就職できる気がしないときの不安の解決策9選!悩む理由・共通する特徴も解説

このページのまとめ

  • 就職できる気がしない、と悩んだり焦ったりする就活生のほうが多い
  • 就職できる気がしないと感じた際は、現状を振り返って不安の原因を言語化させる
  • 入念な自己分析や企業・業界研究などをして行動量を増やせば、就活の不安は解決できる

就職できる気がしないときの不安の解決策9選!悩む理由・共通する特徴も解説のイメージ

「このままでは就職できる気がしない」「今の就活の進め方で本当によいのだろうか」などと悩む就活生も多いでしょう。「就職できる気がしない」という不安を解消するには、悩みのタネに向き合い、自己分析や企業研究といった適切な対策が欠かせません。

この記事では、就職できる気がしなくて不安な就活生に向けて、悩んでしまう理由や解決策などをまとめました。理想とする企業から内定を獲得したい人はぜひ参考にしてください。

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目 次

「就職できる気がしない」は新卒によくある悩み

初めて就職活動をする学生にとって、「就職できる気がしない」「このまま就活を続けて内定を獲得できるのだろうか」などと不安を抱くのは自然なことです。

新卒の就活は誰もが初めての経験であり、仕事に対する知識も少なくわからない部分も多いでしょう。就活が思うように進まず選考も突破できない状況が続くと、「就職できないのではないか」「自分には無理かもしれない」などと感じるかもしれません。

しかし、焦っても空回りするだけなので、まずは落ち着くように心がけてください。

1年を通して採用活動していたり、春・夏採用だけではなく、秋採用をメインにしたりする企業もあります。諦めなければ就職のチャンスは必ず来るので、目の前の出来事に真剣に取り組んでいきましょう。

ほとんどの学生は内定を獲得できている

内閣府が発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」によると、大学4年生の9割が、6月までに内々定を獲得しているようです。

内々定を受けた時期。以下詳細

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(5p)

「就職できる気がしない」と考えてしまう気持ちも理解できますが、全員が同じような悩みを抱えながら努力していることを踏まえてコツコツと就活を続ければ、結果はついてくるでしょう。

なお、就職できる気がしなくて精神的に追い詰められた際は気分転換も大切です。就活での気持ちの切り替え方は「就活でくじけそうになったら?内定のために気持ちを切り替える4つの思考法」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

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就職できる気がしない方へのキャリアアドバイザーのアドバイス

大学選びや大学受験などは、入学したあとにどのようなことをするのか、同じ学生なので想像しやすかったかもしれません。しかし、就職活動は、企業の就業経験がないにもかかわらずその企業で働きたいという気持ちをアピールしないといけないため、不安な気持ちになるのは当たり前といえます。

1人で進めるとより不安が増大してしまうため、友人と一緒に進めたり、就職エージェントなどの相談できるサービスを活用するのがおすすめです。また、「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事では就活でよくある悩みを紹介しているので、併せて参考にしてください。

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新卒が「就職できる気がしない」と感じる5つの理由

ここでは、「就職できる気がしない」と考えてしまう理由を5つ紹介します。以下で紹介する理由をもとに、自分の悩みのタネを明らかにしていきましょう。

1.就活の進め方がわからない

就職できる気がしないと感じる一つに、「就活の進め方がわからない」という悩みがあります。就活の進め方に明確な正解がなく、就活生一人ひとりによって違うからです。

たとえば、自己分析や業界研究、インターンシップなど、やるべき準備や行動は数多くあります。また、時期についても大学3年生から始める人もいれば、大学4年生になってから始める人もいるでしょう。

就活の進め方が自由すぎるがあまり、自分はどうしたらいいのかわからなくなってしまいがちです。何をしていいかわからなくなり、就職できる気がしないと感じてしまうでしょう。

就活がわからないと悩んでいる人は、「就活がわからなくなってきたのはなぜ?対処法と大切にしたい考え方を解説」の記事で理由を紹介しているので、参考にしてみてください。

