が深まっているか」「自社の求める人物像と合致しているか」を見極め、入社後のミスマッチを防ごうとします。

面接で性格や価値観を質問された際の答え方

面接で性格や価値観について質問されたら、以下の回答例を参考に答えましょう。

私が大切にしている価値観は、他者への貢献です。自分の行動が誰かの役に立つことに喜びを感じます。御社の『顧客第一』という理念は、私の価値観と一致しており、営業職としてお客さまの課題解決に尽力したいと考えています。

企業の採用情報や社風を調べ、求められる人物像に合わせて回答しましょう。志望動機や自己PR、ガクチカなどで話している内容と矛盾がないように、回答に一貫性をもたせることが大切です。

履歴書でも性格について説明が求められることがあります。書き方は、「履歴書の『自覚している性格』の書き方は?特徴別10の例文を交えて解説!」の記事でご確認ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問7.メンタル

メンタルに関する質問は、企業で安定して活躍できるかを見極める重要なポイントです。「ストレスを感じたとき、どのように対処しますか」「周りの人から注意を受けて傷ついた経験を教えてください」などの質問では、困難な場面でも前向きに取り組めることをアピールしましょう。

面接官がメンタルを質問する理由

面接官がメンタルに関して質問するのは、応募者がストレスやプレッシャーに対してどのように対処するか知るためです。

仕事では、ストレスやプレッシャーを感じたり、難しい問題に直面したりすることがあります。メンタル面に関する質問で、困難な状況に直面したときにどのように立ち向かい、乗り越えていくかを判断しているようです。

面接でメンタルを質問された際の答え方

面接でメンタルについて質問されたときの回答例は以下のとおりです。

私は、自分の努力が結果に結びつかないときにストレスを感じます。対処法は、ストレスの根本的な原因を分析し、具体的な対策を立てることです。

たとえば、資格試験の勉強で壁にぶつかり、なかなか成績が伸びなかった際に強いストレスを感じた経験があります。

そのとき、成績が上がらない理由を分析し、インプット中心でアウトプットが不足していることに気づきました。すぐに過去問演習の時間を増やした結果、資格の取得につながりました。

感情的になる前に原因を突き止め、解決に向けた行動を起こすことで、ストレスを次に改善すべき課題へと変えています。この習慣は、仕事で困難に直面した際にも活かせると考えています。

メンタルに関するよくある質問には、ポジティブに答えることを心掛けましょう。ストレスを感じても前向きに乗り越えられることを伝えるのがポイントです。

また、具体的なエピソードを交えるのもうまく答えるためのコツ。「頑張った」「大変だった」と抽象的な表現は避け、具体的な行動を伝えることで人柄もアピールできます。

メンタルに関するよくある質問の回答を準備する際は、「就活で聞かれる『人生で一番つらかったこと』はどう答える?例文つきで解説」の記事もご一読ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問8.会社の経営や採用活動

面接では、会社の経営状況や採用活動について質問されることもあります。会社への関心度や入社意欲のアピールにつながるので、回答を準備しておきましょう。

会社の経営状況について面接でよくある質問は、「当社の経営戦略について、あなたが考える強みと弱みは何ですか」「弊社の事業のなかで、今後もっと注力すべきだと思う分野は何だと思いますか」などです。

採用活動について「当社の採用活動を通じて、どのような印象をもちましたか」と質問されることもあるでしょう。

面接官が会社の経営や採用活動を質問する理由

面接官は、応募者の志望度合いや企業研究の深さ、キャリアプランを知るために、経営状況や採用活動について質問します。

たとえば、企業理念や事業内容、業界内での立ち位置などを尋ねることで、会社の全体像を深く理解しているかを判断しているようです。また、採用活動に対する率直な感想を聞き、今後の新卒採用に役立てたいという意図もあるでしょう。

面接で会社の経営や採用活動を質問された際の答え方

以下は、面接で「弊社の事業のなかで、今後もっと注力すべきだと思う分野は何だと思いますか?」と聞かれたときの答え方の例文です。

御社は現在、BtoB向けのクラウドソリューション事業に強みをおもちだと認識しております。非常に安定した収益基盤で、これが御社の大きな強みだと思いました。

今後注力すべき分野は、データ活用とセキュリティをセットにした新サービスだと考えます。現在のソリューションは利便性が高い一方、顧客企業からは機密データの取り扱いについて、より堅牢なセキュリティ対策を求める声が高まっています。

私は、大学で情報セキュリティについて学んでまいりました。入社後は、この知識を活かし、顧客が安心してデータを預けられる高付加価値なセキュリティパッケージの開発に貢献し、御社のさらなる成長に寄与したいと考えています。

面接で経営や採用活動について尋ねられたら、建設的な回答が必要です。弱点や改善点を指摘する場合でも、批判的な言い方にならないよう注意し、「○○という課題があると思いますが、自分の△△という経験を活かして、解決に貢献したいと考えています」と、前向きな提案を行いましょう。

経営に関する質問には、経営戦略や財務状況、競合他社との違いなど、詳しい企業情報をもとに回答し、志望度の高さをアピールします。

採用活動への意見は、感謝を述べたうえで、「他社と比較して○○が分かりやすかったが、△△についてもっと知りたかった」と具体的な事実を述べると、企業への貢献意識が伝わるでしょう。

企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事では、企業研究の方法をまとめているので、面接の準備としてお役立てください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問9.時事問題

