就活のやることリストを作成してみよう!時期ごとに解説します

このページのまとめ

  • 就活ではやることリストを作っておくとスムーズに準備が進められる
  • 就活のやることリストには自己分析や面接対策などが必要
  • 就活のやることリスト作成に困るなら就活エージェントの活用がおすすめ

就活のやることリストを作成してみよう!時期ごとに解説しますのイメージ

内定獲得に向けて、就活でやることリストを作ろうと考えている人も多いでしょう。リストを作って行動を可視化しておくと、自分が何をすべきか整理できるのでおすすめです。

しかし、就活は初めての経験であり、リストに何を入れるか迷う人も多いはず。就活を成功させるために、何が必要かを知っておきましょう。この記事では、就活でやることリストに入れたい内容をご紹介します。

就活の効率の良い進め方について知りたい方は、「就活は何から始める?基本の進め方や効率良く終わらせるためのコツが分かる!」も参考にしてください。

就活のやることリストの作成方法を教えてもらう

   
目 次

就活を円滑に進めるにはやることリストが大事

就職活動をスムーズに進めるためには、何をする必要があるのか認識しておくのが大事です。自分がすべきことを整理するために、やることリストを作っておきましょう。

リスト化しておけばすぐに確認ができるため、「何ができているのか、何ができていないのか」が明確になります。まずは自分の状況を整理して、このあとに何が必要かまとめておきましょう。

就職活動の基本スケジュールは「就職活動はどうやれば良い?基本のスケジュールや準備方法を解説」の記事でご紹介しています。やることリスト作成の参考にしてください。

就活のやることリストの作成方法を教えてもらう

   

やることリスト作成に向けて就活のスケジュールを知っておこう

やることリストを作るために、就職活動の基本的な動きを確認しておきましょう。スケジュールを確認しておくと、内定獲得に向けて何が必要かが分かります。

ここでは、就職活動の基本的なスケジュールをご紹介するので、参考にしてみてください。

大学3年生の4~6月:就活に向けての準備スタート

大学3年生の4月ごろから、就職活動の準備を始めましょう。夏ごろにはインターンシップがあるため、参加に向けても準備しておくのがおすすめです。

この時期には、自己分析をしたり、サマーインターンシップで参加する企業選びをしたりしておきましょう。また、インターンシップのプログラムや実施時期など、詳細についても調べておくとスムーズに参加できます。

大学3年生の7~9月:サマーインターンの開催

大学3年生の夏休みごろは、サマーインターンシップの時期です。就活の軸を考えたり、企業選びの参考になったりするので、興味のある企業のプログラムには参加しておきましょう。

インターンシップに参加する場合、選考があるので準備が必要です。エントリーシート・履歴書といった書類選考や、面接に備えて準備しましょう。

インターンの選考については、「インターン選考には種類がある?ポイントや本選考への影響などを解説!」の記事で解説しています。

大学3年生の9~12月:秋・冬インターンの開催

大学3年生の秋や冬にも、インターンシップが開催されています。夏に開催していなかった企業が行う場合もあるので、チェックしておきましょう。また、夏に開催している企業も、プログラムが変わっている場合があります。

秋インターンについては「秋(オータム)インターンとは?参加するメリットや注意点を解説!」、冬インターンについては「冬のインターンは参加すべき?ウィンターインターンとは」ので記事で詳しく解説しています。インターンの時期ごとに違いがあるので、確認しておきましょう。

大学3年生の3月:エントリー解禁

大学3年生の3月ごろになると、経団連加入企業のエントリーが一斉に解禁されます。合同説明会や企業説明会なども開催されるので、興味のある企業の説明会には積極的に参加しましょう。

大学4年生の4~5月:書類・面接選考スタート

大学4年生の4月ごろになると、エントリーシートや履歴書の提出、面接などの選考がスタートします。選考が本格化する前に、準備しておきましょう。

また、選考では適性検査やWebテストを行う企業もあります。SPIや玉手箱などメジャーな適性検査を勉強したり、時事問題の対策を行ったりしてください。

適性検査の種類については「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」を、時事問題については「就活の時事問題はどう対策する?聞かれやすい問題はコレ」をご参照ください。

大学4年生の6月以降:内々定の獲得

6月ごろになると、内々定をもらう就活生も増えてきます。ただし、内々定を獲得したから終わりというわけではないので、納得するまで就活を続けて問題ありません。

内定時期については、「内定時期はいつごろ?早期に内定が出る企業と早めに獲得するためのコツを解説」を参考にしてください。

大学4年生の10月以降:内定式の開催

10月になると、内定式を行う企業が多くあります。内定式に参加し、就職まで社会人の準備を進めると良いでしょう。

もし、10月までに内定を獲得できていなくても、落ち込む必要はありません。秋採用や冬採用を行う企業もあるので、内定獲得を目指してチャレンジしましょう。

秋採用については「就活は4年生の秋からでも間に合う?秋採用で内定を獲得する方法を解説」、冬採用については「冬採用攻略法!他時期の採用との違いや特徴・対策など解説」の記事で詳しく解説しています。