2.自己PRや志望動機が考えられていない

自己PRや志望動機が思いつかず、就職できないと感じる人もいます。何を伝えればいいのか、困ってしまう就活生は多いといえるでしょう。

自己PRに苦戦している場合は、自己分析を行うのがおすすめです。自分についての理解を深めることで、どのような魅力をアピールできるかに気づけるようになります。

志望動機が思いつかない場合は、業界研究や企業研究を行いましょう。業界や企業についてわからない状態で、企業を志望したいとは思えないのも当然です。

自己分析の進め方については、「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」の記事を参考にしてください。企業研究の進め方は「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しているので、こちらもチェックしておきましょう。

3.面接に苦手意識がある

面接に対する苦手意識も、就職できないと感じる理由です。面接を突破できないと感じると、就活と向き合いにくくなるでしょう。

面接への苦手意識をなくすためには、面接対策をしっかりと行うことが大切です。面接では聞かれる内容がある程度想像できるので、解答を準備しておくと安心して面接に参加できます。

また、模擬面接を行い、面接の雰囲気に慣れておくのもおすすめです。大学のキャリアセンターや就職エージェントで練習できるので、ぜひ相談してみてください。面接対策ができる場所については、「面接対策セミナーとは?学べる内容や申し込みできる場所を解説!」の記事で紹介しています。

4.選考が突破できない

書類選考や面接で不採用が続くと、「就職できる気がしない」と落ち込んでしまうでしょう。選考に突破できないと、「努力してもどうせうまくいかない」「どうすればよいかわからない」などと悩んでしまいがちです。

選考が突破できないときは、選考の反省をして次に活かしましょう。できていなかった部分の練習や対策を行うことで、同じ失敗を防ぐことが大切です。

5.内定が獲得できない

内定が一つももらえない状況が続くと、就職できる気がしないと焦ったり不安に思ったりします。特に、周囲の人が内定を獲得している姿を見ると、現状に対して悲観的に考えてしまうでしょう。

また、就活の軸が定まっていないと、内定から遠ざかってしまう原因になりえます。就活の軸の見つけ方については、「就活の軸とは?探し方のコツや具体的な方法を例文付きで解説」の記事を参考にしてみてください。

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就職できる気がしないと感じがちな学生の8つの特徴

ここでは、就職がなかなか決まらない人に共通する特徴を8つ紹介します。就職活動が思うように進んでいない人は、以下で紹介している特徴に当てはまっていないか確認してみてください。

1.就活の準備ができていない

就職がなかなか決まらない人は、総じて就活の準備ができていない傾向にあります。内定獲得に向けた準備を進められているか、もう一度下記の項目を確認してみましょう。

・自己分析
・業界研究
・企業研究
・就活の軸探し
・ESや履歴書対策
・Web試験対策
・面接対策

就活を成功させるためには、事前準備がどれだけできているかがカギになります。就活で必要な準備については、「就活準備はいつから?2026卒や状況別のスケジュールとやることを解説」の記事で解説しているので参考にしてください。

2.就活のマナーを守れていない

内定獲得までなかなか辿り着けない人は、就活のマナーについて一度振り返ってみましょう。身だしなみやビジネスマナーに欠けていると、不採用になってしまうケースもあります。

社会人としての基本的なマナーとともに、就活では面接時のマナーも見られているので、しっかり学んでおきましょう。面接で守るべきマナーについては、「就活の面接マナーとは?入退室時やWeb面接のマナーについても解説」の記事を参考にしてください。

3.アピール不足で印象に残りにくい

就職がなかなかできない人に共通する特徴として、書類選考や面接でうまくアピールできていない点が挙げられます。

企業は数百人単位で学生を見ているため、ほかの就活生と同じようなアピールをしていては差別化につながらず、面接で詳しく話を聞いてみようとは思ってもらえません。

たとえば、「私の強みはコミュニケーション能力の高さです」とアピールしても具体性に欠け、どのようなコミュニケーション能力かがわかりません。また、コミュニケーション能力をアピールする就活生は多く、差別化にもつながらないでしょう。