時事問題は、面接でよくある質問の一つです。「最近気になるニュースは何ですか?」「○○のニュースについてどう思いますか?」などの質問に慌てずに回答すると、社会への関心や論理的な思考力をアピールできるでしょう。

面接官が時事問題を質問する理由

時事問題は、社会への関心と論理的な思考力、そして自分の意見を分かりやすく伝えるスキルを見るための質問です。面接では、時事問題が志望業界や企業に与える影響を理解しているかを確認されます。

また、普段から社会で何が起こっているか、アンテナを張っているかを確認したいことも、面接官が時事問題について尋ねる理由の一つ。社会問題に関心をもつことは、入社後に業界の動向やトレンドを把握する能力につながります。

面接で時事問題を質問された際の答え方

面接で気になるニュースを聞かれたときの回答例は以下のとおりです。

私は、食品業界における「代替肉」の開発競争が激化しているというニュースに関心をもっています。

環境問題と食糧問題という社会全体の課題解決に直結する取り組みだと思い、このニュースに興味をもちました。畜産業が環境に与える負荷の大きさや、将来的なタンパク質の供給不足を考えると、代替肉技術は非常に重要です。

特に御社のような食品素材の研究開発に力を入れている企業にとって、代替肉のトレンドは大きなビジネスチャンスであり、同時に既存のサプライチェーンを見直す必要も生じさせると思っています。

私は、御社がもつ独自の風味・食感技術を応用することで、競合他社にはない高品質な代替肉製品を開発できると考えます。入社後、この分野の製品開発に携わり、新しい食の未来を創ることに貢献したいです。

選ぶニュースは、できるだけ志望業界や企業に関連が深いものにしましょう。これにより、企業への熱意と業界研究の深さを示すことができます。

また、幅広い視野をもつことも大切です。賛成意見と反対意見、メリットとデメリットの両方を理解していることを示すと、柔軟な思考力が評価されるでしょう。

就活の時事問題対策!面接で好印象を与えるニュースの選び方と話し方」の記事では、就活の時事問題対策についてまとめました。ニュースの選び方や話し方を確認したい人は、ぜひご覧ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問10.大学の専攻内容

面接では、大学で専攻している分野や内容について質問されることもあります。アイスブレイクとして質問される場合もあれば、職種によっては専攻している内容を詳しく聞かれる場合もあるでしょう。

大学の専攻内容は、初見の人には聞き馴染みがない場合も多く、説明の仕方には工夫が必要です。以下の内容を踏まえて、どのような答え方をすべきか把握しておきましょう。

面接官が大学の専攻内容を質問する理由

面接官が大学の専攻内容を質問する理由としては、その学科や専攻で何を学びたいと思っているのかや、応募者がどのようなことに興味を抱いているのかを知りたいことが挙げられます。

大学の講義は、知的好奇心を探求する機会ともいえるため、どのような目的意識をもって学んでいるのかを知りたいという狙いもあるでしょう。

面接で大学の専攻内容を質問された際の答え方

面接で大学の専攻内容を尋ねられた際は、以下のような答え方を参考にしてみてください。

私は現在、△△大学工学部の都市社会工学科で、都市計画の歴史や変遷などについて学んでいます。

もともと建築物やインテリアに興味があり、より大規模で、インフラの整備を兼ねた都市計画について学んでみたいと思ったのがきっかけでした。

エリアによっては、景観を維持するために電線を地中に埋めて都市計画を進める場合もあり、場所によって発展の歴史が異なる点に面白みを感じています。

現在専攻している内容を社会インフラ整備にまつわる事業に活かせると思ったことから、御社を志望いたしました。

大学の専攻内容を伝える際は、分かりやすい表現や言葉選びがポイントです。さらに、その分野に対する自分の考えや、何を学んでどのようなスキルが身についたかまで伝えられると、自己PRにもつながるでしょう。

大学で学んだことは自己PRでもアピールできます。「自己PRに勉強を使った例文11選!差別化して学業をアピールする方法」の記事も参考に、学んだことのアピール方法を考えてみましょう。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問11.学業以外の取り組み

面接では、学業以外の取り組みについても問われる可能性が高いです。具体的には、「学業とそれ以外の活動を両立させるうえで工夫したことは何ですか」「アルバイトの経験から、仕事で活かせることがあると思いますか」などの質問が出るでしょう。

面接官が学業以外の取り組みを質問する理由

面接官は、応募者が以下の活動を通じて、何か得たものはないか、入社後に活かせるスキルの習得につながっていないかなどを知りたいと考えています。

・部活動やサークル活動
・ボランティア
・アルバイト
・海外旅行

時間の融通がきく学生時代だからこその経験や活動から、応募者の行動力や積極性、バイタリティなども見られているのです。

面接で学業以外の取り組みを質問された際の答え方

面接で学業以外の取り組みを質問された際は、以下の答え方を参考にしましょう。

私は、学業以外で部活動に注力してきました。部活動を通じて得られたのは、人への気遣いの大切さです。

大学時代は、サッカー部でマネージャーを務めていました。マネージャーの基本的な業務は部員の体調管理や部室の掃除、ユニフォームの洗濯などです。

また、サッカー部の部員は毎日朝練や放課後の活動に励んでいたため、私は基本的な業務のほかに、差し入れの調達や親睦会の企画も行っていました。毎日練習を頑張っている部員の励みに少しでもなれば、と考えてのことです。