就活のやることリストの作成方法を教えてもらう

   

就活の本格化までにやることリスト

就活が本格化するまでにやることリストは、以下のとおりです。

・自己分析
・業界研究
・企業研究
・インターンシップへの参加
・ビジネスマナーの勉強
・OBOG訪問
・就活エージェントへの相談
・証明写真の準備
・スーツや持ち物の準備

ここでは、就活の本格化までに終わらせておきたいことをご紹介します。

自己分析

就職活動の準備を始めるなら、自己分析から行ってみましょう。自己分析は就活の基本であり、「就職活動の軸探し」「企業選び」「履歴書やエントリーシート作成」などで必要になります。自己分析が不十分であれば、採用担当者に評価されるのは難しいでしょう。

自己分析の方法はいくつかありますが、過去の出来事を振り返り、自分の強みやスキルを探すのがおすすめです。エピソードが見つかれば、エントリーシートに書いたり、面接で伝えたりもできます。

自己分析の進め方については、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」の記事を参考にしてみてください。

業界研究

どのような企業にエントリーするか考える前に、業界について調べておきましょう。業界研究を行えば、「どのような業界があるのか」「業界にはどのような企業が属しているのか」「業界同士の関係性はあるのか」などを調べられます。

業界研究を行う場合は、業界研究セミナーに参加するのもおすすめです。幅広い業界を学べるセミナーもあれば、特定の業界に特化しているセミナーもあります。

業界研究の方法を知りたい就活生には、「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」の記事がおすすめです。

業界研究セミナーについては、「業界研究セミナーとは?気になる内容と参加するメリットを解説!」の記事でまとめています。

企業研究

企業研究を行い、自分に合う企業を探しましょう。企業についてよく調べておけば、自分をアピールしやすくなります。

企業研究を行う場合は、企業のWebサイトや採用ページを確認するのがおすすめです。また、四季報などの書籍で確認するのも良いでしょう。

企業研究の方法は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」を参考にしてください。

インターンシップへの参加

インターンシップに参加し、業界や企業への理解を深めておきましょう。春・夏・秋・冬と時期ごとに開催されているので、プログラムを確認しておくのをおすすめします。

夏インターンの場合は長期が多く、実際の業務を体験しやすいのがメリット。秋や冬は短期が多いので、複数のインターンに参加しやすいです。

どのインターンシップに参加するか迷う場合は、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」の記事をご一読ください。参加には選考が行われることもあるので、早めに準備しておきましょう。

ビジネスマナーの勉強

就活が本格化する前に、ビジネスマナーも身につけておきましょう。大学生であっても、就活期間では社会人と同じように扱われます。マナーの有無で印象が変わるので、勉強しておいてください。

ビジネスマナーは自分で勉強するのはもちろん、大学のキャリアセンターや就活セミナーでも教えてもらえます。また、就活エージェントにアドバイスをもらうのもおすすめです。

OB・OG訪問

興味のある企業がある場合は、OB・OG訪問を実施しておきましょう。実際に働く方の話を聞けば、入社へのモチベーションも上がります。また、聞いた内容をもとに、履歴書やエントリーシート作成もできるでしょう。

OB・OG訪問を行う場合、事前にアポイントを取るのがマナーです。たとえ知り合いであっても、マナーを守って依頼しましょう。

もし、知り合いのOB・OGがいない場合は、大学のキャリアセンターで紹介してもらえるかもしれません。志望企業に先輩がいないと諦めず、相談してみてください。

OB・OG訪問を行う場合は「就活で行うOB訪問とは?そのメリットと訪問時の注意点」の記事をチェックしておきましょう。

就活エージェントへの相談

就活エージェントを活用し、アドバイスをもらうのも良いでしょう。就職活動のプロに相談すれば、自分では分からなかったことに気づけるかもしれません。

また、就活エージェントの場合、就職活動全般のアドバイスをもらえるのがメリットです。自己分析の進め方はもちろん、エントリーシートや履歴書、面接対策なども万全にできます。