印象に残るアピールをするためには、「私の強みは、誰とでも1分で打ち解けられる雑談力の高さです」のように表現を変えたり、具体的なエピソードで経験を伝えたりするなどの工夫が大切です。

4.企業の求める人材と合っていない

アピール不足に関連して、アピールポイントが企業の求める人物像とずれている場合も、内定獲得が難しくなりがちです。

企業は新規採用に相当のコストをかけており、早期離職を防ぐためにも、自社にマッチする人材を確保したいと考えています。自分がアピールしたいポイントではなく、企業研究を踏まえて、どのような人材が求められているか理解したうえで魅力的に見える点をアピールすることが大切です。

また、企業の求める人物像に応じて、自己PRや志望動機の内容も工夫しましょう。行動力が求められる企業なら主体性や積極性、グループでの活動が求められる企業であれば協調性やコミュニケーション能力のアピールが適しています。

企業目線でアピールポイントを考えられると、内定獲得も徐々に近づくでしょう。

5.大手企業や有名企業ばかりエントリーしている

就職がなかなか決まらない就活生に共通するのが、大手企業や有名企業ばかりにエントリーしている点です。大手や有名企業は人気があり、全国から優秀な学生がエントリーするため、就職難易度が高くなります。

会社を選ぶ際は知名度や規模ではなく、業務内容や理念などが自分の理想と合っているかという点を重視し、中小企業やベンチャー企業も視野に入れて選びましょう。中小企業については「中小企業にはどんなメリットがある?大手企業との違いと合わせて解説」の記事を参考にしてください。

6.コミュニケーションに自信がない

就活が思うように進んでいない人の特徴として、コミュニケーションに自信がないことも挙げられます。

特に、面接においては、面接官の質問の意図を理解しながら適切な回答をし、自分の価値や適性をアピールしなければなりません。コミュニケーションに自信がないと、会話のキャッチボールができなかったり、自分の言いたいことをうまく伝えられなかったりして、選考に落ちてしまいます。

コミュニケーション力に自信のない人は、面接の頻出質問の回答を丸暗記するのではなく、重要なポイントだけを覚えておくようにしましょう。また、模擬面接では明るく大きな声で話すことを意識して練習するのがおすすめです。

面接でうまく話せないことに悩んでいる人は、「就活でうまくしゃべれない原因と面接下手の克服方法」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

7.行動量が足りていない

就職がなかなか決まらない人は、自分の行動量が不足している可能性も疑ってみてください。

手当たり次第にエントリーするのは避けたほうがよいですが、就活が本格化しているにもかかわらず、エントリー数が片手で数えられる程度の場合は内定獲得も難しいでしょう。

就職活動をうまく進めるにはある程度の失敗を前提に、経験を積むことが大切です。内定獲得のチャンスを物理的に増やすためにも、自身の行動量・取り組みを見直してみてください。

8.周りからアドバイスをもらっていない

就活生のなかには、周りからアドバイスをもらわず、我流で就職活動を進めていることが原因で内定獲得に至らないケースもあります。

就活は企業と学生がマッチングする機会で、会社が求める人物像に基づき、魅力的に映るように自己PRすることが大切です。自己分析や企業研究といった優先順位の高い対策をおろそかにしたり、Web試験や面接対策ばかりに時間をかけたりしてしまうと、価値観の合う企業と出会うのも難しくなるでしょう。

就活は自己理解と企業理解が重要であることを踏まえて、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどから効果的にアピールするコツを聞いたり、応募書類の添削を受けたりするなどしてみてください。第三者からの意見は積極的に取り入れるようにして、効率よく選考対策を進めましょう。