その成果が実り、部員たちは忙しいながらも活動を楽しむようになり、大会で準優勝も果たしました。部員からは、「マネージャーのおかげで練習が楽しくなった」という言葉もかけてもらいました。

この経験を御社でも活かし、キャリアアドバイザーとしてお客さまが楽しく働けるようサポートしていきたいと考えています。

学業以外の取り組みも一種の自己PRと考え、企業が求める人物像から逆算して、アピールできそうな内容を盛り込むことが大切です。何に取り組んできたかが具体的に伝わるよう、エピソードには厚みをもたせましょう。

締めくくりには入社後にどのように活かせるかを盛り込むことで、説得力のある内容にまとまります。「『学生時代頑張ったこと』でアルバイト経験をアピールする6つの方法を解説」の記事も参考に、学業以外に頑張ったことをまとめておきましょう。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問12.ガクチカ

面接において高確率で質問されるのが、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)です。先述した学業や学業以外の取り組みを含めて、最も力を入れたことを回答します。

ガクチカの内容は自己PRと重複する可能性が高いものの、それぞれを問われる場合もあるようです。なるべくエピソードが被らないように、ガクチカと自己PRの内容は別々に用意しておきましょう。

面接官がガクチカを質問する理由

面接官は、ガクチカの回答を通じて以下の点などを見極めています。

・困難にどのように立ち向かってきたのか
・物事に対してどのような向き合い方をしているのか
・物事に取り組む姿勢は自社の社風や働き方にマッチするか

学生時代に頑張ったこととして回答する内容である以上、取り組む姿や姿勢には応募者の性格が色濃く反映されるものです。面接官は、ガクチカの回答を通じて応募者が自社で活躍する姿をイメージしていると考えておきましょう。

面接でガクチカを質問された際の答え方

面接でガクチカを質問されたときは、以下のような答え方をするのがおすすめです。

私が学生時代に力を入れたことは、飲食店でのアルバイトです。働いていた店舗は、関東エリアで顧客満足度が50店中45位と低く、お客さまからのクレームが多いという問題がありました。

当時はマニュアルがなく、接客が属人化していることが原因だと考え、バイトリーダーだった私はマニュアル作成を行いました。マニュアル作成で重視したのは、接客がうまい社員やお客さまからの声を反映させることです。

また、完成したマニュアルをスタッフ全員で読み合わせる機会を月に一度設けて、全員の意識統一を図りました。その結果、半年後の顧客満足度調査では3位となり、大幅に改善できました。

この経験から、大きな問題に直面しても諦めず、自分のできることを探して取り組む大切さを実感しています。

ガクチカを回答する際は、努力の背景にあるモチベーションや問題意識に触れましょう。目的をもとに行動したことやその結果を数字でアピールできると、説得力やインパクトをもたせられます。

エピソードを通じて何を学び、入社後にどのように活かせるかを伝えて、自分を採用するメリットをアピールしましょう。

なお、ガクチカでは学業に関連していなくても構いませんが、ギャンブルや法律に抵触するような事柄は避けてください。また、ほかの回答と同様に話題は一つに絞り、アピールしたいことが伝わりやすくなるように心掛けましょう。

ガクチカは、エントリーシートでも求められる傾向にあります。「ガクチカとは?評価される書き方や例文18選を紹介!」の記事を参考に、書き方も確認しておきましょう。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問13.過去の成功経験

過去の成功経験に関する質問は、強みや得意なことをアピールできるチャンスです。成功体験を面接官に伝えて、仕事での活躍を具体的にイメージしてもらいましょう。

面接官が過去の成功経験を質問する理由

面接官は、応募者が入社後にどのような形で企業に貢献し、成果を上げられるかを確認するために成功体験について質問します。

具体的には、「どのような状況で力を発揮するのか」「成功につなげるための計画性や実行力はあるか」を把握する意図があるようです。

面接で過去の成功経験を質問された際の答え方

面接で過去の成功体験を聞かれたときは、以下の回答例を参考に答えましょう。

私が最も成功したと感じる経験は、大学2年生のときにボランティア団体を立ち上げ、一年間で約50名のメンバーを集めて地域のお祭りへの企画参加を実現したことです。

成功の最大の要因は、目標達成のための徹底した計画性だと考えています。まず、メンバーの確保、活動資金の調達、広報活動という3つのフェーズに分け、それぞれに期限と数値目標を設定しました。

特に、初期の認知度向上が課題だったため、SNSでの投稿に加え、地域のイベントに積極的に足を運び、地道な対話を通じて参加を募りました。この計画の細分化と粘り強い実行力があったからこそ、目標を達成できたと思います。

この経験で培った粘り強さと人を巻き込む力を、御社の新規事業開発においても活かしたいです。

過去の成功体験について面接で回答する際は、具体的な数字を盛り込むことがコツ。「売上を20%向上させた」「参加者を100人集めた」など、客観的な数値を交えてアピールしましょう。

また、「○○という自分の強みと、△△という具体的な工夫があったから成功できた」と、成功要因を自己分析して論理的に説明するのも大切です。

成功体験が見つからない場合は、「就活の面接で誇れる成功体験が思いつかない…見つけ方や大学生向けの例文を紹介!」の記事も参考にしてみてください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問14.過去の失敗経験

面接では、過去に失敗した経験を質問される場合もあります。社会人になるとさまざまな仕事を経験し、その過程では思うようにいかないこともあるでしょう。その際、失敗から学ぶ姿勢があるかどうかは、入社後の成長速度を大きく左右します。