就活エージェントによっては、あなたに合う企業を紹介してくれることもあります。就職活動を効率良く進めたい方は、ぜひ相談してみてください。

証明写真の準備

履歴書やエントリーシート用に、証明写真も用意しておきましょう。エントリーが解禁すると準備が増えるので、余裕のある時期に写真も準備しておくのがおすすめです。

証明写真を取る方法は、「写真館」や「スピード写真」「自分で撮る」などがあります。写真の写りもチェックされるので、できれば写真館で撮ると良いでしょう。

スーツや持ち物の準備

就活で必要なスーツやバッグなども準備しておきましょう。身だしなみも印象に影響を与えるので、ビジネスマナーを守って準備を整えるのが大切です。

基本的には、次のような持ち物を準備しておくと良いでしょう。

・スーツ
・靴
・ネクタイ
・ビジネスバッグ
・印鑑
・腕時計
・名刺入れ
・スケジュール帳
・証明写真
・履歴書

早い人では、インターンシップの選考で必要になる場合もあります。慌てて準備しないように、あらかじめ用意しておきましょう。

就活で必要なアイテムについて知りたい場合は、「あると便利な就活アイテムとは?必需品とあわせてチェック」も参考にしてください。

就活のやることリストの作成方法を教えてもらう

   

就活のエントリー解禁後にやることリスト

エントリー解禁後には、説明会への参加や面接などの選考に向けて準備が必要です。エントリー解禁後にやることをご紹介するので、チェックしておきましょう。

合同説明会への参加

エントリーが解禁されたら、まずは合同説明会に参加してみましょう。合同説明会では複数の企業が集まるため、1日で複数の企業の説明を聞けるメリットがあります。

合同説明会は、業界関係なく開催されている場合や、業界を絞っている場合、特定の地域の企業が参加している場合などさまざまです。テーマが決まっていることもあるので、自分に合うものを選んで参加しましょう。

合同説明会について詳しく知りたい場合は、「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」の記事をご一読ください。

企業説明会への参加

興味のある企業が見つかったら、個別の企業説明会にも参加してみましょう。合同説明会よりも、企業について詳しく教えてもらえます。

企業によっては、説明会への出席が選考参加の条件になっていたり、説明会でエントリーシートが配られたりする場合もあります。履歴書やエントリーシート作成にも企業説明会の情報が重要になるので、選考に参加する意欲がある場合は、説明会にも参加しておきましょう。

企業説明会については、「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」の記事も参考にしてください。

履歴書の作成

選考に参加するためには、履歴書の準備が必要です。どの企業でも求められるので、書き方を勉強しておきましょう。

履歴書は市販されているものを使う場合が多く、内容はある程度決まっています。「名前や住所などの基本情報」や「学歴」「志望動機」「自己PR」などを記入するので、覚えておいてください。

履歴書はどこで買うの?と悩む就活生は、「履歴書は100均でもOK!選び方やきれいに書くポイントも解説!」を参考にしてください。迷う場合は、大学指定の履歴書が使いやすいのでおすすめです。
履歴書の書き方については、「就活の履歴書は何を書けば良い?履歴書の選び方から書き方まで解説します」の記事で詳しく解説しています。

エントリーシートの作成

履歴書とともに、エントリーシートも準備しておきましょう。エントリーシートの内容は企業ごとに違うので、企業の意図を考えて答えるのがコツです。

エントリーシートでよく聞かれる内容は、「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」「長所・短所」「趣味・特技」など。なかには、「無人島に一つだけ持っていくなら何か?」のような珍しい質問をする企業もあるようです。

エントリーシートの書き方や答え方については、「これだけ読めば、エントリーシートの書き方がすべて分かる!」の記事を参考にしてください。

面接対策

面接はどの企業でも実施されるので、対策を行いましょう。個人面接はもちろん、集団面接への対策も必要です。

面接対策をする場合は、模擬面接がおすすめです。実際の面接を想定しておけば、緊張も軽減されます。

模擬面接は一人ではできないので、家族や友人に面接官役を依頼しましょう。なお、就活エージェントや大学のキャリアセンターでも模擬面接を依頼できます。

一人でもできる面接対策については、「面接準備を完璧にしよう!必要な対策とマナーや持ち物などをご紹介」で解説しています。まずは一人で対策をしてから、模擬面接に臨んでみてください。

就活のやることリストの作成方法を教えてもらう

   

就活のやることリストが分からず困っているあなたへ

就活を効率良く進めるためには、やることリストを作成するのがおすすめです。リストがあれば行動が可視化されるので、次にやるべきことがすぐに分かります。

しかし、就活で準備することは多く、リストを作るのは難しいですよね。初めての就活では分からないことも多いでしょう。

就活のやることリストが作れずに困っている場合は、就活エージェントへ相談してみるのも良いでしょう。就職活動のプロのアドバイスを受けて、必要な行動を明確にしてみてください。

就活エージェントでは、就活についてのあらゆる相談ができます。エントリーシート対策や面接対策など、内定獲得に向けてのサポートが受けられます。

キャリアチケットでも、就活生一人ひとりに合わせたアドバイスを実施しています。就活をどのように進めるか悩む方は、ぜひご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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