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就職できる気がしないときに知りたい企業の評価基準

就職できる気がしないと感じる場合、企業の評価基準を知ることも大事です。評価されているポイントを知り、アピールの方法を考えましょう。

自社の社風に合うか

企業が就活で重視している内容の一つが、「自社の社風に合うか」です。企業は長く働いてくれる人材を募集しており、ミスマッチを避けようとしています。

たとえば、企業の方針や従業員との相性のよい人材は、居心地がよく長く働けるでしょう。また、仕事内容が合っている人材も、働きやすいので長く勤務する傾向にあります。

就活では企業に合うかどうかも意識して、アピールを考えてみましょう。企業選びの段階で、自分に合う企業を探しておくことも大切です。

成果を残すポテンシャルがあるか

新卒採用の場面では、就活生のポテンシャルが評価されています。学生の場合は実際に仕事をした経験がなく、実績や成果では評価できないためです。

企業は就活生の強みやスキルを見て、「成長したら活躍できそうだな」と感じた人材を採用しています。「実績をアピールしないと」と焦るのではなく、自分の強みや物事への姿勢、考え方などのポテンシャルをアピールしてみてください。

社会人としての基礎力を持っているか

社会人としての基礎力があるかどうかも、就活で評価されているポイントです。学生時代から社会人に必要な素質を持っている場合、入社後の成長や活躍も早いといえます。

社会人の基礎力には、以下のような内容があてはまるので覚えておきましょう。

・コミュニケーションスキルがあるか
・時間や約束を守れるか
・素直に人の話を聞けるか
・責任感を持って仕事に取り組めるか
・論理的に物事を考えられるか
・感謝や謝罪を素直に伝えられるか

このような能力や素質は、社会人になる前から伸ばせる部分です。普段から意識して身につけておくと、就活でのアピールにつながるでしょう。

ビジネスマナーを身につけているか

基本的なビジネスマナーが身についているかどうかも、就活では評価されています。どの企業でも評価される部分なので、あらかじめ身につけておきましょう。

たとえば、敬語を使って話せているかどうかは、よく確認されている部分です。また、身だしなみや挨拶なども意識しておくべき項目でしょう。

就職活動のときから、学生であっても社会人らしさが求められています。どのようなビジネスマナーがあるかを勉強し、身につけるようにしておいてください。社会人に求められるマナーや心構えについては、「社会人としての心構えとは?具体例10選や面接での答え方を解説」の記事で詳しく解説しています。

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就職できる気がしないと悩んだときのおすすめ対策9選

ここでは、就職できる気がしないと悩んだときにおすすめな対策を9つ紹介します。取り組めるものから実践して、内定獲得に近づきましょう。

1.今までの就活を振り返る

「就職できる気がしない」という悩みが出てきた際は、まずは今までの就活を振り返ってみてください。

・選考に通った際の共通点
・選考に落ちた際の共通点
・選考に手応えがあったときの取り組み方
・今まで選考を受けた企業数や業界
・業界研究や企業研究にかけてきた時間

今まで行ってきた就職活動を一旦振り返ることで、「就職できる気がしない」と不安を抱く原因が明らかになるでしょう。

企業研究にかける時間の長さが選考を通過できるかどうか左右するとわかれば、各社の研究を熱心に行うべきです。まずは現状をしっかり整理することで、原因に対する対策を立てられるようになります。

2.自己分析を入念に行う

就職できる気がしないという不安を解消するには、自己分析が効果的な場合が多いです。

選考を突破するには企業に対する魅力的な自己PRが欠かせず、自分について理解が深まれば深まるほど、アピールできそうなポイントも見つけられます。

自己分析は就活の基本であるとともに、就活の軸やキャリア形成における指針を定めるためにも大切です。自己分析に苦戦している人は「自己分析が難しい・できないと思う人の特徴は?効率的な方法を紹介」の記事を読んでみてください。

3.業界研究を行い志望企業を考える

就職できる気がしないと思ったら、自己分析だけでなく業界研究も再度行って、自分がどのような企業を目指したいのか見直してみましょう。

志望業界は自分の興味関心を軸に決めがちですが、思いもよらない業界に適性があるかもしれません。現在の志望業界が実はミスマッチを起こしている可能性もゼロではないため、興味関心の輪を広げるつもりで業界研究を進めてみてください。