企業側の意図を把握したうえで、どのような内容を伝えるべきか理解しましょう。

面接官が過去の失敗経験を質問する理由

企業が過去の失敗経験を質問するのは、経験を学びに変える力や姿勢を持ち合わせているかどうかを知るためです。「失敗した」という気持ちがうまれるということは、本気で取り組んだ経験が前提にあります。

その失敗に対して、どのように乗り越えたのか、何を学んで次に活かしているのかを聞いて、学生の向上心を見ているのです。

面接で過去の失敗経験を質問された際の答え方

過去の失敗経験を面接で質問されたときは、以下のような答え方をするとよいでしょう。

私の挫折経験は、語学留学で目的を見失ったことです。

英語力を上げるためセブ島の学校に通いましたが、生徒は日本人ばかりでした。日本語が飛び交う環境のなか、何のために留学したのか分からなくなり、一時は帰国を考えるほど落ち込みました。

しかし、英語力の向上という本来の目的を思い出し、自分で挑戦の場を作ることを意識しました。

マンツーマンの授業を多く取り、日本人以外の学生に積極的に話しかけ英語を使う機会を増やしました。ほかにも、現地のボランティア活動に参加し、作業を通して日常会話を学んだのも挑戦の一つです。

結果として英語力が上達し、学校から成績優秀賞をもらうことができました。この経験から、既存の方法にこだわらず、柔軟にアプローチする大切さを学びました。今後も、失敗を恐れず積極的にチャレンジし、自身の可能性を広げていきたいです。

過去の失敗談を回答する際は、失敗した具体的な内容を最初に伝え、どのように対処したのか、何を学んで次に活かすのかを盛り込みましょう。論理的な文章構成を意識して、強みのアピールにつなげることが大切です。

なお、失敗経験が思い浮かばない場合は、過去に苦労した経験や辛かった経験でも構いません。失敗や挫折を味わったことがないと回答すると、面接官から「自己分析が足りていないのでは」「自分の行動を振り返る習慣がないのでは」などと思われる可能性があります。

失敗した経験が思い浮かばない人は、「挫折経験が見つからない人必見!探し方や面接でのアピール方法【例文8選】」の記事も参考にしてみてください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問15.就活の軸

面接では、就活の軸に関して質問されることも比較的多いといえます。エントリーする企業を選ぶ際は、何かしらの基準があるでしょう。就活の軸がブレていると、面接の回答に一貫性をもたせづらくなるため注意が必要です。

なお、面接では「企業を選ぶ際に大切にしている価値観はありますか」「複数の業界を志望しているようですが、どのような選び方をしていますか」という質問で就活の軸を聞かれることもあります。

面接官が就活の軸を質問する理由

面接官が応募者の就活の軸を質問する理由は、双方の価値観のマッチ度や自社の志望度の高さを知りたいからです。就活の軸をもとに自社を選んだことが分かればミスマッチが起きる可能性が下がり、長期的な活躍が期待できます。

就活の軸は、学生の根本的な考え方を反映するもので、質問への回答を通じて人柄を慎重に見極めたいという意図があるのです。

面接で就活の軸を質問された際の答え方

面接で就活の軸を聞かれた際は、以下のような答え方を参考にしてみてください。

私の就活の軸は、2つあります。1つ目は「お客さまとの距離感が近いこと」です。

私は昨年、御社の長期インターンシップにて、Webサイト運営を担当させていただきました。サイト運営では、お客さまからの要望や感謝の気持ちがダイレクトに届きます。

お客さまからしても、顔が見えないぶん、本音を伝えやすいという面があるように感じました。顧客のニーズを肌で感じることができ、貴重な経験となりました。

2つ目は、「スピード感のある環境」です。インターンシップでは、お客さまにもらった意見をすぐにチームで共有し、必要性があれば速やかに改良をしていく体制に心を打たれました。

御社が提供するソリューションサービスは常に顧客に寄り添い、リアルタイムでの改善を重ねています。私もこの企業の一員として、仕事に邁進したいと考え、志望いたしました。

就活の軸を回答する際は、軸をもとに志望先の企業を選んだことが伝わるよう、エピソードを交えて説得力をもたせるのがポイントです。エピソードを交えることで、就活の軸がほかの学生と似通ったとしても、オリジナリティのある内容として伝えられます。

また、就活の軸が定まっていれば各質問への回答もブレなくなるでしょう。就活の軸が明確に定まっていない場合は、「就活の軸一覧100選!納得がいく決め方や面接での答え方を例文付きで解説」の記事を参考に考えてみてください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問16.入社後にしたい仕事

「弊社に入社後にしたい仕事はありますか」は、新卒の面接でよくある質問の一つです。企業について深く理解していることを伝え、意欲をアピールしましょう。

面接官が入社後にしたい仕事を質問する理由

面接官が「したい仕事はありますか」と質問するのは、応募者の入社意欲を確認したり、事業内容や職種への理解度を測ったりするためです。

具体的なビジョンをもっている就活生は、仕事に対して意欲があり、企業や職種に対して深く理解していると考えられます。ミスマッチのリスクが低く、早期に戦力となってくれる可能性が高いため、面接で高評価を得られるでしょう。

面接で入社後にしたい仕事を質問された際の答え方

以下は、面接で入社後にしたい仕事を質問された際の回答例です。

入社後は、御社のBtoB向けクラウドサービス新規顧客開拓の営業職に挑戦したいと考えております。

私は大学時代にサークルでスポンサー獲得を担当した際、ニーズを深く掘り下げ、信頼関係を築くことに大きなやりがいを感じました。

特に、御社のクラウドサービスは導入企業に本質的な業務改善をもたらすものであり、その価値を広めることに貢献したいという強い熱意があります。

私の強みである相手の潜在的な課題を見つけ出す傾聴力と、論理的な提案力を活かし、まずは3年以内に新人トップの営業成績を達成するのが目標です。将来的には、新しい市場での御社のプレゼンス向上に貢献したいと考えています。

面接で入社後にしたい仕事に関する質問に回答するときは、具体的な部署名や事業、職種名を挙げてリアルな目標を話しましょう。単なる願望で終わらせず、「その仕事をすることで、企業にどのように貢献できるか」という視点も盛り込みます。

説得力のある回答をするには事前の企業研究が必須です。企業の中期経営計画や主要事業に沿った内容を話すことで、理解度の深さをアピールできるでしょう。

したい仕事が見つからない場合は、「やりたい仕事が見つからない原因とは?自分に合う仕事を見つける方法」の記事で対処法をご確認ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問17.キャリアプラン

選考がある程度進むと、「5年後どうなっていたいですか」「どのようなポジションで活躍したいですか」とキャリアプランについて質問される機会が増えるでしょう。応募者がどの程度長期的な視点をもって就活に臨んでいるのかを判断する意図があります。

面接官がキャリアプランを質問する理由

企業が応募者のキャリアプランを質問する理由として、以下の内容が挙げられるでしょう。

・自社でどのように活躍していきたいと考えているのか知りたい
・自社についてどの程度理解しているのか知りたい
・仕事を通じてどのように成長していきたいか知りたい
・応募者が描くキャリアを自社で実現できるか判断したい

自社で長期にわたって活躍してもらうためにも、応募者のキャリアプランを把握して、ミスマッチが起きないかをチェックしています。

面接でキャリアプランを質問された際の答え方

キャリアプランの答え方は、以下を参考にするとよいでしょう。

私は、10年後には御社の会計事務をマネジメントする立場として、部下の指導や育成をしたいと考えています。

私は縁の下の力持ちとしてサポートに徹する役回りをすることが多く、大学ではラクロス部のマネージャーをしていました、細かい部分にも目を配りながら、一つひとつの仕事を丁寧に行い、広い視野でチームをサポートするのが得意です。

御社でも私の強みを活かし、1日でも早く業務を覚えて組織全体の効率アップに貢献するのはもちろん、仕事の幅を広げて御社に欠かせない存在になりたいです。

生産性の高い働き方ができる人材の育成は、企業の存続に欠かせないと考えています。私の強みを日々磨き、10年後には後輩社員の育成を通じて、御社にさらに貢献していきたいです。

キャリアプランについて回答する際は、その企業で実現できる内容について触れましょう。企業研究ができていることをアピールできるのはもちろん、入社後のイメージをもってもらいやすくなります。

また、質問のされ方にもよりますが、10年・5年・3年などのスパンで目標を区切り、逆算しながら到達点について触れるのもおすすめです。短期的な目標ほど具体的になるため、キャリアプランもイメージしやすくなるでしょう。

キャリアプランの答え方は「キャリアプランの例文18選!面接での答え方や思いつかないときの考え方」の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問18.働き方や労働条件

面接では、企業に対する理解度と働くうえでの価値観を見るために、働き方や労働条件に関する質問が出ることもあります。「残業や休日出勤について、どのように考えていますか」といった質問の答え方に迷う場合は、ここで回答例を確認しておきましょう。

面接官が働き方や労働条件を質問する理由

面接官が働き方や労働条件について質問することには、以下の理由が考えられます。

・ミスマッチを防ぎたい
・働くうえでの価値観や仕事への姿勢を知りたい
・採用後の配属を考えたい

応募者が希望する働き方と企業の労働条件やポジションで求められる働き方が合致しているかを確認し、入社後のミスマッチを防ぐ意図があるようです。希望の働き方を聞き、配属先を検討するための材料にすることもあります。

面接で働き方や労働条件を質問された際の答え方

以下は、残業や休日出勤について尋ねられた場合の回答例を紹介します。

仕事の状況によりますが、基本的に業務の必要性に応じて柔軟に対応する考えでおります。

私の第一の目標は、チームの一員として責任を果たし、任された目標を達成することです。そのため、プロジェクトの納期前や、お客さまへの重要な提案準備など、成果を出すために必要な残業や休日出勤であれば、喜んでコミットいたします。

もちろん、日ごろから効率を意識して業務を進める努力はしますが、仕事への貢献を最優先したいと考えており、特に問題ございません。

働き方や労働条件を説明されたら、「残業はしたくない」といったネガティブな回答は避けましょう。「業務上必要であれば対応する」という責任感とプロ意識を示すことが大切です。

家庭の事情などでどうしても制限がある場合は、正直に事情を説明したうえで、「その制限がある中でも、成果を出すために人一倍努力する」という前向きな姿勢を添えましょう。

ブラック企業の見分け方とは?その特徴と対応策」の記事では、ブラック企業について解説しているので、働き方を考える際にご覧ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問19.他社の選考状況

面接では、他社の選考状況について質問される場合もあります。直接的に質問される場合もあれば、やや遠回しに聞かれたり、回答に困るような質問をされたりするケースもあるようです。