4.興味を持った企業の研究を行う

就職できる気がしないという不安への対処法として、企業研究を入念に行うのも効果的です。業界研究で興味を持った企業があれば、詳しく調べてみましょう。

・基本情報
・主力サービス
・業界におけるシェア
・競合他社との違い
・これから伸ばしていきたい分野

企業研究をする際は、競合他社との違いに着目するのが重要です。面接で聞かれることも多いため、「その会社に入りたい理由」を言語化できるようにしましょう。

企業研究の方法には、「Webサイト」「企業説明会」「OB・OG訪問」などがあります。特に、気になる企業の説明会は、Webサイトではわからない内容も聞けるのでおすすめです。

企業説明会とOB・OG訪問については、「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」や「就活におけるOB・OG訪問の役割とは?しておくべき質問やマナーも解説」を参考にしてください。

5.志望企業の視野を広げる

就職できる気がしないと思った際は、見ている志望企業の範囲を意識的に広げましょう。

・志望業界を広げる、または変える
・希望する職種を広げる
・企業規模や知名度にとらわれない
・勤務地を広げる

自分のやりたい仕事は現在希望する業界でなくてもできる場合もあるでしょう。就職の可能性を高めるためにも、複数の視点で志望企業の視野を広げるようにしてみてください。

6.ビジネスマナーをおさらいする

書類選考は通過する一方、面接の通過率が極端に悪いなどの場合は、ビジネスマナーもおさらいしましょう。

丁寧な言葉遣いを文章にすることはできても、実際に口にすると不自然だったり間違った表現を使っていたりして、面接でマイナス評価を受けている可能性もゼロではありません。

自分のビジネスマナーがどの程度備わっているか確認したい場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどを活用して、模擬面接をしてもらうのがおすすめです。客観的な目線でアドバイスをもらうことで、印象アップのコツも見つけられるでしょう。

7.就活関連イベントに積極的に参加する

就職できる気がしないときは、行動量を増やす対策として、就活関連イベントへの積極的な参加をおすすめします。

就職活動を前進させるには行動あるのみで、エントリー企業の持ち駒がなくならないようにすることも大切です。イベントに参加することで、ほかの就活生の姿を見てモチベーションの維持につながるケースもあります。

8.家族や友人に相談する

就職できる気がしなくてネガティブな感情が強い場合は第三者に相談して、アドバイスをもらうのもおすすめです。

自分では気づけなかった部分を指摘してもらえたり、新しい考えや向き合い方が思いついたりするでしょう。就活は一人で乗り越えようとせず、信頼できる人を頼りながら進めていきましょう。

9.就活関連サービスを利用する

「就職できる気がしない」という不安が募る場合は、就活関連サービスを利用して専門家に頼るのも一つの方法です。人によっては、家族や友人に就活のことを相談しづらいケースもあるでしょう。自分の進路に関しては、客観的な立場の人に相談したほうが、適切なアドバイスをもらえる場合も多いです。

今ではインターネット上で利用できるさまざまな就活関連サービスがあるので、積極的に活用して就活を乗り越えましょう。

なお、「就活したくない時はどうする?就職以外の選択肢とモヤモヤの解決策を解説」の記事では就職以外の進路についてまとめています。

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就職できる気がしない学生が利用すべき就活サービス

ここでは、就職できる気がしなくて不安が消えない学生におすすめしたい就活関連サービスを紹介します。以下で紹介する就活関連サービスも使いこなして、納得いく形で就職活動を終えましょう。