自社にマッチする人材を確保したいという狙いは各社で共通しているため、以下で紹介する理由や答え方の例を踏まえて、質問へのスマートな答え方を把握しておきましょう。

面接官が他社の選考状況を質問する理由

面接官が他社の選考状況を質問する背景には、「自社の志望度の高さを知りたい」「就活の軸にブレがないか知りたい」などの理由が考えられます。回答内容によっては、自社が第一志望ではないことを勘繰られる可能性もあるでしょう。

一方、明確な軸をもとに選考を受けていれば、そのなかでも志望先の企業の優先度が高いことをアピールできる場合もあります。

いずれにせよ、他社の選考状況を確認し、自社に対する熱意の程度を見ているのです。

面接で他社の選考状況を質問された際の答え方

面接で他社の選考状況を伝える際は、以下のような答え方がおすすめです。

現在、△△を活かせる企業を3社ほど受けております。

面接を通して御社の魅力を深く知ることができ、また、どの面接官の方と話しても「一緒に働きたい」と感じるばかりです。面接を重ねるたびに志望度が上がっており、△△を活かせる御社を第一志望としております。

他社の選考状況を回答する際は、原則として第一志望であることをアピールしましょう。複数の企業で甲乙をつけ難い場合は、その理由を伝えたうえで納得感のある回答を心掛けてください。

面接官も人を見るプロである以上、上辺だけの言葉は見抜かれる可能性が高いです。また、志望順位を正直に伝えることで、不安に思う点を解消できるような話が聞ける場合もあります。

他社の選考状況を質問された際の答え方については、「面接で『他社の選考状況』を聞かれたときの答え方は?コツと例文を紹介」の記事もご覧ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問20.逆質問

面接の最後に設けられるのが、「何か聞きたいことはありますか」という逆質問です。応募者の不明点や疑問点を解消する機会でありながら、逆質問を通じて姿勢が評価される場合もあります。

逆質問の仕方によって最終的な評価が異なる場合もあるため、以下で紹介する内容を踏まえて、自己PRにつながる内容を考えましょう。

面接官が逆質問を求める理由

面接官が逆質問の機会を設ける背景には、以下の内容が挙げられます。

・入社意欲の高さを判断したい
・コミュニケーション能力があるか知りたい
・自社とのマッチ度を判断したい

逆質問は、面接中で唯一の学生から面接官に話しかける機会です。そもそも質問があるかどうか、どのように質問をし、回答に対してさらに受け答えできるかなどを通じて、自社が求める人材なのかをチェックしています。

逆質問では志望度の高さを示せるので、「特にありません」と答えてしまうのはもったいないこと。あらかじめいくつか考えておきましょう。

逆質問の具体例

逆質問にはさまざまなパターンがあります。以下では、ジャンル別に逆質問の例をまとめました。

業務内容に関する逆質問

・御社の◯◯部門において、新卒1年目に求められる成果を教えてください
・◯◯さま(面接官)が、日々の業務で最もやりがいを感じる瞬間はどのようなときですか
・御社で成果を上げている方は、どのような考え方をもっていますか

企業の将来や経営に関する逆質問

・御社が今後最も強化していきたいと考えている事業分野は何ですか
・中長期経営計画において、新卒社員が特に貢献できる領域は何でしょうか
・◯◯の今後の市場展開の戦略について、より詳しくお聞かせいただけますでしょうか

キャリアや研修に関する逆質問

・御社で3年後、部署の中核として活躍するために、今から準備しておくべきことはありますか
・入社後の研修は、どのようなスキル習得に焦点を当てて行われますか
・御社では、部署異動や職種変更の希望は、どの程度の頻度で考慮されるのでしょうか

求める人物像に関する逆質問

・入社された新卒社員の方々のなかで、特に活躍している方に共通する特徴は何ですか
・部署で仕事をするうえで、チームワークと個人の能力、どちらがより重視される傾向にありますか
・求める人物像の「意欲的な人」という要素を、具体的にどのような行動や振る舞いで示せる人が多いですか

社風や企業風土に関する逆質問

・社員同士で仕事の悩みやフィードバックを行うための、定期的な場や仕組みはありますか
・企業全体の雰囲気を変えるため、最近導入された制度や新しい取り組みはありますか
・若手社員から新しいアイデアや改善案を提案しやすい環境でしょうか

逆質問をする際は、自分が採用された場合を前提とした内容にしましょう。自身の強みを活かして貢献できるかや、自分が挑戦したい部署に行けるのかなど、面接官に自分を採用するイメージを抱いてもらえる質問をするのがポイントです。

面接中に話したことや、調べれば分かる内容は質問しないようにしましょう。話を聞いていないことを伝えてしまうだけでなく、企業研究の不足が露呈してしまうため、質問内容には気をつけてください。

就活面接の逆質問例50選!質問を考える際のポイントや準備方法も解説」の記事も参考にして、複数の質問を用意しておきましょう。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問に答えるときのポイント6選

面接ではさまざまな質問がされますが、結論から端的に回答したり、数字を交えて具体性を盛り込んだりするなどのポイントは共通しています。ここでは、面接のあらゆる質問に共通する、答え方のポイントをまとめました。

以下の内容を踏まえて、面接のよくある質問への回答を考えてみましょう。

1.結論から回答する

面接の質問に対しては、結論を最初に答えることを徹底してください。なぜなら、最初に結論を伝えることで、今から何について話すかを明らかにできるからです。

たとえば、自己PRについて質問された際は、「私の強みは、初対面の人でも会って1分で打ち解けられるコミュニケーション能力の高さです」のように回答しましょう。

起承転結のような結論を最後に伝える答え方は、結局何が言いたいのか分かりづらいため、面接では不向きとされています。面接の質問に対しては、最初に結論を伝えて、二文目以降で内容を補足していく答え方がおすすめです。

2.具体性を盛り込む

面接の質問に答える際は、行動の結果をできる限り具体的に盛り込みましょう。冒頭で結論を伝えただけでは、面接官に「その根拠は何があるのだろうか」と思われてしまいます。回答に説得力をもたせるには、数字や実績などの客観的な結果が欠かせません。

たとえば、自己PRで継続力の高さをアピールする際は、以下のような内容を盛り込むと説得力のある回答になります。

・資格取得のために、帰宅してから毎日2時間の学習を1年間継続した
・部活でレギュラーを獲得するため、毎日1時間の自主練を2年間欠かさずに行った
・部屋の状態をきれいに保つため、毎日寝る前の5分間は片付ける時間にしている

具体的なエピソードは回答の差別化にもつながるので、質問に答える際は客観的事実や数字などの実績を盛り込みましょう。

3.質問の意図を正しく汲み取る

質問への答え方で意識したいのが、面接官の意図を正しく汲み取ることです。質問の意図に沿った回答ができないと、「入社後のコミュニケーションに支障があるのではないか」と懸念されかねないので注意しましょう。

厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、新卒者を正社員として採用するにあたり、企業が重視した点は以下のとおりです。

選考にあたり重視した点 重視した企業の割合
職業意識・就業意欲・チャレンジ精神 79.3%
コミュニケーション能力 74.8%
マナー・社会常識 58.6%
組織への適応性 53.2%
体力・ストレス耐性 36.2%
業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許や語学力) 30.4%
柔軟な発想 29.3%
学歴・経歴 22.4%
従順さ、会社への忠誠心 20.1%
業務に役立つ就業経験・訓練経験 14.7%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合

新卒の学生の採用活動を行った企業は、7割以上がコミュニケーション能力を重視していました。専門知識や学歴と比べても、コミュニケーション能力が重視されていることが分かります。

また、コミュニケーション能力を重視する企業の割合は、2013年調査で67.0%、2018年調査で71.1%と継続して高いことも分かりました。コミュニケーション能力をアピールするためにも、「面接官が知りたいことは何か」を常に考えながら答えることが大切です。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

4.面接官と会話のキャッチボールをする

面接への臨み方や答え方として、面接官との会話のキャッチボールを意識するとよいでしょう。

新卒の就活では、即戦力となる実践的なスキルよりも、長期的に活躍できるポテンシャルを秘めているかが重視される傾向です。そのため、面接官は面接中のやりとりから、学生のコミュニケーション能力がどの程度あるかを見極めています。

面接では質問への意図を汲み取ったうえで、テンポ良く回答するのが重要です。一方的に話し過ぎたり、求めていない内容まで回答したりすると、面接官からの評価が下がる可能性があるので気をつけましょう。

5.声のボリュームやトーンを上げる

面接中は、声の大きさやトーンを意識的に上げることも大切です。小さな声で回答すると、自信のなさそうな印象を与えてしまいかねません。

特に、一次面接における第一印象は、今後の採用の可否を左右する可能性もあります。自信のある印象を抱かれるよう、声のボリュームとトーンは上げるようにしましょう。

話すスピードは意識的にゆったりと

緊張する場面では、普段よりも早口になりがちです。早口になってしまうと面接官も聞き取りにくく、「何を言いたいか分からない」と評価が下がる可能性もあります。ゆっくりとしたスピードで話すと、落ち着いた印象を与えられるでしょう。

6.口角を上げて面接官の目を見て話す

面接中は口角を上げて、面接官の目を見て話すことも重要です。目線が動くと自信がなさそうで、落ち着きのない印象を与えてしまう可能性があります。

相手の目を見て話をしたり聞いたりすると、自ずと本気度や真剣さが伝わるものです。面接においても、自分の思いや入社への熱意を面接官に伝えるために、目を見て話すことを意識しましょう。

面接では緊張して表情が固くなりがちなので、口角を上げる意識も大切です。口角が上がると柔らかい印象を与えられるうえに、リラックスした状態で面接に臨めるようになるでしょう。

就活の面接対策は何をする?具体的な方法とよく聞かれる質問50選」の記事では、就活の面接対策の方法をまとめています。面接を突破するために、ぜひお役立てください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問に回答するための対策

面接で頻出の内容について回答例を考える際は、自己分析や業界研究・企業研究などが欠かせません。ここでは、面接の質問に回答するにあたって必要な対策を紹介します。以下の内容を参考にして、入念な面接対策を行いましょう。

自己分析

自己分析は、就職活動において重要かつ基本的な対策です。自分がどのようなキャリアを構築したいのか、どのような企業で働くと満足度の高い人生を送れるのかなどを考えるにあたって、自身の性格の言語化や興味関心の棚卸しが欠かせません。

質問への答え方を考える際も、自己分析がしっかりとできていないと回答内容がブレてしまいます。回答に一貫性と説得力をもたせるには、定期的な自己分析が必須です。

・強み
・長所と短所
・就活の軸
・キャリアプラン

具体的に言語化できない場合は、改めて自己分析をやり直すといった工夫も必要になります。

業界研究と企業研究

業界研究と企業研究も、質問への回答を考える際に欠かせない準備です。就職活動は企業と学生がマッチングする機会であり、企業の基本情報やどのような人材を求めているか知らなければ、自分を魅力的にアピールできません。