ES添削サービス

就職活動のなかでも選考初期のエントリーシートでつまずいている場合は、ES添削サービスを利用してみてください。

・誤字脱字がないか
・文章の論理展開に飛躍はないか
・その企業に響く内容になっているか
・エピソードは具体的であるか
・だらだらと説明していないか

ESはチェックすべき項目も多いため、自分以外の目で内容をみてもらうことをおすすめします。添削を受けることで完成度は飛躍的に上がるので、書類選考に自信がない人は添削サービスを必ず利用しましょう。

ESの添削を誰にしてもらうか悩んでいる人は、「ES添削は誰にお願いする?おすすめの依頼先10選・選び方・注意点も解説」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

面接対策サービス

書類選考は通過できても面接が思うように通過できない人は、面接対策サービスの利用がおすすめです。面接も回数を重ねるほど受け答えが上手くなるため、客観的なフィードバックはできる限り複数回受けるようにしましょう。

面接対策は、後述する新卒応援ハローワークや就活エージェントを中心に受けられるだけでなく、大学のキャリアセンターでも受け付けている場合もあるので確認してみてください。

OB・OGとのマッチングサービス

企業研究のためOB・OG訪問をしたい場合は、マッチングサービスの利用もおすすめです。自分の人脈を頼りにしたり大学のOB・OGに依頼したりするのが一般的ですが、うまくつながれないケースもあるでしょう。

現在は、企業のOB・OGと就活生をつなぐプラットフォームも充実しているので、面識のない先輩とつながってOB・OG訪問できるようになりました。

企業のリアルな働きぶりや就職前後のイメージの変化など、Webサイトではわからない情報を集めたい場合は、OB・OGとのマッチングサービスも活用してみてください。

新卒応援ハローワーク

就活に関する網羅的なサポートを受けたい人は、「新卒応援ハローワーク」の利用もおすすめです。

「ハローワーク=転職者が求人情報を探す場所」というイメージかもしれませんが、新卒応援ハローワークでは、新卒の学生向けに、応募書類の添削や面接対策などを行っています。

地元の求人情報の紹介もしているので、就職先の視野を広げたい人にもおすすめです。

逆求人サイト

就職先の視野をなかなか広げられない人は、逆求人サイトも利用しましょう。

「逆求人サイト」とは、サイト利用時にプロフィールを登録すると、内容を閲覧した企業の採用担当者から連絡が届く仕組みのサービスです。一度登録しておけば、意識していなかった業界の企業からアプローチを受けることもあるでしょう。企業から連絡を受けていることもあり、選考も比較的通過しやすい傾向にあります。

見ていなかった業界を意識するきっかけにもなるため、就職先を見つける視野を広げたい人は逆求人サイトも利用してみましょう。

就活エージェント

就職できる気がしなくて不安な気持ちが高まっている人は、就活エージェントを活用して具体的なアドバイスをもらうのがおすすめです。

就活エージェントは新卒就活のプロであり、豊富な知識と経験をもとに、内定獲得に向けた的確なアドバイスがもらえます。

・自己分析のサポート
・エントリーシートや履歴書の添削
・面接対策
・就活に関する不安や悩みの個別相談

希望に合う求人情報も紹介してもらえるため、内定獲得に向けたトータルサポートを受けたい人は、就活エージェントを利用するとよいでしょう。

就活の不安が拭いきれない人は「就活がつらい・しんどいときの対処法10選!時期別の理由と内定獲得のコツも解説」もご覧ください。

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就職できる気がしないと感じて不安なあなたへ

「このまま就活を続けて内定を獲得できるのだろうか」「選考が思うように通らなくて就職できる気がしない」などと不安を抱える人は多いです。

就活は初めての経験で、進め方に悩んでしまう場合もあるでしょう。このまま就活を進めてよいか不安な人は、キャリアチケットの利用がおすすめです。

就職エージェントであるキャリアチケットでは、新卒での就職を成功させるために、就職活動のあらゆるアドバイスを実施しています。

書類選考や面接対策、就活マナーのアドバイスなど、内定獲得に向けてサポートしているので、「就活をどうしたらよいかわからない」などと悩む場合は、ぜひキャリアチケットまでご相談ください。

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