志望動機や就活の軸、キャリアプランを答える際も、業界全体や企業理解ができていなければ回答に説得力をもたせるのは難しいでしょう。

業界間や競合他社との差別化を意識して、「その企業でなければならない理由」を言語化できるように、志望業界と志望企業の研究を行うことが大切です。

面接の流れの把握

面接対策として、質問の流れを把握しておきましょう。就活の面接では、質問される内容は大まかにパターン分けでき、以下の順番で聞かれる傾向にあります。

・自己紹介
・志望動機
・自己PRや長所短所
・ガクチカ
・逆質問

一般的な面接の流れを頭に入れておくと、過去の経験談や自己PRなど、最も伝えたいエピソードをどこで詳しく話すべきか、全体の流れのなかで戦略的に構成できるでしょう。

また、予期せぬ質問が出ても、「今はこういう流れだから、この話題と関連付けて話そう」と冷静に対応する余裕が生まれます。

面接本番を想定した練習

面接対策として欠かせないのが、本番を想定した練習です。目上の人から質問されると誰もが緊張するため、面接準備が欠かせません。

友人と面接官役を交代しながら練習したり、自宅で質問に回答する様子を動画撮影したりして準備を整えましょう。また、就職エージェントに面接対策をしてもらうのもおすすめです。

実際に発声しながら練習して場数を踏めば、緊張感は徐々に和らぐでしょう。

就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、自己分析や企業研究、面接など就活の流れや方法を解説しています。就活が不安な人は、ぜひご一読ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問に回答する際の注意点

面接の質問に対しては、準備したテンプレートを暗記して答えたり、だらだらと回答したりするのは避けてください。ここでは、面接の質問に答える際の注意点を紹介します。面接官からの評価を下げないためにも、以下の点には気をつけてください。

回答を丸暗記しない

事前に用意した内容を暗記して、そのまま回答するのは避けましょう。用意した回答が質問とマッチしていない可能性もあり、的外れな回答になりかねません。

また、回答を丸暗記していると、少しひねった質問をされた際に答え方に悩む可能性があります。暗記した内容を答える様子が面接官に伝わる場合もあり、印象を下げてしまうこともあるでしょう。

あくまで回答の大枠を用意して、「どのような答え方をしたいか」という程度で準備しておくと臨機応変に対応できます。

回答が長くなり過ぎないようにする

質問に対する回答は、できる限りコンパクトにまとめましょう。面接では受け答えのテンポの良さがコミュニケーション能力の高さとして評価される場合もあり、詳し過ぎる受け答えは評価を下げる原因になりかねません。

面接では、分かりやすく伝えたりまとめたりする力も見られているため、だらだらと回答するのは避けましょう。回答時間の目安は、原則として1分程度がおすすめです。

実際、質問内容によっては30秒程度になることもある一方で、1分以上必要な場合もあります。状況に合わせて臨機応変に対応できると、落ち着きのある印象にもつながるでしょう。

就活の面接で聞かれる質問集40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事でも、面接でよくある質問を紹介しています。徹底的に面接対策をして内定を獲得したい方は、ぜひご覧ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問の答え方に不安が残るあなたへ

実際に面接でよくある質問への答えを考えようと思っても、「これで良いの?」と迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。

面接に自信がないと感じている方には、就職エージェントのキャリアチケットがおすすめです。キャリアチケットでは、専門のキャリアアドバイザーがあなたの就活をマンツーマンでサポートします。

企業や業界ごとの面接のポイントを共有できるため、応募先に合わせて対策を進められるのがメリットです。応募書類の添削やあなたに合う企業の紹介もしているので、就活に不安を感じている人は、ぜひキャリアチケットの利用をご検討ください。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

面接でよくある質問に関するQ&A

ここでは、面接でよくある質問に関する疑問にQ&A形式で回答します。面接に不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

Q.新卒の面接でよくある質問は?

A.新卒の面接では、学生時代の経験と将来への意欲を見る質問が中心です。特に、ガクチカや自己PR、志望動機は、よくある質問といえるでしょう。これらの質問を通して、人柄や意欲、企業とのマッチ度が測られます。

Q.最終面接でよくある質問は何ですか?

A.最終面接では、「入社への覚悟」と「価値観のマッチ度」を問われる質問が多くなります。具体的には、「あなたのキャリアプランを教えてください」「弊社の志望動機をもう一度教えてください」などの質問が中心です。

経営層が面接官となることが多く、企業理念や事業の将来について深く理解しているか、長期的に貢献する意思があるかを見極められます。

最終面接の対策は何をすればよい?頻出質問10選の回答例を解説」の記事では、最終面接の対策を紹介しているので、ぜひご参照ください。

Q.面接で出る面白い質問を教えてください

A.「無人島に一つだけ持っていくなら?」「タクシーの運転手は何人いるか?」「象を冷蔵庫に入れる手順は?」などの質問が出る場合があります。

これらの質問の狙いは、結論までのプロセスとコミュニケーション能力を見ることです。思考を言語化しながら、論理的に回答しましょう。

スマホで簡単!面接の受け答えを教えてもらう

   

本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

キャリアチケット就職について

キャリアチケット就職エージェントは、プロが一人ひとりの就活をサポートする無料のエージェントサービスです。